JP4667004B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、主として自動車の部品モジュール同士の接続、あるいは電装品とワイヤハーネスの接続などに用いられるコネクタ、例えば電装品としては自動車ドアの個所に設けたドアスイッチやコンソールスイッチ、オーディオ機器などとワイヤハーネスとを接続するためのコネクタに関する。
例えば2つの自動車用部品モジュールを機械的に結合する時に、電気的な接続をも行うことが必要な場合がある。かかる場合にそれぞれの部品モジュールの所定位置に電気接続用のコネクタを取り付けておいて、部品モジュール同士を結合させると、それによって両コネクタが嵌合するようにしておくことが組立作業を効率良く行う上で好ましい。このような用途に使用されるコネクタは、結合すべき部品モジュール上の寸法公差がコネクタの接続に影響しないように、また各部品モジュールの振動モードの違いが接続後のコネクタに悪影響を与えないように配慮する必要がある。
一例として自動車のドアトリムに配線体をもたせたドアトリムモジュールの組付け工程について説明する。この組付け工程は、ハーネスに接続された雌コネクタをドアトリムの裏側に予め取り付け、ドアインナーパネルにはパワーウインドウレギュレータに取り付けた雄コネクタをレギュレータごとパネルの所定位置に取り付ける。そして、モジュール組付け工程においてドアトリムの所定部分をまず最初にドアインナーパネルの取り付け基準位置に合わせ、次にドアトリム全体を回転させてトリム上縁部をパネル上縁部に取り付け、次いでドアトリム全体を押してパネルにドアトリムを嵌め合せる。この作業工程において、あらかじめコネクタ同士のみを嵌合させる作業を行うと非常に手間がかかる。したがって、上述の通りドアトリムを取り付ける際にコネクタ同士も同時に嵌合させることが作業工程上望ましい。
このような目に見えない部分でのコネクタ嵌合を可能とし、しかも小型で目視をせずに芯合わせを行うことができ、確実に嵌合可能でありかつ嵌合後に端子部の微摺動磨耗を防止するコネクタが開発された。これは、第1のコネクタと第1のコネクタを離脱可能に収納するコネクタホルダと、第1のコネクタに嵌合する第2のコネクタとを備えたコネクタであって、第2のコネクタと第1のコネクタとの完全嵌合に応じて第1のコネクタをコネクタホルダから離脱させる仮止め離脱手段を有するとともに、コネクタホルダには、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合を容易にする調芯手段が備わったものである(特許文献1参照)。
特開2003−323941号公報(第3頁、図1)
特許文献1に記載された従来技術では、コネクタホルダが四角筒型形状であり、この一端には第2のコネクタを挿入する端部開口部が形成されている。この端部開口部周囲には第2のコネクタがコネクタホルダに進入し易くするためのテーパ部が形成されている。また、コネクタホルダ内部には端部開口部近傍に段部が形成されている。この段部は第2のコネクタを第1のコネクタから離脱させるときに第1のコネクタが端部開口部から離脱しないためのストッパである。一方、コネクタホルダの他端には、このコネクタホルダを被取付部に取り付ける取付壁が形成されている。取付壁には長穴の取付穴が穿設され、この取付穴にクランプが係合し、クランプを介してコネクタホルダを例えば車体パネル等被取付部に取り付けるようになっている。また、コネクタホルダの周壁の一部には第1のコネクタをコネクタホルダの上方からコネクタホルダ内に挿入するための上部開口部が形成されているなど、その構造は複雑なものとなっている。さらに、両コネクタを完全嵌合した後に、コネクタの軸心方向の高さや長さに誤差があったときに、この誤差を調整することはできないものであった。
そこで、本発明は、構造も簡単で安価に製造でき、ワンタッチで嵌合することができるとともに、組付け誤差を吸収し、かつコネクタの軸心方向におけるズレの調整を可能としたコネクタを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、第1のコネクタと、第1のコネクタを収納しブラケットに取り付けられるコネクタホルダと、第1のコネクタに嵌合する第2のコネクタとを備え、前記コネクタホルダは筒状に形成され、前記第1のコネクタを挿通させるとともに、前記第1のコネクタが前記コネクタホルダに対し、軸心方向の所定範囲内で移動可能としたコネクタにおいて、前記コネクタホルダの筒状本体部の両側に羽根部を形成し、前記ブラケットに筒状本体部を受け入れる開口部と前記羽根部を収納する間隙部を形成し、羽根部はこの間隙部内で前後左右並びに回動可能であり、前記コネクタホルダの羽根部の少なくとも片面に複数の凸部を設け、前記第1のコネクタの上方位置側面に係合突起を形成するとともに下方位置側面に突起を形成し、前記第2のコネクタに前記係合突起に係合する係合片を形成し、前記コネクタホルダの内部に前記突起に係脱する係合弾片を形成し、前記コネクタホルダの係合弾片の上端に前記第1のコネクタの突起を係合させた状態で前記第1のコネクタの係合突起と前記第2のコネクタの係合片とを係合して電気的接続を図り、さらに前記第2のコネクタを押し下げて前記突起と係合弾片との係合を解除することにより第2のコネクタの軸心方向高さを低くできるようにしたものである。
