JP5074121B2 - 景品払出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、景品払出装置に関する。
従来より、パチンコ玉などの遊技媒体と交換される特殊景品(以下、景品)は、遊技場に設置された景品払出装置によって遊技客に払い出される仕組みとなっている。かかる景品払出装置の構造について簡単に説明すると、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されている景品払出装置は、図11に示すように、景品繰出機構を収納するキャビネットを備え、キャビネットの側面に開閉扉を備えている。なお、図11に示す例では、景品払出装置は、景品繰出機構を7機構収納することができるキャビネットに、景品繰出機構を1機構収納している。また、景品払出装置は、キャビネットの上面部の開閉扉側中央に表示操作部を備え、その前方に各景品繰出機構に対応するスライド蓋(シャッター)を備えている。また、景品払出装置は、景品を、各景品繰出機構からスライド蓋を経由して上板に払い出す。
次に、景品払出装置のキャビネットに収納される景品繰出機構の構造について簡単に説明すると、景品繰出機構は、図12に示すように、水平面に対して垂直方向に景品(図示を省略)を重積して収納するカセットと、カセットを水平方向(図12の両向き黒矢印の方向)の一列の配列で保持するカセットキャリア部とを有している。なお、図12に示す例では、景品繰出機構は、カセットを4カセット収納することができる。カセットは、垂直方向(図12の両向き白矢印の方向)にカセットキャリア部に脱着され、カセットを収納したカセットキャリア部は、カセット配列方向(図12の両向き黒矢印の方向)にスライド機構によって移動する。また、景品繰出機構は、図12に示すように、上方に、保留部、および、保留部を挟んで相対するように二つの繰出部を備えている。
次に、景品払出装置の動作について、一つの景品繰出機構に着目して簡単に説明する。なお、図13は、景品繰出機構の構造と景品の流れとを説明するものであるが、カセットや景品については図示を省略し、かつ、各部については概念化して表現している。景品繰出機構は、図13に示すように、リフト部と繰出部と保留部とを備えている。また、景品繰出機構は、リフト部と繰出部とから構成される繰出機構を、保留部を挟んで相対するように二つ備えている。すなわち、リフト部(A)と繰出部(A)とから構成される繰出機構と、リフト部(B)と繰出部(B)とから構成される繰出機構とを、保留部を挟んで相対するように備えている。
リフト部は、景品のうちで最上部に収納されている景品が、カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、カセットに重積して収納されている景品をカセットの底面から垂直方向に押し上げるものである。また、繰出部は、リフト部によって繰出位置まで上昇した最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に繰り出すものである。例えば、繰出部(A)は、リフト部(A)によって繰出位置まで上昇した最上部の景品を保留部へと繰り出す。また、保留部は、カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで集積して保留するものである。景品繰出機構は、保留部に所定の数の景品を集積した後に、集積された景品を景品払出装置外へと払い出すことになる。なお、保留部は、同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付けるものである。例えば、保留部は、繰出部(A)によって景品が繰り出されている場合には、繰出部(B)による景品の繰り出しは受け付けない。
ここで、カセットキャリア部は、景品繰出機構の内部において、図13の両向き矢印の方向に移動可能なものである。このため、カセットキャリア部に収納されている4カセットも、景品繰出機構の内部において、図13の両向き矢印の方向に移動可能である。カセットキャリア部によって4カセットが景品繰出機構の内部を移動し、4カセットの内の2カセットがリフト部(A)およびリフト部(B)の位置に移動した状態で、景品が黒矢印の方向に流れることになる。
特開2005−160853号公報 特開平9−38327号公報
ところで、上記した従来の技術では、以下に説明するように、景品の形状によっては、収容効率が低下し、取引時間が長くなってしまうという課題がある。図14は、景品の形状を説明するための図であるが、特許文献1や特許文献2に開示されている景品払出装置は、景品が図14の(A)に示す形状であれば、収容効率が低下することもなく、取引時間が長くなってしまうこともないが、図14の(B)に示す形状のように、景品が、例えば、図14の(A)に示す形状に対して厚みが2倍程度になり巾が半分程度になると、収容効率が低下し、取引時間が長くなってしまう。
すなわち、景品が図14の(B)に示す形状である場合、景品に厚みがあることから、景品払出装置の本体寸法を現状維持するとなると、収容効率が低下し、景品払出装置全体の収容量が大幅に少なくなってしまう。すると、運用面において補充回数が大幅に増えたり、景品払出装置を2台設置しなければならなくなるなど、コストの面でもスペースの面でも新たな課題が生じてくることになる。また、景品に厚みがあることから、一度に払い出すことができる数が減少したり、リフト部による上昇に時間がかかり景品一つを繰り出す速度も遅くなるなど、取引時間も長くなってしまう。一方、景品払出装置の本体寸法を現状維持しないとしても、収容量を維持するためには景品払出装置全体が大型化せざるを得ず、やはり、コストの面でもスペースの面でも新たな課題が生じてくることになる。
