JP2003257958A - 熱処理用ボート及び縦型熱処理装置 - Google Patents

熱処理用ボート及び縦型熱処理装置

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JP2003257958A
JP2003257958A JP2002058262A JP2002058262A JP2003257958A JP 2003257958 A JP2003257958 A JP 2003257958A JP 2002058262 A JP2002058262 A JP 2002058262A JP 2002058262 A JP2002058262 A JP 2002058262A JP 2003257958 A JP2003257958 A JP 2003257958A
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知久 島津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本足ボートの脚部と回転軸部とを確実に連
結することが可能で、ボートの落下、転倒、破損を防止
し、耐震性の向上を図る。 【解決手段】 多数の被処理体wを上下方向に多段に支
持するボート本体17と、該ボート本体17を被処理体
wの周方向に回転させるための回転軸部27に連結され
る一本足の脚部18とを備えた熱処理用ボート16にお
いて、前記ボート本体17と脚部18が一体に形成さ
れ、前記脚部18の回転軸部27との連結部にはフラン
ジ部19が形成され、該フランジ部19にはこれを回転
軸部27にネジ20で締結するための孔部21が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱処理用ボート及
び縦型熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造においては、被処理体
例えば半導体ウエハに例えば酸化、拡散、CVD、アニ
ール等の各種の熱処理を施す工程があり、これらの工程
を実行するための熱処理装置の一つとして多数枚のウエ
ハを一度に熱処理することが可能な縦型熱処理装置が用
いられている。
【0003】一般的に、従来の縦型熱処理装置は、熱処
理炉の炉口を開閉すべく昇降可能に設けられた蓋体を備
え、この蓋体上には回転導入機構によって回転される回
転テーブルが設けられ、この回転テーブル上に、多数枚
のウエハを上下方向に多段に支持する熱処理用ボートを
炉口保温手段である保温筒を介して載置する構造になっ
ている。
【0004】なお、ボートとしては、一本足の支持台の
上に載置するようにしたものも提案されている(例え
ば、特開平8−102447号公報、特開2001−1
56005号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記縦
型熱処理装置においては、ボートを保温筒や支持台の上
に載置しただけであるため、耐震性に劣り、強い地震や
振動等によってボートや保温筒などが落下したり、転倒
して破損する恐れがある。また、ボート本体に一本足の
脚部を一体に形成した一本足ボートの提案もなされてい
るが、石英製の一本足ボートの脚部と金属製の回転導入
機構の回転軸部とを確実に連結する方法が無かった。
【0006】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、一本足ボートの脚部と回転軸部とを確実に連結す
ることができ、ボートの落下、転倒、破損を防止するこ
とができ、耐震性の向上が図れる熱処理用ボート及び縦
型熱処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
の発明は、多数の被処理体を上下方向に多段に支持する
ボート本体と、該ボート本体を被処理体の周方向に回転
させるための回転軸部に連結される一本足の脚部とを備
えた熱処理用ボートにおいて、前記ボート本体と脚部が
一体に形成され、前記脚部の回転軸部との連結部にはフ
ランジ部が形成され、該フランジ部にはこれを回転軸部
