JPH10244804A - キャスター付ヒーター - Google Patents

キャスター付ヒーター

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JPH10244804A
JPH10244804A JP6377597A JP6377597A JPH10244804A JP H10244804 A JPH10244804 A JP H10244804A JP 6377597 A JP6377597 A JP 6377597A JP 6377597 A JP6377597 A JP 6377597A JP H10244804 A JPH10244804 A JP H10244804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーターの重量が増大しても、容易に搬送移
動することができるキャスター付ヒーターを提供する。 【解決手段】 縦型熱処理装置におけるベースプレート
8上に水平方向から搬送移動されて設置されるヒーター
11において、このヒーター11に搬送移動用のキャス
ター22を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャスター付ヒー
ターに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造においては、被処
理基板である半導体ウエハに酸化、拡散、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)、アニールなどの処理を施す
ために、各種の熱処理装置が使用されている。その熱処
理装置の一つである縦型熱処理装置は、筐体内に水平な
ベースプレートを備えており、このベースプレート上に
縦型熱処理炉を構成する円筒状のヒーターを設置してい
る。
【0003】この場合、上記ヒーターは、筐体の高さが
限られていることから、水平方向からベースプレート上
に搬送移動されて設置されるようになっている。従来の
ヒーターは、比較的小口径のウエハを対象として製作さ
れており、それほど重くなかったので、ベースプレート
上にスライド移動させて設置したり、あるいはメンテナ
ンスのためにスライド移動させて搬出することができ、
搬送移動に特に問題はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ヒ
ーターは、ウエハサイズの増大に伴い、重量が増大する
傾向がある。例えば、8インチ用のヒーターでは、重量
が70〜80Kgと重くなり、搬送移動に苦労するよう
になり、また、300mm用のヒータでは、重量が12
0〜300Kgと格段に重くなり、最早、従来の移動方
法で搬送移動することは困難であった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決すべくなさ
れたものである。本発明の目的は、ヒーターの重量が増
大しても、容易に搬送移動することができるキャスター
付ヒーターを提供することにある。また、本発明の目的
は、ヒーターが設置される筐体内の奥部に手が届きにく
いことから、ヒーターの設置時にキャスターの取外しを
不要にしたキャスター付ヒーターを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に係る発明は、縦型熱処理装
置におけるベースプレート上に水平方向から搬送移動さ
れて設置されるヒーターにおいて、このヒータに搬送移
動用のキャスターを設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2に係る発明は、縦型熱処理装置に
おけるベースプレート上に水平方向から搬送移動されて
設置されるヒーターにおいて、このヒーターにバネを介
して底面から引っ込み可能に突出付勢された搬送移動用
のキャスターを設け、ヒーターをベースプレート上に締
め付け固定するときに、その締め付け力により上記バネ
を圧縮させてキャスターをヒーターの底面から引っ込ま
せるように構成したことを特徴としている。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項2における
上記キャスターが球形の車輪を有していることを特徴と
している。
