JP4138069B2 - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープカートリッジに関し、とくにコンピュータに使用するワンリールタイプの磁気テープカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータ等の外部記憶装置に用いられる記録媒体として使用されている磁気テープを収容する磁気テープカートリッジ(以下「カートリッジ」ともいう。)には、単一のリールに磁気テープを巻装し、このリールをカートリッジケース内に回転自在に収納し、磁気テープの一端が装置側に引き出されて使用されるタイプのものが知られている。
このカートリッジケースの本体は、一般的に射出成形により製造される。
【0003】
一方磁気テープカートリッジは、外部記憶装置等の記録再生装置(以下「ドライブ」という。)に装填されて使用される。この装填時には、カートリッジがドライブ内の所定位置に装填されるように、カートリッジケースの底面に設けた基準孔、側面に設けた凹部或いはカートリッジケースそのものの外壁面等に基づいて位置決めを行っている。また、このカートリッジは、カートリッジを多数収納するライブラリに並べて収納され、使用時に所望のカートリッジを取り出してドライブに装填するようにして使用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記射出成形は、複雑な形状の製品を寸法精度よくしかも高能率で成形する手法としてプラスチック成形技術に欠くことのできないものであるが、成形時に、製品の表面にゲートあと(以下単に「ゲート」という)を残すという欠点がある。このゲートを、カートリッジケース表面のラベルを貼付するためのラベルエリアに設けると、ゲートの凹凸面によりラベルへの筆記時に書きづらい、あるいはラベルが破れる可能性があるという問題がある。またカートリッジケースのそれ以外の表面にゲートを設けると、磁気テープカートリッジをドライブに装填したりドライブから取り出す時の動作(以下単に「出入動作」という)に際し、ゲートによって磁気テープカートリッジがドライブの内部に引っかかったり、削れて粉がでるという問題がある。
【0005】
また、チャッキングマシンによってライブラリから所望のカートリッジを取り出してドライブに装填したり、ドライブから取り出してライブラリに収納したりする操作(以下単に「収納作業」という。)に際しては、ドライブに挿入するカートリッジケース後方側の一部をチャッキング爪により挟持する必要があるが、収納作業を正確に行うにはチャッキングの安定が必要でり、このためカートリッジケースの表面にゲートがあると、その収納作業の安定を損なうという問題がある。
【0006】
さらに、ゲートをカートリッジケースの表面に有することは外観上も好ましくない。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、カートリッジケースの出入動作、収納作業に影響を与えず、外観上も好ましい磁気テープカートリッジを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による磁気テープカートリッジは、磁気テープを巻装したリールをカートリッジケース内に回転可能に収容した磁気テープカートリッジにおいて、前記カートリッジケースの装填方向の後方側面の周縁部に形成された位置決め用凹部となる段部の上面に射出成型用のゲートを有することを特徴とするものである。
【0009】
ここで段部とは、ラベルエリアを除く、カートリッジケースの装填方向の後方側面に設けられた位置決め用凹部を意味する。また、段部の形状は、装填方向背面から見た(背面視した)とき四角形とする
【0010】
また、段部はカートリッジケースのドライブ装填時の位置決め用凹部として設けられる
【0011】
ただし、段部の深さはゲートの凸部の高さより大きい必要がある。ゲートの位置は、ゲートの凸部がケースの外表面に突出しない段部の上面にある
【0012】
【発明の効果】
本発明による磁気テープカートリッジは、ゲートをカートリッジケースの装填方向の後方側面の周縁部に形成された位置決め用凹部となる段部の上面に有するため、カートリッジケース表面のラベルへの筆記の際にゲートでラベルが破損するといった支障がない。また、ライブラリへの収納作業においてもゲートに影響されることなくチャッキングの安定化を図ることができるので、ライブラリの収納作業効率を向上させることができる。
【0013】
さらに、ゲートを段部に有するため、ゲートが目立たず、カートリッジケースの外観も好ましいものとすることができるので、実用上、工業上の価値は大きい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明による磁気テープカートリッジの一実施の形態について説明する。
【0015】
図1は本発明の実施の形態による磁気テープカートリッジの全体の構成を示す分解斜視図、図2はその外観形状を示す斜視図である。図1に示すように本発明の実施の形態による磁気テープカートリッジ1は、下リール5と上リール6とを超音波溶着により結合した単一のリール4に磁気テープ20を巻装し、上ケース2と下ケース3とがビス等により締結されてなるカートリッジケース7内に、リール4を回動自在に収納して構成されている。磁気テープカートリッジ1の上ケース2の後端上部の周縁部にはドライブでの位置決め用凹部としての段部50が設けられ、そこにゲート54が形成されている。
【0016】
磁気テープカートリッジ1が装填方向Xに沿ってドライブに挿入され、ドライブ内の所定位置に前記位置決め用凹部としての段部50を使用してセットされると、ブレーキボタン9がコイルバネ10の付勢力に抗して図中上方へ移動し、これによりブレーキボタン9とリールハブ23との制止用ギア9A、23Aの係止が解除されてリール4が回転自在とされるとともに、マグネット式の回転駆動手段がリール4と嵌合してリール4を回転する。これとともに、リーダブロック21がテープ走行路の所定位置に引き込まれ、磁気テープ20へのデータの読み書きが可能となる。
【0017】
以下、段部50の構成について説明する。
【0018】
図3は段部50を斜め前方から見た拡大斜視図、図4は射出成形時にゲート54が形成される様子を示す段部50とランナ40の断面図である。図4に示すように、射出成形時、段部50にはランナ40が接続して形成され、ランナ40から上ケース2を切り離したときに上ケース2の段部50にゲート54が形成される。成形品は図3に示すように、上ケース2の装着方向背面上部の角に、背面視した切欠き形状が四角形の段部50が形成されており、この段部50の上面51にゲート54を有している。
【0019】
このように、段部50の上面51にゲート54を有することにしたので、カートリッジケース7のラベルエリア11は全面が平滑に成形され、ここに貼付したラベルへの筆記時にラベルが破れるといった可能性はなく、またゲート54の凸部はケース外表面に突出していないので、ライブラリへの収納作業に対して影響を与えることがない。
【0020】
本実施の形態においては、段部50の上面51のほぼ中央にゲート54を有するが、中央である必要はなく射出成形に支障がない位置であればよい。
【0022】
さらにまた、上記説明においてはゲートを一ヶ所としているが、複数ヶ所に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による磁気テープカートリッジの全体の構成を示す分解斜視図
【図2】同磁気テープカートリッジの外観形状を示す斜視図
【図3】同カートリッジの段部を示す拡大斜視図
【図4】射出成形時にゲートが形成される様子を示す段部とランナの断面図
【図5】ゲートの拡大断面図
【符号の説明】
1 磁気テープカートリッジ
2 上ケース
3 下ケース
7 カートリッジケース
50 段部
54 ゲート

Claims (1)

  1. 磁気テープを巻装したリールをカートリッジケース内に回転可能に収容した磁気テープカートリッジにおいて、前記カートリッジケースの装填方向の後方側面の周縁部に形成された位置決め用凹部となる段部の上面に射出成型用のゲートを有することを特徴とする磁気テープカートリッジ。
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