JP2974123B2 - カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩の造粒方法およびそれにより得られた粒状カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩 - Google Patents

カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩の造粒方法およびそれにより得られた粒状カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコール溶媒と
水を含有したカルボキシメチルセルロースエーテルアル
カリ塩(以下「CMC」と称す)を用いた造粒方法と、
この造粒方法により得られた造粒品である粒状CMCに
関するものであって、CMCの粉体管理上発生する発塵
の防止および作業環境の向上とともに、移送時での搬
出,搬入の自動化や装置および容器への付着を防止する
目的と、水への溶解性を改良し速溶性に優れ、各種分野
でのハンドリング性の向上を図ることができる粒状CM
Cと、CMCの造粒方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種用途に用いられるCMC
は、パルプ等を原料とし、アルセル化反応の後、エーテ
ル化反応を行い、ついで、酢酸等で中和し、脱液濾過し
て粗製CMCを作製する。その後、この粗製CMCに、
含水率が30重量%(以下「%」と略す)以下のメタノ
ール水溶液を加えて脱塩精製を行う。つぎに、濾過分離
して得られた精製CMCを熱風乾燥して粉砕することに
より製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記工
程により得られるCMCは、下記に示す問題を有してい
る。
【0004】得られたCMCの粒径が不均一であり、
かつ微粉(粒径75μm以下)で繊維状のものが多く含
有されているため、粉立ちが多く作業性に問題がある。 上記微粉のCMCを使用する際に、粉塵が発生し、作
業環境に悪影響をおよぼす。 得られたCMCの粒径が不均一、かつ、繊維状の微粉
が多いため、水に対する溶解において、継粉が生成し、
しかも溶解性が悪く溶解に長時間を要する。 CMCが微粉であるため、吸湿し易く、積圧で固化し
ハンドリング性が悪化する。
【0005】上記のような問題を有するために、流動性
が良好で、かつコンパクト化されたCMCの造粒化が検
討されている。例えば、CMCの造粒方法として、CM
Cの製造工程において、CMCの反応後、この反応に用
いた溶媒を分離して、いわゆるパサパサしたウエット状
の粗製CMCを作製する。そして、この粗製CMCに、
攪拌混合下でCMCに対して1〜2倍量の水を噴霧して
繊維状のCMCを一部溶かし込み固めて(角質化)造粒
化したCMCを作製する。続いて、脱水目的で、多量の
メタノールに上記造粒化したCMCを浸漬して、このメ
タノールを分離し脱水した後、乾燥して造粒品となる粒
状CMCを得るというCMCの造粒方法があげられる
(米国特許第2715124号)。しかしながら、上記
造粒方法では、上記のように水の噴霧によるCMCは、
その一部がゲル状に溶解してCMC同士の密着により結
着が進み、粒形状態としてこんぺい糖状に固化した造粒
品が得られる。このため、この造粒品はその表面が凹凸
形状であって、均一な造粒品が得られず、粗粒であっ
て、その結果、流動性が悪くなるという問題を有してい
る。また、上記造粒方法は、製品CMCの収率が悪くコ
スト高であるという問題がある。
【0006】一方、本願出願人は、先に、CMCの溶剤
−水含有スラリーを、回転円盤上に流下させて霧化させ
ることにより、噴霧乾燥して造粒化する方法を提案して
いる(特願平6−215058号)。しかし、この方法
によって得られるCMC造粒品は、かさ密度が小さく
(0.4g/ml未満)、CMCの流動性とコンパクト
化という点で好ましいものではないことがわかった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、得られる乾燥粉末の粒径分布が均一で、かつ微
粉の生成が抑制されて水に対する速溶性に優れ、しかも
