JP2595135Y2 - 版材の移載装置 - Google Patents

版材の移載装置

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JP2595135Y2
JP2595135Y2 JP1992030472U JP3047292U JP2595135Y2 JP 2595135 Y2 JP2595135 Y2 JP 2595135Y2 JP 1992030472 U JP1992030472 U JP 1992030472U JP 3047292 U JP3047292 U JP 3047292U JP 2595135 Y2 JP2595135 Y2 JP 2595135Y2
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Japan
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lifting
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JP1992030472U
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JPH0582979U (ja
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和雄 高瀬
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水平に積層されている版
材の所望枚数その小口部を把持して一度に吊り上げ順次
移載する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移載装置は、図1を参考に説明す
ると、水平に積層されている版材24を所望枚数その小
口部を把持して一度に吊り上げ順次移載する場合、把持
部の昇降機構を搭載した台車9を水平に積層されている
版材24の真上に移動させ、昇降シリンダ8を作動させ
て把持部を開いた状態で降下させると、把持部は予め決
められている枚数の版材の小口部の両側に位置するよう
になっている。そこで昇降シリンダ8を作動させて把持
部を上昇させると版材24の小口部を把持して一度に吊
り上げる。それから台車9を移載場所まで移動させ、逆
の動作をさせることにより移載を完了する。
【0003】しかし、この操作では、把持部のストロー
クが一定であるため、吊り上げる版材の枚数が固定さ
れ、また版材の厚さが変わるとストロークの変更に面倒
な問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、吊り
上げる版材の枚数や、版材の厚さが変わっても把持部の
ストロークを容易に変更できる版材の移載装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記野目的を達成するた
め本考案は、水平に積層されている版材を所望枚数その
小口部を保持して一度に吊り上げ、順次移載する装置で
あって、把持部は先端に互いに水平に位置しかつその板
面により前記版材の小口部の両側方を把持し得る一対の
板状部材を取着したそれぞれ平行な二対の鋏状のアーム
の支点を両端部近辺に軸支した枠とアームの基部をリン
クプレートを介して懸吊するベースとからなり、また昇
降機構は前記枠の両端部から上方に垂直に立設されたガ
イドロッドとその外側に平行に、かつ台車に固着された
ガイドポストおよび台車に取着され、先端が前記ベース
に固着した昇降シリンダとからなり、把持部の昇降ガイ
ドロッドの上端部付近に互いに上下に位置をずらせて二
対の突起状のストッパを固着し、台車には二対のエアシ
リンダピンが同じ水準で係着され、一方の一対のエアシ
リンダピンの下方には一対の下限ピンが固着され、これ
らのいずれかのピンで前記ストッパを支承可能とする版
材の移載装置を特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案は前記した構成を有するため、台車に配
設した二対のエアシリンダピンと一方の一対のエアシリ
ンダピンの下方に設けた一対の下限ピンのいずれかで所
望の突起状のストッパを支承することにより、把持部の
ストロークが変更できるため、吊り上げる版材の枚数
や、版材の厚さが変わっても容易に対応することができ
るのである。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面により詳細に説
明する。図1は本考案装置の一部切欠正面図、図2は同
じく平面図、図3は側面図である。
【0008】図に示すように、本考案装置は水平な版材
の小口部を把持する把持部と、垂直に吊り上げる昇降機
構及びこの機構を搭載して水平方向に移動する台車とか
らなっている。
【0009】把持部は、先端に互いに水平に位置しかつ
その板面により前記版材の小口部の両側方を把持し得る
一対の板状部材2を取着したそれぞれ平行な二対の鋏状
のアーム1の支点1aを両端部近辺に軸支した枠3と、
アーム1の基部1bをリンクプレート4を介して懸吊す
るベースとからなっている。
【0010】この把持部の昇降機構は前記枠3の両端部
から上方に垂直に立設されたガイドロッド6と、このガ
イドロッド6の外側に平行に台車に固着されガイドロッ
ド6の上下に取着されたローラ6aを回転自在に支承す
るガイドポスト7及び台車9に取着された先端に前記ベ
ース5を固着した昇降シリンダ8とからなっている。ま
たベース5の下方中央部には透孔5aを突設した突起5
bが設けられており、枠3に係着されたエアシリンダ1
8の先端に取着されたピン18aがこの透孔5aに挿通
されるとベース5が枠3に固定されてアーム1が閉じな
いようになっている。
【0011】更にガイドロッド6の上端部付近に互いに
上下に位置をずらして二対の突起状のストッパ19、2
0が固着されている。一方台車9には二対のエアシリン
ダピン21、22が同じ水準で係着されており、エアシ
リンダピン21の更に下方に一対の下限ピン23が固着
されている。そしてこのエアシリンダピン21、又は2
2を伸長するとストッパ19又は20が懸架されてガイ
ドロッド6が降下できなくなる。エアシリンダピン2
1、22の双方が伸展していない場合は下限ピン23で
ストッパ19が懸架されてガイドロッド6が降下できな
くなる。
【0012】従って、例えばエアシリンダピン21を作
動させた昇降シリンダ8を伸長すればベース5に懸吊さ
れている把持部が降下するが、ガイドロッド6のストッ
パ19がエアシリンダピン21に阻止されるとガイドロ
ッド6の降下は停止する。さらに昇降シリンダ8をスト
ロークの限度まで伸長すればリンクプレート4が押し下
げられ、アーム1が開く。この状態から昇降シリンダ8
を収縮させれば、逆の動作で先ずアーム1が閉じ、次に
把持部は上限まで上昇することになる。なお、アーム1
が開いた状態でエアシリンダ18を作動させ、その先端
に取着されたピン18aがベース5の透孔5aに挿通さ
れるとベース5が枠3に固定されてアーム1が閉じなく
なる。
【0013】また台車9は上面四隅に配設された車輪1
0によって架台11上に固着された水平な一対のレール
12に沿って移動自在になっている。この台車9の移動
機構は台車に軸支され、モータ13からチェン14を介
して駆動されるシャフト15の両端に取着されたピニオ
ン16が、架台11の下面に固着されているラック17
と噛み合って回転することにより移動可能になってい
る。
【0014】以上のように構成された本装置の動作につ
いて以下に説明する。図1の下方のローラコンベア25
に版材24が2枚重ねで搬送されてきて停止すると、エ
アシリンダ18を伸長して把持部のアーム1を開き、エ
アシリンダピン21、22の双方が伸長していない状態
で待機していた装置の昇降シリンダ8を伸長させればベ
ース5に懸架されている把持部が下限まで降下して停止
する。このとき把持部の部材2は2段の版材24、24
aの小口部の両側方に位置している。次にエアシリンダ
18を収縮して、昇降シリンダ8を収縮させればベース
5、リンクプレート4を介してアーム1が閉じ、把持部
は版材24、24aを一度に把持して上限まで上昇す
る。するとモータ13が始動してチェン14、シャフト
15を介してピニオン16が回転し、ラック17に噛合
して台車9はレール12に沿って移動し、所定位置で停
止する。それから昇降シリンダ8を伸長させればベース
5は懸吊されている把持部が下限まで降下して停止し、
アーム1が開いて2段の版材24、24aの移載が完了
する。
【0015】その後エアシリンダ18を作動させてから
昇降シリンダ8を収縮させて把持部を上限まで上昇させ
ると共に、モータ13を逆転させて、最初の待機位置ま
で移動させる。
【0016】次に例えば厚さがAの版材を1枚だけ吊り
上げる場合には、エアシリンダピン21だけを伸長した
状態で昇降シリンダ8を伸長させれば、把持部の部材2
は上段の版材24の小口部の両側方に位置して停止する
ので、この位置から昇降シリンダ8を収縮させれば版材
24を1枚だけ吊り上げることができる。
【0017】また厚さがBの版材を1枚だけ吊り上げる
場合には、エアシリンダピン22だけを伸長した状態で
昇降シリンダ8を伸長させれば、把持部の部材2はやは
り上段の版材24の小口部の両側方に位置して停止する
ので、この位置から昇降シリンダ8を収縮させれば版材
24を1枚だけ吊り上げることができる。
【0018】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、把持部の昇
降ガイドロッドの所望位置に複数のストッパを配設する
と共に、把持部の昇降機構の搭載した台車に前記ストッ
パの何れかを選択して支承可能なピンを配設したから、
このピンで所望のストッパを支承することにより、把持
部のストロークが変更できる。従って吊り上げる版材の
枚数や、版材の厚さが変わっても容易に対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一部切欠正面図である。
【図2】本考案装置の一部切欠平面図である。
【図3】本考案装置の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 アーム 1a 支点 2 板状部材 1b 基部 3 枠 4 リンクプレート 5 ベース 5a 透孔 5b 突起 6 ガイドロッド 6a ローラ 7 ガイドポスト 8 昇降シリンダ 9 台車 10 車輪 11 架台 12 レール 13 モータ 14 チェン 15 シャフト 16 ピニオン 17 ラック 18 エアシリンダ 19 ストッパ 20 ストッパ 21 エアシリンダピン 22 エアシリンダピン 23 下限ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 1/28 - 1/32 B66C 1/42 B66C 1/44 B66C 1/58 B66C 1/66 B66C 1/68 B65G 47/90

