JPH10235614A - ベニヤレース - Google Patents

ベニヤレース

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JPH10235614A
JPH10235614A JP6245697A JP6245697A JPH10235614A JP H10235614 A JPH10235614 A JP H10235614A JP 6245697 A JP6245697 A JP 6245697A JP 6245697 A JP6245697 A JP 6245697A JP H10235614 A JPH10235614 A JP H10235614A
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roll
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cutting
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Tadashi Iketa
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Meinan Machinery Works Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルレス切削可能なベニヤレースに於
いて、最終切削原木径でナイフを備える鉋台の前進移動
を停止させて、原木のスピンドルレス切削を終了させ、
次に鉋台を後退移動させるのであるが、最終切削原木と
切削終了直後の単板とが分断されず、該原木がナイフの
刃先に止まったままで下に落ちないときがある。そのた
め、人手により該原木を下に落とさねば成らず、稼働率
の低下を招いていた。 【解決手段】 原木が最終切削原木径になり、鉋台20
及び支持枠23の原木へ向かう前進を停止させる際、停
止すべく減速中又は停止後に、垂直送りねじ用モータ3
5bを作動させ、支持枠33を介して押圧ロール21、
31を矢印K方向に適宜上昇させることにより、該原木
を上昇させて、破線Cや破線Dで示すように最終切削原
木と切削終了直後の単板とを分断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルレス切
削可能なベニヤレースに関するもので、詳しく述べる
と、スピンドルレスで切削を終了する際、原木の回転中
心を、その回転中心とナイフの刃先とを結ぶ線と直交す
る方向の成分を含む方向に移動させるベニヤレースに関
する。
【0002】
【従来の技術】スピンドルレス切削可能なベニヤレース
は、原木からベニヤ単板(以下、単板と称す。)を切削
中に、該原木を支持するスピンドルを適当な時期に抜き
去って外周駆動装置のみから切削に要する全動力を供給
する方法、或はスピンドル自体を備えていないベニヤレ
ースにより外周駆動装置のみから切削に要する全動力を
供給して切削する方法があり、共にスピンドルの太さの
制約を受ける事なく剥芯径を可能な限り小さくなるまで
単板を切削することができた。
【0003】図1は従来のスピンドルレス切削可能なベ
ニヤレースであり、1は原木、103は外周に多数の突
刺体103bを有する適数個の原木駆動用部材を駆動軸
103aの軸芯方向に適宜間隔毎に具備して成る外周駆
動ロール、115は単板切削用のナイフ、121、13
1は切削中に原木1に加わる外力による原木1の撓みを
防止すると共に、外周駆動ロール103とで原木の回転
中心Aを安定的に保持して切削できるようにする為の押
圧ロールである。
【0004】そしてこれら3つのロールの歩送り速さ
は、スピンドルで原木を支持して切削する場合と同様
に、原木の回転中心Aを絶えず一定の位置に保ちながら
連続して同厚の単板を切削することができる。例えば、
原木を切削して生成させる単板4の厚さ(以下、単板厚
という)を4mmにする場合は、鉋台送り装置118で
鉋台120を、原木の1回転に対して4mmの割合で該
原木1の回転中心Aの方向へ連続的に移動させる。ま
た、押圧ロール121、131は該原木の1回転に対し
て押圧ロール121、131の軸心から原木の回転中心
Aへの距離が4mm減る様に押圧ロール送り装置125
で連続的に移動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
は次のような問題が生じる。図2に示すように、鉋台1
20の矢印E方向への前進を停止、及び押圧ロール12
1、131の矢印G方向への前進を停止させて、最終切
削原木径で原木の切削を停止させる。この時、最終切削
原木は若干切削されて原木径が二点鎖線で示すように小
さくなり、該原木の外周と押圧ロール121、131と
の間に隙間ができ、外周駆動ロール103は反作用が出
無くなり、その駆動力は最終切削原木にほとんど伝わら
