JP3011688B2 - カセットテープ - Google Patents

カセットテープ

Info

Publication number
JP3011688B2
JP3011688B2 JP10082987A JP8298798A JP3011688B2 JP 3011688 B2 JP3011688 B2 JP 3011688B2 JP 10082987 A JP10082987 A JP 10082987A JP 8298798 A JP8298798 A JP 8298798A JP 3011688 B2 JP3011688 B2 JP 3011688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cassette
lid
reel
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10082987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11260024A (ja
Inventor
俊策 太田
Original Assignee
株式会社エースプレミアム
株式会社フジテレビジョン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エースプレミアム, 株式会社フジテレビジョン filed Critical 株式会社エースプレミアム
Priority to JP10082987A priority Critical patent/JP3011688B2/ja
Publication of JPH11260024A publication Critical patent/JPH11260024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3011688B2 publication Critical patent/JP3011688B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能な2個の
テープリールを有し、一方のテープリールから他方のテ
ープリールへ移動するテープにより記録または再生を行
なうVTRなどのカセットテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カセットテープは、予め決められた長さ
のテープの巻き取りが可能な、規格化された形状、寸法
を有する。このため最長のテープに比較してテープ長が
短くなる程、カセット本体の内部には空間が増えること
になる。特に、新商品のデモンストレーション用VTR
テープ等の場合には、数分から20分程度の長さのテー
プであることが多く、カセット本体内の利用されない空
間は大変大きい。
【0003】これに加えて従来のカセットテープ、特に
VTRテープの場合には、黒または黒に近い暗色のケー
スであるため甚だ見映えがしないという指摘がある。ま
た録画内容を外部から知り得る手掛かりは一片のラベル
だけであり、それも剥がれるか或いは最初から付けない
場合には再生してみるまでは録画内容を知ることができ
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題はテープが短くカ
セット本体内の余分な空間が大きい場合に、その余分な
空間を小物品の収容部として利用可能とすることであ
る。この場合に、蓋が開いて小物品が不意にとび出した
りしないようにすることが必要である。
【0005】また本発明は、テープに記録されている内
容に適合した小物品をカセット本体に収めることによっ
て、テープ内容を外部から示唆可能とすることを一つの
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、最長のテープの巻き取りが可能なテープリー
ルよりもリールフランジの直径を小径化して、より短い
テープの巻き取りのための小径のリールフランジを形成
し、その小径のリールフランジとカセット本体との間に
生じた余剰部分をテープの内容に直接関係した小物品の
収容部とし、同収容部の開口を開閉可能に蓋体をカセッ
ト本体に軸支し、かつ蓋体を閉じ位置に固定可能とする
という手段を講じたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るカセットテープは、
回転可能な2個のテープリール11、12を有し、一方
のテープリール11から他方のテープリール12へ移動
する磁気テープ等のテープ13に音や映像を記録または
再生可能なものである。2個のテープリール11、12
は、カセット本体10の各ボス部に回転可能に組み込ま
れる。
【0008】例示のカセット本体10は分解可能なもの
で、透明窓部10cを有する上半部10aと各リール1
1、12を組み込むボス部を有する下半部10bとから
なる。上、下は便宜上のもので、本発明の限定解釈に用
いてはならない。本体各部10a、10bは樹脂成形、
その他の手段によって製造することができるが、例示の
構造のものは樹脂製ケースである。
【0009】前記のテープリール11、12は所要長さ
のテープの巻き取りが可能な直径の一対のリールフラン
ジ14、15を有する。本発明に係るカセットテープ
は、最長規格のテープよりも短いテープ13を使用する
カセットテープである。1例によればテープ長さは、例
えば再生時間にして20分とすると、最長の120分に
比較して6分の1となり、20分用のテープ13の巻き
径は目盛で見て120分テープの5分の1程度である。
【0010】そこで、より短い上記テープ13の巻き取
りが可能な小径のリールフランジの直径は例えば20分
用のテープ13の巻き取りに支障のない寸法とする。図
1、図2参照。リールフランジの小径化、つまり直径の
削減は、テープリールの片方のリールフランジについて
のみ行なえば良い。しかし一対のリールフランジを共に
小径化することも許容される。図1の例の場合、窓部1
0cを有するカセット本体上半部10aの側を小径のリ
ールフランジ14′としている。このように小径化され
たリールフランジは14′、15′とダッシュを付して
示す。
【0011】リールフランジ14′(15′)の小径化
によってカセット本体10内には余剰部分16を生じ
る。そこで本発明はこの余剰部分16を小物品Mの収容
部17として利用する。その余剰部分16は、小径化し
たリール(12)とその外側方の壁面との間の空間であ
る。また機能に支障のない抵触部分があるときはそれを
除去して確保することができる。
【0012】例示の収容部17は、小物品Mをケース外
から収めるためにカセット本体10に確保した凹み状の
箇所である。図1〜図4に示す実施例1では、本体上半
部10aの非ヘッド側隅部の周面2面と上面とを切除
