JP3065112B2 - 景品払出機 - Google Patents

景品払出機

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JP3065112B2
JP3065112B2 JP3022985A JP2298591A JP3065112B2 JP 3065112 B2 JP3065112 B2 JP 3065112B2 JP 3022985 A JP3022985 A JP 3022985A JP 2298591 A JP2298591 A JP 2298591A JP 3065112 B2 JP3065112 B2 JP 3065112B2
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智春 岩本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、景品払出機にかか
る。更に詳細には、パチンコ店等における景品払出機に
かかる。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店等における景品払出機として
は、特開平1ー303178「パチンコ店等における景
品払出機」が知られている。また、同景品払出機に一度
に多数の景品をセットするのに使用される景品収納装置
としては、実開平2ー86587号(実願昭63ー16
6136号)「景品払出機に対する景品自動収納装置」
が知られている。これら従来例では、列状の景品群の崩
壊防止は、移動ベルト位置に設けられた起立の縦ズレ防
止ロッドによりおこなっていたが、ロッドは景品列の奥
にあるのみであるため、景品列の倒壊防止には十分とは
言えない課題を有した。
【0003】そこで、先に発明者は特願平2ー2731
05「景品払出機」おいて、「積み重ねられた景品がセ
ットされ上部には払出部を設けられる昇降部と、昇降部
内で上下駆動される昇降台と、払出部の外部側に設けら
れる払出口と、昇降部に隣接して設けられ底部には移動
手段を有するとともに内部に景品を列状に積み重ねて格
納させる格納部と、断面ほぼL字状からなり景品の載置
高さにわたって格納部に設置され、景品列の移動時を除
き昇降部に積み重ねられる景品列と昇降部に隣接して格
納部に積み重ねられる景品列との間に向けて先端部を突
設させる景品倒壊防止装置と、払出部から払出口方向へ
景品を搬送させる払出手段とからなることを特徴とする
景品払出機。」を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に発
明者が提案した景品払出機では、景品列は単に重ね合わ
されて移動しているため、景品列の停止時には景品列の
イナーシャにより特に景品列の上部が崩れる課題を有し
た。あるいは、景品列が完全に崩れることがなくとも、
景品列と景品列との間に景品倒壊防止装置にスムースに
入るのを阻害する課題を有した。
【0005】
【課題を解決するための手段】 積み重ねられた景品が
セットされ上部には払出部を設けられる昇降部と、昇降
部内で上下駆動される昇降台と、払出部の外部側に設け
られる払出口と、昇降部に隣接して設けられ底部には昇
降部側に載置された景品列を搬送する移動手段を有する
とともに内部に景品を列状に積み重ねて格納させる格納
部と、景品の載置高さにわたって格納部に設置され、景
品列の移動時を除き昇降部に積み重ねられる景品列と昇
降部に隣接して格納部に積み重ねられる景品列との間に
向けて先端部を突設させる景品倒壊防止装置と、払出部
から払出口方向へ景品を搬送させる払出手段とからな
り、昇降台表面は移動手段側が高くなるように傾斜され
ていることを特徴とする景品払出機、を提供することで
従来の課題を解決する。
【0006】
【作用】 格納部に、景品を列状に積み重ねて格納させ
る。あわせて、昇降部の昇降台上にも景品を積み重ねて
セットする。
【0007】昇降台表面と移動手段の表面とは角度をも