なくなる。そのため、該原木は回転が停止し、ナイフ1
15の刃先に止まってしまう。続いて、次の原木を切削
するため図3に示すように、鉋台120を矢印F方向へ
後退、及び押圧ロール121、131を矢印H方向へ後
退させるのであるが、該原木はナイフ115に止まって
いる状態であり、しかも最終切削原木径が小さいので自
重も軽い。故に、ほとんどの場合最終切削原木と切削さ
れた直後の単板とが分断されず、最終切削原木は下に落
下しない。そのため、人手により最終切削原木を何らか
の手段により落下させねば成らず、稼働率の低下を招い
ていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
決すべく、3つ以上のロールと、前記3つ以上のロール
の中の1つ以上のロールを移動させる2つ以上の移動機
構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを
回転駆動させる1つ以上の駆動機構と、前記3つ以上の
ロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピンドル
レス切削可能なベニヤレースにおいて、スピンドルレス
で切削を終了する際、移動機構で、原木の回転中心を、
その回転中心とナイフの刃先とを結ぶ線と直交する方向
の成分を含む方向に移動させる制御をする制御器を備え
たベニヤレース(請求項1)と、3つ以上のロールと、
前記3つ以上のロールの中の1つのロールを移動させる
2つ以上の移動機構と、前記3つ以上のロールの中の1
つ以上のロールを回転駆動させる1つ以上の駆動機構
と、前記3つ以上のロールで、原木を保持し回転させ、
該原木をスピンドルレス切削可能なベニヤレースにおい
て、前記移動機構のうち少なくとも1つは、前記3つ以
上のロールの中の1つのロールを、原木の回転中心とナ
イフの刃先とを結ぶ線と平行で且つ該結ぶ線以外の線上
を移動させる移動機構であり、また、スピンドルレスで
切削を終了する際、移動機構で、原木の回転中心を、そ
の回転中心とナイフの刃先とを結ぶ線と直交する方向の
成分を含む方向に移動させる制御をする制御器を備えた
ベニヤレース(請求項2)と、3つ以上のロールと、前
記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを移動させ
る2つ以上の移動機構と、前記3つ以上のロールの中の
1つ以上のロールを回転駆動させる1つ以上の駆動機構
と、前記3つ以上のロールで、原木を保持し回転させ、
該原木をスピンドルレス切削可能なベニヤレースにおい
て、前記移動機構のうち少なくとも1つは、原木の回転
中心とナイフの刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を
含む方向に前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロー
ルを移動させる移動機構であり、また、スピンドルレス
で切削を終了する際、移動機構で、原木の回転中心を、
その回転中心とナイフの刃先とを結ぶ線と直交する方向
の成分を含む方向に移動させる制御をする制御器を備え
たベニヤレース(請求項3)と、3つ以上のロールと、
前記3つ以上のロールの中の第1のロールを、原木の回
転中心とナイフの刃先とを結ぶ線と平行で且つ該結ぶ線
以外の線上を移動させる移動機構と、前記3つ以上のロ
ールの中の第1のロール以外のロールの少なくとも1つ
のロールを移動させる移動機構と、前記3つ以上のロー
ルの中の1つ以上のロールを回転駆動させる駆動機構
と、からなり、前記3つ以上のロールで、原木を保持し
回転させ、該原木をスピンドルレス切削可能なベニヤレ
ースにおいて、遅くとも切削を終了する前にスピンドル
レス状態とし、第1のロールを前記線上を移動させ続
け、該結ぶ線に対し第1のロールと反対側にあるロール
を原木から遠ざかる方向に移動させるよう各々の移動機
構を制御する制御器を備えたベニヤレース(請求項4)
と、3つ以上のロールと、前記3つ以上のロールの中の
第1のロールを、原木の回転中心とナイフの刃先とを結
ぶ線と平行で且つ該結ぶ線以外の線上を移動させる移動
機構と、前記3つ以上のロールの中の第1のロール以外
のロールの少なくとも1つのロールを移動させる移動機
構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを
回転駆動させる駆動機構と、からなり、前記3つ以上の
ロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピンドル
レス切削可能なベニヤレースにおいて、遅くとも切削を
終了する前にスピンドルレス状態とし、第1のロールを
前記線上を移動させ続け、該結ぶ線に対し第1のロール
と反対側にあるロールの移動を停止させるよう各々の移
動機構を制御する制御器を備えたベニヤレース(請求項