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に積層されている版材を所望枚数そ
    の小口部を保持して一度に吊り上げ、順次移載する装置
    であって、把持部は先端に互いに水平に位置しかつその
    板面により前記版材の小口部の両側方を把持し得る一対
    の板状部材を取着したそれぞれ平行な二対の鋏状のアー
    ムの支点を両端部近辺に軸支した枠とアームの基部をリ
    ンクプレートを介して懸吊するベースとからなり、また
    昇降機構は前記枠の両端部から上方に垂直に立設された
    ガイドロッドとその外側に平行に、かつ台車に固着され
    たガイドポストおよび台車に取着され、先端が前記ベー
    スに固着した昇降シリンダとからなり、把持部の昇降ガ
    イドロッドの上端部付近に互いに上下に位置をずらせて
    二対の突起状のストッパを固着し、台車には二対のエア
    シリンダピンが同じ水準で係着され、一方の一対のエア
    シリンダピンの下方には一対の下限ピンが固着され、こ
    れらのいずれかのピンで前記ストッパを支承可能とする
    ことを特徴とする版材の移載装置。
JP1992030472U 1992-04-09 1992-04-09 版材の移載装置 Expired - Lifetime JP2595135Y2 (ja)

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JP1992030472U JP2595135Y2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 版材の移載装置

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JP1992030472U JP2595135Y2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 版材の移載装置

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JPH0582979U JPH0582979U (ja) 1993-11-09
JP2595135Y2 true JP2595135Y2 (ja) 1999-05-24

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ID=12304814

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51116562A (en) * 1975-04-04 1976-10-14 Ishikawajima Zosen Kakoki Kk Slab tong with pile height adjusting device
JPS5648448Y2 (ja) * 1978-02-23 1981-11-12
JPS5890490A (ja) * 1981-11-25 1983-05-30 株式会社新潟鐵工所 マニプレ−タ

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