【0009】請求項1に係る発明によれば、ヒータに搬
送移動用のキャスターを設けたので、ヒーターの重量が
増大しても、容易に搬送移動することができる。
【0010】請求項2に係る発明によれば、ヒータにバ
ネを介して底面から引っ込み可能に突出付勢された搬送
移動用のキャスターを設け、ヒーターをベースプレート
上に締め付け固定するときに、その締め付け力により上
記バネを圧縮させてキャスターをヒーターの底面から引
っ込ませるように構成したので、ヒーターの設置時にキ
ャスターの取外しが不要になり、また、キャスターがヒ
ータの設置作業の妨げにならず、作業性の向上が図れ
る。
【0011】請求項3に係る発明によれば、上記キャス
ターが球形の車輪を有していることから、ヒーターを任
意の方向へ容易に搬送移動することができる。
【0012】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の形態を示す
キャスター付ヒーターの斜視図、図2は同キャスター付
ヒーターのキャスター部分の拡大断面図、図3はキャス
ター付ヒーターを具備した縦型熱処理装置の縦断面図で
ある。
【0013】先ず、縦型熱処理装置の一例について図3
を参照して説明する。この縦型熱処理装置は、例えばC
VD処理に適するように構成された縦型熱処理炉1を有
している。この縦型熱処理炉1は、熱処理室を構成する
縦長円筒状の反応管2を有している。この反応管2は、
耐熱性および赤外線透過性を有する材料、例えば石英に
より形成されている。また、反応管2は、上端および下
端が開口した内管3と、上端が閉塞され、下端が開口し
た外管4とからなる二重管構造に構成されていることが
好ましい。
【0014】上記反応管1の下端部には、処理ガス等の
供給、排気を行なうガス供給管部5および排気管部6を
側壁に有する円筒状のマニホールド7が接続されてい
る。このマニホールド7は、耐食性および耐食性を有す
る材料、例えばステンレスにより形成されている。この
マニホールド7は、上方に水平に配置されたベースプレ
ート8に図示しない取付部材を介して取付けられてい
る。
【0015】上記マニホールド7の上端部に上記外管4
の下端部が気密に接続され、マニホールド7の内側に形
成された鍔部9に上記内管3の下端部が支持されてい
る。上記ガス供給管部5は、上記内管3の内側に沿って
上方へ処理ガス等を供給するように設けられ、上記排気
管部6は、上記内管3と外管4との間の環状通路10か
ら処理後の排ガスを排気するように設けられている。
【0016】上記反応管1の周囲には、反応管1内を所
定の温度、例えば500〜1200℃に加熱するため
に、ヒーター11が配置されている。このヒーター11
は、ヒーター線(発熱抵抗線)12を反応管1の周囲を
巻回する如くコイル状に形成し、このヒーター線12の
外側を断熱材13で覆い、更にこの断熱材13の外側を
冷却ジャケット等のアウターシェル14で覆った構造に
なっている。ヒーター11は、後述するようにして上記
ベースプレート8上に設置されている。
【0017】縦型熱処理炉1の炉口を形成する上記マニ
ホールド7の下端開口部は、蓋体15で開閉可能に閉じ
られるようになっている。この蓋体15は、耐熱性およ
び耐食性を有する材料、例えばステンレス製であること
が好ましい。この蓋体15上には、例えば石英製の保温
筒16を介して熱処理用基板支持具であるウエハボート
17が着脱可能に載置される。このウエハボート17
は、被処理基板である円板状の半導体ウエハWを水平状
態で上下方向に所定の間隔で多数枚、例えば150枚程
度支持可能に構成されている。
【0018】上記蓋体15は、昇降機構18の昇降アー
ム19に取付けられており、この昇降機構18により蓋
体15の開閉と、反応管1に対するウエハボート17の
搬入、搬出が行なわれるようになっている。上記蓋体1
5には、保温筒16を介してウエハボート17を軸廻り
に回転させるための回転機構(図示省略)が設けられて
いることが好ましい。
【0019】上記マニホールド7の側壁に設けられたガ
ス供給管部5には、処理ガス等の供給源に通じるガス供
給管20が接続され、排気管部6には、排気系に通じる
排気管21が接続されている。この排気系には、反応管
1内を所定の減圧雰囲気ないし真空度、例えば10〜1
-8Torrに減圧排気するための図示しない真空ポン
プ等を有する減圧制御装置(図示省略)が設けられてい
