JPH10245186A - 吊 具 - Google Patents
吊 具Info
- Publication number
- JPH10245186A JPH10245186A JP5365097A JP5365097A JPH10245186A JP H10245186 A JPH10245186 A JP H10245186A JP 5365097 A JP5365097 A JP 5365097A JP 5365097 A JP5365097 A JP 5365097A JP H10245186 A JPH10245186 A JP H10245186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arms
- closing
- opening
- triangular
- jigs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＡＬＣパネル等を効率よく運搬できる吊具を
提供する。 【解決手段】 パネルを掴むカポタストを有する２対の
アームと、対のアームが互いに同期して開閉する開閉機
構と、アームが同期して横行する横行機構と、２対のア
ームが同期して開閉・横行するための昇降機構と、クレ
ーン等から直接吊るされる部分及び、前記各装置を有す
る吊具架構から構成される吊具であることを特徴とす
る。
提供する。 【解決手段】 パネルを掴むカポタストを有する２対の
アームと、対のアームが互いに同期して開閉する開閉機
構と、アームが同期して横行する横行機構と、２対のア
ームが同期して開閉・横行するための昇降機構と、クレ
ーン等から直接吊るされる部分及び、前記各装置を有す
る吊具架構から構成される吊具であることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はＡＬＣパネルを搬
送する際の、クレーン等に取り付ける吊具に関するもの
である。
送する際の、クレーン等に取り付ける吊具に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来ＡＬＣパネル等の搬送用吊具として
は、１枚の大型板状になっているものや、パネルの四隅
に吊り金物を付与したものや、パネル端部に挟み込むも
のや、図５に示すようなコの字状のカポタストにて吊る
もの等が使用されている。このカポタストを用いた吊具
は、馬などの台に置かれたパネルを２対、２組（計４
個）のカポタストをパネル端部に挿入することにより吊
るものである。しかしこれらの方法は、いずれもバラン
ス良く吊る必要があり作業に複数の人数が必要であった
り吊具そのものが大きくスペースを有する等作業性が悪
いという欠点があった。
は、１枚の大型板状になっているものや、パネルの四隅
に吊り金物を付与したものや、パネル端部に挟み込むも
のや、図５に示すようなコの字状のカポタストにて吊る
もの等が使用されている。このカポタストを用いた吊具
は、馬などの台に置かれたパネルを２対、２組（計４
個）のカポタストをパネル端部に挿入することにより吊
るものである。しかしこれらの方法は、いずれもバラン
ス良く吊る必要があり作業に複数の人数が必要であった
り吊具そのものが大きくスペースを有する等作業性が悪
いという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明はＡＬＣパネ
ル等を効率よく運搬できる吊具を提供するものである。
ル等を効率よく運搬できる吊具を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の吊具は、パネル
を掴むカポタストを有する２対のアームと、アームが互
いに同期して開閉する開閉機構と、アームが同期して横
行する横行機構と、２対のアームが同期して開閉・横行
するための昇降装置と、クレーン等から直接吊るされる
部分及び、前記の各装置を有する吊具架構から構成した
ものである。
を掴むカポタストを有する２対のアームと、アームが互
いに同期して開閉する開閉機構と、アームが同期して横
行する横行機構と、２対のアームが同期して開閉・横行
するための昇降装置と、クレーン等から直接吊るされる
部分及び、前記の各装置を有する吊具架構から構成した
ものである。
【０００５】また前記の昇降装置は、アームの横行に追
随して横行する２つの三角治具と、それを同時に昇降さ
せる昇降アームから構成されている。
随して横行する２つの三角治具と、それを同時に昇降さ
