JPH10236568A - カセット収納ケース - Google Patents
カセット収納ケースInfo
- Publication number
- JPH10236568A JPH10236568A JP9046373A JP4637397A JPH10236568A JP H10236568 A JPH10236568 A JP H10236568A JP 9046373 A JP9046373 A JP 9046373A JP 4637397 A JP4637397 A JP 4637397A JP H10236568 A JPH10236568 A JP H10236568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing lid
- cassette
- lid
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開閉蓋を確実に開閉することができ、しかも
ワンタッチで開閉蓋を開閉できる開閉操作性に優れたカ
セット収納ケースを提供する。 【解決手段】 カセットを収納する収納本体部１の両側
面１ａ，１ｂにそれぞれガイド溝２，２を設け、該ガイ
ド溝２，２に開閉蓋３の両側板４，４にそれぞれ形成し
た突起５，５を係合させて該開閉蓋３を該収納本体部１
に対してスライド自在に取り付け、該開閉蓋３をスライ
ドさせて該収納本体部１のカセット挿脱口６を、該開閉
蓋３により閉蓋又は開蓋させるようにしたカセット収納
ケースであって、上記ガイド溝２，２を、ストレート部
２ａ及び曲線部２ｂの連続した溝とし、上記突起５，５
を該ガイド溝２，２に案内させて上記開閉蓋３をスライ
ドさせることにより、該開閉蓋３がスライドしながら徐
々に回動して上記カセット挿脱口６を閉蓋又は開蓋する
ようにした。
ワンタッチで開閉蓋を開閉できる開閉操作性に優れたカ
セット収納ケースを提供する。 【解決手段】 カセットを収納する収納本体部１の両側
面１ａ，１ｂにそれぞれガイド溝２，２を設け、該ガイ
ド溝２，２に開閉蓋３の両側板４，４にそれぞれ形成し
た突起５，５を係合させて該開閉蓋３を該収納本体部１
に対してスライド自在に取り付け、該開閉蓋３をスライ
ドさせて該収納本体部１のカセット挿脱口６を、該開閉
蓋３により閉蓋又は開蓋させるようにしたカセット収納
ケースであって、上記ガイド溝２，２を、ストレート部
２ａ及び曲線部２ｂの連続した溝とし、上記突起５，５
を該ガイド溝２，２に案内させて上記開閉蓋３をスライ
ドさせることにより、該開閉蓋３がスライドしながら徐
々に回動して上記カセット挿脱口６を閉蓋又は開蓋する
ようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセット収納ケー
スに関し、特にＤＡＴ（デジタルオーディオテープレコ
ーダー）用のテープカセット、ＶＴＲ（ビデオテープレ
コーダー）用のテープカセット、ＭＤ（ミニディスク）
用のディスクカートリッジや８ｍｍテープ、ＤＶＣ（デ
ジタルビデオカセット）、データカートリッジ等の如き
カセットの収納に適し且つ開閉操作性に優れたカセット
収納ケースに関する。
スに関し、特にＤＡＴ（デジタルオーディオテープレコ
ーダー）用のテープカセット、ＶＴＲ（ビデオテープレ
コーダー）用のテープカセット、ＭＤ（ミニディスク）
用のディスクカートリッジや８ｍｍテープ、ＤＶＣ（デ
ジタルビデオカセット）、データカートリッジ等の如き
カセットの収納に適し且つ開閉操作性に優れたカセット
収納ケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＭＤ用のディスクカートリッジ（以下、
単にＭＤという）を何枚かまとめて収納するケースとし
ては、例えば図６ないし図８に示すように、ＭＤを収納
する収納本体部１０１と、この収納本体部１０１に対し
て開閉自在に取り付けられる開閉蓋１０２とにより構成
されたものが提案されている。
単にＭＤという）を何枚かまとめて収納するケースとし
ては、例えば図６ないし図８に示すように、ＭＤを収納
する収納本体部１０１と、この収納本体部１０１に対し
て開閉自在に取り付けられる開閉蓋１０２とにより構成
されたものが提案されている。
【０００３】上記収納本体部１０１は、ＭＤを出し入れ
するカセット挿脱口１０３を有した方形状をなす五面体
の筐体として形成されている。そして、この収納本体部
１０１の両側面には、開閉蓋１０２をスライド及び回動
自在とするための円形状の突起１０４がそれぞれ設けら
れている。かかる突起１０４は、カセット挿脱口１０３
