JP2001116051A - 玉軸受用保持器及び玉軸受 - Google Patents

玉軸受用保持器及び玉軸受

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JP2001116051A
JP2001116051A JP29582399A JP29582399A JP2001116051A JP 2001116051 A JP2001116051 A JP 2001116051A JP 29582399 A JP29582399 A JP 29582399A JP 29582399 A JP29582399 A JP 29582399A JP 2001116051 A JP2001116051 A JP 2001116051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持器7bの内径側にグリースが溜る事をな
くして、グリースの漏洩を防止し、耐久性確保を図る。
同時に、ポケット8bの内周面と玉6の転動面との摺接
部の潤滑を図って、保持器音の発生を防止する。 【解決手段】 上記ポケット8bの内周面を、外径側端
部22を上記玉6の直径以下に絞る代わりに、内径側部
分21を、この直径よりも大径の円筒面とする。上記保
持器7bを転動体案内とし、且つ、内径側から上記ポケ
ット8bにグリースを取り込み易くして、上記課題を解
決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の玉軸受用保持器及び
玉軸受は、各種回転機械装置に使用される玉軸受及びこ
の玉軸受を構成する保持器の改良に関する。特に本発明
は、潤滑の為に玉軸受の内部に封入したグリースが外部
に漏洩するのを防止すると同時に、保持器音と呼ばれる
有害な騒音の発生を抑えられる構造を、安価に実現する
ものである。
【0002】
【従来の技術】各種回転機械装置の軸受部等、各種回転
部分を支持する為に、例えば図26に示す様な玉軸受1
が広く使用されている。この玉軸受1は、外周面に内輪
軌道2を有する内輪3と内周面に外輪軌道4を有する外
輪5とを互いに同心に配置し、上記内輪軌道2と外輪軌
道4との間に複数個の玉6、6を転動自在に設けて成
る。図示の例の場合、上記内輪軌道2と外輪軌道4と
は、共に深溝型としている。又、上記複数個の玉6、6
は、保持器7に設けたポケット8、8内に、転動自在に
保持している。
【0003】上記図26に示した玉軸受1を構成する保
持器7は、波形プレス保持器と呼ばれるもので、それぞ
れが金属板材をプレス成形する事により得られる、波形
で円環状に形成された1対の素子9、9を組み合わせて
成る。これら両素子9、9は、それぞれの円周方向複数
箇所に、ポケット8、8を構成する為の凹部10、10
を形成している。そして、この1対の素子9、9同士を
上記凹部10、10から外れた部分で突き合わせ、これ
ら各部分を複数のリベット11により結合固定して、円
環状で円周方向複数箇所にポケット8、8を有する保持
器7としている。上記各凹部10、10の内面中間部
は、上記各玉6、6の外面の曲率半径よりも僅かに大き
な曲率半径を有する、部分球面状の保持凹面12として
いる。この為、1対の素子9、9を突き合わせると、上
記凹部10、10が組み合わされてポケット8、8を構
成する。
【0004】又、図27に示した、冠型保持器と呼ばれ
る保持器7aは、合成樹脂等により造られた円環状の主
部13の円周方向複数箇所に、玉6、6(図26)を転
動自在に保持するポケット8a、8aを設けている。こ
の様な冠型の保持器7aの場合、上記各ポケット8a、
8aは、上記主部13に互いに間隔をあけて配置された
1対の弾性片14、14の片側面と、上記主部13の軸
方向(図27の上下方向)片面(図27の上面)でこの
1対の弾性片14、14の間部分に設けられた部分球面
状の凹面部15、15とから構成される。この凹面部1
5、15の曲率半径は、上記玉6の外面の曲率半径より
も僅かに大きい。これら弾性片14、14の片側面と凹
面部15、15とが保持凹面を構成する。
