JP2003215237A - 測角レーダ装置 - Google Patents

測角レーダ装置

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JP2003215237A
JP2003215237A JP2002009871A JP2002009871A JP2003215237A JP 2003215237 A JP2003215237 A JP 2003215237A JP 2002009871 A JP2002009871 A JP 2002009871A JP 2002009871 A JP2002009871 A JP 2002009871A JP 2003215237 A JP2003215237 A JP 2003215237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、2つのアンテナ受信強度に基づい
て検知対象物方向の角度を演算する測角レーダ装置にお
いて、その角度を精度よく求めることを目的としてい
る。 【解決手段】 送信アンテナ4から送信ビームを放射
し、検知対象物からの反射ビームを2つの受信アンテナ
5a,5bで受信する。受信ビームは、FM−CW送受
信装置7及びA/D変換器8を経由して信号処理装置1
4に入力される。そして、アンテナゲイン差補正部18
で、受信リファレンス信号メモリ部17から入力した受
信アンテナ5a,5bのゲイン差のデータで受信ビーム
強度を補正する。補正された受信ビームは、FFT処理
部19で周波数解析され、CFAR処理部20で所定の
閾値以上となるビーム強度が検知対象物からの成分とし
て抽出される。周辺ノイズ補正部21は、抽出されたビ
ーム強度から、その周波数近辺におけるビーム強度をノ
イズ成分として減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信ビームを放射
し、検知対象物で反射した反射ビームを指向角の異なる
2つのアンテナで受信し、その受信ビームの強度から検
知対象物方向の角度を演算する測角レーダ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種センサや通信を使用して車両の走行
をサポートしたり、道路状況の情報をドライバーや管理
者に通知したり、または有料道路の料金収受を車両が走
行したまま実施できるようにするという走行管理の構想
が進められている。それらの中で必要となる技術の一つ
に、走行する車両や障害物などの検知対象物の位置検出
があり、それを達成する手段としてレーダ装置が用いら
れていた。
【0003】従来、そのようなレーダ装置として、特開
2000−241537号(FM−CWレーダによる測
角装置)に示されるものがあった。図1は上記文献のレ
ーダ装置が使用される状況を示す概念図である。路上に
は車両1と車両2が走行しており、車両1に搭載された
FM−CWレーダ装置3が前方の路上に対して送信ビー
ムを放射し、異なる監視領域B1、B2からの電波を受
信する2つの受信アンテナを用いて、監視領域内を走行
する他車両2からの反射ビームを受信し、他車両2を検
出する様子を示している。
【0004】図6は、従来のFM−CWレーダ装置3の
構成を示すブロック図である。FM−CWレーダ装置3
は、送信ビームを車両前方に放射する送信アンテナ4、
送信ビームの中心方向に対して中心方向が左に傾いた監
視領域B1からの電波を受信する第1の受信アンテナ5
a、送信ビームの中心方向に対して中心方向が右に傾い
た監視領域B2からの電波を受信する第2の受信アンテ
ナ5b、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ
5bのどちらか一方を一定時間毎に交互に有効にする受
信アンテナ切り替えスイッチ6、常に送信ビームとして
FM−CW送信波を生成し、また受信ビームを信号処理
装置で処理可能な周波数に変換するFM−CW送受信装
置7、FM−CW送受信装置7が出力する受信ビーム強