にネジで締結するための孔部が設けられていることを特
徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の熱処理
用ボートにおいて、前記フランジ部の回転軸部と接触す
る面には鏡面加工が施されていることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載の熱処理
用ボートにおいて、前記フランジ部と回転軸部との間に
はフランジ部よりも大径の台座が介在され、該台座の回
転軸部と接触する面には鏡面加工が施されていることを
特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、熱処理炉と、該熱処理
炉の炉口を開閉すべく昇降可能に設けられた蓋体と、該
蓋体の上部に設けられ多数の被処理体を上下方向に多段
に搭載して熱処理炉に搬入搬出される熱処理用ボート
と、該ボートを回転すべく蓋体に設けられた回転導入機
構とを備えた縦型熱処理装置おいて、前記回転導入機構
は蓋体を貫通して炉内に露出する回転軸部を有し、前記
ボートはボート本体に一本足の脚部を一体に形成してな
り、該脚部にはフランジ部が形成され、該フランジ部が
前記回転軸部にネジで締結されていることを特徴とす
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項4記載の縦型熱
処理装置において、前記回転軸部の前記フランジと接触
する面には複合セラミックス被膜がコーティングされて
いることを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項4または5記載
の縦型熱処理装置において、前記フランジ部は、蓋体の
回転軸部が貫通する軸孔部の上面を不活性ガスが噴出す
る所定の隙間を存して覆っており、その隙間を調整すべ
く前記回転軸部が高さ調整可能に設けられていることを
特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項4ないし6の何
れかに記載の縦型熱処理装置において、前記ネジには超
合金被膜がコーティングされていることを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項4ないし7の何
れかに記載の縦型熱処理装置において、前記フランジ部
とネジの頭部との間には多数の皿バネが介設されている
ことを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、請求項4ないし8の何
れかに記載の縦型熱処理装置において、前記フランジ部
にはネジの頭部側を覆って不活性ガスでパージするため
のカバー部材が取付けられていると共に回転軸部側から
カバー部材内に不活性ガスを導入する不活性ガス導入孔
が設けられていることを特徴とするを特徴とする。
【0016】請求項10の発明は、請求項4ないし9の
何れかに記載の縦型熱処理装置において、前記蓋体上に
は炉口保温手段が固定され、該炉口保温手段には前記ボ
ートの脚部が貫通する貫通穴が設けられていることを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。
【0018】図1において、1は縦型熱処理装置で、こ
の縦型熱処理装置1は被処理体例えば半導体ウエハwを
収容して所定の処理例えば酸化処理を施すための縦型の
熱処理炉2を備えている。この熱処理炉2は、下部が炉
口3として開口された縦長の処理容器例えば石英製の反
応管4と、この反応管4の炉口3を開閉する昇降可能な
蓋体5と、前記反応管4の周囲に設けられ、反応管
(炉)4内を所定の温度例えば300〜1200℃に加
熱制御可能な発熱抵抗体を備えたヒータ6とから主に構
成されている。
【0019】反応管4は、例えば石英製であり、図示例
(実施例)では一重管からなっている。この反応管4の
下端部には外向きのフランジ部4aが形成され、このフ
ランジ部4aがフランジ保持部材7を介してベースプレ
ート8の下部に保持されている。ベースプレート8には
反応管4が下方から貫通されている。また、ベースプレ
ート8上に前記ヒータ6が設置されている。
