JPH11339433A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents
磁気テープカートリッジInfo
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- JPH11339433A JPH11339433A JP14522198A JP14522198A JPH11339433A JP H11339433 A JPH11339433 A JP H11339433A JP 14522198 A JP14522198 A JP 14522198A JP 14522198 A JP14522198 A JP 14522198A JP H11339433 A JPH11339433 A JP H11339433A
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- tape
- magnetic tape
- cartridge
- cartridge case
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Abstract
リッジケース内に回転可能に収容され、かつ磁気テープ
の一端を引き出すためにカートリッジケースの一側面に
形成されたテープ引出し用開口部を開閉するスライドド
アがカートリッジケースの一側面に摺動可能に設けら
れ、磁気テープの先端部に取り付けられたリーダーピン
が上記テープ引出し用開口部内に着脱可能に収容される
ように構成された磁気テープカートリッジにおいて、外
部装置に設けられるテープ引出し機構の設計の自由度を
増大させる。 【解決手段】 テープ引出し用開口部2を、カートリッ
ジケース1の側面から上面および下面に跨がって形成
し、スライドドア3に、その閉位置においてテープ引出
し用開口部2の前方、上方および下方をそれぞれ覆う前
壁部3a、上壁部3bおよび下壁部を設ける。
Description
した単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に
収容された磁気テープカートリッジに関し、特に、磁気
テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部を開
閉するスライドドアを備えた磁気テープカートリッジに
関するものである。
用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカ
ートリッジには、磁気テープを巻装した単一のリール
が、上ハーフと下ハーフとからなるほぼ正方形の平面形
を有する偏平なカートリッジケース内に回転可能に収容
されているものがある。これらの磁気テープカートリッ
ジは主としてコンピュータメモリのバックアップとして
用いられる。
は、例えば2種類の形式があって、その1つは、不使用
時に磁気テープが完全にリールに巻き込まれた状態で、
磁気テープの先端部分が、カートリッジケースの一隅に
形成されたテープ引出し用開口部を覆うように収容され
るリーダーブロックに係止されるように構成されてい
る。
ースの一側面に形成されたテープ引出し用開口部にカー
トリッジ平面方向に回動開閉可能なリッドが、閉位置に
向かってばね付勢された態様で、かつカートリッジ不使
用時には回動しないように、ロック位置にばね付勢され
たリッドロックにより閉位置に係止される態様で取り付
けられていて、このテープ引出し用開口部内に組み込ま
れるフックに磁気テープの先端部分が係止されるように
構成されたものとがある。
リッジが、対応する外部記憶装置の記録再生装置にセッ
トされると、下ハーフの中央部に露呈しているリールの
係合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、前
者の場合には、装置側のテープ引出し機構により上記リ
ーダーブロックがそのまま磁気テープとともに引き出さ
れることによって、また後者の場合には、装置側のテー
プ引出し機構により先にリッドが開かれてから、上記フ
ックが磁気テープとともに引き出されることによって、
磁気テープがテープ走行路の所定位置に引き込まれ、磁
気テープへのデータの書込み/読出しが可能になる。
種類の磁気テープカートリッジのうち、前者のリーダー
ブロックを用いるものは、テープ引出しに際してリーダ
ーブロックを掴んで引き出すだけでよいから装置側のテ
ープ引出し機構が簡単になる長所はあるものの、カート
リッジ不使用時にテープ引出し用開口部とリーダーブロ
ックとの間の隙間からカートリッジ内部に塵埃が侵入し
やすいという欠点があった。
ートリッジ内部に塵埃が侵入しやすいという問題は解決
されてはいるものの、テープ引出しに際して、先ずリッ
ドロックを解除してからリッドを開かなければならない
から、装置側のテープ引出し機構が複雑になるととも
に、回動型のリッドの回動スペースを必要とするという
問題があった。また、カートリッジ側においても、カー
トリッジ組立て時において、リッド付勢用のトーション
ばねおよびリッドロック付勢用のコイルばねの組み込み
に工数を要するという問題もあった。
成されたテープ引出し用開口部を開閉するためのスライ
ドドアを備えた構成が提案されている。その場合、テー
プ引出用開口部の内側には、磁気テープの先端部分をク
ランプしたリーダーピンがその軸線を上下方向として、
カートリッジケースの上壁と下壁との間のスペースに着
脱可能に保持されるようになっている。
先端部分をクランプした中央軸部の上下に細径部を備
え、かつその両端部に、リーダーピンをカートリッジケ
