JP2926026B2 - カセットテープ - Google Patents
カセットテープInfo
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- JP2926026B2 JP2926026B2 JP19497397A JP19497397A JP2926026B2 JP 2926026 B2 JP2926026 B2 JP 2926026B2 JP 19497397 A JP19497397 A JP 19497397A JP 19497397 A JP19497397 A JP 19497397A JP 2926026 B2 JP2926026 B2 JP 2926026B2
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- Japan
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- reel
- small
- cassette
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能な2個の
テープリールを有し、一方のテープリールから他方のテ
ープリールへ移動するテープにより記録または再生を行
なうVTRなどのカセットテープに関するものである。
テープリールを有し、一方のテープリールから他方のテ
ープリールへ移動するテープにより記録または再生を行
なうVTRなどのカセットテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カセットテープは、予め決められた長さ
のテープの巻き取りが可能な、規格化された形状、寸法
を有する。このため最長のテープに比較してテープ長が
短くなる程、カセット本体の内部には空間が増えること
になる。特に、新商品のデモンストレーション用VTR
テープ等の場合には、数分から20分程度の長さのテー
プであることが多く、カセット本体内の利用されない空
間は大変大きい。
のテープの巻き取りが可能な、規格化された形状、寸法
を有する。このため最長のテープに比較してテープ長が
短くなる程、カセット本体の内部には空間が増えること
になる。特に、新商品のデモンストレーション用VTR
テープ等の場合には、数分から20分程度の長さのテー
プであることが多く、カセット本体内の利用されない空
間は大変大きい。
【0003】これに加えて従来のカセットテープ、特に
VTRテープの場合には、黒または黒に近い暗色のケー
スであるため甚だ見映えがしないという指摘がある。ま
た録画内容を外部から知り得る手掛かりは一片のラベル
だけであり、それも剥がれるか或いは最初から付けない
場合には再生してみるまでは録画内容を知ることができ
ない。
VTRテープの場合には、黒または黒に近い暗色のケー
スであるため甚だ見映えがしないという指摘がある。ま
た録画内容を外部から知り得る手掛かりは一片のラベル
だけであり、それも剥がれるか或いは最初から付けない
場合には再生してみるまでは録画内容を知ることができ
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題はテープが短くケ
ース本体内の余分な空間が大きい場合に、その余分な空
間を小物品の収容部として利用可能とすることである。
目してなされたものであり、その課題はテープが短くケ
ース本体内の余分な空間が大きい場合に、その余分な空
間を小物品の収容部として利用可能とすることである。
【0005】また本発明は、テープに記録されている内
容に適合した小物品をケース本体に収めることによっ
て、テープ内容を外部から示唆可能とすることを一つの
目的とする。
容に適合した小物品をケース本体に収めることによっ
て、テープ内容を外部から示唆可能とすることを一つの
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、予め決められた長さのテープの巻き取りが可
能なテープリールから少なくとも一方のリールフランジ
を切除して、より短いテープの巻き取りが可能な小径の
リールフランジを形成し、該リールフランジの小径化に
よって生じたケース本体の余剰部分に小物品の収容部を
設けるという手段を講じたものである。
本発明は、予め決められた長さのテープの巻き取りが可
能なテープリールから少なくとも一方のリールフランジ
を切除して、より短いテープの巻き取りが可能な小径の
リールフランジを形成し、該リールフランジの小径化に
よって生じたケース本体の余剰部分に小物品の収容部を
設けるという手段を講じたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るカセットテープは、
回転可能な2個のテープリール11、12を有し、一方
のテープリール11から他方のテープリール12へ移動
するテープ13に音や映像を記録または再生可能なもの
である。2個のテープリール11、12は、ケース本体
10の各ボス部に回転可能に組み込まれる。
回転可能な2個のテープリール11、12を有し、一方
のテープリール11から他方のテープリール12へ移動