【0020】反応管4のフランジ部4aには反応管4内
に処理ガスやパージ用の不活性ガスを導入する複数のガ
ス導入管9が設けられ、これらガス導入管9にはガス供
給系の配管が接続されている。また、反応管4の頂部は
漸次縮径され、この頂部には排気口10が形成されてお
り、この排気口10には反応管4内を減圧制御可能な真
空ポンプや圧力制御弁等を有する排気系の配管が接続さ
れている(図示省略)。
【0021】熱処理炉2の下方は、蓋体5上に設けられ
た後述の熱処理用ボート16を熱処理炉(すなわち反応
管4)2内に搬入(ロード)したり、熱処理炉2から搬
出(アンロード)したり、或いはボート16に対するウ
エハwの移載を行うための作業領域(ローディングエリ
ア)12となっている。この作業領域12にはボート1
6の搬入、搬出を行うべく蓋体5を昇降させるための昇
降機構13が設けられている。
【0022】前記蓋体5は、例えばSUS製であり、複
数の緩衝機構14を介して保持板15上に保持されてお
り、この保持板15が前記昇降機構13に連結されてい
る。蓋体5は炉口3の開口端に当接して炉口3を密閉す
るように構成されている。蓋体5の下部中央部にはボー
ト16を回転するための後述の回転軸部27を有する回
転導入機構26が設けられている。
【0023】前記ボート16は、例えば石英製であり、
大口径例えば直径300mmの多数例えば75〜100
枚程度のウエハwを水平状態で上下方向に間隔をおいて
多段に支持するボート本体17と、このボート本体17
をウエハの周方向に回転させるための回転軸部27に連
結される一本足の脚部18とを備え、これらボート本体
17と脚部18が一体に形成されている。図2に示すよ
うに前記脚部18の回転軸部との連結部にはフランジ部
19が形成され、このフランジ部19にはこれを回転軸
部27にネジ20で締結するための複数例えば6つの孔
部21が設けられている。
【0024】前記ボート本体17は、底板22と天板2
3の間に前記複数の支柱24を介設してなり、支柱24
と底板22及び天板23とは例えば溶接等により一体的
に接合されている。支柱24は、ウエハwを囲むように
周方向に所定の間隔で配置され、両側の支柱24間の正
面側(図1の左側)が図示しない移載機構によりウエハ
wの出し入れを行うための開口とされている。支柱24
には多数のウエハwを多段に保持するための溝部25が
形成されている。前記脚部18は所定の太さ例えば外径
30〜50mm程度、及び所定の高さ例えばフランジ部
19を含めた高さが250〜350mm程度で形成され
ている。前記脚部18は熱容量を減らすために上端(底
板22を含む)からフランジ部19近傍まで中空に形成
されていることが好ましい。
【0025】前記回転導入機構26は、例えば図2に示
すように、前記蓋体5の下部中央部に一体的に設けられ
て回転軸部27を回転可能に収容する筒状の上部ハウジ
ング28と、この上部ハウジング28の下端部に気密に
連結された下部ハウジング29とを備えている。下部ハ
ウジング29の下側外周には軸心部に回転軸30を一体
的に有する有底筒状の回転筒体31が玉軸受32を介し
て回転可能に設けられ、回転筒体31の底部中央から起
立した回転軸30が下部ハウジング29内を封止手段例
えばOリングまたは磁性流体シール33を介して気密に
貫通されている。
【0026】前記回転筒体31には回転駆動手段である
モータがベルトを介して連結され(図示省略)、これに
より回転軸30が回転駆動されるようになっている。前
記蓋体5の中央部には前記回転軸部27が貫通する軸孔
部34が形成され、この軸孔部34が上部ハウジング2
8内と略同径で連通している。
【0027】前記ボート16の脚部18のフランジ部1
9と回転軸部27との間にはフランジ部19よりも大径
の台座35が介在され、この台座35が前記蓋体5の軸
孔部34の上面を覆っている。この台座35は、ボート
16と同じ材質、例えば石英製である。この台座35
は、後述の炉口保温手段である炉口加熱機構(サーモプ
ラグ)62の貫通穴67にボート16の脚部18が挿通
し得るようフランジ部19の大きさ(外径)が制限され
ている関係でフランジ部19とは別体とされているが、
このような制限が無ければフランジ部19と一体に形成
されていても良く、或いは、フランジ部19の外径を大
きくすることにより台座35を不要にしても良い。
【0028】石英製のフランジ部19と金属製の回転軸
部27とを石英製の台座35を介してネジ20で締結し
ていることによる熱膨張時の熱膨張差に起因する接触面
(特に台座側)の擦れ傷みを防止するために、前記台座
35の回転軸部27と接触する面(実施例では下面全
体)には鏡面加工(研磨仕上げ)が施されている。ま
た、同様の理由により前記回転軸部27の前記台座35
と接触する面(上面全体)には例えばアルミナ(Ai
)、シリカ(SiO)、クロミア(CrO)を
主成分とする耐熱性及び耐食性に富む硬質の複合セラミ
ックス被膜がコーティングされている。
【0029】この複合セラミックス被膜(クロム酸化物
被膜ともいう)のコーティング方法としては、例えば特
開昭63−317680号公報に記載されているクロム
酸化物被膜の形成方法等が利用できる。なお、台座35
を有しない場合は、フランジ部19の回転軸部27との
接触面に鏡面加工が施され、回転軸部27のフランジ部
19との接触面に複合セラミックス被膜がコーティング
される。
【0030】前記フランジ部19または台座(実施例で
は台座)35は、図4にも示すように、蓋体5の回転軸
部27が貫通する軸孔部34の上面を不活性ガス例えば
窒素ガス(N)が噴出する所定の隙間Sを存して覆っ
ており、その隙間Sを調整すべく前記回転軸部27が高
さ調整可能に設けられている。この回転軸部27は、上
端が閉塞された筒状の上部材(上ハブ)36と、この上
部材36が昇降可能に被冠(嵌合)された下部材(下ハ
ブ)37とから構成されている。
【0031】下部材37は、上端軸心部に芯出し用の突
軸部38を有し、下端軸心部に前記回転導入機構26の
回転軸30の上端部が嵌合する嵌合孔39を有してい
る。また、下部材37の下端にはフランジ部40が形成
され、このフランジ部40から軸心部にねじ込んだ固定
ネジ41により下部材37が前記回転軸30の上端部に
固定されている。上部材36、脚部18のフランジ部1
9及び台座35の軸心部には下部材37の突軸部38が
嵌合する芯出し孔42,43,44が形成されている。
【0032】また、下部材37のフランジ部40上面に
は位置決めピン45が立設され、上部材36、脚部18
のフランジ部19及び台座35には前記位置決めピン4
5が嵌合する位置決め孔46,47,48が形成されて
いる。なお、上部材36に形成された位置決め孔46は
位置決め溝であっても良い。前記上部材36は熱容量を
減らすために外周に環状溝49が形成されていることが
好ましい。
【0033】前記蓋体5の軸孔部34ないし上部ハウジ
ング28内に腐食性を有する処理ガスが侵入するのを防
止するために、軸孔部34ないし上部ハウジング28内
に不活性ガス例えば窒素ガス(N)が導入されるよう
になっている。すなわち、図2にも示すように、下部材
37の下面と対向する下部ハウジング29の上面部には
環状溝50が設けられ、下部ハウジング29にはその環
状溝50に不活性ガスを導入する不活性ガス導入管51
が接続されている。また、下部材37のフランジ部40
には環状溝50から上部ハウジング28内に不活性ガス
が入り易いように切欠部52が設けられている。
【0034】回転軸部27の高さ調整すなわち上部材3
6の高さ調整を行うために、図3ないし図4に示すよう
に、上部材36には下部材37のフランジ部40上面に
対して引き寄せたり押し返したりするための引きネジ5
3及び押しネジ54が複数例えば3本ずつ設けられてい
る。引きネジ53の下端部は下部材37のフランジ部4
0に形成したネジ孔70にねじ込まれ、押しネジ54は
下部材37のフランジ部40上面に当接されている。前
記上部材36には、ボート16のフランジ部19を締結
するネジ(締結ネジ)20、引きネジ52及び押しネジ
54をねじ込むまたは挿入するためのネジ孔55,5
6,57が周方向に適宜間隔で且つバランス良い配置で
設けられている。
【0035】前記ボート16の脚部18のフランジ部1
9を固定(締結)するネジ20は、フランジ部19上面
から台座35を介して上部材36のネジ孔55にねじ込
まれている。前記ネジ20は、例えばSUS製ないしイ
ンコネル製であり、ネジ20のかじり付きを防止するた
めに例えばニッケルアルミニウム(NiAl)からなる
硬い超合金被膜がコーティングされている。
【0036】熱膨張によるネジ20の弛みを防止するた
めに、前記フランジ部19とネジ20の頭部20aとの
間には多数の皿バネ58が介設されている。なお、フラ
ンジ部19と皿バネ58の間には図示しない座金が介設
されている。皿バネ58は、ネジ20の熱膨張を吸収し
得るよう図5に示すように凹面側同士及び凸面側同士が
対向するように複数例えば9枚積み重ねて用いられてい
る。
【0037】腐食性を有する処理ガスによるネジ20の
頭部20aや皿バネ58の腐食を防止するために、図2
ないし図6に示すように前記フランジ部19にはネジ2
0の頭部20a側を覆って不活性ガス例えば窒素ガスで
パージするためのカバー部材59が取付けられていると
共に、回転軸部27側からカバー部材59内に不活性ガ
スを導入する不活性ガス導入孔60が設けられている。
カバー部材59は、例えば石英製であり、フランジ部1
9上面に載ってネジ20の頭部20a側を覆うように断
面逆U字形状で環状に形成されており、また、着脱が容
易にできるよう半割に形成されている。上部材36及び
台座35にはフランジ部19の不活性ガス導入孔60と
対応して連通する不活性ガス導入孔61が設けられてい
る(図3参照)。
【0038】前記蓋体5上には炉口保温手段である炉口
加熱機構62が固定されている。この炉口加熱機構62
は、蓋体5の上面を覆うように載置される環状の覆い板
63と、この覆い板63上に周方向に適宜間隔で立設さ
れた複数の支柱64と、これら支柱64の上端部に水平
に掛け渡した設けられた面状の発熱抵抗体65と、この
発熱抵抗体65の下方に適宜間隔で支柱64に掛け渡し
て設けられた複数例えば2枚の遮熱板66とから主に構
成されている。
【0039】前記覆い板63、支柱64及び遮熱板66
は、例えば石英製であり、覆い板66により蓋体5上面
が腐食性を有する処理ガスから保護されている。前記発
熱抵抗体65及び遮熱板66にはボート16のフランジ
部19を含む脚部18が貫通する貫通穴67が設けられ
ている。また、前記発熱抵抗体65に電気を供給するケ
ーブルを導通するための導通管68が保持板15から蓋
体5を気密に貫通した状態で設けられている。前記覆い
板63上には、前記フランジ部19の周囲及び上方を覆
う環状の遮熱カバー69が図示例で二重に設けられてい
る。これら遮熱カバー69は、例えば石英製であり、着
脱が容易にできるよう半割に形成されている。
【0040】以上の構成からなる熱処理用ボート16に
よれば、多数のウエハwを上下方向に多段に支持するボ
ート本体17と、このボート本体17をウエハwの周方
向に回転させるための回転軸部27に連結される一本足
の脚部18とを備え、前記ボート本体17と脚部18が
一体に形成され、前記脚部18の回転軸部27との連結
部にはフランジ部19が形成され、このフランジ部19
にはこれを回転軸部にネジ20で締結するための孔部2
1が設けられているため、例えば石英製の一本足ボート
16の脚部18と例えば金属製の回転軸部27とを確実
に連結することができ、ボート16の落下、転倒、破損
を防止することができ、耐震性の向上が図れる。
【0041】また、前記フランジ部(実施例では台座)
19の回転軸部27と接触する面には鏡面加工が施され
て摩擦抵抗の低減が図られているため、熱膨張時の石英
製フランジ部19と金属製回転軸部27の熱膨張差に起
因するフランジ部19の擦れ傷みを防止することがで
き、耐久性の向上が図れる。実施例の場合、前記フラン
ジ部19と回転軸部27との間にはフランジ部19より
も大径の台座35が介在され、この台座35の回転軸部
27と接触する面には鏡面加工が施されているため、熱
膨張時の石英製台座35と金属製回転軸部27の熱膨張
差に起因する台座35の擦れ傷みを防止することがで
き、耐久性の向上が図れる。
【0042】また、縦型熱処理装置1によれば、熱処理
炉2と、この熱処理炉2の炉口3を開閉すべく昇降可能
