JPH068982A - ビデオカセット収納ケース - Google Patents

ビデオカセット収納ケース

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Publication number
JPH068982A
JPH068982A JP4190139A JP19013992A JPH068982A JP H068982 A JPH068982 A JP H068982A JP 4190139 A JP4190139 A JP 4190139A JP 19013992 A JP19013992 A JP 19013992A JP H068982 A JPH068982 A JP H068982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video cassette
back plate
plate
cassette
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4190139A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Koizumi
治 小泉
Yutaka Ogasawara
豊 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4190139A priority Critical patent/JPH068982A/ja
Publication of JPH068982A publication Critical patent/JPH068982A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカセットの開閉蓋がカセット位置決め
用リブに噛み込んだ時のような、ビデオカセットの収納
状態が異常な時には、天板が閉じないようにすること。 【構成】 背板3と底板2のカセット位置決め用リブ6
の上縁6bとの間を補強する補強用リブ7の下端7aの
背板3から前方への突出量をA、天板5の側板8の背板
3と対向する前端部8bとその背板3との間の前後方向
の内側巾寸法をB、ビデオカセット11の前後巾寸法を
Cとした時に、B−C≦Aに設定したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば8mmビデオカ
セットを収納するのに最適なビデオカセット収納ケース
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、図4及び図5に示す
ようなビデオカセット収納ケースの先願例(例えば、特
願平3−229680号)を先に出願している。
【0003】このビデオカセット収納ケース1は、底板
2と、その底板2から上方に垂直に起立された背板3
と、その背板3の上端に薄肉状のヒンジ4によって上下
に回転自在に接続された天板5と、底板2の上面の外周
に沿ってほぼコ字状に形成されたカセット位置決め用リ
ブ6と、その位置決め用リブ6の左右両側部6aの後端
6bと背板3の上端側との間を一体に接続する左右一対
の補強用リブと、天板5の下面の外周に沿ってほぼコ字
状に形成されて、リブ6の外側に嵌合される側板8を、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール等の透
明な合成樹脂によって互いに一体に射出成形したもので
ある。なお、側板8の左右両側部8aの内側に一対の係
止爪9が一体成形され、リブ6の左右両側部6aに左右
一対の係止孔10が成形されている。
【0004】一方、ビデオカセットである8mmビデオ
カセット(以下単にビデオカセットと記載する)11
は、カセット本体12の前面にほぼコ字状の開閉蓋13
が取り付けられ、背面14には全周が凹んだラベル貼付
用の横長の凹所であるラベルエリア15が形成されてい
る。
【0005】そして、ビデオカセット11を開閉蓋13
側から底板2上のリブ6の内側に挿入して位置決めし、
天板5をヒンジ4を中心に矢印a方向に回転して、側板
8をリブ6の外側に嵌合し、一対の係止爪9を一対の係
止孔10にクリック的に係止するようにして、カセット
収納ケース1を閉じ、内部にビデオカセット11を収納
するようにしたものである。
【0006】そして、このビデオカセット収納ケース1
は、リブ6の背板3と対向する前端部6cの高さH1
その左右両側部6aの高さH2 より十分に低くすること
により、このビデオカセット収納ケース1内に収納され
たビデオカセット11のラベルエリア15に貼り付けら
れたバーコードラベル21のバーコード21aをビデオ
カセット収納ケース1外からバーコードリーダで明確に
読み取り易いように構成していた。
【0007】ところで、図3に示すように、ビデオカセ
ット11は、ほぼコ字状の開閉蓋13の一方の側板13
a及び前板13bのコーナー部分の下縁の内側に、深さ
T、巾Wの蓋ロック解除部材挿入用スリット17が形成
されており、そのスリット17の奥部に蓋ロックレバー
18の先端が突出されている。そして、このビデオカセ
ット11がテープレコーダに装着された時に、蓋ロック
解除部材(何れも図示せず)を上記スリット17内に相
対的に挿入して、その蓋ロック解除部材で蓋ロックレバ
ー18を操作して、開閉蓋13のロックを解除し、この
開閉蓋13を開蓋させるように使用される。
【0008】一方、先願例のビデオカセット収納ケース
1は、左右一対の補強用リブ7の寸法設定に対して考慮
が何等払われておらず、図5に示すように、この補強用
