JPH11242869A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents
磁気テープカートリッジInfo
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- JPH11242869A JPH11242869A JP4509198A JP4509198A JPH11242869A JP H11242869 A JPH11242869 A JP H11242869A JP 4509198 A JP4509198 A JP 4509198A JP 4509198 A JP4509198 A JP 4509198A JP H11242869 A JPH11242869 A JP H11242869A
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- door
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Abstract
リッジケース内に回転可能に収容され、上記磁気テープ
の一端を引き出すためのテープ引出し用開口部2を開閉
するスライドドア3が、バネ部材の付勢力により閉位置
に復帰する態様でカートリッジケース1に設けられてい
る磁気テープカートリッジにおいて、スライドドア3の
閉位置におけるロックとロック解除とが、スライドドア
3の開閉動作に伴って自動的に行なわれるようにする。 【解決手段】 スライドドア3の閉位置への復帰に伴っ
てスライドドア3に係合してこのスライドドア3を閉位
置にロックする係合片9をカートリッジケース1に設け
るとともに、スライドドア3に対しこれを開方向に押圧
する力が作用する作用面を、この押圧力の印加に伴って
スライドドア3をロックを解除方向に変位させる力を発
生させる斜面7で構成する。
Description
した単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に
収容された磁気テープカートリッジに関し、特に、上記
磁気テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部
を開閉するスライドドアを備えた磁気テープカートリッ
ジに関するものである。
用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカ
ートリッジには、磁気テープを巻装した単一のリール
が、上ハーフと下ハーフとからなるほぼ正方形の平面形
を有する偏平なカートリッジケース内に回転可能に収容
されているものがある。
てコンピュータメモリのバックアップとして用いられ、
その記憶容量も10GB程度から100GB、さらには
それ以上のものも実用化に向けて検討が進められてい
る。
は、例えば2種類の形式があって、その1つは、不使用
時に磁気テープが完全にリールに巻き込まれた状態で、
磁気テープの先端部分が、カートリッジケースの一隅に
形成されたテープ引出し用開口部を覆うように収容され
るリーダーブロックに係止されるように構成されてい
る。
ースの一側壁に形成されたテープ引出し用開口部にカー
トリッジ平面方向に回動開閉可能なリッドが、閉位置に
向かってばね付勢された態様で、かつカートリッジ不使
用時には回動しないように、ロック位置にばね付勢され
たリッドロックにより閉位置に係止される態様で取り付
けられていて、このテープ引出し用開口部内に組み込ま
れるフックに磁気テープの先端部分が係止されるように
構成されたものとがある。
リッジが、対応する外部記憶装置の記録再生装置にセッ
トされると、下ハーフの中央部に露呈しているリールの
係合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、前
者の場合には、装置側のテープ引出し機構により上記リ
ーダーブロックがそのまま磁気テープとともに引き出さ
れることによって、また後者の場合には、装置側のテー
プ引出し機構により先にリッドが開かれてから、上記フ
ックが磁気テープとともに引き出されることによって、
磁気テープがテープ走行路の所定位置に引き込まれ、磁
気テープへのデータの書込み/読出しが可能になる。
種類の磁気テープカートリッジのうち、前者のリーダー
ブロックを用いるものは、テープ引出しに際してリーダ
ーブロックを掴んで引き出すだけでよいから装置側のテ
ープ引出し機構が簡単になる長所はあるものの、カート
リッジ不使用時にテープ引出し用開口部とリーダーブロ
ックとの間の隙間からカートリッジ内部に塵埃が侵入し
やすいという欠点があった。
ートリッジ内部に塵埃が侵入しやすいという問題は解決
されてはいるものの、テープ引出しに際して、先ずリッ
ドロックを解除してからリッドを開かなければならない
から、装置側のテープ引出し機構が複雑になるととも
に、回動型のリッドの回動スペースを必要とするという
問題があった。また、カートリッジ側においても、カー
トリッジ組立て時において、リッド付勢用のトーション
ばねおよびリッドロック付勢用のコイルばねの組み込み
に工数を要するという問題もあった。
ためのスライドドアを設け、かつこのスライドドアをバ
ネ部材によって閉位置に向かって付勢する構成が提案さ
れている。その場合、テープ引出用開口部の内側には、
磁気テープの先端部分をクランプしたリーダーピンが収
容されており、この磁気テープカートリッジが対応する
外部記憶装置等の記録再生装置に挿入されると、装置側
の部材がスライドドアの前端部に当接してスライドドア
