JPH10236241A - ドアトリムにおけるコネクタ接続構造 - Google Patents

ドアトリムにおけるコネクタ接続構造

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JPH10236241A
JPH10236241A JP9043472A JP4347297A JPH10236241A JP H10236241 A JPH10236241 A JP H10236241A JP 9043472 A JP9043472 A JP 9043472A JP 4347297 A JP4347297 A JP 4347297A JP H10236241 A JPH10236241 A JP H10236241A
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door
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアトリムをドアパネルに組み付けた後でコ
ネクタを接続させる。 【解決手段】 スイッチユニットにコネクタを設け、ド
アトリムの膨出部内にコネクタ固定壁を一体に設け、コ
ネクタ固定壁に、コネクタに対する可動コネクタを設
け、ねじ締め手段でスイッチユニットの固定と両コネク
タの嵌合とを同時に行う第一の構造を採用する。また、
ドアトリム43に挿通孔58を設け、ドアトリムの裏面
側にスティ56を突設し、スティに前後方向のガイド溝
57を形成し、可動コネクタ本体54を貫通するボルト
63に、挿通孔を通過可能な受けプレート64を係合さ
せ、受けプレートをドアトリムの表面側に仮止め可能と
し、可動コネクタ本体をホルダ62で上下左右可動に支
持させ、ホルダ62に、ガイド溝に対するスライド突起
75を設け、ドアトリムをドアインナパネルに組み付け
た後、受けプレートを挿通孔に通し、両コネクタ45,
46をねじ締め嵌合させる第二の構造を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアトリ
ムをドアパネルに組み付けた後、ドアトリム側のコネク
タをドアトリム内やインナパネル側のコネクタにねじ締
め嵌合させるドアトリムにおけるコネクタ接続構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、特願平8−185135号で提
案した自動車のドアトリムにおけるコネクタ接続構造を
示すものである。この構造は、ドアトリム81に水平方
向のリブ82を形成し、リブ82に回路83の導体部8
4を配索して複数の雄コネクタ85を構成し、ドアイン
ナパネル86側に、雄コネクタ85に対する相手雌コネ
クタ87を形成して、ドアトリム81をドアインナパネ
ル86に組み付けると同時に、両コネクタ85,87を
接続可能としたものである。
【0003】ドアトリム81側の回路83は、室内側の
膨出部88(図8参照)に設けられたドアスイッチユニ
ット89等に接続し、ドアインナパネル86側の各コネ
クタ87はパワーウィンドモータ90やドアロックユニ
ット91やドアミラーユニット92やスピーカ93等に
接続している。雄・雌両コネクタ85,87の接続によ
り、スイッチユニット89と上記各補機90,91,9
2,93が接続される。
【0004】この構造により、例えば特開平1−249
516号等のドアインナパネル86に補機を多数取り付
けてからアウタパネル94に組み付ける手段に較べて、
モータ90やスピーカ93等のリード線の噛み込みやワ
イヤハーネスの破損が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、インナパネル86側の複数の補機
90,91,92,93とドアトリム81側のスイッチ
ユニット89との接続がドアトリム81の組付に依存し
た形態であるために、ドアトリム81の成形精度やドア
トリムの組付誤差やドアトリムの歪み等を最小限に抑え
る必要があった。また、ドアトリム81の組付形態とし
て、最初にドアトリム81をインナパネル86の上部に
位置決めし、そこを中心に回転させて組み付ける場合
に、雄・雌コネクタ85,87のスムーズな接続のため
に、コネクタの角度変化に対応して前記リブ82を可撓