かさ密度の高いハンドリング性に優れたCMCを得るこ
とのできるCMCの造粒方法、および、粒状CMCの提
供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、解砕原料を解砕機に掛け解砕し造粒する
方法であって、上記解砕原料として下記の固形体(A)
を用いるCMCの造粒方法を第1の要旨とする。 (A)CMCと、水と、炭素数2〜4のアルコール溶媒
からなる固形体であって、上記CMCの含有量が固形体
全体の15〜40%、水含有量が固形体全体の40〜6
0%に設定され、残部が炭素数2〜4のアルコール溶媒
である固形体。
【0009】また、上記CMCの造粒方法によって得ら
れた粒状CMCを第2の要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、解砕原料として、CM
Cと水と炭素数2〜4のアルコール溶媒とが特定の割合
で含有された固形体を用いて、解砕機により解砕するこ
とにより所望の造粒品である粒状CMCを造粒する方法
である。この方法により得られる粒状CMCは、高品質
なもので、その粒径は均一であり、かつ粒径75μm以
下の微粉の生成が抑制されたものである。このため、こ
の粒状CMCを水に溶解する際、従来からみられる継粉
の生成から塊が形成される現象が生起せず、水に速やか
に溶解する。この結果、粒状CMC使用時の溶解時間の
大幅な短縮が可能となる。さらに、粉立ちが少なく、流
動性が良好であるため、ハンドリング性が向上する。ま
た、粒状CMC使用時の微粉による粉塵の発生が著しく
減少して作業環境に悪影響をおよぼす等の問題が生じる
こともない。しかも、得られた粒状CMCのかさ密度は
従来のように低密度ではなく、0.5g/ml以上と高
く、コンパクト化が図られて、積圧によるケーキングが
無く、外観および物性上の品質という点から特に優れた
CMC造粒品が得られる。
【0011】そして、本発明において、解砕原料を構成
する一成分である炭素数2〜4のアルコール溶媒として
は、イソプロピルアルコール(以下「IPA」と称す)
が低コスト化とともにCMCの溶解性という点から特に
好ましい。そして、上記解砕原料を構成する一成分のC
MCとしては、エーテル置換度(DS)が0.4〜1.
6のものが、解砕が容易であり本発明の解砕機による解
砕対象として特に好ましい。
【0012】つぎに、本発明を詳しく説明する。
【0013】本発明のCMCの造粒方法において、解砕
原料の一成分となるCMCとしては、平均のエーテル置
換度(DS)が0.4〜1.6であって、親水性の比較
的低いものから高いものに対して有効である。また、ア
ルカリ塩の種類としては、ナトリウム塩、カリウム塩、
アンモニウム塩等があげられるが、通常は、ナトリウム
塩である。さらに、このCMCは、粗製CMC、また、
この粗製CMCを用い、副生塩を除去する工程を経由し
て得られる精製CMCのいずれであってもよい。なお、
本発明により造粒化した後、脱塩精製すると精製効果が
劣ることから、精製CMCを用いることが好ましい。
【0014】本発明のCMCの造粒方法は、例えば、つ
ぎのようにして行われる。すなわち、従来公知の方法で
ある、パルプを原料に用い、アルセル化反応およびエー
テル化反応を経由して中和処理を行い、脱液濾過するこ
とによって粗製CMCを準備する。このとき、エーテル
置換度0.4〜1.6までエーテル化反応したCMCを
酢酸で中和処理してpH6.5〜8.0にした後、この
CMCを、例えば、遠心分離により脱液濾過した粗製C
MCを準備することが好ましい。
【0015】一方、水と炭素数2〜4のアルコール溶媒
を、重量比で、水/炭素数2〜4のアルコール溶媒=4
5/65〜75/25の範囲内で混合した混合溶剤(含
水アルコール溶媒)を準備する。そして、上記粗製CM
Cに対して、この混合溶剤を上記粗製CMCの重量の5
〜20倍量投入し、30〜75℃で0.5〜1時間攪拌
して脱塩処理を行う(脱塩工程)。上記混合溶剤におい
て、含水率が低過ぎる(水含有率が45%未満)と塩の
精製、すなわち、脱塩精製が困難となり、逆に、含水率
が高過ぎる(水含有率が75%を超える)と、粗製CM
Cが水に溶解して後の遠心分離ができなくなる恐れがあ
る。
【0016】そして、遠心分離機、デカンタ、スクリュ