し、本体下半部10bは同隅部の周面2面のみを切除
し、下面を底面18とする収容部17を設けている。収
容部17には蓋体19を取り付けて、開口部分を開閉可
能とし、収容部17を形成したことによりカセット本体
10の外形を損なわずに、デッキ等にスムーズに出し入
れすることができるように表面を平坦に保つ。このよう
な収容部17はカセット本体10の上、下各半部10
a、10bを樹脂成形するときに同時に設けることがで
きる。
【0013】蓋体19は、カセット本体10に支軸20
によって軸支し、その点を中心として回転させることで
収容部17に対する出し入れを可能とする。さらに蓋体
19を閉じ位置に固定する方向へばねなどの弾性手段2
1を用いて蓋体19を内方へ付勢する。故に蓋体19は
常に内方へ押されて引込み位置に置かれるが、さらに移
動端を引込み位置に係合させることも本発明の範囲内で
なし得ることである。
【0014】収容部17はカセット本体10の例えば上
半部10aに片寄って設けることもできる。その例は図
6以下に示されている。その実施例2では、下半部10
b側の収容部17で浅く形成されている。このため下側
のリールフランジは小径化する必要がない。他の構成は
実施例1の場合と同様で良い。なお、蓋体19の開閉支
軸20は、図示の各例のようにカセット本体10の上、
下各半部10a、10bと一体に成形したものとするこ
とができるが、別部材を用いることも当然可能である。
【0015】収容部17をカセット本体10の角(隅
部)に設けることによりリール径の小径化に伴なう分の
ほかの余分な空間を十分に利用できることとなり、かつ
また蓋体19は少なくとも周面隣接部22、23と上面
24の3面からなる立体形状となるので、小物品Mの収
容体として使用可能となり、また平板に比較して構造強
度が高められるという特徴を有する。25は蓋体軸支
孔、26は収容部端部との係合片で、引込み位置を規定
するストッパーでもある。また又27は同係合片26の
可動空所、28は軸支部付近が外部へ露呈されるのを防
ぐ不透視部を示す。
【0016】蓋体19の移動端を係合、離脱可能な係合
手段30として、係合突部31を例えば蓋体19の上記
移動端部分に設け、その係合相手32を例えばカセット
本体10の収容部17に隣接して設けることができる。
係合手段30は弾性手段21の代用として設けても良
く、また弾性手段21と共に設けても良い。33は係合
相手32の回転軸であり、係合突部31との係合位置と
離脱位置に係合相手32を占位させることを可能にす
る。34は係合相手32を係合突部31との係合位置へ
押すための押しばね、35は上記係合を外すためのノブ
を示す。
【0017】小物品Mは全く任意に選択される。小物品
Mの例としてはミニチュアの人形、玩具等の立体物、カ
ードや豆本等の印刷物などその他任意のものである。カ
セットテープがアニメーション映画等を内容とするもの
である場合、その主人公などのキャラクタ人形を小物品
Mとして収容部17に収めることは、本発明の好ましい
用例である。テープ内容の映像とそれを象徴した小物品
Mとが結合した相乗効果を期待できるし、小物品Mを同
時に販売できることにもなるからである。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、テープが短い場合にカセット本体内
の余分な空間をテープの内容に直接関係した小物品の収
用部として利用することができるようになるという効果
を奏する。また小物品としてテープに記録されている内
容に適合したものを選択し、テープに組み合わせること
ができ、それによってテープ内容を外部から示唆するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカセットテープの実施例1を示す
斜視図。
【図2】同上の分解斜視図。
【図3】同じく一部を破断して示す平面図。
【図4】同じく一部破断側面図。
【図5】同上の実施例2を示す分解斜視図。
【図6】同じく組立状態の要部斜視図。
【図7】同じく一部を破断して示す平面図。
【図8】同じく一部破断側面図。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な2個のテープリールを有し、
    一方のテープリールから他方のテープリールへ移動する
    テープにより記録または再生を行なうカセットテープに
    おいて、最長のテープの巻き取りが可能なテープリール
    よりもリールフランジの直径を小径化して、より短いテ
    ープの巻き取りのための小径のリールフランジを形成
    し、その小径のリールフランジとカセット本体との間に
    生じた余剰部分をテープの内容に直接関係した小物品の
    収容部とし、同収容部の開口を開閉可能に蓋体をカセッ
    ト本体に軸支し、かつ蓋体を閉じ位置に固定可能とした
    ことを特徴とするカセットテープ。
  2. 【請求項2】 カセット本体は透明窓部を有する上半部
    と各リールを組み込むボス部を有する下半部とからな
    り、上、下両半部に凹部を一体成形することによって収
    容部を設けている請求項1記載のカセットテープ。
  3. 【請求項3】 収容部はカセット本体の隅部に設け、蓋
    体は隅部の周面隣接部と上面の3面を有する立体構造を
    持っている請求項1記載のカセットテープ。
  4. 【請求項4】 蓋体を閉じ位置に固定する手段が、蓋体
    を閉じ方向へ付勢する弾性手段である請求項1記載のカ
    セットテープ。
  5. 【請求項5】 蓋体を閉じ位置に固定する手段は、蓋体
    の移動端を係合、離脱可能な係合手段を有している請求
    項1または4記載のカセットテープ。
JP10082987A 1998-03-13 1998-03-13 カセットテープ Expired - Fee Related JP3011688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10082987A JP3011688B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 カセットテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10082987A JP3011688B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 カセットテープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11260024A JPH11260024A (ja) 1999-09-24
JP3011688B2 true JP3011688B2 (ja) 2000-02-21