【0005】玉軸受を組み立てる場合には上記各玉6、
6を、各ポケット8a、8aを構成する1対ずつの弾性
片14、14の先端縁同士の間隔を弾性的に押し広げつ
つ、これら1対の弾性片14、14の間に押し込む。押
し込みを完了した時点で上記各弾性片14、14は、弾
性的に復元して、上記各ポケット8a、8a内に玉6、
6を抱き込み、これら各玉6、6を、前記内輪軌道2と
外輪軌道4(図26)との間に、転動自在に保持する。
【0006】前述した保持器7或は上述した保持器7a
を備えた玉軸受1の使用時には、上記複数個の玉6、6
の転動に伴って、上記内輪3と外輪5との相対回転を自
在とする。この際上記複数の玉6、6は、自転しつつ上
記内輪3の周囲を公転する。又、上記保持器7、7a
は、上記玉6、6の公転速度と同じ速度で、上記内輪3
の周囲を回転する。
【0007】上記内輪3の外周面と外輪5の内周面との
間部分にはグリースを充填して、上記相対回転が円滑に
行なわれる様にする。そして、玉軸受1に振動や騒音が
生じない様にすると共に、焼き付き等の故障を防止す
る。尚、図26には省略したが、上記内輪3の外周面と
外輪5の内周面との間で上記各玉6、6を設けた空間1
6の軸方向両端開口部は、後述する図31に示す様な接
触式の、或は図示しない非接触式の、1対の密封板1
7、17により塞ぎ、上記空間16からグリースが漏洩
したり、或はこの空間16内に塵芥等の異物が進入する
のを防止する。上記各密封板17、17は、それぞれの
外周縁部を上記外輪5の両端部内周面に形成した係止溝
に全周に亙って係止し、それぞれの内周縁を上記内輪3
の両端部外周面に全周に亙って摺接若しくは近接対向さ
せている。
【0008】上述した様な保持器7、7aを組み込んだ
玉軸受1の場合、必要量の潤滑剤を充填若しくは供給し
ても、この保持器7、7aに振動が誘発され、当該保持
器7、7aを組み込んだ玉軸受1に、保持器音と呼ばれ
る騒音や振動が発生する場合がある。この様な保持器
7、7aの振動は、保持器7、7aの玉6、6に対する
動き量が大きい事に起因して、玉6、6と保持器7、7
aとの間の滑り摩擦に基づいて発生する。この様な保持
器音の発生を抑える為に従来から、ポケット8、8aの
内面と玉6、6の転動面との間の隙間を小さくして、玉
6、6に対する保持器7、7aの動き量を小さくし、保
持器音の発生を抑える事が行なわれている。
【0009】しかしながら、単に玉6、6に対する保持
器7、7aの動き量を小さくしただけでは、これら各玉
6、6を設置した空間16内に充填したグリース20
(後述する図30〜31参照)が、この空間16の内側
から密封板17、17を押し動かして、外部に漏洩し易
くなる。しかも、上記保持器7、7aのポケット8、8
aの内周面形状に起因して保持器音が発生し易くなる。
この理由に就いて、図28〜29により説明する。
【0010】従来構造の保持器7、7aの場合、保持器
7、7aのポケット8、8aの内周面はほぼその全面に
亙って、玉6、6の転動面の曲率半径よりも僅かに大き
な曲率半径を有する球状凹面としていた。従って、上記
各ポケット8、8aの開口周縁部18、18は、図28
〜29に示す様に上記各玉6、6の転動面に近接した状
態となる。従って、保持器音を抑制すべくポケット8、
8aの内面と玉6、6の転動面との間の隙間を小さくす
ると、これら各玉6、6の転動面と保持凹面12(図2
6に示した保持器7の場合。図27に示した保持器7a
に於いては弾性片14、14の片側面及び凹面部15部
分。)との間の隙間19内にグリース20が入り込みに
くくなる。
【0011】即ち、上記各玉6、6の転動面に付着し、
これら各玉6、6の転動に伴って周囲空間からこの隙間
19内に入り込もうとするグリース20は、上記各ポケ
ット8、8aの開口周縁部18、18で掻き取られ、図
30〜31に示す様に、この開口周縁部18、18に付
着する。この様にして開口周縁部18、18に付着した
グリース20は、上記各玉6、6の転動に伴ってこの開
口周縁部18、18で成長し、上記隙間19内に入り込
みにくくなる。