リブ7の下端7aの背板3から前方への突出寸法をA、
側板8の背板3と対向する前端部8bと背板3との間の
前後方向の内側巾寸法をB、ビデオカセット11の前後
巾寸法をCとした時、B−C≧Aに形成されていた。
(なお、図5で右側がビデオカセット収納ケース1の前
方側であり、左側がビデオカセット収納ケース1の後方
側である)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、先願例のビデ
オカセット収納ケース1は、図2に示すように、ビデオ
カセット11をビデオカセット収納ケース1内に乱暴に
挿入して天板5を閉じた際、ビデオカセット11のカセ
ット本体12が高さH1 の低いカセット位置決め用リブ
6の前端部6c上に乗り上げ、ビデオカセット11のス
リット17がリブ6の一方の側部6aに噛み込んで、ビ
デオカセット11の開閉蓋13の一方の側板13aがそ
の側部6aの外側に喰み出したような異常な収納状態の
まま天板5が矢印a方向に無理に閉じられ、係止爪9が
係止穴10に係止されてしまうことがある。
【0010】すると、天板5によってビデオカセット1
1の開閉蓋13の一方の側板13aがカセット位置決め
用リブ6の一方の側部6aに上方から無理に押しつけら
れて、経時変化によって、この側部13aが図3の
(A)に1点鎖線で示すように外側に押し広げられるよ
うに変形されたり、破損されてしまう。なお、側板13
aが外側に変形されただけでも、開閉蓋13のスムーズ
な開閉を行えないと言う問題があった。
【0011】従って、従来は、ビデオカセット11の開
閉蓋13がビデオカセット収納ケース1のカセット位置
決め用リブ6に図2のように噛み込んだ収納状態の異常
を製造ラインでいちいち検査する必要があって、製造工
数が多く、コスト高につくと言う問題があった。
【0012】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであって、ビデオカセットの収納状態が異常な
時には天板が閉じないようにしたビデオカセット収納ケ
ースを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のビデオカセット収納ケースは、前記寸法
A、B、Cの関係をB−C≦Aに設定したものである。
【0014】
【作用】上記のように構成した本発明のビデオカセット
収納ケースは、ビデオカセットの収納状態が異常な時に
は、ビデオカセットの後端を天板の側板の前端部から後
方に必ず喰み出させることができ、天板を無理に閉じる
ことができない。
【0015】
【実施例】以下、本発明のビデオカセット収納ケースの
一実施例を図1を参照して説明する。なお、図2〜図5
と同一構造部には同一の符号を付して重複説明を省略す
る。
【0016】図1に示すように、本発明のビデオカセッ
ト収納ケース1は、左右一対の補強用リブの背板3とは
反対側の縁7bをカセット位置決め用リブ6の左右両側
部6aの上縁6bに対して鈍角θに傾斜させたことによ
り、前記寸法A、B、Cの関係をB−C≦Aに設定した
ものである。
【0017】従って、図1に示すように、ビデオカセッ
ト11をビデオカセット収納ケース1内に乱暴に挿入し
たために、ビデオカセット11のカセット本体12が高
さH1 の低いカセット位置決め用リブ6の前端部6c上
に乗り上げ、ビデオカセット11のスリット17がリブ
6の一方の側部6aに噛み込んで、ビデオカセット11
の開閉蓋13の一方の側板13aがその側部6aの外側
に喰み出したような異常な収納状態になった時には、ビ
デオカセット11のカセット本体12の後端12bが天
板5の側板8の前端部8bから前方である矢印c方向に
寸法Dだけ必ず喰み出すことになる。
【0018】この結果、天板5を矢印a方向に閉じよう
とすると、その側板8の前端部8bがビデオカセット1
1のカセット本体12上に必ず当接し、天板5を矢印a
方向に無理に閉じることができなくなる。
【0019】従って、従来のように、ビデオカセット1
1の開閉蓋13の一方の側板13aに無理な力を加えて
しまい、この側板13aを図3の(A)に1点鎖線で示
すように外側に変形させたり、破損させてしまうような
不都合を未然に回避できる。
【0020】そして、補強用リブ7の縁7bをカセット
位置決め用リブ6の左右両側部6aの上縁6bに対して
鈍角θに傾斜させてあるので、ビデオカセット11の開
閉蓋13等がこの縁7b上に乗り上げた時には、ビデオ
カセット11をその縁7bの傾斜に沿って前方である矢
印b方向にスムーズに移動させることができて、前記寸
法Dの喰み出しを確実に発生させることができる。
【0021】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のビデオ
カセット収納ケースは次のような効果を奏する。
【0023】背板と底板のカセット位置決め用リブの上
縁との間を補強する補強用リブの下端の背板から前方へ
の突出量をA、天板の下面の側板の背板と対向する前端
部とその背板との間の前後方向の内側巾寸法をB、ビデ
オカセットの前後巾寸法をCとした時に、B−C≦Aに
設定したので、ビデオカセットの開閉蓋がカセット位置
決め用リブに噛み込んだ時のような、ビデオカセットの
収納状態が異常な時には、天板を無理に閉じることがで
きず、ビデオカセットの開閉蓋の変形や破損を防止する
ことができる。従って、ビデオカセットを常に正しく収
納することができるので、ビデオカセットの収納状態の
異常を製造ラインでいちいち検査する必要がなくなり、
製造工数を削減できて、コストダウンを図ることができ