度をディジタル変換するA/D変換器8、A/D変換器
8が出力する受信ビーム強度から監視領域にある検知対
象物の(相対)距離、(相対)速度、及び受信ビーム中
の検知対象物からの反射ビーム成分の強度を求める信号
処理装置9、移動する検知対象物を検出するときに発生
する誤差を補正する補正装置10および記憶装置11、
2つの受信アンテナ5a,5bで受信される反射ビーム
の強度が異なることを利用して検知対象物の方向、即ち
車両前方方向を基準とした検知対象物方向の角度を算出
する測角装置12から構成されている。
【0005】上記構成の従来技術のFM−CWレーダ装
置3において、信号処理装置9では、まずA/D変換器
8から入力した反射ビームの信号をFFT(高速フーリ
エ変換)などの手段を用いて周波数解析を行い、各周波
数におけるビーム強度を演算する。次に、CFAR(Co
nstant False Alarm Rate)などのスレッショルド設定
手段を用いて、ビーム強度が所定閾値以上となる周波数
を求めて、その周波数を検知対象物からの反射ビーム成
分の周波数とする。そして、求めた検知対象物からの反
射ビーム成分の周波数と、送信ビームの周波数の差を演
算してビート周波数を算出し、このビート周波数から検
知対象物の(相対)距離、および(相対)速度を演算し
て出力する。また、信号処理部9は、上記スレッショル
ド設定手段で所定の閾値以上となったビーム強度を、検
知対象物からの反射ビーム成分の強度として測角装置1
2に出力する。そして、測角装置12は、入力した強度
に基づき、検知対象物方向の角度を演算していた。
【0006】ここで、測角装置12で行う検知対象物方
向の演算について詳しく説明する。図7は、レーダ装置
3が監視領域にある検知対象物を検出するときの、送信
ビームの放射領域A、監視領域B1,B2、及び検知対
象物2を示す図である。図7のように、監視領域B1,
B2は、送信ビームの放射領域Aの中心方向に対して、
それぞれ左右に角度θずれた方向を向いているので、受
信アンテナ5a,5bの受信強度の特性は、それぞれ図
8(a)における曲線S,Tとなる。2つのアンテナ5
a,5bの受信強度A,Bの和(Σ)、差(Δ)、およ
び和と差の比(Δ/Σ)を、図8(b)に示す。比(Δ
/Σ)は、方向1と方向2の間の区間でほぼ直線とな
る。測角装置12はこの特性を利用し、信号処理部9か
ら入力した検知対象物からの反射ビーム成分の強度の比
(Δ/Σ)を求め、検知対象物方向の角度を演算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなレーダ装置3においては、受信アンテナ毎にゲイ
ンにばらつきがあるので、第1の受信アンテナ5aと第
2の受信アンテナ5bでゲインが異なり、図9に示すよ
うに第1、第2の受信アンテナ5a,5bの受信ビーム
強度は互いにそのゲイン差分ずれていた。このずれは、
受信アンテナ5a,5bを切り替えたときに、受信ビー
ム強度の変動となって現れていた。また、受信ビーム強
度には、検知対象物である他車両2からの反射ビーム成
分だけでなく、検知対象物周辺からのノイズ成分が含ま
れていた。したがって、測角装置が検知対象物方向の角
度を演算すると、その角度には上述の受信ビーム強度の
ずれ、およびノイズ成分による誤差があり、精度よく検
知対象物方向の角度を算出することができないという問
題があった。
【0008】本発明は、かかる問題を解決するためのも
のであり、2つのアンテナ受信強度に基づいて検知対象
物方向の角度を演算する測角レーダ装置において、検知
対象物方向の角度を精度よく求めることを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、送信ビー
ムを放射し、検知対象物で反射した反射ビームを2つの
アンテナで受信し、それらの受信ビームの強度から検知
対象物方向の角度を演算する測角レーダ装置において、
2つのアンテナのゲイン差のデータを保持する受信リフ
ァレンス信号メモリ部と、前記アンテナゲイン差のデー
タに基づき、2つのアンテナの受信ビーム強度のずれを