せる昇降アームから構成されている。
【０００６】アームは、同期して開閉する機構を持つ支
点部と、三角治具の昇降運動を開閉運動に変える対のロ
ーラー部と、アームの端部に常にパネルの面と水平にな
るように自由に動くように付けられた対のカポタストか
ら構成されている。
点部と、三角治具の昇降運動を開閉運動に変える対のロ
ーラー部と、アームの端部に常にパネルの面と水平にな
るように自由に動くように付けられた対のカポタストか
ら構成されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、上記のように構成した
ので、ＡＬＣパネル等をバランス良く少人数で簡単に吊
ることができ、パネルの大きさに合わせて同期させてア
ームを開閉、横行することで、コの字型のグラブである
カポタストで掴むため最小限のスペースで作業できる
等、効率的に運搬作業をする事が可能で、省力化とコス
ト低減を図ることができる。
ので、ＡＬＣパネル等をバランス良く少人数で簡単に吊
ることができ、パネルの大きさに合わせて同期させてア
ームを開閉、横行することで、コの字型のグラブである
カポタストで掴むため最小限のスペースで作業できる
等、効率的に運搬作業をする事が可能で、省力化とコス
ト低減を図ることができる。
【０００８】
【実施例】本発明の吊具は、パネルを掴むカポタストを
有する２対のアームと、アームが互いに同期して開閉す
る開閉機構と、アームが同期して横行する横行機構と、
２対のアームが同期して開閉・横行するための昇降装置
と、クレーン等から直接吊るされる部分で前記部分を有
する吊具本体骨組から構成されている。
有する２対のアームと、アームが互いに同期して開閉す
る開閉機構と、アームが同期して横行する横行機構と、
２対のアームが同期して開閉・横行するための昇降装置
と、クレーン等から直接吊るされる部分で前記部分を有
する吊具本体骨組から構成されている。
【０００９】以下各装置の構造を図面によって説明す
る。図１（Ａ）（Ｂ）は各々本発明の吊具の全体形状を
示す立面図と側面図で、主に長さで９００〜４８００ｍ
ｍ、幅で４００〜２４００ｍｍ、厚さで１００〜１５０
ｍｍの大きさのＡＬＣパネルを吊る対象としたものであ
る。図２は吊具の全体を模式的に示した斜視図、図３は
アームの開閉機構を模式的に示した側面図、図４（Ａ）
（Ｂ）は、各々アームの横行機構を模式的に示した立面
図と平面図である。
る。図１（Ａ）（Ｂ）は各々本発明の吊具の全体形状を
示す立面図と側面図で、主に長さで９００〜４８００ｍ
ｍ、幅で４００〜２４００ｍｍ、厚さで１００〜１５０
ｍｍの大きさのＡＬＣパネルを吊る対象としたものであ
る。図２は吊具の全体を模式的に示した斜視図、図３は
アームの開閉機構を模式的に示した側面図、図４（Ａ）
（Ｂ）は、各々アームの横行機構を模式的に示した立面
図と平面図である。
【００１０】図３でアーム１０は、パネル１を掴むカポ
タスト１１と、カポタスト１１がパネル１を水平に掴め
るよう自由に動くような支点１２と、対となるアーム１
０が互いに同期して開閉する機構を設けた支点１３と、
開閉する力を与えるローラー１４から構成されている。
また、図４で２対のアーム１０が同期して横行する機構
は、対のアーム１０にそれぞれ設けられたスライドガイ
ド２０と、それぞれの対のアーム１０に駆動力を与える
モーター２２と、駆動力をそれぞれの対のアーム１０に
伝えるタイミングベルト２１から構成されており、モー
ター２２の回転運動をタイミングベルト２１によって直
線運動に変換させることでアーム１０を横行させてい
る。また、それぞれのタイミングベルト２１は、反対方
向に回ることにより各々、対のアーム１０は同期して横
行（互いに内々（図でＸの方向）若しくは、外々（図で
Ｙの方向）に移動）することができる。
タスト１１と、カポタスト１１がパネル１を水平に掴め
るよう自由に動くような支点１２と、対となるアーム１
０が互いに同期して開閉する機構を設けた支点１３と、
開閉する力を与えるローラー１４から構成されている。
また、図４で２対のアーム１０が同期して横行する機構
は、対のアーム１０にそれぞれ設けられたスライドガイ
ド２０と、それぞれの対のアーム１０に駆動力を与える
モーター２２と、駆動力をそれぞれの対のアーム１０に
伝えるタイミングベルト２１から構成されており、モー
ター２２の回転運動をタイミングベルト２１によって直
線運動に変換させることでアーム１０を横行させてい
る。また、それぞれのタイミングベルト２１は、反対方