が開かれ、かつテープ引出し機構によりリーダーピンが
磁気テープとともに装置側に引き込まれることによっ
て、磁気テープが装置側にセットされ、磁気テープに対
するデータの書込み/読出しが可能になる。
いては、このスライドドアを安定に閉位置に保持するた
めには何等かのロック機構を設けることが好ましいが、
ロック機構を設けると、スライドドアの開動作時にロッ
クを解除しなければならないため、構造が複雑になると
いう問題が発生する。
アの開動作時に、外部装置側の部材によるスライドドア
の開方向への押圧に伴って、上記ロック機構によるロッ
クを自動的に解除することができる磁気テープカートリ
ッジを提供することを目的とするものである。
巻装した単一のリールがカートリッジケース内に回転可
能に収容され、磁気テープの一端を引き出すためのテー
プ引出し用開口部を開閉するスライドドアが、バネ部材
の付勢力により閉位置に復帰する態様でカートリッジケ
ースに設けられている磁気テープカートリッジにおい
て、上記バネ部材の付勢力によるスライドドアの閉位置
への復帰に伴ってスライドドアに係合してこれを閉位置
にロックする係合手段がカートリッジケースに設けられ
ているとともに、上記スライドドアに対しこれを開方向
に押圧する力が作用する作用面が、上記押圧力の印加に
伴って上記スライドドアをロック解除方向に変位させる
力を発生させる斜面で構成されていることを特徴とする
ものである。
材の付勢力で閉位置に復帰するのに伴ってスライドドア
が自動的に閉位置にロックされ、また、スライドドアを
開動作時にスライドドアに作用する押圧力の作用面が斜
面で構成されているいることにより、スライドドアに対
する押圧力の印加に伴ってスライドドアをロック解除方
向に変位させる分力が発生するから、これによって上記
ロックが自動的に解除され、極めて簡易な構成によりス
ライドドアの閉位置でのロックと、スライドドア開閉動
作とをスムーズに行なうことができる利点がある。
に基づいて詳細に説明する。
プカートリッジの斜視図を示し、図1はそのスライドド
アの閉状態を、図2はスライドドアの開状態をそれぞれ
示す。
aと下ハーフ1bとからなるカートリッジケース1内
に、磁気テープを巻装した単一のリールが回転可能に収
容されている。カートリッジケース1の一側壁には、磁
気テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部2
が上ハーフ1aと下ハーフ1bとに跨がって、かつコー
ナー部に近接して形成されているとともに、このテープ
引出用開口部2を開閉するスライドドア3が摺動自在に
設けられている。スライドドア3は、カートリッジケー
ス1の内部においてスライドドア3の移動通路に介装さ
れた図示しないバネ部材によって閉位置に向かって付勢
されている。
は、図2から明らかなように、磁気テープの先端部分を
クランプしたリーダーピン4が収容されており、この磁
気テープカートリッジが対応する外部記憶装置等の記録
再生装置に図2の矢A方向に挿入されると、下ハーフ1
bの中央部の開口に露呈している図示しないリールの係
合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、磁気
テープカートリッジの外部装置への挿入に伴って、外部
装置側の部材がスライドドア3の前端部3aに当接して
スライドドア3がバネ部材の付勢力に抗して開かれ、か
つ外部装置側のテープ引出し機構によりリーダーピン4
が磁気テープとともに外部装置に引き込まれることによ
って、磁気テープが外部装置にセットされ、磁気テープ
に対するデータの書込み/読出しが可能になる。
からエジェクトされるときには、スライドドア3を開方
向に押圧する力が消滅するから、スライドドア3は上記
バネ部材の付勢力により閉位置に復帰する。
よび下ハーフ1bの上面に開口部2に臨んでそれぞれ形
成された凹部6間に着脱自在に係止される。また、カー
トリッジケース1の一側には、磁気テープの消去および
二重書込みを防止するための回動式の操作つまみ5が露
出している。
ッジの一実施の形態を示す図で、スライドドア3が閉位
置にロックされた状態を示す要部拡大断面図である。ま
た、図4は、図3に示す構成の作用の説明に供する要部
拡大断面図である。
ランプする中央軸部の上下端に、外部装置側の部材に係
合保持される細軸部4aを備え、かつ各細軸部4aの外
側に、リーダピン4をカートリッジケース1の凹部6内
に保持するためのフランジ4bが形成されている。これ
らフランジ4bは、カートリッジケース1の凹部6の近
傍に取り付けられた適当なバネ部材(図示は省略)によ
って凹部6の奥に押し付けられた態様で着脱可能に保持
されている。
ドア3の前端部3aには、図3の右上方向に面する斜面
7が作用面として形成され、磁気テープカートリッジが
外部装置置に図2の矢A方向に挿入されるときに、この
斜面7に外部装置側の部材が当接することにより、スラ
イドドア3にこれを図3の左方に押圧する力が作用し
て、スライドドア3をがバネ部材の付勢力に抗して開か
れるようになっている。
側には、スライドドア3の開方向(図3の左方)に面す
る垂直面8aと、この垂直面8aの先端から斜面7側に
向かってなだらかに下降する斜面8bとを備えた係合突
起8が一体に形成されている。
には、スライドドア3が閉位置にあるときに上記係合突
起8の垂直面8aに係合する垂直面9aを備えて、スラ
イドドア3を閉位置にロックする係合片9が突設されて
いる。
その移動通路内に介装された図示しないバネ部材の付勢
力で閉位置に復帰するとき、上記係合突起8の斜面8b
