JPH10241041A - カップ式自動販売機のストロー手動搬出装置 - Google Patents

カップ式自動販売機のストロー手動搬出装置

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JPH10241041A
JPH10241041A JP3876797A JP3876797A JPH10241041A JP H10241041 A JPH10241041 A JP H10241041A JP 3876797 A JP3876797 A JP 3876797A JP 3876797 A JP3876797 A JP 3876797A JP H10241041 A JPH10241041 A JP H10241041A
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JP
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straw
slider
cup
vending machine
storage room
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JP3876797A
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Inventor
Masanori Takeuchi
正典 竹内
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手動で簡便にストローが搬出できるようにす
る。 【解決手段】無包装のストロー2を横向きに積み上げて
保管する保管室21と、該保管室21の下部に前面から
下り傾斜を形成する下ガイド板25と、該下ガイド板2
5の略中央から前方に突設させた押しボタン26と、前
記下ガイド板25および押しボタン26を前方上面に固
着し、後端に切り込み部27aおよび後端寄りの部分に
横長で上下に貫通したストロー一本を収容する長穴27
bを有するスライダー27と、該スライダー27を前面
および下面で支持し、前記スライダー27が後壁22側
に移動した際に前記長穴27bの下側が開口するように
切り欠いた開口部を有し、保管室21の後壁22に取付
けた底板28と、前記スライダー27の後端の切り込み
部27aおよび後壁22の間に装着したばね29とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料をカップに
注出して販売し、必要に応じて前記飲料を吸飲するスト
ローを搬出するようにしたカップ式自動販売機のストロ
ー手動搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の構成図を示し、(a)は
正面図、(b)は(a)のX−X断面図を示す。この図
5において、1は、例えば、ストロー2を横向きに積み
上げて貯えるホッパ1aの下部に一本のストロー2が入
る溝を持つロータ3を備えて溝に入ったストロー2はロ
ータを図示されていない電動機で回転させて溝が斜め下
向きになった位置でストロー有りを検出する検出器4で
検出して待機し、ストロー搬出指令に従って下部ケース
5に落下させ、該下部ケース5内で落下中に梁8に当て
て縦向きの姿勢にして搬出するストロー搬出機構、6は
前記ホッパ1の下部で断面が漏斗状に形成し、漏斗形の
先端が前記ロータ3に近接してそこからロータ3の周囲
を溝に挿入したストロー2が落下しない程度の隙間を開
けて覆った仕切板、7は前記仕切板6の傾斜部の一部を
横長に切り欠きその部分に断面を四角形にして前記ロー
タ3の回転に連動して回転する攪拌ロータを示す。
【0003】図5において、ストロー供給装置1は、仕
切板6により下部を漏斗状に絞り、ストロー2を横向き
に積み上げて貯えるホッパ1aの下部に前記仕切板6の
漏斗形の先端部に近接する、一本のストロー2が入る溝
を持つロータ3を備えており、溝に入ったストロー2は
ロータ3を図示されていない電動機で回転させて、溝が
斜め下向きになった位置でストロー有りを検出する検出
器4で検出して待機し、ストロー搬出指令に従って下部
ケース5に落下させ、該下部ケース5内で落下中に梁8
に当てて縦向きの姿勢にして搬出する。前記ストロー搬
出機構1で搬出されたストロー2は下部ケース5とカッ
プ(図示せず)とを連携するシュータ(図示せず)を経
てカップ(図示せず)に向かって排出される。
【0004】なお、ホッパ1a内にストロー2を補給す
る際は、横向きにしたストロー2の束をホッパ1aの開
口部に上方から投入するので、ホッパ1a内に積み上げ
られたストロー2は不整列になるが、仕切板6の漏斗状
の入り口に到達するまでに、仕切板6の一部を横長に切
り欠いた部分に設けた断面が四角形の攪拌ロータ7をロ
ータ3の回転に連動して回転させ、回転に従って攪拌ロ
ータ7の四角形の角の部分がホッパ1a内に出入りして
その近辺のストロー2を断続的に押し上げて整列させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の構成で
は、ストローを搬出するためのロータ、攪拌ロータ、そ
れらを駆動する電動機を使用しているので、装置が大が
かりになり、高価になる問題がある。この発明は上記課
題を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、手動で簡便にストローが搬出できるカップ式自
動販売機のストロー手動搬出装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、飲料をカップに注出して販売
し、必要に応じて前記飲料を吸飲するストローを搬出す
るカップ式自動販売機において、無包装のストローを横
向きに積み上げて保管する保管室と、該保管室の下部に
前面から下り傾斜を形成する下ガイド板と、該下ガイド
板の略中央から前方に突設させた押しボタンと、前記下
ガイド板および押しボタンを前方上面に固着し、後端に
切り込み部および後端寄りの部分に横長で上下に貫通し
たストロー一本を収容する長穴を有するスライダーと、
該スライダーを前面および下面で支持し、前記スライダ
ーが後壁側に移動した際に前記長穴の下側が開口するよ
うに切り欠いた開口部を有し、保管室の後壁に取付けた
底板と、前記スライダーの後端の切り込み部および後壁
の間に装着したばねとを設けて、押しボタンの操作と前
記ばねとで前記下ガイド板が前後動して前記保管室で保
管するストローを前記スライダーの長穴に送り込みスラ
イダーが後壁側に移動した際に前記長穴に挿入されたス
トローが底板の開口部から搬出されるようにしたことを
特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載のカップ式自動販売機のストロー手動搬出装置
において、前記保管室の下部に、前記保管室の後壁から
斜め下前方に張出した張出部、および該張出部から略垂
直に下げた垂直部、該垂直部の下端から斜め下後方に折
り曲げた傾斜部を有する断面が台形状の背板と、前記ス
ライダーの長穴の後縁に近接して上方に延長した垂直面
が前記傾斜部に接して該垂直面の下端を前記後壁側に折
り曲げて前記後壁に固着した垂直ガイド板とを設けて、
前記背板の傾斜部と垂直ガイド板の垂直面とスライダー
の上面の一部と下ガイド板の一部とで楔形の案内部を形
成し、該案内部が前記長穴にストローを案内することが
できる。
【0008】上記請求項1および請求項2に記載の構成
により、保管室に横向きに積み上げられたストローは、
所定の下り傾斜を持つ下ガイド板を後壁に向かって水平
移動させることにより後壁側へ移動する力と、前記移動
量に前記傾斜角の正接を乗じた値に相当する上向きに押
し上げる分力とが与えられる。前記の後壁側に移動する
力はストローをスライダーの長穴に導くことを可能にす
るとともに前記上向きに押し上げる力と相まって不整列
のストローを整列させることを可能にする。
【0009】また、スライダーの長穴の上方に、前記背
板の傾斜部と垂直ガイド板の垂直面とスライダーの上面
の一部と下ガイド板の一部とで楔形の案内部を形成する
ことにより、楔形の部分に万一不整列のストロー(例え
ば、長手方向の一端が長穴に近接し、他端が斜め上方に
なっている)が進入した際に、前記押し上げ力がストロ
ーを介して背板の前記傾斜に伝わり該傾斜と直角な分力
は圧縮力に、該傾斜に平行な分力はストローを楔形の部
分の外の方向に押し出す力になるので前記不整列のスト
ローの長穴に近接した側を押し戻し、他端は斜めになっ
ている分その長穴寄りの部分に空間が生じており、前記
押し戻し力が伝わらないので前記不整列ストローを整列
させることが可能になる。
【0010】なお、前記下ガイド板の傾斜角が大きすぎ
るとストローを押し上げる分力が少なくなり、小さすぎ
るとストローを横送りする分力も、押し上げる分力も小
さくなるので20°前後が望ましい。また、背板の傾斜
部の角度は大きすぎると長穴近辺のストローは上方に積
まれたストローに抑えられて整列しにくくなり、小さす
ぎると楔形部から外向きに押し出す分力が減少して押し
上げ力は殆ど圧縮力になるので45°前後が望ましい。
【0011】さらに、請求項3記載の発明のように、請
求項1または請求項2に記載のカップ式自動販売機のス
トロー手動搬出装置において、前記下ガイド板の前端の
一部を前記押しボタンの左右で前方に延長し、該延長部
を保管室側に円弧上に折り曲げて、該折り曲げ部が押し
ボタン押し込みに伴い後方に移動した際に、該折り曲げ
部の先端が前記保管室の前縁まで移動するようにしたリ
フタを設けることができる。
【0012】また、請求項4記載の発明のように、請求
項3記載のカップ式自動販売機のストロー手動搬出装置
において、前記リフタの左右に前記リフタと略同じ高さ
の突起を前記底板から突出させて設けることができる。
上記請求項3および請求項4に記載の構成により、前記
下ガイド板の円弧状に突出したリフタは傾斜角が先端に
行くに従って徐々に増加しており、円弧に従ってその近
辺のストローに伝える横移動分力が大きくなるので、下
ガイド板の上面とストローとが滑って横移動力がストロ
ーに伝わりにくくするのを防止することが可能になり、
前記リフタの両側に前記底板から突出させて設けた突起
は、リフタが復帰位置に復帰した際にリフタにつられて
ストローが保管室より外に飛び出すのを防止する。
【0013】さらに、請求項5記載の発明のように、請
求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカップ式自動
販売機のストロー手動搬出装置において、前記保管室
は、前記後壁と、保管室の前面にストローの長さより短
い幅の開口部が形成されるように保管室の前面を覆う折
り曲げ部を形成し、後端を前記後壁に取付けた左右の側
板と、前記左右の側板および保管室の上面を覆い、前記
押しボタン部分の切り欠き部および該切り欠き部の上方
に透明板を装着した窓を有し、側面側をヒンジ取付けさ
れたカバーとで構成することができる。
【0014】上記構成によりカバーを開放した後、保管
室の前面および上部の開口部からストローを補給するこ
とが可能になる。特に、保管室内にストローが少ない場
合には、前面からストローを斜めにして保管室に挿入し
た後、水平にして残存ストローの上に落とすことによ
り、上部から投入する場合に比較して整列性を良くする
ことが可能になる。
【0015】また、請求項6記載の発明のように、請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載のカップ式自動販
売機のストロー手動搬出装置において、前記底板の開口
部から搬出されたストローが斜め下後方に転動するサブ
シュータと、前記後壁を下向きに延長して斜め下前方に
折り曲げその先端を上向きに折り曲げて、中央部にスト
ローを掴み易くした切り欠きを有し、サブシュータを介
して搬出されたストローが前記切り欠き部の左右の折り
曲げ部の内側にまで転動するようにしたシュータとを設
けることができる。
【0016】上記構成によりスライダーの長穴から搬出
したストローを保持して掴み取り易くすることが可能に
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施例の主要部
の構成図、図2はこの発明のストロー手動搬出装置を装
着したカップ式自動販売機の外形図、図3は図1のA−
A断面図、図4はこの発明のストロー手動搬出装置の稼
働部の外観図を示す。この図1〜図4において、2はカ
ップに注入された飲料を吸飲するストロー、20はスト
ロー2を保管して手動操作でストロー2を一本宛搬出す
るようにしたストロー手動搬出装置、21は、ストロー
手動搬出装置20の後壁22と、前面にストロー2の長
さより短い幅の開口部が形成されるように前面を覆う折
り曲げ部を形成し、後端を前記後壁22に取付けた左右
の側板23と、前記左右の側板23および上面を覆い、
側面側をヒンジ取付けされたカバー24とで構成したス