に近接した位置に設けられている。
するカセット挿脱口１０３を有した方形状をなす五面体
の筐体として形成されている。そして、この収納本体部
１０１の両側面には、開閉蓋１０２をスライド及び回動
自在とするための円形状の突起１０４がそれぞれ設けら
れている。かかる突起１０４は、カセット挿脱口１０３
に近接した位置に設けられている。
【０００４】上記開閉蓋１０２は、両側板に長孔として
形成されたスライド孔１０５をそれぞれ有し、そのスラ
イド孔１０５に上記突起１０４を嵌入させて該収納本体
部１０１に対してスライド及び回動自在に取り付けられ
ている。
形成されたスライド孔１０５をそれぞれ有し、そのスラ
イド孔１０５に上記突起１０４を嵌入させて該収納本体
部１０１に対してスライド及び回動自在に取り付けられ
ている。
【０００５】上記構成からなる収納ケースにおいて、上
記開閉蓋１０２を開蓋させるには、図７に示す閉蓋状態
から図８（ａ）に示すように、該開閉蓋１０２をスライ
ドさせる。開閉蓋１０２のスライドは、上記スライド孔
１０５の端部が上記収納本体部１０１に設けた突起１０
４に達するまで行う。そして、上記スライド孔１０５の
端部が上記突起１０４に達したときに、図８（ｂ）に示
すように、上記開閉蓋１０２を該突起１０４を中心とし
て回動させる。これにより、収納本体部１０１のカセッ
ト挿脱口１０３が開蓋する。一方、上記開閉蓋１０２を
閉蓋させるには、先の操作と逆の操作を行う。
記開閉蓋１０２を開蓋させるには、図７に示す閉蓋状態
から図８（ａ）に示すように、該開閉蓋１０２をスライ
ドさせる。開閉蓋１０２のスライドは、上記スライド孔
１０５の端部が上記収納本体部１０１に設けた突起１０
４に達するまで行う。そして、上記スライド孔１０５の
端部が上記突起１０４に達したときに、図８（ｂ）に示
すように、上記開閉蓋１０２を該突起１０４を中心とし
て回動させる。これにより、収納本体部１０１のカセッ
ト挿脱口１０３が開蓋する。一方、上記開閉蓋１０２を
閉蓋させるには、先の操作と逆の操作を行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の収
納ケースにおいては、必ずスライド孔１０５の端部が突
起１０４が設けられた位置に来るように開閉蓋１０２を
スライドさせた状態で、該開閉蓋１０２を回動させない
と、該開閉蓋１０２を完全に開放させることができな
い。すなわち、図９に示すように、突起１０４がスライ
ド孔１０５の途中位置にあるときに開閉蓋１０２を回動
させてしまうと、該開閉蓋１０２の底面先端部１０２ａ
が収納本体部１０１に当接し、該開閉蓋１０２が完全に
開かない。
納ケースにおいては、必ずスライド孔１０５の端部が突
起１０４が設けられた位置に来るように開閉蓋１０２を
スライドさせた状態で、該開閉蓋１０２を回動させない
と、該開閉蓋１０２を完全に開放させることができな
い。すなわち、図９に示すように、突起１０４がスライ
ド孔１０５の途中位置にあるときに開閉蓋１０２を回動
させてしまうと、該開閉蓋１０２の底面先端部１０２ａ
が収納本体部１０１に当接し、該開閉蓋１０２が完全に
開かない。
【０００７】このため、開閉蓋１０２を確実に図８
（ａ）に示す位置までスライドさせる必要がある。しか
しながら、開閉蓋１０２をスライドさせる過程で該開閉
蓋１０２が回転し易いため、特に自動車や列車等に乗車
中に開閉蓋１０２を片手で操作することは極めて困難で
ある。
（ａ）に示す位置までスライドさせる必要がある。しか
しながら、開閉蓋１０２をスライドさせる過程で該開閉
蓋１０２が回転し易いため、特に自動車や列車等に乗車
中に開閉蓋１０２を片手で操作することは極めて困難で
ある。
【０００８】従って、本発明の目的は、開閉蓋を確実に
開閉することができ、しかもワンタッチで開閉蓋を開閉
できる開閉操作性に優れたカセット収納ケースを提供す
ることにある。
開閉することができ、しかもワンタッチで開閉蓋を開閉
できる開閉操作性に優れたカセット収納ケースを提供す
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
カセットを収納する収納本体部の両側面にそれぞれガイ
ド溝を設け、該ガイド溝に開閉蓋の両側板にそれぞれ形
成した突起を係合させて該開閉蓋を該収納本体部に対し
てスライド自在に取り付け、該開閉蓋をスライドさせて
該収納本体部のカセット挿脱口を、該開閉蓋により閉蓋
又は開蓋させるようにしたカセット収納ケースであっ
て、上記ガイド溝を、ストレート部及び曲線部の連続し
た溝とし、上記突起を該ガイド溝に案内させて上記開閉
蓋をスライドさせることにより、該開閉蓋がスライドし
