JP2873072B2 - 景品払出機 - Google Patents

景品払出機

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JP2873072B2
JP2873072B2 JP27310590A JP27310590A JP2873072B2 JP 2873072 B2 JP2873072 B2 JP 2873072B2 JP 27310590 A JP27310590 A JP 27310590A JP 27310590 A JP27310590 A JP 27310590A JP 2873072 B2 JP2873072 B2 JP 2873072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、景品払出機にかかる。さらに詳細には、
パチンコ店等における景品払出機、更に詳細には景品払
出機の景品列間に先端を向けて設置される景品倒壊防止
装置にかかる。
(従来の技術) パチンコ店等における景品払出機としては、特開平1
−303178「パチンコ店等における景品払出機」が知られ
ている。また、同景品払出機一度に多数の景品をセット
するのに使用される景品収納装置としては、実開平2−
86587号(実願昭63−166136号)「景品払出機に対する
景品自動収納装置」が知られている。同景品払出機に於
ける昇降台は「昇降台上の景品数が最大払出数未満にな
ったとき、格納部の景品面下と同じレベルまで景品を下
降させる配置」してなる。更に同景品払出機は、以下の
内容からなる。
すなわち、景品払出機の全体斜視図をあらわす第E図
の中央断面をあらわす第A図、同一部拡大をあらわす第
B図、第C図、第D図において、(101)は、機体(10
2)の基部に設けた景品幅を有する挿入部兼用の昇降部
である。昇降部(101)の前方には、この積み重ねセッ
トの高さと同じ積み重ね高さを持つ先入れ後ろ出し用格
納部(103)を連設し、全体として直線格納型ストッカ
ー(104)としてなる。この昇降部(101)の下方に設け
らる昇降台(105)は、昇降用モータ(106)より連動す
る垂直型昇降スクリュー(107)を挿通し昇降自在とし
てなり、かつ昇降台(105)の正常設置位置は、昇降部
(101)の前方に連設の格納部(103)下部に設けた横送
り(前方送り)用移動ベルト(108)の搬送面(108)a
と同一レベルを呈する。また、この格納部(103)には
移動ベルト(108)と一緒に移動する縦ズレ防止ロッド
(109)を備え、縦ズレ防止ロッド(109)は上下を平行
の案内軸(110)に挿通の支持駒体(111)で支持され、
かつ長溝枠となる格納部(103)の両側には案内回転ロ
ッド(112)を適宜本数配設してなる。(113)は、昇降
部(101)の上部に設けた払出部で、払出部(113)は後
端に設けた起立押板(114)を長手方向となる送り軸(1
15)の回動にて機体(102)の天板となる景品搬出路(1
16)に繰り出し自在としてなる。
この場合、ストッカー(104)の個数は景品種別に応
じた個数を機体(102)中に並設する。例えば第B図に
あって100円用を一口、500円用を一口、1000円用を四口
とする複連構成となる。無論、このとき各景品(117)
の長さは異なり、それに対応してセット時の縦ズレ防止
ロッド(109)の繰り出し位置を変えるものである(第
A図における符号a、b、c参照)。
次に、この従来例の作用を説明する。まず矩形状偏平
筺体からなり、側部にデータ用磁気テープを配する特定
景品(117)を一定数(図示装置にあっては、50枚重
ね)、機体(102)の後部蓋(118)を開き所定のストッ
カー(104)の挿入部兼用の昇降部(101)の後方の開口
部(101)aより挿入セットする。セットは実開平2−8
6587号(実願昭63−166136号)「景品払出機に対する景
品自動収納装置」によってもよい。セットは、第C図A
方向に挿入される。この場合、昇降部(101)の昇降台
(105)のセット位置は格納部(103)の移動ベルト(10
8)の搬送面(108)aと同一面となるように待機してい
る。このように昇降部(101)に一定数の景品(117)を
