JPH09237978A - 電子機器並びに記録媒体の記録及び/又は再生装置 - Google Patents

電子機器並びに記録媒体の記録及び/又は再生装置

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JPH09237978A
JPH09237978A JP32890496A JP32890496A JPH09237978A JP H09237978 A JPH09237978 A JP H09237978A JP 32890496 A JP32890496 A JP 32890496A JP 32890496 A JP32890496 A JP 32890496A JP H09237978 A JPH09237978 A JP H09237978A
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JP32890496A
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Kazuhito Kaise
和仁 貝瀬
Masahiro Higuchi
昌宏 樋口
Takemori Sasaki
健守 佐々木
Tsunenori Sato
恒徳 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部を設けた操作パネルの装置本体に対す
る着脱を容易に行う。 【解決手段】 支持機構35A,35Bを介して機器本
体25に回動可能に支持された操作パネル5を備える。
操作パネル5は、少なくとも1つの操作スイッチ30を
有する操作部9が設けられ、機器本体25の前面側に配
設される。操作パネル5を機器本体25に回動可能に支
持する支持機構35A,35Bは、操作パネル5を機器
本体25の前面と平行な位置と機器本体25の前面より
回動された位置との間を回動自在に支持している。この
支持機構35A,35Bは、操作パネル5と機器本体2
5のいずれか一方に設けられた軸部44A,44Bと他
方に設けられた軸受け部40,41とから構成されてい
る。軸部44A,44Bと軸受け部の40,41いずれ
か一方は回動軸線方向に移動可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器並びに記
録媒体の記録及び/又は再生装置に関し、特に、操作パ
ネルを有する電子機器並びに操作パネルを有する記録媒
体の記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体の記録及び/又は再生装置等の
電子機器は、自動車等の車両の運転席の近傍に、車内で
の居住性の向上を図る等の理由により取り付けられてい
る。このように自動車内等の限られたスペースに電子機
器を取り付ける場合には、電子機器を装着するためのス
ペースが限定されることから、その小型化が図られてい
る。その一方、高性能化に伴い、例えば電子機器として
の記録媒体の記録及び/又は再生装置では、テープ状記
録媒体の記録及び/又は再生機能及び円盤状記録媒体等
の記録及び/又は再生の機能を兼ね備えているものがあ
る。
【0003】例えば、自動車の運転席の近傍に取り付け
られている記録及び/又は再生装置は、テープ状記録媒
体又は円盤状記録媒体等が挿入される記録媒体挿入開口
部と、その記録媒体が記録及び/又は再生装置内に装着
された際に、その記録及び/又は再生等の基本操作を行
うための操作キーで構成される第1の操作部とから構成
されている。この記録及び/又は再生装置には、一度に
複数の記録媒体を収納することのできる記録媒体収納ボ
ックスを別途取り付けることも可能である。このような
場合には、記録及び/又は再生装置は、記録媒体収納ボ
ックス内に収納された複数の記録媒体に記録されている
情報の一部の情報や記録媒体のプログラム再生のための
情報を記憶させておくメモリ機能を有している。
【0004】このように多様な機能を有する記録及び/
又は再生装置は、通常、記録媒体挿入開口部と第1の操
作部とが隣り合って、例えば、装置本体の前面側の同一
面上に設けられている。
【0005】このように構成される記録及び/又は再生
装置において、記録媒体挿入開口部より記録媒体が挿入
し、第1の操作部に設けられた操作キーを操作すること
により再生等の動作が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された記録及び/又は再生装置等の電子機器
は、上述のように機器の高性能化に伴い多様な機能を有
するようになってきた。そのため、電子機器は、この多
機能化に伴い操作キーについても数が増え、第1の操作
部のスペースが更に必要となってきた。その一方、この
ような電子機器は、上述の通り自動車等の限られたスペ
ースに装着されることから、スペース上の限界がある。
【0007】そこで、電子機器は、このような問題点を
解決するため、次のようなものが提案されている。
【0008】すなわち、この電子機器は、第1の操作部
を有する操作パネルと、この機器本体の前面側を覆うフ
ロントパネルを構成する操作パネルが開閉自在に取り付
けられると共に第2の操作部を有する機器本体の前面側
に配設された取付本体とから構成されている。
【0009】この操作パネルは、取付本体に開閉自在に
取り付けられている。したがって、第1の操作部は、操
作パネルが閉蓋された状態において、外方に臨む側に設
けられている。この第1の操作部として、通常、頻繁に
使用される操作キーが操作パネルの外方に臨む側に配設
されており、例えば記録及び/又は再生装置にあって
は、再生キー、録音キー又は音量調節キー等が配設され
てる。したがって、電子機器は、このように頻繁に使用