性にする必要があり、高い成形精度が必要であった。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、ドアトリム
の組付に依存することなく、ドアトリム側のコネクタを
スムーズ且つ確実に接続させることのできるドアトリム
におけるコネクタ接続構造を提供することを目的とす
る。この構造は、ドアトリム側のコネクタとインナパネ
ル側のコネクタとの接続に限らず、ドアトリム側のみで
のコネクタ接続をも含むものとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアインナパネルにスイッチユニット固
定壁を突設し、該スイッチユニット固定壁をドアトリム
の膨出部内に位置させ、該膨出部内にスイッチユニット
を挿入し、該スイッチユニットのポケット部を該スイッ
チユニット固定壁にねじ締め手段で固定する構造におい
て、該スイッチユニットにコネクタを設け、該膨出部内
にコネクタ固定壁を一体に設け、該コネクタ固定壁に、
前記コネクタに対する可動コネクタを設け、該ねじ締め
手段で該スイッチユニットの固定と両コネクタの嵌合と
を同時に行う第一のコネクタ接続構造(請求項1)を採
用する。第一の構造において、前記スイッチユニットが
一端を支点に回動して前記膨出部内に挿入されるのに対
応して、前記コネクタが該スイッチユニットの他端寄り
において前記ポケット部の両側に配置されたこと(請求
項2)も有効である。また、ドアトリムに可動コネクタ
を設け、ドアインナパネルにアクチュエータを固定し、
該アクチュエータのコネクタと該可動コネクタとをねじ
締め嵌合させるドアトリムにおけるコネクタ接続構造に
おいて、該ドアトリムに挿通孔を設け、該ドアトリムの
裏面側にスティを突設し、該スティに前後方向のガイド
溝を形成し、可動コネクタ本体を貫通するボルトに、該
挿通孔を通過可能な受けプレートを係合させ、該受けプ
レートを該ドアトリムの表面側に仮止め可能とし、該可
動コネクタ本体をホルダで上下左右可動に支持させ、該
ホルダに、前記ガイド溝に対するスライド突起を設け、
ドアトリムをドアインナパネルに組み付けた後、該受け
プレートを該挿通孔に通し、両コネクタをねじ締め嵌合
可能とした第二のコネクタ接続構造(請求項3)を採用
する。第二の構造において、前記スティが前記挿通孔の
両側に一対配置され、該挿通孔と前記受けプレートとが
長手形状のものであり、前記ドアトリムの表面側に、該
受けプレートに対するストッパが、該挿通孔の長手直交
方向に配置されること(請求項4)も可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図4は、本発
明に係る自動車のドアトリムにおけるコネクタ接続構造
の一実施例を示すものである。
【0009】この構造は、ドアトリム1の室内側の膨出
部2(図8の88に相当)にスイッチユニット3を組み
付けると同時に、スイッチユニット3の雌コネクタ(固
定コネクタ)4と、膨出部2内の待ち受けコネクタであ
る雄コネクタ(可動コネクタ)5とを接続させるもので
ある。
【0010】膨出部2の上壁6には、スイッチユニット
3に対する挿入用の開口7が形成さられている。また、
膨出部2の内側の高さ方向中間部には、上壁6と平行に
コネクタ固定壁8が形成されている。コネクタ固定壁8
は、膨出部2と一体に樹脂成形されており、膨出部2の
傾斜状の底壁9から立設された前後(車両進行方向の前
後)の側壁10に続いている。コネクタ固定壁8には、
スイッチユニット3のポケット部11に対する挿通孔1
2が形成されている。
【0011】コネクタ固定壁8の直下にはスイッチユニ
ット固定壁13が対向して平行に配設されている。スイ
ッチユニット固定壁13には、ボルト挿通孔14が設け
られ、その裏側にウェルドナット15が設けられてい
る。スイッチユニット固定壁13は下方に直角に屈曲し
て続き、プルハンドルブラケット16を構成している。
プルハンドルブラケット16はドアインナパネル17に
ボルト18とナット19とで固定されている。
【0012】スイッチユニット3は図2にも示す如く、
後部寄りにポケット部11を有する合成樹脂製のアッパ
ケース20と、アッパケース20の下方に位置する制御
基板21と、制御基板21の雄端子22を収容するコネ
クタハウジング23を一体に有する合成樹脂製のロアケ
ース24とで構成される。