【0012】そして、この様にして開口周縁部18、1
8で成長したグリース20のうち、上記保持器7、7a
の内周面側で成長したグリース20は、前記各密封板1
7、17の内周縁部を前記空間16の内側から押して、
これら各密封板17、17の内周縁と前記内輪3の両端
部外周面とを離隔させ(接触式の場合)、或は各密封板
17、17の内周縁と内輪3の両端部外周面との間に存
在する微小隙間を通じて(非接触式の場合)上記空間1
6外に漏洩してしまう。この為、長期間に亙る使用に伴
って、この空間16内に残留するグリース20の量が次
第に少なくなり、潤滑不良に基づく異常摩耗や焼き付き
が発生する可能性を生じる。
【0013】尚、この様な不都合が発生する原因となる
グリース20の漏れは、使用時に外輪5を静止した状態
で内輪3を回転させる場合よりも、内輪3を静止させて
外輪5を回転させる場合の方が著しくなる。この理由
は、外輪5を回転させると、外輪5の内周面に達したグ
リース20が遠心力に基づいて外輪軌道4に送り込まれ
易く、この外輪軌道4部分で玉6の転走面(転動面のう
ちで内輪軌道2及び外輪軌道4と転がり接触する部分)
に付着し、保持器7、7aの内径側に送られ易くなる為
である。
【0014】又、上記各玉6、6の転動面に付着したグ
リース20のうちの相当量が上記開口周縁部18、18
に付着したまま、上記隙間19内に入り込みにくくなる
為、保持器7、7aと玉6、6との滑り接触部分の摩擦
振動を十分に抑制できなくなり、振動や騒音を誘発す
る。
【0015】上述の様な機構で保持器の内周面側に付着
したグリースを、この保持器の外周面側に導き、このグ
リースが密封板の内周縁側から漏洩するのを防止する為
の構造として従来から、特開平8−270662号公
報、実開平7−10556号公報に記載されたものが知
られている。このうちの特開平8−270662号公報
に記載された構造は、密封板を構成する弾性材製のシー
ルリップの一部を、内輪の外周面に近接させた状態のま
ま玉側に突出させて形成した突出部により、保持器の内
周面側に付着したグリースをこの保持器の外周面側に導
くものである。又、上記実開平7−10556号公報に
記載された構造は、内輪の外周面に外嵌固定したスリン
ガにより、保持器の内周面側に付着したグリースをこの
保持器の外周面側に導くものである。
【0016】更には、密封板の内周縁部を構成するシー
ルリップを、複数個所で内輪の外周面に摺接させたり、
或は密封板の内周縁部と内輪の外周面との間に複数段の
ラビリンスシールを設ける構造も、従来から知られてい
る。この様な従来構造によれば、保持器の内周面側に付
着したグリースが外部に漏洩しにくくなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構造のう
ち、特開平8−270662号公報に記載された構造の
場合には、突出部の内周面と内輪の外周面とを近接対向
させる為、シール板及び内輪の寸法精度を厳密に規制す
る必要がある。特に、本来必要ではない、上記内輪の外
周面両端部で内輪軌道から外れた部分を研磨等で仕上げ
加工する必要がある為、コストが嵩む。又、適用可能な
玉軸受のサイズに限界があり、小径の玉軸受や軸方向寸
法が小さい薄型の玉軸受には適用が難しい。
【0018】又、実開平7−10556号公報に記載さ
れた構造の場合には、グリースを外周側に導くだけの為
に、別部品であるスリンガが必要になる為、部品点数、
組立工数が何れも増大し、コストが嵩む。又、上記特開
平8−270662号公報に記載された構造の場合と同
様に、適用可能な玉軸受のサイズに限界があり、小径の
玉軸受や軸方向寸法が小さい薄型の玉軸受には適用が難
しい。
【0019】更に、摺接部位を複数個所設ける構造や複
数段のラビリンスシールを設ける構造の場合には、玉軸
受の回転トルクが増大し、高速運転時の発熱が著しくな
るだけでなく、必ずしも十分な漏れ防止効果を得られな
い場合が多い。本発明の玉軸受用保持器及び玉軸受は、
上述の様な不都合を何れも解消すべく考えたものであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の玉軸受用保持器