セットした後、景品(117)群を別途の押込み手段をも
って前方に押し格納部(103)の移送ベルト(108)a上
にスライド載置させる。この場合、移動ベルト(108)
位置には起立の縦ズレ防止ロッド(109)があり一列の
景品(117)群を受けるため、乗り移った景品(117)群
は崩れない。以下、昇降部(101)にセットした景品(1
17)群を直線方向の格納部(103)位置に順次詰め込
み、且最後は第D図に図示されるように昇降部(101)
にも詰まった状態となる。
ここにおいて、景品払出機は、客の持ち込んだ玉個数
に応じたデータ信号に基づき作動する。まず電磁ブレー
キ付き昇降用モータ(106)が適宜駆動し昇降スクリュ
ー(107)が回転し、これに伴って昇降スクリュー(10
7)を螺合した支持駒に一体の昇降台(105)が、諸定数
の景品(117)高さ分だけ上昇する。本装置にあって
は、5枚単位づつ上昇させ払出部(113)で起立押板(1
14)の前方移動で繰り出す。この場合、多数個の景品
(117)を得るには、複数列のストッカー(104)を連動
し一挙に払出す。それでも景品(117)数が足らないと
きは、昇降台(105)の5枚単位づつの上昇を繰り返せ
ばよい。
また、上昇台(105)が順次上昇し、昇降台(105)上
の景品数が、本装置が可能とする最大払出数未満(例え
ば、5枚単位にあって4枚以下が残った場合)のとき
は、第C図に図示されるようにこの景品(117)を乗せ
た状態で昇降台(105)を前記昇降スクリュー(107)の
逆回転にて降下させる。この降下位置は、景品上面(11
7)aが格納部(103)の移送ベルト(108)と同一レベ
ルまで、払出部(113)に備えた位置センサーの制御信
号により設定する。
このように、昇降部(101)の景品セット位置が空と
なったら昇降部(101)の前方に直線となる格納部(10
3)の移動ベルト(108)が、横送り用モータ(120)が
駆動し伝動チェーン(121)を介して連動して回動し、
移動ベルト(108)とこれと一体の縦ズレ防止ロッド(1
09)の移動とにより、積載した景品(117)群を第C図
B方向に移動させ、かつ一列の景品(117)群のみを昇
降部(101)の昇降台(105)上に直接繰り出し載置す
る。従って、昇降台(105)上に残った数個の景品(11
7)が有っても、これをその都度外部等に取り出し排除
することもなく、次段の景品群を載置すればよいため、
ストッカーの切替えの時間が短縮しえる。即ち、繰り出
された景品(117)群は昇降台(105)に直接乗り込む
か、搬送面(108)aまで下がった残る景品(117)上に
乗る。
そこで、昇降部(101)に一列の景品(117)群を繰出
した移動ベルト(108)の停止位置では、更に次段一列
の景品(117)群が密接状に詰まり移動して来ているた
め、この状態で昇降台(105)が上昇動に転ずれば、必
然的に景品(117)群同氏が接衝するために移動ベルト
(108)を一旦少し後退させ、昇降台(105)の景品(10
7)と移動ベルト(108)の景品(117)とに適宜の間隔
lを隔てる。
一方、払出部(113)に繰り出された所定数の景品(1
17)は、払出部(113)に備えた後端の起立押板(114)
がモータ(122)の駆動に伴って送り軸(115)が回転し
景品搬送路(116)の前方に移動するため、景品搬送路
(116)面を押され機体カバー部(102)aの払出口(12
3)より排出され、この景品(117)を客が取る。
(発明が解決しようとする課題) したがって、従来例では列状の景品群の崩壊防止は、
移動ベルト(108)位置に設けられた起立と縦ズレ防止
ロッド(109)により行っていたが、ロッドは景品列の
奥にあるのみであるため、景品列の倒壊防止には十分と
はいえない課題を有した。
(課題を解決するための手段) この発明は、 積み重ねられた景品がセットされ上部には払出部を設
けられる昇降部と、昇降部内で上下駆動される昇降台
と、払出部の外部側に設けられる払出口と、昇降部に隣
接して設けられ底部には移動手段を有するとともに内部
に景品を列状に積み重ねて格納させる格納部と、断面ほ
ぼL字状からなり景品の載置高さにわたって格納部に設
置され、景品列の移動時を除き昇降部に積み重ねられる
景品列と昇降部に隣接して格納部に積み重ねられる景品
列との間に向けて先端部を突設させる景品倒壊防止装置
と、払出部から払出口方向へ景品を搬送させる払出手段
とからなることを特徴とする景品払出機、 を提供する。
(作用) 格納部に、景品を列状に積み重ねて格納させる。あわ
せて、昇降部の昇降台上にも景品を積み重ねてセットす
る。
ついで、景品倒壊防止装置の先端を昇降部に積み重ね
られる景品列と昇降部に隣接して格納部に積み重ねられ
る景品列との間に向けて突設させる。
ついで、昇降台を駆動させ上昇する。すると、載置さ
れた景品は昇降台により上昇され、所定数の景品が払出
部に繰り出される。払出部に繰り出された景品は、払出
手段によって、払出部から払出口方向へ搬送され、景品
は提供される。
昇降台の移動により、昇降台上に載置される景品は無
い状態にいたる。そして、景品倒壊防止装置の先端を、
昇降部に詰み重ねられる景品列と昇降部に隣接して格納
部に積み重ねられる景品列との間にから外し、格納部底
部の移動手段を駆動させ格納部に列状に格納される景品
のうち、昇降部よりの景品列を昇降台上に移動させる。
ついで、再度景品倒壊防止装置の先端を昇降部に積み
重ねられる景品列と昇降部に隣接して格納部に積み重ね
られる景品列との間に向けて突設させる。
(実 施 例) この発明の実施例に係る景品払出機の要部縦断側面図
をあらわす第1図、同正面図をあらわす第2図、移動手
段の平面図をあらわす第3図、機体全体斜視図をあらわ
す第4図、同使用状態の一部拡大をあらわす第5図、第
6図a、第6図b、第7図にしたがって説明する。
(1)は、昇降部である。昇降部(1)は、機体
(2)の基部に中空直方体に設けられ、景品幅を有する
景品(17)の挿入部を兼用する。昇降部(1)の前方
(図中左側)には、昇降部(1)に景品が積み重ねセッ
トされる高さと同じ積み重ね高さを持つ、中空の先入れ
後ろ出し用格納部(3)が連設される。格納部(3)
は、全体として直線格納型ストッカー(4)として形成
される。(5)は昇降台である。昇降台(5)は、通常
時は昇降部(1)の下方に設置され、昇降用モータ
(6)により連動する垂直型昇降スクリューからなる昇
降手段(7)を支持駒(19)を介して挿通され昇降自在
とする。第7図に示される(31)は昇降台押し上げ部で
ある。昇降台押し上げ部(31)は、プレート状からなり
昇降台(5)下側に位置させ、昇降手段(7)によって
上下動される。(32)は緩衝手段である。緩衝手段(3
2)はスプリングからなり、昇降手段(7)の最下降位
置付近に、払出部(13)方向、すなわち上方に向けて付
勢させて取り付けられる。(33)は、ストッパーであ
る。ストッパー(33)は、昇降部(1)下部に内側に向
けて突設させ、昇降台(5)下降時に昇降台(5)表面
が移動手段(8)の搬送面(8)a以下に下降するのを
規制する。昇降台(5)の通常設置位置は、昇降部
(1)の前方に連設される格納部(3)下部に設けられ
た、横送り(前方送り)用移動ベルトからなる移動手段
(8)の搬送面(8)aと同一レベルとする。
格納部(3)には移動手段(8)と一緒に移動する縦
ズレ防止ロッド(9)を設ける。縦ズレ防止ロッド
(9)は上下を平行の案内軸(10)に挿通する支持駒体
(11)で支持され、長溝枠となる格納部(3)の両側に
はステンレス板からなる案内板(12)を適宜本数配設す
る。(13)は、昇降部(1)の上部に設けられた払出部
であり、(23)は払出口である。払出口(23)は、景品
搬送路(16)を介して払出部(13)に連続させ機体
(2)の外側に第4図に図示されるように設けられる。
払出部(13)では、払出部(13)後端(図中右側)に設
けられた、起立押板からなる払出手段(14)を、長手方
向となる送り軸(15)の回動によって機体(2)の天板
となる景品搬出路(16)に繰り出し自在とする。
ストッカー(4)は、景品種別に応じた個数を機体
(2)中に並設する。即ち第4図に図示される景品搬送
路(16)の下部にそれぞれ並べて設置される。例えば実
施例の正面図をあらわす第2図にあって、100円用を一
口、500円用を一口、1000円用を四口とする複連構成と
なる。このとき各景品(17)の長さは異なり、それに対
応して各ストッカー(41)セット時の縦ズレ防止ロッド