5)と、3つ以上のロールと、前記3つ以上のロールの
中の少なくとも2つのロールを移動させる移動機構と、
前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを回転駆
動させる駆動機構と、からなり、前記3つ以上のロール
で、原木を保持し回転させ、該原木をスピンドルレス切
削可能なベニヤレースにおいて、遅くとも切削を終了す
る前にスピンドルレス状態とし、前記3つ以上のロール
の中の第1のロールを、原木の回転中心とナイフの刃先
とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に移動さ
せ、該結ぶ線に対し第1のロールと反対側にあるロール
を原木から遠ざかる方向に移動させるよう各々の移動機
構を制御する制御器を備えたベニヤレース(請求項6)
と、3つ以上のロールと、前記3つ以上のロールの中の
少なくとも2つのロールを移動させる移動機構と、前記
3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを回転駆動さ
せる駆動機構と、からなり、前記3つ以上のロールで、
原木を保持し回転させ、該原木をスピンドルレス切削可
能なベニヤレースにおいて、遅くとも切削を終了する前
にスピンドルレス状態とし、前記3つ以上のロールの中
の第1のロールを、原木の回転中心とナイフの刃先とを
結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に移動させ、該
結ぶ線に対し第1のロールと反対側にあるロールの移動
を停止させるよう各々の移動機構を制御する制御器を備
えたベニヤレース(請求項7)と、を提供するものであ
る。尚、移動とは、直線移動及び曲線移動等を含み、ま
た回動も含む。そして移動させるための移動機構とは回
動機構をも含む。
【0007】
【作用】前記構成において、スピンドルレスで切削を終
了する際、原木の回転中心を、その回転中心とナイフの
刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に移動
させて、最終切削原木と切削終了直後の単板とを分断さ
せる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図4から図8に基づ
いて説明する。図4は一部断面側面図、図5から図8は
作動説明図である。実施例は原木の切削開始時点に於い
てはスピンドルで原木を支持しつつ切削を行ない、適当
な時期に至ると該スピンドルを抜き去って外周駆動装置
のみから単板切削に要する全動力を供給する方式のスピ
ンドルレス切削可能なベニヤレースについて説明する。
尚、実施例でのスピンドル駆動の基本的構成は、周知の
外周駆動型ベニヤレースと同一であるので、その説明は
省略する。
【0009】図4に示すように、1は単板4を切削する
為の原木であり、Aはその回転中心である。3は外周駆
動ロールであり、外周に多数の突刺体3bを有する適数
個の原木駆動用部材が駆動軸3aの軸芯方向に適宜間隔
毎に具備されている。駆動軸3aは揺動アーム5に回転
可能に取り付けられ、且つ刃口昇降台11に備えられた
一定回転の外周駆動モータ2から切削に必要な動力を受
けている。揺動アーム5は揺動支点7に回動可能に取り
付けられ、且つシリンダ9により回動される。揺動支点
7は刃口昇降台11に取り付けられている。ノーズバー
13は、外周駆動ロール3の適宜間隔内に位置する複数
個の押圧部材であり、刃口昇降台11に取り付けられ、
その下端はナイフ15の刃先より単板が搬送される方向
の上手の位置にあり、原木1と単板4との境界付近の原
木表面を押圧している。刃口昇降台11はフレーム12
に回動可能(図示せず)に取り付けられ、シリンダ(図
示せず)等により回動される。
【0010】17は刃物台であり、ナイフ15の刃先が
原木の回転中心Aの水平線より若干下に位置するように
ナイフ押え15aで保持され、またフレーム12に取り
付けられている。
【0011】鉋台20は外周駆動ロール3、刃口昇降台
11、フレーム12、ナイフ15、刃物台17等で構成
され、鉋台摺動面19に沿ってほぼ水平に移動可能に配
備されている。
【0012】鉋台送り装置18は、ボールねじ等から成
る鉋台送りねじ18a、サーボモータ等から成る鉋台送
りねじ用モータ18b、ロータリエンコーダ等から成る
鉋台変位検出器18c等で構成され、鉋台送りねじ18
aの一方は機台(図示せず)に回転可能に取り付けら
れ、他方はフレーム12に螺合されていて、鉋台送りね
じ用モータ18bで回転される。
【0013】21、31は押圧ロールであり、軸受箱2
1aに回転可能に支持され、そして押圧ロール21と押
圧ロール31はほぼ同径で、而も原木の回転中心Aの水
平線に対し、合い対するように配備されている。また押
圧ロール31にはロータリエンコーダ等から成る押圧ロ
