JPH10238543A - ラジアル玉軸受用保持器 - Google Patents
ラジアル玉軸受用保持器Info
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Abstract
要最小限の潤滑剤を取り込む様にして、保持器音並びに
回転トルクの低減を図る。 【解決手段】 ポケット8の内面で円周方向反対側部分
に、アキシャル円筒面18、18を形成する。このアキ
シャル円筒面18、18の存在に基づき、玉の転動に伴
ってポケット8内に取り込む潤滑剤の量を適正値に規制
できる。
Description
持器は、各種回転機械装置に使用される転がり軸受を構
成する保持器の改良に関し、この保持器と玉との滑り接
触部分の潤滑を十分に確保して、転がり軸受の振動と騒
音とを低減する。
部分を支持する為の玉軸受として、例えば図6に示す様
な構造のものが広く使用されている。この玉軸受は、外
周面に内輪軌道1を有する内輪2と内周面に外輪軌道3
を有する外輪4とを互いに同心に配置し、上記内輪軌道
1と外輪軌道3との間に複数個の玉5、5を転動自在に
設けて成る。図示の例の場合、上記内輪軌道1と外輪軌
道3とは、共に深溝型としている。又、上記複数個の玉
5、5は、保持器6に設けたポケット8、8内に、転動
自在に保持している。
6は、波形プレス保持器と呼ばれるもので、それぞれが
金属板材をプレス成形する事により得られる、波形で円
環状に形成された1対の素子9、9を組み合わせて成
る。これら両素子9、9は、それぞれの円周方向複数個
所に、ポケット8、8を構成する為の凹部8a、8aを
形成している。そして、これら1対の素子9、9同士
を、上記凹部8a、8aから外れた部分で突き合わせ、
これら各部分を複数のリベット10により結合固定し
て、円環状で円周方向複数個所にポケット8、8を有す
る保持器6としている。上記各凹部8a、8aの内面中
間部は、上記各玉5、5の外面の曲率半径よりも僅かに
大きな曲率半径を有する、球面状の保持凹面11として
いる。この為、1対の素子9、9を突き合わせると、上
記凹部8a、8aが組み合わされてポケット8、8を構
成する。
保持器6aは、合成樹脂等により造られた円環状の主部
7の円周方向複数個所に、玉5、5(図6)を転動自在
に保持するポケット8、8を設けている。この様な冠型
の保持器6aの場合、上記各ポケット8、8は、上記主
部7に互いに間隔をあけて配置された1対の弾性片1
2、12の片側面と、上記主部7の軸方向(図7の上下
方向)片面(図7の上面)でこの1対の弾性片12、1
2の間部分に設けられた球面状の凹面部13、13とか
ら構成する。この凹面部13、13の曲率半径は、上記
玉5の外面の曲率半径よりも僅かに大きい。
5を、各ポケット8、8を構成する1対ずつの弾性片1
2、12の先端縁同士の間隔を弾性的に押し広げつつ、
これら1対の弾性片12、12の間に押し込む。上記保
持器6aは、この様にして上記各ポケット8、8内に玉
5、5を抱き込む事により、これら各玉5、5を、前記
内輪軌道1と外輪軌道3(図6)との間に、転動自在に
保持する。
を備えた玉軸受の使用時には、上記複数個の玉5、5の
転動に伴って、上記内輪2と外輪4との相対回転を自在
とする。この際上記複数の玉5、5は、自転しつつ上記
内輪2の周囲を公転する。又、上記保持器6、6aは、
上記玉5、5の公転速度と同じ速度で、上記内輪2の周
囲を回転する。
間部分には、グリースその他の潤滑油等の潤滑剤を充填
若しくは連続的に供給して、上記相対回転が円滑に行な
われる様にする。そして、玉軸受に振動や騒音が生じな
い様にすると共に、焼き付き等の故障を防止する。尚、
一部の玉軸受では、シール板やシールド板等の密封部材
により、内輪2の外周面と外輪4の内周面との間の空間
の両端開口を塞ぎ、この空間から潤滑剤が漏洩したり、
或はこの空間内に塵芥等の異物が進入するのを防止する