ー式連続分液機、濾過器等により脱液してウエット状の
精製CMCを作製する。ここで作製された精製CMC
は、CMC固形分が15〜40%、水が40〜60%
で、残部が炭素数2〜4のアルコール溶媒(10〜45
%)の組成からなり、蒟蒻状のような弾力と脆さを有
し、切断し易く結着性のない固形体である。すなわち、
この解砕原料として供する固形体は、これを構成するC
MCと水と炭素数2〜4のアルコール溶媒の3成分の割
合が、重量比で、それぞれ全体の、CMCが15〜40
%、水が40〜60%、炭素数2〜4のアルコール溶媒
が10〜45%に設定されたものでなければならない。
すなわち、CMCの含有量が40%を超えると、CMC
の割合が多くなるため、上記固形体の物性が弾性体とな
り、弾力の強く働くことから解砕造粒を行うことが不可
能となる。また、CMCの含有量が15%未満では、C
MCの割合が少な過ぎて上記固形体の物性が軟らか過ぎ
て溶けだすために解砕造粒を行うことが不可能となるか
らである。
【0017】そして、上記3成分のうち、水と炭素数2
〜4のアルコール溶媒との割合は、重量比で、水/炭素
数2〜4のアルコール溶媒=50/50〜80/20の
範囲であり、通常、遠心分離等による脱液後は、水とア
ルコール溶媒の含有量はほぼ一定となる。すなわち、水
が50%未満(アルコール溶媒が50%を超える)で
は、繊維状のCMCがゲル状に溶解せず残存するため解
砕造粒後の粒径が不均一となり、微粉が含有されるた
め、製品としての価値が低下する。また、水が80%を
超える(アルコール溶剤が20%未満)と、CMCの溶
解性が高まり、解砕造粒処理後、再びCMC同士の結着
が生起して造粒化することが困難となる。そして、この
ようにしてして得られた精製CMC(固形体)は、蒟蒻
状の弾力性と脆さを有するものであって、上記物性(各
成分割合)を有し解砕造粒に供することが可能であれ
ば、粘度および温度等は特に限定するものではない。
【0018】上記炭素数2〜4のアルコール溶媒として
は、例えば、エタノール、n−プロピルアルコール、I
PA、ブチルアルコール等があげられる。なかでも、経
済的であることと、CMCの混合溶剤に対する溶解性と
いう点からIPAを用いることが好ましい。
【0019】つぎに、解砕機に、上記で得られたウエッ
ト状の精製CMC(固形体)を投入し、溶媒等を用い
ず、そのまま解砕造粒を行う。この際、解砕機内は、空
気が充填されていてもよいし、また不活性ガス(窒素ガ
ス、炭酸ガス、あるいはこれら混合ガス等)雰囲気下に
設定してもよい。
【0020】上記解砕造粒において、精製CMC(固形
体)を投入する解砕機としては、図1に示すようなミキ
サー式混合機があげられる。すなわち、この混合機内に
おいて、内部に設けられたナイフ型攪拌羽根1を回転さ
せて、精製CMC2を細かく切断することにより解砕造
粒を行う。
【0021】上記解砕造粒で用いる解砕機の駆動条件と
しては、例えば、上記ナイフ型攪拌羽根1の回転数を1
00rpm以上に設定することが好ましく、特に好まし
くは500〜3000rpmであって、この条件下1〜
10分間攪拌を行い上記精製CMC(固形体)を解砕す
る。上記回転数の設定において、回転数が高過ぎると、
解砕造粒された粒状CMCの粒径が小さくなり微粉化す
るため、極端な高回転数の設定は好ましくない。また、
上記ナイフ型攪拌羽根1の大きさは、解砕機の直径の1
/2〜4/5程度の大きさ(直径)に設定することが好
ましい。さらに、投入する精製CMC(固形体)の温度
としては、10〜50℃であれば特に限定するものでは
ないが、操作上の点から常温近傍が好ましい。そして、
精製CMC(固形体)の供給量は、解砕機全体のスケー
ル、あるいは上記ナイフ型攪拌羽根1の回転数によって
適宜に設定される。
【0022】つぎに、このようにして解砕造粒されたウ
エット状の造粒CMCに、水と炭素数2〜4のアルコー
ル溶媒の比率(重量比)が、水/炭素数2〜4のアルコ
ール溶媒=20/80〜0/100の割合に設定された
低含水の混合溶剤を、ケーキングを防止するために造粒
CMCの5〜10倍量添加し混合処理して、造粒CMC
中の水分を上記アルコール溶媒中に移行させて含有水分
を除去する(脱水工程)。そして、脱水工程を経由した
造粒CMCから、遠心分離によりアルコール溶媒を除去
して含有水分50%以下の解砕造粒物を得る。続いて、
流動乾燥機、スプレードライヤー、または減圧式乾燥機
等を用いて、40〜100℃で5〜60分間乾燥を行う
ことにより粒状CMCが得られる。
【0023】このようにして得られた粒状CMCは、全
体の80%以上の粒子が粒径149〜2000μmの範
囲内の粒度を有するものであり、粒径75μm以下の微
粉を含有しないものである。もしくは、粒径75μm以
下の微粉を含有したとしても、粉塵による悪影響および
継粉生成による溶解性の低下を招くことのない程度の極
少量の含有である。上記粒径の測定は、標準篩(JIS
Z8801)によって測定され、全体の粒度分布を確
認することができる。このような粒度分布で構成される
粒状CMCは、さらに、かさ密度が0.5g/ml以
上、特に0.5〜0.8g/mlのかさ密度の高いもの
である。この高かさ密度により、例えば、包装時のコン
パクト化が図られ、取り出し時には流動性良くはらい出
すことが可能となる。
【0024】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0025】まず、本発明の造粒に際して原料となる、
エーテル化度(DS)の異なる14種類の精製CMCを
作製した。
【0026】〔溶媒法による精製CMC(a) の作製〕原
料パルプ〔興人社製,NDSP(サルフェート法パル
プ)〕を粉砕機にかけて直径0.3mmまで粉砕して水
分5%含有のパルプを得た。続いて、IPA25重量部
と水2.5部とからなる含水IPAを充填した30リッ
トルのSUS製反応釜に、この粉砕パルプ1.0部を加
えて、20℃で約20分間、N2 ガスを通しながら攪拌
した。そして、これに40%苛性ソーダ水溶液1.0部
を5分かけて加え、30℃で60分間攪拌することによ
りアルセル化反応を行った。続いて、これに50%モノ
クロ酢酸含有IPA溶液0.98部を5分かけて添加し
た後、約30分かけて70℃まで昇温した。この70℃
の状態で、90分間のエーテル化反応を行った。反応し
た後、40℃に冷却して50%酢酸水溶液0.3部を加
えて、系中の過剰の苛性ソーダを中和した。そして、こ
れを遠心分離機で脱液濾過して、エーテル化度(DS)
0.6の粗製CMC(ナトリウム塩)を2.5部作製し
た。この粗製CMCの組成は、CMCが65%、水が1
1.4%、IPAが23.6%であった。
【0027】上記粗製CMC(DS=0.6)1部に、
水7部とIPA3部の70%含水溶媒を加え、50℃で
30分間攪拌を行い脱塩処理を行った。その後、遠心分
離機で脱液濾過してウエット状の塊状精製CMC(ナト
リウム塩)2.3部を得た。このようにして得られた精
製CMCは、CMC固形分20%、水58%、IPA2
2%の組成からなり、蒟蒻状のような弾力と脆さを有す
る固形体であった。
【0028】〔溶媒法による精製CMC(b) の作製〕上
記精製CMC(a) の作製において、粉砕パルプ1.0部
に対して、40%苛性ソーダ水溶液の添加量を1.6
部、50%モノクロ酢酸含有IPA溶液の添加量を1.
6部に変えた。それ以外は上記精製CMC(a) と同様の
操作を行い、エーテル化度0.9の粗製CMC(ナトリ
ウム塩)を3.5部作製した。この粗製CMCの組成
は、CMCが62%、水が12.5%、IPAが25.
5%であった。
【0029】上記粗製CMC1部に、水8部とIPA
5.3部の60%含水溶媒を加え、50℃で30分間攪
拌を行い脱塩処理を行った。その後、遠心分離機で脱液
濾過してウエット状の塊状精製CMC(ナトリウム塩)
1.8部を得た。このようにして得られた精製CMC
は、CMC固形分22%、水53%、IPA25%の組
成からなり、蒟蒻状の弾力と脆さを有する塊状物であっ
た。
【0030】〔溶媒法による精製CMC(c) の作製〕上
記精製CMC(a) の作製において、粉砕パルプ1.0部
に対して、40%苛性ソーダ水溶液の添加量を2.6
部、50%モノクロ酢酸含有IPA溶液の添加量を2.
7部に変えた。それ以外は上記精製CMC(a) と同様の
操作を行い、エーテル化度1.5の粗製CMC(ナトリ
ウム塩)を5.6部作製した。この粗製CMCの組成
は、CMCが58%、水が14.7%、IPAが27.