Family

ID=13789579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10082987A Expired - Fee Related JP3011688B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 カセットテープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3011688B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3242374B2 (ja) * 1999-01-14 2001-12-25 株式会社エースプレミアム Vtr用カセットテープ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11260024A (ja) 1999-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5852594A (en) Electronic equipment and recording and/or reproducing apparatus for recording medium
US5560481A (en) Holder for a rectangular cassette
JPS6250910B2 (ja)
KR100269833B1 (ko) 직사각형 카세트용 홀더와 홀더로부터 카세트를 꺼내는 방법 및 장치
JP3011688B2 (ja) カセットテープ
JP2926026B2 (ja) カセットテープ
JP3242374B2 (ja) Vtr用カセットテープ
JP3284685B2 (ja) 記録媒体カートリッジ収納ケース
JP2001052403A (ja) 記録媒体の再生装置
JPH062941Y2 (ja) カセット収納ケース
JPH0313917Y2 (ja)
JPS6327334Y2 (ja)
JP2565244B2 (ja) テープカセット
JPH09237978A (ja) 電子機器並びに記録媒体の記録及び/又は再生装置
JPH0516718Y2 (ja)
JP3338956B2 (ja) 記録装置
JPH10101165A (ja) ディスクカートリッジ用の収納ケース
JPH0546038B2 (ja)
JPS60106087A (ja) テ−プカセツト
KR19990060067A (ko) 양방향 개폐 가능한 셔터를 갖는 카트리지
JPS62202383A (ja) テ−プカセツト
JPH10114384A (ja) ディスクカートリッジ用の収納ケース
JPH10116456A (ja) 記録及び/又は再生装置
JP2003045147A (ja) 記録テープカートリッジ
JPH11240595A (ja) 磁気テープカセットの収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees