JPH081205Y2 - パレットに対するパネルの送込み装置 - Google Patents

パレットに対するパネルの送込み装置

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JPH081205Y2
JPH081205Y2 JP10923190U JP10923190U JPH081205Y2 JP H081205 Y2 JPH081205 Y2 JP H081205Y2 JP 10923190 U JP10923190 U JP 10923190U JP 10923190 U JP10923190 U JP 10923190U JP H081205 Y2 JPH081205 Y2 JP H081205Y2
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JP
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transfer roller
pallet
panel
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hole
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JP10923190U
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健治 内田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパネルを立てた状態でパレットに載せるパネ
ルの送込み装置に関する。
〔従来の技術〕
コンベヤで運ばれてきたパネルを起立状態でパレット
に入れ、トラックで建築現場に運搬するような場合、従
来においては、作業員がホイストクレーンを操作しパネ
ルを持ち上げてパレットに入れている。
〔考案が解決しようとする課題〕 上記のように、作業員がパネルを持ち上げてパレット
に入れる方式では、手間がかかり作業能率が低いととも
に、パネルを傷付け易いという問題点がある。
本考案は、パネルを持ち上げることなく移送ローラ上
に滑らせてパレットに容易かつ迅速に、また傷付けるこ
となく入れることができるパレットに対するパネルの送
込み装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、第1の考案は、パネルを
移送する移送ローラを備えた基台と、移送ローラが上方
に突出する貫通孔を有し、移送ローラによるパネルの移
送方向と直交する方向に移動自在に上記基台に設けられ
た台車と、パネルが載せられる底板に形成された透孔か
ら上記移送ローラを上方に突き出して台車の上に載置さ
れたパレットを、上記台車に付設された複数の上下ロッ
ドを上昇させることにより該上下ロッドに支持し移送ロ
ーラに対して上昇させて移送ローラ上のパネルを底板に
受けさせる上下装置とを具備した構成とした。
また、第2の考案は、パネルを移送する移送ローラを
上下自在に備えた基台と、移送ローラが上方に突出する
貫通孔を有し、移送ローラによるパネルの移送方向と直
交する方向に移動自在に上記基台に設けられた台車と、
上記移送ローラを上昇させて台車上のパレットの底板に
形成された透孔から底板の上方に突き出せる上下装置と
を具備した構成とした。
〔作用〕
パネルが入れられるパレットを台車の上に載せ、該パ
レットの底板に形成された透孔から底板の上方に突き出
されている移送ローラを利用してパネルを立てた状態で
パレット内に滑り込ませる。したがって作業員がパネル
を一々持ち上げる必要がなく、手間をかけずに能率的に
パネルをパレットに入れることができる。しかもパネル
の移送経路が移送ローラによって定まるので、パネルの
パレットに対する衝突等によってパネルを損傷するおそ
れもない。
1枚のパネルをパレットに入れ終わったら、上下装置
を操作し移送ローラをパレットに対して相対的に降下さ
せ、移送ローラ上のパネルをパレットの底板の上に降ろ
す。次に、台車をパレットと一緒に基台に対して移動さ
せて移送ローラを次の搬入位置につけ、再び上下装置を
操作して移送ローラをパレットに対して相対的に上昇さ
せ、次のパネルをパレットに入れる。このように台車を
動かして移送ローラの位置を自由に変えることができる
ので、パネルをパレットの希望する位置に的確に入れる
ことができる。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもの
で、図中符号1は基台である。基台1は枠状に形成さ
れ、2本のレール2と複数(図のものは4個)の移送ロ
ーラ3を備える。レール2は基台1の対向する2辺に相
互に平行に設けられており、移送ローラ3は支持板4の
上に水平に並べて設けられている。移送ローラ3はパネ
ルAを起立状態で移送するもので、軸5に回転自在に枢
支され、その移送方向はレール2の長さ方向に直交させ
られている。
基台1には台車6が車輪7をレール2に案内させて移
動自在に設けられている。台車6はパレットBを載せる
もので、上下に貫通する貫通孔6aを有する。支持板4の
端部の2個の移送ローラ3はレール2の外側にあり、ま
た中央部の2個の移送ローラ3はレール2の内側にあっ
て貫通孔6aから台車6の上方に突き出している。
また符号8はトグル式の上下装置である。この上下装
置8は台車6に設備されており、一端をブラケット9に
軸10で取り付けられたトグルリンク11と、一端をトグル
リンク11の他端にピン12で連結されたトグルリンク13
と、このトグルリンク13に下端をピン14で連結された上
下ロッド15と、ブラケット9に軸16で取り付けられると
ともに一端を上記ピン12に枢着された操作レバー17とか
らなり、操作レバー17を軸16を支点に上に引き起こす
と、第4図のように、トグルリンク11,13がピン12の部
分で屈曲して上下ロッド15が降下し、また、操作レバー
17を軸16を支点に下に倒すと、第5図のように、トグル
リンク11,13が直線状になって上下ロッド15が上昇する
構成とされている。
ブラケット9は台車6にボルト18で取り付けられてお
り、また上下ロッド15はブラケット9に設けられた案内
パイプ19から台車6の小孔6bに上下自在に挿通されてい
る。上下ロッド15は台車6の上に載せられたパレットB
を支持して上下させるもので、台車6の四隅にそれぞれ
1本、合計4本設けられており、1個の操作レバー17で
2本の上下ロッド15が上下する。なお、第2図と第3図
では左の上下装置8が省略されている。
パレットBは、底板20に2個の支え枠21を所要の間隔
をおいて垂直に立設して成る。支え枠21の上端部には吊
り具22が取り付けられ、また底板20の下面には上下ロッ
ド15の挿入穴20aが形成されている。底板20は移送ロー
ラ3が上方に突出する透孔20bを有する。前記上下装置
8は、台車6に底板20を接触させるとともに移送ローラ
3を底板20から上に突出させて台車6の上に載せられて
いるパレットBを上昇させ、底板20の透孔20bに移送ロ
ーラ3を内没させる。パレットBは立てられたパネルA
を底板20上に載せて支え枠21で支える。支え枠21には梯
子23が取り付けられている。
次に上記のように構成された本考案に係るパレットに
対するパネルの送込み装置の作用を説明する。
パレットBにパネルAを入れる場合は、パレットBを
台車6の上に載せ、コンベヤ等により起立状態で送られ
てきたパネルAを、底板20の透孔20bから上に突き出し
ている移送ローラ3の上にそのまま移し、移送ローラ3
に沿ってパレットBに送り込む。このようにして1枚の
パネルAをパレットBに入れ終わったら、操作レバー17
を下に倒してパレットBを上昇させる。この操作でパレ
ットBはそれまで移送ローラ3の上に支持されていたパ
ネルAを底板20に受けて上昇し、パネルAを移送ローラ
3から浮上させる。
次に、台車6をパネルAのほぼ厚さ分だけレール2に
沿って移動させ、移送ローラ3をパネルAの次の送込み
位置につける。そして、操作レバー17を上に起こしてパ
レットBを降下させる。
以下同一の操作を繰り返して所定枚数のパネルAをパ
レットBに入れる。パネルAを入れたパレットBは、従
来同様に、吊り具22にワイヤロープをかけ、クレーン等
で台車6からトラック等に積み上げて運搬する。
上記では上下装置8でパレットBを移送ローラ3に対
して上下させたが、第6図に示すように移送ローラ3を
上下させるようにすることもできる。
第6図において移送ローラ3は、支持板4に上下自在
に設けられたフレーム24に取り付けられている。フレー
ム24は適当な案内機構(図示せず)で上下自在に案内さ
れており、上下装置8によってパレットBに対して上下
させられる。なお、第6図の上下装置8は、2個の上下
装置8のピン12を連結リンク25で相互に連結し、1個の
操作レバー17の操作で2本の上下ロッド15が互いに連動
して上下するようになっている。この連動方式は第1図
の送込み装置にも適用することができる。ブラケット9
は支持板4に固定されている。