る。上記縦型熱処理炉1の下方は、炉内へのウエハボー
ト17の搬入搬出を行うためのローディングエリアにな
っている。
【0020】上記縦型熱処理炉1や昇降機構18、その
他の関連機器等は、清浄な雰囲気に維持された図示しな
い筐体内に配設されている。ところで、縦型熱処理装置
の組立においては、上記筐体内におけるベースプレート
8上にヒーター11を設置する場合、上記筐体の高さが
限られていることから、ヒーター11を水平方向からベ
ースプレート8上に搬送移動して設置しなければならな
い。なお、ヒーター11の設置後に、反応管2等が取付
けられる。
【0021】上記ヒーター11の設置時およびメンテナ
ンス時におけるヒーター11の搬送移動を容易にするた
めに、ヒーター11には、図1ないし図2に示すよう
に、搬送移動用のキャスター22が設けられている。こ
のキャスター22は、ヒーター11にバネ23を介して
底面から引っ込み可能に突出付勢された状態で設けられ
ており、図9に示すように、ヒーター11をベースプレ
ート8上にボルト24により締め付け固定するときに、
その締め付け力により上記バネ23を圧縮させてキャス
ター22をヒーター11の底面から引っ込ませるように
構成されていることが好ましい。
【0022】上記ヒーター11は、その下部開口端にボ
トムメンバーである鍔状の底板25を有しており、この
底板25に上記キャスター22が取付けられている。キ
ャスター22は、ヒーター11を安定した支持状態で移
動可能とするために、周囲に適宜間隔で複数個配設され
ていることが好ましく、図示例のように、底板25の四
隅に配設されていることが好ましい。
【0023】上記キャスター22は、ローラー状の一般
的な車輪を有していてもよいが、移動性や構造上の観点
から、球形の車輪26を有していることが好ましい。こ
の車輪26としては、例えば鋼球が好適である。キャス
ター22は、上記車輪26をキャスター本体27に回転
可能に支持して構成されている。上記車輪26は、キャ
スター本体27にベアリングを介して回転可能に支持さ
れていることが好ましい(図示省略)。
【0024】上記キャスター22は、円筒状のキャスタ
ーケーシング28内に上下移動可能に収容されている。
キャスター22の上下移動を一定範囲に規制するため
に、キャスターケーシング28の上端部には上蓋29
が、下端部には車輪26が出没可能な開口部30を有す
る下蓋31が取付けられている。上記キャスターケーシ
ング28の上端とキャスター本体27の下端には、上下
方向で互に対向するフランジ部32,33が設けられ、
これら両フランジ部32,33間に、コイル状の上記バ
ネ23がキャスター本体27とキャスターケーシング2
8の間の環状空間に収容された状態で介設されている。
【0025】上記バネ23としては、ヒーター11の荷
重により圧縮されてキャスター22の車輪26が底板2
5の下面から引っ込むことがないように、所定のバネ定
数のものが用いられる。上記バネ23は、図示例では一
重(一本)に配置されているが、二重に配置されていて
もよい。上記ヒーター11の底板25には、キャスター
ケーシング28を取付けるための取付穴34が設けら
れ、キャスターケーシング28は、上記取付穴34に嵌
合されてネジ35で固定されている。以上のようにして
キャスター付ヒーター11が構成されている。
【0026】次に、上記構成のキャスター付ヒーター1
1をベースプレート8上に搭載設置する方法について図
4〜図9を参照しながら説明する。図4はヒーターセッ
ト治具を用いてキャスター付ヒーターを縦型熱処理装置
のベースプレート上にセットする状況を概略的に示す平
面図、図5は図4の側面図、図6はヒーターセット治具
の基部側の取付構造を示す側面図、図7はヒーターセッ
ト治具の先端側の位置決め支持構造を示す断面図、図8
はベースプレートとキャスター付ヒーターの間からヒー
タセット治具を取り去る状況を示す部分的側面図、図9
はベースプレート上にキャスター付ヒーターを固定した
状態を示す部分的側面図である。
【0027】先ず、上記ベースプレート8上に、キャス
ター付ヒーター11のキャスター22を案内する一対の
レール36を有するヒーターセット治具37を取付け
る。このヒーターセット治具37は、一対のレール36
を一端で連結板38を介して連結することにより平面コ
字状に形成されている。上記連結板38の下面には、図
6に示すように、ベースプレート8を支持固定している
架台39の側面に当接される位置決め用の当接部材40
を有しており、この当接部材40がボルト41と上記架
台39に固定されたナット42とにより上記架台39に
固定されるようになっている。上記レール36の先端部
の位置決めおよび浮き上がり防止のために、上記ベース
プレート8上には、図7に示すように、鋲状のストッパ
ー43が突設され、レール36の先端には、上記ストッ
パー43に係合する切欠部44が形成されている。
【0028】次に、上記ヒーターセット治具37と図示
しない床との間には高低差があるため、例えば巻上機等
によりキャスター付ヒーター11を昇降プレート45上
に載せ、この昇降プレート45を図示しないリフター
(昇降機)によりヒーターセット治具37の高さまで上
昇搬送する。昇降プレート45の下面には、リフターの
フォーク46を差し込むフォーク差込部47が設けられ
ている。昇降プレート45の上面には、上記ヒーターセ
ット治具37のレール36と対応する同様の一対のレー
ル48が設けられている。ヒーターセット治具37上の
レール36および昇降プレート45上のレール48は、
板状であり、その上面にキャスター22の車輪26を案
内する案内溝49,50が形成されていることが好まし
い。
【0029】上記昇降プレート45上のレール48がヒ
ーターセット治具47上のレール46と同一レベルにな
ったときに、両者を結合するために、昇降プレート45
とヒーターセット治具47の対向する端部51,52同
士をボルト53とナット54により連結する。この場
合、上記ボルト53は、図6に仮想線で示すように昇降
プレート45の端部51側に収納可能に設けられている
ことが好ましい。
【0030】昇降プレート45とヒーターセット治具3
7の対向する端部51,52同士をボルト53とナット
54により連結したなら、キャスター付ヒーター11を
キャスター22を介してレール48,36上に沿ってベ
ースプレート8の上部まで搬送移動する。次いで、図8
に示すように、キャスター付ヒーター11の底板25に
取付けられたセット用のボルト55によりキャスター付
ヒータ11をベースプレート8上から浮かせた支持状態
にし、この状態でベースプレート8とヒーター11の間
からヒーターセット治具37を取り去る。次いで、図9
に示すように、ヒーター11の底板25をベースプレー
ト8上に締結固定具であるボルト24により締め付けて
固定すればよく、その締め付け力によりバネ23が圧縮
されてキャスター22の車輪26が底板25の下面より
引っ込み、底板25がベースプレート8上に結合され、
ヒーター11の設置が完了する。このようにしてヒータ
ー11をベースプレート8上に容易に搭載することがで
きる。
【0031】なお、ヒーター11の底板25には、上記
ベースプレート8上に突設されたストッパー43と干渉
を避けるための凹部ないし穴部が設けられている(図示
省略)。また、ヒーター11のメンテナンスを行う場合
には、上記とは逆の順序によりヒーター11をベースプ
レート8上から容易に搬出することができる。
【0032】以上のように構成されたキャスター付ヒー
タ11によれば、ヒーター11に搬送移動用のキャスタ
ー22が設けられているため、ヒーター11の重量が増
大しても、容易に搬送移動することができる。従って、
ウエハサイズ300mm以上用のヒーター11であった
としても、ヒーター11の設置時およびメンテナンス時
の搬送作業を容易に行うことができ、労力の軽減および
作業性の向上が図れる。
【0033】また、上記キャスター付ヒーター11によ
れば、ヒーター11にバネ23を介して底面から引っ込
み可能に突出付勢された搬送移動用のキャスター22が
設けられ、ヒーター11をベースプレート8上に締め付
け固定するときに、その締め付け力により上記バネ23
が圧縮されてキャスター22がヒーター11の底面から
引っ込むように構成されているため、ヒーター11の設
置時にキャスター22の取外しが不要になり、また、キ
ャスター22がヒーター11の設置作業の妨げになら
ず、作業性の向上が図れる。ヒーター11が設置される
筐体内の奥部は手が届きにくく、キャスターの取外し作
業を行うことが困難であるため、出没可能な上記キャス
ターを採用することにより、キャスターの取外しが不要