補正するアンテナゲイン差補正部と、を備えるものであ
る。
【0010】第二の発明は、前記レーダ装置は、目標信
号がノイズに埋もれるのを防止するため、受信ビームの
強度に基づき制御ゲインを演算し、受信ビームを増幅す
る自動利得制御を行い、前記受信リファレンス信号メモ
リ部が保持するアンテナゲイン差のデータは、前記制御
ゲインの値に対応したデータであり、前記演算した制御
ゲインに基づき、対応するアンテナゲイン差を選択し、
制御ゲインにより変化する受信ビーム強度のずれを補正
するものである。
【0011】第三の発明は、一方のアンテナが受信する
標準反射体からの反射ビームの強度と、他方のアンテナ
が受信する標準反射体からの反射ビームの強度の差を、
前記アンテナゲイン差として受信リファレンス信号メモ
リ部に書き込むゲイン差書き込み手段を備えたものであ
る。
【0012】第四の発明は、送信ビームを放射し、検知
対象物で反射した反射ビームを2つのアンテナで受信
し、受信した反射ビームを周波数解析して周波数毎のビ
ーム強度を演算し、所定の閾値以上であるビーム強度を
検知対象物からの反射ビーム成分の強度として抽出し、
抽出したビーム強度から検知対象物方向の角度を演算す
る測角レーダ装置であって、前記抽出したビーム強度か
ら、前記抽出したビーム強度の周波数近辺におけるビー
ム強度を減算する周辺ノイズ補正部を備え、前記周辺ノ
イズ補正部で減算されたビーム強度に基づき、検知対象
物の方向を演算するものである。
【0013】第五の発明は、前記周辺ノイズ補正部は、
前記抽出したビーム強度の周波数より、大きい周波数に
おけるビーム強度と、小さい周波数におけるビーム強度
のいずれか小さい方を、前記抽出したビーム強度から減
算するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の測角レーダ装置の実施の
形態について、以下に説明する。尚、以下の説明では、
FM−CW方式のレーダ装置について説明するが、本発
明はこれに限るものではなく、2つの受信アンテナの受
信ビームの強度から検知対象物方向の角度を求めるもの
であれば、他の種類のレーダ装置、例えばパルスレーダ
等であってもよい。
【0015】実施の形態1.図1は、実施の形態1に係
る測角レーダ装置が使用される状況を示す概念図であ
る。路上には車両1と車両2が走行しており、車両1に
搭載されたFM−CWレーダ装置13が前方の路上に対
して送信ビームを放射し、監視領域B1、B2からの電
波を受信する2つの受信アンテナを用いて、監視領域内
を走行する他車両2からの反射ビームを受信し、他車両
2を検出する様子を示している。
【0016】図2は、実施の形態1に係るFM−CWレ
ーダ装置13の構成を示すブロック図である。FM−C
Wレーダ装置13は、送信ビームを車両前方に放射する
送信アンテナ4、送信ビームの中心方向に対して中心方
向が左に傾いた監視領域B1からの電波を受信する第1
の受信アンテナ5a、送信ビームの中心方向に対して中
心方向が右に傾いた監視領域B2からの電波を受信する
第2の受信アンテナ5b、第1の受信アンテナと第2の
受信アンテナのどちらか一方を一定時間毎に交互に有効
にする受信アンテナ切り替えスイッチ6、常に送信ビー
ムとしてFM−CW送信波を生成し、また受信ビームを
周波数変換するFM−CW送受信装置7、FM−CW送
受信装置7の出力信号をディジタル変換するA/D変換
器8、A/D変換器8が出力する受信ビームの周波数及
び強度から監視領域にある検知対象物の相対距離、相対
速度、及び受信ビーム中の検知対象物からの反射ビーム
成分の強度を求める信号処理装置14、移動する検知対
象物を検出するときに発生する誤差を補正する補正装置
10および記憶装置11、2つの受信アンテナ5a,5
bで受信される反射ビームの強度に基づき検知対象物の
方向、即ち車両前方方向を基準とした検知対象物方向の
角度を算出する制御・測角装置15から構成されてい
る。
【0017】また、信号処理装置14は、受信固定ゲイ