場合もある。但し、前記図6には、この様な密封部材を
持たない玉軸受を示している。
玉軸受の場合、必要量の潤滑剤を充填若しくは供給して
も、この保持器6、6aに振動が誘発され、当該保持器
6、6aを組み込んだ玉軸受に、保持器音と呼ばれる騒
音や振動が発生する場合がある。この様な保持器6、6
aの振動は、保持器6、6aの玉5、5に対する動き量
が大きい事に起因して、玉5、5と保持器6、6aとの
間の滑り摩擦に基づいて発生する。この様な保持器音の
発生を抑える為に従来から、ポケット8、8の内面と玉
5、5の転動面との間の隙間を小さくして、玉5、5に
対する保持器6、6aの動き量を小さくし、保持器音の
発生を抑える事が行なわれている。
5、5に対する保持器6、6aの動き量を小さくしただ
けでは、上記保持器6、6aのポケット8、8の内周面
形状に起因して、保持器音が発生する。この理由に就い
て、図8〜9により説明する。保持器6、6aのポケッ
ト8の開口周縁部14、14には、図8〜9に示す様
に、鋭い(曲率が大きい)角部15、15が存在し、こ
の角部15、15部分が潤滑剤の流れに対する抵抗とな
る。
の内面と玉5の転動面との間の隙間16を小さくする
と、この隙間16内に潤滑剤が流入しにくくなる。即
ち、上記玉5の転動に伴って周囲空間からこの隙間16
内に入り込もうとする潤滑剤は、上記各角部15、15
に掻き取られて、上記隙間16内に入り込みにくくな
る。この為、この隙間16内に十分な量の潤滑剤が取り
込まれなくなって、保持器6、6aと玉5、5との滑り
接触部分の摩擦振動を十分に抑制できなくなり、振動や
騒音を誘発する。
面ではなく、保持器の放射方向の軸をその中心軸とする
ラジアル円筒面とする保持器も、従来から知られてい
る。この様にポケットの内周面をラジアル円筒面とした
保持器の場合には、玉の転動面に付着した潤滑剤がポケ
ットの開口端縁部で掻き取られる事がなく、保持器と玉
との滑り接触部分の摩擦振動を抑えられる反面、ポケッ
ト内に過剰の潤滑剤が取り込まれる。ポケット内に過剰
の潤滑剤が取り込まれた場合には、このポケット内で玉
が転動する事に対する抵抗が大きくなり、保持器を組み
込んだラジアル玉軸受の回転トルクが大きくなる。ラジ
アル玉軸受が、例えば小型モータの回転支持部に組み込
むミニアチュアベアリングの場合、回転トルクの増大
は、上記小型モータを組み込んだ各種機器の性能(特に
電池寿命やワウフラッタ等)に大きな影響を及ぼす為、
改良が望まれている。本発明のラジアル玉軸受用保持器
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
用保持器は、前述した従来のラジアル玉軸受用保持器と
同様に、複数の玉を転動自在に保持すべく、全体を円環
状に形成し、円周方向複数個所にポケットを設けてい
る。特に、本発明の転がり軸受用保持器に於いては、上
記各ポケットの内面の一部で保持器の周面側開口縁を含
む部分に、これら各ポケットに保持された玉の転動中心
軸をその中心軸とする方向のアキシャル円筒面を設けて
いる。
保持器が、複数の玉を転動自在に保持する際の作用は、
前述した従来のラジアル玉軸受用保持器の場合と同様で
ある。特に、本発明のラジアル玉軸受用保持器の場合に
は、ポケットの内面と玉の転動面との間の隙間に潤滑剤
を、必要量だけ取り込む事が可能になる。この理由は次
の通りである。
て、ポケットに保持した玉の転動面とアキシャル円筒面
との距離は、玉の走行部分(転動に伴って外輪軌道及び
内輪軌道と当接する部分)に対応する部分で小さく、こ
の走行部分から外れる程大きくなる。ポケットの開口端
縁で、この端縁と上記転動面との距離に就いても同様で
ある。従って、上記玉の転動面に付着した潤滑剤のう
ち、上記走行部分に付着した潤滑剤のうちの多くの部分
は、上記ポケットの開口端縁で掻き取られる反面、上記
走行部分から外れた部分に付着した潤滑剤のうちの多く
の部分は、上記ポケットの開口端縁で掻き取られる事な