る。
【0024】補強用リブの背板とは反対側の縁をカセッ
ト位置決め用リブの左右両側部の上縁に対して鈍角に形
成して、ビデオカセットの開閉蓋等が上記縁上に乗り上
げた時に、ビデオカセットを上記縁の傾斜に沿って前方
にスムーズに移動させるようにすれば、ビデオカセット
の収納状態が異常なまま天板が閉じられることをより一
層確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオカセット収納ケースの一実施例
を示す一部切欠き側面図である。
【図2】先願例のビデオカセット収納ケースのビデオカ
セットの収納状態の異常を説明する一部切欠き側面図で
ある。
【図3】ビデオカセットの底面図、正面図及び側面図で
ある。
【図4】先願例のビデオカセット収納ケースを示す斜視
図である。
【図5】図4の断面側面図である。
【符号の説明】
1 ビデオカセット収納ケース 2 底板 3 背板 4 ヒンジ 5 天板 6 カセット位置決め用リブ 6a カセット位置決め用リブの左右両側部 6b カセット位置決め用リブの左右両側部の上縁 6c カセット位置決め用リブの前端部 7 補強用リブ 7a 補強用リブの下端 7b 補強用リブの背板の反対側の縁 8 側板 8a 側板の左右両側部 8b 側板の前端部 9 係止爪 10 係止穴 11 ビデオカセット 13 ビデオカセットの開閉蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と、その底板から上方に起立された背
    板と、その背板の上端にヒンジによって上下に回転自在
    に接続された天板と、上記底板の上面の外周に沿ってほ
    ぼコ字状に形成されたカセット位置決め用リブと、その
    リブの左右両側部の後端の上縁と上記背板の上端側との
    間を一体に接続する左右一対の補強用リブと、上記天板
    の下面の外周に沿ってほぼコ字状に形成されて上記リブ
    の外側に嵌合される側板を透明な合成樹脂によって互い
    に一体に射出成形し、 上記カセット位置決め用リブの上記背板と対向する前端
    部の高さを該リブの左右両側部の高さより低く形成した
    カセット収納ケースにおいて、 上記補強用リブの下端の上記背板から前方への突出量を
    A、上記側板の上記背板と対向する前端部と上記背板と
    の間の前後方向の内側巾寸法をB、ビデオカセットの前
    後巾寸法をCとした時に、B−C≦Aに設定したことを
    特徴とするビデオカセット収納ケース。
  2. 【請求項2】上記補強用リブの上記背板とは反対側の縁
    を上記カセット位置決め用リブの左右両側部の上縁に対
    して鈍角に傾斜させたことを特徴とする請求項2記載の
    ビデオカセット収納ケース。
JP4190139A 1992-06-25 1992-06-25 ビデオカセット収納ケース Pending JPH068982A (ja)

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JP4190139A JPH068982A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 ビデオカセット収納ケース

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JP4190139A JPH068982A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 ビデオカセット収納ケース

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JPH068982A true JPH068982A (ja) 1994-01-18

Family

ID=16253054

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JP4190139A Pending JPH068982A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 ビデオカセット収納ケース

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JP (1) JPH068982A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7871858B2 (en) 1998-03-27 2011-01-18 Seiko Epson Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same, circuit board, and electronic instrument
JP2017185034A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気清浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7871858B2 (en) 1998-03-27 2011-01-18 Seiko Epson Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same, circuit board, and electronic instrument
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