JP5133004B2 - 景品カセット - Google Patents

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Description

この発明は、景品払出装置に収納されるカセットに関する。
従来より、パチンコ玉などの遊技媒体と交換される特殊景品(以下、景品)は、遊技場に設置された景品払出装置によって遊技客に払い出される仕組みとなっている。かかる景品払出装置の構造について簡単に説明すると、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されている景品払出装置は、図11に示すように、景品繰出機構を収納するキャビネットを備え、キャビネットの側面に開閉扉を備えている。なお、図11に示す例では、景品払出装置は、景品繰出機構を7機構収納することができるキャビネットに、景品繰出機構を1機構収納している。また、景品払出装置は、キャビネットの上面部の開閉扉側中央に表示操作部を備え、その前方に各景品繰出機構に対応するスライド蓋(シャッター)を備えている。また、景品払出装置は、景品を、各景品繰出機構からスライド蓋を経由して上板に払い出す。
次に、景品払出装置のキャビネットに収納される景品繰出機構の構造について簡単に説明すると、景品繰出機構は、図12に示すように、水平面に対して垂直方向に景品(図示を省略)を重積して収納するカセットと、カセットを水平方向(図12の両向き黒矢印の方向)の一列の配列で保持するカセットキャリア部とを有している。なお、図12に示す例では、景品繰出機構は、カセットを4カセット収納することができる。カセットは、垂直方向(図12の両向き白矢印の方向)にカセットキャリア部に脱着され、カセットを収納したカセットキャリア部は、カセット配列方向(図12の両向き黒矢印の方向)にスライド機構によって移動する。また、景品繰出機構は、図12に示すように、上方に、保留部、および、保留部を挟んで相対するように二つの繰出部を備えている。
次に、景品払出装置の動作について、一つの景品繰出機構に着目して簡単に説明する。なお、図13は、景品繰出機構の構造と景品の流れとを説明するものであるが、カセットや景品については図示を省略し、かつ、各部については概念化して表現している。景品繰出機構は、図13に示すように、リフト部と繰出部と保留部とを備えている。また、景品繰出機構は、リフト部と繰出部とから構成される繰出機構を、保留部を挟んで相対するように二つ備えている。すなわち、リフト部(A)と繰出部(A)とから構成される繰出機構と、リフト部(B)と繰出部(B)とから構成される繰出機構とを、保留部を挟んで相対するように備えている。
リフト部は、景品のうちで最上部に収納されている景品が、カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、カセットに重積して収納されている景品をカセットの底面から垂直方向に押し上げるものである。また、繰出部は、リフト部によって繰出位置まで上昇した最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に繰り出すものである。例えば、繰出部(A)は、リフト部(A)によって繰出位置まで上昇した最上部の景品を保留部へと繰り出す。また、保留部は、カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで集積して保留するものである。景品繰出機構は、保留部に所定の数の景品を集積した後に、集積された景品を景品払出装置外へと払い出すことになる。なお、保留部は、同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付けるものである。例えば、保留部は、繰出部(A)によって景品が繰り出されている場合には、繰出部(B)による景品の繰り出しは受け付けない。
ここで、カセットキャリア部は、景品繰出機構の内部において、図13の両向き矢印の方向に移動可能なものである。このため、カセットキャリア部に収納されている4カセットも、景品繰出機構の内部において、図13の両向き矢印の方向に移動可能である。カセットキャリア部によって4カセットが景品繰出機構の内部を移動し、4カセットの内の2カセットがリフト部(A)およびリフト部(B)の位置に移動した状態で、景品が黒矢印の方向に流れることになる。
ところで、景品には、複数の種類の景品(例えば、5,000円、1,000円、200円など、金額の種類が異なる景品など)があることから、景品払出装置は、カセットに収納されている景品の種類に応じて、当該種類の景品が収納されているカセットの装着のみを受け付けるものであることがある。例えば、特許文献3に開示されている景品払出装置は、図14の(A)に示すような誤挿入防止ピンを景品払出装置側に備えており、図14の(A)に示すような誤挿入防止ピン挿入口をカセット側に備えている。また、誤挿入防止ピンや挿入口は、図14の(B)に示すように、カセットの外側に配置されることになる。
特開2005−160853号公報 特開平9−38327号公報 特許第2999917号公報