される操作キーが操作パネルに配設されることから、操
作性の向上が図られる。
【0010】取付本体には、操作パネルが閉蓋された状
態において、この操作パネルと対向する面に第2の操作
部が設けられている。この第2の操作部は、第1の操作
部に比べて比較的使用頻度の低い操作キーから構成され
ている。取付体には、さらに記録媒体を記録及び/又は
再生装置内に装着するための記録媒体挿入開口部が設け
られている。
【0011】したがって、このように構成された電子機
器、例えば記録及び/又は再生装置にあっては、内部に
記録媒体が装着される際に、操作パネルが開蓋された状
態で記録媒体挿入開口部より記録媒体が挿入される。記
録及び/又は再生装置は、挿入された記録媒体を再生す
る場合には、操作パネルが閉蓋された状態で、操作パネ
ルに設けられた第1の操作部に構成された操作キー、例
えば再生キーを操作して再生が行われる。
【0012】しかしながら、この記録及び/又は再生装
置等の電子機器は、上述の通り、様々な機能、例えば上
述のようなメモリ機能を有しており、予めユーザが記憶
させておいた内容を意に反して他人に変更される虞があ
る。もし、記憶されている内容が変更された場合には、
その取り扱いが不便となる。
【0013】この電子機器は、上述の通り、多様な機能
を有しており、高価なものとなり、盗難等の虞も生じて
きた。そのため、電子機器は、操作パネルを取り外し、
外形形状から電子機器であることを識別することを困難
とさせる必要が生じてきた。
【0014】そこで、本発明の目的は、上述したような
問題点を解決し得る電子機器並びに記録媒体の記録及び
/又は再生装置を提供することにある。
【0015】さらに、本発明の目的は、機器本体に回動
可能に支持される操作パネルの取り外し操作の容易が容
易であり、確実な弊害状態を保持できる電子機器並びに
記録媒体の記録及び/又は再生装置を提供することにあ
る。な電子機器における操作パネルの取付機構を提供す
ることを目的に提案されたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子機器
は、支持機構を介して機器本体に回動可能に支持された
操作パネルを備える。操作パネルは、少なくとも1つの
操作スイッチを有する操作部が設けられ、機器本体の前
面側に配設される。操作パネルを機器本体に回動可能に
支持する支持機構は、操作パネルを機器本体の前面と平
行な位置と機器本体の前面より回動された位置との間を
回動自在に支持している。この支持機構は、操作パネル
と機器本体のいずれか一方に設けられた軸部と他方に設
けられた軸受け部とから構成されている。軸部と軸受け
部のいずれか一方は回動軸線方向に移動可能に設けられ
ている。
【0017】また、本発明に係る記録媒体の記録及び/
又は再生装置は、支持機構を介して装置本体に回動可能
に支持された操作パネルを備える。装置本体内には、記
録媒体の記録及び/又は再生手段が収納されている。こ
の装置本体の前面側には、記録媒体の挿入及び排出用の
開口部が設けられている。そして、操作パネルは、少な
くとも1つの操作スイッチを有する操作部が設けられ、
装置本体の前面側に配設される。操作パネルを装置本体
に回動可能に支持する支持機構は、操作パネルを装置本
体の前面と平行な位置と装置本体の前面より回動された
位置との間を回動自在に支持している。この支持機構
は、操作パネルと装置本体のいずれか一方に設けられた
軸部と他方に設けられた軸受け部とから構成されてい
る。軸部と軸受け部のいずれか一方は回動軸線方向に移
動可能に設けられている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された電子機
器を図面を参照して詳細に説明する。
【0019】以下に述べる例では、電子機器を、図1乃
至図7に示すように、自動車の運転席の近傍に取り付け
られる磁気テープの記録及び/又は再生を行う記録及び
/又は再生装置1に適用した場合を挙げて説明する。こ
の記録及び/又は再生装置1は、様々な機能を実行させ
る操作を、ユーザの所望の操作キーに対応して記憶させ
ることができる。
【0020】この記録及び/又は再生装置1は、例えば
図1に示すように、第1の操作部9A,9B及び9Cを
有する操作パネル5と、この装置本体25の前面側に配
されて装置本体25のフロントパネルを構成する操作パ
ネル5が回動自在に取り付けられる装置本体25と、操
作パネル5を装置本体25に回動自在に支持する第1及
び第2の支持機構35A,35Bとを備える。
【0021】操作パネル5は、パネル筐体6と、このパ
ネル筐体6の一方の主面の中央領域に配設される表示部
16と、この表示部16と同一面上に配設されると共に
表示部16の外周部に配設された第1の操作部9A,9
B及び9Cと、表示部16と同一面上であると共に上側
コーナ部近傍に配設された開閉スイッチ17とから構成
されている。
【0022】パネル筐体6は、例えばポリアセタール樹
脂等の合成樹脂材料により形成され、一対の上ハーフ7
と下ハーフ8とを突き合わせ接合することにより、全体
として直方体形に形成されている。このパネル筐体6に
は、内部に第1の操作部9A,9B及び9Cの操作によ
って動作するスイッチや表示部16を駆動する電気回路
が配されたプリント基板が収納されている。
【0023】第1の操作部9A,9B及び9Cは、複数
の操作キーにより構成されており、これらの操作キー
は、パネル筐体6の上ハーフ7側の一方の主面であっ
て、且つ表示部16の周縁部に配設されている。
【0024】例えば、1つの第1の操作部9Aを構成す
る複数の操作キー中の1つの操作キー10Aは、装着さ
れたテープカセット80の記録及び/又は再生機能を実
行させるためのものであり、他の1つの操作キー10B
は、装置本体25を構成する筐体内に設けられた図示し
ない記録及び/又は再生機構を停止させるための機能を
実行させるためのものである。
【0025】また、他の1つの第1の操作部9Bを構成
する複数の操作キー群11A,11B,11C,11
D,11E,11F,11G,11H,11I,11J
は、1乃至10の数字が表面に施されている。各操作キ
ー11A〜11Jのうちの所望とする音楽情報に対応す
る操作キーを操作することにより磁気テープ上の所望と
する音楽情報を直接検索し、あるいは再生するために用
いられる。
【0026】さらに他の第1の操作部9Cを構成する1
つの操作キー12Aは、再生中の音楽信号の音量を調節
する機能を実行させるためのものであり、他の1つの操
作キー12Bは上記1つの操作キー12Aに類する機能
を実行させるものである。
【0027】これら操作キー10A及び10B,11A
〜11J、12A及び12Bは、これらの機能を実行さ
せるに留まらず、上述のメモリ機能により、ユーザが使
用し易くできるように、各操作キー10A及び10B,
11A〜11J、12A及び12Bの操作機能を変更す
ることも可能である。例えば、音量調整に用いられてい
た操作キー12Aを用いて、磁気テープの所望の音楽情
報を検査するための検索キーとすることができる。この
メモリ機能は、装置本体1内のRAM等の蓄えられる。
【0028】表示部6は、パネル筐体6を構成する上ハ
ーフ7側の一方の主面の略中央領域に矩形形状をした液
晶パネルによって構成されている。この表示部16に
は、例えば第1の操作部9A,B,C中の操作キーによ
り操作された内容が表示される。すなわち、表示部16
は、記録及び/又は再生装置1内に記録媒体が巻回され
たテープカセット80が装填された場合には、テープカ
セット80が装置1内に装填されたことを示す内容の表
示が行われ、また、装置に装填されたテープカセット8
0の記録及び/又は再生が行われている場合には、記録
及び/又は再生中であることを示す表示が行われる。
【0029】開閉スイッチ17は、パネル筐体6の一方
の主面の上側コーナ部の近傍に配設されている。この開
閉スイッチ17は、操作部18と、パネル筐体6内部で
あってこの操作部18に対応する部位に配設されると共
に拡張方向に付勢する図示しない拡張スプリングと、図
2に示す操作パネル5の他方の主面である下ハーフ8の
上側コーナ部近傍に配設される押圧部19とを備えてい
る。この押圧部19は、その周辺に凹部22が形成され
ており、一方の側面に後述する開閉機構60のロックレ
バー61に係止される係止突起23が設けられている。
【0030】このように構成される開閉スイッチ17
は、通常図示しない拡張スプリングにより拡張方向に付
勢されていることから、操作部18が、一方の主面を構
成する上ハーフ7と同一面上に配設されている。この操
作部18は、指等で押圧されると、拡張スプリングがこ
の付勢力に抗して収縮し、押圧部19が操作パネル5を
構成する他方の主面から突出される。
【0031】操作パネル5には、例えば図2に示すよう
に、下ハーフ8側の他方の主面に装置本体25に上記パ
ネル筐体6に収納されたプリント基板からの電気的接続
を行うための接続端子20が配設されている。この接続
端子20は、操作パネル5の他方の主面の上記開閉スイ
ッチ17の押圧部19の近傍に形成された凹部21に外
方に露出するように配設されている。この接点端子20
は、操作パネル5が閉蓋された状態において、装置本体
25側に配設された他方の接続端子に接続される。
【0032】一方、装置本体25は、図2に示すよう
に、操作パネル5が取り付けられる筐体26と、記録及
び/又は再生装置1の操作を行う第2の操作部28とを
備えている。
【0033】装置本体25を構成する筐体26は、全体
として矩形体をなすように構成され、アルミニウム(A
l)等の金属材料により形成されている。この筐体26
の前面側、すなわち、自動車の車内に取り付けられたと
きにに、車内に向かって露出される面に操作パネル5が
取り付けられる取付面27が形成されている。この筐体
26は、通常自動車の運転席近傍に操作パネル5が取り
付けられる取付面27が外方に臨まされた状態で配置さ
れる。この筐体26には、内部に図示しないが内部にテ
ープカセット80に収納された記録媒体を走行操作する
テープ走行機構、及び前述した記録媒体の記録及び/又
は再生を行う記録及び/又は再生機構等が設けられてい
る。
【0034】第2の操作部28は、取付面27に配設さ
れており、取付面27の略中央領域に開設されたテープ
カセット80が挿入される挿入排出用開口部29と、そ
の近傍に配設された操作キー30とを備えている。
【0035】テープカセット80の挿入排出用開口部2
9は、取付面27の略中央領域に、挿入されるテープカ
セット80の断面形状と略同じ形状でテープカセット8
0の断面積よりも大きな開口となるように形成されてい
る。そして、挿入排出用開口部29から装置本体25内
にテープカセット80が挿入されるとともに、装置本体
25内よりテープカセット80の排出が行われる。
【0036】操作キー30は、挿入排出用開口部29の
近傍に取付面27に配設されている。この操作キー30
には、第1の操作部9A,9B,9C中のいずれか1の
操作キーより使用頻度が少ない機能を有するものが配設
される。例えば、操作パネル5が開蓋された状態におい
てのみ使用される装置本体25内に装填されたテープカ
セット80の取り出し機能を操作するキー等が配設され
る。
【0037】取付面27には、操作キー30の近傍に操
作パネル5側の接続端子20と電気的に接続される接続
端子31が配設されている。この接続端子31は、操作
パネル5が閉蓋された状態において、接続端子20と電