トロー2の保管室、24aは後述の押しボタンを突出さ
せるためにカバー24の前面下部に設けた切り欠き部、
24bは切り欠き部24aの上方に透明板を装着して保
管室21の内部が見えるようにした窓、25は保管室2
1の下部に前面から下り傾斜を形成するように配し、前
端を後述の押しボタンの両側で延長して内向きの円弧状
に成形したリフタ25aを有する下ガイド板、26は該
下ガイド板25の略中央から前方に突設させて形成した
押しボタン、27は前記下ガイド板25および押しボタ
ン26を前方上面に固着し、後端に切り込み部27aお
よび後端寄りの部分に横長で上下に貫通した前記ストロ
ー一本を収容する長穴27bを有するスライダー、28
は該スライダー27を前面および下面で支持するように
保管室21の後壁22に取付け前記リフタ25aの両側
でリフタ25aと略同じ高さに突出させた突起28a
と、スライダー27が後壁22側に移動した際に前記長
穴27bの直下になる部分を開口した開口部とを有する
底板、29は前記スライダー27の後端の切り込み部と
後壁22との間に装着したばね,30は保管室21の後
壁22から斜め下前方に張出した張出部、および該張出
部から略垂直に下げた垂直部、該垂直部の下端から斜め
下後方に折り曲げた傾斜部30aを有する断面が台形状
の背板、31は前記スライダー27の長穴27bの後縁
に近接して上方に延長した垂直面が前記傾斜部30aに
接して該垂直面の下端を前記後壁22側に折り曲げて前
記後壁22に固着した垂直ガイド板,32は背板30の
傾斜部30aと垂直ガイド板31の垂直面とスライダー
27の上面の一部と下ガイド板25の一部とで楔形に形
成したストローの案内部、33は底板28の開口部から
搬出されたストロー2が斜め下後方に転動するサブシュ
ータ、34は前記後壁22を下向きに延長して斜め下前
方に折り曲げその先端を上向きに折り曲げて、中央部で
ストロー2を掴み易くした切り欠きを有し、サブシュー
タ33を介して搬出されたストロー2が前記切り欠き部
の左右の折り曲げ部の内側にまで転動するようにしたシ
ュータ、35はこのストロー手動搬出装置20が装着さ
れた自動販売機を示す。
【0018】図1において、ストロー2の保管室21は
後壁22と、前面にストロー2の長さより短い幅の開口
部が形成されるように前面を覆う折り曲げ部を形成し、
後端を前記後壁22に取付けた左右の側板23と、前記
左右の側板23および上面を覆い、側面側をヒンジ取付
けされたカバー24とで構成されており、該保管室21
の下部は、前面から下り傾斜を形成するように配した下
ガイド板25と、該下ガイド板25の略中央から前方に
突設させて形成した押しボタンと、前記下ガイド板25
および押しボタン26を前方上面に固着し、後端にばね
29を装着する切り込み部27aおよび後端寄りの部分
に横長で上下に貫通した前記ストロー一本を収容する長
穴27bを有するスライダーと、該スライダー27を前
面および下面で支持するように保管室21の後壁22に
取付けた底板28と、後壁22から斜め下前方に張出し
た張出部、および該張出部から略垂直に下げた垂直部、
該垂直部の下端から斜め下後方に折り曲げた傾斜部30
aを有する断面が台形状の背板と、前記スライダー27
の長穴27bの後縁に近接して前記傾斜部30aに垂直
面が接して該垂直面の下端を前記後壁22側に折り曲げ
て前記後壁22に固着した垂直ガイド板とにより形成さ
れている。上記の両側板23の内側の間隔はストロー2
を横倒しにして収納できる幅になっており、スライダー
27および長穴27bは前記両側板23の間隔より大き
い幅になっている。
【0019】そして、スライダー27と下ガイド板と押
しボタン26とは一体になっており、底板28と垂直ガ
イド板31との隙間に装着されて、押しボタン26の操
作とスライダー27の後端の切り込み部27aに装着さ
れたばね29とで前後にスライドする稼働部を形成して
いる。自動販売機35に商品補給等を行う際に、ルート
マン(定期的に巡回して商品及び釣銭の補給、売上金の
回収、機内洗浄等を行う人)が、カバー24の窓24b
からストロー2の残量を確認する。そして、ストロー2
を補給する際は、カバー24を開放して、前面または上
部の開口部から該保管室21にストロー2を挿入して保
管室21内に横倒しにして積み上げる。補給されたスト
ロー2は、押しボタン25を押すことにより、下ガイド