ところで、上記した従来の技術では、以下に説明するように、景品の形状によっては、カセットの安定性が悪くなるという課題がある。図15は、景品の形状を説明するための図であるが、特許文献1〜3に開示されている景品払出装置は、景品が図15の(A)に示す形状であれば、カセットの安定性が悪くなることもないが、図15の(B)に示す形状のように、景品が、例えば、図15の(A)に示す形状に対して厚みが2倍程度になり巾が半分程度になると、カセットは景品の形状に併せて設計されることから、カセットの安定性が悪くなってしまい、ひいては、カセットの転倒や破損にもつながってしまう。
また、上記した従来の技術では、以下に説明するように、カセットの運搬時等における変形や破損の危険性が非常に高いという課題がある。すなわち、図14で示したように、誤挿入防止ピンや挿入口がカセットの外側に配置されていると、カセットの運搬時等における変形や破損の危険性が非常に高い。
そこで、この発明は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、安定性の高いカセットを提供することを第一の目的とする。
また、この発明は、運搬時等における変形や破損の危険性が少ないカセットを提供することを第二の目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、長方形の面を有し所定の厚みからなる景品を水平面に対して垂直方向に重積して収納するコの字形状となる2つの収納手段を、該コの字形状の空き部分の対面をなす背面が近接するように並行2列に連結するとともに、前記2つの収納手段の背面の上部に該2つの収納手段を一度に把持する把持手段を備え、各収納手段は、底面および側面の一部が切り欠きされているとともに上面が開口されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記2つの収納手段は、複数種類の景品のうちの同一種類の景品を収納するものであり、誤挿入防止手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記誤挿入防止手段は、前記2つの収納手段の背面の間の下部に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、長方形の面を有し所定の厚みからなる景品を水平面に対して垂直方向に重積して収納するコの字形状となる2つの収納手段を、該コの字形状の空き部分の対面をなす背面が近接するように並行2列に連結するとともに、前記2つの収納手段の背面の上部に該2つの収納手段を一度に把持する把持手段を備え、各収納手段は、底面および側面の一部が切り欠きされているとともに上面が開口されているので、複数の収納部が一体化して備えられる結果、安定性を維持することが可能になる。特に、利用者が把持手段を把持しつつ、安定した状態で景品カセットを移動することができる。
また、本発明によれば、2つの収納手段は、複数種類の景品のうちの同一種類の景品を収納するものであり、誤挿入防止手段をさらに備えるので、カセットの誤挿入を防止することが可能になる。
また、本発明によれば、誤挿入防止手段は、2つの収納手段の背面の間の下部に設けられるので、運搬時等における変形や破損の危険性を少なくすることが可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るカセットの実施例を詳細に説明する。なお、本発明に係るカセットは、景品払出装置に収納されるものであるので、カセットの説明は、景品払出装置(および景品繰出機構)の説明とともに行うこととする。以下では、実施例で用いる主要な用語、実施例1に係るカセットの概要および特徴、景品繰出機構の構成、実施例1の効果を順に説明し、続いて、他の実施例について説明する。
[用語の説明]
まず最初に、以下の実施例で用いる主要な用語を説明する。「景品」とは、パチンコ玉などの遊技媒体と交換される特殊景品のことである。「景品」は、通常、樹脂製であり、内部に価値のあるものを内蔵する。すなわち、「景品」には、金額の種類(金種)が設定されることから(例えば、A=5,000円、B=1,000円、C=200円の3種類など)、「景品」は、金種を識別することを目的として、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、バーコード、磁気データ、特殊ホログラムなどを内蔵する。なお、通常、金種は、「景品」の表面にも目視可能に印字されるなどする。また、以下の実施例においては、厚みがあり細長い形状の景品を想定しているが、本発明はこれに限られるものではない。その他の形状の景品や、景品以外のその他の物品などにも、本発明を同様に適用することができる。