ール回転角検出器31bが配備されている。33は支持
枠であり、軸受け箱21aが取り付けられていて、そし
て後述する支持枠23の摺動面23aに沿ってほぼ垂直
に移動可能に配備されている。23は支持枠であり、押
圧ロール摺動面27に沿ってほぼ水平に移動可能に配備
されている。
【0014】押圧ロール送り装置25は、ボールねじ等
から成る押圧ロール送りねじ25a、サーボモータ等か
ら成る押圧ロール送りねじ用モータ25b、ロータリエ
ンコーダ等から成る押圧ロール変位検出器25c等で構
成され、押圧ロール送りねじ25aの一方は機台(図示
せず)に回転可能に取り付けられ、他方は支持枠23に
螺合されていて、押圧ロール送りねじ用モータ18bで
回転される。
【0015】垂直送り装置35は、ボールねじ等から成
る垂直送りねじ35a、サーボモータ等から成る垂直送
りねじ用モータ35b、ロータリエンコーダ等から成る
垂直変位検出器35c等で構成され、垂直送りねじ35
aの一方は支持枠23に回転可能に取り付けられ、他方
は支持枠33に螺合されていて、垂直送りねじ用モータ
35bで回転される。
【0016】変位検出器18c、25c、31b、35
cからの信号、単板厚T及び最終切削原木径に基づい
て、モータ類2、18b、25b、35bの作動を後述
するように自動制御する制御器を設ける。尚、前記モー
タ類の各々の作動は如何なる時でも任意に手動制御でき
る。
【0017】次に、上記のように構成されている実施例
の作用を、図4乃至図8に従って説明する。尚、単板厚
T及び最終切削原木径は手動にて予め制御器に入力され
ている。
【0018】手動制御で、原木をスピンドル(図示せ
ず)で支持して空転させる。続いて手動制御で、鉋台送
りねじ用モータ18bを作動させ、ナイフ15が原木外
周近辺へ到達するまで、鉋台20を高速で原木の回転中
心Aへ向けて移動させる。移動終了後、スピンドル及び
鉋台送りねじ用モータ18bを自動制御にする。制御器
は鉋台変位検出器18cからの信号及び外周駆動ロール
3の回転速度によりスピンドルの回転数を順次決定し、
スピンドルを回転させる。同時にスピンドルの1回転を
スピンドル回転角検出器(図示せず)からの信号で判断
し、制御器からの信号でスピンドルの1回転毎に、切削
する単板厚Tだけ鉋台送りねじ用モータ18bで鉋台2
0を原木の回転中心方向に前進させる。
【0019】更に切削が進行して原木の外周が円柱状に
なったとき、押圧ロール送りねじ用モータ25bを自動
制御にする。制御器は鉋台変位検出器18cからの信号
によって原木径を判断し、制御器からの信号で、押圧ロ
ール送りねじ用モータ25bを作動させて支持枠23と
支持枠33とを介して押圧ロール21、31を高速で原
木外周近辺、そして中速で原木径に対応する位置である
ところの原木外周に当接する位置に移動させる。更に制
御器は、移動終了と同時に、スピンドルの1回転毎に押
圧ロール21、31の軸心から原木の回転中心Aへの距
離が、単板厚Tだけ減るように押圧ロール送りねじ用モ
ータ25bを作動させて支持枠23を原木の回転中心方
向に前進させる。
【0020】続いて制御器からの信号で、原木からスピ
ンドルを抜き去り図4に示すように、外周駆動ロール3
と押圧ロール21、31で原木を保持させ、同時に制御
器は、鉋台変位検出器18c、押圧ロール回転角検出器
31bからの其々の信号によって、原木径と原木の回転
数とを判断し、そして鉋台20及び支持枠23を前述と
同様に前進させる。
【0021】更に切削が進行して図5に示すように、原
木が最終切削原木径になると、制御器からの信号で鉋台
20及び支持枠23の前進を停止させる。続いて制御器
からの信号で前記停止すべく減速中又は停止後に、図6
(a)に示すように、垂直送りねじ用モータ35bを作
動させ、支持枠33を介して押圧ロール21、31を矢
印K方向に適宜上昇させる。その結果、最終切削原木は
回転しながら上昇し、図6(b)の破線Cで示すよう
に、最終切削原木と切削終了直後の単板4とが分断され
る。また場合によっては、破線Dで示すように、最終切
削原木と切削終了直後の単板4とが引きちぎられるよう
に分断される。尚、前記上昇と同時に支持枠23を矢印
G方向に若干前進させても良い。
【0022】制御器は押圧ロール回転角検出器35cか
らの信号により押圧ロール21、31が上昇したことを
判断し、制御器からの信号で、鉋台20及び支持枠23
を前述の前進とは逆方向に高速で後退させる。その結
果、分断された最終切削原木は下に落下する。そして制
御器からの信号で、前記後退中に支持枠33を前記上昇
分下降させる。以上の繰り返しにより順次新たな原木を
切削する。
【0023】尚、図7(a)に示すように原木が最終切
削原木径になって、鉋台20及び支持枠23の前進を停
止させた後、垂直送りねじ用モータ35bを作動させ、
支持枠33を介して押圧ロール21、31を矢印L方向