及び玉軸受のうち、請求項1〜2に記載した玉軸受用保
持器は、前述した従来構造と同様に、複数の玉を転動自
在に保持すべく、全体を円環状に形成され、円周方向複
数個所にポケットが設けられている。特に、請求項1に
記載した玉軸受用保持器に於いては、これら各ポケット
の内周面のうち、これら各ポケット内に保持される複数
個の玉のピッチ円よりも内径側部分の形状が、これら各
玉の直径よりも大きな内径を有し、且つ、上記玉軸受用
保持器の内径側開口までこれら各玉の転動面との間隔が
漸次広がる形状を有するものである。更に、上記各ポケ
ットのラジアル方向両端開口部のうち、上記玉軸受用保
持器の外径側の開口の最大内接円の直径が、上記各玉の
直径よりも小さい。又、請求項2に記載した玉軸受用保
持器に於いては、これら各ポケットの内周面は、上記各
玉の転動面の曲率半径よりも少しだけ大きな曲率半径を
有する球状凹面である。更に、上記各ポケットの内周面
の一部でこれら各ポケット内に保持した玉の転走面と対
向する部分に、上記玉軸受用保持器の内周面から外周面
にまで達する凹溝を有する。
【0021】更に、請求項4に記載した玉軸受は、外周
面に内輪軌道を有する内輪と、内周面に外輪軌道を有す
る外輪と、これら内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在
に設けられた複数個の玉と、これら複数個の玉を円周方
向に互いに間隔をあけた状態で転動自在に保持する保持
器と、それぞれの外周縁部を上記外輪の内周面両端部に
係止すると共に、それぞれの内周縁部を上記内輪の外周
面両端部に摺接若しくは近接対向させた状態で上記内輪
の外周面と上記外輪の内周面との間で上記各玉を設けた
空間の軸方向両端開口部を塞ぐ1対のシール板とを備
え、上記保持器を上述した本発明の玉軸受用保持器とし
ている。
【0022】
【作用】上述の様に構成される本発明の玉軸受用保持器
が、複数の玉を転動自在に保持する際の作用自体は、前
述した従来の玉軸受用保持器の場合と同様である。特
に、本発明の玉軸受用保持器の場合には、各玉の転動面
に付着したグリースが、各ポケットの両端開口部のう
ち、玉軸受用保持器の内周面側の開口からこれら各ポケ
ット内に入り込み易くなる。この結果、上記各玉の転動
面に付着したグリースが、上記玉軸受用保持器の内周面
部に留まらず、上記各ポケット内の外径寄り部分にまで
入り込む。この様に、上記各玉の転動面に付着したグリ
ースが、上記玉軸受用保持器の内周面部に留まらない
為、このグリースが各密封板の内周縁部を押して外部に
漏洩する事がなくなり、グリース量の低減による潤滑不
良の発生を防止できる。
【0023】同時に、グリースがポケットの内面と玉の
転動面との間の隙間に取り込まれ易くなる為、滑り接触
部分の潤滑状態が良好になる。即ち、各ポケットの開口
周縁部のうち、上記玉軸受用保持器の内周面側の開口か
らポケット内部にグリースが流入するのが妨げられず、
上記グリースがポケット内部に流入し易くなる。この
為、保持器音と呼ばれる振動・騒音が発生しにくくな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜4は、請求項1に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例
は、本発明を前述の図27に示した冠型保持器に適用し
たものである。尚、本発明の特徴は、複数のポケット8
b、8bの形状を工夫する事により、保持器7bの内周
面の一部でこのポケット8bの内径側開口周縁部に、前
述の図30〜31に示す様にグリース20が付着するの
を防止する点にある。上記保持器7bの全体形状等、上
記各ポケット8b、8bの形状以外の点に就いては、前
述の図27、30、31に示した従来構造等と同様であ
るから、重複する図示並びに説明は省略若しくは簡略に
し、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0025】本発明の玉軸受用保持器である上記保持器
7bは、円環状の主部13とこの主部13の軸方向片側
面に形成した複数の弾性片14、14とにより構成する
上記各ポケット8b、8bの内周面のうち、これら各ポ
ケット8b、8b内に保持される複数個の玉6のピッチ
円Pよりも中心寄りに存在する内径側部分21の形状
を、部分円筒面としている。即ち、この内径側部分21
を、上記各ポケット8b、8bを構成する1対ずつの弾
性片14、14の先端同士の不連続部を除き、上記玉6
の直径よりも少しだけ大きな内径と単一の中心軸とを有
する、円筒面としている。尚、図示の例では、上記各ポ
ケット8b、8bの内周面を、上記ピッチ円Pよりも少
しだけ外径寄り部分まで、上記内径側部分21から連続
する部分円筒面としている。従って、上記各ポケット8
b、8b内に玉6を保持した状態で、上記ピッチ円Pよ
りも中心寄りの内径側部分21に於いて、この玉6の転
動面とこれら各ポケット8b、8bの内周面との間隔
は、上記保持器7bの内径側開口まで漸次広がる。
【0026】これに対して、上記各ポケット8b、8b
の内周面で上記ピッチ円Pよりも外径側に存在する、外
径側端部22は、上記ピッチ円P上に存在する玉6の中
心をその中心とし、この玉6の直径よりも少しだけ大き
な内径を有する球状凹面としている。そして、上記外径
側端部22の先端縁で、上記各ポケット8b、8bのラ
ジアル方向両端開口部のうち、上記保持器7bの外径側
の開口の最大内接円の直径を、上各玉6の直径よりも小
さくしている。
【0027】上述の様な保持器7bは、前述の図30〜
31に示した従来の冠型の保持器7aの場合と同様に、
内輪3の外周面と外輪5の内周面との間に組み付け、上
記各ポケット8b、8b内に、それぞれが内輪軌道2と
外輪軌道4との間に玉6を転動自在に保持する。この様
に上記各ポケット8b、8b内にそれぞれ玉6を保持し
た状態では、これら各玉6の転動面と、これら各ポケッ
ト8b、8bの内周面の一部で上記外径側端部22と
が、当接若しくは近接対向する。この結果、上記保持器
7bの直径方向に関する位置決めを上記各玉6の転動面
との係合により図る、所謂転動体案内の状態となる。言
い換えれば、上記保持器7bの内周面は上記内輪3の外
周面と離隔し、同じく外周面は上記外輪5の内周面と離
隔する。
【0028】又、上記保持器7bを図30〜31に示す
様な玉軸受に組み込み、上記内輪3の外周面と外輪5の
内周面との間に注入した所定量のグリースを、1対の密
封版17、17により封入した状態で上記玉軸受を運転
した場合、これら各密封版17、17から上記グリース
が漏れ出す事を抑える事ができる。即ち、上記玉軸受の
運転時には、上記各玉6の表面に付着したグリースが、
これら各玉6の転動に伴って上記保持器7bの内径側に
送られる。上記各ポケット8b、8bの両端開口部のう
ち、この保持器7bの内周面側の開口周縁部と上記各玉
6の転動面との間には十分な隙間が存在するので、上記
保持器7bの内周面側から上記各ポケット8b、8b内
へはグリースが進入し易い。この結果、上記各玉6の転
動面に付着したグリースが、上記保持器7bの内周面部
に留まらず、上記各ポケット8b、8b内の外径寄り部
分にまで入り込む。
【0029】この様に、上記各玉6の転動面に付着した
グリースが、上記保持器7bの内周面部に留まらない
為、このグリースが各密封板17、17(図31)の内
周縁部を押して外部に漏洩する事がなくなり、グリース
量の低減による潤滑不良の発生を防止できる。同時に、
グリースが上記ポケット8b、8bの内面と上記玉6の
転動面との間の隙間に取り込まれ易くなる為、滑り接触
部分の潤滑状態が良好になる。即ち、上記各ポケット8
b、8bの開口周縁部のうち、上記保持器7bの内周面
側の開口からこれら各ポケット8b、8bの内部にグリ
ースが流入するのが妨げられず、上記グリースがこれら
各ポケット8b、8bの内部に流入し易くなる。この
為、保持器音と呼ばれる振動・騒音が発生しにくくな
る。
【0030】次に、図5〜6は、請求項1に対応する、
本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合
には、各ポケット8cの内周面の形状を、保持器7cの
内周面側から外周面側まで部分円筒としている。代わり
に、本例の場合には、上記保持器7cの外周面側開口端
部で上記各ポケット8cの内周面に、それぞれ1対ずつ
の突片23、23を、それぞれ玉6の転走面部分に対向
する状態で、庇状に形成している。そして、上記対とな
る突片23、23の先端縁部分の内接円の直径である、
上記保持器7cの外径側の開口の最大内接円の直径を、
上記各玉6の直径よりも小さくしている。
【0031】この様な第2例の構造の場合も、上記保持
器7cを転動体案内として内輪3の外周面と外輪5の内
周面(図30〜31)との間に回転自在に支持できる。
又、保持器7cの内周面側の開口周縁部と上記各玉6の
転動面との間に十分な隙間を介在させて、上記保持器7
cの内径側に存在するグリースを外径側に向けて効率良
く送れる。この為、上述した第1例の場合と同様に、グ
リースの漏れを防止して十分な耐久性を確保すると共
に、振動や騒音の発生を防止できる。
【0032】次に、図7〜9は、請求項1に対応する、
本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の保持
器7dの場合には、各ポケット8d、8dの内周面で各
突片23、23の端部に隣接する部分に、上記保持器7
dの内周面から外周面にまで達する凹溝24、24を形
成している。この様な凹溝24、24を設ける事によ
り、上記保持器7dの内径側に達したグリースを外径側
に向け、より円滑に送る事ができて、グリースの漏れ防
止をより確実に図れる。その他の構成及び作用は、上述
した第2例の場合と同様である。
【0033】次に、図10〜13は、請求項1、3に対
応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本
例の場合には、保持器7eの内周面を傾斜させる事によ
り、この内周面に付着したグリースを外径側に向けより
効率良く排出できる様にしている。即ち、上記保持器7
eの内周面を、弾性片14、14の先端側程直径が大き
くなる方向に傾斜した円すい状凹面としている。この
為、上記保持器7eの内周面に付着したグリースは、こ
の保持器7eの回転に伴って生じる遠心力によって、上
記各弾性片14、14の先端側に送られ、これら各弾性
片14、14同士の間の隙間を通って、上記保持器7e
の外径側に送られる。その他の構成及び作用は、上述し
た第2例の場合と同様である。
【0034】次に、図14は、請求項1に対応する、本
発明の実施の形態の第5例を示している。本例の保持器
7fの場合には、各ポケット8eの外径側端部から中間
部に亙る部分を、単一中心を有する球状凹面部25と
し、内径側端部を円筒面部26としている。この様な本
例の保持器7fの場合も、前述した第1例の場合と同様
に、グリースの漏れを防止して十分な耐久性を確保する
と共に、振動や騒音の発生を防止できる。
【0035】次に、図15は、請求項1に対応する、本
発明の実施の形態の第6例を示している。本例の保持器
7gの場合には、各ポケット8fの内周面を、この保持
器7gの外径側程直径が小さくなる方向に傾斜した、円
すい凹面としている。この様な本例の保持器7gの場合
も、前述した第1例の場合と同様に、グリースの漏れを
防止して十分な耐久性を確保すると共に、振動や騒音の
発生を防止できる。
【0036】次に、図16は、請求項1に対応する、本
発明の実施の形態の第7例を示している。本例の保持器
7hの場合には、各ポケット8gの内周面を、曲率半径
が互いに異なる複数の曲面を滑らかに連続させて成る、
釣り鐘状の凹曲面としている。この様な本例の保持器7
hの場合も、前述した第1例の場合と同様に、グリース
の漏れを防止して十分な耐久性を確保すると共に、振動
や騒音の発生を防止できる。
【0037】次に、図17〜19は、請求項2に対応す
る、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の
保持器7iの場合には、各ポケット8hの内周面は、こ
れら各ポケット8hに転動自在に保持すべき各玉6の転
動面の曲率半径よりも少しだけ大きな曲率半径を有する
球状凹面としている。そして、上記各ポケット8hの内
周面の直径方向反対側2個所位置で、これら各ポケット
8h内に保持した玉6の転走面と対向する部分に、上記
保持器7iの内周面にまで達する凹溝27、27を形成
している。
【0038】この様な本例の場合、上記保持器7iの内
径側に達し、上記各玉6の転動面に付着したグリース
は、上記各凹溝27、27を通じて上記各ポケット8h
内に取り込まれる。上記各玉6の転動面に付着するグリ
ースのうちの大部分は、この転動面のうちの転走面に付
着するので、上記各凹溝27、27を通じての上記各ポ
ケット8h内へのグリースの取り込みは、前述した第1
例の場合と同様に、効率良く行なわれる。その他の構成
及び作用は、前述した第1例の場合と同様である。
【0039】次に、図20〜22は、請求項2に対応す
る、本発明の実施の形態の第9例を示している。本例の
保持器7jの場合には、各ポケット8iの内周面の直径
方向反対側2個所位置で、これら各ポケット8i内に保
持した玉6の転走面と対向する部分に、上記保持器7j
の内周面にまで達する凹溝27a、27aを、各部毎に
2本ずつ、合計4本形成している。凹溝27a、27a
の数を増やした以外の構成及び作用は、上述した第8例
の場合と同様である。尚、各部毎に凹溝27a、27a
を3本ずつ以上形成しても良い。
【0040】次に、図23〜25は、請求項2に対応す
る、本発明の実施の形態の第10例を示している。本例
の保持器7kの場合には、各ポケット8jの内周面の直
径方向反対側2個所位置で、これら各ポケット8j内に
保持した玉6の転走面と対向する部分に、上記保持器7
kの内周面から外周面にまでにまで達する凹溝27b、
27bを形成している。この様に、これら各凹溝27
b、27bを外周面に達する位置にまで形成した事に伴
い、玉6の転走面に付着したグリースを、より効率良く
保持器7kの外径側に移動させる事ができる様になる。
その他の構成及び作用は、上述した第8例の場合と同様
である。
【0041】
【発明の効果】本発明の玉軸受用保持器及び玉軸受は、
以上に述べた通り構成され作用する為、グリースが保持
器の内径側に留まって密封板を押し広げ、外部に漏洩す
る事を十分に防止して、長期間に亙り良好な潤滑性を確
保し、耐久性の確保を図れる。又、玉の転動面と保持器
のポケットの内周面との滑り接触部分の潤滑状態が良好
になる。この結果、本発明の玉軸受用保持器を用いて構
成した玉軸受は、保持器音の発生が抑制され、低振動、
低騒音の玉軸受を得られる。更に、本発明の玉軸受用保
持器の場合、玉の転動面と保持器のポケットの内周面と
の滑り接触部分の摩擦が低減する為、保持器の耐摩耗性
の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、図27の
A−A断面に相当する図。
【図2】図1のB部拡大図。
【図3】図2の上方から見た図。
【図4】図3のC−C断面図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【図6】図5の上方から見た図。
【図7】本発明の実施の形態の第3例を示す、図27の
A−A断面に相当する図。
【図8】図7のD部拡大図。
【図9】図8の上方から見た図。
【図10】本発明の実施の形態の第4例を示す、図27
のA−A断面に相当する図。
【図11】図10のE部拡大図。
【図12】図11の上方から見た図。
【図13】図12のF−F断面図。
【図14】本発明の実施の形態の第5例を示す、図2と
同様の図。
【図15】同第6例を示す、図2と同様の図。
【図16】同第7例を示す、図2と同様の図。
【図17】同第8例を示す部分断面図。
【図18】図17の上方から見た図。
【図19】同じく下方から見た図。
【図20】本発明の実施の形態の第9例を示す部分断面
図。
【図21】図20の上方から見た図。
【図22】同じく下方から見た図。