また、「景品払出装置」とは、装置内に収納された景品を装置外に払い出す装置のことである。具体的には、実施例1における「景品払出装置」は、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納する「カセット」と、収納されている景品がリフトによって押し上げられる払出位置にカセットの内の所定のカセットが移動するように、装置内のカセットを装置内で移動させる「カセットキャリア部」と、カセットキャリア部によって払出位置に移動されたカセットに収納されている景品の内で最上部に収納されている景品が、カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、カセットに重積して収納されている景品をカセットの底面から垂直方向に押し上げる「リフト部」と、リフト部によって繰出位置まで上昇した最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に繰り出す「繰出部」と、カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで集積して保留する「保留部」と、保留部に集積された景品が装置の上面において装置の前方へと水平方向に押し出される押出位置まで上昇するように、保留部を垂直方向に押し上げる「エレベータ部」と、エレベータ部によって押出位置まで上昇してくる景品を装置外に放出するように開くとともに押出位置まで上昇した景品を押出位置から装置の前方へと水平方向に押し出すように閉じる「シャッター」とを備えている。
[実施例1に係る景品カセットの概要および特徴]
次に、図1〜3を用いて、本発明に係るカセットの概要および特徴を説明する。図1は、カセットの外観を説明するための図であり、図2は、カセットキャリア部を説明するための図であり、図3は、誤挿入防止機構を説明するための図である。
実施例1におけるカセットは、景品払出装置において、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納することを概要とし、カセットの安定性を維持する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について簡単に説明すると、実施例1に係るカセット20は、図1に示すように、水平面に対して垂直方向に景品1(図示を省略)を重積して収納するが、この時、カセット20は、景品1を並行複数列に区分けされた列ごとに垂直方向に重積して収納する。例えば、カセット20は、図1に示すように、並行2列に区分けされた景品収納部20a各々に、景品1を垂直方向に重積して収納する。
ここで、実施例1における景品1の形状としては、厚みがあり細長い形状を想定していることから、図1に示すように、景品収納部20aの各々は、断面が長方形になる。すなわち、カセット20は、景品1を、景品収納部20aの底面から長手方向を背面に並行2列に収納し、水平面に対して垂直方向に重積して収納する。なお、カセット20は、景品1を、金種ごとに景品収納部20a各々に区分けして収納するなどしてもよい。また、両向き白矢印は、カセット20が、後述するカセットキャリア部14に脱着される脱着方向を示すものである。
また、図1に示すように、実施例1におけるカセット20は、複数の景品収納部20aを一体化して備え、一体化した二つの景品収納部20aの中央部分に、二つの景品収納部20aを一度に把持可能な把手(取手20e)を備えている。また、景品収納部20aの各々は、底面および側面(他の景品収納部20aと隣接する側面とは反対側の側面)の一部が切り欠きされているとともに、上面が開口されている。また、実施例1におけるカセット20は、周囲に、カセット20を防護する防護部材として、転倒時変形防止部材20dを備えている。
また、図1に示すように、実施例1におけるカセット20は、異なる種類の景品が収納されているカセット20が所定の位置に挿入されることを防止する誤挿入防止機構20bと、誤挿入防止機構20bをカセット20に取り付ける誤挿入防止機構取付板20cとを備えている。誤挿入防止機構20bは、図1に示すように、例えば、ピン型の機構として備えられ、カセット20に二つ備えられた景品収納部20aの間に配置される。
実施例1におけるカセットキャリア部14は、図2に示すように、カセット20を水平方向(図2の両向き黒矢印の方向)の一列の配列で保持する。なお、図2に示す例では、景品繰出機構10は、カセット20を4カセット収納することができる。カセット20は、垂直方向(図1の両向き白矢印、図2の両向き白矢印の方向)にカセットキャリア部14に脱着され(図2は、カセットキャリア部14がカセット20を4カセット収納している状態を示す)、カセット20を収納したカセットキャリア部14は、カセット20の配列方向(図2の両向き黒矢印の方向)にスライド機構によって移動する。
かかるカセットキャリア部14は、図3に示すように、誤挿入防止機構20b(挿入口)を備えている。すなわち、図1に示すように、カセット20は、ピン型の誤挿入防止機構20bを、カセット20に二つ備えられた景品収納部20aの間に配置しているので、カセット20をカセットキャリア部14に収納すると、カセット20側の誤挿入防止機構20bが、カセットキャリア部14側の誤挿入防止機構20bに挿入されることになる。
このように、実施例1に係るカセット20は、並行複数列に区分けされた列ごとに景品収納部20a各々に景品を重積して収納し、複数の景品収納部20aを一体化して備えているので、カセットの安定性を維持することが可能になる。
また、実施例1に係るカセット20は、二つ備えられた景品収納部20aの間に誤挿入防止機構20bを配置しているので、運搬時等における変形や破損の危険性を少なくすることが可能になる。
