JPH10236567A - カセット収納ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉蓋を確実に開閉することができ、しかも
ワンタッチで開閉蓋を開閉できる開閉操作性に優れたカ
セット収納ケースを提供する。 【解決手段】 収納本体部の両側面にそれぞれ突起を設
け、該突起を開閉蓋の両側板にそれぞれ形成したスライ
ド孔に嵌入させて該開閉蓋を該収納本体部に対してスラ
イド及び回動自在に取り付け、該開閉蓋をスライド及び
回動させることにより該収納本体部のカセット挿脱口
を、該開閉蓋により閉蓋又は開蓋させるようにしたカセ
ット収納ケースにおいて、上記スライド孔を、長孔部と
すると共に一端を該長孔部の幅寸法よりも大きな直径の
円形孔部とし、上記突起を、上記長孔部の幅方向におけ
る上下面にそれぞれ摺接する平坦面を有した略矩形状の
突起とし、上記スライド孔の上記円形孔部に上記突起が
嵌入したときに、上記開閉蓋が該突起を中心として回動
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カセット収納ケー
スに関し、特にＤＡＴ（デジタルオーディオテープレコ
ーダー）用のテープカセット、ＶＴＲ（ビデオテープレ
コーダー）用のテープカセット、ＭＤ（ミニディスク）
用のディスクカートリッジや８ｍｍテープ、ＤＶＣ（デ
ジタルビデオカセット）、データカートリッジ等の如き
カセットの収納に適し且つ開閉操作性に優れたカセット
収納ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】ＭＤ用のディスクカートリッジ（以下、
単にＭＤという）を何枚かまとめて収納するケースとし
ては、例えば図６ないし図８に示すように、ＭＤを収納
する収納本体部１０１と、この収納本体部１０１に対し
て開閉自在に取り付けられる開閉蓋１０２とにより構成
されたものが提案されている。

【０００３】上記収納本体部１０１は、ＭＤを出し入れ
するカセット挿脱口１０３を有した方形状をなす五面体
の筐体として形成されている。そして、この収納本体部
１０１の両側面には、開閉蓋１０２をスライド及び回動
自在とするための円形状の突起１０４がそれぞれ設けら
れている。かかる突起１０４は、カセット挿脱口１０３
に近接した位置に設けられている。

【０００４】上記開閉蓋１０２は、両側板に長孔として
形成されたスライド孔１０５をそれぞれ有し、そのスラ
イド孔１０５に上記突起１０４を嵌入させて該収納本体
部１０１に対してスライド及び回動自在に取り付けられ
ている。

【０００５】上記構成からなる収納ケースにおいて、上
記開閉蓋１０２を開蓋させるには、図７に示す閉蓋状態
から図８（ａ）に示すように、該開閉蓋１０２をスライ
ドさせる。開閉蓋１０２のスライドは、上記スライド孔
１０５の端部が上記収納本体部１０１に設けた突起１０
４に達するまで行う。そして、上記スライド孔１０５の
端部が上記突起１０４に達したときに、図８（ｂ）に示
すように、上記開閉蓋１０２を該突起１０４を中心とし
て回動させる。これにより、収納本体部１０１のカセッ
ト挿脱口１０３が開蓋する。一方、上記開閉蓋１０２を
閉蓋させるには、先の操作と逆の操作を行う。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の収
納ケースにおいては、必ずスライド孔１０５の端部が突
起１０４が設けられた位置に来るように開閉蓋１０２を
スライドさせた状態で、該開閉蓋１０２を回動させない
と、該開閉蓋１０２を完全に開放させることができな
い。すなわち、図９に示すように、突起１０４がスライ
ド孔１０５の途中位置にあるときに開閉蓋１０２を回動
させてしまうと、該開閉蓋１０２の底面先端部１０２ａ
が収納本体部１０１に当接し、該開閉蓋１０２が完全に
開かない。