【0013】アッパケース20には、前寄りに複数のス
イッチボタン25が配設されている。制御基板21とロ
アケース24との後部側には、ポケット部11に対する
挿通部26,27が矩形状に切欠形成されており、制御
基板21とロアケース24とでポケット部11をコの字
状に囲むようになっている。制御基板21には、挿通部
26の両側において複数のピン状の雄端子22が下向き
に突設されている。また、制御基板21の前寄りには、
各スイッチボタン25に対応して接点28が設けられて
いる。ロアケース24の雌コネクタハウジング23は挿
通部27の両側に一対設けられ、上部に、雄端子22に
対する挿通孔29を有している。
【0014】図1におけるスイッチユニット3の組立状
態で、アッパケース20のポケット部11の底部(底壁
30を含む部分)はロアケース24よりも下側に突出す
る。ポケット部11の底壁30の幅方向中央には、ボル
ト挿通孔31が設けられ、ボルト挿通孔31に、前記ナ
ット15に対する固定用ネジ(ボルト)32が挿入され
る。ポケット部11の底部はコネクタ固定壁8の挿通孔
12を通ってプルハンドルブラケット16のスイッチユ
ニット固定壁13に当接し、固定用ネジ32とナット1
5とでスイッチユニット3がドアトリム1に固定され
る。この固定手段(ねじ締め手段)15,32は従来か
ら使用されているものである。また、雄端子22は雌コ
ネクタハウジング23内に挿入されて、左右一対の雌コ
ネクタ4を構成する。
【0015】図3の如くスイッチユニット3は、アッパ
ケース20(化粧板)の前端のフック33を膨出部2の
上壁6の開口端7aに引っ掛けて、アッパケース20の
後端を矢印イの如く下向きに回動させることで組み付け
られる。この際、スイッチユニット3の雌コネクタ4と
相手雄コネクタ5(図1)とをスムーズ且つ確実に嵌合
させるために、雌コネクタ4の位置をできる限りスイッ
チユニット3の後端寄りに設定している。
【0016】図1において雄コネクタ5は、コネクタ固
定壁8に一対上向きに設けられている。雄コネクタハウ
ジング34の外壁には左右一対のばね片35が一体に突
出形成されており、各ばね片35で雄コネクタ5が左右
方向可動に支持されている。
【0017】図4の如く、コネクタ固定壁8には、ポケ
ット挿通孔12の両側において長方形の一対のコネクタ
挿着孔36が形成されており、コネクタ挿着孔36に雄
コネクタ5が下方から挿入される。この際、スイッチユ
ニット3はドアトリム1に未だ装着されていない。雄コ
ネクタ5は、雌コネクタ4に対応して、コネクタ固定壁
8の後部側に並列に配置される。
【0018】ばね片35は撓んだ状態で挿着孔36を通
過し、コネクタ固定壁8の上面にばね片35の下端(先
端)35aが当接して、雄コネクタ5がコネクタ固定壁
8上に前後左右可動に支持される。あるいは、ばね片3
5に図示しない係止突起等の係止手段を設け、係止手段
を挿着孔36に係合させて、雄コネクタ5を左右可動に
支持させる。
【0019】図1において雄コネクタ5は、ドアトリム
1をドアインナパネル17に固定する前にコネクタ固定
壁8に挿着される。雄コネクタ5のコネクタハウジング
34内の雌端子37にはドアワイヤハーネス(回路体)
38が接続されている。ドアワイヤハーネス38は膨出
部2の底壁9に沿って配索されている。雄コネクタ5を
挿着した後、ドアトリム1がインナパネル17に組み付
けられる。
【0020】次いで、図3の如くスイッチユニット3が
上部開口7から膨出部2内に回動して挿入される。雌コ
ネクタ4は雄コネクタ5に接合(初期嵌合)する。この
際、雄コネクタ5は左右に移動して雌コネクタ4との位
置ずれを吸収する。そして、図1において固定用ねじ3
2をナット15に締め込んで、ポケット部11をスイッ
チユニット固定壁13に固定すると同時に、そのねじ締
め操作により、雄・雌コネクタ4,5が自動的に且つ低
力で嵌合する。コネクタ嵌合と同時にアッパケース20
の爪部39(図3)が開口端7bに係合する。
【0021】この固定用ねじ32とナット15は従来使
用しているものであり、コネクタ嵌合のために新規な部
品は何ら必要でない。上記構成はドアトリムにおけるコ
ネクタ接続方法としても有効である。
【0022】雄・雌コネクタ4,5は可動機構35によ
り求心されて、位置ずれが吸収され、スムーズで確実な
接続が行われる。また、ポケット部11の両側に一対の
雌コネクタ4を配置したから、ねじ締め力がバランスが
よく両側のコネクタ4に作用する。しかもポケット部1
1の底壁30が雌コネクタ4よりも下側に突出して位置
しているから、底壁30をねじ締めで固定する際に雌コ
ネクタ4が垂直方向にスムーズに追従する。それらによ
り、両コネクタ4,5の嵌合がスムーズ且つ確実に行わ
れる。
【0023】図5〜図6は、本発明に係るドアトリムに
おけるコネクタ接続構造の第二実施例を示すものであ
る。この構造は、ドアインナパネル42にドアトリム4
3を組み付けた後、ドアインナパネル42側のアクチュ
エータ(パワーウィンドモータユニット)44の雌コネ
クタ(固定コネクタ)45にドアトリム43側の待ち受
けコネクタである可動コネクタ46を接続可能としたも
のである。
【0024】図5の如く、アクチュエータ44は、モー
タ47で回動されるウォーム48とピニオン49とを備
えたものであり、モータ47の上部側に雌コネクタ45
が水平方向に突出した状態で固定されている。雌コネク
タ45は、コネクタハウジング50内に一対の雄端子5
1を有し、一対の雄端子51の間に筒状のナット固定部
52を有している。ナット固定部52内にナット53
(図6)が固定されている。雌コネクタハウジング50
の開口側には、雄コネクタ本体54に対するテーパ状の
案内部55が形成されている。
【0025】ドアトリム43には、その裏面43b側に
一対のコネクタスティ56,56が一体に設けられてい
る。一対のスティ56,56はドアトリム43から直交
して水平方向に突出し、内側面56aを対向させて平行
に位置している。スティ56は外側のリブ57で補強さ
れている。各スティ56の内側面56aには水平方向の
ガイド溝57が形成されている。ガイド溝57はスティ
56の先端まで達している。
【0026】一対のスティ56の間においてドアトリム
43に横長(長手形状)の挿通孔58が形成されてい
る。ドアトリム43の表面43a側には、挿通孔58の
上側ないし下側において矩形ブロック状のストッパ59
が突設されている。該挿通孔58には、コネクタ嵌合後
にドアトリム43の表面側から矩形状のカバー60が覆
設される。カバー60には係止爪61が突設されてお
り、係止爪61は挿通孔58の端縁に係合する。
【0027】可動コネクタ46は、雄コネクタ本体54
と、雄コネクタ本体54を上下左右に可動に支持する枠
状のホルダ62と、ホルダ62を前後(コネクタ嵌合方
向)にスライド自在に支持するコネクタスティ56と、
雄コネクタ本体54に貫通して回動自在に設けられるボ
ルト63と、ボルト63の頭部63a側に係合する長方
形状(長手形状)のトリム受けプレート64とで構成さ
れる。
【0028】受けプレート64の中央にボルト孔65が
設けられ、ボルト孔65にボルト63が挿通されてい
る。ボルト63は、図示しないEリング等で雄コネクタ
本体54に回動自在に組み付けられる。受けプレート6
4は水平な状態でドアトリム43の挿通孔58を通過
し、垂直(起立)方向に回動して側面64aをストッパ
59に当接可能である。受けプレート64の長手方向両
側には略山型形状のばね部66が形成され、コネクタ嵌
合の際のボルト63の過大な締付力を吸収緩和する。
【0029】ドアトリム43をドアインナパネル42に
固定する際、受けプレート64はドアトリム43の表面
43a側に位置してストッパ59で仮止めされ、コネク
タ46のねじ締め嵌合の際に、受けプレート64は挿通
孔58を通過してドアトリム43の裏面43b側に移動
される。
【0030】ボルト63は雄コネクタ本体54の中央を
貫通して、コネクタ前端から突出している。雄コネクタ
本体54は合成樹脂製の雄コネクタハウジング67と、
雄コネクタハウジング67内に係止された雌端子68
(図6)とで構成される。雄コネクタハウジング67の
後端には外向きのフランジ69が一体に形成されてい
る。ドアトリム43へのコネクタ46の仮止め状態にお
いて、フランジ69はドアトリム43の裏面43bに当
接する。雌端子68には、ドアトリム側回路であるワイ
ヤハーネス70が接続されている。
【0031】雄コネクタハウジング67の上下左右の外
壁面には係止突起71,71′が一体に形成されてい
る。各係止突起71,71′は前向きの傾斜状の案内面