[実施例1における景品繰出機構の構成]
続いて、図1〜10を用いて、実施例1における景品繰出機構の構成を説明する。図4は、景品繰出機構の外観を説明するための図であり、図5は、景品繰出機構の内部構造を説明するための図であり、図6は、景品繰出機構の動作について説明するための図であり、図7は、リフト部を説明するための図であり、図8は、繰出部を説明するための図であり、図9は、繰出方式を説明するための図であり、図10は、エレベータ部を説明するための図である。
[カセット20]
カセット20は、図1に示すように、水平面に対して垂直方向に景品1(図示を省略)を重積して収納するが、この時、カセット20は、景品1を並行複数列に区分けされた列ごとに垂直方向に重積して収納する。例えば、カセット20は、図1に示すように、並行2列に区分けされた景品収納部20a各々に、景品1を垂直方向に重積して収納する。
ここで、実施例1における景品1の形状としては、厚みがあり細長い形状を想定していることから、図1に示すように、景品収納部20aの各々は、断面が長方形になる。すなわち、カセット20は、景品1を、景品収納部20aの底面から長手方向を背面に並行2列に収納し、水平面に対して垂直方向に重積して収納する。なお、カセット20は、景品1を、金種ごとに景品収納部20a各々に区分けして収納するなどしてもよい。また、両向き白矢印は、カセット20が、カセットキャリア部14に脱着される脱着方向を示すものである。
また、図1に示すように、実施例1におけるカセット20は、複数の景品収納部20aを一体化して備え、一体化した二つの景品収納部20aの中央部分に、二つの景品収納部20aを一度に把持可能な把手(取手20e)を備えている。この取手20eは、カセット20に収納可能な構造となっている。また、景品収納部20aの各々は、底面および側面(他の景品収納部20aと隣接する側面とは反対側の側面)の一部が切り欠きされているとともに、上面が開口されている。このような構造により、リフト部11は、景品収納部20aに重積して収納されている景品を当該景品収納部20aの底面から垂直方向に押し上げることができる。また、実施例1におけるカセット20は、周囲に、カセット20を防護する防護部材として、転倒時変形防止部材20dを備えている。
また、図1に示すように、実施例1におけるカセット20は、異なる種類の景品が収納されているカセット20が所定の位置に挿入されることを防止する誤挿入防止機構20bと、誤挿入防止機構20bをカセット20に取り付ける誤挿入防止機構取付板20cとを備えている。つまり、実施例1において、カセット20は、同一のカセット20にはいずれか一種類の景品のみを収納するものである。また、景品払出装置2は、カセット20に収納されている景品の種類に応じて、当該種類の景品が収納されているカセット20が挿入されるべきことが予め定められている所定の位置に、カセット20の挿入による装着を受け付けるものである。すなわち、実施例1においては、カセット20に収納されている景品の種類に応じて、カセットキャリア部14側において当該カセット20を収納する位置が予め定められているので、異なる種類の景品が収納されているカセット20が誤挿入されることを防止しなければならない。誤挿入防止機構20bは、図1に示すように、例えば、ピン型の機構として備えられ、カセット20に二つ備えられた景品収納部20aの間に配置される。なお、誤挿入防止機構20bにおける、ピンと板(穴付き)は逆でもよい。つまり、カセット20側が穴で、カセットキャリア部14側がピンであってもよい。
[カセットキャリア部14]
カセットキャリア部14は、図2に示すように、カセット20を水平方向(図2の両向き黒矢印の方向)の一列の配列で保持する。なお、図2に示す例では、景品繰出機構10は、カセット20を4カセット収納することができる。カセット20は、垂直方向(図1の両向き白矢印、図2の両向き白矢印の方向)にカセットキャリア部14に脱着され(図2は、カセットキャリア部14がカセット20を4カセット収納している状態を示す)、カセット20を収納したカセットキャリア部14は、カセット20の配列方向(図2の両向き黒矢印の方向)にスライド機構によって移動する。
この時、カセットキャリア部14は、収納されている景品1がリフト部11によって押し上げられる払出位置に、カセット20の内の所定のカセットが移動するように、装置内のカセットを装置内で移動させる。すなわち、景品繰出機構10において、リフト部11は、固定の二箇所に二つずつ備えられている(列ごとに上昇する二つのリフト部11の組各々が、二箇所各々に備えられている)のに対し、景品繰出機構10は、カセット20を、例えば4カセット収納することができる。このため、カセットキャリア部14は、4カセットのカセット20をカセット20の配列方向にスライド機構によって移動させることで、カセット20の内の2カセットを、固定の二箇所に備えられているリフト部11によって押し上げられる払出位置(二箇所)に移動させる。