く、上記ポケット内に取り込まれる。
の多くの部分が掻き取られる事は、玉の転動面と外輪軌
道及び内輪軌道との間に過剰の潤滑剤が存在する事を防
止して、保持器を組み込んだラジアル玉軸受の回転トル
ク(絶対値並びに変動幅)の低減につながる。又、走行
部分から外れた部分に付着し、開口端縁で掻き取られる
事なくポケット内に取り込まれた潤滑剤は、玉の転動面
とポケット内面との潤滑性を向上させて、保持器音と呼
ばれる振動や騒音の発生防止、並びに保持器を組み込ん
だラジアル玉軸受の耐久性向上に寄与する。
1例を示している。本例は、本発明を前記図7に示した
冠型保持器に適用したものである。尚、本発明の特徴
は、ポケット8の内面と玉5(図2、4、6、8、9参
照)の転動面との間の隙間16(図8、9参照)にグリ
ース等の潤滑剤を、必要量だけ取り込める様にすべく、
上記ポケット8の内面形状を工夫した点にある。その他
の部分の構成及び作用に就いては、前述した従来技術と
同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、
省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心
に説明する。
ット8の内面は、円周方向中央部に、球状凹面17(第
一の球状凹面)を設けている。この球状凹面17は、前
述の図7に示した従来の保持器6aの凹面部13と同
様、このポケット8に保持する玉5の転動面の曲率半径
よりも僅かに大きな曲率半径を有する。そして、この球
状凹面17の円周方向両側には、本発明の特徴部分であ
る1対のアキシャル円筒面18、18を、これら両アキ
シャル円筒面18、18の一端を上記球状凹面17の円
周方向両端部から連続させる状態で形成している。
上記ポケット8に保持された玉5の転動中心軸αをその
中心軸としている。即ち、玉軸受を構成する内輪2と外
輪4(図6)との相対回転に伴って上記ポケット8に保
持された玉5は、上記主部7の中心軸と平行な転動中心
軸αを中心に転動する。上記ポケット8毎に1対ずつ設
けるアキシャル円筒面18、18は、この転動中心軸を
中心とする単一円筒面上に位置する。
た1対の弾性片12、12のうち、このポケット8を構
成する内周面は、それぞれが上記球状凹面17と同心、
或は上記転動中心軸α上でこの球状凹面17の中心点と
別の点を中心とする第二の球状凹面19、19としてい
る。これら両第二の球状凹面19、19は、上記ポケッ
ト8に保持した玉5の走行部分が上記1対のアキシャル
円筒面18、18から外れる事がない様に、上記1対の
アキシャル円筒面18、18の長さとの関係で、その長
さ及び形状を規制する。この為に例えば、上記球状凹面
17と第二の球状凹面19、19とを、上記玉5の転動
面の曲率半径よりも僅かに大きな曲率半径で、中心を上
記転動中心軸αに位置させる。
軸受用保持器の場合には、ポケット8の内面と玉5の転
動面との間の隙間にグリース等の潤滑剤を、必要量だけ
取り込む事が可能になる。この理由に就いて、以下に説
明する。玉軸受を構成する内輪2と外輪4との相対回転
時に上記玉5は、上記転動中心軸αを中心に転動する。
玉5の走行部分、即ち、転動に伴って転動面が外輪軌道
3及び内輪軌道1(図6)と当接する部分は、上記玉5
の中心点を通り、上記転動中心軸αに対し直交する平面
上に存在する。
8に対応する部分に於いて、ポケット8に保持した玉5
の転動面とこれら各アキシャル円筒面18、18との距
離は、上記走行部分に対応する部分で小さく、この走行
部分から外れる程大きくなる。ポケット8の開口端縁
で、この端縁と上記転動面との距離に就いても同様であ
る。従って、上記玉5の転動面に付着した潤滑剤のう
ち、上記走行部分に付着した潤滑剤のうちの多くの部分
は、上記ポケット8の開口端縁で掻き取られる。従っ
て、玉5の転動面と外輪軌道3及び内輪軌道1との間に
過剰の潤滑剤が存在する事を防止して、保持器を組み込