本発明によれば、第1のコネクタと、第1のコネクタを収納しブラケットに取り付けられるコネクタホルダと、第1のコネクタに嵌合する第2のコネクタとを備え、前記コネクタホルダは筒状に形成され、前記第1のコネクタを挿通させるとともに、前記第1のコネクタが前記コネクタホルダに対し、軸心方向の所定範囲内で移動可能としたコネクタにおいて、前記コネクタホルダの筒状本体部の両側に羽根部を形成し、前記ブラケットに筒状本体部を受け入れる開口部と前記羽根部を収納する間隙部を形成し、羽根部はこの間隙部内で前後左右並びに回動可能であり、前記コネクタホルダの羽根部の少なくとも片面に複数の凸部を設け、前記第1のコネクタの上方位置側面に係合突起を形成するとともに下方位置側面に突起を形成し、前記第2のコネクタに前記係合突起に係合する係合片を形成し、前記コネクタホルダの内部に前記突起に係脱する係合弾片を形成し、前記コネクタホルダの係合弾片の上端に前記第1のコネクタの突起を係合させた状態で前記第1のコネクタの係合突起と前記第2のコネクタの係合片とを係合して電気的接続を図り、さらに前記第2のコネクタを押し下げて前記突起と係合弾片との係合を解除することにより第2のコネクタの軸心方向高さを低くできるようにしたので、コネクタホルダの構造が簡単なものとなり、全体を安価に提供することができ、コネクタ同士の軸心方向のズレの調整が簡単に行える。また、寸法誤差があっても、前記コネクタホルダの筒状本体部の両側に羽根部を形成し、前記ブラケットに筒状本体部を受け入れる開口部と前記羽根部を収納する間隙部を形成し、羽根部はこの間隙部内で前後左右並びに回動可能であるものにあっては、組付け誤差を吸収することができる。さらに、凸部がブラケットの間隙部の天井と底面とに点接触し(羽根部の上下面に凸部を形成したとき)、あるいは天井又は底面に点接触し、羽根部の間隙部内での動きをスムーズにしている。
以下に本発明の実施形態について図面を参照にして説明する。
図1は、組付け前のコネクタ1,2と、コネクタホルダ3及びこのコネクタホルダ3が取り付けられるパネルなどに固定されたブラケット4を示す分解斜視図である。4つの側面を有する四角柱状の第1のコネクタ(メスコネクタ)の上方位置側面(4つの側面の1つ)に係合突起5を形成し、下方位置側面(4つの側面の1つ)に突起6を形成してある。これら係合突起5と突起6とが形成された1つの側面に隣り合う側面にガイド溝7を形成し、このガイド溝7の入口端をテーパ状入口7aに形成してある。ガイド溝7には、図示しない第2のコネクタ2の内部に形成された突条が嵌まり込む。このガイド溝7が形成された第1のコネクタ1の側面下端側には小突起8を形成してある。この小突起8は、図示しないコネクタホルダ3の内面に形成された溝に嵌まり込む。第1のコネクタ1の上面には、端子部9を形成してある。この端子部9に端子Bが装着される。
前記第2のコネクタ2は、第1のコネクタ1を内部に挿入できる筒形形状に形成してあり、上半分の径よりも下半分の径を大きく形成し、この下半分の中空部内側に前記係合突起5に係合する係合片10と、下半分下端のフランジ部11の内周面に形成されたテーパ部11aとを備え、内部には部品モジュールなどからの配線Wと接続された端子Aが装着される端子部12を備えている(図3ないし図6参照)。第2のコネクタ2の下半分の中空部の内径は、第1のコネクタ1の最外径とほぼ同一であり、テーパ部11aの存在により第1のコネクタ1を第2のコネクタ2の中空部へ挿入し易くし、かつ軸心がズレた状態でも嵌合し得るようになっている。また、フランジ部11から立上った1つの立壁部13を備え、前記係合片10の個所には切込み14を入れてあり、この切込み14により全体が撓んで係合片10が係合突起5に係合する。これら両コネクタ1,2は、樹脂成形品であることが好ましい。
前記コネクタホルダ3は、筒状本体部15の内部に係合弾片16を形成し、筒状本体部15の両側に羽根部17を形成してある。これら羽根部17の上面に複数の凸部18を設けてある。筒状本体部15には下方から第1のコネクタ1が挿入され、係合弾片16の上端が第1のコネクタ1の突起の下面に当接して係合する。このコネクタホルダ3は、射出成形などにより樹脂で成形されることが好ましい。
