JPH0928916A - 物品投出機における物品の一時保留装置 - Google Patents

物品投出機における物品の一時保留装置

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JPH0928916A
JPH0928916A JP7185668A JP18566895A JPH0928916A JP H0928916 A JPH0928916 A JP H0928916A JP 7185668 A JP7185668 A JP 7185668A JP 18566895 A JP18566895 A JP 18566895A JP H0928916 A JPH0928916 A JP H0928916A
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Yoshihiro Sakurai
井 義 浩 櫻
Toru Hara
原  徹
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 接客時の作業性を改善し、不正や盗難問題を
解消する。 【解決手段】 機体内に設けられた収納部から繰出され
る物品1を集積状態に保留し、一方向に一括して投出す
る物品投出機において、上面が開口され側面に物品繰込
み口が形成された一時保留空間と、この一時保留空間内
にあって物品繰込み口より下位の下降位置と開口部に到
達する上昇位置とにわたり駆動手段により上下移動可能
に支持された底板部材43と、一時保留空間の上方に配
設され開口部の後方位置と該後方位置から前進して上昇
位置にある底板部材43上の物品1を押出すとともに開
口部を閉塞する前方位置とにわたり駆動手段により水平
方向移動可能に設けられた薄板状の押出し部材67とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ用の特殊
景品のようにカード状の物品を投出する物品投出機にお
いて、機体内の収納部から繰出される物品を集積状態と
して一時保留し、これを一方向に一括して払い出すため
の一時保留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなカード状の物品を投
出させる投出装置(物品投出機)としては、特開昭3−
236878号公報に記載のものがある。この公報に開
示されている装置は、物品を集積状に収納するストッカ
が回転軸の周りに放射方向に配置されて全体として環状
をなし、このストッカを回転させて所定の投出位置で物
品を投出させるようになされており、このストッカを2
組並設し、核ストッカから物品を同一箇所に投出させる
ようになされたものである。
【0003】このような大型の景品投出機は、パチンコ
ホールの景品交換コーナーのカウンタに内蔵され、それ
自体がカウンタの一部として利用されるようになされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の投
出装置では、箱形をなす本体の上部に押出し部が突出し
て設けられているため、接客時の邪魔になるばかりでな
く、景品を店員側に投出するようにした場合、景品が押
出される位置が押出し部の陰になって客から直接見え
ず、そのため客に不信感を与えるおそれがある。
【0005】また店員は一括して投出された景品をまと
めて手に持って客に手渡す際に、前記押出し部の上方を
越えて渡さなければならず、作業がやりにくいものとな
る。仮に客側に投出する向きとしても、客が景品を取忘
れた場合に店員からは見えず、直ちに対処することがで
きないという問題点があった。
【0006】一方、景品の投出直前のリフト上昇時に
は、シャッタを兼ねる押出し部材は後退位置におかれる
ので、投出すべき景品が蓄積される間、外部と連通状態
におかれ、そのため不正や盗難のおそれがあるほか外部
から侵入した異物(パチンコ玉、塵埃等)が内部に侵入
するという問題点もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、接客時の作業
性の悪さ、不正や盗難問題を解決することを課題とし、
上面が開口され側面に物品繰込み口が形成された一時保
留空間内にあって前記物品繰込み口より下位の下降位置
と前記開口部に到達する上昇位置とにわたり駆動手段に
より上下移動可能に支持された底板部材を設けるととも
に、前記一時保留空間の上方に配設され前記開口部の後
方位置と該後方位置から前進して上昇位置にある底板部
材上の物品を押出すとともに開口部を閉塞する前方位置
とにわたり駆動手段により水平方向移動可能に支持され
た薄板状の押出し部材を設け、これによりフラットな面
内において物品を投出することができるようにしたこと
にある。
【0008】また請求項2では、底板部材が上昇位置に
あるときロック部材によりロックされるので、みだりに
底板部材を押し下げることができないと同時に一時保留
