JPH10237101A - 溶解速度に優れたカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体及び養魚飼料用粘結剤 - Google Patents
溶解速度に優れたカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体及び養魚飼料用粘結剤Info
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- JPH10237101A JPH10237101A JP33890597A JP33890597A JPH10237101A JP H10237101 A JPH10237101 A JP H10237101A JP 33890597 A JP33890597 A JP 33890597A JP 33890597 A JP33890597 A JP 33890597A JP H10237101 A JPH10237101 A JP H10237101A
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Abstract
塩と比べて、溶解速度が優れたものを得る。 【解決手段】 比表面積が1.1〜30m2/gで、粒度分
布計より求められるメジアン粒径が30〜150μmで
あるカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体。水へ
の溶解速度が優れており、吸水性も優れている。このた
め、養魚飼料製造用の粘結剤として適用した場合、混練
時間を短縮することができる。
Description
ルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体に関し、さら
に詳しくは、粉体の比表面積が1.1〜30m2/gである
新規なカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体に関
する。また、本発明は、前記カルボキシメチルセルロー
スアルカリ塩粉体を含有する養魚飼料用粘結剤に関す
る。
如く、カルボキシメチルセルロースアルカリ塩は古くよ
り工業的に製造され、増粘性、分散性、接着性、乳化安
定性などの特徴をもつため、養魚飼料用粘結剤など幅広
い分野の用途に使われている。
カリ塩は水に溶解して使用される。しかし、カルボキシ
メチルセルロースアルカリ塩を粉体のまま水中に投入す
ると粒子同士が粘着集合して塊状(ママコ)になり、カ
ルボキシメチルセルロースアルカリ塩が完全に溶解する
のに時間がかかっていた。そのため、ママコ防止の観点
から、粒子表面の膨潤を遅らせる方法や、粉体を顆粒状
にするなどのカルボキシメチルセルロースアルカリ塩の
溶解速度の改善策が提案されている。
子表面に疎水性物質をコーティングする方法や、表面を
わずかに難溶化させる方法などが知られている。しか
し、これらの方法は製品の品質に影響を与えるため、使
用上の制約がある。粉体を顆粒状にする方法は品質その
ものに影響を与えないため、ママコ防止法として多く用
いられているが、造粒装置が別途必要となり、経済性の
面から好ましくない。
ともに、他の要素の改善についても求められる場合があ
る。例えば、養魚飼料は、魚粉、油粕、穀類、栄養剤な
どを配合した粉体飼料に粘結剤を添加し、さらに生餌破
砕物、魚油、水などを添加したものを混練したのちペレ
ットに成形して得られるが、このとき、粘結剤は原料の
水分を吸収することにより粘結機能を発揮する。この場
合の吸水機能が高いと、短い混練時間で、実用上充分な
固さの養魚飼料ペレットを得ることができる。よって、
養魚飼料用粘結剤には、その使用形態から水に溶解する
性質とともに水を吸収する性質が優れていることが要求
される。
チルセルロースアルカリ塩粉体を提供することを目的と
する。また、本発明は、前記カルボキシメチルセルロー
スアルカリ塩粉体を含む、養魚飼料の成形性に優れた養
魚飼料用粘結剤を提供することを他の目的とする。
シメチルセルロースアルカリ塩粉体について粒子そのも
のの溶解速度を改善すべく、カルボキシメチルセルロー
スアルカリ塩の粉体性状と溶解速度との相関を調べた。
その結果、カルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体
の通常の比表面積(0.1〜1.0m2/g)より大きい比
表面積のカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体
が、そのものの溶解速度に優れ、さらに吸水性に優れる
ことを見出し、本発明に到達した。
m2/gであることを特徴とするカルボキシメチルセルロー
スアルカリ塩粉体を提供する。
〜30m2/gであるカルボキシメチルセルロースアルカリ
塩粉体を含有することを特徴とする養魚飼料用粘結剤を
提供する。
法により測定されたものである。BET法は液体窒素温
度で粉体などの固体表面に窒素ガスを吸着させて表面積
を求める方法で、吸着が平衡に達したときの窒素ガスの
吸着量よりBET式を用いて表面積を算出する。求めた
表面積を試料1gあたりの表面積に換算し比表面積とし
た。
ースアルカリ塩(以下、「CMC」と略す)粉体は、水
に対する溶解性を高め、吸水性を高めるため、比表面積
が1.1〜30m2/gであり、好ましくは1.5〜20m2
/gである。
定することができるが、本発明においては、微粉砕化し
た場合の粉立ち等を防止して取り扱いの容易さを確保
し、溶解性及び吸水性を高めるため、粒度分布計より求
められるメジアン粒径が、好ましくは30〜150μm
であり、特に好ましくは70〜150μmである。な
お、粒径の測定は、レーザー回折式粒度分布測定装置を
用いてCMC粉体をヘキサンに分散させた状態で行い、
得られた粒度分布より求められるメジアン粒径を、粒度
分布計により求められるCMC粉体の粒径とした。した
がって、実際の粒子の長さ(繊維長)とは等しくない
が、この方法で求められる粉体の粒径の大小は繊維長の
大小に相当する。
確保するため、ブルックフィールド粘度計で測定した1
%水溶液の粘度が、60rpmで好ましくは3000cP
以上であり、特に好ましくは4000〜13000cP
である。また、CMC粉体は、溶解性を高めるため、置
換度(セルロース水酸基のカルボキシメチル基による置
換度)が好ましくは0.4〜3.0であり、特に好まし
くは0.6〜2.0である。
を挙げて説明する。セルロース(パルプ繊維)に、反応
溶媒中で水酸化ナトリウムを作用させてアルカリセルロ
ースを得る(アルセル化)。次に、これにモノクロル酢
酸を反応させてセルロースの水酸基にカルボキシメチル
基を導入する(カルボキシメチル化)。その後、反応溶
媒除去や塩分除去などの精製を行った後、精製したCM
Cの繊維を乾燥し、粉砕して、CMC粉体を得る。粉砕
後のCMC粉体は、長さ30〜500μm、太さ10〜
50μmの繊維状の粒子より構成される。
面状態(凹凸、ひび割れ、孔など)によって決まる。と
ころが、一般的にアルセル化はセルロースに水酸化ナト
リウム水溶液を加えて行われるため、カルボキシメチル
化終了後のCMCは反応溶媒中にいくらかの水を含んで
いる。このため、反応溶媒中の水がCMCと共存すると
精製及び粉体化の工程でCMC繊維の表面を溶かし、表
面積が低下することが考えられる。そこで、比表面積を
大きくするためには、カルボキシメチル化終了後のCM
C繊維中の水分をできるだけ取り除くようにし、CMC
繊維が表面積の大きい状態をできるだけ保つようにする
ことが必要である。
キシメチル化終了後の段階で、例えば、反応溶媒やCM
C繊維に水と混合可能な有機溶媒を加えることにより、
反応溶媒中の水を共沸して除去したり、乾燥によりCM
C繊維中の水分を除去し、表面積の大きい状態で固めた
りする方法を適用することもできる。この場合に使用す
る水と混合可能な有機溶媒としては、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコー
ル類や、アセトンなどのケトン類、テトラヒドロフラン
等のエーテル類や、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロ
ピルなどのエステル類などがある。このうち、水と共沸
しやすい有機溶媒としてエタノール、イソプロパノー
ル、アセトンなどがある。これらの有機溶媒は、CMC
粉体の比表面積を増加させるため、水分含有量をできる
だけ低下させることが好ましい。
分除去などの2以上の処理方法を適宜組み合わせること
により、比表面積増加の効果を、より大きくすることが
できる。例えば、洗浄工程で塩分を除いたCMC繊維を
100%イソプロパノールで仕上げ洗浄する方法(CM
C粉体の比表面積が約1.1〜5.0m2/gのものが得ら
れる);カルボキシメチル化終了後、反応溶媒にイソプ
ロパノールを加えて加熱して水を共沸除去したのち、回
収したCMC繊維を100%メタノールに含浸し、洗浄
工程で塩分を除いたのち100%イソプロパノールで仕
上げ洗浄する方法(CMC粉末の比表面積が約10.0
m2/g以上のものが得られる)などの組み合わせを挙げる
ことができる。
善機構については明らかではないが、比表面積が大きい
ことで水の浸透速度が速くなり、かつ粒子内部まで水が
到達しやすくなるためと考えられる。
ず、CMC粉体を水を主とする溶媒に溶解して用いる用
途だけでなく、例えば養魚用飼料ペレットのように、他
の粉体と混合した状態でCMC粉体が水分を吸収して粘
結機能を発現するような用途、即ち養魚飼料用粘結剤と
しても適用することができる。
て、さらに他の水溶性高分子を配合することができる。
この水溶性高分子としては、アルギン酸ナトリウム、グ
アーガム、カゼインソーダ、デンプン、キサンタンガ
ム、カラギーナン、海藻粉末などの天然物由来のもの、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースなどの水溶性セルロースエス
テル類、ポリアクリル酸ナトリウムなどの食品添加物と
して認可されている合成水溶性高分子から選ばれる1種
又は2種以上を挙げることができる。CMC粉体と水溶
性高分子の配合割合は特に限定されるものではないが、
CMC粉末と水溶性高分子とを、重量比で99:1〜5
0:50で配合することが好ましい。
製造時において、魚粉、油粕、穀類、栄養剤などを配合
した粉体飼料に添加し、混練することができ、さらにそ
の後に添加する生餌破砕物、魚油、水などに添加し、混
練することもできる。養魚飼料中への養魚飼料用粘結剤
の添加量は、好ましくは0.5〜10重量%であり、特
に好ましくは1〜5重量%である。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
トリウム水溶液/イソプロパノール混合溶媒を使用)の
CMC繊維(以下、「反応終了綿」という)と、次の工
程として反応溶媒にイソプロパノールを加えて加熱し、
水を共沸除去する処理を行ったCMC繊維(以下、「蒸
発終了綿」という)をプラントから回収し、その後、ラ
ボスケールでの処理条件を変えて、下記のA又はBの反
応溶媒の除去処理及びC又はDの塩分の除去処理による
比表面積の増加処理をした。その後、乾燥し、粉砕して
CMC粉体を得た。得られたCMC粉体の比表面積を表
1に示す。なお、比表面積の測定は、次の装置及び条件
で行った。 ・装置:自動表面積測定装置(AMS-8000 、(株)大
倉理研製) ・吸着前の排気脱ガス処理条件:50℃、60分。
るため、回収した反応終了綿又は蒸発終了綿を、下記の
A又はBの条件でメタノール溶媒中に含浸した(60分
間)。 A:80%メタノール(メタノール/水重量比=80/
20)に含浸 B:100%メタノールに含浸 (塩分の除去処理)塩分を除去するため、反応溶媒の除
去処理をした反応終了綿又は蒸発終了綿300gに、溶
媒を2リットル加えて攪拌し洗浄を行った。1回の洗浄
時間は30分とし、1回ごとに脱液してから次の洗浄を
行った。このときの洗浄条件は次のC及びDで行った。 C:80%メタノールで2回洗浄 D:80%メタノールで2回洗浄、その後100%イソ
プロパノールで1回洗浄
3は、80%メタノールで洗浄後、100%イソプロパ
ノールで洗浄する(洗浄条件D)ことにより、比表面積
が1.2m2/g、2.1m2/gのCMC粉体を得ることがで
きた。さらに、実施例2、4は、蒸発終了綿を100%
メタノールに含浸した(含浸条件B)したものを、80
%メタノールで洗浄後100イソプロパノールで洗浄す
る(洗浄条件D)ことにより、比表面積が1.4m2/g、
10.5m2/gのCMC粉体を得ることができた。
蒸発終了綿を100%メタノールに含浸した湿綿300
gを、80%メタノール2リットル中で30分間の攪拌
洗浄を2回行った。この洗浄後の湿綿をさらに100%
イソプロパノールで30分間攪拌洗浄した後、乾燥及び
粉砕を行ったところ、比表面積が10.5m2/gのCMC
粉体が得られた(実施例5)。一方、洗浄後の湿綿をそ
のまま乾燥および粉砕したところ、比表面積が0.9m2
/gのCMC粉体が得られた(比較例5)。得られたCM
C粉体の粒径を、レーザー回折式粒度分布測定装置(L
A-500、(株)堀場製作所製)を用い、さらに分散溶媒
としてヘキサンを用いて測定した。結果を表2に示す。
蒸発終了綿を80%メタノールに含浸した湿綿300g
を、80%メタノール2リットル中で30分間の攪拌洗
浄を2回行った。この洗浄後の湿綿をさらに100%イ
ソプロパノールで30分間攪拌洗浄した後、乾燥、粉砕
を行ったところ、比表面積が2.1m2/gのCMC粉体が
得られた(実施例6)。一方、洗浄後の湿綿をそのまま
乾燥および粉砕したところ、比表面積が0.3m2/gのC
MC粉体が得られた(比較例6)。得られたCMC粉末
の粒径を実施例5と同様にして測定した。結果を表2に
示す。
蒸発終了綿を100%メタノールに含浸した湿綿300
gを、80%メタノール2リットル中で30分間の攪拌
洗浄を2回行った。この洗浄後の湿綿をさらに100%
イソプロパノールで30分間攪拌洗浄した後、乾燥、粉
砕を行ったところ、比表面積が12.0m2/gのCMC粉
体が得られた。一方、洗浄後の湿綿をそのまま乾燥およ
び粉砕したところ、比表面積が0.4m2/gのCMC粉体
が得られた。
2.0m2/gのCMC粉体についてふるい分けを行い、粉
体を粒径によって2つに分けた。得られたCMC粉体の
粒径をレーザー回折式粒度分布測定装置を用いて測定し
たところ、比表面積が12.0m2/gのCMC粉体につい
て粒径が35.0及び75.0μmの2種類の粉体(実