たされているため昇降台上に積み重ねられた景品列と、
昇降台に隣接する格納部上に積み重ねられた景品列の間
は上方にいくにしたがい離れ、隙間を生ずる。
【0008】ついで、景品倒壊防止装置の先端を昇降部
に積み重ねられる景品列と昇降部に隣接して格納部に積
み重ねられる景品列との間に向けて突設させるが、両景
品列間には隙間が形成されているため、その隙間に景品
倒壊防止手段は挿入される。
【0009】ついで、昇降台を駆動させ上昇させる。す
ると、載置された景品は昇降台により上昇され、所定数
の景品が払出部に繰り出される。払出部に繰り出された
景品は、払出手段によって、払出部から払出口方向へ搬
送され、景品は提供される。
【0010】昇降台の移動により、昇降台上に載置され
る景品は無い状態にいたる。そこで、景品倒壊防止装置
の先端を、昇降部に積み重ねられる景品列と昇降部に隣
接して格納部に積み重ねられる景品列との間にから外
し、格納部底部の移動手段を駆動させ格納部に列状に格
納される景品のうち、昇降部よりの景品列を昇降台上に
移動させる。すると、昇降台の景品列と、昇降台に隣接
する景品列では、上方にいくほど隙間が広くなる。
【0011】ついで、再度景品倒壊防止装置の先端を昇
降部に積み重ねられる景品列と昇降部に隣接して格納部
に積み重ねられる景品列との間の隙間に向けて突設させ
る。
【0012】
【実施例】この発明の実施例に係る景品払出機の要部縦
断側面図をあらわす図1、同正面図をあらわす図2、移
動手段の平面図をあらわす図3、機体全体斜視図をあら
わす図4、同使用状態の一部拡大をあらわす図5、図
6、図6、図7にしたがって説明する。
【0013】1は、昇降部である。昇降部1は、機体2
の基部に中空直方体に設けられ、景品幅を有する景品1
7の挿入部を兼用する。昇降部の前方(図中左側)に
は、昇降部1に景品17が積み重ねセットされる高さと
同じ積み重ね高さを持つ、中空の先入れ後ろ出し用格納
部3が連設される。格納部3は、全体として直線格納型
ストッカー4として形成される。5は昇降台である。昇
降台5は、通常時は昇降部1の下方に設置され、昇降用
モータ6により連動する垂直型昇降スクリューからなる
昇降手段7を支持駒19を介して挿通され昇降自在とす
る。図7に示される31は昇降台押し上げ部である。昇
降台押し上げ部31は、プレート状からなり昇降台5下
側に位置させ、昇降手段7によって上下動される。32
は緩衝手段である。緩衝手段32はスプリングからな
り、昇降手段7の最下降位置付近に、払出部13方向、
すなわち上方に向けて付勢させて取り付けられる。33
は、ストッパーである。ストッパー33は、昇降部1下
部に内側に向けて突設させ、昇降台5下降時に昇降台5
表面が移動手段8の搬送面8a以下に下降するのを規制
する。昇降台5の通常設置位置は、昇降部1の前方に連
設される格納部3下部に設けられた、横送り(前方送
り)用移動ベルトからなる移動手段8の搬送面8aと同
一レベルとする。昇降台5の通常設置位置では昇降台5
の表面は移動手段8側では移動手段表面と同一高さとす
るが、景品間の挿入部側では、移動手段8表面よりも、
低くなるよう設ける。表面傾斜角度θは、図2に示され
るように、1度〜8度傾斜させる。
【0014】格納部3には移動手段8と一緒に移動する
縦ズレ防止ロッド9を設ける。縦ズレ防止ロッド9は上
下を平行の案内軸10に挿通する支持駒体11で支持さ
れ、長溝枠となる格納部3の両側にはステンレス板から
なる案内板12を適宜本数配設する。13は、昇降部1
の上部に設けられた払出部であり、23は払出口であ
る。払出口23は、景品搬送路16を介して払出部13
に連続させ機体2の外側に図4に図示されるように設け
られる。払出部13では、払出部13後端(図中右側)
に設けられた、起立押板からなり、中央に平面視突設状
の先端部74を上下にわたって設けられた払出手段14
を、長手方向となりボールねじからなる送り軸15の回
動によって機体2の天板となる景品搬出路16に繰り出