ながら徐々に回動して上記カセット挿脱口を閉蓋又は開
蓋するようにしたことを特徴とするカセット収納ケース
を提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る。
カセットを収納する収納本体部の両側面にそれぞれガイ
ド溝を設け、該ガイド溝に開閉蓋の両側板にそれぞれ形
成した突起を係合させて該開閉蓋を該収納本体部に対し
てスライド自在に取り付け、該開閉蓋をスライドさせて
該収納本体部のカセット挿脱口を、該開閉蓋により閉蓋
又は開蓋させるようにしたカセット収納ケースであっ
て、上記ガイド溝を、ストレート部及び曲線部の連続し
た溝とし、上記突起を該ガイド溝に案内させて上記開閉
蓋をスライドさせることにより、該開閉蓋がスライドし
ながら徐々に回動して上記カセット挿脱口を閉蓋又は開
蓋するようにしたことを特徴とするカセット収納ケース
を提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る。
【００１０】請求項２記載の発明は、カセットを収納す
る収納本体部の両側面にそれぞれ突起を設け、該突起に
開閉蓋の両側板にそれぞれ形成したガイド溝を係合させ
て該開閉蓋を該収納本体部に対してスライド自在に取り
付け、該開閉蓋をスライドさせて該収納本体部のカセッ
ト挿脱口を、該開閉蓋により閉蓋又は開蓋させるように
したカセット収納ケースであって、上記ガイド溝を、ス
トレート部及び曲線部の連続した溝とし、上記突起を該
ガイド溝に案内させて上記開閉蓋をスライドさせること
により、該開閉蓋がスライドしながら徐々に回動して上
記カセット挿脱口を閉蓋又は開蓋するようにしたことを
特徴とするカセット収納ケースを提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
る収納本体部の両側面にそれぞれ突起を設け、該突起に
開閉蓋の両側板にそれぞれ形成したガイド溝を係合させ
て該開閉蓋を該収納本体部に対してスライド自在に取り
付け、該開閉蓋をスライドさせて該収納本体部のカセッ
ト挿脱口を、該開閉蓋により閉蓋又は開蓋させるように
したカセット収納ケースであって、上記ガイド溝を、ス
トレート部及び曲線部の連続した溝とし、上記突起を該
ガイド溝に案内させて上記開閉蓋をスライドさせること
により、該開閉蓋がスライドしながら徐々に回動して上
記カセット挿脱口を閉蓋又は開蓋するようにしたことを
特徴とするカセット収納ケースを提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
カセット収納ケースの一実施形態について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本実施形態のカセット収
納ケースの平面図、図２は本実施形態のカセット収納ケ
ースの側面図、図３は本実施形態のカセット収納ケース
の収納本体部を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は
正面図、（ｃ）は平面図、図４は本実施形態のカセット
収納ケースの開閉蓋を示すもので、（ａ）は側面図、
（ｂ）は平面図、図５は本実施形態のカセット収納ケー
スの開閉動作を示す側面図であり、（ａ）は開閉蓋をス
ライドさせた状態、（ｂ）は開閉蓋が回動し始めた状
態、（ｃ）は開閉蓋を完全に開蓋させた状態である。
カセット収納ケースの一実施形態について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本実施形態のカセット収
納ケースの平面図、図２は本実施形態のカセット収納ケ
ースの側面図、図３は本実施形態のカセット収納ケース
の収納本体部を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は
正面図、（ｃ）は平面図、図４は本実施形態のカセット
収納ケースの開閉蓋を示すもので、（ａ）は側面図、
（ｂ）は平面図、図５は本実施形態のカセット収納ケー
スの開閉動作を示す側面図であり、（ａ）は開閉蓋をス
ライドさせた状態、（ｂ）は開閉蓋が回動し始めた状
態、（ｃ）は開閉蓋を完全に開蓋させた状態である。
【００１２】本実施形態のカセット収納ケースは、図１
ないし図４に示すように、カセットを収納する収納本体
部１の両側面１ａ，１ｂにそれぞれガイド溝２，２を設
け、該ガイド溝２，２に開閉蓋３の両側板４，４にそれ
ぞれ形成した突起５，５を係合させて該開閉蓋３を該収
納本体部１に対してスライド自在に取り付け、該開閉蓋
３をスライドさせて該収納本体部１のカセット挿脱口６
を、該開閉蓋３により閉蓋又は開蓋させるようにしたケ
ースである。
ないし図４に示すように、カセットを収納する収納本体
部１の両側面１ａ，１ｂにそれぞれガイド溝２，２を設
け、該ガイド溝２，２に開閉蓋３の両側板４，４にそれ
ぞれ形成した突起５，５を係合させて該開閉蓋３を該収
納本体部１に対してスライド自在に取り付け、該開閉蓋
３をスライドさせて該収納本体部１のカセット挿脱口６
を、該開閉蓋３により閉蓋又は開蓋させるようにしたケ
ースである。
【００１３】本実施形態１のカセット収納ケースについ
て更に詳述する。上記収納本体部１は、図３に示すよう
に、前端にカセットの出し入れ口となるカセット挿脱口
６を有した、方形状をなす五面体の筐体よりなるケース
として形成されている。この収納本体部１には、例えば
ＤＡＴ用のテープカセット、ＶＴＲ用のテープカセッ
ト、ＭＤや８ｍｍテープ、ＤＶＣ、データカートリッジ
等の如きテープカセットが収納される。本実施形態で
は、３枚のＭＤを収容することができる大きさに収納本
体部１を形成してある。
て更に詳述する。上記収納本体部１は、図３に示すよう
に、前端にカセットの出し入れ口となるカセット挿脱口
６を有した、方形状をなす五面体の筐体よりなるケース
として形成されている。この収納本体部１には、例えば
ＤＡＴ用のテープカセット、ＶＴＲ用のテープカセッ
ト、ＭＤや８ｍｍテープ、ＤＶＣ、データカートリッジ
等の如きテープカセットが収納される。本実施形態で
は、３枚のＭＤを収容することができる大きさに収納本
体部１を形成してある。
【００１４】上記収納本体部１の両側面１ａ，１ｂに
は、図３に示すように、ガイド溝２，２がそれぞれ設け
られている。すなわち、ガイド溝２，２は、カセット挿
脱口６近傍であって収納本体部１の下面寄りの位置にそ
れぞれ形成されている。これらガイド溝２，２は、後述
する開閉蓋３に形成される突起５，５を嵌入係合させ、
該開閉蓋３を収納本体部１に対してスライドさせながら
徐々に回動させて、上記カセット挿脱口６を閉蓋又は開
蓋させるように形成されている。
は、図３に示すように、ガイド溝２，２がそれぞれ設け
られている。すなわち、ガイド溝２，２は、カセット挿
脱口６近傍であって収納本体部１の下面寄りの位置にそ
れぞれ形成されている。これらガイド溝２，２は、後述
する開閉蓋３に形成される突起５，５を嵌入係合させ、
該開閉蓋３を収納本体部１に対してスライドさせながら
徐々に回動させて、上記カセット挿脱口６を閉蓋又は開
蓋させるように形成されている。
【００１５】すなわち、上記ガイド溝２，２は、図３に
示すように、ストレート部２ａ及び曲線部２ｂの連続し
た溝として形成されている。上記ストレート部２ａは、
開閉蓋３を水平にスライドさせるように収納本体部１の
底面１ｃと平行なストレート溝として形成されている。
曲線部２ｂは、開閉蓋３を徐々に回動させてカセット挿
脱口６を閉蓋又は開蓋させるように、カセット挿脱口６
に向かって徐々に収納本体部１の上面１ｄへと上向きに
屈曲する円弧状の溝として形成されている。
示すように、ストレート部２ａ及び曲線部２ｂの連続し
た溝として形成されている。上記ストレート部２ａは、
開閉蓋３を水平にスライドさせるように収納本体部１の
底面１ｃと平行なストレート溝として形成されている。
曲線部２ｂは、開閉蓋３を徐々に回動させてカセット挿
脱口６を閉蓋又は開蓋させるように、カセット挿脱口６
に向かって徐々に収納本体部１の上面１ｄへと上向きに
屈曲する円弧状の溝として形成されている。
【００１６】また、上記収納本体部１の両側面１ａ，１
ｂには、図３に示すように、上記開閉蓋３の両側板４，
４の形状に応じた段差部７，７が設けられている。かか
る段差部７，７には、開閉蓋３を閉蓋させたときに該開
閉蓋３の両側板４，４が嵌り込むようになっている。そ
して、上記段差部７，７に両側板４，４が嵌り込んだ状
態では、図１に示すように、上記両側板４，４の外側面
４ｂ，４ｂが上記収納本体部１の両側面１ａ，１ｂと面
一の状態とされる。
ｂには、図３に示すように、上記開閉蓋３の両側板４，
４の形状に応じた段差部７，７が設けられている。かか
る段差部７，７には、開閉蓋３を閉蓋させたときに該開
閉蓋３の両側板４，４が嵌り込むようになっている。そ
して、上記段差部７，７に両側板４，４が嵌り込んだ状
態では、図１に示すように、上記両側板４，４の外側面
４ｂ，４ｂが上記収納本体部１の両側面１ａ，１ｂと面
一の状態とされる。
【００１７】一方、開閉蓋３は、図４に示すように、カ
セット挿脱口６の上下及び前方を塞ぐ蓋本体部８と、カ
セット挿脱口６の両側を塞ぐ側板４，４とからなってい