ースに係合保持するフランジを備えており、この磁気テ
ープカートリッジが対応する外部記憶装置等の記録再生
装置に挿入されると、装置側の部材によってスライドド
アが開かれ、かつテープ引出し機構により上記細径部を
側方から掴まれたリーダーピンが磁気テープとともに装
置側に引き込まれることによって、磁気テープが装置側
にセットされ、磁気テープに対するデータの書込み/読
出しが可能になる。
て小型なため、その細径部(直径約1.6mm程度)を側
方から掴んでリーダーピンを引き出すためには、外部装
置に設けられるテープ引出し機構の設計に厳密さが要求
されるという問題が生じる。
を巻装した単一のリールがカートリッジケース内に回転
可能に収容され、かつ磁気テープの一端を引き出すため
にカートリッジケースの一側面に形成されたテープ引出
し用開口部を開閉するスライドドアがカートリッジケー
スの一側面に摺動可能に設けられ、磁気テープの先端部
に取り付けられたリーダーピンが上記テープ引出し用開
口部内に着脱可能に収容されるように構成された磁気テ
ープカートリッジにおいて、外部装置に設けられるテー
プ引出し機構の設計の自由度を増大させることを目的と
するものである。
カートリッジにおいては、上記テープ引出し用開口部
が、カートリッジケースの側面から上面および下面に跨
がって形成され、上記スライドドアが、その閉位置にお
いて上記テープ引出し用開口部の前方、上方および下方
をそれぞれ覆う前壁部、上壁部および下壁部を備えてい
ることを特徴とするものである。
が、カートリッジケースの側面から上面および下面に跨
がって形成されているので、カートリッジケース内に保
持されたリーダーピンの上方および下方にはカートリッ
ジケースの壁が存在しないことになり、外部装置のテー
プ引出し機構によって、リーダーピンを上下から掴むこ
とが可能になるのみでなく、リーダーピンの軸線方向の
寸法を長くすることも可能になり、テープ引出し機構の
設計の自由度を増大させることができる。
いてテープ引出し用開口部の前方、上方および下方をそ
れぞれ覆う前壁部、上壁部および下壁部を備えているこ
とにより、テープ引出し用開口部が、カートリッジケー
スの側面から上面および下面に跨がって形成されている
場合であっても、閉位置に移動したスライドドアによっ
てテープ引出し用開口部を完全に覆うことができる。
に基づいて詳細に説明する。
プカートリッジの斜視図を示し、図1はそのスライドド
アの閉状態を、図2はスライドドアの開状態をそれぞれ
示す。また、図3は要部の拡大断面図、図4は図3のIV
−IV線に沿った断面図である。
aと下ハーフ1bとからなるカートリッジケース1内
に、磁気テープを巻装した単一のリールが回転可能に収
容されている。カートリッジケース1の一側面には、図
2から明らかなように、磁気テープの一端を引き出すた
めのテープ引出用開口部2が、カートリッジケース1の
側面から上面および下面にまで跨がって、すなわち、カ
ートリッジケース1を上下方向に貫通するように形成さ
れているとともに、このテープ引出用開口部2を開閉す
るスライドドア3が摺動自在に設けられている。
に、その閉位置においてテープ引出し用開口部2の前
方、上方および下方をそれぞれ覆う前壁部3a、上壁部
3bおよび下壁部3cを備えて、コ字状の断面形状を有
しており、上壁部3bおよび下壁部3cの後端には、ほ
ぼ直角に内方へ折れ曲がる係合縁3dおよび3eが形成
され、これら係合縁3dおよび3eが、カートリッジケ
ース1の上面および下面にそれぞれ形成されたガイド溝
6および7にそれぞれ係合していることにより、スライ
ドドア3は、図1に示す閉位置と、図2に示す開位置と
の間で摺動可能に設けられている。
部材によって図1に示す閉位置に向かって付勢され、か
つ閉位置に保持されるようになっており、このスライド
ドア3の前端縁(スライドドア3が閉じるときのリーデ
ィング側のエッジ)には、曲げ部3fが形成されてい
る。一方、カートリッジケース1には、そのテープ引出
用開口部2に隣接する側壁の端部に、閉位置にあるスラ
イドドア3の上記曲げ部3fを上記側壁に臨ませた態様
で収容する切欠き5が形成されている。
気テープ10の先端部をクランプした中央軸部4aの上
下に細径部4b,4bを備え、かつその両端部にフラン
ジ4c,4cを備えている。このリーダーピン4をテー
プ引出し用開口部2内に保持するために、カートリッジ
ケース1の上ハーフ1aの下面と下ハーフ1bの上面と
には、そこから前方へ延びる上下一対の保持アーム8,
8が取り付けられ、リーダーピン4は保持アーム8,8
の先端部に保持されている。
下ハーフ1bの上面とに基端を固定された柄部8aと、
この柄部8aの先端に二股状の弾性保持片8b,8bを
備え、リーダーピン4の各細径部4bを保持片8b,8
b間に弾性的に、かつ着脱可能に挟持するように構成さ
れている。
応する外部記憶装置等の記録再生装置に図2の矢A方向
に挿入されると、下ハーフ1bの中央部の開口に露呈し
ている図示しないリールの係合歯に装置側の回転駆動手
段が係合するとともに、磁気テープカートリッジの外部
装置への挿入に伴って、装置側の部材がスライドドア3
の曲げ部3fに当接してスライドドア3が開かれ、かつ
テープ引出し機構により上記フランジ4c,4cの各端
面を上下から掴まれたリーダーピン4が磁気テープとと
もに装置側に引き込まれることによって、磁気テープが
装置側にセットされ、磁気テープに対するデータの書込
み/読出しが可能になる。
リーダーピン4のチャッキングを容易にするために、図
3に示すような凹部9を各フランジ4cの上下端面に形
成してもよい。