に設けられた蓋体5と、この蓋体5の上部に設けられ多
数のウエハwを上下方向に多段に搭載して熱処理炉2に
搬入搬出される熱処理用ボート16と、このボート16
を回転すべく蓋体5に設けられた回転導入機構26とを
備え、前記回転導入機構26は蓋体5を貫通して炉内に
露出する回転軸部27を有し、前記ボート16はボート
本体17に一本足の脚部18を一体に形成してなり、こ
の脚部18にはフランジ部19が形成され、このフラン
ジ部19が前記回転軸部27にネジ20で締結されてい
るため、石英製の一本足ボート16の脚部18と金属製
の回転軸部27とを確実に連結することができ、ボート
の落下、転倒、破損を防止することができ、耐震性の向
上が図れる。
【0043】また、前記回転軸部27の前記フランジ部
(なお実施例では台座)19と接触する面には複合セラ
ミックス被膜がコーティングされて摩擦抵抗の低減が図
られているため、熱膨張時の石英製フランジ部19と金
属製回転軸部27の熱膨張差に起因するフランジ部19
の擦れ傷みを防止することができ、耐久性の向上が図れ
る。前記フランジ部19または台座535は、蓋体5の
回転軸部27が貫通する軸孔部34の上面を不活性ガス
例えば窒素ガスが噴出する所定の隙間Sを存して覆って
おり、その隙間Sを調整すべく前記回転軸部27が高さ
調整可能に設けられているため、腐食防止用の不活性ガ
スを噴出する隙間Sの調整を容易に行うことができる。
【0044】前記隙間Sの調整により回転側のフランジ
部19または台座35と固定側の蓋体5との接触及び接
触にによる擦れ傷みを防止することができると共に、隙
間Sからの不活性ガスの適正な噴出量を確保することが
できる。また、前記隙間Sから不活性ガスを吹出すこと
により熱処理に使用した腐食性を有する処理ガスが蓋体
5の軸孔部34から上部ハウジング28内へ侵入するの
を防止でき、回転軸部27等の腐食を防止することがで
きる。前記回転軸部27が上部材36とこの上部材36
を上下移動可能に支持する下部材37とからなり、これ
ら上部材36と下部材37の間に引きネジ53及び押し
ネジ54を設けて上部材36を高さ調整可能にしている
ため、簡単な構造で回転軸部27の高さ調整を容易に行
うことができる。
【0045】前記ネジ20にはNiAl等の超合金被膜
がコーティングされているため、ネジ20のかじり付き
を防止することができる。引きネジ53及び押しネジ5
4も同様の理由により超合金被膜がコーティングされて
いることが好ましい。更に、前記フランジ部19とネジ
20の頭部20aとの間には多数の皿バネ58が介設さ
れているため、熱膨張時のネジ20の弛みを防止するこ
とができる。
【0046】前記フランジ部19にはネジ20の頭部2
0a側を覆って不活性ガスでパージするためのカバー部
材59が取付けられていると共に回転軸部27側からカ
バー部材59内に不活性ガスを導入する不活性ガス導入
孔60が設けられているため、ネジ20の頭部20a側
の腐食を防止することができる。前記蓋体5上には炉口
保温手段例えば炉口加熱機構62が固定され、この炉口
加熱機構62には前記ボート16の脚部18が貫通する
貫通穴67が設けられているため、炉口加熱機構62と
は非接触状態でボート16のみを回転させることができ
ると共に、炉口加熱機構62の落下、転倒、破損を防止
することができ、耐震性及び耐久性の向上が図れる。
【0047】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、熱処理装置として
は、酸化処理以外に、CVD処理、拡散処理、アニール
処理等を行うように構成されていてもよい。前記ボート
の材質としては、石英以外に、例えば炭化珪素やポリシ
リコン(Si)等であっても良い。被処理体としては、
半導体ウエハ以外に、例えばLVD基板等であっても良
い。また、反応管は、内管と外管の二重管構造とされて
いても良い。炉口保温手段としては、保温筒であっても
よい。
【0048】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0049】(1)請求項1の発明によれば、多数の被