し自在とする。
【0015】ストッカー4は、景品種別に応じた個数を
機体2中に並設する。即ち図4に図示される景品搬送路
16の下部にそれぞれ並べて設置される。例えば実施例
の正面図をあらわす図にあって、100円用を一口、5
00円用を一口、1000円用を四口とする複連構成と
なる。このとき各景品17の長さは異なり、それに対応
して各ストッカー41セット時の縦ズレ防止ロッド9の
繰り出し位置は変えられる(図1における符号a、b、
c参照)。
【0016】41は、景品係留部である。景品係留部4
1は、正面一部拡大をあらわす図8、縦断側面一部拡大
図をあらわす図9、図8の一部拡大をあらわす図10、
他の実施例の一部拡大をあらわす図11、図12に図示
されるように、払出部13下部に設けられる。景品係留
部41は、昇降台5により一旦景品係留部41上部にま
で移動された景品を昇降台5の下降によっても、格納部
3に列状に格納される景品17の最上部の景品17位置
以下に下降するのを規制する。景品係留部41から景品
搬送路16底面までの距離mは景品17が本装置が一度
に景品17を払い出す最大払出数10個に一致させた1
0個積層された厚みに対応し、その間に景品17が10
個係留可能である。図8、図9、図10に図示される景
品係留部41では、下端は回転軸42により機体2外部
に取り付けられ、先端は機体2外部に係止され中間部に
設けられた突起44を開口部43から昇降部1内に突設
させてなる。図11に図示される景品係留部41では、
突起44として、先端に回転自在のローラ45を取り付
け、開口部43から昇降部1内に突設させてなる。図1
2に図示される景品係留部41では、図10に図示され
る景品係留部41とほぼ同形状からなり、全体として金
属製板ばね46からなるとともに、下部は機体2外部に
固定される。いずれの場合も、景品係留部41の下部か
ら景品17が昇降台5により押し上げられるときは、景
品係留部41の突起44、ローラ45は、外側に逃げる
ため景品17上昇の邪魔にはならない。しかし常に昇降
部1内側に押圧しているため、景品係留部41以下の景
品17あるいは昇降台5が離れるとその上に位置する景
品17は係留される。
【0017】51は、払い出し個数センサーである。払
い出し個数センサー51は、ホール素子からなり、図
8、図9に図示されるように、払出部13側面に取り付
けられる。個数センサー51で感知した払出部13に侵
入した景品17の個数は、信号化されて制御部に伝され
る。
【0018】図9、図9の作動状態断面平面図を順次あ
らわす図14、図15、図16、図17、同中央断面図
を表す図19、一部拡大斜視図を表す図18において、
71はドアである。72はドア回転軸、73はスプリン
グである。ドア71はドア回転軸72により回転自在に
取り付けられ、スプリング73により付勢され、そのた
めドア71は、景品搬送路16と機外の境界に先端を景
品搬送路16中央側を向けて対向させて設置され、開閉
自在であるとともに景品17の非通過時には両者によっ
て景品搬送路16を閉鎖する位置を取るように付勢され
る。
【0019】さらに、図6、図13に図示される61
は、景品倒壊防止装置である。景品倒壊防止装置61
は、断面L字型板状体からなり景品17の載置高さにわ
たって設置される。景品倒壊防止装置61のL字状先端
は、景品挿入部側の景品17間に向けて突設されかつ、
スプリング62により両景品列間に向けて常に付勢され
る。63は、回動軸でありL字状の基部に設けられる。
64は、ソレノイドでありワイヤ65を介してL字状の
基部より先端側に取り付けられる。そのため、ソレノイ
ド64が作動すると、回動軸63を回動中心として、景
品倒壊防止装置61は、スプリングの付勢力に抗して、
L字状先端を景品列から外れる方向に移動される。ソレ
ノイド64の作動を中止すると、スプリング62の付勢
力により景品倒壊防止装置61のL字状先端は、再度景
品列の間に挿入される。
【0020】次に、この実施例の作用を説明する。まず