作用について言えば、第1図の送込み装置においてパ
レットBを上昇させる時、移送ローラ3を下降させ、ま
た第1図のものにおいてパレットBを下降させる時移送
ローラ3を上昇させる。
上記二つの実施例のいずれの場合も、パレットB内の
パネルAを移送ローラ3を利用して外に引き出すことが
できるのは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、第1の考案は、パネルを移送す
る移送ローラを備えた基台と、移送ローラが上方に突出
する貫通孔を有し、移送ローラによるパネルの移送方向
と直交する方向に移動自在に上記基台に設けられた台車
と、パネルが載せられる底板に形成された透孔から上記
移送ローラを上方に突き出して台車の上に載置されたパ
レットを、上記台車に付設された複数の上下ロッドを上
昇させることにより該上下ロッドに支持し移送ローラに
対して上昇させて移送ローラ上のパネルを底板に受けさ
せる上下装置とを具備した構成とされ、また第2の考案
は、パネルを移送する移送ローラを上下自在に備えた基
台と、移送ローラが上方に突出する貫通孔を有し、移送
ローラによるパネルの移送方向と直交する方向に移動自
在に上記基台に設けられた台車と、上記移送ローラを上
昇させて台車上のパレットの底板に形成された透孔から
底板の上方に突き出せる上下装置とを具備した構成とさ
れているので、上下装置の操作により移送ローラをパレ
ットの底板上に突出させ、その移送ローラを利用してパ
ネルを容易かつ迅速にパレットに入れることができる。
しかもパネルを持ち上げる必要がないので、作業に力を
要せず、またパネルの移送経路が移送ローラによって定
まるので、パネルをパレットに衝突させて損傷するおそ
れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は本考案に係るパレットに対するパネルの送込み
装置の外観図、第2図と第3図は移送ローラと台車、及
びパレット等の関係を示す正面図、第4図は台車上にパ
レットが降下している状態を示す断面図、第5図はパレ
ットの上昇状態を示す断面図である。第6図は移送ロー
ラを上下させる場合の一例を示す略図である。 1……基台、3……移送ローラ 6……台車、6a……貫通孔 8……上下装置、20……底板 20b……透孔、A……パネル B……パレット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルを移送する移送ローラを備えた基台
    と、移送ローラが上方に突出する貫通孔を有し、移送ロ
    ーラによるパネルの移送方向と直交する方向に移動自在
    に上記基台に設けられた台車と、パネルが載せられる底
    板に形成された透孔から上記移送ローラを上方に突き出
    して台車の上に載置されたパレットを、上記台車に付設
    された複数の上下ロッドを上昇させることにより該上下
    ロッドに支持し移送ローラに対して上昇させて移送ロー
    ラ上のパネルを底板に受けさせる上下装置とを具備した
    ことを特徴とするパレットに対するパネルの送込み装
    置。
  2. 【請求項2】パネルを移送する移送ローラを上下自在に
    備えた基台と、移送ローラが上方に突出する貫通孔を有
    し、移送ローラによるパネルの移送方向と直交する方向
    に移動自在に上記基台に設けられた台車と、上記移送ロ
    ーラを上昇させて台車上のパレットの底板に形成された
    透孔から底板の上方に突き出せる上下装置とを具備した
    ことを特徴とするパレットに対するパネルの送込み装
    置。
JP10923190U 1990-10-18 1990-10-18 パレットに対するパネルの送込み装置 Expired - Lifetime JPH081205Y2 (ja)

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JP10923190U JPH081205Y2 (ja) 1990-10-18 1990-10-18 パレットに対するパネルの送込み装置

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JPH0484208U JPH0484208U (ja) 1992-07-22
JPH081205Y2 true JPH081205Y2 (ja) 1996-01-17

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