また、カセットキャリア部14は、図3に示すように、誤挿入防止機構20b(挿入口)を備えている。すなわち、図1に示すように、カセット20は、ピン型の誤挿入防止機構20bを、カセット20に二つ備えられた景品収納部20aの間に配置しているので、カセット20をカセットキャリア部14に収納すると、カセット20側の誤挿入防止機構20bが、カセットキャリア部14側の誤挿入防止機構20bに挿入されることになる。言い換えれば、ピン型の誤挿入防止機構20bが、挿入口である誤挿入防止機構20bに挿入できれば、カセットキャリア部14側において予め定められている位置に、正しいカセット20(所定の種類の景品を収納しているカセット20)が挿入されていることになる。一方、ピン型の誤挿入防止機構20bが、挿入口である誤挿入防止機構20bに挿入できなければ、カセットキャリア部14側において予め定められている位置に、正しいカセット20(所定の種類の景品を収納しているカセット20)が挿入されていないことになり、この場合には、挿入自体が不可能となるので、結果として、誤挿入が防止されることになる。
このような誤挿入防止機構20bは、例えば、ピン型の誤挿入防止機構20bの位置を景品の種類によって変え、これに対応させるように、挿入口である誤挿入防止機構20bの位置を景品の種類によって変える手法や、ピン型の誤挿入防止機構20bの形状を景品の種類によって変え、これに対応させるように、挿入口である誤挿入防止機構20bの形状も景品の種類によって変える手法などによって、適用することが可能である。
ところで、カセットキャリア部14に収納されたカセット20は、水平方向(図2の右向き矢印の方向)に移動することで、景品繰出機構に収納される。図4が、カセット20を収納した景品繰出機構の外観である。なお、図4の上向き黒矢印は、保留部13から装置外に放出される景品1の放出方向を示すものであり、右向き矢印は、景品繰出機構10が景品払出装置2に収容される方向を示すものである。なお、景品繰出機構10の側面部の裏側には、制御部16の基板が設置されている(図4の手前側面部の裏側、図示を省略)。
[リフト部11、繰出部12、および保留部13]
リフト部11、繰出部12、および保留部13各々の構成を詳細に説明する前に、各々の簡単な構成を、関連する部とともに説明する。図5は、図4に示した景品繰出機構10の外観を、同じ方向から示したものであるとともに、景品繰出機構10の側面部の板を透過して内部構造を示した透過図である。図5に示すように、景品繰出機構10は、リフト部11と繰出部12と保留部13とカセットキャリア部14とエレベータ部15とを備えている。また、景品繰出機構10は、リフト部11と繰出部12とから構成される繰出機構を、保留部13を挟んで相対するように二つ備えている。なお、図5において、カセットキャリア部14は、カセット20を1カセット収納している状態である。
まず、リフト部11は、景品1のうちで最上部に収納されている景品1がカセット20から保留部13に水平方向に繰出される繰出位置まで上昇するように、カセット20に重積して収納されている景品1をカセット20の底面から垂直方向に押し上げるものである。また、リフト部11は、並行複数列の列ごとに景品1を収納するカセット20の当該列ごとに上昇するものである。例えば、リフト部11は、並行2列の列ごとに2つ備えられ、列ごとに上昇する。
また、繰出部12は、リフト部11によって繰出位置まで上昇した最上部の景品1を、カセット20から保留部13へと水平方向に繰り出す。また、繰出部12は、複数のリフト部11に対して一つ備えられ、繰出位置まで上昇した一つまたは複数の景品1であって列ごとに上昇した最上部の景品1を、保留部13において並行複数列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと一度に繰り出すものである。例えば、繰出部12は、並行2列の列ごとに上昇する二つのリフト部11に対して一つ備えられ、繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品1であって列ごとに上昇した最上部の景品1を、保留部13において並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと一度に繰り出す。
また、保留部13は、カセット20から繰り出された景品1を所定の数になるまで集積して保留する。また、保留部13は、領域各々について同時に一つの景品1の繰り出しのみを受け付けるものである。なお、この時、エレベータ部15は、保留部13における景品集積のスペースを一定の距離に保ち、集積の安定性を図ることを目的として、昇降する(例えば、所定の数までは定位置で待機し、それ以上の数の景品1を集積する場合は、エレベータを降下させる、など)。
図6は、景品繰出機構10の構造と景品1の流れとを説明するものであるが、カセット20や景品1については図示を省略し、かつ、各部については概念化して表現している。本発明における景品繰出機構10は、図6に示すように、リフト部11と繰出部12とから構成される繰出機構を、保留部13を挟んで相対するように二つ備えている。すなわち、リフト部11(A1)とリフト部11(A2)と繰出部12(A)とから構成される繰出機構と、リフト部11(B1)とリフト部11(B2)と繰出部12(B)とから構成される繰出機構とを、保留部13を挟んで相対するように備えている。