矩形状偏平筺体からなるパチンコ用特定景品17を一定
数(図示装置にあっては、50枚重ね)、機体2の後部
蓋18を開き所定のストッカー4の挿入部兼用の昇降部
1の後方に設けられる開口部1aより挿入セットする。
セットは、格納部3に、景品17を列状に積み重ねて格
納させる。あわせて、昇降部1の昇降台51上にも景品
17を積み重ねてセットする。景品17のセットは実開
平2ー86587号「景品払出機に対する景品自動収納
装置」に開示される装置によってもよい。セットは、図
5A方向に挿入される。この場合、昇降部1に設置され
る昇降台5のセット位置は搬送面8a側の昇降台5表面
は格納部3の移動手段8の搬送面8aと同一面となるよ
う待機している。このように昇降部1に一定数の景品1
7をセットした後、景品17群を別途の押込み手段をも
って前方に押し格納部3の搬送面8a上にスライド載置
させる。この場合、移動手段8位置には起立の縦ズレ防
止ロッド9があり一列の景品17群を受けるため、乗り
移った景品17群は崩れない。昇降台5表面は、移動手
段8の搬送面8aの側が高く景品17挿入部側が低くな
るよう通常設置位置は設置されているため、昇降台5上
に積み重ねられた景品17列と、隣接する景品17列で
は上の方にいくほど隙間が広くなる。さらに、景品倒壊
防止装置61のソレノイド64の作動を解除する。する
と、スプリング62の付勢力により、L字状先端は景品
挿入部側の景品17列と隣接する景品17列の広げられ
た隙間に向けて突設されるため円滑に挿入される。L字
状先端で先方に押し縦ずれ防止ロッド9との作用により
景品列の倒壊を防止する。
【0021】以下、昇降部1にセットした景品17群を
直線方向の格納部3位置に順次詰め込み、且最後は図6
aに図示されるように昇降部1にも詰まった状態とな
る。実開平2ー86587号「景品払出機に対する景品
自動収納装置」を使用する場合はカートリッジ式に一挙
に格納部にセットされる。
【0022】景品払出機は、客の持ち込んだ玉個数に応
じたデータ信号に基づき作動する。まず電磁ブレーキ付
き昇降用モータ6が適宜駆動すると昇降手段7が回転す
る。昇降手段7の回転に伴って、昇降手段7を螺合した
支持駒に一体の昇降台台押上部31が昇降台5下側に当
たり昇降台5を上昇させる。載置された景品17は、所
定数の景品17高さ分だけ昇降台5により上昇され、所
定数の景品17が払出部13に繰り出される。すなわ
ち、払出部13に入ってきた景品数を個数センサー51
で感知し、あらかじめ玉数に応じて演算された景品数ま
で感知したところで、感知した旨の信号を制御部に伝送
し、制御部ではモータ6の駆動を停止させる。払出部1
3に繰り出された景品17は、払出手段14によって、
払出部13から景品搬送路16をへて払出口23方向へ
搬送され、景品17は提供される。本装置にあっては、
景品17は、最大10枚単位づつ上昇させる。
【0023】払出部13に、機外に払出す景品17が繰
り出されると、払出部13よりも反ドア71側に位置す
る払出手段14が送り軸15の回動によって作動され景
品17が機外方向に押される。景品がドア71に当たる
と景品17が2枚のドア71を両側に押し分けそのまま
機外に搬送される。更に払出手段14が機外方向に移動
すると、ドア71は景品17とは当接しなくなるが払出
手段14の両端部がドア71の内側と当接するため、ド
アの開状態は維持される。景品17が機外に出ると、払
出手段14は先端に2枚のドア71の中間部に向けて設
置された先端部74を有しており、同先端部74は払出
部13からドア71中間部方向に移動されるため、ま
た、2枚のドア71は開閉自在であるとともに景品17
の非通過時には両者によって景品搬送路16を閉鎖する
位置を取るように付勢されているため、2枚のドア71
は景品搬送路16中央側に即ち払出手段14側にバネの
付勢力によって移動する。先端部74に押されて、景品
17が完全に機外に出て、払出手段14が反ドア側に移