そこで、この発明は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、景品の形状によらず、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能な景品払出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、装置内に収納された景品を装置外に払い出す景品払出装置であって、並行複数列に区分けされた列ごとに、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納するカセットと、収納されている景品がリフトによって押し上げられる払出位置に前記カセットの内の所定のカセットが移動するように、前記装置内のカセットを装置内で移動させるカセット移動部と、並行複数列に区分された列ごとに設けられ、前記カセット移動部によって前記払出位置に移動されたカセットに収納されている景品の内で最上部に収納されている景品が、当該カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、当該カセットに重積して収納されている景品を列ごと独立に当該カセットの底面から前記垂直方向に押し上げるリフトと、前記リフトによって前記繰出位置まで上昇した前記列ごとの最上部の景品を、前記カセットから前記保留部へと水平方向に複数個一度に繰り出し可能な繰出部と、少なくとも並行複数列に景品を集積可能な領域を有し、前記カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで前記領域に集積して保留する保留部とを備え、前記保留部に集積された景品を装置外に払い出すことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記景品を装置外に払い出すことを要求する払出要求を受け付けると、前記リフトの内、前記景品を押し上げる必要があるリフトのみを上昇させるリフト制御手段と、最上部に収納されている景品が、前記リフトによって前記繰出位置まで上昇したことを検出する繰出位置検出部とをさらに備え、前記リフトは、前記リフト制御手段によって制御され、前記繰出部は、前記繰出位置検出部によって前記最上部の景品各々が前記繰出位置まで上昇したことが検知されると、当該最上部の景品各々を前記カセットから前記保留部へと水平方向に一つずつ分離して搬送することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記カセットは、前記景品を並行2列に区分けされた列ごとに重積して収納し、前記リフトは、前記列ごとに上昇し、前記繰出部は、複数の前記リフトに対して一つ備えられ、一つの駆動と並行2列の押出片とが動作することで、前記繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品であって前記列ごとに上昇した最上部の景品各々を、前記保留部において前記並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと水平方向に一つずつ分離して搬送することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記リフトと前記繰出部とから構成される繰出機構は、前記保留部を挟んで相対するように二つ備えられ、前記保留部は、前記領域各々について同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付けることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、装置内に収納された景品を装置外に払い出す景品払出装置であって、並行複数列に区分けされた列ごとに、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納するカセットと、収納されている景品がリフトによって押し上げられる払出位置にカセットの内の所定のカセットが移動するように、装置内のカセットを装置内で移動させるカセット移動部と、並行複数列に区分された列ごとに設けられ、カセット移動部によって払出位置に移動されたカセットに収納されている景品の内で最上部に収納されている景品が、当該カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、当該カセットに重積して収納されている景品を列ごと独立に当該カセットの底面から垂直方向に押し上げるリフトと、リフトによって繰出位置まで上昇した列ごとの最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に複数個一度に繰り出し可能な繰出部と、少なくとも並行複数列に景品を集積可能な領域を有し、カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで領域に集積して保留する保留部とを備え、保留部に集積された景品を装置外に払い出すので、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、景品を装置外に払い出すことを要求する払出要求を受け付けると、リフトの内、景品を押し上げる必要があるリフトのみを上昇させるリフト制御部と、最上部に収納されている景品が、リフトによって繰出位置まで上昇したことを検出する繰出位置検出部とをさらに備え、リフトは、リフト制御部によって制御され、繰出部は、繰出位置検出部によって最上部の景品各々が繰出位置まで上昇したことが検知されると、最上部の景品各々をカセットから保留部へと水平方向に一つずつ分離して搬送するので、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