するテープ13に音や映像を記録または再生可能なもの
である。2個のテープリール11、12は、ケース本体
10の各ボス部に回転可能に組み込まれる。
【0008】例示のケース本体10は分解可能なもの
で、透明窓部10cを有する上半部10aと各リール1
1、12を組み込むボス部を有する下半部10bとから
なる。上、下は便宜上のもので、本発明を限定解釈して
はならない。本体各部10a、10bは樹脂成形、その
他の手段によって製造することができるが、例示の構造
のものは樹脂製ケースである。
で、透明窓部10cを有する上半部10aと各リール1
1、12を組み込むボス部を有する下半部10bとから
なる。上、下は便宜上のもので、本発明を限定解釈して
はならない。本体各部10a、10bは樹脂成形、その
他の手段によって製造することができるが、例示の構造
のものは樹脂製ケースである。
【0009】前記のテープリール11、12は最長の記
録時間に対応した長さのテープの巻き取りが可能な直径
の一対のリールフランジ14、15を有する。本発明に
係るカセットテープは、上記最長のテープよりも短いテ
ープ13を使用するカセットテープである。1例によれ
ばテープ長さは、例えば再生時間にして20分とする
と、最長の120分に比較して6分の1となり、20分
用のテープ13の巻き径は目盛で見て120分テープの
5分の1程度である。
録時間に対応した長さのテープの巻き取りが可能な直径
の一対のリールフランジ14、15を有する。本発明に
係るカセットテープは、上記最長のテープよりも短いテ
ープ13を使用するカセットテープである。1例によれ
ばテープ長さは、例えば再生時間にして20分とする
と、最長の120分に比較して6分の1となり、20分
用のテープ13の巻き径は目盛で見て120分テープの
5分の1程度である。
【0010】そこで、より短い上記テープ13の巻き取
りが可能な小径のリールフランジ14′の直径は例えば
20分用のテープ13の巻き取りに支障のない寸法とす
る。図1、図2参照。リールフランジの小径化、つまり
直径の削減は、テープリールの片方のリールフランジに
ついてのみ行なえば良い。しかし一対のリールフランジ
を共に小径化することも許容される。図示の例の場合、
窓部10cを有するケース上半部10aの側を小径のリ
ールフランジ14′としている。
りが可能な小径のリールフランジ14′の直径は例えば
20分用のテープ13の巻き取りに支障のない寸法とす
る。図1、図2参照。リールフランジの小径化、つまり
直径の削減は、テープリールの片方のリールフランジに
ついてのみ行なえば良い。しかし一対のリールフランジ
を共に小径化することも許容される。図示の例の場合、
窓部10cを有するケース上半部10aの側を小径のリ
ールフランジ14′としている。
【0011】リールフランジ14′の小径化によってケ
ース本体10内には余剰部分16を生じる。そこで本発
明はこの余剰部分16を小物品Mの収容部17として利
用する。その余剰部分16は、図1に銷線で囲んで示し
たように、小径化したリール(12)とその外側方の壁
面との間の空間であり、さらにリール軸方向へ拡大可能
であり、また機能に支障のない抵触部分18があるとき
はそれを除去して確保することができる。
ース本体10内には余剰部分16を生じる。そこで本発
明はこの余剰部分16を小物品Mの収容部17として利
用する。その余剰部分16は、図1に銷線で囲んで示し
たように、小径化したリール(12)とその外側方の壁
面との間の空間であり、さらにリール軸方向へ拡大可能
であり、また機能に支障のない抵触部分18があるとき
はそれを除去して確保することができる。
【0012】例示の収容部17は、小物品Mをケース外
から収めるためにケース本体10に形成した凹み状の箇
所である。この例では、小物品Mを収容部17に収め、
蓋19をして表面を平坦に保ち、収容部17を形成した
ことによりケース本体10の外形が損なわずに、デッキ
等にスムーズに出し入れすることができるように企図さ
れている。このような収容部17はケース本体10の上
半部10aを樹脂成形するときに同時に設けることがで
きる。小物品Mを収容部17に収めたあと、段状その他
の取り付け部17aに上記蓋19(透明に形成すること
ができる。)を取り付けて固定する。しかし、ケース本
体10に余剰部分16の範囲内の穴を形成し、そこに、
小物品Mが収められた箱状の収容部17を嵌め込むよう
な変更も勿論本発明の範囲内でなし得ることである。
から収めるためにケース本体10に形成した凹み状の箇
所である。この例では、小物品Mを収容部17に収め、
蓋19をして表面を平坦に保ち、収容部17を形成した
ことによりケース本体10の外形が損なわずに、デッキ
等にスムーズに出し入れすることができるように企図さ
れている。このような収容部17はケース本体10の上
半部10aを樹脂成形するときに同時に設けることがで
きる。小物品Mを収容部17に収めたあと、段状その他
の取り付け部17aに上記蓋19(透明に形成すること
ができる。)を取り付けて固定する。しかし、ケース本
体10に余剰部分16の範囲内の穴を形成し、そこに、
小物品Mが収められた箱状の収容部17を嵌め込むよう