になり、作業性が向上する。
【0034】更に、上記キャスター22が球形の車輪2
6を有していることから、ヒーター11を任意の方向へ
容易に搬送移動することができる。また、上記キャスタ
ー22は、ヒーター11の底部にバネ23を介して設け
られているため、ヒーター11の搬送時に発生する振動
を上記バネ23によって吸収することができる。なお、
キャスター22は、ヒーター11の設置後に取外さない
が、ヒーター11の外側の例えば50℃程度しか昇温し
ない底板25に設けられているため、熱影響を受ける心
配はない。
【0035】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、バネ23は、高耐熱
性を有する材料、例えばインコネル製あるいはセラミッ
ク製等であることが好ましいが、ステンレス製等の普通
バネ材料であってもよい。縦型熱処理装置としては、C
VD以外に、例えば酸化、拡散、アニール等の熱処理に
適するように構成されていてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0037】(1)請求項1に係る発明によれば、ヒー
タに搬送移動用のキャスターを設けたので、ヒーターの
重量が増大しても、容易に搬送移動することができる。
【0038】(2)請求項2に係る発明によれば、ヒー
タにバネを介して底面から引っ込み可能に突出付勢され
た搬送移動用のキャスターを設け、ヒーターをベースプ
レート上に締め付け固定するときに、その締め付け力に
より上記バネを圧縮させてキャスターをヒーターの底面
から引っ込ませるように構成したので、ヒーターの設置
時にキャスターの取外しが不要になり、キャスターがヒ
ータの設置作業の妨げにならず、作業性の向上が図れ
る。
【0039】(3)請求項3に係る発明によれば、上記
キャスターが球形の車輪を有していることから、ヒータ
ーを任意の方向へ容易に搬送移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すキャスター付ヒータ
ーの斜視図である。
【図2】同キャスター付ヒーターのキャスター部分の拡
大断面図である。
【図3】キャスター付ヒーターを具備した縦型熱処理装
置の縦断面図である。
【図4】ヒーターセット治具を用いてキャスター付ヒー
ターを縦型熱処理装置のベースプレート上にセットする
状況を概略的に示す平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】ヒーターセット治具の基部側の取付構造を示す
側面図である。
【図7】ヒーターセット治具の先端側の位置決め支持構
造を示す断面図である。
【図8】ベースプレートとキャスター付ヒーターの間か
らヒータセット治具を取り去る状況を示す部分的側面図
である。
【図9】ベースプレート上にキャスター付ヒーターを固
定した状態を示す部分的側面図である。
【符号の説明】
8 ベースプレート 11 ヒーター 22 キャスター 23 バネ 26 球形の車輪
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/324 H01L 21/324 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦型熱処理装置におけるベースプレート
    上に水平方向から搬送移動されて設置されるヒーターに
    おいて、このヒータに搬送移動用のキャスターを設けた
    ことを特徴とするキャスター付ヒーター。
  2. 【請求項2】 縦型熱処理装置におけるベースプレート
    上に水平方向から搬送移動されて設置されるヒーターに
    おいて、このヒーターにバネを介して底面から引っ込み
    可能に突出付勢された搬送移動用のキャスターを設け、
    ヒーターをベースプレート上に締め付け固定するとき
    に、その締め付け力により上記バネを圧縮させてキャス
    ターをヒーターの底面から引っ込ませるように構成した
    ことを特徴とするキャスター付ヒーター。
  3. 【請求項3】 上記キャスターが球形の車輪を有してい
    ることを特徴とする請求項2記載のキャスター付ヒータ
    ー。
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