また、請求項3の発明によれば、カセットは、景品を並行2列に区分けされた列ごとに重積して収納し、リフトは、列ごとに上昇し、繰出部は、複数のリフトに対して一つ備えられ、一つの駆動と並行2列の押出片とが動作することで、繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品であって列ごとに上昇した最上部の景品各々を、保留部において並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと水平方向に一つずつ分離して搬送するので、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
また、請求項4の発明によれば、リフトと繰出部とから構成される繰出機構は、保留部を挟んで相対するように二つ備えられ、保留部は、領域各々について同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付けるので、景品払出装置において、二つ備えられた繰出機構による様々な繰出方式が選択可能になり、ひいては、取引時間を短縮することも可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る景品払出装置の実施例を詳細に説明する。なお、本発明に係る景品払出装置は、景品払出装置のキャビネットに収容する景品繰出機構に主たる特徴があることから、主に景品繰出機構の説明を行うことで、本発明に係る景品払出装置の説明を行うこととする。以下では、実施例で用いる主要な用語、実施例1における景品繰出機構の概要および特徴、景品繰出機構の構成、実施例1の効果を順に説明する。
[用語の説明]
まず最初に、以下の実施例で用いる主要な用語を説明する。「景品」とは、パチンコ玉などの遊技媒体と交換される特殊景品のことである。「景品」は、通常、樹脂製であり、内部に価値のあるものを内蔵する。すなわち、「景品」には、金額の種類(金種)が設定されることから(例えば、A=5,000円、B=1,000円、C=200円の3種類など)、「景品」は、金種を識別することを目的として、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、バーコード、磁気データ、特殊ホログラムなどを内蔵する。なお、通常、金種は、「景品」の表面にも目視可能に印字されるなどする。また、以下の実施例においては、厚みがあり細長い形状の景品を想定しているが、本発明はこれに限られるものではない。その他の形状の景品や、景品以外のその他の物品などにも、本発明を同様に適用することができる。
次に、「景品払出装置」と「景品繰出機構」との関係について説明しておくと、まず、「景品払出装置」とは、装置内に収納された景品を装置外に払い出す装置のことである。具体的には、「景品払出装置」は、キャビネットの中に、一つまたは複数の「景品繰出機構」を収容している。実施例1における「景品繰出機構」は、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納する「カセット」と、収納されている景品がリフトによって押し上げられる払出位置にカセットの内の所定のカセットが移動するように、装置内のカセットをまとめて装置内で移動させる「カセットキャリア部」(特許請求の範囲に記載の「カセット移動部」に対応する)と、カセットキャリア部によって払出位置に移動されたカセットに収納されている景品の内で最上部に収納されている景品が、カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、カセットに重積して収納されている景品をカセットの底面から垂直方向に押し上げる「リフト部」(特許請求の範囲に記載の「リフト」に対応する)と、リフト部によって繰出位置まで上昇した最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に繰り出す「繰出部」と、カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで集積して保留する「保留部」と、保留部に集積された景品が装置の上面において装置の前方へと水平方向に押し出される押出位置まで上昇するように、保留部を垂直方向に押し上げる「エレベータ部」とを備えている。
一方、実施例1における「景品払出装置」本体は、「シャッター」を備え、「シャッター」は、「景品繰出機構」のエレベータ部によって押出位置まで上昇してくる景品を装置外に放出するように開くとともに、押出位置まで上昇した景品を押出位置から装置の前方へと水平方向に押し出すように閉じる。
[実施例1における景品繰出機構の概要および特徴]
次に、図1〜5を用いて、本発明における景品繰出機構の概要および特徴を説明する。図1は、カセットの外観を説明するための図であり、図2は、カセットキャリア部を説明するための図であり、図3は、景品繰出機構の外観を説明するための図であり、図4は、景品繰出機構の内部構造を説明するための図であり、図5は、実施例1における景品繰出機構の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1における景品繰出機構は、景品払出装置において、装置内に収納された景品を装置外に払い出すことを概要とし、景品の形状によらず、収容効率を向上させ、取引時間を短縮する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について簡単に説明すると、実施例1におけるカセット20は、図1に示すように、水平面に対して垂直方向に景品1(図示を省略)を重積して収納するが、この時、カセット20は、景品1を並行複数列に区分けされた列ごとに垂直方向に重積して収納する。例えば、カセット20は、図1に示すように、並行2列に区分けされた景品収納部20a各々に、景品1を垂直方向に重積して収納する。
ここで、実施例1における景品1の形状としては、厚みがあり細長い形状を想定していることから、図1に示すように、景品収納部20aの各々は、断面が長方形になる。すなわち、カセット20は、景品1を、景品収納部20aの底面から長手方向を背面に並行2列に収納し、水平面に対して垂直方向に重積して収納する。なお、カセット20は、景品1を、金種ごとに景品収納部20a各々に区分けして収納するなどしてもよい。また、両向き白矢印は、カセット20が、後述するカセットキャリア部14に脱着される脱着方向を示すものである。
実施例1におけるカセットキャリア部14は、図2に示すように、カセット20を水平方向(図2の両向き黒矢印の方向)の一列の配列で保持する。なお、図2に示す例では、景品繰出機構10は、カセット20を4カセット収納することができる。カセット20は、垂直方向(図1の両向き白矢印、図2の両向き白矢印の方向)にカセットキャリア部14に脱着され(図2は、カセットキャリア部14がカセット20を4カセット収納している状態を示す)、カセット20を収納したカセットキャリア部14は、カセット20の配列方向(図2の両向き黒矢印の方向)にスライド機構によって移動する。
カセットキャリア部14に収納されたカセット20は、水平方向(図2の右向き矢印の方向)に移動することで、景品繰出機構10に収納される。図3が、カセット20を収納した景品繰出機構10の外観である。なお、図3の上向き黒矢印は、保留部13から装置外に放出される景品1の放出方向を示すものであり、右向き矢印は、景品繰出機構10が景品払出装置2に収容される方向を示すものである。なお、景品繰出機構10の側面部の裏側には、制御部16の基板が設置されている(図3の手前側面部の裏側、図示を省略)。
図4は、図3に示した景品繰出機構10の外観を、同じ方向から示したものであるとともに、景品繰出機構10の側面部の板を透過して内部構造を示した透過図である。図4に示すように、景品繰出機構10は、リフト部11と繰出部12と保留部13とカセットキャリア部14とエレベータ部15とを備えている。また、景品繰出機構10は、リフト部11と繰出部12とから構成される繰出機構を、保留部13を挟んで相対するように二つ備えている。なお、図4において、カセットキャリア部14は、カセット20を1カセット収納している状態である。
図4を用いて、実施例1におけるリフト部11、繰出部12、および保留部13を簡単に説明すると、まず、リフト部11は、景品1のうちで最上部に収納されている景品1がカセット20から保留部13に水平方向に繰出される繰出位置まで上昇するように、カセット20に重積して収納されている景品1をカセット20の底面から垂直方向に押し上げるものである。また、リフト部11は、並行複数列の列ごとに景品1を収納するカセット20の当該列ごとに上昇するものである。例えば、リフト部11は、並行2列の列ごとに二つ備えられ、列ごとに上昇する。
また、繰出部12は、リフト部11によって繰出位置まで上昇した最上部の景品1を、カセット20から保留部13へと水平方向に繰り出す。また、繰出部12は、複数のリフト部11に対して一つ備えられ、繰出位置まで上昇した一つまたは複数の景品1であって列ごとに上昇した最上部の景品1を、保留部13において並行複数列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと一度に繰り出すものである。例えば、繰出部12は、並行2列の列ごとに上昇する二つのリフト部11に対して一つ備えられ、繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品1であって列ごとに上昇した最上部の景品1を、保留部13において並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと一度に繰り出す。
また、保留部13は、カセット20から繰り出された景品1を所定の数になるまで集積して保留する。また、保留部13は、図4に示すように、並行複数列に対応するように列ごとに領域に区分けされており(保留部13からの二つの線は、領域各々を指し示すものである)、領域各々について同時に一つの景品1の繰り出しのみを受け付けるものである。なお、この時、エレベータ部15は、保留部13における景品集積のスペースを一定の距離に保ち、集積の安定性を図ることを目的として、昇降する(例えば、所定の数までは定位置で待機し、それ以上の数の景品1を集積する場合は、エレベータを降下させる、など)。
ところで、実施例1におけるカセット20、リフト部11、繰出部12および保留部13は、上記してきたような特徴を有するものであるが、図5を用いて、本発明における景品繰出機構10の特徴を改めて説明する。なお、図5は、景品繰出機構10の構造と景品1の流れとを説明するものであるが、カセット20や景品1については図示を省略し、かつ、各部については概念化して表現している。
本発明における景品繰出機構10は、図5に示すように、リフト部11と繰出部12とから構成される繰出機構を、保留部13を挟んで相対するように二つ備えている。すなわち、リフト部11(A1)とリフト部11(A2)と繰出部12(A)とから構成される繰出機構と、リフト部11(B1)とリフト部11(B2)と繰出部12(B)とから構成される繰出機構とを、保留部13を挟んで相対するように備えている。
リフト部11は、並行2列の列ごとに備えられ、列ごとに上昇する。すなわち、リフト部11(A1)とリフト部11(A2)とが、並行2列の列ごとに備えられ、列ごとに上昇するリフト部11の組であり、リフト部11(B1)とリフト部11(B2)とが、並行2列の列ごとに備えられ、列ごとに上昇するリフト部11の組である。
繰出部12は、二つのリフト部11に対して一つ備えられ、繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品1であって列ごとに上昇した最上部の景品1を、保留部13の領域各々へと一度に繰り出す。すなわち、繰出部12(A)は、リフト部11(A1)およびリフト部11(A2)に対して備えられ、リフト部11(A1)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13の領域(リフト部11(A1)の列に対応する領域)に繰り出す。また、リフト部11(A2)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13の領域(リフト部11(A2)の列に対応する領域)に繰り出す。また、リフト部11(A1)によって上昇した最上部の景品1およびリフト部11(A2)によって上昇した最上部の景品1が繰出位置にある場合には、二つの景品1を、保留部13の領域(リフト部11(A1)およびリフト部11(A2)の列ごとに対応する領域)各々に繰り出す。
同様に、繰出部12(B)は、リフト部11(B1)およびリフト部11(B2)に対して備えられ、リフト部11(B1)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13の領域(リフト部11(B1)の列に対応する領域)に繰り出す。また、リフト部11(B2)によって上昇した最上部の景品1のみが繰出位置にある場合には、一つの景品1を、保留部13の領域(リフト部11(B2)の列に対応する領域)に繰り出す。また、リフト部11(B1)によって上昇した最上部の景品1およびリフト部11(B2)によって上昇した最上部の景品1が繰出位置にある場合には、二つの景品1を、保留部13の領域(リフト部11(B1)およびリフト部11(B2)の列ごとに対応する領域)各々に繰り出す。なお、リフト部11(A1)とリフト部11(B2)、リフト部11(A2)とリフト部11(B1)の同時繰り出しは可能である。
保留部13は、領域各々について同時に一つの景品1の繰り出しのみを受け付けるものである。すなわち、保留部13は、繰出部12(A)によって、リフト部11(A1)の列に対応する領域に景品1が繰り出されている場合には、繰出部12(B)によるリフト部11(B1)の列に対応する領域に対する繰り出しは受け付けない。また、繰出部12(A)によって、リフト部11(A2)の列に対応する領域に景品1が繰り出されている場合には、繰出部12(B)によるリフト部11(B2)の列に対応する領域に対する繰り出しは受け付けない。
このように、実施例1における景品繰出機構10は、カセット20が、並行複数列に区分けされた列ごとに景品1を重積して収納し、繰出部12が、リフト部11によって繰出位置まで上昇した一つまたは複数の景品1であって列ごとの最上部の景品1を、カセット20から保留部13へと水平方向に一度に繰り出すことから、景品の形状によらず、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。なお、リフト部11と保留部13の構成は、実施例1で記載した構成だけではなく、リフト部11(B1)(B2)のない構成、つまり片側のみのリフト部の構成であってもよい。
[実施例1における景品繰出機構の構成]
続いて、図1、2、6〜10を用いて、実施例1における景品繰出機構の構成を説明する。図6は、リフト部を説明するための図であり、図7は、繰出部を説明するための図であり、図8は、繰出方式を説明するための図であり、図9は、エレベータ部を説明するための図であり、図10は、従来技術の景品払出装置と本発明の景品払出装置との比較を説明するための図である。
カセット20は、図1に示すように、水平面に対して垂直方向に景品1(図示を省略)を重積して収納するが、この時、カセット20は、景品1を並行複数列に区分けされた列ごとに垂直方向に重積して収納する。例えば、カセット20は、図1に示すように、並行2列に区分けされた景品収納部20a各々に、景品1を垂直方向に重積して収納する。
ここで、実施例1における景品1の形状としては、厚みがあり細長い形状を想定していることから、図1に示すように、景品収納部20aの各々は、断面が長方形になる。すなわち、カセット20は、景品1を、景品収納部20aの底面から長手方向を背面に並行2列に収納し、水平面に対して垂直方向に重積して収納する。また、景品収納部20a各々は、図1に示すように、底面および側面(他の景品収納部20aと隣接する側面とは反対側の側面)の一部が切り欠きされているとともに、上面が開口されている。このような構造により、リフト部11は、景品収納部20aに重積して収納されている景品を当該景品収納部20aの底面から垂直方向に押し上げることができる。
なお、カセット20は、景品1を、金種ごとに景品収納部20a各々に区分けして収納するなどしてもよい。また、両向き白矢印は、カセット20が、カセットキャリア部14に脱着される脱着方向を示すものである。
カセットキャリア部14は、収納されている景品1がリフト部11によって押し上げられる払出位置に、カセット20の内の所定のカセット20が移動するように、装置内のカセット20を装置内で移動させる。具体的には、カセットキャリア部14は、図2に示すように、カセット20を水平方向(図2の両向き黒矢印の方向)の一列の配列で保持する。なお、図2に示す例では、景品繰出機構10は、カセット20を4カセット収納することができる。カセット20は、垂直方向(図1の両向き白矢印、図2の両向き白矢印の方向)にカセットキャリア部14に脱着され(図2は、カセットキャリア部14がカセット20を4カセット収納している状態を示す)、カセット20を収納したカセットキャリア部14は、カセット20の配列方向(図2の両向き黒矢印の方向)にスライド機構によって移動することで、装置内のカセット20を装置内で移動させる。
ここで、景品繰出機構10において、リフト部11は、固定の二箇所に二つずつ備えられている(列ごとに上昇する二つのリフト部11の組各々が、二箇所各々に備えられている)のに対し、景品繰出機構10は、カセット20を、例えば4カセット収納することができる。このため、カセットキャリア部14は、4カセットのカセット20をカセット20の配列方向にスライド機構によって移動させることで、カセット20の内の2カセットを、固定の二箇所に備えられているリフト部11によって押し上げられる払出位置(二箇所)に移動させる。
リフト部11は、カセットキャリア部14によって払出位置に移動されたカセット20に収納されている景品1の内で最上部に収納されている景品1が、カセット20から保留部13に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、カセット20に重積して収納されている景品1をカセット20の底面から垂直方向に押し上げる。また、実施例1において、リフト部11は、列ごとに上昇する。
具体的には、リフト部11は、図6に示すように、景品繰出機構10において、相対するように固定の二箇所に二つずつ備えられている(列ごとに上昇する二つのリフト部11の組各々が、二箇所各々に備えられている)。リフト部11の各々は、カセット20内で景品1を載置して上昇し、また、カセット20内から下方へ退避するリフトステージ11aを有しており、リフトステージ11aが、駆動モータ11bおよび無端ベルト等によって昇降駆動するように構成されている。すなわち、上記したように、カセット20の景品収納部20a各々は、底面および側面(他の景品収納部20aと隣接する側面とは反対側の側面)の一部が切り欠きされているとともに、上面が開口されていたが、このような構造により、リフト部11は、景品収納部20aに重積して収納されている景品を当該景品収納部20aの底面から垂直方向に押し上げることができる。また、リフト部11は、順次、必要となる景品1の払い出し数分の上昇を繰り返す。
繰出部12は、リフト部11によって繰出位置まで上昇した一つまたは複数の景品であって、列ごとの最上部の景品を、カセット20から保留部13へと水平方向に一度に繰り出す。また、繰出部12は、最上部の景品各々を、水平方向に一つずつ分離して搬送する。また、繰出部12は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)に対して一つ備えられ、一つの駆動と並列2列の押出片とが動作することで、繰出位置まで上昇した最上部の景品1各々を、保留部13において並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと水平方向に一つずつ分離して搬送する。
図7は、一つの繰出部12について、上下を反転させ、景品繰出機構10に備えられる際に繰出部12の下面となる面を上面として示している状態である。また、右向き黒矢印が、景品1の繰り出し方向である。繰出部12は、図7に示すように、対向する二つの検出スイッチ12e(特許請求の範囲に記載の「繰出位置検出部」に対応する)を備えている。検出スイッチ12eは、最上部に収納されている景品1が、リフト部11によって繰出位置まで上昇したことを検出するものである。また、繰出部12は、図7に示すように、対向する二つの押出片12bを列ごとに備えている。繰出部12は、検出スイッチ12eによって景品1が繰出位置まで上昇したことを検出すると、リフト部11による上昇を停止させ、押出片12bが、景品1の後端部を押出すように各々一定行程で往復運動することで、繰出ローラ12cまで景品1を送り出す。また、繰出部12は、図7に示すように、対向する二つの繰出ローラ12cを列ごとに備えている。繰出ローラ12cは、景品1を厚さ方向に挟むことで、景品1を一つずつ分離し、カセット20から保留部13に水平方向に搬送して繰り出す。なお、駆動モータ12aは、一つの繰出部12に対して一つ備えられており、二つの押出片12bおよび二つの繰出ローラ12cを同時に動作させる。もっとも、景品1の繰り出しは、列ごとのリフトステージ11aを列ごとに上昇させることにより成立するので、二つの押出片12bが同時に動作しても、繰り出しの可否を列ごとに選択できる仕組みとなっている。なお、景品1の詰まり等の発生に備え、繰出部12は、180度開閉することもできる。
図8を用いて、繰出部12による繰り出し方式についてさらに説明すると、図8の(A)は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)と繰出部12とから構成される繰出機構を横から見た図(概略図)である。図8の(A)においては、リフト部11(リフトステージ11a)が、景品1を載置して垂直方向に上昇することを示している。また、図8の(A)においては、繰出部12の押出片12bが、リフト部11によって繰出位置まで上昇した最上部の景品1を、繰り出し方向(カセット20から保留部13へと水平方向に繰り出す方向)に送り出し、繰出ローラ12cが、景品1を厚さ方向に挟むことで、景品1を一つずつ分離し、繰り出し方向に搬送して繰り出すことを示している。