な変更も勿論本発明の範囲内でなし得ることである。
【0013】小物品Mは全く任意に選択される。小物品
Mの例としてはミニチュアの人形、玩具等の立体物、カ
ードや豆本等の印刷物などが挙げられる。カセットテー
プがアニメーション映画等を内容とするものである場
合、その主人公などのキャラクタ人形を小物品Mとして
収容部17に収めることは、本発明の好ましい用例であ
る。テープ内容の映像とそれを象徴した小物品Mとが結
合した相乗効果を期待できるし、小物品Mを同時に販売
できることにもなるからである。
Mの例としてはミニチュアの人形、玩具等の立体物、カ
ードや豆本等の印刷物などが挙げられる。カセットテー
プがアニメーション映画等を内容とするものである場
合、その主人公などのキャラクタ人形を小物品Mとして
収容部17に収めることは、本発明の好ましい用例であ
る。テープ内容の映像とそれを象徴した小物品Mとが結
合した相乗効果を期待できるし、小物品Mを同時に販売
できることにもなるからである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、テープが短い場合にケース本体内の
余分な空間を小物品の収用部として利用することができ
るようになるという効果を奏する。また小物品としてテ
ープに記録されている内容に適合したものを選択し、テ
ープに組み合わせることができ、それによってテープ内
容を外部から示唆することができる。
るものであるから、テープが短い場合にケース本体内の
余分な空間を小物品の収用部として利用することができ
るようになるという効果を奏する。また小物品としてテ
ープに記録されている内容に適合したものを選択し、テ
ープに組み合わせることができ、それによってテープ内
容を外部から示唆することができる。
【図1】本発明に係るカセットテープの1実施例を示す
分解斜視図。
分解斜視図。
【図2】同じく一部を破断して示す平面図。
【図3】同じく縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転可能な2個のテープリールを有し、
一方のテープリールから他方のテープリールへ移動する
テープにより記録または再生を行なうカセットテープに
おいて、予め決められた長さのテープの巻き取りが可能
なテープリールから少なくとも一方のリールフランジを
切除して、より短いテープの巻き取りが可能な小径のリ
ールフランジを形成し、該リールフランジの小径化によ
って生じたケース本体の余剰部分に小物品の収容部を設
けたことを特徴とするカセットテープ。 - 【請求項2】 ケース本体は透明窓部を有する上半部と
各リールを組み込むボス部を有する下半部とからなり、
上半部に凹部を一体成形することによって収容部を設け
ている請求項1記載のカセットテープ。 - 【請求項3】 小物品は外部から収容部に収められ、か
つ蓋によって覆われる請求項1記載のカセットテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19497397A JP2926026B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | カセットテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19497397A JP2926026B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | カセットテープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125639A JPH1125639A (ja) | 1999-01-29 |
JP2926026B2 true JP2926026B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16333431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19497397A Expired - Fee Related JP2926026B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | カセットテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926026B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3242374B2 (ja) | 1999-01-14 | 2001-12-25 | 株式会社エースプレミアム | Vtr用カセットテープ |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP19497397A patent/JP2926026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1125639A (ja) | 1999-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |