JPH06127621A - 基板移載装置 - Google Patents
基板移載装置Info
- Publication number
- JPH06127621A JPH06127621A JP9230293A JP9230293A JPH06127621A JP H06127621 A JPH06127621 A JP H06127621A JP 9230293 A JP9230293 A JP 9230293A JP 9230293 A JP9230293 A JP 9230293A JP H06127621 A JPH06127621 A JP H06127621A
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- Japan
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- supporting
- hand
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板支持ハンドの帯電静電気に影響されるこ
となく安定した状態で基板を支持することができると共
に、基板を落下させることなく信頼性の高い移載を行な
うことができ、しかも基板への塵埃の付着を軽減して歩
留りを向上させる。 【構成】 本基板移載装置70は、25枚の基板Wを収
納したカセット60と、基板Wを処理するために100
〜150枚の基板Wを保持する熱処理ボート50との間
で基板Wを支持面76Aで支持した状態で双方向に移載
する基板支持体76が設けられたもので、上記基板Wの
支持面76Aと基板Wとの間に隙間δを形成した状態で
基板Wをその周縁部で支承する支承部76B、76Bを
支持面76Aの前後両端部にそれぞれ設ける共に、基板
Wを支持面76A上に拘束する拘束部76D、76Dを
支承部76B、76Bにそれぞれ連設したものである。
となく安定した状態で基板を支持することができると共
に、基板を落下させることなく信頼性の高い移載を行な
うことができ、しかも基板への塵埃の付着を軽減して歩
留りを向上させる。 【構成】 本基板移載装置70は、25枚の基板Wを収
納したカセット60と、基板Wを処理するために100
〜150枚の基板Wを保持する熱処理ボート50との間
で基板Wを支持面76Aで支持した状態で双方向に移載
する基板支持体76が設けられたもので、上記基板Wの
支持面76Aと基板Wとの間に隙間δを形成した状態で
基板Wをその周縁部で支承する支承部76B、76Bを
支持面76Aの前後両端部にそれぞれ設ける共に、基板
Wを支持面76A上に拘束する拘束部76D、76Dを
支承部76B、76Bにそれぞれ連設したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板を移載する際に用
いられる基板移載装置に関する。
いられる基板移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造ラインでは、半導体ウエハ等
の基板に熱処理等の所定の処理を施す場合には例えば複
数枚の基板を同時に処理するバッチ処理が行なわれてお
り、この処理には、例えば、石英等の耐熱性及び化学的
安定性に優れ且つ発塵の少ない耐熱、耐食性材料によっ
て形成された処理用基板保持具、例えば処理用ボートが
用いられている。また、各処理工程間での基板の搬送に
は、軽量で発塵し難い安価な合成樹脂によって形成され
た搬送用基板収納具、例えばカセットが用いられてい
る。
の基板に熱処理等の所定の処理を施す場合には例えば複
数枚の基板を同時に処理するバッチ処理が行なわれてお
り、この処理には、例えば、石英等の耐熱性及び化学的
安定性に優れ且つ発塵の少ない耐熱、耐食性材料によっ
て形成された処理用基板保持具、例えば処理用ボートが
用いられている。また、各処理工程間での基板の搬送に
は、軽量で発塵し難い安価な合成樹脂によって形成され
た搬送用基板収納具、例えばカセットが用いられてい
る。
【0003】また、処理装置内で基板をバッチ処理する
場合には、処理用ボートとカセット間に配設された移載
装置を用いて、処理用ボートとカセットとの間で基板を
自動的に移載するようにしている。この移載装置には基
板を支持する基板支持体、即ち、基板支持ハンドが取り
付けれ、この基板支持ハンドで基板を支持した状態で基
板を移載するようにしている。このような基板支持ハン
ドとしては、例えば、特開平2−71544号公報に記
載された基板を真空吸着するタイプのものと、特公平2
−39009号公報、実開昭64−6047号公報に記
載された基板を支持面に載せるタイプのものとがある。
場合には、処理用ボートとカセット間に配設された移載
装置を用いて、処理用ボートとカセットとの間で基板を
自動的に移載するようにしている。この移載装置には基
板を支持する基板支持体、即ち、基板支持ハンドが取り
付けれ、この基板支持ハンドで基板を支持した状態で基
板を移載するようにしている。このような基板支持ハン
ドとしては、例えば、特開平2−71544号公報に記
載された基板を真空吸着するタイプのものと、特公平2
−39009号公報、実開昭64−6047号公報に記
載された基板を支持面に載せるタイプのものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前者のタイプの基板支持ハンドの場合には、その支持面
に基板を真空吸着して確実に移載できる反面、基板支持
ハンドへの基板の吸着時に周囲から基板支持ハンドに塵
埃を吸引して、移載すべき基板表面に塵埃を付着させ、
歩留りを低下させるという課題があった。また、後者の
タイプの特公平2−39009号公報に記載されたウエ
ハー支持部の場合には、ウエハー支持部と基板との間に
静電気が発生してこれら両者間に吸着力あるいは反発力
が作用してウエハー支持部上での基板が不安定になっ
て、基板の移載時に基板がウエハー支持部から落下した
り、ウエハー支持部で基板が摺動され、この結果発生す
る塵埃が基板に付着したりして歩留りを低下させるとい
う課題があった。また、後者のタイプの実開昭64−6
047号公報に記載されたものの場合には、基板を支持
面上のピンで支持するようにしてあるため、静電気の影
響が緩和される反面、基板を支承する面積が小さいた
め、やはり基板の移載時に基板が基板支持ハンドから落
下し、移載の信頼性を低下させるという課題があった。
前者のタイプの基板支持ハンドの場合には、その支持面
に基板を真空吸着して確実に移載できる反面、基板支持
ハンドへの基板の吸着時に周囲から基板支持ハンドに塵
埃を吸引して、移載すべき基板表面に塵埃を付着させ、
歩留りを低下させるという課題があった。また、後者の
タイプの特公平2−39009号公報に記載されたウエ
ハー支持部の場合には、ウエハー支持部と基板との間に
静電気が発生してこれら両者間に吸着力あるいは反発力
が作用してウエハー支持部上での基板が不安定になっ
て、基板の移載時に基板がウエハー支持部から落下した
り、ウエハー支持部で基板が摺動され、この結果発生す
る塵埃が基板に付着したりして歩留りを低下させるとい
う課題があった。また、後者のタイプの実開昭64−6
047号公報に記載されたものの場合には、基板を支持
面上のピンで支持するようにしてあるため、静電気の影
響が緩和される反面、基板を支承する面積が小さいた
め、やはり基板の移載時に基板が基板支持ハンドから落
下し、移載の信頼性を低下させるという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、静電気に影響されることなく安定した状態
で基板を支持することができると共に、基板を落下させ
ることなく信頼性の高い移載を行なうことができ、しか
も基板への塵埃の付着を軽減して歩留りを向上させるこ
とができる基板移載装置を提供することを目的としてい
る。
れたもので、静電気に影響されることなく安定した状態
で基板を支持することができると共に、基板を落下させ
ることなく信頼性の高い移載を行なうことができ、しか
も基板への塵埃の付着を軽減して歩留りを向上させるこ
とができる基板移載装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の基板移載装置は、複数の基板を収納した搬送用基板収
納具と、基板を処理するために複数の基板を複数の支柱
で保持する処理用基板保持具との間で基板を支持面で支
持した状態で双方向に移載する基板支持体が設けられた
基板移載装置において、上記基板の支持面と上記基板と
の間に隙間を形成した状態で上記基板をその周縁部で支
承する支承部を上記支持面の前後両端部にそれぞれ設け
る共に、上記基板を上記支持面上に拘束する拘束部を上
記各支承部にそれぞれ連設して構成さたものである。
の基板移載装置は、複数の基板を収納した搬送用基板収
納具と、基板を処理するために複数の基板を複数の支柱
で保持する処理用基板保持具との間で基板を支持面で支