自動車のインストルーメントパネルなどに固定されるブラケット4は、固定用の取付孔19を有し、前記コネクタホルダ3の筒状本体部15を受け入れる開口部20を中央に形成してある。また、この開口部20の周囲には前記羽根部17を収納する間隙部21を形成してある。この間隙部21の入口には、一旦羽根部17を挿入して収納した後は抜け出ないようにくさび状のストッパ21aを設けてある。このストッパ21aは、挿入口側から奥に向けて徐々に高くなる面を有し、この面に沿って羽根部17が間隙部21内へ導かれる。
前記第1のコネクタ1をコネクタホルダ3に収納し、コネクタホルダ3の羽根部17をブラケット4の間隙部21へ収納する。この状態では、ブラケット4は所定の位置に固定され、部品に寸法誤差があってもブラケット4の位置は固定されている。その後、図示していないが部品モジュールなどからの配線を第2のコネクタ2の内部に収め、例えば端子部12から複数のピンジャックを突出させ(オス側)、メス側の第1のコネクタ1の端子部9(ピンジャックを受け入れる差込口を有する)へこの端子部12を接合させるには、第2のコネクタ2を第1のコネクタ1に嵌合させる。このとき、係合片10が係合突起5に係合した状態を両端子部9,12の接合完了状態とする。コネクタ1,2の端子部9,12同士が正しく接合された状態が図2である。
図7ないし図10において、各部品の嵌合状態などを説明する。図7では、コネクタホルダ3の下方から第1のコネクタ1を挿入していき、第1のコネクタ1の下方位置側面に形成された突起6がコネクタホルダ3の係合弾片16を外方へ押し拡げながら通過したとき、突起6の下面に係合弾片16の上端が係合した状態を示す。この状態のとき、第1のコネクタ1に第2のコネクタ2を嵌合させると、図8に示すように係合突起5と係合片10とが係合する。この係合状態で端子部9,12同士も電気的に接続した状態で接合が図られる。この図8に示す状態に至る前、第2のコネクタ2を第1のコネクタ1に嵌合させようとしたときに、両コネクタ1,2の軸心Zがズレていたとしても、第2のコネクタ2のフランジ部11の内周面にテーパ部11aが形成されているので、第2のコネクタ2を嵌め込んでいくうちに、第1のコネクタ1が動いてズレが解消される。図8の状態において、第2のコネクタ2の位置が所定の位置よりも高い場合、第2のコネクタ2を図9の矢印方向へ押し下げて突起6から係合弾片16の係合を外す。さらに、第2のコネクタ2を押し下げて適正位置としたとき、図10に示す状態となる。図10の状態では、第2のコネクタ2が第1のコネクタ1をコネクタホルダ3内で吊り下げた状態となる。
図11ないし図13は、コネクタホルダ3の詳細を示し、筒状本体部15の内面と両側下端部が連結されて係合弾片16が内部に設けられ、この係合弾片16の上端が筒状本体部15よりもわずかに上に突出している。また、凸部18は羽根部17の上下両面に形成したが、いずれか片面であってもよい。これら凸部18がブラケット4の間隙部21の天井と底面とに点接触し、羽根部17の間隙部21内での動きをスムーズにしている。
図14及び図15は、間隙部21内における羽根部17の動きを説明するものであり、符号H〜Hに示す角度範囲で羽根部17は自由に動くことができる。したがって、2つのコネクタ1,2の軸心Z(図8参照)がズレた状態で第2のコネクタ2を第1のコネクタ1にテーパ部11aを利用して無理に嵌め込んでも、第1のコネクタ1がコネクタホルダ3とともに動く、すなわち羽根部17が間隙部21内で動くため、両コネクタ1,2の軸心Zが合った状態で嵌合することとなる。また、図14の符号H〜Hで示す範囲は、誤差吸収範囲であり、例えば両コネクタ1,2がねじれた状態で嵌合することがあってもHの回動範囲で第1のコネクタ1が回動することで正しい嵌合を実現することができる。
尚、本発明の実施形態については自動車のインストルーメントパネルを例にしたが、車両等のシートにも適用でき、特にシートバック上部に取り付けられる電動ユニット付きヘッドレストにおいてシートバック側のコネクタとヘッドレストのステーに設けたコネクタとの嵌合で効果が期待できる。例えば、車両用シートに適用した例を図16に示すと、シートバックの略逆U字状に形成されたフレーム30の上部の左右にヘッドレスト(図示せず)のステー31(中空体)を支持する一対の筒状のステーブラケット32を溶接などにより固着し、このステーブラケット32にステー31が挿入されて保持されるサポート部材33を取り付けてある。さらに、前記フレーム30には左右一対の下方に延びる取付板34を固着し、この取付板34にヘッドレスト上下調整機構35を取り付けてある。