【０００７】このため、開閉蓋１０２を確実に図８
（ａ）に示す位置までスライドさせる必要がある。しか
しながら、開閉蓋１０２をスライドさせる過程で該開閉
蓋１０２が回転し易いため、特に自動車や列車等に乗車
中に開閉蓋１０２を片手で操作することは極めて困難で
ある。

【０００８】従って、本発明の目的は、開閉蓋を確実に
開閉することができ、しかもワンタッチで開閉蓋を開閉
できる開閉操作性に優れたカセット収納ケースを提供す
ることにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
カセットを収納する収納本体部の両側面にそれぞれ突起
を設け、該突起を開閉蓋の両側板にそれぞれ形成したス
ライド孔に嵌入させて該開閉蓋を該収納本体部に対して
スライド及び回動自在に取り付け、該開閉蓋をスライド
及び回動させることにより該収納本体部のカセット挿脱
口を、該開閉蓋により閉蓋又は開蓋させるようにしたカ
セット収納ケースにおいて、上記スライド孔を、長孔部
とすると共に一端を該長孔部の幅寸法よりも大きな直径
の円形孔部とし、上記突起を、上記長孔部の幅方向にお
ける上下面にそれぞれ摺接する平坦面を有した略矩形状
の突起とし、上記スライド孔の上記円形孔部に上記突起
が嵌入したときに、上記開閉蓋が該突起を中心として回
動するようにしたことを特徴とするカセット収納ケース
を提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る。

【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載のカ
セット収納ケースにおいて、上記突起の上方に補助突起
を設けると共に、上記開閉蓋の両側板内面に該補助突起
を係合させるガイド溝をそれぞれ設け、該ガイド溝を、
一端を開放した上記スライド孔と平行な溝とし、上記円
形孔部に上記突起が嵌入するに至るまでは、上記補助突
起が上記ガイド溝に係合して上記開閉蓋の倒れ込みを防
止し、該円形孔部に該突起が嵌入したときには、該補助
突起と該ガイド溝の係合が解除されることを特徴とする
カセット収納ケースを提供することにより、上記の目的
を達成したものである。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
カセット収納ケースの一実施形態について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本実施形態のカセット収
納ケースの平面図、図２は本実施形態のカセット収納ケ
ースの側面図、図３は本実施形態のカセット収納ケース
の収納本体部を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は
正面図、（ｃ）は平面図、図４は本実施形態のカセット
収納ケースの開閉蓋を示すもので、（ａ）は断面図、
（ｂ）は側面図、（ｃ）は平面図、図５は本実施形態の
カセット収納ケースの開閉動作を示す側面図であり、
（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状態、（ｂ）は開閉蓋
を回動し始めた状態、（ｃ）は開閉蓋を完全に開蓋させ
た状態である。

【００１２】本実施形態のカセット収納ケースは、図１
ないし図４に示すように、カセットを収納する収納本体
部１の両側面１ａ，１ｂにそれぞれ突起２，２を設け、
該突起２，２を開閉蓋３の両側板４，４にそれぞれ形成
したスライド孔５，５に嵌入させて該開閉蓋３を該収納
本体部１に対してスライド及び回動自在に取り付け、該
開閉蓋３をスライド及び回動させることにより該収納本
体部１のカセット挿脱口６を、該開閉蓋３により閉蓋又
は開蓋させるようにしたケースである。

【００１３】本実施形態１のカセット収納ケースについ
て更に詳述する。上記収納本体部１は、図３に示すよう
に、前端にカセットの出し入れ口となるカセット挿脱口
６を有した、方形状をなす五面体の筐体よりなるケース
として形成されている。この収納本体部１には、例えば
ＤＡＴ用のテープカセット、ＶＴＲ用のテープカセッ
ト、ＭＤや８ｍｍテープ、ＤＶＣ、データカートリッジ
等の如きテープカセットが収納される。本実施形態で
は、３枚のＭＤを収容することができる大きさに収納本
体部１を形成してある。

【００１４】上記収納本体部１の両側面１ａ，１ｂに
は、図３に示すように、突起２，２がそれぞれ設けられ
ている。すなわち、上記突起２，２は、カセット挿脱口
６近傍であって収納本体部１の下面寄りの位置にそれぞ
れ形成されている。これら突起２，２は、後述する開閉
蓋３に形成されるスライド孔５，５に嵌入し、該開閉蓋
３を収納本体部１に対してスライド及び回動自在とする
ようになしている。

【００１５】上記突起２，２は、図２及び図３に示すよ
うに、スライド孔５，５のうち長孔部５ａの幅方向にお
ける上下面にそれぞれ摺接する平坦面２ａ，２ｂを有し
た、略矩形状の突起として形成されている。また、上記
突起２，２の長手方向における両側面２ｃ，２ｄは、上
記スライド孔５，５の円形孔部５ｂと略同一曲率とされ
た円弧状に形成されている。

【００１６】また、上記収納本体部１の両側面１ａ，１
ｂには、図３に示すように、補助突起７，７がそれぞれ
設けられている。上記補助突起７，７は、上記突起２，
２の上方に設けられており、後述する開閉蓋３の両側板
内面４ａ，４ａに形成したガイド溝８，８に係合するよ
うになっている。かかる補助突起７，７は、図２及び図
３に示すように、偏平な環状をなす略楕円形とされ、上
記突起２，２よりも大きく且つ高さの低い突起とされて
いることが望ましい。そして、この補助突起７，７は、
上記突起２，２に対してカセット挿脱口６の内方側に若
干後退した位置に形成されている。

【００１７】また、上記収納本体部１の両側面１ａ，１
ｂには、図３に示すように、開閉蓋３を閉蓋させたとき
に該開閉蓋３を閉蓋したというクリック感を持たせるた
めの凹部９，９がそれぞれ設けられている。かかる凹部
９，９には、開閉蓋３の両側板内面４ａ，４ａにそれぞ
れ設けられた突部１０，１０が嵌合するようになってい
る。

【００１８】さらに、上記収納本体部１の両側面１ａ，
１ｂには、図３に示すように、上記開閉蓋３の両側板
４，４の形状に応じた段差部１１，１１が設けられてい
る。かかる段差部１１，１１には、開閉蓋３を閉蓋させ
たときに該開閉蓋３の両側板４，４が嵌り込むようにな
っている。そして、上記段差部１１，１１に両側板４，
４が嵌り込んだ状態では、上記両側板４，４の外側面４
ｂ，４ｂが上記収納本体部１の両側面１ａ，１ｂと面一
の状態とされる。

【００１９】一方、開閉蓋３は、図４に示すように、カ
セット挿脱口６の上下及び前方を塞ぐ蓋本体部１２と、
カセット挿脱口６の両側を塞ぐ側板４，４とからなって
いる。蓋本体部１２は、カセット挿脱口６の上下及び前
方を塞ぐに足る大きさとされた断面略コ字状として形成
されている。この蓋本体部１２の上面には、開閉蓋３を
スライド及び回動させたときに該開閉蓋３を操作し易く
させるためのグリップ部１３が設けられている。かかる
グリップ部１３は、長さの異なる数本の突条を所定間隔
に設けたものである。

【００２０】上記両側板４，４には、図２及び図４に示
すように、上記収納本体部１に形成した突起２，２を嵌
入させるスライド孔５，５が形成されている。かかるス
ライド孔５，５は、長孔部５ａと、該長孔部５ａの一端
に設けられた円形孔部５ｂとからなっている。上記長孔
部５ａの幅方向における上下面には、上記突起２，２の
平坦面２ａ，２ｂがそれぞれ摺接するようになされてい
る。上記円形孔部５ｂは、上記突起２，２を嵌入させる
に足る大きさで、上記長孔部５ａの幅寸法と同等以上の
大きさの直径の円形孔として形成されている。

