JPH1024945A - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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Publication number
JPH1024945A
JPH1024945A JP8180662A JP18066296A JPH1024945A JP H1024945 A JPH1024945 A JP H1024945A JP 8180662 A JP8180662 A JP 8180662A JP 18066296 A JP18066296 A JP 18066296A JP H1024945 A JPH1024945 A JP H1024945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
locking piece
container body
notch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8180662A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Harada
文男 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Wako Pure Chemical Industries Ltd, Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Wako Pure Chemical Industries Ltd
Priority to JP8180662A priority Critical patent/JPH1024945A/ja
Publication of JPH1024945A publication Critical patent/JPH1024945A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器の外周縁部に金具が露出せず、しかも全体
を合成樹脂による同一素材で構成することのできる運搬
用容器を提供する。 【解決手段】上面が開口した容器本体2と、開口部21
に被せられる蓋体3とからなり、蓋体3の上面に凹部3
2が設けられるとともに、この凹部32には、上方に付
勢する係止片受材4が設けられ、この係止片受材4に係
合された係止片5が、係止片受材4によって上方に付勢
された状態で摺動し、蓋体3および容器本体2に設けら
れた切欠部20、30を貫通して容器本体2に係合する
ようになされた運搬用容器である。また、容器本体2に
蓋体3を被せた状態で、蓋体3に設けられた切欠部30
が容器本体2に設けられた切欠部20に入り込み、蓋体
3の上方から凹部32に入り込む水や埃が、蓋体3の切
欠部30から容器本体2の切欠部20を介して外部に排
出されるようになされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体に蓋体を
ロックできるようになされた合成樹脂製の運搬用容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、上面が開口した容器本体と、こ
の開口部に被せられる蓋体とからなる合成樹脂製の運搬
用容器が知られている。
【0003】従来より、このような運搬用容器におい
て、容器本体と蓋体とは、容器本体に蓋体を被せた状態
で、蓋体の上面周縁部に回動可能に取り付けられた係止
片を、容器本体の外周周縁に設けた係合部に係合させて
ロックしていた。もしくは、逆に容器本体の外周縁部に
回動可能に取り付けられた係止片を、蓋体の上面周縁部
に設けられた係合部に係合させてロックしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の運
搬用容器の場合、係止片が容器の外側に露出することと
なるので、全体を合成樹脂材料で成形すると、この係止
片の部分が運搬時の外部衝撃などによって破損しやすく
なるといった不都合を生じることとなる。
【0005】そのため、この係止片の部分を金属の金具
とすることが行われているが、この場合、樹脂材料と金
属材料とが複合されるので、廃棄する際にリサイクルが
困難になるといった不都合を生じていた。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、容器の外周縁部に金具が露出せず、しかも全
体を合成樹脂による同一素材で構成することのできる運
搬用容器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の運搬用容器は、上面が開口した容器本体と、
この開口部に被せられる蓋体とからなる運搬用容器であ
って、蓋体の上面に凹部が設けられるとともに、この凹
部には、上方に付勢するようになされた係止片受材が設
けられ、この係止片受材に係合された係止片が、係止片
受材によって上方に付勢された状態で摺動し、蓋体およ
び容器本体に設けられた切欠部を貫通して容器本体に係
合するようになされたものである。
【0008】また、容器本体に蓋体を被せた状態で、蓋
体に設けられた切欠部が容器本体に設けられた切欠部に
入り込み、蓋体の上方から凹部に入り込む水や埃が、蓋
体の切欠部から容器本体の切欠部を介して外部に排出さ
れるようになされたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は運搬用容器1の全体構成の概略を示
し、図2および図3は同要部を示している。
【0011】すなわち、この運搬用容器1は、容器本体
2と蓋体3とからなり、蓋体3に設けた係止片受材4お
よび係止片5によって、蓋体3を容器本体2に係合する
ようになされている。
【0012】容器本体2は、上面が開口した箱状で、全
体が合成樹脂材料によって一体成形されている。
【0013】蓋体3も、全体が合成樹脂材料によって一
体成形されており、容器本体2の開口部21に合致する
ように、周縁部に嵌合部31が形成された板状となされ
ている。また、蓋体3の上面には、対向する短辺の2ヵ
所に凹部32が設けられている。
【0014】係止片受材4は、図3に示すように、両側
に、係止片5をスライド係合するスライドレール孔41
が設けられている。また、このスライドレール孔41の
間は、上方に付勢するようになされたバネ部42が形成
され、全体が合成樹脂材料によって一体成形されてい
る。
【0015】係止片5は、指を引っ掛けることができる
ようになされた凹状に形成された指掛け部50に係止爪
51が突設されている。また、指掛け部50の対向する
両側にスライド片52が設けられている。そして、この
スライド片52を前記係止片受材4のスライドレール部
41に嵌め込むようにして装着され、この装着状態で、
バネ部42によって係止片5全体が上方に付勢されるよ
うになされている。この係止片5も、全体が合成樹脂材
料によって一体成形されている。
【0016】上記係止片5および前記係止片受材4は、
図3(b)に示すように、係止片受材4に係止片5を装
着した状態とされる。そして、係止片受材4の部分を蓋
体3の凹部32に溶着または接着することによって固定
される。
【0017】また、この状態で、係止片5の係止爪51
をスライド移動させた位置に当たる容器本体2および蓋
体3の部分には、切欠部20、30が設けられている。
そして、この切欠部20、30を係止爪51が貫通し、
貫通した位置に係止爪51が係止されることで、容器本
体2と蓋体3とがロックされることとなる。
【0018】このようにして構成される運搬用容器1
は、容器本体2に蓋体3を被せた状態で、蓋体3の凹部
32に設けられた係止片5を、係止片受材4のバネ部4
2に抗して下方向に付勢しながらスライドさせる。そし
て、この係止片5の係止爪51が切欠部20、30を貫
通した位置で手を放すと、バネ部42の付勢力によっ
て、この切欠部20、30を貫通した位置で係止爪51
が上方に付勢されて係止されることとなる。また、ロッ
クを解除する場合は、係止片5を下方向に付勢しなが
ら、ロック時とは逆方向にスライドさせることによって
行う。
【0019】また、容器本体2に蓋体3をロックした状
態で、落下させてしまったりして内容物(図示省略)が
飛び出そうとした場合でも、係止片5に働いている係止
受材4のバネ部42の付勢力によって、衝撃力が吸収さ
れることとなる。
【0020】さらに、この運搬用容器1は、係止片受材
4および係止片5が、蓋体3に設けられた凹部32に位
置して外部に突出しないため、外部衝撃などを受けて破
損するといったことが起こり難く、優れた耐久性が得ら
れることとなる。
【0021】なお、本実施の形態では、蓋体3に設けた
切欠部30から容器本体2の切欠部20に到る過程で、
蓋体3に設けた切欠部30が容器本体2の内部に連通し
てしまうこととなるため、この切欠部30から容器本体
2内への埃や雨水などが侵入してしまうことが懸念され
る。そのため、図4に示すように、蓋体3に設けた切欠
部30が容器本体2に設けた切欠部20に入り込むよう
にしても良い。この場合、蓋体3の上方から凹部32に
入り込む水や埃を、蓋体3の切欠部30から容器本体2
の切欠部20を介して外部に排出することができ、容器
本体2内への埃や雨水の侵入を防止することができる。
【0022】また、本実施の形態では、運搬用容器1の
対向する短辺の部分をロックするようになされている
が、対向する長辺の部分をロックしても良いし、四辺全
部をロックするように構成しても良い。また、一辺に付
き2ヵ所以上ロックするように構成しても良い。さら
に、ロックしない部分については、図5(a)に示すよ
うに、容器本体2の開口部21を、蓋体3の嵌合部31
に嵌め込むようにしただけでも良いし、図5(b)に示
すように、容器本体2の開口部21の一部に鍔部22を
突出させ、この鍔部22を、蓋体3の嵌合部31に設け
た切込部33に、蓋体3を弾性変形させながら差し込む
ようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、蓋
体の上面に設けた凹部に係止片受材および係止片を設
け、この係止片受材および係止片によって蓋体を容器本
体に係合するので、外部からの衝撃によって、この係止
片受材および係止片を損傷するといったことを防止する
ことができる。したがって、これら係止片受材および係
止片を合成樹脂製として運搬用容器全体を同一の樹脂材
料で構成することができ、経年使用後にリサイクル材料
として有効利用することができる。また、容器本体に蓋
体を係合した状態で、係止片は、蓋体および容器本体に
設けた切欠部を貫通して係合されるので、外部にこの係
合部分が露出することなく、外部からの衝撃によって係
合が外れてしまうといったことを防止することができ
る。
【0024】また、請求項2記載の本発明によると、容
器本体に蓋体を被せた状態で、蓋体に設けられた切欠部
が容器本体に設けられた切欠部に入り込み、蓋体の上方
から凹部に入り込む水や埃が、蓋体の切欠部から容器本
体の切欠部を介して外部に排出されるようにしているの
で、運搬用容器を屋外放置したり、水洗したりしても、
容器本体内に収納した被収納物が汚れたり濡れたりする
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】運搬用容器の全体構成の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】(a)および(b)は、I−I線における係合
前後の状態を示す断面図である。
【図3】(a)および(b)は、係止片受材に係止片を
装着する前の斜視図および装着した後の斜視図である。
【図4】(a)および(b)は、係合前後の他の実施の
形態を示す断面図である。
【図5】(a)および(b)は、運搬用容器のロックし
ない部分の各実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 運搬用容器 2 容器本体 20 切欠部 21 開口部 3 蓋体 30 切欠部 32 凹部 4 係止片受材 5 係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した容器本体と、この開口部
    に被せられる蓋体とからなる運搬用容器であって、 蓋体の上面に凹部が設けられるとともに、この凹部に
    は、上方に付勢するようになされた係止片受材が設けら
    れ、この係止片受材に係合された係止片が、係止片受材
    によって上方に付勢された状態で摺動し、蓋体および容
    器本体に設けられた切欠部を貫通して容器本体に係合す
    るようになされたことを特徴とする運搬用容器。
  2. 【請求項2】 容器本体に蓋体を被せた状態で、蓋体に
    設けられた切欠部が容器本体に設けられた切欠部に入り
    込み、蓋体の上方から凹部に入り込む水や埃が、蓋体の
    切欠部から容器本体の切欠部を介して外部に排出される
    ようになされた請求項1記載の運搬用容器。
JP8180662A 1996-07-10 1996-07-10 運搬用容器 Withdrawn JPH1024945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8180662A JPH1024945A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 運搬用容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP8180662A JPH1024945A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 運搬用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1024945A true JPH1024945A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16087128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8180662A Withdrawn JPH1024945A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 運搬用容器

Country Status (1)

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JP (1) JPH1024945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004042867A1 (de) * 2004-09-04 2006-03-30 Peter Seitz Deckelbefestigung für den Verschluss eines Warentransportbehälters

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004042867A1 (de) * 2004-09-04 2006-03-30 Peter Seitz Deckelbefestigung für den Verschluss eines Warentransportbehälters
DE102004042867B4 (de) * 2004-09-04 2011-02-03 Allit Ag Kunststofftechnik Deckelbefestigung zum Verschließen eines Warentransportbehälters

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007