ン決定部16、受信リファレンス信号メモリ部17、ア
ンテナゲイン差補正部18、FFT処理部19、CFA
R処理部20、周辺ノイズ補正部21から構成されてい
る。
【0018】本実施の形態では、FM−CW送受信装置
7が内部で、検知対象物からの目標信号がFM−CW送
受信装置7内で発生するノイズに埋もれないようにする
ために一般的に用いられている手段である自動利得制御
(Automatic Gain Control)を行っている。即ち、A/
D変換器8が出力する受信ビームの強度を、制御・測角
装置15が一定周期でサンプリングし、絶対値が最大と
なった受信ビーム強度を受信固定ゲイン決定部16に出
力する。受信固定ゲイン決定部16が、その受信ビーム
強度の最大値から自動利得制御の制御ゲインを演算して
FM−CW送受信装置7に送り、FM−CW送受信装置
7が入力した制御ゲインで受信ビームを増幅する処理を
行っている。
【0019】また、本実施の形態の測角レーダ装置13
では、第1の特徴的事項として、2つの受信アンテナ5
a,5bのアンテナゲイン差による受信ビーム強度のず
れを補正する処理を行っている。その処理について説明
する。
【0020】受信固定ゲイン決定部16が、自動利得制
御の制御ゲインを演算してFM−CW送受信装置7に送
るのと同時に、制御ゲインに対応するアドレス信号を受
信リファレンス信号メモリ部17に送る。受信リファレ
ンス信号メモリ部17は、図3に示すように、2つの受
信アンテナ5a,5bのそれぞれに対応したメモリを備
えており、制御・測角装置15から入力する受信アンテ
ナ切替え信号に基づき現在使用している受信アンテナに
対応するメモリを選択している。それぞれのメモリ上に
は、一定のアドレス間隔毎に制御ゲインに対応した補正
データが保存されている。そして、受信固定ゲイン決定
部16から入力したアドレス信号が指定するアドレスに
保存されている補正データを読み出し、アンテナゲイン
差補正部18に出力する。
【0021】次に、アンテナゲイン差補正部18では、
入力した補正データXを基に、補正値n=10Log
10(X)(単位:dB)の演算を行い、この補正値n
をA/D変換器8から入力する受信ビーム強度(単位:
dB)に加算する。このような処理により、自動利得制
御の制御ゲインに対応した補正データでアンテナゲイン
差に起因する受信強度のずれが補正される。尚、受信リ
ファレンス信号メモリ部17の一方の受信アンテナ5a
に対応したメモリに格納されるデータは全て1であり、
他方の受信アンテナ5bに対応したメモリに格納される
データは受信アンテナ5a,5bのゲイン差、即ち(受
信アンテナ5aのゲイン/受信アンテナ5bのゲイン)
の値が保存されている。したがって、受信アンテナ5a
の受信ビーム強度を補正する場合には、ゲイン差データ
は常に1であるから、n=0となり、受信ビームの信号
は補正されない。また、受信アンテナ5bの受信ビーム
強度を補正する場合には、n=10Log10{(受信
アンテナ5bのゲイン/受信アンテナ5aのゲイン)}
が受信ビーム強度に加算されるので、受信アンテナ5a
を使用したときと同等な受信ビーム強度を得ることがで
きる。
【0022】上述したように、本実施の形態では、受信
リファレンス信号メモリ部17が2つの受信アンテナ5
a,5bのゲイン差のデータを予め保持しており、アン
テナゲイン差補正部18がその受信リファレンス信号メ
モリ部17に保存されたゲイン差のデータに基づき、2
つのアンテナ5a,5bの受信ビーム強度のずれを補正
していることである。この処理を行うことにより、受信
アンテナ5a,5bを切替えることにより発生していた
アンテナゲイン差に起因する受信強度の変動を補正する
ことができ、その結果、制御・測角装置15が演算する
検知対象物方向の角度には受信強度のずれによる誤差が
含まれず、精度よく求めることができる効果がある。ま
た、FM−CW送受信装置13で自動利得制御を行って
いるので、自動利得制御の制御ゲインが変化すると、受
信アンテナ5a,5bのゲイン差に起因する受信ビーム