(9)の繰り出し位置は変えられる(第1図における符
号a、b、c参照)。
(41)は、景品係留部である。景品係留部(41)は、
正面一部拡大をあらわす第8図、縦断側面一部拡大図を
あらわす第9図、第8図の一部拡大をあらわす第10図、
他の実施例の一部拡大をあらわす第11図、第12図に図示
されるように、払出部(13)下部に設けられる。景品係
留部(41)は、昇降台(5)により一旦景品係留部(4
1)上部にまで移動された景品を昇降台(5)の下降に
よっても、格納部(3)に列状に格納される景品(17)
の最上部の景品(17)位置以下に下降するのを規制す
る。景品係留部(41)から景品搬送路(16)底面までの
距離mは景品(17)が本装置が一度に景品(17)を払い
出す最大払出数10個に一致させた10個積層された厚みに
対応し、その間に景品(17)が10個係留可能である。第
8図、第9図、第10図に図示される景品係留部では、下
端は回転軸(42)により機体(2)外部に取り付けら
れ、先端は機体(2)外部に係止され中間部に設けられ
た突起(44)を開口部(43)から昇降部(1)内に突設
させてなる。第11図に図示される景品係留部(41)で
は、突起(44)のとして、先端に回転自在のローラ(4
5)を取り付け、開口部(43)から昇降部(1)内に突
設させてなる。第12図に図示される景品係留部(41)で
は、第10図に図示される景品係留部(41)とほぼ同形状
からなり、全体として金属製板ばね(46)からなるとと
もに、下部は機体(2)外部に固定される。いずれの場
合も、景品係留部(41)の下部から景品(17)が昇降台
(5)により押し上げられるときは、景品係留部(41)
の突起(44)、ローラ(45)は、外側に逃げるため景品
(17)上昇の邪魔にはならない。しかし常に昇降部
(1)内側に押圧しているため、景品係留部(41)以下
の景品(17)あるいは昇降台(5)が離れるとその上に
位置する景品(17)は係留される。
(51)は、払い出し個数センサーである。払い出し個
数センサー(51)は、ホール素子からなり、第8図、第
9図に図示されるように、払出部(13)側面に取り付け
られる。個数センサー(51)で感知した払出部(13)に
侵入した景品(17)の個数は、信号化されて制御部に伝
送される。
さらに、第6図a、第6図bに図示される(61)は、
景品倒壊防止装置である。景品倒壊防止装置(61)は、
断面L字型板状体からなり景品(17)の載置高さにわた
って設置される。景品倒壊防止装置(61)のL字状先端
は、景品挿入部側の景品(17)列と隣接する景品(17)
列の間に向けて突設されかつ、スプリング(62)により
両景品列間に向けて常に付勢される。(63)は、回動軸
でありL字状の基部に設けられる。(64)は、ソレノイ
ドでありワイヤ(65)を介してL字状の基部より先端側
に取り付けられる。そのため、ソレノイド(64)が作動
すると、回動軸(63)を回動中心として、景品倒壊防止
装置(61)は、スプリングの付勢力に抗して、L字状先
端を景品列から外れる方向に移動される。ソレノイド
(64)の作動を中止すると、スプリング(62)の付勢力
により景品倒壊防止装置(61)のL字状先端は、再度景
品列の間に挿入される。
次に、この実施例の作用を説明する。まず矩形状偏平
筺体からなり、パチンコ用特定景品(17)を一定数(図
示装置にあっては、50枚重ね)、機体(2)の後部蓋
(18)を開き所定のストッカー(4)の挿入部兼用の昇
降部(1)の後方に設けられる開口部(1)aより挿入
セットする。セットは、格納部(3)に、景品(17)を
列状に積み重ねて格納させる。あわせて、昇降部(1)
の昇降台(51)上にも景品(17)を積み重ねてセットす
る。景品(17)のセットは実開平2−86587号(実願昭6
3−166136号)「景品払出機に対する景品自動収納装
置」によってもよい。セットは、第5図A方向に挿入さ
れる。この場合、昇降部(1)に設置される昇降台
(5)のセット位置は格納部(3)の移動手段(8)の
搬送面(8)aと同一面となるよう待機している。この
ように昇降部(1)に一定数の景品(17)をセットした
後、景品(17)群を別途の押込み手段をもって前方に押
し格納部(3)の搬送面(8)a上にスライド載置させ