処理体を上下方向に多段に支持するボート本体と、該ボ
ート本体を被処理体の周方向に回転させるための回転軸
部に連結される一本足の脚部とを備えた熱処理用ボート
において、前記ボート本体と脚部が一体に形成され、前
記脚部の回転軸部との連結部にはフランジ部が形成さ
れ、該フランジ部にはこれを回転軸部にネジで締結する
ための孔部が設けられているため、一本足ボートの脚部
と回転軸部とを確実に連結することができ、ボートの落
下、転倒、破損を防止することができ、耐震性の向上が
図れる。
【0050】(2)請求項2の発明によれば、前記フラ
ンジ部の回転軸部と接触する面には鏡面加工が施されて
いるため、熱膨張時の擦れ傷みを防止することができ、
耐久性の向上が図れる。
【0051】(3)請求項3の発明によれば、前記フラ
ンジ部と回転軸部との間にはフランジ部よりも大径の台
座が介在され、該台座の回転軸部と接触する面には鏡面
加工が施されているため、熱膨張時の擦れ傷みを防止す
ることができ、耐久性の向上が図れる。
【0052】(4)請求項4の発明によれば、熱処理炉
と、該熱処理炉の炉口を開閉すべく昇降可能に設けられ
た蓋体と、該蓋体の上部に設けられ多数の被処理体を上
下方向に多段に搭載して熱処理炉に搬入搬出される熱処
理用ボートと、該ボートを回転すべく蓋体に設けられた
回転導入機構とを備えた縦型熱処理装置おいて、前記回
転導入機構は蓋体を貫通して炉内に露出する回転軸部を
有し、前記ボートはボート本体に一本足の脚部を一体に
形成してなり、該脚部にはフランジ部が形成され、該フ
ランジ部が前記回転軸部にネジで締結されているため、
一本足ボートの脚部と回転軸部とを確実に連結すること
ができ、ボートの落下、転倒、破損を防止することがで
き、耐震性の向上が図れる。
【0053】(5)請求項5の発明によれば、前記回転
軸部の前記フランジ部と接触する面には複合セラミック
ス被膜がコーティングされているため、熱膨張時の擦れ
傷みを防止することができ、耐久性の向上が図れる。
【0054】(6)請求項6の発明によれば、前記フラ
ンジ部は、蓋体の回転軸部が貫通する軸孔部の上面を不
活性ガスが噴出する所定の隙間を存して覆っており、そ
の隙間を調整すべく前記回転軸部が高さ調整可能に設け
られているため、腐食防止用の不活性ガスを噴出する隙
間の調整を容易に行うことができる。
【0055】(7)請求項7の発明によれば、前記ネジ
には超合金被膜がコーティングされているため、ネジの
かじり付きを防止することができる。
【0056】(8)請求項8の発明によれば、前記フラ
ンジ部とネジの頭部との間には多数の皿バネが介設され
ているため、熱膨張時のネジの弛みを防止することがで
きる。
【0057】(9)請求項9の発明によれば、前記フラ
ンジ部にはネジの頭部側を覆って不活性ガスでパージす
るためのカバー部材が取付けられていると共に回転軸部
側からカバー部材内に不活性ガスを導入する不活性ガス
導入孔が設けられているため、ネジの頭部側の腐食を防
止することができる。
【0058】(10)請求項10の発明によれば、前記
蓋体上には炉口保温手段が固定され、該炉口保温手段に
は前記ボートの脚部が貫通する貫通穴が設けられている
ため、ボートのみを回転させることができると共に、炉
口保温手段の落下、転倒、破損を防止することができ、
耐震性及び耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦型熱処理装置の縦
断面図である。
【図2】同縦型熱処理装置の要部拡大断面図である。
【図3】回転軸部上面の概略的平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】皿バネの断面図である。
【図6】ボートのフランジに取付けられるネジカバーの
構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 縦型熱処理装置 w 半導体ウエハ(被処理体) S 隙間 2 熱処理炉 3 炉口 5 蓋体 16 熱処理用ボート 17 ボート本体 18 脚部 19 フランジ部 20 ネジ 21 孔部 26 回転導入機構 27 回転軸部 34 軸孔部 58 皿バネ 59 カバー部材 60 ガス導入孔 62 炉口加熱機構(炉口保温手段) 67 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島津 知久 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 4K030 CA04 CA12 GA02 GA06 KA04 LA15 5F045 BB20 DP19 DP28 EM10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の被処理体を上下方向に多段に支持
    するボート本体と、該ボート本体を被処理体の周方向に
    回転させるための回転軸部に連結される一本足の脚部と
    を備えた熱処理用ボートにおいて、前記ボート本体と脚
    部が一体に形成され、前記脚部の回転軸部との連結部に
    はフランジ部が形成され、該フランジ部にはこれを回転
    軸部にネジで締結するための孔部が設けられていること
    を特徴とする熱処理用ボート。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部の回転軸部と接触する面
    には鏡面加工が施されていることを特徴とする請求項1
    記載の熱処理用ボート。
  3. 【請求項3】 前記フランジ部と回転軸部との間にはフ
    ランジ部よりも大径の台座が介在され、該台座の回転軸
    部と接触する面には鏡面加工が施されていることを特徴
    とする請求項1記載の熱処理用ボート。
  4. 【請求項4】 熱処理炉と、該熱処理炉の炉口を開閉す
    べく昇降可能に設けられた蓋体と、該蓋体の上部に設け
    られ多数の被処理体を上下方向に多段に搭載して熱処理
    炉に搬入搬出される熱処理用ボートと、該ボートを回転
    すべく蓋体に設けられた回転導入機構とを備えた熱処理
    装置おいて、前記回転導入機構は蓋体を貫通して炉内に
    露出する回転軸部を有し、前記ボートはボート本体に一
    本足の脚部を一体に形成してなり、該脚部にはフランジ
    部が形成され、該フランジ部が前記回転軸部にネジで締
    結されていることを特徴とする縦型熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記回転軸部の前記フランジと接触する
    面には複合セラミックス被膜がコーティングされている
    ことを特徴とする請求項4記載の縦型熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記フランジ部は、蓋体の回転軸部が貫
    通する軸孔部の上面を不活性ガスが噴出する所定の隙間
    を存して覆っており、その隙間を調整すべく前記回転軸
    部が高さ調整可能に設けられていることを特徴とする請
    求項4または5記載の縦型熱処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ネジには超合金被膜がコーティング
    されていることを特徴とする請求項4ないし6の何れか
    に記載の縦型熱処理装置。
  8. 【請求項8】 前記フランジ部とネジの頭部との間には
    多数の皿バネが介設されていることを特徴とする請求項
    4ないし7の何れかに記載の縦型熱処理装置。
  9. 【請求項9】 前記フランジ部にはネジの頭部側を覆っ
    て不活性ガスでパージするためのカバー部材が取付けら
    れていると共に回転軸部側からカバー部材内に不活性ガ
    スを導入する不活性ガス導入孔が設けられていることを
    特徴とするを特徴とする請求項4ないし8の何れかに記
    載の縦型熱処理装置。
  10. 【請求項10】 前記蓋体上には炉口保温手段が固定さ
    れ、該炉口保温手段には前記ボートの脚部が貫通する貫
    通穴が設けられていることを特徴とする請求項4ないし
    9の何れかに記載の縦型熱処理装置。
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