空間内が閉塞状態におかれ、これにより不正や盗難が防
がれるとともに異物の侵入も防がれる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態を参照して説明する。図示の実施形態において取扱う
物品は、パチンコホール等で利用される換金景品を指
し、店内の景品交換所において利用者が獲得したパチン
コ玉(またはメダル)と交換して受取り、通常店外の換
金所で現金と交換するためのものである。したがって以
下この物品を景品1と称して説明することとし、その形
態は、やや厚手(2〜3mm程度)のカード状をなし、換
金金額に応じて3種類(200円、1000円、500
0円相当)または他に1金種加えた4種類があり、外形
は同じで色分けされて用意されている。図示の景品投出
機2は、パチンコホールの景品交換所のカウンタ3に埋
込んで設置され、この投出機2を挟んで店員と客が向か
い合って利用されるものである。
【0010】図1は上記景品投出機2の店員側に位置す
る扉4,4を開けて内部を現わした斜視図を示してお
り、横長直方体形状の箱形の機体5の上部に上板6が取
付けられ、この上板6の上面の店員側寄りの位置には表
示装置7が、また中央位置には物品投出部8がそれぞれ
配設されている。
【0011】上記表示装置7は、店員側に面する店員用
表示部7aと客側に面する客用表示部7bとを有し、店
員用表示部7aには景品1の種類、個数、機体5内に収
納されている景品1の残量、トラブル情報等が表示さ
れ、客用表示部7bには投出された景品1の種類、個
数、投出総額等が表示される。
【0012】機体5の内部には、図示の例では7組の投
出装置が設けられている。
【0013】この投出装置は、景品1が集積状に収納さ
れる複数列の収納部9,9(図示の例では2列)を有し
各収納部9,9の内外を連通するスリット状に開口され
た連通部10,10を有する複数個(図では2個)の第
1カセット111 および第2カセット112 と、前記各
収納部9,9に相当する大きさを有し前記収納部数の小
空間に加え1つの収納部9に相当する小空間を一体的に
有する受入れ空間部12と、中央に位置する小空間に隣
接する小空間に設けられ前記連通部10,10を通じて
収納部9,9内に進入可能とされるとともに小空間の上
下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材1
3を有するリフト機構141 ,142 と、中央に位置す
る小空間に隣接する小空間の上方にそれぞれ設けられ各
小空間に位置する収納部9,9内の景品を最上位の景品
から順に中央の小空間側へ繰出す繰出し手段15,15
と、中央に位置する小空間の上方に設けられ前記繰出し
手段15により繰出される景品を受入れて一時保留する
保留部16と、この保留部16に保留された景品を外部
へ投出する投出手段17と、前記受入れ空間12に受入
れられたカセット111 ,112 を小空間の配設方向に
小空間1つ分スライドさせるスライド手段18とからな
っている。
【0014】前記カセット111 ,112 は、機体5に
スライドレール19を介して引出し可能に設けられたカ
セットキャリヤ20に上方から落し込むようにしてセッ
トするようになっている。このカセットキャリヤ20
は、スライドレール19にそって垂直に設けられる背板
21と、この背板21の下端にあってカセット111
112 の下端の幅方向両側を支持する受部22,22,
22とを有している。
【0015】上記カセット111 ,112 は、前述のよ
うに景品1が集積状とされて2列収納できるよう中央に
仕切板11aがあり、一側面にスリット状の連通部1
0,10が開口され、上端は上面に把手23を有する蓋
体24により開閉されるようになっており、景品1の装
填およびカセット111 ,112 をカセットキャリヤ2
0を介して装入するときは蓋体24をカセット111
112 の背面側に開けることができるようになってい
る。
【0016】図2は機体5の内部構造を示し、機体5の
長手方向に直交する略示断面図で、カセットキャリヤ2
0を引出した状態を示している。
【0017】上記第1および第2カセット111 ,11
2 を受入れる受入れ空間12の前後方向中央位置にはエ
レベータ機構25が、その前後には前述の第1カセット
用および第2カセット用の第1リフト機構141 、第2
リフト機構142 が配設されており、カセットキャリヤ
20の下部位置にはカセット111 ,112 の投出すべ
き景品が収容されている収納部9,9を投出可能位置へ
位置合わせするためのスライド機構18が設けられてい
る。
【0018】上記スライド機構18は、図3,図4に示
すように、カセットキャリヤ20の下面に固設されたラ
ック部材26とロック部材27とを有し、機体5側には
前記ラック部材26に噛合してカセットキャリヤ20を
スライドさせるギヤ28、およびこのギヤ28を駆動す
るためのモータ29と、前記ラック部材26の突起30
が接触することによりその位置を検知する位置検知セン
サS1 ,S2 と、前記ロック部材27の第1および第2
ロック用穴311 ,312 に係脱しカセットキャリヤ2
0の停止状態を維持するロックピン32、およびこのロ
ックピン32を上下方向に作動させるリンク機構33
と、前記位置検知センサS1 ,S2 の検知信号に基づい
て作動し前記リンク機構33を作動させるソレイノド3
4とで構成されている。
【0019】したがってラック部材26に噛合うギヤ2
8が回転することによりカセットキャリヤ20がスライ
ドし、位置検知センサS1 またはS2 が突起30を検知
するとカセットキャリヤ20が所定の位置に到達したと
判断してロック用穴311 または312 にロックピン3
2がソレノイド34の作動により挿入されてその位置に
ロックされる。これによりカセットのいずれか2つの収
納部9,9が投出可能な位置に位置決めされる。
【0020】前記リフト機構141 ,142 は、図5に
正面を、図6に平面を示すように、受入れ空間12の上
下方向略全域にわたる範囲に駆動ベルト35が上下のプ
ーリー36,37間に巻装され、駆動用モータ38によ
り下部のプーリー37を駆動して駆動ベルト35が無端
回動されるようになっており、このベルト35に移動体
39が固着されている。この移動体39は上下にガイド
ローラ40,40を有し、垂直に固設されたガイドレー
ル41に上記ガイドローラ40,40が係合されて上下
移動が案内される。
【0021】上記移動体39にはアーム42を介して前
述のリフト部材13が水平姿勢に取付けられており、こ
のリフト部材13はカセット111 ,112 の連通部1
0,10から収納部9,9内を上下動可能とされるもの
で、このリフト部材13はカセット111 ,112 の下
端より下位に位置する待機位置と、上方の繰出し手段1
5,15に近接する上昇位置とにわたり昇降されるよう
になっている。
【0022】上記リフト機構は、例えばカセット1
1 ,112 の一方の収納部9,9内の景品1の残量が
所定量以下になると、モータ38が駆動してリフト部材
13が待機位置まで下降し、次いで前記スライド機構1
8のソレノイド34が励磁されてロックピン32が抜け
るとともにモータ29が駆動してギヤ28、ラック部材
26を介しカセットキャリヤ20を移動させ、各カセッ
ト111 ,112 の他方の収納部9,9が投出位置へ移
行し、その位置で再びロックピン32によりロックされ
る。その後リフト機構141 ,142 が再起動し、その
リフト部材13が景品1を押し上げ、繰出し態勢をと
る。
【0023】前記エレベータ機構25は、機体5の前後
方向中央位置の小空間に設けられるもので、その上方の
投出空間へ上昇して景品1を受ける底板部材43を有
し、この底板部材43は図7に示すように保留部16の
上部位置側方および下部位置側方にわたり上下のプーリ
ー44,45間に巻装されたベルト46に固着の移動体
47の垂直に立上がるアーム48の上端に水平姿勢に取
付けられており、この底板部材43は図7の待機位置a
から最上昇位置bにわたりエレベータ駆動モータ49に
より昇降されるようになっている。
【0024】繰出し手段15は、図8、図9に片側のみ
示しているように、カセット111,112 の景品1を
取出すべき収納部9の直上位置にある繰出し部15aの
上方位置に配設されたガイドロッド50と、このガイド
ロッド50にスライド自在に支持された繰出し部材51
と、この繰出し部材51を往復移動させる繰出し用モー
タ52と、このモータ52により回転するアーム53に
一端が連結され他端が前記繰出し部材51に連結された
リンク54と、基部が機体5に枢支され先端が前記リフ
ト機構14のリフト部材13上の景品1の上面に接触し
景品1の上昇を感知する圧力検知センサ55とからなっ
ており、前記繰出し部材51の押出し部51aの先端下
面には景品1の厚みより若干小なる段差部51bが形成
されていて、この段差部51bにより景品1を1枚ずつ
前記エレベータ機構25の底板部材43上の保留部16
へ送入するように構成されている。
【0025】上記保留部16の景品受入れ側の面には1
枚の景品1のみが通過可能な上下幅および横幅を有しか
つ前記押出し部51aが進入し得る凸形を有する繰込み
口56が形成されたゲート部材57があり、このゲート
部材57の繰込み口56を塞ぐように揺動板58がその
上端を軸59により枢支して設けられ、景品1の進入に
より揺動して保留部16内への景品1の進入を許容し、
進入後は図示しないバネの付勢により垂直姿勢になって
前記繰込み口56を塞ぐようになっている。
【0026】前記保留部16の直上位置の上板6には、
前記保留部16と協働して本発明における一時保留空間
を構成する投出空間60が設けられ、この投出空間60
の側方には投出手段17が配設されている。この投出手
段17は、水平方向にプーリー61,62間に巻装され
投出駆動モータ63により駆動されるベルト64と、こ
のベルト64に移動体65を介して固定され前記投出空
間60の上部を横切る方向に移動する投出部66とで構
成され、この投出部66は、投出空間60の上面を閉鎖
し得る大きさを有していて投出空間60のシャッタを兼
ねる押出し部材67と、前記移動体65の下部に取付け
られ後述するロック部材68,68のロックを解除させ
るための押圧部材69を有している。
【0027】上記ロック部材68,68は、図10、図
11に示すようにピン70と長孔71とで前記投出空間
60に出入自在に設けられており、一方のロック部材6
8の下部にロック解除部材72が固定されて前記押圧部
材69の先端に正対する位置へ延びており、中間部が上
板6側に軸73により枢支されたレバー74の一端が前
記ロック解除部材72の中間部にピン75により枢支さ
れ、このレバー74の他端は他方のロック部材68に固
定の連結部材76にピン77により連結されていて、常
時はバネ78の付勢によりロック部材68が投出空間6
0内へ突出する習性が与えられている(図10)。
【0028】前記機体5には、1組以上の投出装置を駆
動して景品の投出を指示するための投出指示手段(図示
せず)が付帯されている。この投出指示手段による投出
指示は、店員用表示部7aに並設される操作部(テンキ
ーを含むボタン類)によって入力することにより行われ
る。例えば景品の種類(金額)と枚数を入力すれば、該
当する投出装置(1組以上)が駆動され、景品が投出さ
れる。また動作確認等のために特定の投出装置のみ駆動
させることも可能である。
【0029】但し通常においては、投出機に接続される
景品管理機によって投出の指示がなされ、客が景品交換
所に持ち込んだパチンコ玉を計数し、そううち例えば4
8800円分を景品によって支払うことになった場合、
最も適切な景品パターン(最も合計枚数が少なくてすむ
パターン、すなわち5000円景品を9枚、1000円
景品を3枚、200円景品を4枚)が算出され、各景品
の投出が指示される。
【0030】次に作用を説明する。上記景品投出機2
は、景品交換所においてパチンコ玉計数機(カードリー
ダ、バーコードリーダでも可)および景品管理機と電気
的に接続されて設置される。
【0031】そして上記景品投出機2内にある7組の投
出装置のうち、例えば3組は5000円の景品、2組は
1000円の景品、残る2組は200円の景品を装填し
て使用される。これら景品の収納量は店員表示部7aに
表示され、投出可能な状態におかれる。
【0032】客が持ち込んだパチンコ玉をパチンコ玉計
数機によって計数し、景品管理機により例えば4880
0円分の景品を投出するよう指示がなされたとすると、
5000円の景品が収納されている投出装置から500
0円の景品が繰出し機構15によって9枚繰出され、保
留部16内の底板部材43上に集積され、1000円の
景品が収納されている投出装置から1000円の景品が
3枚、200円の景品の投出装置から200円の景品が
4枚それぞれ繰出され、同様に底板部材43上に集積さ
れる。
【0033】客用表示部7bには、投出される景品の種
類、個数および総額が表示され、店員表示部7aには投
出される景品の種類、個数が表示される。
【0034】投出すべき景品のすべてが底板部材43上
に集積されると、底板部材43が上昇し、最上昇位置に
到達するまでの間に底板部材43の両端部がロック部材
68,68を押しのけるようにして上昇し、ロック部材
68,68を通過し終るとロック部材68,68はバネ
78の付勢により再び投出空間60内に突出して底板部
材43の下面に係合し、このとき底板部材43の上面は
上板6の上面と同一面に位置される。したがって底板部
材43は投出空間60を含む一時保留空間を閉塞し、上
方から手を挿入することを防ぐとともに異物の侵入を防
ぐ。ついで投出手段17の押出し部材67が前進して底
板部材43上の景品1群を一括して上板6の客側へ押動
するとともに押出し部材67が投出空間60の上面を塞
ぐ。この閉塞完了と同時に押圧部材69がロック解除部
材72の一側端に当ってこれを押し、レバー74を回動
して連結部材76を介し一方のロック部材68が退去
し、他方のロック部材68はロック解除部材72の移動
と共に退去する。これにより底板部材43のロックが解
かれ、続いて駆動モータ49の作動により底板部材43
は待機位置へ下降し、次の投出に備える。
【0035】上記各投出装置に収納されている景品の投
出に伴い、一組の投出装置内の景品数が所定数以下にな
ると次の投出装置からの投出に切換わる。また各投出装
置に収納されている景品数の減少に伴い、各投出装置に
対応して店員表示部7bの残量表示部の表示残量が減少
し、その残量が店員に知らされる。また景品詰り等が発
生した場合もその旨が知らされる。
【0036】上記景品の投出において、その投出順序の
一例を示す。
【0037】例えば2組の投出装置(カセットの収納部
9は合計8個)に同一の景品が収納されている場合、そ
の投出順序は、第1番目の投出装置のリフト機構14
1 ,142 が配置されている小空間に位置する収納部9
の一方、同、収納部9の他方の順に行われ、次いでそ
の投出装置のスライド機構18が作動してカセット11
1 ,112 が1つの小空間分移動し、リフト機構14
1 ,142 のある小空間に位置した収納部9の一方、
同、収納部9の他方の順に行われる。
【0038】その投出が終わると、第2番目の投出装
置のカセット111 ,112 の収納部9の一方、同、
他方、カセット111 ,112 がスライドしたのちの
収納部9の一方、同、他方の順に行われる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
板の投出口直下に一時保留空間を設け、この一時保留空
間内の底板部材上に堆積された物品を押し上げて、この
物品を薄板状の押出し部材の水平移動により一括して投
出するようにしたことにより、機体の上方へ突出する部
材がなく、殆んどフラットな状態となり、接客時の障害
となることがない。
【0040】また請求項2によれば、物品を投出する状
態時に底板部材が下降不能にロックされるので、一時保
留空間が閉塞された状態におかれ、機体内の収納部と外
部とが完全に遮断されて不正や盗難事故を確実に防止す
ることができるとともに、外部から異物が侵入すること
も同時に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の扉を開けた状態を示す店
員側からみた斜視図。
【図2】同、断面図。
【図3】カセットのスライド機構の一例を示す正面図。
【図4】同、作動状態を示す正面図。
【図5】リフト機構の一例を示す側面図。
【図6】同、平面図。
【図7】エレベータ機構の一例を示す側面図。
【図8】繰出し手段の一例を示す側面図。
【図9】同、作動状態を示す側面図。
【図10】投出手段の一例を示す側面図。
【図11】同、作動状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 景品(物品) 2 景品投出機(物品投出機) 3 カウンタ 5 機体 6 上板 7 表示装置 8 物品投出機構 9 収納部 10 連通部 11(111 ,112 ) カセット 12 受入れ空間部 13 リフト部材 14(141 ,142 ) リフト機構 15 繰出し手段 16 保留部 17 投出手段 18 スライド手段 19 スライドレール 20 カセットキャリヤ 23 把手 24 蓋体 25 エレベータ機構 26 ラック部材 27 ロック部材 311 ,312 ロック用孔 32 ロックピン 33 リンク機構 35 駆動ベルト 39 移動体 43 底板部材 46 ベルト 47 移動体 51 繰出し部材 55 圧力検知センサ 56 通孔 57 ゲート部材 58 揺動板 60 投出空間 64 ベルト 66 投出部 67 押出し部材 68 ロック部材 69 押圧部材 72 ロック解除部材 74 レバー 76 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体内に設けられた収納部から繰出される
    物品を集積状態に保留し、一方向に一括して投出する物
    品投出機において、上面が開口され側面に物品繰込み口
    が形成された一時保留空間と、この一時保留空間内にあ
    って前記物品繰込み口より下位の下降位置と前記開口部
    に到達する上昇位置とにわたり駆動手段により上下移動
    可能に支持された底板部材と、前記一時保留空間の上方
    に配設され前記開口部の後方位置と該後方位置から前進
    して上昇位置にある底板部材上の物品を押出すとともに
    開口部を閉塞する前方位置とにわたり駆動手段により水
    平方向移動可能に設けられた薄板状の押出し部材とを具
    備することを特徴とする物品投出機における物品の一時
    保留装置。
  2. 【請求項2】前記一時保留空間を構成する壁面の相対向
    面から該保留空間内に出入して上昇位置にある底板部材
    を支持し得る突出位置と前記壁面内に退避して底板部材
    の通過を妨げない退避位置との間を移動可能に設けられ
    たロック部材と、このロック部材を前記突出位置に突出
    する方向に付勢する付勢手段と、前記ロック部材に連結
    され一側が押動されることにより該ロック部材を前記退
    避位置へ移動させるロック解除部材と、前記押出し部材
    を駆動する駆動手段に連結され該押出し部材が前方位置
    近傍に移動したとき前記ロック解除部材を押動する押圧
    部材とを有する請求項1記載の物品投出機における物品
    の一時保留装置。
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