【図23】本発明の実施の形態の第10例を示す部分断
面図。
【図24】図23の上方から見た図。
【図25】同じく下方から見た図。
【図26】従来から知られている玉軸受の1例を示す部
分切断斜視図。
【図27】従来から知られている保持器の別例を示す斜
視図。
【図28】図26に示した保持器に玉を保持した状態を
示す拡大断面図。
【図29】図27に示した保持器に玉を保持した状態を
示す拡大断面図。
【図30】使用時に保持器の一部にグリースが付着する
状態を示す部分正面図。
【図31】図30のG−G断面図。
【符号の説明】
1 玉軸受 2 内輪軌道 3 内輪 4 外輪軌道 5 外輪 6 玉 7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7
h、7i、7j、7k保持器 8、8a、8b、8c、8d、8e、8f、8g、8
h、8i、8j ポケット 9 素子 10 凹部 11 リベット 12 保持凹面 13 主部 14 弾性片 15 凹面部 16 空間 17 密封板 18 開口周縁部 19 隙間 20 グリース 21 内径側部分 22 外径側端部 23 突片 24 凹溝 25 球状凹面部 26 円筒面部 27、27a、27b 凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の玉を転動自在に保持すべく、全体
    を円環状に形成され、円周方向複数個所にポケットが設
    けられている玉軸受用保持器に於いて、これら各ポケッ
    トの内周面のうち、これら各ポケット内に保持される複
    数個の玉のピッチ円よりも内径側部分の形状が、これら
    各玉の直径よりも大きな内径を有し、且つ、上記玉軸受
    用保持器の内径側開口までこれら各玉の転動面との間隔
    が漸次広がる形状を有するものであり、上記各ポケット
    のラジアル方向両端開口部のうち、上記玉軸受用保持器
    の外径側の開口の最大内接円の直径が、上記各玉の直径
    よりも小さい事を特徴とする玉軸受用保持器。
  2. 【請求項2】 複数の玉を転動自在に保持すべく、全体
    を円環状に形成され、円周方向複数個所にポケットが設
    けられている玉軸受用保持器に於いて、これら各ポケッ
    トの内周面は上記各玉の転動面の曲率半径よりも少しだ
    け大きな曲率半径を有する球状凹面であり、上記各ポケ
    ットの内周面の一部でこれら各ポケット内に保持した玉
    の転走面と対向する部分に、少なくとも上記玉軸受用保
    持器の内周面にまで達する凹溝を有する事を特徴とする
    玉軸受用保持器。
  3. 【請求項3】 玉軸受用保持器が、円環状の主部の軸方
    向片面に複数の弾性片を設けると共に、円周方向に隣り
    合う1対ずつの弾性片同士の間をポケットとした冠型保
    持器であり、内周面が、これら弾性片の先端部側の直径
    が大きく、上記主部の軸方向他面側の直径が小さい方向
    に傾斜した部分円すい状凹面である、請求項1〜2の何
    れかに記載した玉軸受用保持器。
  4. 【請求項4】 外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周
    面に外輪軌道を有する外輪と、これら内輪軌道と外輪軌
    道との間に転動自在に設けられた複数個の玉と、これら
    複数個の玉を円周方向に互いに間隔をあけた状態で転動
    自在に保持する保持器と、それぞれの外周縁部を上記外
    輪の内周面両端部に係止すると共に、それぞれの内周縁
    部を上記内輪の外周面両端部に摺接若しくは近接対向さ
    せた状態で上記内輪の外周面と上記外輪の内周面との間
    で上記各玉を設けた空間の軸方向両端開口部を塞ぐ1対
    の密封板とを備えた玉軸受に於いて、この保持器が請求
    項1〜3の何れかに記載した玉軸受用保持器である事を
    特徴とする玉軸受。
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