リフト部11は、並行2列の列ごとに備えられ、列ごとに上昇する。すなわち、リフト部11(A1)とリフト部11(A2)とが、並行2列の列ごとに備えられ、列ごとに上昇するリフト部11の組であり、リフト部11(B1)とリフト部11(B2)とが、並行2列の列ごとに備えられ、列ごとに上昇するリフト部11の組である。
繰出部12は、二つのリフト部11に対して一つ備えられ、繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品1であって列ごとに上昇した最上部の景品1を、保留部13の領域各々へと一度に繰り出す。すなわち、繰出部12(A)は、リフト部11(A1)およびリフト部11(A2)に対して備えられ、リフト部11(A1)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13において、リフト部11(A1)の列に対応する領域に繰り出す。また、リフト部11(A2)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13において、リフト部11(A2)の列に対応する領域に繰り出す。また、リフト部11(A1)によって上昇した最上部の景品1およびリフト部11(A2)によって上昇した最上部の景品1が繰出位置にある場合には、二つの景品1を、保留部13において、リフト部11(A1)およびリフト部11(A2)の列ごとに対応する領域各々に繰り出す。
同様に、繰出部12(B)は、リフト部11(B1)およびリフト部11(B2)に対して備えられ、リフト部11(B1)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13において、リフト部11(B1)の列に対応する領域に繰り出す。また、リフト部11(B2)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13において、リフト部11(B2)の列に対応する領域に繰り出す。また、リフト部11(B1)によって上昇した最上部の景品1およびリフト部11(B2)によって上昇した最上部の景品1が繰出位置にある場合には、二つの景品1を、保留部13において、リフト部11(B1)およびリフト部11(B2)の列ごとに対応する領域各々に繰り出す。
保留部13は、領域各々について同時に一つの景品1の繰り出しのみを受け付けるものである。すなわち、保留部13は、繰出部12(A)によって、リフト部11(A1)の列に対応する領域に景品1が繰り出されている場合には、繰出部12(B)によるリフト部11(B1)の列に対応する領域に対する繰り出しは受け付けない。また、繰出部12(A)によって、リフト部11(A2)の列に対応する領域に景品1が繰り出されている場合には、繰出部12(B)によるリフト部11(B2)の列に対応する領域に対する繰り出しは受け付けない。
[リフト部11]
次に、リフト部11について詳細に説明すると、リフト部11は、図7に示すように、景品繰出機構10において、相対するように固定の二箇所に二つずつ備えられている(列ごとに上昇する二つのリフト部11の組各々が、二箇所各々に備えられている)。リフト部11の各々は、カセット20内で景品1を載置して上昇し、また、カセット20内から下方へ退避するリフトステージ11aを有しており、リフトステージ11aが、駆動モータ11bおよび無端ベルト等によって昇降駆動するように構成されている。すなわち、上記したように、カセット20の景品収納部20a各々は、底面および側面(他の景品収納部20aと隣接する側面とは反対側の側面)の一部が切り欠きされているとともに、上面が開口されていたが、このような構造により、リフト部11は、景品収納部20aに重積して収納されている景品を当該景品収納部20aの底面から垂直方向に押し上げることができる。また、リフト部11は、順次、必要となる景品1の払い出し数分の上昇を繰り返す。
[繰出部12]
続いて、繰出部12について詳細に説明すると、繰出部12は、リフト部11によって繰出位置まで上昇した一つまたは複数の景品であって、列ごとの最上部の景品を、カセット20から保留部13へと水平方向に一度に繰り出す。また、繰出部12は、最上部の景品各々を、水平方向に一つずつ分離して搬送する。また、繰出部12は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)に対して一つ備えられ、一つの駆動と並列2列の押出片とが動作することで、繰出位置まで上昇した最上部の景品各々を、保留部13において並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと水平方向に一つずつ分離して搬送する。