動すると、ドア71はもとに戻りドア71は閉状態をと
る。
【0024】多数個の景品17を得るには、複数列のス
トッカー4を連動し一挙に払出す。それでも景品17数
が足らないときは、昇降台5の10枚単位づつの上昇を
繰り返せばよい。
【0025】また、上昇台5が順次上昇し、昇降台5上
の景品数が、景品係留部41で係留できる以上の景品1
7が昇降部1に有る場合、例えば、10枚係留にあって
それ以上が残った場合は、景品係留部41で係留できな
かった景品17は、図5に図示されるようにこの景品1
7を乗せた状態で昇降台5を昇降手段7の逆回転にて降
下させる。
【0026】すなわち、景品17の払出手段14による
搬送後、昇降手段7を駆動させ下降させると、昇降台押
上部31も下降し、昇降台押上部31に下側から押され
昇降台押上部31に載置され支えられていた昇降台5も
それに伴い下降する。昇降台5に載置されていた景品1
7のうち、景品係留部上部41に位置する景品17は、
景品係留部17により係止され下降が規制されるため昇
降台5とは離れる。
【0027】昇降手段7および昇降台5が下降を続ける
と、昇降部1下部で昇降台5はストッパ33に規制さ
れ、昇降台5表面は移動手段8の搬送面8a位置に一致
するように停止される。昇降手段7は更に下降するが緩
衝手段32に当接すると、その旨の感知信号を受領した
制御部によりモータ6駆動は停止され昇降台5、昇降台
押し上げ部31は、最下降位置に停止される。
【0028】従って、昇降台5を、移動手段8と同一レ
ベルまで、払出部13に備えた位置センサーの制御信号
により正確に設定する必要はなく、昇降台5は所定位置
に停止される。
【0029】昇降台5の上昇下降を繰り返すうちに、景
品係留部41に景品17が係止されている場合である
と、景品係留部41に係止される景品17もない場合で
あるとにかかわらず、昇降台5上に載置される景品17
は無い状態にいたる。昇降台5上が空となると、景品倒
壊防止装置61ソレノイド64を作動させ、景品倒壊防
止装置61のL字状先端を景品列間から外す。ついで、
昇降部1の前方に直線となる格納部3の移動手段8は、
横送り用モータ20が駆動し伝動チェーン21を介して
連動して回動し、移動手段8とこれと一体の縦ズレ防止
ロッド9の移動とにより、積載した景品17群を図5B
方向に移動させ、かつ一列の景品17群のみを昇降部1
の昇降台5上に直接繰り出し載置する。さらに、景品倒
壊防止装置61のソレノイド64の作動を解除する。す
ると、スプリング62の付勢力により、L字状先端は景
品挿入部側の景品17列と隣接する景品17列の広げら
れた隙間に向けて突設され、L字状先端で先方に押し縦
ずれ防止ロッド9との作用により景品列の倒壊を防止す
る。
【0030】景品係留部41は、景品係留部41に係止
される景品17を、格納部3に列状に格納される景品1
7の最上部の景品17位置以下に下降するのを規制して
いる。そのため、景品係留部41に景品17列が移動し
て来ても邪魔とならない。更に、景品係留部41に係止
される景品17の有る場合に昇降台5が上昇すると、そ
の景品17の下部から昇降台5上に載置される景品17
により押し上げられる。したがって、最大払出数以下の
景品17が生じても、その都度外部等に取り出し排除す
ることもなく、次段の景品17群を載置すればよいため
ストッカー切替えの時間が短縮しえる。
【0031】そこで、昇降部1に一列の景品17群を繰
出した移動手段8の停止位置では、更に次段一列の景品
17群が密接状に詰まり移動して来ているため、この状
態で昇降台5が上昇動に転ずれば、必然的に景品17群
同仕が接衝するために移動手段8を一旦少し後退させ、
昇降台5の景品7と移動手段8の景品17とに適宜の間
隔lを隔てる。
【0032】一方、払出部13に繰り出された所定数の
景品17は、払出部13に備えた後端の起立押板からな
る払出手段14がモータ22の駆動に伴って送り軸15
が回転し景品搬送路16の前方に移動するため、景品搬
出路16面を押され機体カバー部2aの払出口23より
排出され、この景品17を客が取る。
【0033】図9、図9の作動状態断面平面図を順次あ
らわす図14、図15、図16、図17において、71
はドアである。72はドア回転軸、73はスプリングで
ある。ドア71はドア回転軸72により回転自在に取り
付けられ、スプリング73により付勢され、そのためド
ア71は、景品搬送路16と機外の境界に先端を景品搬
送路16中央側を向けて対向させて設置され、開閉自在
であるとともに景品17の非通過時には両者によって景
品搬送路16を閉鎖する位置を取るように付勢される。
【0034】払出部13に、機外に払出す景品17が繰
り出されると、払出部13よりも反ドア71側に位置す
る払出手段14が作動され景品が機外方向に押される。
景品がドア71に当たると景品17が2枚のドア71を
両側に押し分けそのまま機外に搬送される。景品17が
機外に出ると、払出手段14は先端に2枚のドア71の
中間部に向けて設置された先端部74を有し、先端部7
4は払出部13からドア71中間部方向に移動されるた
め、また、2枚のドア71は開閉自在であるとともに景
品17の非通過時には両者によって景品搬送路16を閉
鎖する位置を取るように付勢されているため、2枚のド
ア71は景品搬送路16中央側に即ち払出手段14側に
移動する。景品17が完全に機外に出て、払出手段14
が反ドア側に移動すると、ドア71はもとに戻りドア7
1は閉状態をとる。
【0035】
【発明の効果】 したがって、この発明では景品払出機
に列状に積み重ねて収納された景品間に円滑に、景品倒
壊防止装置が挿入され景品が移動崩れすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る景品払出機の要部縦断
側面図
【図2】同正面図
【図3】移動手段の平面図
【図4】機体全体斜視図
【図5】同使用状態の一部拡大図
【図6】同使用状態の一部拡大図
【図7】同使用状態の一部拡大図
【図8】景品係留部の正面一部拡大図
【図9】縦断側面一部拡大図
【図10】図8の一部拡大図
【図11】他の実施例の一部拡大図
【図12】他の実施例の一部拡大図
【図13】図6のCーC断面図
【図14】払出手段の作動状態をあらわす一部拡大断面
【図15】払出手段の作動状態をあらわす一部拡大断面
【図16】払出手段の作動状態をあらわす一部拡大断面
【図17】払出手段の作動状態をあらわす一部拡大断面
【図18】払出手段の一部拡大斜視図
【図19】払出手段の作動状態を表す一部拡大中央断面
【図20】図6の一部拡大図
【符号の説明】
1 昇降部 3 格納部 5 昇降台 8 移動手段 13 払出部 14 払出手段 16 景品搬出路 17 景品 23 払出口 61 景品倒壊防止装置 71 ドア 74 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 G07F 11/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねられた景品がセットされ上部に
    は払出部を設けられる昇降部と、昇降部内で上下駆動さ
    れる昇降台と、払出部の外部側に設けられる払出口と、
    昇降部に隣接して設けられ底部には昇降部側に載置され
    た景品列を搬送する移動手段を有するとともに内部に景
    品を列状に積み重ねて格納させる格納部と、景品の載置
    高さにわたって格納部に設置され、景品列の移動時を除
    き昇降部に積み重ねられる景品列と昇降部に隣接して格
    納部に積み重ねられる景品列との間に向けて先端部を突
    設させる景品倒壊防止装置と、払出部から払出口方向へ
    景品を搬送させる払出手段とからなり、昇降台表面は移
    動手段側が高くなるように傾斜されていることを特徴と
    する景品払出機。
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