施例7、8)が、また、比表面積が0.4m2/gのCMC
粉体について33.0及び77.0μmの2種類の粉体
(比較例7、8)が得られた。なお、比表面積の測定は
実施例1と同様にして行い、粒径の測定は実施例5と同
様にして行った。結果を表2に示す。
水への溶解速度を調べた。粒子そのものの溶解速度の測
定方法には決まった方法はないが、ここでは次のように
して測定を行った。12×5cmのポリスチレンシートに
両面テープを貼ったものを用意した。その上に、CMC
粉体0.15gをふるいで落とし、両面テープ上に粒子
が分散した状態で粘着固定させた。容積300mlのビー
カーに入れたイオン交換水300mlの中に、CMC粉体
を固定したシートを浸すと同時に、マグネティックスタ
ーラーで200rpmで攪拌を開始した。各溶解時間ごと
に溶液を2mlずつサンプリングして示差屈折率を測定
し、前もって測定した検量線よりCMC濃度を求めて濃
度変化の追跡を行った。溶液の濃度変化を溶解時間に対
してプロットし、濃度増加が止まった時間を溶解完了時
間とした。結果を表2に示す。
1.1m2/g以上である実施例5のCMCについて、比較
例5より溶解完了時間が短くなっているので、本発明に
よる溶解速度の向上の効果は明らかである。
ムを混合し(重量比で2:1)し、養魚飼料用粘結剤を
得た。これらの養魚飼料用粘結剤を用い、モイスペレッ
トを製造した。まず、下記組成の配合飼料を製造した。 (配合飼料の組成) 魚粉 65重量部 大豆粕 5重量部 小麦末粉 17重量部 養魚飼料用粘結剤 3重量部 次に、冷凍マイワシをチョッパーにて破砕した生餌15
0重量部を配合飼料100重量部と混練した。混練時間
が10分、20分及び30分の混練物について造粒成形
を行い、モイストペレットの固さが養魚用飼料として実
用上好ましい固さになるまでの混練時間により、養魚飼
料用粘結剤としての成形性を評価した。結果を表3に示
す。なお、ペレットの固さの評価基準は次のとおりであ
る。 ◎:運搬時や実用時において、型崩れがまったくない ○:運搬時や実用時において、やや型崩れがある △:運搬時や実用時において、型崩れが大きい ×:成形不能
12は20分で混練が完了するのに対し、比較例9〜1
2は20分では混練は不完全で、完全に混練されるのに
30分かかった。この結果から、CMC粉体の比表面積
を大きくすることで溶解速度及び吸水性が向上され、生
餌の水分を吸収することで粘結剤としての機能が発揮さ
れ、混練時間が短縮できることが確認された。
は溶解速度に優れているので、CMCの溶解工程の短縮
・省力化や、粉体中における粘結機能発揮までの時間の
短縮に役立ち、CMCを使用した製品の生産性向上につ
ながる。また、このCMC粉体を含有する養魚飼料用粘
結剤をモイスペレットなどの養魚飼料の製造に使用する
ことにより、飼料製造時間を大幅に短縮することができ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 比表面積が1.1〜30m2/gであること
を特徴とするカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉
体。 - 【請求項2】 粒度分布計より求められるメジアン粒径
が30〜150μmである請求項1記載のカルボキシメ
チルセルロースアルカリ塩粉体。 - 【請求項3】 粒度分布計より求められるメジアン粒径
が70〜150μmである請求項1記載のカルボキシメ
チルセルロースアルカリ塩粉体。 - 【請求項4】 ブルックフィールド粘度計で測定した1
%水溶液の粘度が60rpmで3000cP以上、かつ置
換度が0.4〜3.0である請求項1、2又は3記載の
カルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1記載のカルボ
キシメチルセルロースアルカリ塩粉体を含有することを
特徴とする養魚飼料用粘結剤。
Priority Applications (1)
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JP33890597A JP4190043B2 (ja) | 1996-12-26 | 1997-12-09 | 溶解速度に優れたカルボキシメチルセルロースアルカリ塩粉体及び養魚飼料用粘結剤 |
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-
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- 1997-12-09 JP JP33890597A patent/JP4190043B2/ja not_active Expired - Fee Related
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