71a(図6)と後向きの垂直な係止面71bとを有し
ている。
【0032】各係止突起71,71′に対応してホルダ
62の上下左右の壁部72,73にばね片74,74′
が内向きに切り起こして形成されている。ホルダ62は
金属や合成樹脂で枠状に形成されている。左右の側壁7
3の外面側には、前記コネクタスティ56のガイド溝5
7に対する短円柱状の各一対のスライド突起75が形成
されている。一対のスライド突起75はばね片74の前
後に直列に配置されている。
【0033】可動コネクタ46は、ドアトリム43をド
アインナパネル42に組み付ける前において予めドアト
リム43に組み付けられる。すなわち、図6の如く、雄
コネクタ本体54にホルダ62を装着する。ホルダ62
のばね片74,74′はコネクタ本体54の係止突起7
1,71′を乗り越えて係止面71bにばね片先端74
aを当接させる。ボルト63は予めコネクタ本体54に
組み付けられる。ホルダ62のスライド突起75はステ
ィ56のガイド溝57に前後方向スライド自在に係合す
る。
【0034】雄コネクタ本体54はばね片74,74′
により上下左右(XY方向)に、ガイド溝57により前
後方向(Z方向)にそれぞれ移動可能である。トリム受
けプレート64は挿通孔58を経てドアトリム43の表
面43a側に当接し、且つストッパ59で起立した状態
に位置決め及び仮止めされる。これでドアトリム43へ
の可動コネクタ46の組み付けが完了する。
【0035】次いで、ドアトリム43がドアインナパネ
ル42に組み付け固定される。その後、トリム受けプレ
ート64をストッパ59からずらして水平に回動させ、
受けプレート64の長手方向と挿通孔58の長手方向と
を一致させて、受けプレート64を挿通孔58に挿通可
能とする。この状態でボルト63を締め付ける。組付初
期状態においてボルト63の頭部63aは図6の如く挿
通孔58からやや突出して位置する。ボルト63の締付
はドアトリム43の表面43a側から図示しない工具を
ボルト頭部63aに係合させて行う。
【0036】ボルト63はインナパネル42側の相手雌
コネクタ45のナット53に螺合し、受けプレート64
はボルト頭部63aで押されて雄コネクタ本体54のフ
ランジ部69に当接する。ねじ締めに伴ってボルト63
が雌コネクタ45側に移動し、同時に、受けプレート6
4が雄コネクタ本体54を雌コネクタ45側に押圧し、
雄コネクタ本体54が雌コネクタ45内に引き込まれて
嵌合する。雌コネクタ45のコネクタハウジング50
は、ばね片74,74′に当たらない範囲内でホルダ6
2の内側に進入する。
【0037】このようにして、ドアトリム43をドアイ
ンナパネル42に組み付けた後、ドアトリム43側の可
動コネクタ46とドアインナパネル42側のアクチュエ
ータ44の固定コネクタ45とをスムーズ且つ確実に嵌
合させることができる。上記構成は、ドアトリムにおけ
るコネクタ接続方法としても有効である。
【0038】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、ドアトリム内に可動コネクタを装着し、ドアトリ
ムをドアインナパネルに固定した後、スイッチユニット
をねじ締め固定することで、同時にスイッチユニットの
コネクタとドアトリム内の可動コネクタとを低力で嵌合
することができる。そして、従来のようにドアトリムの
取付に依存しないでドアトリム側のコネクタ接続を行え
るから、コネクタの接続を位置精度良く確実に行うこと
ができる。また、既存のねじ締め手段を用いることで、
構造が簡素化し、部品コストもかからない。また、請求
項2記載の発明によれば、ねじ締め力が両側のコネクタ
に均等に作用し、且つスイッチユニットの回動支点の反
対側にコネクタが位置することで、コネクタの傾きが小
さくなり、可動コネクタとのスムーズで確実な嵌合が可
能となる。
【0039】また、請求項3記載の発明によれば、ドア
トリムをドアインナパネルに組み付けた後、ドアトリム
への受けプレートの係止を解除して、ボルトを回動する
ことで、ドアトリム側のコネクタをドアインナパネル側
のコネクタにスムーズ且つ確実に接続させることができ
る。そして、コネクタの嵌合操作はドアトリムの組付に
何ら依存しないから、コネクタの接続を位置精度良く確
実に行うことができる。すなわち、コネクタ相互の位置