また、図8の(B)は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)と繰出部12とから構成される繰出機構が、保留部13を挟んで相対するように二つ備えられている様子を、上からみた図である。図8の(B)においては、駆動モータ12aが、一つの繰出部12に対して一つ備えられており、二つの押出片12bおよび二つの繰出ローラ12cを同時に動作させることを示している。
また、図8の(C)は、二つのリフト部11(二つのリフト部11は、各々、列ごとのリフトステージ11aを有する)と繰出部12とから構成される繰出機構を、保留部13側からみた図である。図8の(C)においては、列ごとに備えられている二つのリフト部11が、列ごとに備えられているリフトステージ11aを列ごとに上昇させるものであり、景品繰出機構10が、景品を払い出すことを要求する払出要求を受け付けると、リフト部11のリフトステージ11aの内、景品1を押し上げる必要がある側の(景品1を繰り出す必要がある側の)リフトステージ11aのみを上昇させることを示すものである。
保留部13は、カセット20から繰り出された景品1を所定の数になるまで集積して保留する。また、保留部13は、カセット20の並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域を有し、領域各々について同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付ける。すなわち、保留部13は、繰出部12によって、一方のリフト部11に対応する領域に景品1が繰り出されている場合には、対面するリフト部11に対応する領域に対する繰り出しは受け付けない。
エレベータ部15は、保留部13に集積された景品が装置の上面において装置の前方へと水平方向に押し出される押出位置まで上昇するように、保留部13を垂直方向に押し上げる。具体的には、エレベータ部15は、図9に示すように、保留部13の底部を支持するエレベータステージ15aを領域ごとに有しており、このエレベータステージ15a各々が、駆動モータ15bおよび無端ベルト等によって昇降運動するように構成されている。かかるエレベータ部15は、保留部13に集積する景品1の数によりエレベータ部15の下げ量が制御部16等によって算出され、算出された下げ量に従って昇降する。すなわち、エレベータ部15は、通常は所定の待機位置で停止しており、景品1の払い出しの数が所定の数以上となると下降し、払出面(シャッター等)との間の集積(収納)スペースを一定に保つ。所定の数以上の払い出しが終了すれば、エレベータ部15は、再び上部の待機位置へと上昇する。なお、景品払出装置2側には、エレベータ部15が押出位置まで上昇したことを検知するフォトセンサ等の検出部が備えられており、シャッターも、エレベータ部15の上昇に伴って開閉するよう制御されている。
なお、図10の(A)は、従来技術の景品払出装置を上からみた概略図であり、図10の(B)は、本発明に係る景品払出装置2を上からみた概略図である。図10の(A)と(B)とを比較するとわかるように、本発明に係る景品繰出機構10は、カセットが、並行複数列(図10の(B)においては並行2列)に区分けされた列ごとに景品を重積して収納し、繰出部が、リフト部によって繰出位置まで上昇した一つまたは複数(図10の(B)においては二つ)の景品であって列ごとの最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に一度に繰り出すことから、従来技術の景品払出装置と比較して、景品の形状によらず、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
[実施例1の効果]
上記してきたように、実施例1によれば、装置内に収納された景品を装置外に払い出す景品払出装置であって、並行複数列に区分けされた列ごとに、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納するカセットと、収納されている景品がリフトによって押し上げられる払出位置にカセットの内の所定のカセットが移動するように、装置内のカセットを装置内で移動させるカセット移動部と、カセット移動部によって払出位置に移動されたカセットに収納されている景品の内で最上部に収納されている景品が、当該カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、当該カセットに重積して収納されている景品を当該カセットの底面から垂直方向に押し上げるリフトと、リフトによって繰出位置まで上昇した一つまたは複数の景品であって列ごとの最上部の景品を、カセットから保留部へと水平方向に一度に繰り出す繰出部と、カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで集積して保留する保留部とを備え、保留部に集積された景品を装置外に払い出すので、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
また、実施例1によれば、景品を装置外に払い出すことを要求する払出要求を受け付けると、リフトの内、景品を押し上げる必要があるリフトのみを上昇させるリフト制御部と、最上部に収納されている景品が、リフトによって繰出位置まで上昇したことを検出する繰出位置検出部とをさらに備え、リフトは、リフト制御部によって制御され、繰出部は、繰出位置検出部によって最上部の景品各々が繰出位置まで上昇したことが検知されると、最上部の景品各々をカセットから保留部へと水平方向に一つずつ分離して搬送するので、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