る。蓋本体部８は、カセット挿脱口６の上下及び前方を
塞ぐに足る大きさとされた断面略コ字状として形成され
ている。この蓋本体部８の上面には、開閉蓋３をスライ
ドさせたときに該開閉蓋３を操作し易くさせるためのグ
リップ部９が設けられていることが望ましい。かかるグ
リップ部９は、長さの異なる数本の突条を所定間隔に設
けたものである。
セット挿脱口６の上下及び前方を塞ぐ蓋本体部８と、カ
セット挿脱口６の両側を塞ぐ側板４，４とからなってい
る。蓋本体部８は、カセット挿脱口６の上下及び前方を
塞ぐに足る大きさとされた断面略コ字状として形成され
ている。この蓋本体部８の上面には、開閉蓋３をスライ
ドさせたときに該開閉蓋３を操作し易くさせるためのグ
リップ部９が設けられていることが望ましい。かかるグ
リップ部９は、長さの異なる数本の突条を所定間隔に設
けたものである。
【００１８】上記両側板４，４には、図２及び図４に示
すように、上記収納本体部１に形成されたガイド溝２，
２に嵌入係合する突起５，５がそれぞれ形成されてい
る。かかる突起５，５は、上記両側板４，４の内面４
ａ，４ａに、高さの低い円柱状をなす突起として形成さ
れている。
すように、上記収納本体部１に形成されたガイド溝２，
２に嵌入係合する突起５，５がそれぞれ形成されてい
る。かかる突起５，５は、上記両側板４，４の内面４
ａ，４ａに、高さの低い円柱状をなす突起として形成さ
れている。
【００１９】上記のようにして構成されたカセット収納
ケースにおける開閉蓋３の開蓋動作及び閉蓋動作は、以
下の通りである。上記開閉蓋３が閉蓋された状態にあっ
ては、図２に示すように、ストレート部２ａの後端部に
突起５，５が位置しており、カセット挿脱口６が閉蓋さ
れた状態とされている。
ケースにおける開閉蓋３の開蓋動作及び閉蓋動作は、以
下の通りである。上記開閉蓋３が閉蓋された状態にあっ
ては、図２に示すように、ストレート部２ａの後端部に
突起５，５が位置しており、カセット挿脱口６が閉蓋さ
れた状態とされている。
【００２０】図２に示すカセット挿脱口６を開閉蓋３に
よって閉蓋した状態から開蓋させるには、図５（ａ）に
示すように、グリップ部９を掴んで開閉蓋３をスライド
させる。すると、上記突起５，５が上記ガイド溝２，２
のストレート部２ａに沿って係合して間は、上記開閉蓋
３は水平にスライドする。
よって閉蓋した状態から開蓋させるには、図５（ａ）に
示すように、グリップ部９を掴んで開閉蓋３をスライド
させる。すると、上記突起５，５が上記ガイド溝２，２
のストレート部２ａに沿って係合して間は、上記開閉蓋
３は水平にスライドする。
【００２１】そして、図５（ｂ）に示すように、上記突
起５，５が上記ガイド溝２，２の曲線部２ｂに沿って係
合すると、上記開閉蓋３はスライドしながら徐々に収納
本体部１の上面１ｄに向かって回動して行く。そして、
上記突起２，２が上記曲線部２ｂの端部に達すると、図
５（ｃ）に示すように、開閉蓋３は回動し終えた状態と
なり、カセット挿脱口６を完全に開放した状態となす。
一方、開閉蓋３を図５（ｃ）に示す開蓋状態から図２に
示す閉蓋状態とするには、上記した動作を逆に行えばよ
い。
起５，５が上記ガイド溝２，２の曲線部２ｂに沿って係
合すると、上記開閉蓋３はスライドしながら徐々に収納
本体部１の上面１ｄに向かって回動して行く。そして、
上記突起２，２が上記曲線部２ｂの端部に達すると、図
５（ｃ）に示すように、開閉蓋３は回動し終えた状態と
なり、カセット挿脱口６を完全に開放した状態となす。
一方、開閉蓋３を図５（ｃ）に示す開蓋状態から図２に
示す閉蓋状態とするには、上記した動作を逆に行えばよ
い。
【００２２】以上のように、本実施形態のカセット収納
ケースによれば、開閉蓋３を単にスライドさせるだけで
カセット挿脱口６を確実に閉蓋又は開蓋させることがで
きるため、該開閉蓋３の開閉操作が確実なものとなる。
また、このカセット収納ケースを自動車内において使用
する場合であっても、運転しながら片手でワンタッチに
開閉操作することが可能となる。
ケースによれば、開閉蓋３を単にスライドさせるだけで
カセット挿脱口６を確実に閉蓋又は開蓋させることがで
きるため、該開閉蓋３の開閉操作が確実なものとなる。
また、このカセット収納ケースを自動車内において使用
する場合であっても、運転しながら片手でワンタッチに
開閉操作することが可能となる。
【００２３】以上本発明を適用したカセット収納ケース
は、上述した実施形態に制限されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。上述の実