気的に接続され、操作パネル5の第1の操作部9の操作
を可能な状態とさせる。
【0038】取付面27には、その外周部に操作パネル
5が閉蓋された状態において嵌合されるように嵌合部3
2bを有する操作パネル支持部材32が取り付けられ
る。この操作パネル支持部材32は、装置本体25に操
作パネル支持部材32を取り付け支持する取付部32a
と、操作パネル5を構成する下ハーフ8側の外形形状と
略同じくする開口寸法を有する嵌合部32aとを有す
る。嵌合部32bは、取付部32aより立上がり形成さ
れた周壁34により構成されている。操作パネル5は、
閉蓋された状態において、下ハーフ8側が嵌合部32b
に嵌合され、確実に操作パネル支持部材32に支持され
る。
【0039】操作パネル支持部材32は、装置本体25
を構成する筐体26が金属材料により形成されるのに対
して、操作パネル5を構成する上下一対のハーフ7,8
を形成する材料と同一の材料、すなわちポリアセタール
樹脂等の合成樹脂材料により形成されている。この記録
及び/又は再生装置1は、自動車等に取り付けられた際
に、装置本体25の取付面27及び操作パネル5が同一
の材料により形成されていることから外観上の違和感を
少なくすることができる。
【0040】以上のような機能を有する操作パネル5及
び装置本体25は、次のような第1及び第2の支持機構
35A,35Bによって開閉自在に支持される。
【0041】すなわち、これら第1及び第2の支持機構
35A,35Bは、例えば図3及び図4に示すように、
装置本体25の取付面27の下側コーナ部に設けられた
枢支部である一対の取付片36A,36Bと、これら取
付片36A,36Bの外方に平行して操作パネル支持部
材32から突出して形成された取付片カバー37A,3
7Bと、装置本体25側であって一方の取付片36Aの
近傍に設けられると共に互いに歯合する第1の歯車38
及び第2の歯車39と、図5に示すように操作パネル5
の一方の側に位置されると共に取付片36Aに嵌合され
る凹状をなす軸受け部を構成する第1の枢支部40が設
けられた突出部42と、操作パネル5の他方の側に回転
軸線方向に移動すると共に取付片36Bに嵌合される凹
状をなす軸受け部を構成する第2の枢支部41と、第2
の歯車39と噛合される操作パネル5側の一方の側に設
けられた第3の歯車43とを有する。
【0042】一対の取付片36A,36Bは、筐体26
の取付面27の下側コーナ部から突出して全体として半
円弧状に形成されている。これら取付片36A,36B
は、筐体26と一体に形成されていることから、筐体2
6と同一の材料、すなわちアルミニウム(Al)等の弾
性変位する金属材料により形成されている。これら取付
片36A,36Bには、互いに内方に相対向するように
操作パネル5側の第1及び第2の枢支部40,41に枢
支する軸部を構成する第1及び第2の支持突起44A,
44Bが突設されている。突出して形成されている。こ
れら取付片36A,36Bは、操作パネル5の取り外し
の際には、開閉軸線方向、すなわち図3中矢印C方向及
び矢印D方向に弾性変位して操作パネル5の取り外し操
作を容易にしている。
【0043】第1及び第2の支持突起44A,44B
は、各々の先端部が丸み有するように形成されている。
したがって、これら第1及び第2の支持突起44A,4
4Bは、操作パネル5の取り付けの際、操作パネル5の
接触面と滑り易くしている。
【0044】取付片カバー37A,37Bは、操作パネ
ル支持部材32の下側コーナ部から突出して取付片36
A,36Bと外方に平行にして取り付けられている。こ
の取付片カバー37A,37Bは、操作パネル支持部材
32と一体に形成されており、この操作パネル支持部材
32と同一の合成樹脂材料、すなわちポリアセタール樹
脂等により形成されている。取付片カバー37A,37
Bは、金属材料である取付片36A,36Bが外方に臨
ませられることも無いことから、記録及び/又は再生装
置1の第1及び第2の支持機構35A,35B近傍の外
観上の違和感が生じることが少ない。
【0045】この取付片カバー37A,37Bと取付片
36A,Bとの間には、例えば図4に示すように、クリ
アランス45が設けられている。このクリアランス45
は、操作パネル5の取り外しや取り付けの際に取付片3
6A,36Bが、図3中矢印C方向及び矢印D方向に弾
性変位するため、取付片36A,36Bの移動する空間
として設けられている。
【0046】一方の支持機構35A側に設けられる第1
の歯車38及び第2の歯車39は、図4に示すように、
上記取付面27の下側コーナ部の一方の側に切り欠かれ
て形成された切欠き部46近傍に配設されている。第1
の歯車38は、切欠き部46の近傍でやや筐体26の内
方の側面部に配設された緩衝機構47支持部材47に回
転自在に取り付けられている。この緩衝機構47は、図
示しないが内部に緩衝機構47の外形形状よりやや小と
されたフィン歯車が回転自在に収納されている。緩衝機
構47には、内部にこのフィンと共にシリコンオイル等
の粘性流体充填されている。この粘性流体は、緩衝機構
47内に収納された歯車が高速で回転することを阻止し
ている。したがって、この粘性流体によってフィンの高
速での回転を阻止することから、第1の歯車38及び第
2の歯車39を介して接続される操作パネル5の開閉動
作の速さを緩やかにさせる。第1の歯車38は、この緩
衝機構47内に収納されたフィンと支軸48により接続
されている。第1の歯車38は、この緩衝機構47上に
支軸48に軸支された状態で回転自在に配設される。
【0047】第2の歯車39は、切欠き部46の近傍で
あって、第1の歯車38と隣り合って歯合した状態で配
設されている。この第2の歯車39についても、第1の
歯車38と同様に回転自在な状態で支軸49に軸支され
ている。
【0048】このように構成される緩衝機構47、第1
の歯車38及び第2の歯車39は、操作パネル5及び操
作パネル支持部材32と同様なポリアセタール樹脂等の
合成樹脂材料により形成されている。これら緩衝機構4
7、第1の歯車38及び第2の歯車39は、操作パネル
5の開閉操作の際にその一部が外方に臨まされるが、同
一の材料により形成されていることから、外観を損ねる
ことがない。
【0049】一方、操作パネル5側には、パネル筐体6
の下側コーナ部の両側に枢支部が形成されている。
【0050】先ず、この操作パネル5の一方の側のコー
ナ部には、切欠き凹部50が切り欠き形成されており、
この切欠き凹部50内に突出部42が開閉軸線方向、す
なわち図3中矢印C方向及び矢印D方向に移動可能に取
り付けられている。
【0051】この突出部42は、図5に示すように、内
部に空間部を有する半球状で且つその表面が半円弧面に
形成されている。そして、突出部42は、この円弧面の
中央部に凹設された第1の枢支部40が構成されてい
る。この第1の枢支部40は、一方の取付片36A側の
第1の支持突起44Aと嵌合される。この際、突出部4
2は、表面が半円弧面に形成されていることから、操作
パネル5の取り付けの際に、取付片36A側の第1の支
持突起44Aが滑り易く、したがって、第1の枢支部4
0の第1の支持突起44Aへの嵌合させる操作が容易と
される。
【0052】突出部42は、操作パネル5のパネル筐体
6側に設けられた嵌合穴51に取り付けられる。したが
って、この嵌合穴51は、上記突出部42の直径とほぼ
等しくされた穴径を有している。このように構成される
突出部42は、切欠き凹部50に設けられた嵌合穴51
に配設される。この際、突出部42には、その周縁に張
り出し形成された張り出し部が形成されており、この張
り出し部が嵌合穴51の内側周縁に突き当たり外方に飛
び出さないようにされている。
【0053】この突出部42には、その内部の空間部に
この突出部42を外方向に押圧する拡張バネ52が配設
されている。この拡張バネ52は、筐体26内の嵌合穴
51の近傍に設けられた図示しないストッパー壁に一端
が支持され、他端が突出部42の内壁に支持されてい
る。突出部42は、拡張バネ52の拡張する弾性力によ
り、外方向に押圧されている。
【0054】操作パネル5には、下側コーナ部の一方
に、第3の歯車43がパネル筐体6と一体に設けられて
いる。この第3の歯車43は、操作パネル5が取付片3
6Aに枢支された状態、すなわち第1の支持突起44A
が第1の枢支部40に嵌合された状態において、装置本
体25側の第2の歯車39と噛合される。
【0055】一方、操作パネル5の他方の側には、図3
に示すように、切欠き凹部50よりやや小さく切り欠か
れた切欠き凹部53が形成されている。この切欠き凹部
53に他方の取付片36B側の第2の支持突起44B凸
部44Bと嵌合される第2の枢支部41凹部41が設け
られている。この第2の枢支部41の周辺には、上記突
出部42と同様に、やや外方に膨らみを呈した円弧面に
形成されている。したがって、取付片36B側の第2の
支持突起44Bが滑り易く、第2の枢支部41の第2の
支持突起44Bへ容易に嵌合させることができる。
【0056】操作パネル5は、以上のような第1及び第
2の支持機構35A,35Bにより装置本体25に取り
付けられる。以上、操作パネル5は、突出部42が操作
パネル5の一方の下側コーナ部に設けられた場合につい
て説明したが、操作パネル5の下側コーナ部の両側に突
出部42が設けられても良いのは勿論である。
【0057】このように構成される操作パネル5は、装
置本体25の前面側を閉蓋した状態において、開蓋しな
いように、次のような開閉機構60によりロックされ
る。
【0058】この開閉機構60は、例えば図6に示すよ
うに、装置本体25の取付面27の他方の上側コーナ部
に構成され、操作パネル5を閉蓋した状態にロックする
ロックレバー61と、閉蓋された操作パネル5を開蓋方
向に押圧するプッシュレバー70とを備えている。これ
らロックレバー61及びプッシュレバー70は、装置本
体25の取付面27に切り欠き形成された切り欠き凹部
69から外方に臨まされている。
【0059】ロックレバー61は、開閉スイッチ17の
押圧部19に押圧される主面62と、一方の側面にプッ
シュレバー70の係合突起72が係止される係合凹部6
3と、上記主面の一方の側縁に設けられた係止部64と
を備えている。このロックレバー61は、基端部を筐体
26側の支軸65に支持し、この支軸65を中心に回転
可能に支持されている。ロックレバー61は、支軸65
に巻装され、一方のアーム部を筐体26側の係止部67
に係止され、他方のアーム部をロックレバー61側の係
止部68に係止された捻りコイルバネ66により図6中
矢印G方向に回動付勢されている。
【0060】プッシュレバー70は、ロックレバー61
と隣り合って配設されており、閉蓋された状態の操作パ
ネル5を押し出しす押出し部71と、ロックレバー61
に設けられた係合凹部63に係合される係合突起72と
により構成されている。プッシュレバー70に設けた押
出し部71は、プッシュレバー70の一方の端部に半円
状に形成されていることから、開蓋動作する操作パネル
5をこの半円弧面に沿って押圧することができきる。そ
して、係合突起72は、ロックレバー61の係合凹部6
3に嵌合されることから、係合凹部63の凹形状と同一
の外形となるように形成されている。この係合突起72
は、係合凹部63と嵌合された状態において、ロックレ
バー61の主面62が押圧され、図6中矢印H方向に移
動することにより、嵌合された状態が解除される程度に
突出して形成されている。
【0061】さらには、このプッシュレバー70は、押