強度の変動幅が変化してしまうが、制御ゲインに基づき
受信アンテナ5a,5bのゲイン差データを選択するよ
うにしているので、このような問題も発生しない。
【0023】また、本実施の形態の測角レーダ装置13
では、第2の特徴的事項として、周辺ノイズ補正部21
が、受信ビームの検知対象物成分の強度から、ノイズ成
分のビーム強度を減算する処理を行っている。この処理
について説明する。
【0024】アンテナゲイン差補正部18で補正された
受信ビームは、FFT処理部19で周波数解析されたあ
と、CFAR処理部20に出力され、各周波数における
ビーム強度が所定の閾値と比較され、所定の閾値以上と
なったビーム強度が検知対象物からの反射ビーム成分の
強度として抽出される。この抽出されたビーム強度が周
辺ノイズ補正部21に出力される。また同時に、抽出さ
れたビーム強度の周波数近辺のビーム強度を所定周波数
間隔毎にサンプリングして、周辺ノイズ補正部21に出
力する。周辺ノイズ補正部21は、サンプリングしたビ
ーム強度の平均値を演算する。そして、ビーム強度の平
均値を、抽出したビーム強度から減算する。この処理
は、受信ビームには、各周波数において強度がほぼ同じ
ホワイトノイズが含まれるという仮定に基づいている。
【0025】この処理を行うことにより、抽出した検知
対象物から反射ビーム成分のビーム強度から、周辺ノイ
ズを除去することができる。その結果、制御・測角装置
15にて演算される検知対象物方向の角度には周辺ノイ
ズ成分による誤差が含まれず、検知対象物方向の角度を
精度よく求めることができる効果がある。
【0026】次に、本実施の形態のレーダ装置13が受
信アンテナ5aによる測定を開始して、受信アンテナ5
bによる測定を終えるまでの測定の1サイクルの処理の
流れを説明する。
【0027】まず、制御・測角装置15が受信アンテナ
切替え信号をアンテナ切り替えスイッチ6に出力し、使
用する受信アンテナを受信アンテナ5bから受信アンテ
ナ5aに切り替える。このとき同時に、制御・測角装置
15は、受信固定ゲイン決定部16に、前回のサイクル
中に一定周期でサンプリングしたA/D変換器出力の受
信ビーム強度の最大値、即ち周波数解析前の受信ビーム
の最大値と、タイミング信号と、計測ステータス信号を
出力する。また、受信リファレンス信号メモリ部17
に、受信アンテナ切替え信号を出力する。
【0028】受信固定ゲイン決定部は、計測ステータス
信号を入力することで測定サイクルが変わったことを認
識し、タイミング信号が入力されると、入力した受信ビ
ーム強度の最大値から自動利得制御の制御ゲインを演算
し、FM−CW送受信装置7に出力する。また、演算し
た制御ゲインに対応したアドレスを求め、アドレス信号
を受信リファレンス信号メモリ部17に出力する。
【0029】受信リファレンス信号メモリ部17は、制
御・測角装置15から入力する受信アンテナ切替え信号
から現在受信アンテナ5aが使用されていることを認識
し、その受信アンテナ5aに対応したメモリを選択す
る。そして、受信固定ゲイン決定部16から入力するア
ドレス信号のアドレスに格納される補正データX(=
1)を読み出し、アンテナゲイン差補正部18に出力す
る。アンテナゲイン差補正部18は入力した補正データ
を基に、加算値n(=10Log10(X)=0)を演
算し、この加算値nを、A/D変換器8から入力する受
信ビーム強度に加算する。
【0030】その後、受信ビーム強度は、FFT処理部
19、CFAR処理部20で処理され、受信ビーム中の
検知対象物からの成分が抽出される。そして周辺ノイズ
補正部21に入力され、周辺ノイズを除去する補正が行
われる。周辺ノイズ成分が除去された受信強度が、補正
装置10に出力され、特開2000−241537号公
報に記載される補正が行われる。そして、制御・測角装
置15はこの受信アンテナ5aで受信された後、アンテ
ナゲイン差の補正、周辺ノイズを除去する補正がされた
データを保存する。ここまでの処理で、受信アンテナ5
aによる測定が終了する。
【0031】次に、アンテナ5bによる測定となり、ま