に適宜下降させて、図7(b)の破線M、破線Nで示す
ように、最終切削原木と切削終了直後の単板4とを分断
させても良い。そして、鉋台20及び支持枠23の後退
中に支持枠33を前記下降分上昇させる。
【0024】尚実施例では、押圧ロール21、31の回
転は原木に従動であるが、駆動させても良い。また、外
周駆動ロール3は外周に多数の突刺体3bを有している
が、突刺体を設けず、円板状でも良い。
【0025】尚実施例では、支持枠33を略上下方向に
直線的に移動させているが、図8に示すように、支持枠
33を軸33aで支持枠23に回動可能に取り付け、そ
してシリンダ33c、33dの其々のシリンダチューブ
同士をつなぎ、其々のロッドを支持枠23、33に其々
回動可能に取り付ける。そして、通常切削時はシリンダ
33cのロッドを収縮、シリンダ33dのロッドは伸長
させておく。続いてスピンドルレス切削を終了させる際
の最終切削原木を上昇させて分断させるときは、シリン
ダ33c、33dの両ロッドを収縮させて、押圧ロール
21、31を矢印K方向に回動、また最終切削原木を下
降させて分断させるときは、シリンダ33c、33dの
両ロッドを伸長させて、押圧ロール21、31を矢印L
方向に回動させ、分断させても良い。
【0026】本実施例によれば、最終切削原木径が小さ
く自重が軽くても、最終切削原木と切削終了直後の単板
とを分断することができ、分断できないことによる稼働
率の低下を招くことはないのである。
【0027】図9は他の実施例であり、押圧ロール5
1、53は支持枠51a、53aに其々回転可能に支持
され、そして支持枠51a、53aは摺動面51b、5
3bに沿ってほぼ水平に摺動可能に取り付けられてい
る。鉋台20を矢印E方向に前進、押圧ロール51を矢
印G方向に前進、押圧ロール53を矢印P方向に前進さ
せて原木を切削する。そして原木が最終切削原木径にな
って該原木を上昇させて分断するときは、鉋台20の矢
印E方向の前進を停止、押圧ロール51の矢印G方向の
前進を停止又は矢印H方向に適宜後退、押圧ロール53
を矢印P方向に適宜前進させる。また、該原木を下降さ
せて分断するときは、鉋台20の矢印E方向の前進を停
止、押圧ロール51を矢印G方向に適宜前進、押圧ロー
ル53を矢印Q方向に適宜後退させる。
【0028】図10は他の実施例であり、押圧ロール5
5、57は支持枠55a、57aに其々回転可能に支持
され、そして支持枠55a、57aは斜めの摺動面55
b、57bに沿って摺動可能に取り付けられている。鉋
台20を矢印E方向に前進、押圧ロール55を斜め上方
より矢印G方向に前進、押圧ロール57を斜め下方より
矢印P方向に前進させて原木を切削する。そして原木が
最終切削原木径になって該原木を上昇させて分断すると
きは、鉋台20の矢印E方向の前進を停止、押圧ロール
55の矢印G方向の前進を停止又は矢印H方向に適宜後
退、押圧ロール57を矢印P方向に適宜前進させる。ま
た、該原木を下降させて分断するときは、鉋台20の矢
印E方向の前進を停止、押圧ロール55を矢印G方向に
適宜前進、押圧ロール57を矢印Q方向に適宜後退させ
る。
【0029】図11は他の実施例であり、押圧ロール5
9、61は支持枠59a、支持アーム61aに其々回転
可能に支持され、そして支持枠59aは摺動面59bに
沿って摺動可能に取り付けられ、また支持アーム61a
は軸61bを介して支持枠59aに回動可能に取り付け
られている。鉋台20を矢印E方向に前進、押圧ロール
59を矢印G方向に前進、押圧ロール61を矢印P方向
に回動させて原木を切削する。そして原木が最終切削原
木径になって該原木を上昇させて分断するときは、鉋台
20の矢印E方向の前進を停止、押圧ロール59の前進
を停止、押圧ロール61を矢印P方向に適宜回動させ
る。
【0030】図12は他の実施例であり、押圧ロール6
3、65は支持アーム63a、65aに其々回転可能に
支持され、そして支持アーム63a、65aは、軸63
b、65bを介して、機台(図示せず)又は鉋台20に
回動可能に取り付けられている。鉋台20を矢印E方向
に前進、押圧ロール63を斜め上方より矢印G方向に回
動、押圧ロール65を斜め下方より矢印P方向に回動さ
せて原木を切削する。そして原木が最終切削原木径にな
って該原木を上昇させて分断するときは、鉋台20の矢
印E方向の前進を停止、押圧ロール63の矢印G方向の
回動を停止又は矢印H方向に適宜回動、押圧ロール65
を矢印P方向に適宜回動させる。また、該原木を下降さ
せて分断するときは、鉋台20の矢印E方向の前進を停
止、押圧ロール63を矢印G方向に適宜回動、押圧ロー
ル65を矢印Q方向に適宜回動させる。
【0031】尚上述の実施例に於いて、最終切削原木に
なって該原木を下降させて分断するとき、押圧ロールが
回転しないように何らかの手段によりブレーキをかけて
制動させても良い。
【0032】尚上述の各々の実施例では、鉋台20の水