板25が後壁22側に移動して、該下ガイド板25の傾
斜によりストロー2に前進力と押し上げ力とを与えて、
不整列のストロー2を整列させるとともに、背板30の
傾斜部30aと垂直ガイド板31の垂直面とスライダー
27の上面の一部と下ガイド板25の一部とで楔形に形
成したストローの案内部32にストロー2を導き、下ガ
イド板25と一体的に移動するスライダー27の横長の
長穴27bに捕捉されたストロー2を、前記長穴27b
が底板28の開口部上に移動した際に落下させて、サブ
シュータ33上を転動してシュータ34のストロー2の
掴み取りを容易にした切り欠き部の左右の折り曲げ部ま
で搬出する。
【0020】また、押しボタン26がスライダー27の
後端の切り込み部27aに装着され上下を垂直ガイド板
31の水平部と底板28とにより保持されたばね29に
より復帰位置に復帰した際に空になった長穴27bに前
記案内部32内の新たなストロー2が補給される。ま
た、下ガイド板25の先端を押しボタン26の左右で前
方に延長して円弧状に成形したリフタ25aは、円弧に
従ってその近辺のストロー2に伝える横移動分力が大き
くなるので、下ガイド板25の上面とストロー2とが滑
って横移動力がストロー2に伝わりにくくするのを防止
する。また、前記リフタ25aの両側に前記底板28か
ら突出させて設けた突起28aは、リフタ25aが復帰
位置に復帰した際にリフタ25aにつられてストロー2
が保管室21より外に飛び出すのを防止する。
【0021】なお、該ストロー手動搬出装置20はカッ
プ式自動販売機35の前面の商品取出口の横に取付けら
れる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、押しボタン操作によ
り保管室内のストロー群を上下方向と前後方向とに動か
すので不整列のストローを整列させて、保管室内でブリ
ッジを起こさないようにする効果があり、稼働部分が押
しボタン、および下ガイド板、スライダーを一体にした
もののみとなり装置を故障しにくくする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の主要部分の構成図
【図2】この発明のストロー手動搬出装置を装着したカ
ップ式自動販売機の外形図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】この発明のストロー手動搬出装置の稼働部の外
観図
【図5】従来例の構成を示し、(a)は正面図、(b)
は(a)のX−X断面図
【符号の説明】
2 ストロー 20 ストロー手動搬出装置 21 保管室 22 後壁 2 23 側板 20 24 カバー 21 24a 切り欠き部 24b 窓 25 下ガイド板 25a リフタ 26 押しボタン 27 スライダー 27a 切り込み部 27b 長穴 28 底板 28a 突起 29 ばね 30 背板 30a 傾斜部 31 垂直ガイド板 32 案内部 33 サブシュータ 34 シュータ 35 カップ式自動販売機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料をカップに注出して販売し、必要に応
    じて前記飲料を吸飲するストローを搬出するカップ式自
    動販売機において、無包装のストローを横向きに積み上
    げて保管する保管室と、該保管室の下部に前面から下り
    傾斜を形成する下ガイド板と、該下ガイド板の略中央か
    ら前方に突設させた押しボタンと、前記下ガイド板およ
    び押しボタンを前方上面に固着し、後端に切り込み部お
    よび後端寄りの部分に横長で上下に貫通したストロー一
    本を収容する長穴を有するスライダーと、該スライダー
    を前面および下面で支持し、前記スライダーが後壁側に
    移動した際に前記長穴の下側が開口するように切り欠い
    た開口部を有し、保管室の後壁に取付けた底板と、前記
    スライダーの後端の切り込み部および後壁の間に装着し
    たばねとを設けて、押しボタンの操作と前記ばねとで前
    記下ガイド板が前後動して前記保管室で保管するストロ
    ーを前記スライダーの長穴に送り込みスライダーが後壁
    側に移動した際に前記長穴に挿入されたストローが底板
    の開口部から搬出されるようにしたことを特徴とするカ
    ップ式自動販売機のストロー手動搬出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカップ式自動販売機のスト
    ロー手動搬出装置において、前記保管室の下部に、前記
    保管室の後壁から斜め下前方に張出した張出部、および
    該張出部から略垂直に下げた垂直部、該垂直部の下端か
    ら斜め下後方に折り曲げた傾斜部を有する断面が台形状
    の背板と、前記スライダーの長穴の後縁に近接して上方
    に延長した垂直面が前記傾斜部に接して該垂直面の下端
    を前記後壁側に折り曲げて前記後壁に固着した垂直ガイ
    ド板とを設けて、前記背板の傾斜部と垂直ガイド板の垂
    直面とスライダーの上面の一部と下ガイド板の一部とで
    楔形の案内部を形成し、該案内部が前記長穴にストロー
    を案内するようにしたことを特徴とするカップ式自動販
    売機のストロー手動搬出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のカップ式
    自動販売機のストロー手動搬出装置において、前記下ガ
    イド板の前端の一部を前記押しボタンの左右で前方に延
    長し、該延長部を保管室側に円弧上に折り曲げて、該折
    り曲げ部が押しボタン押し込みに伴い後方に移動した際
    に、該折り曲げ部の先端が前記保管室の前縁まで移動す
    るようにしたリフタを設けたことを特徴とするカップ式
    自動販売機のストロー手動搬出装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のカップ式自動販売機のスト
    ロー手動搬出装置において、前記リフタの左右に前記リ
    フタと略同じ高さの突起を前記底板から突出させて設け
    たことを特徴とするカップ式自動販売機のストロー手動
    搬出装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のカップ式自動販売機のストロー手動搬出装置におい
    て、前記保管室は、前記後壁と、保管室の前面にストロ
    ーの長さより短い幅の開口部が形成されるように保管室
    の前面を覆う折り曲げ部を形成し、後端を前記後壁に取
    付けた左右の側板と、前記左右の側板および保管室の上
    面を覆い、前記押しボタン部分の切り欠き部および該切
    り欠き部の上方に透明板を装着した窓を有し、側面側を
    ヒンジ取付けされたカバーとで構成したことを特徴とす
    るカップ式自動販売機のストロー手動搬出装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    のカップ式自動販売機のストロー手動搬出装置におい
    て、前記底板の開口部から搬出されたストローが斜め下
    後方に転動するサブシュータと、前記後壁を下向きに延
    長して斜め下前方に折り曲げその先端を上向きに折り曲
    げて、中央部にストローを掴み易くした切り欠きを有
    し、サブシュータを介して搬出されたストローが前記切
    り欠き部の左右の折り曲げ部の内側にまで転動するよう
    にしたシュータとを設けたことを特徴とするカップ式自
    動販売機のストロー手動搬出装置。
JP3876797A 1997-02-24 1997-02-24 カップ式自動販売機のストロー手動搬出装置 Withdrawn JPH10241041A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009169457A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
CN108056629A (zh) * 2016-11-08 2018-05-22 深圳市祈飞科技有限公司 自动吸管盒

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JP2009169457A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
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