んだラジアル玉軸受の回転トルク(絶対値並びに変動
幅)の低減を図れる。
8、18に対応する部分に於いて、ポケット8に保持し
た玉5の転動面とこれら各アキシャル円筒面18、18
との距離は、上記走行部分から離れるに従って大きくな
る。この為、上記玉5の転動面のうち、上記走行部分か
ら外れた部分に付着した潤滑剤のうちの多くの部分は、
上記ポケット8の開口端縁で掻き取られる事なく、この
ポケット8内に取り込まれる。この様にしてポケット8
内に取り込まれた潤滑剤は、玉5の転動面とポケット8
の内面との潤滑性を向上させて、保持器音と呼ばれる振
動の発生防止、並びに保持器を組み込んだラジアル玉軸
受の耐久性向上に寄与する。
19、19は、互いに同心、即ち、単一球面上に位置さ
せても良いが、アキシャル方向に亙る保持器の変位を防
止しつつ、上記ポケット8内への潤滑剤の取り込みを効
果的に行なわせるべく、より好ましくは、互いの中心を
異ならせる。この点に就いて、図2により説明する。図
1〜2に示す様に、1対のアキシャル円筒面18、18
を上記ポケット8の一部で円周方向(図1〜2の左右方
向)両側に設けた構造で、上記球状凹面17は玉5の転
動中心軸αの一端側(図1〜2の下端側)部分に、第二
の球状凹面19、19は同じく他端側(図1〜2の上端
側)部分に、それぞれ設けている。図2(A)の点O5
は、上記玉5がポケット8内の中立位置に存在すると仮
定した状態での、この玉8の中心点である。この様な条
件の下で、上記球状凹面17の曲率の中心点O17を、上
記転動中心軸α上で上記玉5の中心O5 よりも他端側に
片寄った位置に存在させる。一方、上記第二の球状凹面
19、19の曲率の中心点O19を、上記転動中心軸α上
で上記玉5の中心O5 よりも一端側に片寄った位置に存
在させる。従って、上記各球状凹面17、19の曲率半
径R17、R19が上記玉5の転動面の曲率半径R5 よりも
大きい程度は、上記各中心点O5 、O17、O19を一致さ
せる場合に比べて著しくしている。
面17、19の曲率の中心点O17、O19をずらせる事に
より、これら各球状凹面17、19及び上記アキシャル
円筒面18、18と上記玉5の転動面との距離の最小値
L17、L18、L19をほぼ一致させる事ができる。そし
て、これら各距離の最小値L17、L18、L19をほぼ一致
させる結果、アキシャル方向に亙る保持器の変位を防止
しつつ、上記ポケット8内への潤滑剤の取り込みを最適
に行なわせる事ができる。この点に就いて、上記図2
(A)の他、図2(B)を参照しつつ説明する。図2
(B)に示す様に、球状凹面17の曲率中心と第二の球
状凹面19、19の曲率中心とを一致させた構造の場合
には、1対のアキシャル円筒面18、18と玉5の転動
面との距離の最小値L18´を適正値にすると、各球状凹
面17、19と上記玉5の転動面との距離の最小値L17
´、L19´が過大になり、この玉5に対する保持器のア
キシャル方向の移動量が過大になる。この結果、ラジア
ル玉軸受の運転時に保持器が振動し易くなる。反対に、
上記各球状凹面17、19と上記玉5の転動面との距離
の最小値L17´、L19´を適正値にすると、1対のアキ
シャル円筒面18、18と玉5の転動面との距離の最小
値L18´が小さくなり過ぎて、上記玉5の転動面の走行
部分に付着した潤滑剤が上記アキシャル円筒面18、1
8の開口端縁で必要以上に掻き取られ易くなり、保持器
音低減の効果が損なわれる。これに対して、図2(A)
の様に、上記各中心点O17、O19をずらせば、上記各球
状凹面17、19及び上記アキシャル円筒面18、18
と上記玉5の転動面との距離の最小値L17、L18、L19
をほぼ一致させて、アキシャル方向に亙る保持器の変位
を防止しつつ、上記ポケット8内への潤滑剤の取り込み
を最適に行なわせる事ができる。
例を示している。前述した第1例の説明から明らかな通
り、ポケット8の内面にアキシャル円筒面18、18を