施形態では、収納本体部１の両側面１ａ，１ｂにガイド
溝２，２を設け、このガイド溝２，２に嵌入係合する突
起５，５を開閉蓋３の両側板４，４に設けたが、これと
は逆に、収納本体部１の両側面１ａ，１ｂに突起５，５
を設け、開閉蓋３の両側板４，４に上記突起５，５を嵌
入させるガイド溝２，２を設けるようにしてもよい。
は、上述した実施形態に制限されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。上述の実
施形態では、収納本体部１の両側面１ａ，１ｂにガイド
溝２，２を設け、このガイド溝２，２に嵌入係合する突
起５，５を開閉蓋３の両側板４，４に設けたが、これと
は逆に、収納本体部１の両側面１ａ，１ｂに突起５，５
を設け、開閉蓋３の両側板４，４に上記突起５，５を嵌
入させるガイド溝２，２を設けるようにしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、開閉蓋を確実に開閉することができ、しか
もワンタッチで開閉蓋を開閉できる開閉操作性に優れた
カセット収納ケースを提供できる。
明によれば、開閉蓋を確実に開閉することができ、しか
もワンタッチで開閉蓋を開閉できる開閉操作性に優れた
カセット収納ケースを提供できる。
【図１】本実施形態のカセット収納ケースの平面図であ
る。
る。
【図２】本実施形態のカセット収納ケースの側面図であ
る。
る。
【図３】本実施形態のカセット収納ケースの収納本体部
を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図、
（ｃ）は平面図である。
を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図、
（ｃ）は平面図である。
【図４】本実施形態のカセット収納ケースの開閉蓋を示
すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は平面図である。
すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は平面図である。
【図５】本実施形態のカセット収納ケースの開閉動作を
示す側面図であり、（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状
態、（ｂ）は開閉蓋が回動し始めた状態、（ｃ）は開閉
蓋を完全に開蓋させた状態である。
示す側面図であり、（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状
態、（ｂ）は開閉蓋が回動し始めた状態、（ｃ）は開閉
蓋を完全に開蓋させた状態である。
【図６】従来のカセット収納ケースの平面図である。
【図７】従来のカセット収納ケースの側面図である。
【図８】従来のカセット収納ケースの開閉動作を示す側
面図であり、（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状態、
（ｂ）は開閉蓋を完全に開蓋させた状態である。
面図であり、（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状態、
（ｂ）は開閉蓋を完全に開蓋させた状態である。
【図９】従来のカセット収納ケースにおいて、スライド
孔の途中位置に突起が位置する状態で開閉蓋を回動させ
た状態を示す側面図である。
孔の途中位置に突起が位置する状態で開閉蓋を回動させ
た状態を示す側面図である。
１ 収納本体部 ２ ガイド溝 ２ａ ストレート部 ２ｂ 曲線部 ３ 開閉蓋 ４ 側板 ５ 突起 ６ カセット挿脱口
Claims (2)
- 【請求項１】 カセットを収納する収納本体部の両側面
にそれぞれガイド溝を設け、該ガイド溝に開閉蓋の両側
板にそれぞれ形成した突起を係合させて該開閉蓋を該収
納本体部に対してスライド自在に取り付け、該開閉蓋を
スライドさせて該収納本体部のカセット挿脱口を、該開
閉蓋により閉蓋又は開蓋させるようにしたカセット収納
ケースであって、 上記ガイド溝を、ストレート部及び曲線部の連続した溝
とし、上記突起を該ガイド溝に案内させて上記開閉蓋を
スライドさせることにより、該開閉蓋がスライドしなが
ら徐々に回動して上記カセット挿脱口を閉蓋又は開蓋す
るようにしたことを特徴とするカセット収納ケース。 - 【請求項２】 カセットを収納する収納本体部の両側面
にそれぞれ突起を設け、該突起に開閉蓋の両側板にそれ
ぞれ形成したガイド溝を係合させて該開閉蓋を該収納本
体部に対してスライド自在に取り付け、該開閉蓋をスラ
イドさせて該収納本体部のカセット挿脱口を、該開閉蓋