ず、制御・測角装置15が受信アンテナ切替えスイッチ
6に受信アンテナ切替え信号を出力し、使用する受信ア
ンテナを受信アンテナ5aから受信アンテナ5bに切替
える。同時に、受信固定ゲイン決定部16にタイミング
信号を出力し、また受信リファレンス信号メモリ部17
に受信アンテナ切替え信号を出力する。
【0032】受信固定ゲイン決定部16はタイミング信
号を入力すると、既に入力している前サイクルの受信ビ
ーム強度の最大値から制御ゲインを演算し、FM−CW
送受信装置7に出力する。このとき、既入力の受信ビー
ム強度の最大値で演算するので、受信アンテナ5aによ
る測定時と演算される制御ゲインは同じである。また、
演算した制御ゲインに対応したアドレス信号を受信リフ
ァレンス信号メモリ部17に送信する。アドレス信号も
受信アンテナ5aによる測定時と同じである。
【0033】受信リファレンス信号メモリ部17は、制
御・測角装置15から入力した受信アンテナ切替え信号
により、受信アンテナ5bに対応したメモリを選択す
る。そして、受信固定ゲイン決定部16から入力したア
ドレス信号で指定されたアドレスの補正データを読み出
す。読み出された補正データはアンテナゲイン差補正部
18に出力される。
【0034】アンテナゲイン差補正部18で、受信アン
テナ5bで受信された受信ビーム強度(単位dB)に、
加算値n=10Log10{(受信アンテナ5aのゲイ
ン/受信アンテナ5bのゲイン)}が加算される。
【0035】その後、受信ビーム強度は、受信アンテナ
5aによる測定時と同様に処理され、制御・測角装置1
5に入力される。そして、制御・測角装置15は、受信
アンテナ5aで受信された後に補正された検知対象物か
らの受信ビーム強度と、受信アンテナ5bで受信された
後に補正された検知対象物からの受信ビーム強度から、
検知対象物方向の角度を演算する。以上の処理で、測定
の1サイクルが終了し、次のサイクルに進む。
【0036】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2に係るレーダ装置13について説明する。
【0037】実施の形態2に係るレーダ装置13は、実
施の形態1とは、周辺ノイズ補正部21の処理のみが異
なる。周辺ノイズ補正部21は実施の形態1と同様にC
FAR処理部20において、各周波数におけるビーム強
度が所定の閾値と比較され、所定の閾値以上となったビ
ーム強度が検知対象物からの反射ビーム成分の強度とし
て抽出される。この抽出されたビーム強度が周辺ノイズ
補正部21に出力される。また同時に、図4に示すよう
に、抽出されたビーム強度の周波数近辺のビーム強度を
所定周波数間隔毎にサンプリングして、周辺ノイズ補正
部21に出力する。周辺ノイズ補正部23は、サンプリ
ングしたビーム強度のうち、抽出したビーム強度の周波
数より周波数が大きいビーム強度の平均値を演算し、ま
た、抽出したビーム強度の周波数より周波数が小さいビ
ーム強度の平均値を演算する。そして、いずれか小さい
方のビーム強度の平均値を、抽出したビーム強度から減
算する。
【0038】上述の処理により、抽出したビーム強度の
周波数より周波数が大きいビーム強度と、周波数が小さ
いビーム強度のいずれか小さい方のビーム強度を抽出し
たビーム強度から減算するので、図4のように抽出した
ビーム強度の周波数近辺に大きなノイズがあった場合で
も、そのような大きなノイズの影響を受けることなく、
周辺ノイズを除去できる効果がある。
【0039】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3に係るレーダ装置について説明する。
【0040】図5は、実施の形態3に係るレーダ装置2
3の構成を示すブロック図である。実施の形態3におい
ては、受信リファレンス信号メモリ部17に保存される
ゲイン差を補正するための補正データを容易に設定し保
存することを可能にしている。その処理について説明す
る。
【0041】まず、送信アンテナ4および2つの受信ア
ンテナ5a,5bの前に電波吸収体を配置する。そし