持した状態で双方向に移載する基板支持体が設けられた
基板移載装置において、上記基板の支持面と上記基板と
の間に隙間を形成した状態で上記基板をその周縁部で支
承する支承部を上記支持面の前後両端部にそれぞれ設け
る共に、上記基板を上記支持面上に拘束する拘束部を上
記各支承部にそれぞれ連設して構成さたものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の基板移載
装置は、請求項1に記載の発明において、上記基板支持
体の支持面に透孔を設けると共に、この基板支持体を上
下方向に所定の間隔を空けて複数設けたものである。
装置は、請求項1に記載の発明において、上記基板支持
体の支持面に透孔を設けると共に、この基板支持体を上
下方向に所定の間隔を空けて複数設けたものである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載の基板移載
装置は、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記支持面の幅を上記支柱間の幅より広幅に形成す
ると共にその先端部を上記支柱間に進入する先細形状に
形成したものである。
装置は、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記支持面の幅を上記支柱間の幅より広幅に形成す
ると共にその先端部を上記支柱間に進入する先細形状に
形成したものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載に発明によれば、搬送
用基板収納具から処理用基板保持具へ、あるいは処理用
基板保持具から搬送用基板収納具へ基板を移載する際
に、基板支持体の支持面に基板を載せると、基板を支持
面の前後両端部の支承部で支持面との間に隙間を隔てた
状態で支承すると共に拘束部で基板を支持面上に拘束
し、この基板を基板支持体から落下させることなく移載
することができ、この間の基板への静電気の影響を上記
隙間によってなくし、塵埃を基板に付着させることなく
基板を移載することができる。
用基板収納具から処理用基板保持具へ、あるいは処理用
基板保持具から搬送用基板収納具へ基板を移載する際
に、基板支持体の支持面に基板を載せると、基板を支持
面の前後両端部の支承部で支持面との間に隙間を隔てた
状態で支承すると共に拘束部で基板を支持面上に拘束
し、この基板を基板支持体から落下させることなく移載
することができ、この間の基板への静電気の影響を上記
隙間によってなくし、塵埃を基板に付着させることなく
基板を移載することができる。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、上記基板支持体
を上下方向に所定の間隔を空けて複数設けたため、複数
の基板を同時に移載することができると共に、各基板支
持体の支持面に透孔を設けたため、基板への静電気の影
響を更に緩和することができ、しかも基板への塵埃の付
着を更に緩和することができる。
れば、請求項1に記載の発明において、上記基板支持体
を上下方向に所定の間隔を空けて複数設けたため、複数
の基板を同時に移載することができると共に、各基板支
持体の支持面に透孔を設けたため、基板への静電気の影
響を更に緩和することができ、しかも基板への塵埃の付
着を更に緩和することができる。
【0011】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記支持面の幅を上記支柱間の幅より広幅に形成すると
共にその先端部を上記支柱間に進入する先細形状に形成
したため、基板支持体の支持面先端部が処理用基板保持
具の支柱間に進入して大口径の基板を落下させることな
く安定且つ確実に処理用基板保持具へ移載することがで
きる。
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記支持面の幅を上記支柱間の幅より広幅に形成すると
共にその先端部を上記支柱間に進入する先細形状に形成
したため、基板支持体の支持面先端部が処理用基板保持
具の支柱間に進入して大口径の基板を落下させることな
く安定且つ確実に処理用基板保持具へ移載することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図12に示す実施例に基づいて
本発明を説明する。本実施例の基板移載装置を適用した
縦型熱処理装置Aは、図1に示すように、同図左方のク
リーンルームRから同図右方のメンテナンスルームMに
突出するように配設され、その一壁面が両ルームR、M
間の隔壁Pに連続し、クリーンルームRとメンテナンス
ルームMとを遮断している。そして、この縦型熱処理装
置Aは、同図に示すように、水平方向の壁11によって
上部室12と下部室13とに区画されたケーシング10
と、このケーシング10の上部室12に垂直に配設され
た加熱炉20と、この加熱炉20内に収納された二重壁
構造の反応容器30と、この反応容器30の下方の下部
室13内に配設された昇降機構40と、この昇降機構4
0によって反応容器30内にロードされあるいは反応容
器30内からアンロードされ且つ基板Wを水平に上下方
向等間隔を隔てて保持する処理用基板保持具(本実施例
では以下、「熱処理用ボート」と称す)50と、この熱
処理用ボート50で保持された熱処理後の基板Wを搬送
用基板収納具(本実施例では以下、「カセット」と称
す)60へ移載し、逆にカセット60から熱処理用ボー
ト50へ熱処理前の基板Wを移載する基板移載装置70
とを備えて構成されている。
本発明を説明する。本実施例の基板移載装置を適用した
縦型熱処理装置Aは、図1に示すように、同図左方のク
リーンルームRから同図右方のメンテナンスルームMに
突出するように配設され、その一壁面が両ルームR、M
間の隔壁Pに連続し、クリーンルームRとメンテナンス
ルームMとを遮断している。そして、この縦型熱処理装
置Aは、同図に示すように、水平方向の壁11によって
上部室12と下部室13とに区画されたケーシング10
と、このケーシング10の上部室12に垂直に配設され
た加熱炉20と、この加熱炉20内に収納された二重壁
構造の反応容器30と、この反応容器30の下方の下部
室13内に配設された昇降機構40と、この昇降機構4
0によって反応容器30内にロードされあるいは反応容
器30内からアンロードされ且つ基板Wを水平に上下方
向等間隔を隔てて保持する処理用基板保持具(本実施例
では以下、「熱処理用ボート」と称す)50と、この熱
処理用ボート50で保持された熱処理後の基板Wを搬送
用基板収納具(本実施例では以下、「カセット」と称
す)60へ移載し、逆にカセット60から熱処理用ボー
ト50へ熱処理前の基板Wを移載する基板移載装置70
とを備えて構成されている。
【0013】また、上記上部室12は、上記クリーンル
ームR側の壁面に形成された開口部12Aを介してクリ
ーンルームRに連通し、また床面となる隔壁11に形成
された開口部に取り付けられたファン80、フィルター
90を介して下部室13に連通しており、ファン80に
よってクリーンルームRの清浄な空気を開口部12Aか
ら吸引し、フィルター90で更に除塵しながら下部室1
3へ送風して空気をダウンフローさせ、その下方に位置
するカセット60に空気を吹き付けて基板W及び上記各
機器に塵埃を付着させないように構成されている。尚、
上記フィルター90としては、例えばHEPAフィルタ
ー、ULPAフィルター等を用いることができる。
ームR側の壁面に形成された開口部12Aを介してクリ
ーンルームRに連通し、また床面となる隔壁11に形成
された開口部に取り付けられたファン80、フィルター
90を介して下部室13に連通しており、ファン80に
よってクリーンルームRの清浄な空気を開口部12Aか
ら吸引し、フィルター90で更に除塵しながら下部室1
3へ送風して空気をダウンフローさせ、その下方に位置
するカセット60に空気を吹き付けて基板W及び上記各
機器に塵埃を付着させないように構成されている。尚、
上記フィルター90としては、例えばHEPAフィルタ
ー、ULPAフィルター等を用いることができる。
【0014】一方、上記下部室13の正面側、即ち、ク
リーンルームRの反対側にはヒンジ14を介して扉15
が開閉可能に取り付けられ、この扉15の内側に第1空
間部16を形成している。この第1空間部16は、下部
室13との隔壁に形成された開口部13Aに第1空間部
16側に位置させて取り付けられファン100、フィル
ター(上記フィルター90と同様のもの)110及び反
射板120を介して下部室13に連通している。また、
この下部室13の床面の裏面側には第2空間部17が形
成され、この第2空間部17がクリーンルームR側及び
扉15側それぞれの壁面に形成された開口部13B、1
3Cを介してクリーンルームRと第1空間部16を連通
し、ファン100によってクリーンルームR内の空気を
下部室13へ送風する際のダクトを形成している。尚、