形成するのは、玉5の転動面に付着した潤滑剤のうち、
走行部分に付着した潤滑剤を十分に掻き取り、この走行
部分から外れた部分に付着した潤滑剤をあまり掻き取ら
ない様にする為である。従って、ポケット8内に保持さ
れた玉5の転動方向(外輪と内輪との相対回転方向)が
一定であるラジアル玉軸受に組み込む保持器の場合、上
記アキシャル円筒面18、18は、必ずしもポケット8
の内面の一部に、保持器の内周面から外周面にまで、ポ
ケット8の全幅に亙って形成する必要はない。
を考慮して、ポケット8の幅方向片半部にのみ、アキシ
ャル円筒面18aを形成したものである。即ち、本例の
場合には、主部7の円周方向片側部分でポケット8の幅
方向一部、より具体的には主部7の直径方向外半部分
に、アキシャル円筒面18aを形成している。本例の場
合、上記ポケット8に保持された玉5(図2、4、6、
8、9)は、図3に矢印で示した方向に回転する。従っ
て、この玉5の転動面に付着した潤滑剤のうち、走行部
分に付着した潤滑剤を十分に掻き取り、この走行部分か
ら外れた部分に付着した潤滑剤をあまり掻き取らない様
にできる。従って、図示は省略したが、上記主部7の円
周方向他側部分に形成するアキシャル円筒面は、主部7
の直径方向内半部分に形成する事が好ましい。但し、潤
滑条件等があまり厳しくなければ、主部7の円周方向両
側部分でアキシャル円筒面を、この主部7の直径方向に
関して同じ側に設ける事もできる。各球状凹面17、1
9及びアキシャル円筒面18aの曲率中心の位置、並び
にこれら各球状凹面17、19の曲率半径を規制する事
により、アキシャル方向に亙る保持器の変位を防止しつ
つ、上記ポケット8内への潤滑剤の取り込みを最適に行
なわせる事ができる事は、前述した第1例の場合と同様
である。
ト8の中央部分を、球状凹面17に代えて、主部7の直
径方向をその中心軸とするラジアル円筒面とする事もで
きる。又、各弾性片12、12の内周面を、第二の球状
凹面19、19に代えて、アキシャル円筒面18、18
と同じ転動中心軸αをその中心とする円錐凹面とする事
もできる。又、本発明は、ミニアチュアベアリングの様
に、小径のラジアル玉軸受に組み込む保持器で実施する
事により、顕著な効果を得られる。従って、本発明は、
小径のラジアル玉軸受用の保持器として一般的に利用さ
れている、合成樹脂製の冠型保持器で実施する事が一般
的である。但し、本発明を、図6、8に示す様な、金属
板製の波形保持器で実施しても、或る程度の効果を得ら
れる。勿論、この様な波形保持器も、本発明の対象とな
り得る。
のピッチ円直径(アキシャル円筒面18、18の曲率の
中心軸を結ぶ円筒面の直径)と玉のピッチ円直径とは、
必ずしも一致させなくても良い。例えば、図4に示す様
に、ポケット8のピッチ円P8 を玉5のピッチ円P5 よ
りも外側に位置させても良い。この様に両ピッチ円P
8 、P5 同士をずらせれば、上記各アキシャル円筒面1
8、18の開口端縁と上記玉5の転動面との距離が、保
持器の外径側で大きく、内径側で小さくなる。そして、
上記各アキシャル円筒面18、18の開口端縁部分での
潤滑剤の掻き取り効果を調節して、上記ポケット5内へ
の潤滑剤の送り込み量を調節し、保持器音の低減とラジ
アル玉軸受の低トルク化とを図れる。尚、上記両ピッチ
円P8 、P5 の大小関係は、図4とは逆にする事もでき
る。
が行なった実験に就いて説明する。実験は、本発明に属
する保持器を組み込んだラジアル玉軸受と、従来構造に
属する保持器を組み込んだラジアル玉軸受とを用意し、
これら両玉軸受の外輪を固定したまま内輪を回転させ、
その回転に要するトルクを測定する事により行なった。
本発明に属する保持器としては、図1に示す様な形状を
有するポケット8を設けたものを、従来構造に属する保
持器としては、図7に示す様に、内面を単一の球状凹面
としたポケットを設けたものを、それぞれ用意した。
又、保持器の材質としては、ポリアミド66中にガラス
繊維を10容量%混入した、繊維強化プラスチック製の
ものを使用した。この保持器の内径は6.7mm、外径は
8.7mm、軸方向に亙る高さは1.73mmのものを使用
した。又、この様な保持器を組み込むラジアル玉軸受と
しては、呼び番号がMR115Bであるミニアチュアベ
アリング(内径が5mm、外径が11mm、幅が4mm)を使
用した。又、潤滑は、エステル系防錆潤滑油をオイルプ
レーティングにより塗布した。ポケット8の内面形状以
外の条件は、総て同じとした。
のみを変えた2種類のラジアル玉軸受を、1.5kgf の
予圧を付与した状態で、5400rpm で内輪を回転さ
せ、その回転に要するトルクを測定したところ、図5に
示す様な結果を得られた。この図5に示した2種類の線
図のうち、(A)に示した線図は、本発明に属する保持
器を組み込んだラジアル玉軸受の回転トルクを、(B)
に示した線図は、従来構造に属する保持器を組み込んだ
ラジアル玉軸受の回転トルクを、それぞれ示している。
明らかな通り、本発明の保持器を組み込んだラジアル玉
軸受の場合には、回転トルクが安定するまでに要する時
間は長いが、安定後のトルクの絶対値並びに変動幅を小
さくできる。これに対して、従来の保持器を組み込んだ
ラジアル玉軸受の場合には、回転トルクが安定するまで
に要する時間は短いが、安定後のトルクの絶対値並びに
変動幅が大きい。回転トルクが安定するまでの時間は、
ラジアル玉軸受を組み付け後、最初に運転を開始した直
後だけの問題であるから、実用上大きな問題とはならな
い。安定後のトルクの絶対値並びに変動幅を小さくでき
る事が、実用上重要である。特に、図3に示す様に、ポ
ケット8の幅方向一部にのみ、アキシャル円筒面18a
を形成し、しかもこのアキシャル円筒面18aを、ポケ
ット8の両側で、主部7の直径方向に関して同じ側に設
ければ、玉5の転動面に付着した潤滑剤の掻き取り量を
或る程度多くして、上記回転トルクが安定するまでに要
する時間を短くできる。
上に述べた通り構成され作用する為、ラジアル玉軸受の
寿命を確保しつつ、回転トルクの絶対値並びに変動幅を
小さくして、ラジアル玉軸受を組み込んだ各種機器の性
能向上に寄与できる。
部分拡大斜視図。
ット内に玉を保持した状態で模式的に示しており、
(A)はより好ましい形状を、(B)は本発明の基本的
形状を、それぞれ保持器の直径方向から部分的に見た
図。
部分拡大斜視図。
保持した状態で示す、図1のA−A断面に相当する図。
果を示す線図。
受の1例を示す部分切断斜視図。
図。
拡大断面図。
拡大断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の玉を転動自在に保持すべく、全体
を円環状に形成し、円周方向複数個所にポケットを設け
た転がり軸受用保持器に於いて、上記各ポケットの内面
の一部で保持器の周面側開口縁を含む部分に、これら各
ポケットに保持された玉の転動中心軸をその中心軸とす
る方向のアキシャル円筒面を設けた事を特徴とするラジ
アル玉軸受用保持器。 - 【請求項2】 アキシャル円筒面が、各ポケットの一部
で円周方向両側に設けられており、これら各ポケットの
内面の残部で当該ポケット内に保持する玉の転動中心軸
の一端側部分が、この玉の転動面の曲率半径よりも大き
な曲率半径を有する第一の球状凹面であり、同じく他端
側部分が上記玉の転動面の曲率半径よりも大きな曲率半
径を有する第二の球状凹面であり、上記玉がポケット内
の中立位置に存在すると仮定した状態で、上記第一の球
状凹面の曲率の中心点が上記転動中心軸上で上記玉の中
心よりも他端側に片寄った位置に存在し、上記第二の球
状凹面の曲率の中心点が上記転動中心軸上で上記玉の中
心よりも一端側に片寄った位置に存在する、請求項1に
記載したラジアル玉軸受用保持器。
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