3%であった。
【0031】上記粗製CMC1部に、水9部とIPA6
部の60%含水溶媒を加え、50℃で30分間攪拌を行
い脱塩処理を行った。その後、遠心分離機で脱液濾過し
てウエット状の塊状精製CMC(ナトリウム塩)1.4
部を得た。このようにして得られた精製CMCは、CM
C固形分25%、水50%、IPA25%の組成からな
り、蒟蒻状の弾力と脆さを有する塊状物であった。
【0032】〔溶媒法による精製CMC(d) の作製〕上
記精製CMC(a) の作製において、粉砕パルプ1.0部
に対して、40%苛性ソーダ水溶液の添加量を1.25
部、50%モノクロ酢酸含有IPA溶液の添加量を1.
25部に変えた。それ以外は上記精製CMC(a) と同様
の操作を行い、エーテル化度0.75の粗製CMC(ナ
トリウム塩)を3.0部作製した。この粗製CMCの組
成は、CMCが63%、水が12.5%、IPAが2
4.5%であった。
【0033】上記粗製CMC1部に、水7部とIPA3
部の70%含水溶媒を加え、50℃で30分間攪拌を行
い脱塩処理を行った。その後、遠心分離機で脱液濾過し
てウエット状の塊状精製CMC(ナトリウム塩)2.9
部を得た。このようにして得られた精製CMCは、CM
C固形分15%、水60%、IPA25%の組成からな
り、蒟蒻状の弾力と脆さを有する塊状物であった。
【0034】〔溶媒法による精製CMC(e) の作製〕上
記精製CMC(a) の作製において、粉砕パルプ1.0部
に対して、40%苛性ソーダ水溶液の添加量を1.25
部、50%モノクロ酢酸含有IPA溶液の添加量を1.
25部に変えた。それ以外は上記精製CMC(a) と同様
の操作を行い、エーテル化度0.75の粗製CMC(ナ
トリウム塩)を3.0部作製した。この粗製CMCの組
成は、CMCが63%、水が12.5%、IPAが2
4.5%であった。
【0035】上記粗製CMC1部に、水4部とIPA6
部の40%含水溶媒を加え、50℃で30分間攪拌を行
い脱塩処理を行った。その後、遠心分離機で脱液濾過し
てウエット状の塊状精製CMC(ナトリウム塩)1.2
部を得た。このようにして得られた精製CMCは、CM
C固形分40%、水42%、IPA18%の組成からな
り、蒟蒻状の弾力と脆さを有する塊状物であった。
【0036】〔溶媒法による精製CMC(f) の作製〕上
記精製CMC(a) の作製において、粉砕パルプ1.0部
に対して、40%苛性ソーダ水溶液の添加量を1.25
部、50%モノクロ酢酸含有IPA溶液の添加量を1.
25部に変えた。それ以外は上記精製CMC(a) と同様
の操作を行い、エーテル化度0.75の粗製CMC(ナ
トリウム塩)を3.0部作製した。この粗製CMCの組
成は、CMC固形分が63%、水が12.5%、IPA
が24.5%であった。
【0037】上記粗製CMC1部に、水3.5部とIP
A6.5部の35%含水溶媒を加え、50℃で30分間
攪拌を行い脱塩処理を行った。その後、遠心分離機で脱
液濾過してウエット状の塊状精製CMC(ナトリウム
塩)1.3部を得た。このようにして得られた精製CM
Cは、CMC固形分41%、水35%、IPA24%の
組成からなり、ゴム状の弾力と堅さを有する塊状物であ
った。
【0038】〔溶媒法による精製CMC(g) の作製〕上
記精製CMC(a) の作製において、粉砕パルプ1.0部
に対して、40%苛性ソーダ水溶液の添加量を1.25
部、50%モノクロ酢酸含有IPA溶液の添加量を1.