に係合してこの斜面8b上を摺動することにより、スラ
イドドア3の前端部3aおよび/または係合片9が弾性
的に撓められ、スライドドア3の閉位置への移動が許容
される。そして、スライドドア3がその閉位置に達する
と、スライドドア3の前端部3aおよび/または係合片
9が元の位置に弾性的に復帰して、図3に示すように、
スライドドア3が閉位置にロックされる。
への挿入時に、この挿入に伴って、スライドドア3の前
端部3aの斜面7に対し図4の矢B方向の力が作用する
と、スライドドア3の前端部3aを外側(図4の下方)
へ押圧する分力が発生するから、この分力により、スラ
イドドア3の前端部3aが外側に変位することになり、
これによって、係合片9によるスライドドア3のロック
が解除され、スライドドア3の開動作が許容される。
態においては、スライドドア3がバネ部材の付勢力で閉
位置に復帰するのに伴ってスライドドア3が自動的に閉
位置にロックされ、また、スライドドア3を開動作時に
スライドドア3の前端部3aに作用する押圧力の作用面
が斜面7で構成されているいることにより、スライドド
ア3に対する押圧力の印加に伴ってスライドドア3の前
端部3aを外側に変位させる分力が発生するから、これ
によって上記ロックが自動的に解除される。
て簡易な構成により、スライドドア3の閉位置でのロッ
クと、スライドドア3の開閉動作とをスムーズに行なう
ことができる。
いに垂直面8a,9aで係合する態様のみでなく、図5
に示すように、少なくとも一方の係合面が斜面8cまた
は9bであってもよく、係合面の双方が斜面8cおよび
9bである場合には、スライドドア3側の斜面8cをよ
りなだらかな斜面としてもよい。また図6に示すよう
に、係合突起8の根元に凹部8dを設けて、スライドド
ア3の前端部3aがより撓み易くなるようにしてもよ
い。
イドドアの閉状態で示す斜視図
アの開状態で示す斜視図
の形態を示す要部拡大断面図
図
す部分断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープを巻装した単一のリールがカ
ートリッジケース内に回転可能に収容され、かつ前記磁
気テープの一端を引き出すためのテープ引出し用開口部
を開閉するスライドドアが、バネ部材の付勢力により閉
位置に復帰する態様で前記カートリッジケースに設けら
れている磁気テープカートリッジにおいて、 前記スライドドアの閉位置への復帰に伴って該スライド
ドアに係合してこれを閉位置にロックする係合手段が前
記カートリッジケースに設けられているとともに、前記
スライドドアに対しこれを開方向に押圧する力が作用す
る作用面が、該押圧力の印加に伴って前記スライドドア
をロック解除方向に変位させる力を発生させる斜面で構
成されていることを特徴とする磁気テープカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04509198A JP3946854B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 磁気テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04509198A JP3946854B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 磁気テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11242869A true JPH11242869A (ja) | 1999-09-07 |
JP3946854B2 JP3946854B2 (ja) | 2007-07-18 |
Family
ID=12709655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04509198A Expired - Fee Related JP3946854B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 磁気テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3946854B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1956603A2 (en) * | 2000-02-16 | 2008-08-13 | FUJIFILM Corporation | Magnetic tape cartridge |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP04509198A patent/JP3946854B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1956603A2 (en) * | 2000-02-16 | 2008-08-13 | FUJIFILM Corporation | Magnetic tape cartridge |
EP1956603A3 (en) * | 2000-02-16 | 2009-04-08 | FUJIFILM Corporation | Magnetic tape cartridge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3946854B2 (ja) | 2007-07-18 |
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