向に回ることにより各々、対のアーム１０は同期して横
行（互いに内々（図でＸの方向）若しくは、外々（図で
Ｙの方向）に移動）することができる。
【００１１】また、図２で対のアーム１０が同期して開
いた状態で若しくは、開閉しながら、２対のアーム１０
が同期して横行するための機構は、２つの三角治具３０
に同時に昇降運動を付与するバー３２と、バー３２に昇
降駆動を与えるジャッキアップ３３から構成されてお
り、三角治具３０は、バー３２とスライドガイド３１で
接続されている。三角治具３０はバー３２の昇降に合わ
せて昇降するが、常にローラー１４の耳部１５に挟まれ
る様に掛かっているため、アーム１０の横行に追随して
三角治具３０も横行する。これにより、対のアーム１０
が同期して開いた状態で若しくは、開閉しながら、２対
のアーム１０が同期して横行する事が可能となり、如何
なる大きさのパネル１であってもパネル１の中心が４つ
のカポタスト１１の中心となるように吊ることができる
ためバランス良く吊り上げることができる。
いた状態で若しくは、開閉しながら、２対のアーム１０
が同期して横行するための機構は、２つの三角治具３０
に同時に昇降運動を付与するバー３２と、バー３２に昇
降駆動を与えるジャッキアップ３３から構成されてお
り、三角治具３０は、バー３２とスライドガイド３１で
接続されている。三角治具３０はバー３２の昇降に合わ
せて昇降するが、常にローラー１４の耳部１５に挟まれ
る様に掛かっているため、アーム１０の横行に追随して
三角治具３０も横行する。これにより、対のアーム１０
が同期して開いた状態で若しくは、開閉しながら、２対
のアーム１０が同期して横行する事が可能となり、如何
なる大きさのパネル１であってもパネル１の中心が４つ
のカポタスト１１の中心となるように吊ることができる
ためバランス良く吊り上げることができる。
【００１２】本発明の吊具を使用するに当たっては、ク
レーン等により吊具をパネルの位置まで移動させ、作業
者によるリモコンのボタン操作等により、まずパネルの
長さに合わせてアームを横行させ、次にパネルの幅より
少し大きめにアームを開き、その状態で吊具を下降し、
適度な高さでカポタストがパネルの四隅を確実に挟むま
でアームを閉じた上で、吊具を上昇させ任意の位置まで
パネルを搬送する。パネルを降ろす場合は、吊具を下
げ、パネルが馬などに載り移った後アームを開くことで
可能となる。パネルを掴む場合あるいは、パネルを降ろ
す場合、アームの横行、開閉動作の順番はどちらが最初
でも良い。
レーン等により吊具をパネルの位置まで移動させ、作業
者によるリモコンのボタン操作等により、まずパネルの
長さに合わせてアームを横行させ、次にパネルの幅より
少し大きめにアームを開き、その状態で吊具を下降し、
適度な高さでカポタストがパネルの四隅を確実に挟むま
でアームを閉じた上で、吊具を上昇させ任意の位置まで
パネルを搬送する。パネルを降ろす場合は、吊具を下
げ、パネルが馬などに載り移った後アームを開くことで
可能となる。パネルを掴む場合あるいは、パネルを降ろ
す場合、アームの横行、開閉動作の順番はどちらが最初
でも良い。
【００１３】また、図示はしていないがカポタストの内
面には緩衝材等を張付ければパネルを傷つけることも無
く更に良い。
面には緩衝材等を張付ければパネルを傷つけることも無
く更に良い。
【００１４】また、図示はしていないがカポタスト以外
の掴み具に変えることで、パネル以外の搬送も可能とな
る。
の掴み具に変えることで、パネル以外の搬送も可能とな
る。
【００１５】また、図示はしていないが吊具架構部より
偶数本の伸縮式ワイヤーロープをクレーン本体に付ける
ことで、吊具の回転運動（自在運動）を防ぐことが可能
となる。
偶数本の伸縮式ワイヤーロープをクレーン本体に付ける
ことで、吊具の回転運動（自在運動）を防ぐことが可能
となる。
【００１６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の吊具
では、ＡＬＣパネル等をバランス良く少人数で簡単に吊
ることができ、パネルの大きさに合わせてアームを開閉
することで掴むため最小限のスペースで作業できる等、
効率的に運搬作業をする事が可能で、省力化とコスト低
減を図ることができる。
では、ＡＬＣパネル等をバランス良く少人数で簡単に吊
ることができ、パネルの大きさに合わせてアームを開閉
することで掴むため最小限のスペースで作業できる等、
効率的に運搬作業をする事が可能で、省力化とコスト低