25部に変えた。それ以外は上記精製CMC(a) と同様
の操作を行い、エーテル化度0.75の粗製CMC(ナ
トリウム塩)を3.0部作製した。この粗製CMCの組
成は、CMCが63%、水が12.5%、IPAが2
4.5%であった。
【0039】上記粗製CMC1部に、水7.5部とIP
A2.5部の75%含水溶媒を加え、50℃で30分間
攪拌を行い脱塩処理を行った。その後、遠心分離機で脱
液濾過してウエット状の塊状精製CMC(ナトリウム
塩)2.5部を得た。このようにして得られた精製CM
Cは、CMC固形分18%、水61%、IPA21%の
組成からなり、蒟蒻状の弾力と脆さを有する塊状物であ
った。
【0040】〔溶媒法による精製CMC(h) の作製〕上
記粗製CMC(a) 1部を用い、80%含水IPA溶媒を
粗製CMC(a) に対して10倍量加えた。それ以外は上
記精製CMC(a) と同様にして精製CMC(ナトリウム
塩)3.3部を得た。このようにして得られた精製CM
Cは、CMC固形分14%、水71%、IPA15%の
組成からなり、軟らかなのり状のものであった。
【0041】〔溶媒法による精製CMC(i) の作製〕上
記粗製CMC(a) 1部を用い、30%含水IPA溶媒を
粗製CMC(a) に対して15倍量加えた。それ以外は上
記精製CMC(a) と同様にして精製CMC(ナトリウム
塩)1.2部を得た。このようにして得られた精製CM
Cは、CMC固形分45%、水29%、IPA26%の
組成からなり、強靱なゴム弾性を有するものであった。
【0042】〔溶媒法による精製CMC(j) の作製〕上
記粗製CMC(a) 1部を用い、40%含水メタノールを
粗製CMC(a) に対して10倍量加えた。それ以外は上
記精製CMC(a) と同様にして精製CMC(ナトリウム
塩)6.2部を得た。このようにして得られた精製CM
Cは、CMC固形分10%、水65%、メタノール25
%の組成からなり、粘度が10000mPa・s以上の
のり状のものであった。
【0043】〔溶媒法による精製CMC(k) の作製〕上
記粗製CMC(b) 1部を用い、30%含水メタノールを
粗製CMC(b) に対して13倍量加えた。それ以外は上
記精製CMC(b) と同様にして精製CMC(ナトリウム
塩)0.5部を得た。このようにして得られた精製CM
Cは、CMC固形分60%、水10%、メタノール30
%の組成からなる湿った粉末状のものであった。
【0044】〔溶媒法による精製CMC(l) の作製〕上
記粗製CMC(b) 1部を用い、60%含水メタノールを
粗製CMC(b) に対して10倍量加えた。それ以外は上
記精製CMC(a) と同様にして精製CMC(ナトリウム
塩)を得る操作を行ったが、均一に溶解して分離するこ
とができず、CMC固形分5.6%、水55.7%、I
PA2.4%、メタノール36.3%の組成からなり、
軟らかなのり状のものであった。
【0045】
【実施例1〜16】上記のようにして作製した精製CM
C(a) 〜(l) を用いて、本発明による造粒をつぎのよう
にして行った。すなわち、まず、図1に示すようなナイ
フ型攪拌羽根1を備えた容積10リットルの大型ミキサ
ー式混合機(H−85型、国産遠心器社製)を用い、こ
れに後記の表1に示す精製CMC(固形体)1.0部を
投入した。このとき投入した精製CMCの種類およびこ
の精製CMCのCMC、IPA、水分の各含有割合を後
記の表1に示す。そして、上記混合機により、精製CM
Cを室温(25℃)にて、攪拌し解砕造粒を行った。こ
の際のナイフ型攪拌羽根1の回転数、解砕造粒時間を後
記の表1に併せて示す。ついで、解砕造粒を行った後、
この混合機内に、後記の表2に示す、脱水処理条件(脱
水処理に使用した溶媒、およびその溶媒の投入精製CM
Cに対する量)にて、室温で30分間攪拌して脱水工程
を行った。この操作は、解砕造粒して得られたCMC中
の水分を、IPAに移行させることが目的であって、C
MC中の水分量を1/5〜1/10量まで減少させ、か
さ密度の高い造粒CMC品を製造することが可能とな
る。ついで、遠心分離機にて、脱液分離した後、後記の
表2に示す条件で温風乾燥機(80℃)により乾燥を行
った。このようにして粒状CMCを得た。
【0046】なお、実施例1で得られた粒状CMCの光
学顕微鏡写真を図2に示す。上記光学顕微鏡写真から、
解砕造粒により得られた粒状CMCは、従来のように、
CMC同士の結着によりこんぺい糖状に固化したような
表面に極端な凹凸が形成されたものではなく全体が略球
状であることがわかる。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【比較例1〜8】下記の表3に示す前述の精製CMC
(f) 〜(l) を用いた。それ以外は上記実施例と同様の操