このヘッドレスト上下調整機構35は、取付板34に固定される調整機構ベース部36と、調整機構ベース部36に上下方向にスライド可能なヘッドレストステー31の下部と連結される可動調整部37とからなっている。この可動調整部37は図示しないモータ等のアクチュエータを装備し、また左右側部にはヘッドレストステー31を保持するステーホルダ38が設けられている。このステーホルダ38の下部には、コネクタホルダ3を保持するブラケット4が取り付けられ、コネクタホルダ3は第1のコネクタ1を組み付けた後、ブラケット4に取り付けられる。また、第2のコネクタ2は、図17に示すように、ステー31の下部に装着される。なお、第1のコネクタ1の下部には、車両に搭載された電源から電気を供給するための配線Wの端子Bが接続されている。第1及び第2のコネクタ1,2は、ステー31がシートバックに装着されると同時に接続される。
前記第2のコネクタ2には、図17及び図18に示すように、ステー31の中を通る配線Wの端子Aが装着され、第2のコネクタ2はこの第2のコネクタ2の立壁部13がステー31の切欠き31Aに嵌入され、係合片10がステー31に形成された窓31Bから露出するようにステー31の下端開口部に挿入される。ステー31の中を通る配線Wは、ヘッドレスト内のアクチュエータに接続されている。例えばこのアクチュエータに電気を供給したり、信号を送信したりしてヘッドレスト上下調整機構35を作動させるようになっている。
分解斜視図。 組み立てた状態の斜視図。 第2のコネクタの正面図。 図3のA−A線断面図。 第2のコネクタの側面図。 図5のB−B線断面図。 第1のコネクタをコネクタホルダへ挿入した状態の断面図。 第1と第2のコネクタの嵌合状態の断面図。 第2のコネクタを押し下げた状態の断面図。 第2のコネクタをさらに押し下げた状態の断面図。 コネクタホルダの斜視図。 コネクタホルダの正断面図。 コネクタホルダの側断面図。 間隙部内の羽根部を示す平断面図。 図14の符号Hの範囲で回動したときの平断面図。 シートバックの内部構造を示す斜視図。 ステーと第2のコネクタの関係を示す分解斜視図。 ステーに第2のコネクタを装着した状態の斜視図。
符号の説明
1 第1のコネクタ
2 第2のコネクタ
3 コネクタホルダ
4 ブラケット
5 係合突起
6 突起
10 係合片
16 係合弾片

Claims (4)

  1. 第1のコネクタと、第1のコネクタを収納しブラケットに取り付けられるコネクタホルダと、第1のコネクタに嵌合する第2のコネクタとを備え、
    前記コネクタホルダは筒状に形成され、前記第1のコネクタを挿通させるとともに、前記第1のコネクタが前記コネクタホルダに対し、軸心方向の所定範囲内で移動可能としたコネクタにおいて、
    前記コネクタホルダの筒状本体部の両側に羽根部を形成し、
    前記ブラケットに筒状本体部を受け入れる開口部と前記羽根部を収納する間隙部を形成し、
    羽根部はこの間隙部内で前後左右並びに回動可能であり、
    前記コネクタホルダの羽根部の少なくとも片面に複数の凸部を設け
    前記第1のコネクタの上方位置側面に係合突起を形成するとともに下方位置側面に突起を形成し、前記第2のコネクタに前記係合突起に係合する係合片を形成し、前記コネクタホルダの内部に前記突起に係脱する係合弾片を形成し、
    前記コネクタホルダの係合弾片の上端に前記第1のコネクタの突起を係合させた状態で前記第1のコネクタの係合突起と前記第2のコネクタの係合片とを係合して電気的接続を図り、さらに前記第2のコネクタを押し下げて前記突起と係合弾片との係合を解除することにより第2のコネクタの軸心方向高さを低くできるようにしたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタホルダの係合弾片の上端が第1のコネクタの突起を乗り越えたとき、係合突起と係合片とが係合した状態で第2のコネクタが第1のコネクタをコネクタホルダ内で吊り下げた状態となることを特徴とする請求項に記載のコネクタ。
  3. 前記第2のコネクタの下端側内周面にテーパ部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1のコネクタはシートのヘッドレストまたはシートバックの一方に取り付けられ、前記第2のコネクタはシートバックまたはヘッドレストの他方に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のコネクタ。
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