【００２１】また、上記両側板４，４の外側面４ｂ，４
ｂには、図４に示すように、開閉蓋３をスライド及び回
動させたときに該開閉蓋３を操作し易くさせるためのグ
リップ部１４がそれぞれ設けられている。かかるグリッ
プ部１４は、蓋本体部１２の上面に形成した先のグリッ
プ部１３とは異なり幅の狭い複数本の突条を所定間隔に
設けたものである。

【００２２】また、上記両側板４，４の内面４ａ，４ａ
には、上記補助突起７，７を係合させるガイド溝８，８
が形成されている。かかるガイド溝８，８は、一端を開
放した上記スライド孔５と平行な溝として形成されてい
る。このガイド溝８，８の開放端における一側縁部８ａ
は、上記円形孔部５ｂを囲むようにして形成される円弧
状とされている。

【００２３】また、上記両側板４，４の内面４ａ，４ａ
には、収納本体部１の凹部９，９に嵌合する突部１０，
１０が設けられている。かかる突部１０，１０は、上記
開閉蓋３を閉じたときに上記凹部９，９に嵌合して、該
開閉蓋３を閉蓋したというクリック感を得るためのもの
である。

【００２４】上記のようにして構成されたカセット収納
ケースにおける開閉蓋３の開蓋動作及び閉蓋動作は、以
下の通りである。上記開閉蓋３が閉蓋された状態にあっ
ては、図２に示すように、長孔部５ａの後端部に突起
２，２が位置すると共に、ガイド溝８，８の後端部近傍
に補助突起７，７が位置し、また、凹部９，９に突部１
０，１０が嵌合している。なお、補助突起７，７は、ガ
イド溝８，８の後端部には接触していないことが望まし
い。

【００２５】図２に示すカセット挿脱口６を開閉蓋３に
よって閉蓋した状態から開蓋させるには、図５（ａ）に
示すように、グリップ部１３，１４を掴んで開閉蓋３を
スライドさせる。すると、開閉蓋３は、上記突起２，２
及び補助突起７，７をガイドとしてスライドして行く。
上記開閉蓋３がスライドしている間は、長孔部５ａの上
下面に上記突起２，２の平坦面２ａ，２ｂが摺接してい
るため、該平坦面２ａ，２ｂによって開閉蓋３が倒れる
ことがない。また、円形孔部５ｂに突起２，２が嵌入す
るまでは、補助突起７，７がガイド溝８，８に係合した
状態にあることから、上記開閉蓋３の倒れ込み防止が確
実なものとなる。

【００２６】そして、図５（ｂ）に示すように、上記円
形孔部５ｂに上記突起２，２が嵌入すると、補助突起
７，７はガイド溝８，８の開放端に位置し、ガイド溝
８，８に対する補助突起７，７の係合が解除される。そ
の結果、開閉蓋３は、上記突起２，２を中心として収納
本体部１に対して回動可能となる。

【００２７】図５（ｂ）に示す状態から開閉蓋３を回動
させると、該開閉蓋３は、上記突起２，２を中心として
上記カセット挿脱口６を次第に開放させて行き、最終的
に同図（ｃ）で示すカセット挿脱口６を全開した状態と
なす。なお、開閉蓋３の回動過程においては、ガイド溝
８，８の開放端の一側縁部８ａが円弧状とされているた
め、この一側縁部８ａに補助突起７，７が接触しなが
ら、上記開閉蓋３が倒れて行くことになる。一方、開閉
蓋３を図５（ｃ）に示す開蓋状態から図２に示す閉蓋状
態とするには、上記した動作を逆に行えばよい。

