JPH058512B2 - - Google Patents

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JPH058512B2
JPH058512B2 JP58234887A JP23488783A JPH058512B2 JP H058512 B2 JPH058512 B2 JP H058512B2 JP 58234887 A JP58234887 A JP 58234887A JP 23488783 A JP23488783 A JP 23488783A JP H058512 B2 JPH058512 B2 JP H058512B2
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JP
Japan
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opening
closing lid
cassette
spring locking
spring
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JP58234887A
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English (en)
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JPS60125982A (ja
Inventor
Shin Sasaki
Tsuneo Nemoto
Shuichi Yamashina
Hiroyuki Uchida
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to GB08430685A priority patent/GB2152010B/en
Priority to AU36304/84A priority patent/AU562273B2/en
Priority to CA000469468A priority patent/CA1226939A/en
Priority to US06/679,240 priority patent/US4646189A/en
Priority to DE19843445195 priority patent/DE3445195A1/de
Priority to NL8403776A priority patent/NL8403776A/nl
Priority to KR1019840007852A priority patent/KR930000064B1/ko
Priority to FR8419019A priority patent/FR2556487A1/fr
Publication of JPS60125982A publication Critical patent/JPS60125982A/ja
Publication of JPH058512B2 publication Critical patent/JPH058512B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
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    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08735Covers

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデジタル信号例えばPCM信号を記録
するのに使用して好適なテープカセツトに関す
る。
背景技術とその問題点 現在、音響信号等のアナログ信号をデジタル信
号例えばPCM信号に変換して記録又はこれを再
生するPCM記録再生装置が提案されている。こ
のPCM記録再生装置においては記録媒体として
の磁気テープが装填されたテープカセツトを使用
するを普通としている。
PCM記録においては磁気テープに指紋等の油
脂成分や埃が付着すると、この油脂成分や埃が再
生信号のドロツプアウトの原因となる不都合があ
る。
この為、カセツト匣体に開閉蓋を回動できるよ
うに設け、この開閉蓋によりカセツト前面部を覆
うことによりカセツト前面部に設けた開口部を閉
じ、この開口部に露呈する磁気テープを密封し、
磁気テープに指紋等の油脂成分や埃が付着しない
ようにした第1図及び第2図に示す如きものが提
案されている。即ちこの第1図及び第2図におい
て、1はカセツト匣体を示し、このカセツト匣体
1はねじ止めにより合体された一対の上ハーフ2
及び下ハーフ3から構成されている。4a及び4
bは夫々カセツト匣体1内に回転自在に遊嵌され
たリールハブを示し、このリールハブ4a,4b
に磁気テープ5が巻装されている。6はカセツト
匣体1の前面部の中央位置に設けられた開口部で
あり、この開口部6に磁気テープ5が露呈され、
記録又は再生時にこの開口部6内に記録再生ヘツ
ドが挿入される如くなされる。7はカセツト匣体
1の前面部側に回動できるように設けられた開閉
蓋を示し、この開閉蓋7はカセツト匣体1の前面
部を覆い開口部6を閉じることにより磁気テープ
5をカセツト匣体1内に密封する。7a及び7b
は夫々この開閉蓋7を左右両側においてカセツト
匣体1に軸支するアーム部である。
この様な開閉蓋7を有するテープカセツトは保
存時においては第1図に示す如く開閉蓋7がカセ
ツト匣体1の前面部を覆うように回動され、この
開閉蓋7が開口部6を閉じることにより磁気テー
プ5がカセツト匣体1内に密封される。又、使用
時においては第2図に示す如く開閉蓋7がカセツ
ト匣体1の前面部上部に位置するように回動さ
れ、開口部6が開かれてこの開口部6を介して磁
気テープ5が露呈される。
ところで、この様な開閉蓋7を有するテープカ
セツトにおいてはカセツト匣体1の前面部の上側
及び下側の夫々の角度を面取りして、開閉蓋7が
前面部の上側及び下側の夫々の角部を越えて回動
できるようにする必要がある。一方、カセツト匣
体1の前面部の中央位置には開口部6が設けられ
るので、前面部の上側及び下側の夫々の角部を大
きく面取りすることができない。従つて、開閉蓋
7とカセツト匣体1の前面部との間隔を広くし
て、開閉蓋7が面取り量の少ない角部を越えて回
動できるようにする必要があつた。この為、この
様な開閉蓋7を有するテープカセツトにおいて
は、開閉蓋7とカセツト匣体1の前面部との間隔
を広くする分だけ全体が大型化してしまう。又、
この間隔を広くした分だけ開閉蓋7がカセツト匣
体1の前面部から前方に突出する為、開閉蓋7を
回動したときに必要とするスペースも広くなり、
その分だけ記録再生装置が大型化するという不都
合があつた。
又、この様な開閉蓋7を有するテープカセツト
は保存時に開閉蓋7がカセツト匣体1の開口部を
閉じる位置から不用意に回動することがないよう
にする必要がある。
発明の目的 本発明は斯かる点に鑑み開口部を閉じる位置で
不用意に回動することがなく且つカセツト匣体の
前面部からの突出量の比較的小さな開閉蓋を有す
るテープカセツトを得ることを目的とする。
発明の概要 本発明はカセツト匣体の前面部に設けられた開
口部を開閉する回動可能な開閉蓋を有するテープ
カセツトにおいて、開閉蓋のアーム部に回動軸を
設けると共にアーム部に第1のバネ係止部を設
け、カセツト匣体の開閉蓋のアーム部に対向する
位置に略三角形状の軸受部を設けると共にカセツ
ト匣体の開閉蓋のアーム部に対向する位置に第2
のバネ係止部を設け、コイル部が開閉蓋の回動軸
に挿通されると共に両端部が第1又は第2のバネ
係止部に係止されるようにコイルバネを設け、開
閉蓋の回動にともない第1のバネ係止部と第2の
バネ係止部とが選択的にコイルバネの両端部を係
止してコイルバネの偏倚力により開閉蓋を閉じる
方向に付勢するようにしたものであり、斯かる本
発明テープカセツトに依れば、開口部を閉じる位
置で不用意に回動することがなく且つカセツト匣
体の前面部からの突出量の比較的小さな開閉蓋を
有するものを得ることができる利益がある。
実施例 以下、第3図乃至第12図を参照しながら本発
明テープカセツトの一実施例について説明しよ
う。この第3図乃至第12図において第1図及び
第2図と対応する部分に同一符号を付してその詳
細な説明は省略する。
本例においては第3図乃至第5図に夫々示す如
く開閉蓋7をカセツト匣体1の前面部と対向し上
下方向において開口部6よりもわずかに幅が広い
板部7cと、この板部7cの左右の両端部に位置
し後端部が略半円形をした略D字状のアーム部7
a及び7bとから略コ字状に構成する。このアー
ム部7a,7bの回動中心位置に円柱状の回動軸
7dを設けると共にこのアーム部7a,7bの上
側及び下側に夫々L字状の第1及び第2のバネ係
止片7e及び7fを設ける。この場合、この第1
及び第2のバネ係止片7e及び7fの屈曲した端
部が背面部側を向くようにして回動軸7dの中心
を通る前後方向に平行な直線に対して上下対称と
なる位置で且つ回動軸7dよりも若干前面部寄り
に第1及び第2のバネ係止片7e及び7fを設け
る。
8はコイルバネを示し、このコイルバネ8は線
材をコイル状に数ターン巻いたコイル部8aと、
回動軸7dから第1又は第2のバネ係止片7eま
たは7fまでの間隔に略等しい長さを有し同一方
向を向くように成形した第1及び第2の端部8b