平移動を基本に構成されているが、鉋台20の移動方向
は水平に限定されるものではなく、垂直方向でも良い。
いわゆる、如何なる方向からの移動を基本にして、他の
押圧ロール等が構成されていても良い。また、鉋台20
を移動させずに固定し、そして原木の回転中心が鉋台2
0のナイフ15の刃先方向に移動すべく、他の押圧ロー
ル、制御器等が構成されていても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は原木の切削を終了する際、最終
切削原木と切削した単板とを分断することができる。故
に、分断できないことによる稼働率の低下を招くことは
ないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の説明図である。
【図2】従来装置の作動説明図である。
【図3】従来装置の作動説明図である。
【図4】実施例の一部断面側面図である。
【図5】実施例の作動説明図である。
【図6】実施例の作動説明図である。
【図7】実施例の作動説明図である。
【図8】実施例の作動説明図である。
【図9】他の実施例の作動説明図である。
【図10】他の実施例の作動説明図である。
【図11】他の実施例の作動説明図である。
【図12】他の実施例の作動説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・原木 2・・・・・外周駆動モータ 3・・・・・外周駆動ロール 4・・・・・ベニヤ単板 15・・・・・ナイフ 17・・・・・刃物台 18・・・・・鉋台送り装置 20・・・・・鉋台 21、31・・押圧ロール 25・・・・・押圧ロール送り装置 35・・・・・垂直送り装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の1つ以上のロールを移動させる2つ以上の移
    動機構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロー
    ルを回転駆動させる1つ以上の駆動機構と、前記3つ以
    上のロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピン
    ドルレス切削可能なベニヤレースにおいて、スピンドル
    レスで切削を終了する際、移動機構で、原木の回転中心
    を、その回転中心とナイフの刃先とを結ぶ線と直交する
    方向の成分を含む方向に移動させる制御をする制御器を
    備えたベニヤレース。
  2. 【請求項2】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の1つのロールを移動させる2つ以上の移動機
    構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを
    回転駆動させる1つ以上の駆動機構と、前記3つ以上の
    ロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピンドル
    レス切削可能なベニヤレースにおいて、前記移動機構の
    うち少なくとも1つは、前記3つ以上のロールの中の1
    つのロールを、原木の回転中心とナイフの刃先とを結ぶ
    線と平行で且つ該結ぶ線以外の線上を移動させる移動機
    構であり、また、スピンドルレスで切削を終了する際、
    移動機構で、原木の回転中心を、その回転中心とナイフ
    の刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に移
    動させる制御をする制御器を備えたベニヤレース。
  3. 【請求項3】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の1つ以上のロールを移動させる2つ以上の移
    動機構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロー
    ルを回転駆動させる1つ以上の駆動機構と、前記3つ以
    上のロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピン
    ドルレス切削可能なベニヤレースにおいて、前記移動機
    構のうち少なくとも1つは、原木の回転中心とナイフの
    刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に前記
    3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを移動させる
    移動機構であり、また、スピンドルレスで切削を終了す
    る際、移動機構で、原木の回転中心を、その回転中心と
    ナイフの刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方
    向に移動させる制御をする制御器を備えたベニヤレー
    ス。
  4. 【請求項4】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の第1のロールを、原木の回転中心とナイフの
    刃先とを結ぶ線と平行で且つ該結ぶ線以外の線上を移動
    させる移動機構と、前記3つ以上のロールの中の第1の
    ロール以外のロールの少なくとも1つのロールを移動さ
    せる移動機構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上
    のロールを回転駆動させる駆動機構と、からなり、前記
    3つ以上のロールで、原木を保持し回転させ、該原木を
    スピンドルレス切削可能なベニヤレースにおいて、遅く
    とも切削を終了する前にスピンドルレス状態とし、第1
    のロールを前記線上を移動させ続け、該結ぶ線に対し第
    1のロールと反対側にあるロールを原木から遠ざかる方
    向に移動させるよう各々の移動機構を制御する制御器を
    備えたベニヤレース。
  5. 【請求項5】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の第1のロールを、原木の回転中心とナイフの
    刃先とを結ぶ線と平行で且つ該結ぶ線以外の線上を移動
    させる移動機構と、前記3つ以上のロールの中の第1の
    ロール以外のロールの少なくとも1つのロールを移動さ
    せる移動機構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上
    のロールを回転駆動させる駆動機構と、からなり、前記
    3つ以上のロールで、原木を保持し回転させ、該原木を
    スピンドルレス切削可能なベニヤレースにおいて、遅く
    とも切削を終了する前にスピンドルレス状態とし、第1
    のロールを前記線上を移動させ続け、該結ぶ線に対し第
    1のロールと反対側にあるロールの移動を停止させるよ
    う各々の移動機構を制御する制御器を備えたベニヤレー
    ス。
  6. 【請求項6】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の少なくとも2つのロールを移動させる移動機
    構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを
    回転駆動させる駆動機構と、からなり、前記3つ以上の
    ロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピンドル
    レス切削可能なベニヤレースにおいて、遅くとも切削を
    終了する前にスピンドルレス状態とし、前記3つ以上の
    ロールの中の第1のロールを、原木の回転中心とナイフ
    の刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に移
    動させ、該結ぶ線に対し第1のロールと反対側にあるロ
    ールを原木から遠ざかる方向に移動させるよう各々の移
    動機構を制御する制御器を備えたベニヤレース。
  7. 【請求項7】 3つ以上のロールと、前記3つ以上のロ
    ールの中の少なくとも2つのロールを移動させる移動機
    構と、前記3つ以上のロールの中の1つ以上のロールを
    回転駆動させる駆動機構と、からなり、前記3つ以上の
    ロールで、原木を保持し回転させ、該原木をスピンドル
    レス切削可能なベニヤレースにおいて、遅くとも切削を
    終了する前にスピンドルレス状態とし、前記3つ以上の
    ロールの中の第1のロールを、原木の回転中心とナイフ
    の刃先とを結ぶ線と直交する方向の成分を含む方向に移
    動させ、該結ぶ線に対し第1のロールと反対側にあるロ
    ールの移動を停止させるよう各々の移動機構を制御する
    制御器を備えたベニヤレース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101628438A (zh) * 2008-07-15 2010-01-20 朱景振 数控无卡旋切机
CN103600093A (zh) * 2013-11-07 2014-02-26 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 一种超窄超深牙槽方牙螺纹的加工方法
CN114919025A (zh) * 2022-05-27 2022-08-19 山东金轮机械制造有限公司 一种托木辊跟随机构及木料旋切机

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