【００２８】以上のように、本実施形態のカセット収納
ケースにおいては、円形孔部５ｂに突起２，２が嵌入し
たときに初めて、開閉蓋３が突起２，２を中心として収
納本体部１に対して回動可能となるため、長孔部５ａの
途中に突起２，２が位置した場合であっても開閉蓋３の
倒れは生じない。また、円形孔部５ｂに突起２，２が嵌
入するまでは補助突起７，７がガイド溝８，８に係合し
ているので、開閉蓋３の倒れ込み防止が確実なものとな
る。逆の見方をすると、長孔部５ａに突起２，２が位置
するときには、開閉蓋３を回動させることができないこ
とになる。

【００２９】従って、本実施形態のカセット収納ケース
によれば、開閉蓋３を確実に開閉操作することができ
る。また、このカセット収納ケースを自動車内において
使用する場合であっても、運転しながら片手でワンタッ
チに開閉操作することが可能となる。

【００３０】以上本発明を適用したカセット収納ケース
は、上述した実施形態に制限されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。上述の実
施形態では、補助突起７，７を偏平な環状をなす略楕円
形としたが、これに制限されるものではない。

【００３１】

【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、開閉蓋を確実に開閉することができ、しか
もワンタッチで開閉蓋を開閉できる開閉操作性に優れた
カセット収納ケースを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態のカセット収納ケースの平面図であ
る。

【図２】本実施形態のカセット収納ケースの側面図であ
る。

【図３】本実施形態のカセット収納ケースの収納本体部
を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図、
（ｃ）は平面図である。

【図４】本実施形態のカセット収納ケースの開閉蓋を示
すもので、（ａ）は断面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は
平面図である。

【図５】本実施形態のカセット収納ケースの開閉動作を
示す側面図であり、（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状
態、（ｂ）は開閉蓋を回動し始めた状態、（ｃ）は開閉
蓋を完全に開蓋させた状態である。

【図６】従来のカセット収納ケースの平面図である。

【図７】従来のカセット収納ケースの側面図である。

【図８】従来のカセット収納ケースの開閉動作を示す側
面図であり、（ａ）は開閉蓋をスライドさせた状態、
（ｂ）は開閉蓋を完全に開蓋させた状態である。

【図９】従来のカセット収納ケースにおいて、スライド
孔の途中位置に突起が位置する状態で開閉蓋を回動させ
た状態を示す側面図である。

【符号の説明】

１ 収納本体部 ２ 突起 ３ 開閉蓋 ４ 側板 ５ａ 長孔部 ５ｂ 円形孔部 ５ スライド孔 ６ カセット挿脱口 ７ 補助突起 ８ ガイド溝

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カセットを収納する収納本体部の両側面
   にそれぞれ突起を設け、該突起を開閉蓋の両側板にそれ
   ぞれ形成したスライド孔に嵌入させて該開閉蓋を該収納
   本体部に対してスライド及び回動自在に取り付け、該開
   閉蓋をスライド及び回動させることにより該収納本体部
   のカセット挿脱口を、該開閉蓋により閉蓋又は開蓋させ
   るようにしたカセット収納ケースにおいて、 上記スライド孔を、長孔部とすると共に一端を該長孔部
   の幅寸法よりも大きな直径の円形孔部とし、 上記突起を、上記長孔部の幅方向における上下面にそれ
   ぞれ摺接する平坦面を有した略矩形状の突起とし、 上記スライド孔の上記円形孔部に上記突起が嵌入したと
   きに、上記開閉蓋が該突起を中心として回動するように
   したことを特徴とするカセット収納ケース。
2. 【請求項２】 上記突起の上方に補助突起を設けると共
   に、上記開閉蓋の両側板内面に該補助突起を係合させる
   ガイド溝をそれぞれ設け、該ガイド溝を、一端を開放し
   た上記スライド孔と平行な溝とし、 上記円形孔部に上記突起が嵌入するに至るまでは、上記
   補助突起が上記ガイド溝に係合して上記開閉蓋の倒れ込
   みを防止し、該円形孔部に該突起が嵌入したときには、
   該補助突起と該ガイド溝の係合が解除されることを特徴
   とする請求項１記載のカセット収納ケース。