減を図ることができる。
【図１】（Ａ）本発明の吊具の全体形状を示す立面図で
ある。 （Ｂ）本発明の吊具の全体形状を示す側面図である。
ある。 （Ｂ）本発明の吊具の全体形状を示す側面図である。
【図２】吊具の全体を模式的に示した斜視図である。
【図３】アームの開閉機構を模式的に示した側面図であ
る。
る。
【図４】（Ａ）アームの横行機構を模式的に示した立面
図である。 （Ｂ）アームの横行機構を模式的に示した平面図であ
る。
図である。 （Ｂ）アームの横行機構を模式的に示した平面図であ
る。
【図５】従来のカポタストを用いた吊り具の斜視図であ
る。
る。
１ パネル １０ アーム １１ カポタスト １２ 支点 １３ 支点 １４ ローラー １５ 耳部 １６ 昇降装置ガイドローラー ２０ スライドガイド ２１ タイミングベルト ２２ モーター ３０ 三角治具 ３１ スライドガイド ３２ バー ３３ 昇降用ジャッキ ３４ 昇降用モーター
Claims (3)
- 【請求項１】 パネルを掴むカポタストを有する２対の
アームと、対のアームが互いに同期して開閉する開閉機
構と、アームが同期して横行する横行機構と、２対のア
ームが同期して開閉・横行するための昇降機構と、クレ
ーン等から直接吊るされる部分及び、前記の各装置を有
する吊具架構から構成することを特徴とする吊具。 - 【請求項２】 上記昇降機構が、アームの横行に追随し
て横行する２つの三角治具と、それを同時に昇降させる
昇降バーから構成されることを特徴とする請求項１記載
の吊具。 - 【請求項３】 上記アームが、同期して開閉する機構を
持つ支点部と、三角治具の昇降運動を開閉運動に変える
対のローラー部と、端部に自由に動くように付けられた
対のカポタストから構成されることを特徴とする請求項
１又は２記載の吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5365097A JPH10245186A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 吊 具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5365097A JPH10245186A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 吊 具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245186A true JPH10245186A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12948767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5365097A Pending JPH10245186A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 吊 具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10245186A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018052739A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 大和ハウス工業株式会社 | 吊り上げ用治具 |
| CN118495327A (zh) * | 2024-07-19 | 2024-08-16 | 洛阳凌鼎建筑工程机械有限公司 | 一种路桥隧道模板安装吊夹及其使用方法 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP5365097A patent/JPH10245186A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018052739A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 大和ハウス工業株式会社 | 吊り上げ用治具 |
| CN118495327A (zh) * | 2024-07-19 | 2024-08-16 | 洛阳凌鼎建筑工程机械有限公司 | 一种路桥隧道模板安装吊夹及其使用方法 |
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