出し部71が形成されない他方の端部が筐体26側の支
軸73に回転自在に軸支されている。この支軸73に
は、、一方のアーム部が筐体26側の係止部75に係止
され、他方のアーム部がロックレバー70側の係止部7
6に係止された捻りコイルスプリング74が取り付けら
れ、ロックレバー61を図6中矢印G方向に回動付勢し
ている。
【0062】以上のように構成された記録及び/又は再
生装置1は、次のように操作をもって操作パネル5の開
閉操作及び取り外し操作が行われる。
【0063】すなわち、記録及び/又は再生装置1は、
操作パネル5の閉蓋状態において、操作パネル5が、図
1に示すように、装置本体25側の前面側に構成された
取付面27を閉蓋した状態にある。第1及び第2の支持
機構35A,35Bは、第2の歯車39及び操作パネル
5側の第3の歯車43とが噛合された状態にある。一方
の取付片36Aの第1の支持突起44Aは、突出部42
の第1の枢支部40に嵌合された状態にあり、他方の取
付片36Bの第2の支持突起44Bは、第2の枢支部4
1に嵌合された状態にある。このとき、突出部42内に
配設された拡張バネ52は、突出部42を一方の取付片
36A側に押圧した状態にあり、着実に操作パネル5を
取付片36A,36Bに枢支させている。
【0064】開閉機構60は、ロックレバー61及びプ
ッシュレバー70が、図6中矢印H方向に付勢された状
態であって、且つロックレバー61の係合凹部63とプ
ッシュレバー70の係合突起72が嵌合された状態にあ
る。ロックレバー61の係止部64は、操作パネル5側
の操作部18の周囲に設けられた凹部22の係止突起2
3に係止された状態にある。操作パネル5は、凹部22
の係止突起23に係止された状態にあることから、操作
パネル5が開蓋されないようにロックされた状態にあ
る。
【0065】このような状態において、記録及び/又は
再生装置1は、開閉スイッチ17の操作部18が押圧さ
れると、この操作部18に対応するパネル筐体6の内部
に配設された拡張バネが収縮し、下ハーフ8側の押圧部
19が突出される。この押圧部19は、開閉機構60を
構成するロックレバー61の主面62に突き当てられ
る。ロックレバー61は、操作部18により主面62が
押圧されることにより、さらに図6中矢印H方向に回転
動作される。ロックレバー61の係合凹部63とプッシ
ュレバー70の係合突起72は、係合された状態が解除
され、プッシュレバー70は、図6中矢印G方向に回動
動作される。操作パネル5は、上述したロックレバー6
1の係合凹部63とプッシュレバー70の係合突起72
が嵌合された状態が解除されると共に、ロックレバー6
1の係止部64と操作パネル5側の操作部18の周囲に
設けられた凹部22の係止突起23の係止された状態が
解除され、図2中矢印B方向への開蓋動作が可能な状態
となる。
【0066】操作パネル5は、図2中矢印B方向に開蓋
動作される。この際、第1及び第2の支持機構35A,
35Bの緩衝機構47は、内部にフィンと共に粘性流体
が充填されていることから、第1の歯車38、第2の歯
車39及び第3の歯車43を介して緩やかに開蓋動作さ
れる。
【0067】このように記録及び/又は再生装置1は、
図2及び図7に示すように、操作パネル5が装置本体2
5の前面側を開放した状態にされる。記録及び/又は再
生装置1は、操作パネル5が開蓋され挿入排出用開口部
29が外方に臨まされた状態となる。この状態は、テー
プカセット80を装置本体25内に挿入可能とする状態
であり、図7に示すように、テープカセット80を装置
本体25内に挿入することができる。このテープカセッ
ト80は、矩形状をなす上下一対のハーフ81,82を
突き合わせ結合して構成されるカセット本体83を有
し、このカセット本体83内に回転可能に支承された一
対のテープリール85間に音声信号等が記録される磁気
テープを巻回している。このカセット本体83には、前
面側に磁気テープを外方に臨ませる開口部84が形成さ
れている。
【0068】このように構成されるテープカセット80
は、挿入排出用開口部29より押圧されて装置本体25
内に挿入されると、記録及び/又は再生装置1側の図示
しない磁気テープの走行機構がテープリール85に係合
すると共に、開口部84に記録及び/又は再生機構を構
成する磁気ヘッドが進入されることにより音声信号等の
情報信号の記録及び/又は再生が可能な状態とされる。
【0069】記録及び/又は再生装置1は、テープカセ
ット80の挿入排出用開口部29への挿入操作が終了す
ると、次に手動又は自動的に操作パネル5の閉蓋操作が
行われる。
【0070】操作パネル5が装置本体25の前面側を開
放した状態において、開閉機構60はロックレバー61
及びプッシュレバー70が図6中矢印G方向に付勢され
た状態にあり、ロックレバー61の係合凹部63とプッ
シュレバー70の係合突起72が係合しない離脱された
状態にある。記録及び/又は再生装置1は、操作パネル
5が図2中矢印A方向に閉蓋方向に回動操作されると、
先ず開閉機構60を構成するプッシュレバー70の押出
し部71に操作パネル5側の下ハーフ8が突き当てられ
る。操作パネル5は、図2中矢印A方向への更なる回動
操作が続けられると、押出し部71が更に図6中矢印H
方向に回転される。すると、プッシュレバー70側の係
合突起72がロックレバー61側の係合凹部63に嵌合
される。これと同時に、ロックレバー61の係止部64
は、操作パネル5の下ハーフ8側に設けられた凹部22
に係止されて、再び操作パネル5が開蓋されないように
ロックする。
【0071】記録及び/又は再生装置1は、操作パネル
5が装置本体25の前面側を開放した開蓋された状態に
おいて、この操作パネル5の取り外しが可能となる。
【0072】この記録及び/又は再生装置1は、第1支