図8は、一つの繰出部12について、上下を反転させ、景品繰出機構10に備えられる際に繰出部12の下面となる面を上面として示している状態である。また、右向き黒矢印が、景品1の繰り出し方向である。繰出部12は、図8に示すように、対向する二つの検出スイッチ12eを備えている。検出スイッチ12eは、最上部に収納されている景品1が、リフト部11によって繰出位置まで上昇したことを検出するものである。また、繰出部12は、図8に示すように、対向する二つの押出片12bを列ごとに備えている。繰出部12は、検出スイッチ12eによって景品1が繰出位置まで上昇したことを検出すると、リフト部11による上昇を停止させ、押出片12bが、景品11の後端部を押出すように各々一定行程で往復運動することで、繰出ローラ12cまで景品11を送り出す。また、繰出部12は、図8に示すように、対向する二つの繰出ローラ12cを列ごとに備えている。繰出ローラ12cは、景品1を厚さ方向に挟むことで、景品1を一つずつ分離し、カセット20から保留部13に水平方向に搬送して繰り出す。なお、駆動モータ12aは、一つの繰出部12に対して一つ備えられており、二つの押出片12bおよび二つの繰出ローラ12cを同時に動作させる。もっとも、景品1の繰り出しは、列ごとのリフトステージ11aを列ごとに上昇させることにより成立するので、二つの押出片12bが同時に動作しても、繰り出しの可否を列ごとに選択できる仕組みとなっている。なお、景品1の詰まり等の発生に備え、繰出部12は、180度開閉することもできる。
図9を用いて、繰出部12による繰り出しについてさらに説明すると、図9の(A)は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)と繰出部12とから構成される繰出機構を横から見た図(概略図)である。図9の(A)においては、リフト部11(リフトステージ11a)が、景品1を載置して垂直方向に上昇することを示している。また、図9の(A)においては、繰出部12の押出片12bが、リフト部11によって繰出位置まで上昇した最上部の景品1を、繰り出し方向(カセット20から保留部13へと水平方向に繰り出す方向)に送り出し、繰出ローラ12cが、景品1を厚さ方向に挟むことで、景品1を一つずつ分離し、繰り出し方向に搬送して繰り出すことを示している。
また、図9の(B)は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)と繰出部12とから構成される繰出機構が、保留部13を挟んで相対するように二つ備えられている様子を、上からみた図である。図9の(B)においては、駆動モータ12aが、一つの繰出部12に対して一つ備えられており、二つの押出片12bおよび二つの繰出ローラ12cを同時に動作させることを示している。
また、図9の(C)は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)と繰出部12とから構成される繰出機構を、保留部13側からみた図である。図9の(C)においては、リフト部11が、列ごとに備えられているリフトステージ11aを列ごとに上昇させるものであり、景品繰出機構10が、景品を払い出すことを要求する払出要求を受け付けると、リフト部11のリフトステージ11aの内、景品1を押し上げる必要がある側の(景品1を繰り出す必要がある側の)リフトステージ11aのみを上昇させることを示すものである。
[保留部13]
続いて、保留部13について詳細に説明すると、保留部13は、カセット20から繰り出された景品1を所定の数になるまで集積して保留する。また、保留部13は、カセット20の並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域を有し、領域各々について同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付ける。すなわち、保留部13は、繰出部12によって、一方のリフト部11に対応する領域に景品1が繰り出されている場合には、対面するリフト部11に対応する領域に対する繰り出しは受け付けない。
保留部13は、集積された景品が装置の上面において装置の前方へと水平方向に押し出される押出位置まで上昇するように、エレベータ部15によって垂直方向に押し上げられる。具体的には、エレベータ部15は、図10に示すように、保留部13の底部を支持するエレベータステージ15aを領域ごとに有しており、このエレベータステージ15a各々が、駆動モータ15bおよび無端ベルト等によって昇降運動するように構成されている。かかるエレベータ部15は、保留部13に集積する景品1の数によりエレベータ部15の下げ量が制御部16等によって算出され、算出された下げ量に従って昇降する。すなわち、エレベータ部15は、通常は所定の待機位置で停止しており、景品1の払い出しの数が所定の数以上となると下降し、払出面(シャッター等)との間の集積(収納)スペースを一定に保つ。所定の数以上の払い出しが終了すれば、エレベータ部15は、再び上部の待機位置へと上昇する。なお、景品払出装置2側には、エレベータ部15が押出位置まで上昇したことを検知するフォトセンサ等の検出部が備えられており、シャッターも、エレベータ部15の上昇に伴って開閉するよう制御されている。
[実施例1の効果]
上記してきたように、実施例1によれば、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納する収納部を、並行複数列に区分けされた列ごとに備えるとともに、当該複数の収納部を一体化して備え、一体化して備えられる収納部の各々は、底面および側面の一部が切り欠きされているとともに上面が開口されているので、複数の収納部が一体化して備えられる結果、カセットの安定性を維持することが可能になる。
また、実施例1によれば、カセットは、収納部を並行2列に区分けされた列ごとに二つ備え、同一のカセットにはいずれか一種類の景品のみを収納するものであり、景品払出装置は、カセットに収納されている景品の種類に応じて、当該種類の景品が収納されているカセットが挿入されるべきことが予め定められている所定の位置に、当該カセットの挿入による装着を受け付けるものであって、カセットは、異なる種類の景品が収納されているカセットが所定の位置に挿入されることを防止する誤挿入防止部をさらに備えるので、カセットの誤挿入を防止することが可能になる。
また、実施例1によれば、カセットは、誤挿入防止部を、二つ備えられた収納部の間に配置するので、運搬時等における誤挿入防止部の変形や破損の危険性を少なくすることが可能になる。
また、実施例1によれば、収納部を並行2列に区分けされた列ごとに二つ備えるとともに、当該二つの収納部を一体化して備え、一体化して備えられる収納部の各々は、底面および他の収納部と隣接する側面とは反対側の側面の一部が切り欠きされているとともに上面が開口されているので、二つの収納部が一体化して備えられる結果、安定性を維持することが可能になる。
また、奥行き方向に複数の景品カセットを収納可能になり、さらに、リフト部用の開口部を両面に持つことにより、リフト部、繰出部、エレベータ部の各ブロック構成が効率良く配置可能になり、収容効率が大幅に向上する。
また、実施例1によれば、収納部を並行2列に区分けされた列ごとに二つ備えるとともに、当該二つの収納部を一体化して備え、一体化して備えられる当該二つの収納部の中央部分に、当該二つの収納部を一度に把持可能な把手を備え、カセットの周囲に、当該カセットを防護する防護部材を備えるので、必要に応じて運搬も可能になり、また、転倒時のカセットの変形を防止することも可能になる。
[他の実施例]
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
上記の実施例においては、カセットが、並行2列に区分けされた列ごとに2つの収納部を備え、2つの収納部の間に誤挿入防止部を備え、2つの収納部の中央部分に把手を備え、カセットの周囲に防護部材を備える場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、カセットが、2列ではない並行複数列に区分けされた列ごとに複数の収納部を備える場合、誤挿入防止部を備えていない場合、把手を備えていない場合、防護部材を備えていない場合などにも、本発明を同様に適用することができる。上記した各種手段は、カセットの利用場面や運用場面などに応じて、適宜選択されればよいものである。
以上のように、本発明に係るカセットは、景品払出装置において、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納することに有用であり、特に、高い安定性を維持することに適する。
本発明に係るカセットの概要および特徴を説明するための図である。 カセットキャリア部を説明するための図である。 誤挿入防止機構を説明するための図である。 景品繰出機構の外観を説明するための図である。 景品繰出機構の内部構造を説明するための図である。 景品繰出機構の動作について説明するための図である。 リフト部を説明するための図である。 繰出部を説明するための図である。 繰出方式を説明するための図である。 エレベータ部を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 景品の形状を説明するための図である。
符号の説明
1 景品
2 景品払出装置
10 景品繰出機構
11 リフト部
11a リフトステージ
11b 駆動モータ
12 繰出部
12a 駆動モータ
12b 押出片
12c 繰出ローラ
12d フラッパー
12e 検出スイッチ
13 保留部
14 カセットキャリア部
15 エレベータ部
15a エレベータステージ
15b 駆動モータ
16 制御部
20 カセット
20a 景品収納部
20b 誤挿入防止機構
20c 誤挿入防止機構取付板
20d 転倒時変形防止部材
20e 取手

Claims (3)

  1. 長方形の面を有し所定の厚みからなる景品を水平面に対して垂直方向に重積して収納するコの字形状となる2つの収納手段を、該コの字形状の空き部分の対面をなす背面が近接するように並行2列に連結するとともに、
    前記2つの収納手段の背面の上部に該2つの収納手段を一度に把持する把持手段を備え、
    各収納手段は、
    底面および側面の一部が切り欠きされているとともに上面が開口されている
    ことを特徴とする景品カセット。
  2. 前記2つの収納手段は、複数種類の景品のうちの同一種類の景品を収納するものであり、
    挿入防止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の景品カセット。
  3. 前記誤挿入防止手段は、前記2つの収納手段の背面の間の下部に設けられることを特徴とする請求項2に記載の景品カセット。
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