作(混合機による解砕造粒可能なものを解砕造粒処理し
た)を行うことにより造粒CMC品を製造した(比較例
1〜7)。また、一方では、脱液した精製CMCaを温
風乾燥機80℃で120分間乾燥した後、ハンマー式微
粉砕機(ホソカワミクロン社製)で粉砕して粉状CMC
を得た(比較例8)。上記比較例における脱水処理工程
の条件および温風乾燥処理時間を後記の表4に併せて示
す。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【従来例】前述の精製CMC(c)の製造工程中に作製
されたエーテル化度1.5の粗製CMC(c)を用い、
これに20%含水メタノールを15倍量加え脱塩洗浄を
2回にわたって行い、精製CMCを得た(精製CMC中
のCMC:65%、水分5%、メタノール30%)。そ
して、この精製CMCを、水分含有量を上記実施例と合
わせるため、水を噴霧して水分含有量50%まで増加さ
せて繊維状CMCの一部を溶かし込み固め(角質化)造
粒したCMCを作製した。続いて、脱水目的で、このC
MCに10倍量の100%IPAを加えて、溶媒を分離
して脱水した後、60℃の熱風乾燥処理を行うことによ
り粒状CMCを得た。得られた従来例品の粒状CMCの
電子顕微鏡写真を図3に示す。このように、得られた粒
状CMCは粒形状がこんぺい糖のような表面全体に凹凸
形状が形成されたものであった。
【0053】このようにして得られた実施例品、比較例
品および従来品の各粉状CMCにおいて、得られた粉状
CMCの収率および含有水分量を後記の表5および表6
に示す。なお、上記粒状CMCの収率は下記の式により
算出される。
【0054】収率(%)=〔(粉状CMCの純分)/
(精製CMCの純分)〕×100
【0055】また、得られた各粉状CMCのかさ密度、
粉状CMC全体に対する粒径149〜2000μmの範
囲内の粒子の含有割合、および粒径75μm以下の粒子
の含有割合を標準篩(JIS Z8801)により測定
し、その結果を下記の表5および表6に示す。
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】上記表5および表6の結果から、実施例品
の粒状CMCは、粒径75μm以下の粒子を全く含有せ
ず粒径149〜2000μmの粒子を80%以上含有す
るものであった。また、かさ密度も全て0.6g/ml
以上であり高かさ密度のものであった。これに対して、
比較例については解砕造粒が不可能なものがあり、ま
た、解砕造粒可能で得られた粒状CMCについては粒径
75μm以下の粒子を多く含有するものがあった(比較
例8)。そして、比較例1については、粒径2000μ
mを超える粒径の粒子が半数以上を占め、比較例2にお
いても、粒径2000μmを超える粒径のものを多く含
有していた。また、比較例6は低かさ密度のものであっ
た。
【0059】そして、上記標準篩の測定のなかから、実
施例1品(エーテル置換度0.6)の標準篩(JIS
Z8801)測定による粒度分布を示すチャート図を図
4に示し、その測定により得られた数値を下記の表7に
示す。なお、上記標準篩(JIS Z8801)測定に
よる実施例1品の平均粒径は460.48μm、標準偏
差は209.02μmであった。
【0060】
【表7】
【0061】さらに、得られた各CMCの溶解性および
溶解速度、発塵性、発塵量、付着性、流動性を下記の方
法にしたがって測定し評価した。その結果を後記の表8
および表9に示す。
【0062】〔粒状CMCの溶解性および溶解速度〕1
000mlビーカーに水800mlを入れ、この中にC
MC試料8g(1%濃度)を加えた。その結果、すぐに
分散状となり水溶解が素早く行えたものを○、すぐに継
粉状の塊が形成され、水溶解に長時間を要したものを
×、上記中間の評価のものを△として表示した。また、
軽く攪拌してCMC試料が溶解するまでの時間を測定し
た。
【0063】〔CMCの発塵性〕CMC試料を、100
mlスクリュー管に1/2容量充填し、これを上下に攪
拌した。その結果、微粉の埃立ちがなかったものを○、
微粉の埃立ちが多かったものを×、上記中間の評価のも
のを△として表示した。
【0064】〔CMCの発塵量〕300mlマイヤーフ
ラスコに、CMC試料を10g入れ、上下10cmに3
回振った後、浮遊するCMC粉塵を円筒濾紙をセットし
た吸引捕集器で吸収し発塵量を測定した。
【0065】〔CMCの付着性〕1リットル容量のポリ
エチレン袋にCMC試料を200g充填し、1日放置し
た後、袋口を下向きにして、CMC試料を自然落下させ
袋内から取り出した。そして、袋内に付着して残ったC
MC粉末量を測定し付着率を算出した。
【0066】〔CMCの流動性〕高さ20cmの所か
ら、出口下部の内径が10mmのロートを通して、CM
C試料50gをガラス板上に自然落下させた。そして、
落下してガラス板上に円状に広がったCMCの直径を測
定した。当然、直径の大きいものは流動性が高いといえ
る。
【0067】
【表8】
【0068】
【表9】
【0069】上記表8および表9の結果から、比較例品
は溶解性に劣り発塵量も高い。さらに、高付着性で流動
性にも劣っていることがわかる。これに対して、実施例
品は、溶解性および流動性に非常に優れており、しか
も、発塵量および付着量とも無く、各特性において好結
果が得られたことが明らかである。
【0070】
【発明の効果】本発明は、解砕原料として、CMCと水
と炭素数2〜4のアルコール溶媒とが特定の割合で含有
された固形体を用いて、解砕機により解砕することによ
り粒状CMCを造粒する解砕造粒法である。この方法に
より得られる粒状CMCは、高品質なもので、その粒径
は均一であり、かつ粒径75μm以下の微粉の生成が大
幅に抑制されたものである。このため、この粒状CMC
を水に溶解する際、従来からみられる継粉の生成から塊
が形成される現象が生起せず、水に速やかに溶解する。
この結果、粒状CMC使用時の溶解時間の大幅な短縮が
可能となる。さらに、粉立ちが少なく、流動性が良好で
あるため、ハンドリング性が向上する。また、粒状CM
C使用時の微粉による粉塵の発生が著しく減少して作業
環境に悪影響をおよぼす等の問題が生じることもない。
しかも、得られた粒状CMCのかさ密度は従来のように
低密度ではなく、0.5g/ml以上と大きく、コンパ
クト化が図られて、積圧によるケーキングが無く、外観
および物性上の品質という点から特に優れたCMC造粒
品が得られる。このようなことから、本発明により得ら
れた粒状CMCは、その使用に際して定量供給の自動化
が可能となり、各種分野での生産工程の使用においてオ
ートメーション化の実現が図られる。
【0071】そして、本発明の、解砕原料となる固形体
を構成する一成分である炭素数2〜4のアルコール溶媒
として、低コスト化とともにCMCの溶解性という点か
らIPAが好適に用いられる。そして、上記解砕原料を
構成する一成分のCMCとしては、エーテル置換度(D
S)が0.4〜1.6のものが、本発明の解砕機による
解砕対象として特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCMCの造粒方法で用いられるミキサ
ー式混合機の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の解砕造粒により得られた実施例1品の
粒状CMCの粒子構造を示す倍率50倍の光学顕微鏡写
真である。
【図3】従来の製法により得られた粒状CMCの粒子構
造を示す倍率50倍の光学顕微鏡写真である。
【図4】実施例1品(エーテル置換度0.6)である粒
状CMCの粒度分布を標準篩(JIS Z8801)に
より測定した結果の一例を示すチャート図である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解砕原料を解砕機に掛け解砕し造粒する
    方法であって、上記解砕原料として下記の固形体(A)
    を用いることを特徴とするカルボキシメチルセルロース
    エーテルアルカリ塩の造粒方法。 (A)カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩
    と、水と、炭素数2〜4のアルコール溶媒からなる固形
    体であって、上記カルボキシメチルセルロースエーテル
    アルカリ塩の含有量が固形体全体の15〜40重量%、
    水含有量が固形体全体の40〜60重量%に設定され、
    残部が炭素数2〜4のアルコール溶媒である固形体。
  2. 【請求項2】 炭素数2〜4のアルコール溶媒が、イソ
    プロピルアルコールである請求項1記載のカルボキシメ
    チルセルロースエーテルアルカリ塩の造粒方法。
  3. 【請求項3】 カルボキシメチルセルロースエーテルア
    ルカリ塩のエーテル置換度が0.4〜1.6である請求
    項1または2記載のカルボキシメチルセルロースエーテ
    ルアルカリ塩の造粒方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカ
    ルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩の造粒方
    法によって得られた粒状カルボキシメチルセルロースエ
    ーテルアルカリ塩。
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