る。この場合、移動手段(8)位置には起立の縦ズレ防
止ロッド(9)があり一列の景品(17)群を受けるた
め、乗り移った景品(17)群は崩れない。さらに、景品
倒壊防止装置(61)のソレノイド(64)の作動を解除す
る。すると、スプリング(62)の付勢力により、L字状
先端は景品挿入部側の景品(17)列と隣接する景品(1
7)列の間に向けて突設され、L字状先端で先方に押し
縦ずれ防止ロッド(9)との作用により景品列の倒壊を
防止する。
以下、昇降部(1)にセットした景品(17)群を直線
方向の格納部(3)位置に順次詰め込み、且最後は第6
図aに図示されるように昇降部(1)にも詰まった状態
となる。実開平2−86587号(実願昭63−166136号)
「景品払出機に対する景品自動収納装置」を使用する場
合はカートリッジ式に一挙に格納部にセットされる。
景品払出機は、客の持ち込んだ玉個数に応じたデータ
信号に基づき作動する。まず電磁ブレーキ付き昇降用モ
ータ(6)が適宜駆動すると昇降手段(7)が回転す
る。昇降手段(7)の回転に伴って、昇降手段(7)を
螺合した支持駒に一体の昇降台押上部(31)が昇降台
(5)下側に当たり昇降台(5)を上昇させる。載置さ
れた景品(17)は、所定数の景品(17)高さ分だけ昇降
台(5)により上昇され、所定数の景品(17)が払出部
(13)に繰り出される。すなわち、払出部(13)に入っ
てきた景品数を個数センサー(51)で感知し、あらかじ
め玉数に応じて演算された景品数まで感知したところ
で、感知した旨の信号を制御部に伝達し、制御部ではモ
ータ(6)の駆動を停止させる。払出部(13)に繰り出
された景品(17)は、払出手段(14)によって、払出部
(13)から景品搬送路(16)をへて払出口(23)方向へ
搬送され、景品(17)は提供される。本装置にあって
は、景品(17)は、最大10枚単位づつ上昇させる。
多数個の景品(17)を得るには、複数列のストッカー
(4)を連動し一挙に払出す。それでも景品(17)数が
足らないときは、昇降台(5)の10枚単位づつの上昇を
繰り返せばよい。
また、上昇台(5)が順次上昇し、昇降台(5)上の
景品数が、景品係留部(41)で係留できる以上の景品
(17)が昇降部(1)に有る場合、例えば、10枚係留に
あってそれ以上が残った場合は、景品係留部(41)で係
留できなかった景品(17)は、第5図に図示されるよう
にこの景品(17)を乗せた状態で昇降台(5)を昇降手
段(7)の逆回転にて降下させる。
すなわち、景品(17)の払出手段(14)による搬送
後、昇降手段(7)を駆動させ下降させると、昇降台押
上部(31)も下降し、昇降台押上部(31)に下側から押
され昇降台押上部(31)に載置され支えられていた昇降
台(5)もそれに伴い下降する。昇降台(5)に載置さ
れていた景品(17)のうち、景品係留部上部(41)に位
置する景品(17)は、景品係留部(17)により係止され
下降が規制されるため昇降台(5)とは離れる。
昇降手段(7)および昇降台(5)が下降を続ける
と、昇降部(1)下部で昇降台(5)はストッパ(33)
に規制され、昇降台(5)表面は移動手段(8)の搬送
面(8)a位置に一致するように停止される。昇降手段
(7)は更に下降するが緩衝手段(32)に当接すると、
その旨の感知信号を受領した制御部によりモータ(6)
駆動は停止され昇降台(5)、昇降台押し上げ部(31)
は、最下降位置に停止される。
従って、昇降台(5)を、移動手段(8)と同一レベ
ルまで、払出部(13)に備えた位置センサーの制御信号
により正確に設定する必要はなく、昇降台(5)は所定
位置に停止される。
昇降台(5)の上昇下降を繰り返すうちに、景品係留
部(41)に景品(17)が係止されている場合であると、
景品係留部(41)に係止される景品(17)もない場合で
あるとにかかわらず、昇降台(5)上に載置される景品
(17)は無い状態にいたる。昇降台(5)上が空となる
と、景品倒壊防止装置(61)ソレノイド(64)を作動さ
せ、景品倒壊防止装置(61)のL字状先端を景品列間か
ら外す。ついで、昇降部(1)の前方に直線となる格納
部(3)の移動手段(8)は、横送り用モータ(20)が
駆動し伝動チェーン(21)を介して連動して回動し、移