て、制御・測角装置22より受信アンテナ切替え信号を
送り受信アンテナ5aを有効にし、また、受信固定ゲイ
ン決定部16に任意の受信ビーム強度最大値とタイミン
グ信号を送り、FM−CW送受信装置7に自動利得制御
の制御ゲインを設定する。そして、送信アンテナ4より
電波を送信する。制御・測角装置22のゲイン差書き込
み部24は、A/D変換器8から直接入力する受信ビー
ムの強度を所定時間サンプリングし、その強度の平均値
を求める。次に、受信アンテナ切替え信号を送り受信ア
ンテナ5bを有効にする。そして同様に、ゲイン差書き
込み部24がA/D変換器8から直接入力する受信ビー
ムの強度を所定時間サンプリングし、その強度の平均値
を求める。以上の処理で求めた2つの受信アンテナ5
a,5bによる受信ビームの平均値から、(受信アンテ
ナ5aによる受信ビームの平均値/受信アンテナ5bに
よる受信ビームの平均値)を演算し、この演算した値を
受信リファレンス信号メモリ部17が備える受信アンテ
ナ5bに対応するメモリ上の設定した制御ゲインに対応
したアドレスに書き込む。尚、受信アンテナ5aに対応
するメモリには、製造時に'1'が書き込まれている。
【0042】上記説明したように、本実施の形態のレー
ダ装置23においては、一方のアンテナ5aから出力さ
れる受信ビームの強度と、他方のアンテナ5bから出力
される受信ビームの強度の差を、ゲイン差として受信リ
ファレンス信号メモリ部17に書き込むゲイン差書き込
み部を備えるので、受信リファレンス信号メモリ部17
が保存するアンテナ5a,5bのゲイン差を簡単に設定
することができ、また、簡易に製品出荷前のアンテナ5
a,5bの試験を行うことができるので製品の価格を抑
えることができる効果がある。
【0043】
【発明の効果】第1の発明によれば、受信リファレンス
信号メモリ部が保持する2つのアンテナのゲイン差のデ
ータに基づき、アンテナゲイン差補正部が2つのアンテ
ナの受信ビーム強度のずれを補正するので、2つのアン
テナの受信ビームから演算される検知対象物方向の角度
を精度よく測定することができる。
【0044】第2の発明によれば、自動利得制御の制御
ゲインに対応したアンテナゲイン差のデータが選択され
るので、制御ゲインにより変化する受信ビーム強度のず
れを精度よく補正することができる。
【0045】第3の発明によれば、一方のアンテナが受
信する標準反射体からの反射ビームの強度と、他方のア
ンテナが受信する標準反射体からの反射ビームの強度の
差を、アンテナゲイン差として受信リファレンス信号メ
モリ部に書き込むゲイン差書き込み手段を備えるので、
アンテナゲイン差を簡易に設定することができる。
【0046】第4の発明によれば、周辺ノイズ補正部
が、抽出したビーム強度から、その抽出したビーム強度
の周波数近辺におけるビーム強度を減算するので、その
減算されたビーム強度から演算される検知対象物の方向
の角度にはノイズによる誤差が含まれず、したがって検
知対象物方向の角度を精度よく測定することができる。
【0047】第5の発明によれば、前記周辺ノイズ補正
部が、抽出したビーム強度の周波数より、大きい周波数
におけるビーム強度と、小さい周波数におけるビーム強
度のいずれか小さい方を、前記抽出したビーム強度から
減算するので、抽出したビーム強度の周波数の近くに大
きな成分がある場合でも、その成分が含まれないノイズ
強度を選択でき、検知対象物方向の角度を精度よく測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 測角レーダ装置が使用される状況を示す概略
図である。
【図2】 実施の形態1に係る測角レーダ装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1の受信リファレンス信号メモリ
部を示す説明図である。
【図4】 実施の形態2の測角レーダ装置の演算処理を
説明するための説明図である。
【図5】 実施の形態3に係る測角レーダ装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】 従来技術の測角レーダ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】 送信ビームの放射領域A、監視領域B1,B
2、及び検知対象物2を示す説明図である。
【図8】 検出方向に対する受信アンテナの受信強度、
およびその和、差、差/和のグラフである。
【図9】 受信アンテナ間変動、周辺ノイズを説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 送信アンテナ、5a,5b 受信アンテナ、6
受信アンテナ切り替えスイッチ、7 FM−CW送受信
装置、8 A/D変換器、10 補正装置、11 記憶
装置、13 FM−CWレーダ装置、14 信号処理装
置、15 制御・測角装置、16 受信固定ゲイン決定
部、17 受信リファレンス信号メモリ部、18 アン
テナゲイン差補正部、19 FFT処理部、20 CF
AR処理部、21 周辺ノイズ補正部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信ビームを放射し、検知対象物で反射
    した反射ビームを2つのアンテナで受信し、それらの受
    信ビームの強度から検知対象物方向の角度を演算する測
    角レーダ装置において、 2つのアンテナのゲイン差のデータを保持する受信リフ
    ァレンス信号メモリ部と、 前記アンテナゲイン差のデータに基づき、2つのアンテ
    ナの受信ビーム強度のずれを補正するアンテナゲイン差
    補正部と、を備えることを特徴とする測角レーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記レーダ装置は、目標信号がノイズに
    埋もれるのを防止するため、受信ビームの強度に基づき
    制御ゲインを演算し、受信ビームを増幅する自動利得制
    御を行い、 前記受信リファレンス信号メモリ部が保持するアンテナ
    ゲイン差のデータは、前記制御ゲインの値に対応したデ
    ータであり、 前記演算した制御ゲインに基づき、対応するアンテナゲ
    イン差を選択し、制御ゲインにより変化する受信ビーム
    強度のずれを補正することを特徴とする請求項1に記載
    の測角レーダ装置。
  3. 【請求項3】 一方のアンテナが受信する標準反射体か
    らの反射ビームの強度と、他方のアンテナが受信する標
    準反射体からの反射ビームの強度の差を、前記アンテナ
    ゲイン差として受信リファレンス信号メモリ部に書き込
    むゲイン差書き込み手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の測角レーダ装置。
  4. 【請求項4】 送信ビームを放射し、検知対象物で反射
    した反射ビームを2つのアンテナで受信し、受信した反
    射ビームを周波数解析して周波数毎のビーム強度を演算
    し、所定の閾値以上であるビーム強度を検知対象物から
    の反射ビーム成分の強度として抽出し、抽出したビーム
    強度から検知対象物方向の角度を演算する測角レーダ装
    置であって、 前記抽出したビーム強度から、前記抽出したビーム強度
    の周波数近辺におけるビーム強度を減算する周辺ノイズ
    補正部を備え、 前記周辺ノイズ補正部で減算されたビーム強度に基づ
    き、検知対象物の方向を演算することを特徴とする測角
    レーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記周辺ノイズ補正部は、前記抽出した
    ビーム強度の周波数より、大きい周波数におけるビーム
    強度と、小さい周波数におけるビーム強度のいずれか小
    さい方を、前記抽出したビーム強度から減算することを
    特徴とする請求項4に記載の測角レーダ装置。
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