及び8cとから構成する。この場合、このコイル
バネ8はコイル部8aが回動軸7dに挿通される
と共に第1及び第2の端部8b及び8cが第1及
び第2のバネ係止片7e及び7fに係止された状
態で開閉蓋7に装着され、この状態で開閉蓋7を
カセツト匣体1に取り付けたときに開閉蓋7の第
1及び第2のバネ係止片7e及び7fに代わつて
後述するカセツト匣体1の第3及び第4のバネ係
止片によりこのコイルバネ8の第1及び第2の端
部8b及び8cが係止される。なお、開閉蓋7の
板部7cのカセツト匣体1と対向する面を凹状に
若干湾曲した形状となす。
一方、カセツト匣体1側においては第3図,第
6図及び第7図に示す如く開閉蓋7の左右のアー
ム部7a及び7bに対向する部分、即ちカセツト
匣体1の前面部寄りの左右両側部に軸受部として
略二等辺三角形状の軸受孔9を設けると共に軸受
孔9及び開閉蓋7の第1のバネ係止片7e間と、
軸受孔9及び開閉蓋7の第2のバネ係止片7f間
とに夫々位置し軸受孔9に対して上下対称な位置
に夫々直方体状の第3及び第4のバネ係止片10
a及び10bを設ける。この場合、軸受孔9はそ
の二等辺の挾角が背面部側に位置し、この挾角に
対向する辺が前面部に平行となるようになす。
又、第3及び第4のバネ係止片10a及び10b
は開閉蓋7が開口部6を閉じる位置で回動軸7d
が軸受孔9の最後部に位置するときに前後方向に
おいて開閉蓋7の第1及び第2のバネ係止片7e
及び7fよりもこの第3及び第4のバネ係止片1
0a及び10bの方がわずかに背面部寄りとなる
ようになす。
又、11a及び11bは夫々前面部の上下の角
部から前方に突出するように設けた前面鍔部を示
す。この場合、この前面鍔部11a,11bの前
方への突出量を開閉蓋7の板部7cの板厚に等し
い寸法となすと共に上下の前面鍔部11a及び1
1b間の間隔を開口部6よりもわずかに幅広とな
し、第7図に示す如く開閉蓋7が開口部6を閉じ
る位置で回動軸7dが軸受孔9の最後部に位置し
たときにこの上下の前面鍔部11a及び11b間
に開閉蓋7の板部7cが嵌まり込むようになす。
尚、上側の前面鍔部11aの上側の角部と下側の
前面鍔部11bの下側の角部とを円筒面状とな
す。
更に、12a,12b,12c及び12dは
夫々開閉蓋7のアーム部7a,7bに対向し、コ
イルバネ8と開閉蓋7の第1及び第2のバネ係止
片7e及び7fとの移動範囲以外の軸受孔9の周
囲に設けた側面鍔部であり、この側面鍔部12
a,12b,12c,12dの左右方向の端面に
アーム部7a,7bが摺接することにより開閉蓋
7の摺動及び回動が案内される。その他は第1図
及び第2図に示すテープカセツトと同様に構成す
る。
斯かるテープカセツトの動作について第7図乃
至第12図を参照しながら説明する。
先ず、保存時においては第7図及び第8図に示
す如くコイルバネ8の第1及び第2の端部8b及
び8cがカセツト匣体1の第3及び第4のバネ係
止片10a及び10bにより前面部側よりわずか
に偏倚力を生じるように係止され、このコイルバ
ネ8の偏倚力により開閉蓋7の板部7cが上下の
前面鍔部11a及び11b間に嵌まり込むと共に
回動軸7dが軸受孔9の最後部に位置するように
して、開閉蓋7により前面部の開口部6が閉じら
れ磁気テープ5がカセツト匣体1内に密封され
る。この状態においては開閉蓋7の板部7cが上
下の前面鍔部11a及び11b間に嵌まり込んで
おり、開閉蓋7を回動するようにちよつとした外
力が加えられても開閉蓋7が回動しない。又、こ
の状態においては開閉蓋7のカセツト匣体1側の
全面がカセツト匣体1の前面部に透き間なく当接
し、カセツト匣体1の前面部に対して開閉蓋7の
前方への突出量を比較的少なくすることができ
る。更に、この状態においてはコイルバネ8の第
1及び第2の端部8b及び8cがカセツト匣体1
の第3及び第4のバネ係止片10a及び10bに
より前面部側より係止されており、開閉蓋7が前
方に不用意に摺動することがない。従つて、保存
時に開閉蓋7が開口部6を閉じる位置で不用意に
回動することがなく、磁気テープ5をカセツト匣
体1内に密封できる。
そして、使用時においては開閉蓋7がいつたん
前方に摺動されてから上方向に回動される。ここ
で、記録再生装置内において機械的に開閉蓋7を
開閉する場合について説明する。
記録再生装置内に装填されたテープカセツトに
対して、開閉蓋7のアーム部7a,7bの端部と
摺接する側が略等脚台形状に突出された蓋摺動爪
13が開閉蓋7のアーム部7a,7bの半円形状
の後端部を押圧するようにして上方向に移動され
る。そして、開閉蓋7が蓋摺動爪13の斜面部1
3aに押圧されることにより開閉蓋7が第9図に
示す如く前方に摺動される。この場合、回動軸7
dが軸受孔9内を前方に移動するのであるが、コ
イルバネ8の第1及び第2の端部8b及び8cが
夫々カセツト匣体1の第3及び第4の端部10a
及び10bに係止され、コイルバネ8の第1及び
第2の端部8b及び8cが回動軸7dに挿通され
たコイル部8aを境にしてV字状に偏倚される。
このときコイルバネ8に偏倚前の状態にもどろう
とする偏倚力を生じ、この偏倚力により開閉蓋7
が後方に付勢される。そして、この前方に摺動さ
れた開閉蓋7の位置に対応して配された蓋回動爪
14が開閉蓋7の板部7cの下端部を上方向に押
圧するように上方向に移動され第10図、第11
図及び第12図に順次示すように開閉蓋7がカセ
ツト匣体1の上面部上に位置するように上方向に
回動される。
ここで、この開閉蓋7の回動過程を第10図、
第11図及び第12図に沿つて更に説明する。前
方に摺動された開閉蓋7が蓋回動爪14により上
方向に押圧されると、コイルバネ8の第1の端部
8bが第3のバネ係止片10aにより係止される
位置をコイル部8a寄りに移動すると共にコイル
バネ7の第2の端部8cが第4のバネ係止片10
bにより係止される位置をコイル部8aとは反対
側寄りに移動し、回動軸7dが軸受孔9内を上方
向に移動し、この状態から蓋回動爪14により開
閉蓋7が更に上方向に押圧されると、第10図に
示す如く開閉蓋7の板部7cがカセツト匣体1の
前面鍔部11aに摺接するようにして開閉蓋7が
上方向に回動される。そして、蓋回動爪14によ
り開閉蓋7が更に上方向に回動されると、第11
図に示す如くコイルバネ8の第1の端部8bがカ
セツト匣体1の第3のバネ係止片10aに代わつ
て開閉蓋7の第1のバネ係止片7eにより係止さ
れる。そして、蓋回動爪14により第12図に示
す如く開閉蓋7が上方向の所定位置に回動される
と、コイルバネ8の第2の端部8cがカセツト匣
体1の第4のバネ係止片10bに係止された状態
でコイルバネ8の第1の端部8bが開閉蓋7の第
1のバネ係止片7eに係止された状態で偏倚させ
られる。従つて、開閉蓋7にはコイルバネ8の第
1の端部8bの偏倚力により下方向に回動される
ような回動力が加えられる。この場合、回動軸7
dはコイルバネ8の第1及び第2の端部8b及び
8cに均等な偏倚力を生じるように軸受孔9内を
移動し、開閉蓋7の板部7cが常にカセツト匣体
1の前面鍔部11aに摺接して、開閉蓋7が比較
的小さな回動軌跡を画いて回動する。従つて、比
較的小さな回動軌跡を画くようにして開閉蓋7を
回動できるので、その分だけ記録再生装置を小型
化することができる。
又、この第12図に示す如く開閉蓋7が上方向
に回動された状態から開口部6を閉じるように開
閉蓋7を下方向に回動する場合には、蓋回動爪1
4が元の下方位置にもどされると、開閉蓋7はコ
イルバネ8の第1の端部8bにより下方向に回動
され、上述とは逆の動作過程を経て第9図に示す
如くカセツト匣体1の前面部の前方に位置するよ
うに回動する。そして、蓋摺動爪13が元の下方
位置にもどされると、蓋摺動爪13の斜面部13
aに開閉蓋7のアーム部7a,7bが摺接しつつ
後方に摺動し、第7図に示す如き保存状態となさ
れる。
尚、使用時に開閉蓋7が下方向に回動される場
合は、上述の上方向に回動される場合に対して上
下対称な関係で動作する。
以上述べた如く本例のテープカセツトに依れ
ば、カセツト匣体1の前面部に設けられた開口部
6を開閉する可動可能な開閉蓋7を有するテープ
カセツトにおいて、開閉蓋7のアーム部7a,7
bを設けると共にアーム部7a,7bに第1のバ
ネ係止部として第1及び第2のバネ係止片7e及
び7fを設け、カセツト匣体1の開閉蓋7のアー
ム部7a,7bに対向する位置に略三角形状の軸
受部として軸受孔9を設けると共にカセツト匣体
1の開閉蓋7のアーム部7a,7bに対向する位
置に第2のバネ係止部として第3及び第4のバネ
係止片10a及び10bを設け、コイル部8aが
開閉蓋7の回動軸7dに挿通されると共に第1及
び第2の端部8b及び8cが第1又は第2のバネ
係止部7e,7f又は10a,10bに係止され
るようにコイルバネ8を設け、開閉蓋7の回動に
ともない第1のバネ係止部7e,7fと第2のバ
ネ係止部10a,10bとが選択的にコイルバネ
8の第1及び第2の端部8b及び8cを係止して
コイルバネ8の偏倚力により開閉蓋7を閉じる方
向に付勢するようにした為、保存時に開口部6を
閉じる位置で不用意に回動することがなく且つカ
セツト匣体1の前面部からの突出量の比較的小さ
な開閉蓋7を有するテープカセツトを得ることが
できる利益がある。又、開閉蓋7がカセツト匣体
1に対して比較的小さな回動軌跡を画いて回動す
るようにでき、その分だけ記録再生装置を小型化
することができる。更に、開口部6を開くように
開閉蓋7を回動したときにコイルバネ8の偏倚力
により開口部6を閉じる方向に開閉蓋7を付勢す
るようにしたので、保存時に手で開口部6を開く
ように開閉蓋7を故意に回動しても、手を離せば
コイルバネ8の偏倚力により開口部6を閉じるよ
うに開閉蓋7を回動でき、保存時に磁気テープ5
を良好に密封できる利益がある。
又、組み立て時においてはコイルバネ8のコイ
ル部8aが開閉蓋7の回動軸7dに挿通されると
共にコイルバネ8の第1及び第2の端部8b及び
8cが開閉蓋7の第1及び第2のバネ係止片7e
及び7fに係止されるように開閉蓋7にコイルバ
ネ8を装着し、この状態でカセツト匣体1の所定
位置にこの開閉蓋7を配置するだけで、カセツト
匣体1に対して開閉蓋7を組み込むことができ、
組み立てが用意にできると共に組み立て工程が単
純化できるので組み立てを機械により自動化でき
る利益がある。
又、第13図乃至第15図に本発明テープカセ
ツトの他の実施例を示す。この第13図乃至第1
5図において第3図乃至第12図と対応する部分
に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本例においては第13図及び第14図に示す如
く開閉蓋7のアーム部7a,7b側に略二等辺三
角形状の軸受孔9′を設けると共に第13図及び
第15図に示す如くカセツト匣体1側に回動軸7
d′を設ける。尚、この場合軸受孔9′はその二等
辺の挾角を板部7c側に位置させると共にこの挾
角の対辺を上下方向に平行となす。
斯かるテープカセツトにおいても上述第3図乃
至第12図に示すテープカセツトと同様に動作
し、斯かるテープカセツトに依れば上述第3図乃
至第12図に示すものと同様の作用効果を得るこ
とができることは容易に理解できよう。
尚、上述実施例においては軸受部として軸受孔
9,9′を設けた場合について述べたけれども、
軸受部として軸受凹部を設けるようにしても上述
実施例と同様の作用効果を得ることができること
は容易に理解できよう。又、本発明は上述実施例
に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他
種々の構成を取り得ることは勿論である。
発明の効果 本発明テープカセツトに依れば、カセツト匣体
の前面部に設けられた開口部を開閉する回動可能
な開閉蓋を有するテープカセツトにおいて、開閉
蓋のアーム部に回動軸又は略三角形状の軸受部を
設けると共にアーム部に第1のバネ係止部を設
け、カセツト匣体の開閉蓋のアーム部に対向する
位置に略三角形状の軸受部又は回動軸を設けると
共にカセツト匣体の開閉蓋のアーム部に対向する
位置に第2のバネ係止部を設け、コイル部が開閉
蓋の回動軸又はカセツト匣体の回動軸に挿通され
ると共に両端部が第1又は第2のバネ係止部に係
止されるようにコイルバネを設け、開閉蓋の回動
にともない第1のバネ係止部と第2のバネ係止部
とが選択的にコイルバネの両端部を係止してコイ
ルバネの偏倚力により開閉蓋を閉じる方向に付勢
するようにした為、開口部を閉じる位置で不用意
に回動することなく且つカセツト匣体の前面部か
らの突出量の比較的小さな開閉蓋を有するテープ
カセツトを得ることができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は回動可能な開閉蓋を有するテープカセ
ツトの例を示す斜視図、第2図は第1図の開口部
を開くように開閉蓋を回動した状態を示す斜視
図、第3図は本発明テープカセツトの一実施例の
要部を示す分解斜視図、第4図は第3図の開閉蓋
の説明に供する断面図、第5図は第3図の開閉蓋
及びコイルバネの説明に供する斜視図、第6図は
第3図のカセツト匣体の軸受孔の説明に供する略
線図、第7図は第3図の保存時の状態を示す略線
図、第8図は第7図の全体斜視図、第9図、第1
0図、第11図及び第12図は夫々第3図の動作
の説明に供する略線図、第13図は本発明テープ
カセツトの他の実施例を示す略線図、第14図は
第13図の開閉蓋の要部を示す略線図、第15図
は第13図のカセツト匣体の要部を示す略線図で
ある。 1はカセツト匣体、2及び3は夫々上ハーフ及
び下ハーフ、5は磁気テープ、6は開口部、7は
開閉蓋、7a及び7bは夫々アーム部、7cは板
部、7d及び7d′は夫々回動軸、7e及び7fは
夫々第1及び第2のバネ係止片、8はコイルバ
ネ、8aはコイル部、8b及び8cは夫々第1及
び第2の端部、9及び9′は夫々軸受孔、10a
及び10bは夫々第3及び第4のバネ係止片、1
1a及び11bは夫々前面鍔部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カセツト匣体の前面部に設けられた開口部を
    開閉する回動可能な開閉蓋を有するテープカセツ
    トにおいて、上記開閉蓋のアーム部に回動軸又は
    略三角形状の軸受部を設けると共に上記アーム部
    に第1のバネ係止部を設け、上記カセツト匣体の
    上記開閉蓋の上記アーム部に対向する位置に略三
    角形状の軸受部又は回動軸を設けると共に上記カ
    セツト匣体の上記開閉蓋の上記アーム部に対向す
    る位置に第2のバネ係止部を設け、コイル部が上
    記開閉蓋の上記回動軸又は上記カセツト匣体の上
    記回動軸に挿通されると共に両端部が上記第1又
    は第2のバネ係止部に係止されるようにコイルバ
    ネを設け、上記開閉蓋の回動にともない上記第1
    のバネ係止部と上記第2のバネ係止部とが選択的
    に上記コイルバネの上記両端部を係止して上記コ
    イルバネの偏倚力により上記開閉蓋を閉じる方向
    に付勢するようにしたことを特徴とするテープカ
    セツト。
JP58234887A 1983-12-13 1983-12-13 テ−プカセツト Granted JPS60125982A (ja)

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JP58234887A JPS60125982A (ja) 1983-12-13 1983-12-13 テ−プカセツト
GB08430685A GB2152010B (en) 1983-12-13 1984-12-05 Magnetic tape cassette
AU36304/84A AU562273B2 (en) 1983-12-13 1984-12-05 Magnetic tape cassette
CA000469468A CA1226939A (en) 1983-12-13 1984-12-06 Magnetic tape cassette
US06/679,240 US4646189A (en) 1983-12-13 1984-12-07 Magnetic tape cassette with door opening mechanism
DE19843445195 DE3445195A1 (de) 1983-12-13 1984-12-11 Magnetbandkassette
NL8403776A NL8403776A (nl) 1983-12-13 1984-12-12 Magneetbandcassette.
KR1019840007852A KR930000064B1 (ko) 1983-12-13 1984-12-12 테이프 카세트
FR8419019A FR2556487A1 (fr) 1983-12-13 1984-12-12 Cassette de bande magnetique

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JPS60125982A JPS60125982A (ja) 1985-07-05
JPH058512B2 true JPH058512B2 (ja) 1993-02-02

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KR (1) KR930000064B1 (ja)
AU (1) AU562273B2 (ja)
CA (1) CA1226939A (ja)
DE (1) DE3445195A1 (ja)
FR (1) FR2556487A1 (ja)
GB (1) GB2152010B (ja)
NL (1) NL8403776A (ja)

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GB2152010A (en) 1985-07-31
DE3445195A1 (de) 1985-06-20
GB8430685D0 (en) 1985-01-16
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KR930000064B1 (ko) 1993-01-08
US4646189A (en) 1987-02-24
GB2152010B (en) 1987-03-04
NL8403776A (nl) 1985-07-01
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AU562273B2 (en) 1987-06-04
FR2556487A1 (fr) 1985-06-14
KR850004852A (ko) 1985-07-27

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