により閉蓋又は開蓋させるようにしたカセット収納ケー
スであって、 上記ガイド溝を、ストレート部及び曲線部の連続した溝
とし、上記突起を該ガイド溝に案内させて上記開閉蓋を
スライドさせることにより、該開閉蓋がスライドしなが
ら徐々に回動して上記カセット挿脱口を閉蓋又は開蓋す
るようにしたことを特徴とするカセット収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046373A JPH10236568A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | カセット収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046373A JPH10236568A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | カセット収納ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10236568A true JPH10236568A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12745352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9046373A Pending JPH10236568A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | カセット収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10236568A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101287678B1 (ko) * | 2012-03-13 | 2013-07-24 | 권혁도 | 학습용 카드 수납박스 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9046373A patent/JPH10236568A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101287678B1 (ko) * | 2012-03-13 | 2013-07-24 | 권혁도 | 학습용 카드 수납박스 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR900008096B1 (ko) | 테이프 카세트 | |
| JPS6250910B2 (ja) | ||
| JPH10236568A (ja) | カセット収納ケース | |
| EP0415083B1 (en) | Cassette container case | |
| JPH10236567A (ja) | カセット収納ケース | |
| JPH0637195U (ja) | 磁気テープカセット用収納ケース | |
| JP4009290B2 (ja) | ケース | |
| JPH0447822Y2 (ja) | ||
| JPH08198293A (ja) | 蓋のロック装置 | |
| JPH0414389Y2 (ja) | ||
| JP2565244B2 (ja) | テープカセット | |
| KR930007940B1 (ko) | 테이프 카세트 | |
| JP2595952Y2 (ja) | 蓋のロック装置 | |
| JPH054145Y2 (ja) | ||
| JP3387192B2 (ja) | テープカセット | |
| JPH09237978A (ja) | 電子機器並びに記録媒体の記録及び／又は再生装置 | |
| JPH0521737Y2 (ja) | ||
| JPH079263Y2 (ja) | 磁気テープカセット | |
| JPH08282765A (ja) | 収納ケース付きキャディ | |
| JP3961104B2 (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
| JPH10273190A (ja) | カセット収納ケース | |
| JPH0648629Y2 (ja) | 磁気テープカセット | |
| KR200149952Y1 (ko) | 비디오 테이프 카세트의 오소거 방지장치 | |
| JPH11255285A (ja) | 収納ケース | |
| JPH0539113Y2 (ja) |