また、実施例1によれば、カセットは、前記景品を並行2列に区分けされた列ごとに重積して収納し、リフトは、列ごとに上昇し、繰出部は、複数のリフトに対して一つ備えられ、一つの駆動と並行2列の押出片とが動作することで、繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品であって列ごとに上昇した最上部の景品各々を、保留部において並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと水平方向に一つずつ分離して搬送するので、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することが可能になる。
また、実施例1によれば、リフトと繰出部とから構成される繰出機構は、保留部を挟んで相対するように二つ備えられ、保留部は、領域各々について同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付けるので、景品払出装置において、二つ備えられた繰出機構による様々な繰出方式が選択可能になり、ひいては、取引時間を短縮することも可能になる。
以上のように、本発明に係る景品払出装置は、装置内に収納された景品を装置外に払い出すことに有用であり、特に、収容効率を向上させ、取引時間を短縮することに適する。
カセットの外観を説明するための図である。 カセットキャリア部を説明するための図である。 景品繰出機構の外観を説明するための図である。 景品繰出機構の内部構造を説明するための図である。 実施例1における景品繰出機構の概要および特徴について説明するための図である。 リフト部を説明するための図である。 繰出部を説明するための図である。 繰出方式を説明するための図である。 エレベータ部を説明するための図である。 従来技術の景品払出装置と本発明の景品払出装置との比較を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 景品の形状を説明するための図である。
符号の説明
1 景品
2 景品払出装置
10 景品繰出機構
11 リフト部
11a リフトステージ
11b 駆動モータ
12 繰出部
12a 駆動モータ
12b 押出片
12c 繰出ローラ
12d フラッパー
12e 検出スイッチ
13 保留部
14 カセットキャリア部
15 エレベータ部
15a エレベータステージ
15b 駆動モータ
16 制御部
20 カセット
20a 景品収納部

Claims (4)

  1. 装置内に収納された景品を装置外に払い出す景品払出装置であって、
    並行複数列に区分けされた列ごとに、水平面に対して垂直方向に景品を重積して収納するカセットと、
    収納されている景品がリフトによって押し上げられる払出位置に前記カセットの内の所定のカセットが移動するように、前記装置内のカセットを装置内で移動させるカセット移動部と、
    並行複数列に区分された列ごとに設けられ、前記カセット移動部によって前記払出位置に移動されたカセットに収納されている景品の内で最上部に収納されている景品が、当該カセットから保留部に水平方向に繰り出される繰出位置まで上昇するように、当該カセットに重積して収納されている景品を列ごと独立に当該カセットの底面から前記垂直方向に押し上げるリフトと、
    前記リフトによって前記繰出位置まで上昇した前記列ごとの最上部の景品を、前記カセットから前記保留部へと水平方向に複数個一度に繰り出し可能な繰出部と、
    少なくとも並行複数列に景品を集積可能な領域を有し、前記カセットから繰り出された景品を所定の数になるまで前記領域に集積して保留する保留部と
    を備え、
    前記保留部に集積された景品を装置外に払い出すことを特徴とする景品払出装置。
  2. 前記景品を装置外に払い出すことを要求する払出要求を受け付けると、前記リフトの内、前記景品を押し上げる必要があるリフトのみを上昇させるリフト制御手段と、
    前記最上部に収納されている景品が、前記リフトによって前記繰出位置まで上昇したことを検出する繰出位置検出部とをさらに備え、
    前記リフトは、前記リフト制御手段によって制御され、
    前記繰出部は、前記繰出位置検出部によって前記最上部の景品各々が前記繰出位置まで上昇したことが検知されると、当該最上部の景品各々を前記カセットから前記保留部へと水平方向に一つずつ分離して搬送することを特徴とする請求項1に記載の景品払出装置。
  3. 前記カセットは、前記景品を並行2列に区分けされた列ごとに重積して収納し、
    前記リフトは、前記列ごとに上昇し、
    前記繰出部は、複数の前記リフトに対して一つ備えられ、一つの駆動と並行2列の押出片とが動作することで、前記繰出位置まで上昇した一つまたは二つの景品であって前記列ごとに上昇した最上部の景品各々を、前記保留部において前記並行2列に対応するように列ごとに区分けされた領域各々へと水平方向に一つずつ分離して搬送することを特徴とする請求項1または2に記載の景品払出装置。
  4. 前記リフトと前記繰出部とから構成される繰出機構は、前記保留部を挟んで相対するように二つ備えられ、
    前記保留部は、前記領域各々について同時に一つの景品の繰り出しのみを受け付けることを特徴とする請求項3に記載の景品払出装置。
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