がある程度合ってからの接続であるために、確実な接続
が可能となる。また、請求項4記載の発明によれば、一
対のスティでホルダの前後移動を安定して行え、且つ受
けプレートを90°方向に回動させることで、ストッパ
に確実に係止または係止解除でき、ドアトリムへの可動
コネクタの仮止めが確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアトリムにおけるコネクタ接続
構造の第一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同じくスイッチユニットを示す分解斜視図であ
る。
【図3】スイッチユニットをドアトリムに組み付ける状
態を示す側面図である。
【図4】ドアトリム内に可動コネクタを取り付ける状態
を示す斜視図である。
【図5】ドアトリムにおけるコネクタ接続構造の第二実
施例を示す分解斜視図である。
【図6】同じくコネクタ接続構造を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】同じくドアトリムの表面側を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,43 ドアトリム 2 膨出部 3 スイッチユニット 4 固定コネクタ 5,46 可動コネクタ 8 コネクタ固定壁 11 ポケット部 13 スイッチユニット固定壁 15,32 ねじ締め手段 17,42 ドアインナパネル 44 アクチュエータ 45 固定コネクタ 54 可動コネクタ本体 56 スティ 57 ガイド溝 58 挿通孔 59 ストッパ 62 ホルダ 63 ボルト 64 受けプレート 75 スライド突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアインナパネルにスイッチユニット固
    定壁を突設し、該スイッチユニット固定壁をドアトリム
    の膨出部内に位置させ、該膨出部内にスイッチユニット
    を挿入し、該スイッチユニットのポケット部を該スイッ
    チユニット固定壁にねじ締め手段で固定する構造におい
    て、該スイッチユニットにコネクタを設け、該膨出部内
    にコネクタ固定壁を一体に設け、該コネクタ固定壁に、
    前記コネクタに対する可動コネクタを設け、該ねじ締め
    手段で該スイッチユニットの固定と両コネクタの嵌合と
    を同時に行うことを特徴とするドアトリムにおけるコネ
    クタ接続構造。
  2. 【請求項2】 前記スイッチユニットが一端を支点に回
    動して前記膨出部内に挿入されるのに対応して、前記コ
    ネクタが該スイッチユニットの他端寄りにおいて前記ポ
    ケット部の両側に配置されたことを特徴とする請求項1
    記載のドアトリムにおけるコネクタ接続構造。
  3. 【請求項3】 ドアトリムに可動コネクタを設け、ドア
    インナパネルにアクチュエータを固定し、該アクチュエ
    ータのコネクタと該可動コネクタとをねじ締め嵌合させ
    るドアトリムにおけるコネクタ接続構造において、該ド
    アトリムに挿通孔を設け、該ドアトリムの裏面側にステ
    ィを突設し、該スティに前後方向のガイド溝を形成し、
    可動コネクタ本体を貫通するボルトに、該挿通孔を通過
    可能な受けプレートを係合させ、該受けプレートを該ド
    アトリムの表面側に仮止め可能とし、該可動コネクタ本
    体をホルダで上下左右可動に支持させ、該ホルダに、前
    記ガイド溝に対するスライド突起を設け、ドアトリムを
    ドアインナパネルに組み付けた後、該受けプレートを該
    挿通孔に通し、両コネクタをねじ締め嵌合可能としたこ
    とを特徴とするドアトリムにおけるコネクタ接続構造。
  4. 【請求項4】 前記スティが前記挿通孔の両側に一対配
    置され、該挿通孔と前記受けプレートとが長手形状のも
    のであり、前記ドアトリムの表面側に、該受けプレート
    に対するストッパが、該挿通孔の長手直交方向に配置さ
    れたことを特徴する請求項3記載のドアトリムにおける
    コネクタ接続構造。
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