持機構35Aの第2の歯車39及び操作パネル5側の第
3の歯車43とが噛合された状態にある。一方の取付片
36Aの第1の支持突起44Aは、突出部42の第1の
枢支部40に嵌合された状態にあり、他方の取付片36
Bの第2の支持突起44Bは、第2の枢支部41に嵌合
された状態にある。このとき、突出部42内に配設され
た拡張バネ52は、突出部42を取付片36A側に押圧
した状態にあり、確実にに操作パネル5を取付片36に
枢支させている。
【0073】記録及び/又は再生装置1は、操作パネル
5が図3中矢印J方向に押圧されると、拡張バネ52に
外方に押圧された突出部42が拡張バネ52の弾性力に
抗して収縮して内方に移動され、操作パネル5は、全体
として図2中矢印I方向に移動される。操作パネル5
は、操作パネル5側の第2の枢支部41が他方の取付片
36Bの第2の支持突起44Bへの嵌合が解除され、こ
の状態で、操作パネル5は図3中矢印F方向に引き出さ
れることにより、装置本体25から取り外される。この
際、操作パネル5が押圧される側の一方の取付片36A
は、外方、すなわち操作パネル5により、図3中矢印C
方向に押圧されることから、図3中矢印C方向に弾性変
位される。そして、操作パネル5は、突出部42が内方
に移動されると共に、一方の取付片36Aが図3中矢印
C方向に移動されることにより、装置本体25から容易
に取り外される。
【0074】装置本体25から取り外された操作パネル
5は、次のように操作をもって装置本体25に取り付け
ることができる。
【0075】まず、操作パネル5を装置本体25に取り
付けるには、第2の支持機構35B側の他方の取付片3
6Bに設けた第2の支持突起44Bに、操作パネル5側
の第2の枢支部41を嵌合される。この際、操作パネル
5は、他方の取付片36Bを外方、すなわち図3中矢印
C方向に押圧した状態にある。したがって、他方の取付
片36Bは、図3中矢印C方向に弾性変位された状態に
ある。
【0076】次に、操作パネル5側の第2の枢支部41
と他方の取付片36Bの第2の支持突起44Bとが外方
に押圧されると共に嵌合された状態で、操作パネル5の
突出部42側を一方の取付片36Aの第1の支持突起4
4A側である図3中矢印E方向に移動操作される。する
と、突出部42は、第1の支持突起44Aに突き当た
り、更に押圧されて、拡張バネ52の弾性力に抗して内
方に移動される。そして、第1の支持突起44Aは、突
出部42の表面の円弧面に沿って、第1の枢支部40に
嵌合される。この際、突出部42の表面は、円弧面に形
成されていることから、容易に第1の支持突起44Aを
容易に移動させることができる。
【0077】また、一方の取付片36Aは、この操作パ
ネル5の取り付けの際に、突出部42により図3中矢印
C方向に押圧されることによって弾性変位される。した
がって、操作パネル5は、装置本体25に取り付けられ
る際に、一方の取付片36Aが図3中矢印C方向へ弾性
変位されると共に、突出部42が拡張バネ52の弾性力
に抗して装置本体25の内方に移動されることから容易
に取り付けられる。
【0078】以上のように構成される記録及び/又は再
生装置1は、操作パネル5の取り外し操作を容易に行う
ことができるので、例えばこの記録及び/又は再生装置
1が取り付けられた自動車を降車する場合には、この操
作パネル5を容易に取り外して持ち運ぶことが可能とな
り、自動車に取り付けられている装置本体25と分離さ
せることにより、記録及び/又は再生装置1であること
の識別を困難とさせ、盗難を防止することができる。
【0079】上述の例は、本発明をテープカセット80
を記録媒体に用いる記録及び/又は再生装置に適用した
例を挙げて説明したが、光ディスクや光磁気ディスク等
の円盤状記録媒体や、この円盤状記録媒体を収納したカ
ートリッジを記録媒体に用いる記録及び/又は再生装置
にも適用できるものである。この場合、装置本体25に
設けられる挿入排出用開口部29は、用いる記録媒体の
大きさに適合した大きさに形成される。
【0080】また、本発明は、上述したような記録及び
/又は再生装置に限定されるものではなく、機器本体の
前面側に操作スイッチを有する操作部が設けられた操作
パネルを備えるラジオ受信機、無線機、電話機等の電子
機器に広く適用し、上述した例と同様の利点を得ること
ができるものである。すなわち、機器本体に対し、着脱
される操作パネルを備えた電子機器に適用して有用とな
る。
【0081】
【発明の効果】本発明に係る電子機器並びに記録媒体の
記録及び/又は再生装置は、操作パネルの装置本体に対
する着脱を容易に行うことができるので、電子機器ある
いは記録及び/又は再生装置の非使用時に、必要に応じ
て装置本体から操作パネルを容易に取り外すことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録及び/又は再生装置の斜視図
である。
【図2】操作パネルが開蓋位置にある状態を示す記録及
び/又は再生装置の斜視図である。
【図3】操作パネルが装置本体から取り外された状態を
示す記録及び/又は再生装置の斜視図である。
【図4】記録及び/又は再生装置において操作パネルを
装置本体に取り付ける支持機構を示す要部斜視図であ
る。
【図5】記録及び/又は再生装置の支持機構を構成する
操作パネルの突出部を示す要部斜視図である。
【図6】記録及び/又は再生装置において操作パネルを
装置本体の前面側を閉塞した位置にロックする開閉機構
の要部斜視図である。
【図7】操作パネルが開蓋された状態において、装置本
体の取付面に開口された記録媒体挿入排出用開口部にテ
ープカセットが挿入される状態を示す記録及び/又は再