口部2が、カートリッジケース1の側面から上面および
下面に跨がって形成されているので、カートリッジケー
ス1内に保持されたリーダーピン4の上方および下方に
はカートリッジケース1の壁が存在しないことになり、
外部装置のテープ引出し機構によって、リーダーピン4
を上下から掴むことが可能になるのみでなく、リーダー
ピン4の軸線方向の寸法を長くすることも可能になり、
テープ引出し機構の設計の自由度を増大させることがで
きる。
おいてテープ引出し用開口部2の前方、上方および下方
をそれぞれ覆う前壁部3a、上壁部3bおよび下壁部3
cを備えていることにより、テープ引出し用開口部2
が、カートリッジケース1の側面から上面および下面に
跨がって形成されている場合であっても、閉位置に移動
したスライドドア3によってテープ引出し用開口部2を
完全に覆うことができる。
持片8b,8bを備えた保持アーム8によってカートリ
ッジケース1内に保持されるようになっているから、カ
ートリッジケース1に対するリーダーピン4の着脱も容
易である。
8,8がカートリッジケース1の上ハーフ1aの下面と
下ハーフ1bの上面とに設けられているが、これに代わ
り、水平面内でL字状に曲げられた保持アームをカート
リッジケース1の側壁に設けてもよい。
イドドアの閉状態で示す斜視図
アの開状態で示す斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープを巻装した単一のリールがカ
ートリッジケース内に回転可能に収容され、かつ前記磁
気テープの一端を引き出すために前記カートリッジケー
スの一側面に形成されたテープ引出し用開口部を開閉す
るスライドドアが前記カートリッジケースの一側面に摺
動可能に設けられ、前記磁気テープの先端部に取り付け
られたリーダーピンが前記テープ引出し用開口部内に着
脱可能に収容されるように構成された磁気テープカート
リッジにおいて、 前記テープ引出し用開口部が、前記カートリッジケース
の側面から上面および下面に跨がって形成され、前記ス
ライドドアが、その閉位置において前記テープ引出し用
開口部の前方、上方および下方をそれぞれ覆う前壁部、
上壁部および下壁部を備えていることを特徴とする磁気
テープカートリッジ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14522198A JP3989622B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 磁気テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14522198A JP3989622B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 磁気テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11339433A true JPH11339433A (ja) | 1999-12-10 |
JP3989622B2 JP3989622B2 (ja) | 2007-10-10 |
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ID=15380166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14522198A Expired - Fee Related JP3989622B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 磁気テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3989622B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009087422A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
US7562839B2 (en) | 2007-01-30 | 2009-07-21 | Fujifilm Corporation | Recording tape cartridge |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2008204543A (ja) | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14522198A patent/JP3989622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7562839B2 (en) | 2007-01-30 | 2009-07-21 | Fujifilm Corporation | Recording tape cartridge |
JP2009087422A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
US7997519B2 (en) | 2007-09-28 | 2011-08-16 | Fujifilm Corporation | Recording tape cartridge |
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JP3989622B2 (ja) | 2007-10-10 |
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