上記開口部13Cにもフィルター(図示せず)が取り付
けられている。従って、ファン100によって下部室1
3内へクリーンルームRの清浄な空気を水平方向に送風
して空気をサイドフローさせ、このファン100に対向
する熱処理用ボート50に保持された基板Wへ空気を吹
き付けて基板Wへの塵埃の付着を防止すると共に、反射
板120によってアンロード時の熱処理用ボート50か
らの高熱を下部室13内へ反射してフィルター110の
損傷を防止するように構成されている。また、上記下部
室13には、内部で発生した静電気を中和させる電荷中
和手段、例えばイオナイザ18が取り付けられている。
リーンルームRの反対側にはヒンジ14を介して扉15
が開閉可能に取り付けられ、この扉15の内側に第1空
間部16を形成している。この第1空間部16は、下部
室13との隔壁に形成された開口部13Aに第1空間部
16側に位置させて取り付けられファン100、フィル
ター(上記フィルター90と同様のもの)110及び反
射板120を介して下部室13に連通している。また、
この下部室13の床面の裏面側には第2空間部17が形
成され、この第2空間部17がクリーンルームR側及び
扉15側それぞれの壁面に形成された開口部13B、1
3Cを介してクリーンルームRと第1空間部16を連通
し、ファン100によってクリーンルームR内の空気を
下部室13へ送風する際のダクトを形成している。尚、
上記開口部13Cにもフィルター(図示せず)が取り付
けられている。従って、ファン100によって下部室1
3内へクリーンルームRの清浄な空気を水平方向に送風
して空気をサイドフローさせ、このファン100に対向
する熱処理用ボート50に保持された基板Wへ空気を吹
き付けて基板Wへの塵埃の付着を防止すると共に、反射
板120によってアンロード時の熱処理用ボート50か
らの高熱を下部室13内へ反射してフィルター110の
損傷を防止するように構成されている。また、上記下部
室13には、内部で発生した静電気を中和させる電荷中
和手段、例えばイオナイザ18が取り付けられている。
【0015】そして、上記上部室12内に配設された加
熱炉20は、上端部が閉塞し、下端部が開口した筒状体
として形成されている。即ち、この加熱炉20は、図1
に示すように、筒状体の直胴部内面に取り付けられたコ
イル状の抵抗発熱体21と、この抵抗発熱体21を保持
すると共に筒状体の直胴部及び上端部の内面全面を被覆
する断熱材22と、この断熱材22の外面全面を被覆す
るステンレス等からなるシェル23とを備え、上記抵抗
発熱体21によって反応容器30を基板Wの熱処理に要
求される温度、例えば、500〜1200℃の範囲で全
長に亘って安定的に加熱、制御できるように構成されて
いる。
熱炉20は、上端部が閉塞し、下端部が開口した筒状体
として形成されている。即ち、この加熱炉20は、図1
に示すように、筒状体の直胴部内面に取り付けられたコ
イル状の抵抗発熱体21と、この抵抗発熱体21を保持
すると共に筒状体の直胴部及び上端部の内面全面を被覆
する断熱材22と、この断熱材22の外面全面を被覆す
るステンレス等からなるシェル23とを備え、上記抵抗
発熱体21によって反応容器30を基板Wの熱処理に要
求される温度、例えば、500〜1200℃の範囲で全
長に亘って安定的に加熱、制御できるように構成されて
いる。
【0016】また、上記加熱炉20内に収納された反応
容器30は、上記加熱炉20内に軸芯を一致させて挿
入、配置されている。そして、この反応容器30は、図
1に示すように、上端部が閉塞し且つ下端部が開口した
石英等の耐熱、耐食性材料によって形成された外筒31
と、この外筒31の内側に隙間を隔てて同心円状に挿
入、配置され且つ外筒31と同様の耐熱、耐食性材料に
よって両端部を開口させて形成された内筒32とを備え
た二重構造容器として構成されている。更に、この反応
容器30は、図示しない保持機構によって保持された、
ステンレス等の金属からなるマニホールド33を備え、
このマニホールド33は、耐熱性の弾性部材からなるO
リング(図示せず)を介して外筒31の下端に密着、係
合し、また、その内面から水平方向に延設された延設部
33Aで内筒32を支承すると共に下端に形成されたフ
ランジ33Bで後述する熱処理用ボート50のフランジ
と係合して反応容器30内を封止するように構成されて
いる。更に、このマニホールド33は、反応容器30の
内部を真空排気する真空ポンプ等の排気系に接続する本
体33と同材質の排気管33Cと、この排気管33Cの
やや下方に外部から内部に挿着された石英等の耐熱、耐
食性材料からなる第1、第2ガス導入管33D、33E
を有し、第1、第2ガス導入管33D、33Eがいずれ
も内端を上向きして屈曲形成されている。これらの各ガ
ス導入管33D、33Eは、いずれも図示しないガス供
給源に接続され、基板Wにガス拡散等の熱処理を施す際
のガス導入部として構成されている。
容器30は、上記加熱炉20内に軸芯を一致させて挿
入、配置されている。そして、この反応容器30は、図
1に示すように、上端部が閉塞し且つ下端部が開口した
石英等の耐熱、耐食性材料によって形成された外筒31
と、この外筒31の内側に隙間を隔てて同心円状に挿
入、配置され且つ外筒31と同様の耐熱、耐食性材料に
よって両端部を開口させて形成された内筒32とを備え
た二重構造容器として構成されている。更に、この反応
容器30は、図示しない保持機構によって保持された、
ステンレス等の金属からなるマニホールド33を備え、
このマニホールド33は、耐熱性の弾性部材からなるO
リング(図示せず)を介して外筒31の下端に密着、係
合し、また、その内面から水平方向に延設された延設部
33Aで内筒32を支承すると共に下端に形成されたフ
ランジ33Bで後述する熱処理用ボート50のフランジ
と係合して反応容器30内を封止するように構成されて
いる。更に、このマニホールド33は、反応容器30の
内部を真空排気する真空ポンプ等の排気系に接続する本
体33と同材質の排気管33Cと、この排気管33Cの
やや下方に外部から内部に挿着された石英等の耐熱、耐
食性材料からなる第1、第2ガス導入管33D、33E
を有し、第1、第2ガス導入管33D、33Eがいずれ
も内端を上向きして屈曲形成されている。これらの各ガ
ス導入管33D、33Eは、いずれも図示しないガス供
給源に接続され、基板Wにガス拡散等の熱処理を施す際
のガス導入部として構成されている。
【0017】また、上記昇降機構40は、図1、図2に
示すように上記下部室13内で反応容器30の下方に配
設されている。そして、この昇降機構40は、駆動部4
1から垂直上方へ延設されたガイド軸42と、このガイ
ド軸42に取り付けられ且つ駆動部41から駆動力を得
てこのガイド軸42に沿って昇降すると共にその昇降位
置において矢示θ1方向に旋回する第1アーム43と、
この第1アーム43の先端部に取り付けられたモータ4
4の駆動力を得て旋回する第2アーム45と、この第2
アーム45の先端部上面に設置された熱処理用ボート5
0を矢示θ2方向に回動させるモータ(図示せず)とを
備え、予め記憶させたプログラムに従って熱処理用ボー
ト50を反応容器30にロードして熱処理用ボート50
に収納された基板Wを熱処理し、熱処理後は熱処理用ボ
ート50をアンロードできるように構成されている。
示すように上記下部室13内で反応容器30の下方に配
設されている。そして、この昇降機構40は、駆動部4
1から垂直上方へ延設されたガイド軸42と、このガイ
ド軸42に取り付けられ且つ駆動部41から駆動力を得
てこのガイド軸42に沿って昇降すると共にその昇降位
置において矢示θ1方向に旋回する第1アーム43と、
この第1アーム43の先端部に取り付けられたモータ4
4の駆動力を得て旋回する第2アーム45と、この第2
アーム45の先端部上面に設置された熱処理用ボート5
0を矢示θ2方向に回動させるモータ(図示せず)とを
備え、予め記憶させたプログラムに従って熱処理用ボー
ト50を反応容器30にロードして熱処理用ボート50
に収納された基板Wを熱処理し、熱処理後は熱処理用ボ
ート50をアンロードできるように構成されている。
【0018】また、上記昇降機構40の第2アーム45
の先端部に設置された熱処理用ボート50は、図2に示
すように、石英等の耐熱性、耐食性に優れた材料によっ
て形成された、複数(例えば、100〜150)の溝5
1Aを有する4本の基板保持支柱51と、これら4本の
基板保持支柱51を周方向等間隔に配置した状態でそれ
ぞれの上下両端を固定するようにこれらの基板保持支柱
51と一体的に構成された一対の円板52、52と、下
方の円板52の下面に設けられた保温筒53と、この保
温筒53の下端に形成されたフランジ54とを備え、こ
の熱処理用ボート50が反応容器30内にロードされた
時、フランジ54で反応容器30下端のマニホールド3
3に形成されたフランジ33Bと上述のように係合する
ように構成されている。また、上記各溝51Aは、それ
ぞれ上記各基板保持支柱51に対して上下方向等間隔を
隔てて形成され、これらの各溝51A間の隙間に後述す
る複数の基板支持体(以下、「基板支持ハンド」と称
す)を挿入し、これらの基板支持ハンドで支持された各
基板Wを各溝51Aに水平に係合させて各溝51Aによ
ってそれぞれの基板Wを保持するように構成されてい
る。
の先端部に設置された熱処理用ボート50は、図2に示
すように、石英等の耐熱性、耐食性に優れた材料によっ
て形成された、複数(例えば、100〜150)の溝5
1Aを有する4本の基板保持支柱51と、これら4本の
基板保持支柱51を周方向等間隔に配置した状態でそれ
ぞれの上下両端を固定するようにこれらの基板保持支柱
51と一体的に構成された一対の円板52、52と、下
方の円板52の下面に設けられた保温筒53と、この保
温筒53の下端に形成されたフランジ54とを備え、こ
の熱処理用ボート50が反応容器30内にロードされた
時、フランジ54で反応容器30下端のマニホールド3
3に形成されたフランジ33Bと上述のように係合する
ように構成されている。また、上記各溝51Aは、それ
ぞれ上記各基板保持支柱51に対して上下方向等間隔を
隔てて形成され、これらの各溝51A間の隙間に後述す
る複数の基板支持体(以下、「基板支持ハンド」と称
す)を挿入し、これらの基板支持ハンドで支持された各
基板Wを各溝51Aに水平に係合させて各溝51Aによ
ってそれぞれの基板Wを保持するように構成されてい
る。
【0019】また、上記昇降機構40の近傍に配設され
た本実施例の基板移載装置70は、図1、図2に示すよ
うに、本実施例の特徴である基板支持ハンドを備えてい
るため、この基板移載装置70について図3〜図5をも
参照しながら以下詳述する。尚、図3では基板支持ハン
ドを簡略化して示してある。この基板移載装置70は、
昇降機構71から垂直上方へ延設されたガイド軸72
と、このガイド軸72に取り付けられ且つ昇降機構71
から駆動力を得てこのガイド軸72に沿って昇降するア
ーム73と、このアーム73の先端部に取り付けられた
回転駆動機構74と、この回転駆動機構74の駆動軸7
4A(図4参照)に連結され且つこの回転駆動機構74
の駆動力を得てθ3方向で回動する矩形状の本体75
と、この本体75の上面に長手方向に往復動可能に取り
付けられた本実施例に係る複数(本実施例では、5枚1
組のものと、その下方の1枚との計6枚)の矩形状の基
板支持ハンド76とを備え、上記熱処理用ボート50と
カセット60との間で各基板支持ハンド76上に基板W
を載せて予め記憶させたプログラムに従って移載するよ
うに構成されている。
た本実施例の基板移載装置70は、図1、図2に示すよ
うに、本実施例の特徴である基板支持ハンドを備えてい
るため、この基板移載装置70について図3〜図5をも
参照しながら以下詳述する。尚、図3では基板支持ハン
ドを簡略化して示してある。この基板移載装置70は、
昇降機構71から垂直上方へ延設されたガイド軸72
と、このガイド軸72に取り付けられ且つ昇降機構71
から駆動力を得てこのガイド軸72に沿って昇降するア
ーム73と、このアーム73の先端部に取り付けられた
回転駆動機構74と、この回転駆動機構74の駆動軸7
4A(図4参照)に連結され且つこの回転駆動機構74
の駆動力を得てθ3方向で回動する矩形状の本体75
と、この本体75の上面に長手方向に往復動可能に取り
付けられた本実施例に係る複数(本実施例では、5枚1
組のものと、その下方の1枚との計6枚)の矩形状の基
板支持ハンド76とを備え、上記熱処理用ボート50と
カセット60との間で各基板支持ハンド76上に基板W
を載せて予め記憶させたプログラムに従って移載するよ
うに構成されている。
【0020】そして、上記本体75は、図3、図4に示
すように、矩形状の筐体75Aと、この筐体75Aの底
面に配設され且つ個別に駆動する2台のモータ75B
(1台は図示せず)と、これらのモータ75Bの前後に
それぞれ配設された左右二対のプーリ75C、75C
と、これら二対のプーリ75C、75Cにそれぞれ平行
して掛け回され且つ上記各モータ75Bの駆動力を得て
それぞれ個別に回動する2本の駆動用ベルト75D、7
5Dと、これらの駆動用ベルト75D、75Dにそれぞ
れ連結され、上記筐体75Aの上面に長手方向の略全長
に亘ってそれぞれ平行して形成された左右一対のスリッ
ト75E、75Eから筐体75A上面の上方へ突出する
左右一対の第1支持部材75F、第2支持部材75G
と、この第1支持部材75Fに基端部で一体的に固定さ
れた5枚の基板支持ハンド76及び第2支持部材75G
に基端部で固定された1枚の基板支持ハンド76とを備
え、上記第1支持部材75Fで支持された基板支持ハン
ド76及び第2支持部材75Gで支持された基板支持ハ
ンド76がそれぞれのモータ75Bから個別に駆動力を
得た駆動用ベルト75D、75Dを介して筐体75Aの
上面でスリット75E、75Eに従って図3矢示L方向
に往復動できるように構成されている。
すように、矩形状の筐体75Aと、この筐体75Aの底
面に配設され且つ個別に駆動する2台のモータ75B
(1台は図示せず)と、これらのモータ75Bの前後に
それぞれ配設された左右二対のプーリ75C、75C
と、これら二対のプーリ75C、75Cにそれぞれ平行
して掛け回され且つ上記各モータ75Bの駆動力を得て
それぞれ個別に回動する2本の駆動用ベルト75D、7
5Dと、これらの駆動用ベルト75D、75Dにそれぞ
れ連結され、上記筐体75Aの上面に長手方向の略全長
に亘ってそれぞれ平行して形成された左右一対のスリッ
ト75E、75Eから筐体75A上面の上方へ突出する
左右一対の第1支持部材75F、第2支持部材75G
と、この第1支持部材75Fに基端部で一体的に固定さ
れた5枚の基板支持ハンド76及び第2支持部材75G
に基端部で固定された1枚の基板支持ハンド76とを備
え、上記第1支持部材75Fで支持された基板支持ハン
ド76及び第2支持部材75Gで支持された基板支持ハ
ンド76がそれぞれのモータ75Bから個別に駆動力を
得た駆動用ベルト75D、75Dを介して筐体75Aの
上面でスリット75E、75Eに従って図3矢示L方向
に往復動できるように構成されている。
【0021】また、上記第1支持部材75Fは、図4に
示すように、上記筐体75A上面右側のスリット75E
から内方(同図では左方)に向けて平行して延設された
上下のアーム部を有している。そして、この第1支持部
材75Gの両アーム部間には5枚の基板支持ハンド76
がスペーサ75Hを介してそれぞれの基端部で複数のピ
ン75Iによって長手方向へ延びるように一体的に固定
されている。また、第2支持部材75Gは、図4に示す
ように、上記筐体75A上面左側のスリット75Eから
第1支持部材75Fのアーム部の下側で内方(同図では
右方)に向けて上記アーム部に平行して延設されたアー
ム部を有し、このアーム部に1枚の基板支持ハンド76
が基端部で固定されている。
示すように、上記筐体75A上面右側のスリット75E
から内方(同図では左方)に向けて平行して延設された
上下のアーム部を有している。そして、この第1支持部
材75Gの両アーム部間には5枚の基板支持ハンド76
がスペーサ75Hを介してそれぞれの基端部で複数のピ
ン75Iによって長手方向へ延びるように一体的に固定
されている。また、第2支持部材75Gは、図4に示す
ように、上記筐体75A上面左側のスリット75Eから
第1支持部材75Fのアーム部の下側で内方(同図では
右方)に向けて上記アーム部に平行して延設されたアー
ム部を有し、このアーム部に1枚の基板支持ハンド76
が基端部で固定されている。
【0022】そして、上記基板支持ハンド76は、図5
に示すように、炭化珪素、アルミナ、サファイア等の耐
熱性、耐食性に優れたセラミックスによって細長形状に
形成されたものである。即ち、この基板支持ハンド76
の基板Wの支持面76Aの前後両端部には、基板Wの支
持面76Aと基板Wとの間に隙間δを形成した状態、即
ち、上記基板Wを支持面76Aから隙間δだけ浮かせた
状態で基板Wをその周縁部で支承する支承部76B、7
6Bがそれぞれ設けられていると共に、これらの両支承
部76B、76Bには、支持面76A上に支承された基
板Wの周面に僅かな細隙をもって基板Wを支持面76A
上に拘束する円弧面76C、76Cを有する拘束部76
D、76Dが設けられている。この円弧面76Cは、基
板Wをスムーズに移載できるようにテーパ面として形成
することが好ましい。また、上記支持面76Aの略中央
には、細長形状を呈する1個の透孔76Eが長手方向に
形成され、この透孔76Eによって支持面76Aの面積
を小さくしてこの部位の帯電面積を小さくすると共に支
持面76Aでのダウンフローの通りを良くし、この基板
支持ハンド76に対する塵埃の付着を抑制するように構
成されている。尚、76Fはピン用の孔である。
に示すように、炭化珪素、アルミナ、サファイア等の耐
熱性、耐食性に優れたセラミックスによって細長形状に
形成されたものである。即ち、この基板支持ハンド76
の基板Wの支持面76Aの前後両端部には、基板Wの支
持面76Aと基板Wとの間に隙間δを形成した状態、即
ち、上記基板Wを支持面76Aから隙間δだけ浮かせた
状態で基板Wをその周縁部で支承する支承部76B、7
6Bがそれぞれ設けられていると共に、これらの両支承
部76B、76Bには、支持面76A上に支承された基
板Wの周面に僅かな細隙をもって基板Wを支持面76A
上に拘束する円弧面76C、76Cを有する拘束部76
D、76Dが設けられている。この円弧面76Cは、基
板Wをスムーズに移載できるようにテーパ面として形成
することが好ましい。また、上記支持面76Aの略中央
には、細長形状を呈する1個の透孔76Eが長手方向に
形成され、この透孔76Eによって支持面76Aの面積
を小さくしてこの部位の帯電面積を小さくすると共に支
持面76Aでのダウンフローの通りを良くし、この基板
支持ハンド76に対する塵埃の付着を抑制するように構
成されている。尚、76Fはピン用の孔である。
【0023】そして、上記支持面76Aの厚さは、例え
ば6インチウエハの場合には約0.8mm(拘束部76D
の厚さが1.5mm)に設定することが好ましく、8イン
チウエハの場合には約1.1mm(拘束部76Dの厚さが
2.1mm)に設定することが好ましい。また、上記支持
面76Aの幅は、基板Wの幅の約60%に設定すること
が好ましく、例えば6インチウエハの場合には約120
mmに設定することが好ましく、8インチウエハの場合に
は160mmに設定することが好ましい。また、上記支承
部76Bの高さ(隙間δ)は、基板Wの熱処理による反
り量に応じて適宜設定することができるが、その反り量
が最大約150μmとすれば、6インチウエハの場合に
は約0.3mmに設定することが好ましく、8インチウエ
ハの場合には約0.5mmに設定することが好ましい。ま
た、円弧面76Cの高さは、通常基板Wの高さの約60
%に設定することが好ましく、例えば6インチウエハの
場合にはその厚さが約0.65mmであるから約0.4mm以
上に設定することが好ましく、8インチウエハの場合に
はその厚さが約0.75mmであるから約0.45mm以上に
設定することが好ましい。また、上記拘束部76Dの高
さは、例えば6インチウエハの場合には1.3〜1.5mm
に設定することが好ましく、8インチウエハの場合には
1.9〜2.1mmに設定することが好ましい。
ば6インチウエハの場合には約0.8mm(拘束部76D
の厚さが1.5mm)に設定することが好ましく、8イン
チウエハの場合には約1.1mm(拘束部76Dの厚さが
2.1mm)に設定することが好ましい。また、上記支持
面76Aの幅は、基板Wの幅の約60%に設定すること
が好ましく、例えば6インチウエハの場合には約120
mmに設定することが好ましく、8インチウエハの場合に
は160mmに設定することが好ましい。また、上記支承
部76Bの高さ(隙間δ)は、基板Wの熱処理による反
り量に応じて適宜設定することができるが、その反り量
が最大約150μmとすれば、6インチウエハの場合に
は約0.3mmに設定することが好ましく、8インチウエ
ハの場合には約0.5mmに設定することが好ましい。ま
た、円弧面76Cの高さは、通常基板Wの高さの約60
%に設定することが好ましく、例えば6インチウエハの
場合にはその厚さが約0.65mmであるから約0.4mm以
上に設定することが好ましく、8インチウエハの場合に
はその厚さが約0.75mmであるから約0.45mm以上に
設定することが好ましい。また、上記拘束部76Dの高
さは、例えば6インチウエハの場合には1.3〜1.5mm
に設定することが好ましく、8インチウエハの場合には
1.9〜2.1mmに設定することが好ましい。
【0024】上記セラミックスとしては、基板Wを載置
した時に基板Wを傷つけず、パーティクルも問題を発生
させないものが好ましい。また、ハンド本体をアルミナ
によって成形する場合には、ハンド本体に炭化珪素をC
VDにより被覆しても良く、またダイヤイアモンドをイ
オンプレーティングしても良い。これらの場合には、炭
化珪素やダイヤモンドの高さは、50〜100μmであ
ることが好ましい。高さが50μm未満では薄過ぎてハ
ンド本体表面の静電気的影響を受ける虞があり、高さが
100μmを超えるとハンド本体表面の静電気的性質を
それ以上改良することができず、コスト高になる虞があ
って好ましくない。
した時に基板Wを傷つけず、パーティクルも問題を発生
させないものが好ましい。また、ハンド本体をアルミナ
によって成形する場合には、ハンド本体に炭化珪素をC
VDにより被覆しても良く、またダイヤイアモンドをイ
オンプレーティングしても良い。これらの場合には、炭
化珪素やダイヤモンドの高さは、50〜100μmであ
ることが好ましい。高さが50μm未満では薄過ぎてハ
ンド本体表面の静電気的影響を受ける虞があり、高さが
100μmを超えるとハンド本体表面の静電気的性質を
それ以上改良することができず、コスト高になる虞があ
って好ましくない。
【0025】従って、本実施例の基板移載装置70を用
いれば、上記基板支持ハンド76の円弧状の支承部76
B、76Bによって支持面76Aから隙間δだけ浮かせ
て基板Wを基板支持ハンド76上で支承するため、基板
支持ハンド76と基板Wの間の静電気に起因する吸引力
(ハンドの材料が炭化珪素の場合)あるいは反発力(ハ
ンドの材料がアルミナの場合)が作用しても、上記隙間
δ及び透孔76Eによって静電気の作用を確実に防止す
ると共に、熱処理後の基板Wに反りが生じていても、反
りによる僅かな変形を隙間δで吸収して、基板Wを支持
面76Aに接触させることなく安定した状態で支持する
ことができる。また、上記基板支持ハンド76によれ
ば、上述のように安定した基板Wを拘束部76D、76
Dの円弧面76C、76Cで基板支持ハンド76上に拘
束してその支持面76Aから基板Wを落下させることな
く確実に移載することができる。尚、本実施例では、基
板支持ハンド76に透孔76Eを設けたものについて説
明したが、この透孔76Eを省略して隙間δだけでも基
板Wに対する静電気的影響及び塵埃の影響を緩和するこ
とができる。
いれば、上記基板支持ハンド76の円弧状の支承部76
B、76Bによって支持面76Aから隙間δだけ浮かせ
て基板Wを基板支持ハンド76上で支承するため、基板
支持ハンド76と基板Wの間の静電気に起因する吸引力
(ハンドの材料が炭化珪素の場合)あるいは反発力(ハ
ンドの材料がアルミナの場合)が作用しても、上記隙間
δ及び透孔76Eによって静電気の作用を確実に防止す
ると共に、熱処理後の基板Wに反りが生じていても、反
りによる僅かな変形を隙間δで吸収して、基板Wを支持
面76Aに接触させることなく安定した状態で支持する
ことができる。また、上記基板支持ハンド76によれ
ば、上述のように安定した基板Wを拘束部76D、76
Dの円弧面76C、76Cで基板支持ハンド76上に拘
束してその支持面76Aから基板Wを落下させることな
く確実に移載することができる。尚、本実施例では、基
板支持ハンド76に透孔76Eを設けたものについて説
明したが、この透孔76Eを省略して隙間δだけでも基
板Wに対する静電気的影響及び塵埃の影響を緩和するこ
とができる。
【0026】また、図2に示す上記カセット60は、耐
熱性、耐食性材料によって形成された従来公知のもの
で、通常25枚の基板W、例えば熱処理用の基板W、ダ
ミー用の基板W及びモニター用の基板Wを収納するよう
に矩形状の筐体として形成され、その内面に形成された
スリットで基板Wを上下方向等間隔を隔てて水平に収納
するように構成されている。そして、このカセット60
は、同図に示すように、駆動機構(図示せず)によって
同図矢示θ4方向に回動するカセット載置台130上に
所定間隔を隔てて縦横に行列状に8個載置されている。
そして、この載置台130に対して上記基板移載装置7
0が本体75を昇降動させると共にこの本体75上で基
板支持ハンド76を前後に進退駆させることによって各
基板支持ハンド76を所定のカセット60内に収納され
た基板W間の隙間に挿入して各基板支持ハンド76で基
板Wを5枚ずつ一括して取り出すように構成されてい
る。勿論、このカセット載置台130の駆動機構は予め
記憶させたプログラムに従って駆動するようにしてあ
る。
熱性、耐食性材料によって形成された従来公知のもの
で、通常25枚の基板W、例えば熱処理用の基板W、ダ
ミー用の基板W及びモニター用の基板Wを収納するよう
に矩形状の筐体として形成され、その内面に形成された
スリットで基板Wを上下方向等間隔を隔てて水平に収納
するように構成されている。そして、このカセット60
は、同図に示すように、駆動機構(図示せず)によって
同図矢示θ4方向に回動するカセット載置台130上に
所定間隔を隔てて縦横に行列状に8個載置されている。
そして、この載置台130に対して上記基板移載装置7
0が本体75を昇降動させると共にこの本体75上で基
板支持ハンド76を前後に進退駆させることによって各
基板支持ハンド76を所定のカセット60内に収納され
た基板W間の隙間に挿入して各基板支持ハンド76で基
板Wを5枚ずつ一括して取り出すように構成されてい
る。勿論、このカセット載置台130の駆動機構は予め
記憶させたプログラムに従って駆動するようにしてあ
る。
【0027】次に、本実施例の基板移載装置70を適用
した縦型熱処理装置Aの動作について説明する。本縦型
熱処理装置Aは予め記憶されたプログラム内容に従って
以下の動作を行なう。即ち、まず、基板Wに熱処理を施
す場合には、駆動機構でカセット載置台130が基板W
を取り出す方向に回転駆動すると、基板移載装置70の
昇降機構71及び回転駆動機構74がそれぞれ駆動して
アーム73をガイド軸72に沿って昇降させると共に本
体75を回転させて熱処理すべき基板Wが収納されたカ
セット60に対峙させる。
した縦型熱処理装置Aの動作について説明する。本縦型
熱処理装置Aは予め記憶されたプログラム内容に従って
以下の動作を行なう。即ち、まず、基板Wに熱処理を施
す場合には、駆動機構でカセット載置台130が基板W
を取り出す方向に回転駆動すると、基板移載装置70の
昇降機構71及び回転駆動機構74がそれぞれ駆動して
アーム73をガイド軸72に沿って昇降させると共に本
体75を回転させて熱処理すべき基板Wが収納されたカ
セット60に対峙させる。
【0028】その後、基板移載装置70の本体75のモ
ータ75Bが駆動して駆動用ベルト75Dを回転させて
これに連結された第1支持部材75Fを介して5枚の基
板支持ハンド76を同時に一体的に本体75から前方へ
進出させて取り出すべき各基板W間の隙間に挿入し、挿
入後は基板支持ハンド76を僅かに上昇させてこれらの
各基板支持ハンド76の支承部76B、76Bに基板W
を載せ、この状態でモータ75Bが逆駆動して駆動用ベ
ルト75Dを逆回転させて基板支持ハンド76をカセッ
ト60から後退させ、5枚の基板Wをカセット60から
取り出す。この時、各基板支持ハンド76と各基板Wと
間に静電気が作用しても、各基板支持ハンド76は上述
のように拘束部76D、76Dによって各基板Wを安定
した状態で各支持面76A上に拘束している。この状態
で、昇降機構71及び回転駆動機構74がそれぞれ駆動
してアーム73をガイド軸72に沿って昇降させると共
に本体75を回転させてアンロード位置の熱処理用ボー
ト50に対峙させると、基板移載装置70の本体75が
カセット60に対する場合と同様に駆動して各基板支持
ハンド76上の各基板Wを熱処理用ボート50の各溝5
1Aに係合、保持させ、然る後、各基板支持ハンド76
を熱処理用ボート50内から後退させると、カセット6
0から熱処理用ボート50への5枚の基板Wの移載動作
を終了する。そして、後は熱処理用ボート50に必要な
枚数の基板Wをカセット60から移載するまで上述した
一連の動作を繰り返して行なう。
ータ75Bが駆動して駆動用ベルト75Dを回転させて
これに連結された第1支持部材75Fを介して5枚の基
板支持ハンド76を同時に一体的に本体75から前方へ
進出させて取り出すべき各基板W間の隙間に挿入し、挿
入後は基板支持ハンド76を僅かに上昇させてこれらの
各基板支持ハンド76の支承部76B、76Bに基板W
を載せ、この状態でモータ75Bが逆駆動して駆動用ベ
ルト75Dを逆回転させて基板支持ハンド76をカセッ
ト60から後退させ、5枚の基板Wをカセット60から
取り出す。この時、各基板支持ハンド76と各基板Wと
間に静電気が作用しても、各基板支持ハンド76は上述
のように拘束部76D、76Dによって各基板Wを安定
した状態で各支持面76A上に拘束している。この状態
で、昇降機構71及び回転駆動機構74がそれぞれ駆動
してアーム73をガイド軸72に沿って昇降させると共
に本体75を回転させてアンロード位置の熱処理用ボー
ト50に対峙させると、基板移載装置70の本体75が
カセット60に対する場合と同様に駆動して各基板支持
ハンド76上の各基板Wを熱処理用ボート50の各溝5
1Aに係合、保持させ、然る後、各基板支持ハンド76
を熱処理用ボート50内から後退させると、カセット6
0から熱処理用ボート50への5枚の基板Wの移載動作
を終了する。そして、後は熱処理用ボート50に必要な
枚数の基板Wをカセット60から移載するまで上述した
一連の動作を繰り返して行なう。
【0029】上述のようにして、アンロード位置での熱
処理用ボート50への所定枚数の基板Wの移載が終了す
ると、この動作に引き続いて昇降機構40を駆動する。
即ち、その駆動部41及びモータ44がそれぞれ駆動し
て第2アーム45を反応容器30の軸芯に熱処理用ボー
ト50の軸芯を一致させると共に第1アーム43をガイ
ド軸42に沿って上昇させて熱処理用ボート50を反応
容器30内にロードする。そして、所定の熱処理を終了
した後、逆の動作によって熱処理用ボート50を反応容
器30からアンロード位置に下降させ、然る後、基板移
載装置70によって熱処理用ボート50から熱処理後の
基板Wを取り出して所定のカセット70へ順次移載す
る。
処理用ボート50への所定枚数の基板Wの移載が終了す
ると、この動作に引き続いて昇降機構40を駆動する。
即ち、その駆動部41及びモータ44がそれぞれ駆動し
て第2アーム45を反応容器30の軸芯に熱処理用ボー
ト50の軸芯を一致させると共に第1アーム43をガイ
ド軸42に沿って上昇させて熱処理用ボート50を反応
容器30内にロードする。そして、所定の熱処理を終了
した後、逆の動作によって熱処理用ボート50を反応容
器30からアンロード位置に下降させ、然る後、基板移
載装置70によって熱処理用ボート50から熱処理後の
基板Wを取り出して所定のカセット70へ順次移載す
る。
【0030】以上説明したように本実施例によれば、基
板Wの移載時に、基板支持ハンド76上に載せた基板W
を支持面76Aから隙間δだけ浮いた状態で支承すると
共にその支持面76A上に拘束部76D、76Dによっ
て基板Wを拘束することができるため、静電気の影響を
緩和して基板Wを支持面76A上に安定した状態で支持
するとができると共に、基板支持ハンド76の水平方向
の旋回時に基板Wを落下させる虞がなく、結果的に基板
Wを基板支持ハンド76から落下させることなく信頼性
の高い移載を確実に行なうことができる。しかも、本実
施例によれば、隙間δ及び透孔76Eによって支持面7
6Aから基板Wへの塵埃の付着を効果的に防止すること
ができると共に、透孔76Eでのダウンフローによって
各基板支持ハンド76での空気の滞留をなくし、更に基
板Wへの塵埃の付着を防止して熱処理の歩留りを向上さ
せることができる。また、本実施例の基板移載装置70
に用いられた基板支持ハンド76は、従来のフォークタ
イプのものと違って先端部が連結されていることから強
度的にも優れたものである。
板Wの移載時に、基板支持ハンド76上に載せた基板W
を支持面76Aから隙間δだけ浮いた状態で支承すると
共にその支持面76A上に拘束部76D、76Dによっ
て基板Wを拘束することができるため、静電気の影響を
緩和して基板Wを支持面76A上に安定した状態で支持
するとができると共に、基板支持ハンド76の水平方向
の旋回時に基板Wを落下させる虞がなく、結果的に基板
Wを基板支持ハンド76から落下させることなく信頼性
の高い移載を確実に行なうことができる。しかも、本実
施例によれば、隙間δ及び透孔76Eによって支持面7
6Aから基板Wへの塵埃の付着を効果的に防止すること
ができると共に、透孔76Eでのダウンフローによって
各基板支持ハンド76での空気の滞留をなくし、更に基
板Wへの塵埃の付着を防止して熱処理の歩留りを向上さ
せることができる。また、本実施例の基板移載装置70
に用いられた基板支持ハンド76は、従来のフォークタ
イプのものと違って先端部が連結されていることから強
度的にも優れたものである。
【0031】また、図6は本発明の他の実施例の基板移
載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本実施
例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示すよう
に、図5に示す基板支持ハンド76の透孔76Eの長手
方向の中央に架橋部76Gを設けて2つの透孔76H、
76Hを形成した以外は上記実施例のものと同様に構成
されている。従って、本実施例によれば、架橋部76G
によって基板支持ハンド76の支持面76Aの機械的強
度をより大きくすることができる。
載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本実施
例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示すよう
に、図5に示す基板支持ハンド76の透孔76Eの長手
方向の中央に架橋部76Gを設けて2つの透孔76H、
76Hを形成した以外は上記実施例のものと同様に構成
されている。従って、本実施例によれば、架橋部76G
によって基板支持ハンド76の支持面76Aの機械的強
度をより大きくすることができる。
【0032】また、図7は本発明の更に他の実施例の基
板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本
実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示す
ように、図5に示す基板支持ハンド76の先端側の支承
部76B及び拘束部76Dの幅方向の両端部のみを残し
た略矩形状の支承面を呈する支承部76B、76B及び
円弧面76C、76Cと、その後端側の支承部76Bの
両端部のみを残した同様の支承部76B、76Bを有し
て形成されている以外は図5に示すものと同様に構成さ
れている。本実施例によれば、基板Wを支承する4箇所
の支承部76B及び円弧面76C、76Cが上記各実施
例のものよりも面積がかなり小さくなっているため、こ
れらと基板Wとの接触面積が格段に小さくなって基板W
への塵埃の付着する度合が更に軽減されて熱処理の歩留
りを一層高めることができる。尚、支承部76B、円弧
面76C及び拘束部76Dは、ブロック状に一体的に独
立して成形し、このブロック状のものを支持面76Aの
所定位置に接着剤などにより取り付けるようにしても良
く、あるいは支持面76Aと一体的に成形するようにし
ても良い。
板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本
実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示す
ように、図5に示す基板支持ハンド76の先端側の支承
部76B及び拘束部76Dの幅方向の両端部のみを残し
た略矩形状の支承面を呈する支承部76B、76B及び
円弧面76C、76Cと、その後端側の支承部76Bの
両端部のみを残した同様の支承部76B、76Bを有し
て形成されている以外は図5に示すものと同様に構成さ
れている。本実施例によれば、基板Wを支承する4箇所
の支承部76B及び円弧面76C、76Cが上記各実施
例のものよりも面積がかなり小さくなっているため、こ
れらと基板Wとの接触面積が格段に小さくなって基板W
への塵埃の付着する度合が更に軽減されて熱処理の歩留
りを一層高めることができる。尚、支承部76B、円弧
面76C及び拘束部76Dは、ブロック状に一体的に独
立して成形し、このブロック状のものを支持面76Aの
所定位置に接着剤などにより取り付けるようにしても良
く、あるいは支持面76Aと一体的に成形するようにし
ても良い。
【0033】また、図8は本発明の更に他の実施例の基
板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本
実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示す
ように、図7に示す基板支持ハンド76の透孔76Eの
長手方向の中央に架橋部76Gを設けて2つの透孔76
H、76Hを形成した以外は図7に示すものと同様に構
成されている。本実施例によれば、架橋部76Gによっ
て基板支持ハンド76の支持面76Aの機械的強度をよ
り大きくすることができると共に、基板Wとの接触面積
が格段に小さくなって基板Wへの塵埃の付着する度合が
更に軽減されて熱処理の歩留りを一層高めることができ
る。
板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本
実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示す
ように、図7に示す基板支持ハンド76の透孔76Eの
長手方向の中央に架橋部76Gを設けて2つの透孔76
H、76Hを形成した以外は図7に示すものと同様に構
成されている。本実施例によれば、架橋部76Gによっ
て基板支持ハンド76の支持面76Aの機械的強度をよ
り大きくすることができると共に、基板Wとの接触面積
が格段に小さくなって基板Wへの塵埃の付着する度合が
更に軽減されて熱処理の歩留りを一層高めることができ
る。
【0034】また、図9は本発明の更に他の実施例の基
板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本
実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示す
ように、支持面76Aに透孔がなく、その先端中央に支
承部76B、円弧面76C及び拘束部76Dからなるブ
ロック76Iが接着剤などにより取り付けられている以
外は図7、図8に準じて構成されている。このように基
板支持ハンド76は、支持面76Aとの間に隙間δを介
して基板Wを支承部76B、円弧面76C及び拘束部7
6Dによって支承できるように構成されたものであれ
ば、支承部76B、円弧面76C及び拘束部76Dの形
態及び設置個数は特に制限されない。また、この基板支
持ハンド76に図5〜図8で示した基板支持ハンド76
のように透孔を設けることによって静電気的影響及び塵
埃の影響を更に抑制できる。
板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、本
実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示す
ように、支持面76Aに透孔がなく、その先端中央に支
承部76B、円弧面76C及び拘束部76Dからなるブ
ロック76Iが接着剤などにより取り付けられている以
外は図7、図8に準じて構成されている。このように基
板支持ハンド76は、支持面76Aとの間に隙間δを介
して基板Wを支承部76B、円弧面76C及び拘束部7
6Dによって支承できるように構成されたものであれ
ば、支承部76B、円弧面76C及び拘束部76Dの形
態及び設置個数は特に制限されない。また、この基板支
持ハンド76に図5〜図8で示した基板支持ハンド76
のように透孔を設けることによって静電気的影響及び塵
埃の影響を更に抑制できる。
【0035】また、図10は本発明の更に他の実施例の
基板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、
本実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示
すように、その支持面76Aが熱処理用ボート50の基
板保持支柱51、51間の幅より広幅に形成されてい
る。そして、この支持面76Aの前後には図5に示す基
板支持ハンドと同様の支承部76B、円弧面76C及び
拘束部76Dがそれぞれ形成されている。更に、この支
持面76Aの両側には先端近傍から先端に至るテーパ部
76J、76Jがそれぞれ形成されて先端部が先細形状
になっており、その先端部がテーパ部76J、76Jに
よって上記基板保持支柱51、51間に衝突することな
く進入するように構成されている。また、これらのテー
パ部76J、76Jは、図11に示すように後端側の支
承部76B両側から先端に亘って形成したものであって
も良い。従って本実施例によれば、大口径の基板Wを支
持面76A上で安定した状態で保持することができ、8
インチウエハ等の大口径の基板Wでも熱処理用ボート5
0とカセット60間で確実に移載することができる。
基板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、
本実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示
すように、その支持面76Aが熱処理用ボート50の基
板保持支柱51、51間の幅より広幅に形成されてい
る。そして、この支持面76Aの前後には図5に示す基
板支持ハンドと同様の支承部76B、円弧面76C及び
拘束部76Dがそれぞれ形成されている。更に、この支
持面76Aの両側には先端近傍から先端に至るテーパ部
76J、76Jがそれぞれ形成されて先端部が先細形状
になっており、その先端部がテーパ部76J、76Jに
よって上記基板保持支柱51、51間に衝突することな
く進入するように構成されている。また、これらのテー
パ部76J、76Jは、図11に示すように後端側の支
承部76B両側から先端に亘って形成したものであって
も良い。従って本実施例によれば、大口径の基板Wを支
持面76A上で安定した状態で保持することができ、8
インチウエハ等の大口径の基板Wでも熱処理用ボート5
0とカセット60間で確実に移載することができる。
【0036】また、図12は本発明の更に他の実施例の
基板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、
本実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示
すように、図10と同様に、幅広の支持面76Aの先端
部にテーパ部76J、76Jが形成され、しかもその先
端中央及び後側の両側に支承部76B、円弧面76C及
び拘束部76Dからなるブロック76I及び76Kがそ
れぞれ接着剤などにより取り付けられている。従って、
本実施例においても図10及び図11に示すものと同様
の作用効果を期することができる。
基板移載装置に用いられる基板支持ハンドを示す図で、
本実施例に用いられる基板支持ハンド76は、同図に示
すように、図10と同様に、幅広の支持面76Aの先端
部にテーパ部76J、76Jが形成され、しかもその先
端中央及び後側の両側に支承部76B、円弧面76C及
び拘束部76Dからなるブロック76I及び76Kがそ
れぞれ接着剤などにより取り付けられている。従って、
本実施例においても図10及び図11に示すものと同様
の作用効果を期することができる。
【0037】尚、本発明は、上記各実施例に何等制限さ
れるものではなく、基板支持体の支持面と基板との間に
隙間を形成した状態で基板をその周縁部で支承すると共
に、上記支持面上に基板を拘束するようにした基板支持
体を備えた基板移載装置であれば、基板支持体の支持面
に透孔を有しないものを含め、全て本発明に包含され
る。また、上記各実施例では減圧タイプの熱処理装置に
ついて説明したが、本発明の基板移載装置は、常圧タイ
プの熱処理装置の他、基板の移載装置を有する各種の基
板処理装置に広く適用することができる。
れるものではなく、基板支持体の支持面と基板との間に
隙間を形成した状態で基板をその周縁部で支承すると共
に、上記支持面上に基板を拘束するようにした基板支持
体を備えた基板移載装置であれば、基板支持体の支持面
に透孔を有しないものを含め、全て本発明に包含され
る。また、上記各実施例では減圧タイプの熱処理装置に
ついて説明したが、本発明の基板移載装置は、常圧タイ
プの熱処理装置の他、基板の移載装置を有する各種の基
板処理装置に広く適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の発明によれば、静電気に影響されることなく安定
した状態で基板を支持することができると共に、基板を
落下させることなく信頼性の高い移載を行なうことがで
き、しかも基板への塵埃の付着を軽減して歩留りを向上
させることができる基板支持体を備えた基板移載装置を
提供することができる。
記載の発明によれば、静電気に影響されることなく安定
した状態で基板を支持することができると共に、基板を
落下させることなく信頼性の高い移載を行なうことがで
き、しかも基板への塵埃の付着を軽減して歩留りを向上
させることができる基板支持体を備えた基板移載装置を
提供することができる。
【0039】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、複数の基板を同
時に移載することができると共に、基板への静電気の影
響を更に緩和することができ、しかも基板への塵埃の付
着を更に緩和する基板移載装置を提供することができ
る。
れば、請求項1に記載の発明において、複数の基板を同
時に移載することができると共に、基板への静電気の影
響を更に緩和することができ、しかも基板への塵埃の付
着を更に緩和する基板移載装置を提供することができ
る。
【0040】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
大口径の基板を安定且つ確実に移載する基板移載装置を
提供することができる。
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
大口径の基板を安定且つ確実に移載する基板移載装置を
提供することができる。
【図1】本発明の基板移載装置の一実施例を適用した縦
型熱処理装置を示す断面図である。
型熱処理装置を示す断面図である。
【図2】図1に示す縦型熱処理装置の熱処理部を除いた
部分を示す斜視図である。
部分を示す斜視図である。
【図3】図2に示す基板移載装置の要部を取り出して示
す長手方向の断面図である。
す長手方向の断面図である。
【図4】図3に示す基板移載装置の背面側での断面図で
ある。
ある。
【図5】図3に示す本発明の基板移載装置の一実施例に
用いられた基板支持ハンドを示す斜視図である。
用いられた基板支持ハンドを示す斜視図である。
【図6】本発明の基板移載装置の他の実施例に用いられ
た基板支持ハンドを示す斜視図である。
た基板支持ハンドを示す斜視図である。
【図7】本発明の基板移載装置の更に他の実施例に用い
られた基板支持ハンドを示す斜視図である。
られた基板支持ハンドを示す斜視図である。
【図8】本発明の基板移載装置の更に他の実施例に用い
られた基板支持ハンドを示す斜視図である。
られた基板支持ハンドを示す斜視図である。
【図9】本発明の基板移載装置の更に他の実施例に用い
られた基板支持ハンドを示す斜視図である。
られた基板支持ハンドを示す斜視図である。
【図10】本発明の基板移載装置の更に他の実施例に用
いられた基板支持ハンドと基板保持支柱との関係を示す
平面図である。
いられた基板支持ハンドと基板保持支柱との関係を示す
平面図である。
【図11】本発明の基板移載装置の更に他の実施例に用
いられた基板支持ハンドと基板保持支柱との関係を示す
平面図である。
いられた基板支持ハンドと基板保持支柱との関係を示す
平面図である。
【図12】本発明の基板移載装置の更に他の実施例に用
いられた基板支持ハンドと基板保持支柱との関係を示す
平面図である。
いられた基板支持ハンドと基板保持支柱との関係を示す
平面図である。
【符号の説明】 50 熱処理用ボート(処理用基板保持具) 51 基板保持支柱 60 カセット(搬送用基板収納具) 70 基板移載装置 76 基板支持ハンド(基板支持体) 76A 支持面 76B 支承部 76D 拘束部 76E 透孔 76H 透孔 76J テーパ部 W 基板
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の基板を収納した搬送用基板収納具
と、基板を処理するために複数の基板を複数の支柱で保
持する処理用基板保持具との間で基板を支持面で支持し
た状態で双方向に移載する基板支持体が設けられた基板
移載装置において、上記基板の支持面と上記基板との間
に隙間を形成した状態で上記基板をその周縁部で支承す
る支承部を上記支持面の前後両端部にそれぞれ設ける共
に、上記基板を上記支持面上に拘束する拘束部を上記各
支承部にそれぞれ連設したことを特徴とする基板移載装
置。 - 【請求項2】 上記基板支持体の支持面に透孔を設ける
と共に、この基板支持体を上下方向に所定の間隔を空け
て複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の基板移
載装置。 - 【請求項3】 上記支持面の幅を上記支柱間の幅より広
幅に形成すると共にその先端部を上記支柱間に進入する
先細形状に形成したことを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の基板移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230293A JPH06127621A (ja) | 1992-03-29 | 1993-03-26 | 基板移載装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215392 | 1992-03-29 | ||
JP4-102153 | 1992-03-29 | ||
JP9230293A JPH06127621A (ja) | 1992-03-29 | 1993-03-26 | 基板移載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127621A true JPH06127621A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=26433750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230293A Pending JPH06127621A (ja) | 1992-03-29 | 1993-03-26 | 基板移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06127621A (ja) |
Cited By (21)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-03-26 JP JP9230293A patent/JPH06127621A/ja active Pending
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