生装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 記録及び/又は再生装置、 5 操作パネル、
9A,9B及び9C 9 第1の操作部、 25 装置本体、 28 第
2の操作部、 29記録媒体挿入排出用開口部、
35A 第1の支持機構、 35B 第2の支持機
構、 40 第1の枢支部、 41 第2の枢支
部、 42 突出部、52 拡張バネ、 60 開
閉機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 恒徳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、 上記機器本体の前面側に配設され、少なくとも1つの操
    作スイッチを有する操作部が設けられた操作パネルと、 上記操作パネルを上記機器本体の前面と平行な位置と上
    記機器本体の前面より回動した位置との間を回動可能に
    支持する支持機構とを備え、 上記支持機構は、上記操作パネルと上記機器本体のいず
    れか一方に設けた軸部と、上記操作パネルと上記機器本
    体のいずれか他方に設けられた軸受け部とを備え、上記
    軸部と上記軸受け部のいずれか一方が回動軸線方向に移
    動可能に設けられてなる電子機器。
  2. 【請求項2】 上記支持機構は、さらに上記機器本体と
    上記操作パネルのいずれか一方に設けられた少なくとも
    1つのギヤと、上記機器本体と上記操作パネルのいずれ
    か他方に設けられ、上記ギヤと噛合して上記ギヤの回転
    速度を遅くさせる緩衝機構とを備えていることを特徴と
    する請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記支持機構は、さらに上記軸受け部を
    上記回転軸線方向に付勢する付勢手段を備え、上記軸受
    け部が上記付勢手段により上記軸線方向に移動可能に付
    勢されるとともに、上記軸受け部に上記ギヤが形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記緩衝機構は、上記軸受け部と上記軸
    部とが係合した状態で上記ギヤと噛み合うさらなるギヤ
    と上記さらなるギヤの回転速度を遅くさせる緩衝機構と
    を備えることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 上記操作パネルが上記機器本体の前面と
    平行な位置にあるときに、上記操作部からの入力信号を
    上記機器本体に伝達するための伝達手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記操作パネルが上記機器本体の前面と
    平行な位置にある状態で、上記操作パネルを上記機器本
    体にロックするロック手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前面に記録媒体の挿入及び排出用の開口
    部が設けられ、記録媒体の記録及び/又は再生手段を収
    納する装置本体と、 上記操作パネルを上記装置本体の開口部を閉塞する位置
    と上記開口部を開放する位置との間を回動可能に支持す
    る支持機構とを備え、 上記支持機構は、上記操作パネルと上記装置本体のいず
    れか一方に設けた軸部と、上記操作パネルと上記装置本
    体のいずれか他方に設けられた軸受け部とを備え、上記
    軸部と上記軸受け部のいずれか一方が回動軸線方向に移
    動可能に設けられてなる記録媒体の記録及び/又は再生
    装置。
  8. 【請求項8】 上記支持機構は、さらに上記装置本体と
    上記操作パネルのいずれか一方に設けられた少なくとも
    1つのギヤと、上記装置本体と上記操作パネルのいずれ
    か他方に設けられ、上記ギヤと噛合して上記ギヤの回転
    速度を遅くさせる緩衝機構とを備えていることを特徴と
    する請求項7記載の記録媒体の記録及び/又は再生装
    置。
  9. 【請求項9】 上記支持機構は、さらに上記軸受け部を
    上記回転軸線方向に付勢する付勢手段を備え、上記軸受
    け部が上記付勢手段により上記軸線方向に移動可能に付
    勢されるとともに、上記軸受け部に上記ギヤが形成され
    ていることを特徴とする請求項8記載の記録媒体の記録
    及び/又は再生装置。
  10. 【請求項10】 上記緩衝機構は、上記軸受け部と上記
    軸部とが係合した状態で上記ギヤと噛み合うさらなるギ
    ヤと上記さらなるギヤの回転速度を遅くさせる緩衝機構
    とを備えることを特徴とする請求項9記載の記録媒体の
    記録及び/又は再生装置。
  11. 【請求項11】 上記操作パネルが上記装置本体の上記
    開口部を閉塞する位置にあるときに、上記操作部からの
    入力信号を上記記録及び/又は再生手段に伝達するため
    の伝達手段を備えていることを特徴とする請求項7記載
    の記録媒体の記録及び/又は再生装置。
  12. 【請求項12】 上記操作パネルが上記装置本体の前面
    と平行な位置にある状態で、上記操作パネルを上記機器
    本体にロックするロック手段を備えていることを特徴と
    する請求項7記載の記録媒体の記録及び/又は再生装
    置。
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JP2001340514A (ja) * 2000-06-01 2001-12-11 Eipekkusu:Kk 遊技機におけるコインの返却ボタン装置
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