動手段(8)とこれと一体の縦ズレ防止ロッド(9)の
移動とにより、積載した景品(17)群を第5図B方向に
移動させ、かつ一列の景品(17)群のみを昇降部(1)
の昇降台(5)上に直接繰り出し載置する。さらに、景
品倒壊防止装置(61)のソレノイド(64)の作動を解除
する。すると、スプリング(62)の付勢力により、L字
状先端は景品挿入部側の景品(17)列と隣接する景品
(17)列の間に向けて突設され、L字状先端で先方に押
し縦ずれ防止ロッド(9)との作用により景品列の倒壊
を防止する。
景品係留部(41)は、景品係留部(41)に係止される
景品(17)を、格納部(3)に列状に格納される景品
(17)の最上部の景品(17)位置以下に下降するのを規
制している。そのため、景品係留部(41)に景品(17)
列が移動して来ても邪魔とならない。更に、景品係留部
(41)に係止される景品(17)の有る場合に昇降台
(5)が上昇すると、その景品(17)の下部から昇降台
(5)上に載置される景品(17)により押し上げられ
る。
したがって、最大払出数以下の景品(17)が生じて
も、その都度外部等に取り出し排除することもなく、次
段の景品(17)群を載置すればよいためストッカー切替
えの時間が短縮しえる。
そこで、昇降部(1)に一列の景品(17)群を繰出し
た移動手段(8)の停止位置では、更に次段一列の景品
(17)群が密接状に詰まり移動して来ているため、この
状態で昇降台(5)が上昇動に転ずれば、必然的に景品
(17)群同仕が接衝するために移動手段(8)を一旦少
し後退させ、昇降台(5)の景品(7)と移動手段
(8)の景品(17)とに適宜の間隔lを隔てる。
一方、払出部(13)に繰り出された所定数の景品(1
7)は、払出部(13)に備えた後端の起立押板からなる
払出手段(14)がモータ(22)の駆動に伴って送り軸
(15)が回転し景品搬送路(16)の前方に移動するた
め、景品搬出路(16)面を押され機体カバー部(2)a
の払出口(23)より排出され、この景品(17)を客が取
る。
(発明の効果) したがって、この発明では景品払出機に列状に積み重
ねて収納された景品が移動崩れることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に係る景品払出機の要部縦断
側面図、第2図は同正面図、第3図は移動手段の平面
図、第4図は機体全体斜視図、第5図、第6図a、第7
図、は同使用状態の一部拡大図、第6図bは第6図aの
C−C断面図、第8図は景品係留部の正面一部拡大図、
第9図は縦断側面一部拡大図、第10図は第8図の一部拡
大図、第11図、第12図は他の実施例の一部拡大図、第13
図は従来例の要部縦断側面図、第14図は同正面図、第15
図は同昇降台の景品を残して降下した説明図、第16図は
同昇降台上景品と移動ベルト上景品の関係を示す説明
図、第17図は同斜視図である。 (1)……昇降部、(3)……格納部、(5)……昇降
台、(8)……移動手段、(13)……払出部、(14)…
…払出手段、(17)……景品、(23)……払出口、(6
1)……景品倒壊防止装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積み重ねられた景品がセットされ上部には
    払出部を設けられる昇降部と、昇降部内で上下駆動され
    る昇降台と、払出部の外部側に設けられる払出口と、昇
    降部に隣接して設けられ底部には移動手段を有するとと
    もに内部に景品を列状に積み重ねて格納させる格納部
    と、景品の載置高さにわたって格納部に設置され、景品
    列の移動時を除き昇降部に積み重ねられる景品列と昇降
    部に隣接して格納部に積み重ねられる景品列との間に向
    けて先端部を突設させる景品倒壊防止装置と、払出部か
    ら払出口方向へ景品を搬送させる払出手段とからなるこ
    とを特徴とする景品払出機。
JP27310590A 1990-10-11 1990-10-11 景品払出機 Expired - Lifetime JP2873072B2 (ja)

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