JPH10231396A - ポリプロピレン組成物 - Google Patents

ポリプロピレン組成物

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JPH10231396A
JPH10231396A JP3608297A JP3608297A JPH10231396A JP H10231396 A JPH10231396 A JP H10231396A JP 3608297 A JP3608297 A JP 3608297A JP 3608297 A JP3608297 A JP 3608297A JP H10231396 A JPH10231396 A JP H10231396A
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JP
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polypropylene
light stabilizer
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parts
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JP3608297A
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Eiji Enami
永司 江浪
Yoji Tamano
洋二 玉野
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Tokuyama Corp
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Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電防止性能と耐候性能のいずれもが高度に優
れているポリプロピレン組成物を提供することを目的と
する。 【解決手段】(a)ポリプロピレン 100重量部、 (b)ラウロイルジエタノールアミド等の下記式 【化1】 (但し、R1はアルキル基を示し、Xは 【化2】 を示し、R2は水素原子、又は 【化3】 を示し、R3はアルキル基を示し、またnは1〜10の数を表す。) で示される含窒素化合物 0.01〜1重量部、 (c)脂肪酸モノグリセライド、又は脂肪族アルコール 0.01〜1重量部、 (d)分子量が600〜4000であるヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダ ードアミン系光安定剤 0.01〜1重量部 からなるポリプロピレン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプロピレン組
成物に関する。詳しくは、帯電防止性能と耐候性能のバ
ランスが良好であるポリプロピレン組成物に関し、日用
雑貨、自動車部品、電気部品、家庭電化部品などの用途に
好適に用いられるポリプロピレン組成物を提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、各種の広い分野で様
々な用途に用いられているが、成形品が帯電して埃など
が付着して成形品の外観を損なう場合がある。そのた
め、帯電防止剤を配合して、帯電を防止することが、従
来から行われている。また、自動車部品、電気部品、家
庭電化部品などでは、太陽光、紫外線、蛍光灯、水銀灯
などの光による劣化で部品として使用できなくなるた
め、光安定剤を配合して、耐候性能を向上させ光による
劣化を防ぐことも公知である。
【0003】こうしたことから、成形品の帯電を防止す
る方法として、帯電防止剤を配合する方法(特開昭63
−213538号公報、特開平4−258649号公
報、特開平7−11054号公報、特開平7−9013
8号公報)が提案されている。また、成形品の帯電防止
性と耐候性を共に向上させる方法として、帯電防止剤と
光安定剤を併用配合する方法(特公平5−31583号
公報)が提案されている。
【0004】しかしながら、帯電防止剤を配合する方法
では、成形品の帯電防止性は向上しているが、光安定剤
を配合していないため、成形品の光による劣化が早く耐
候性能が劣っている。また、帯電防止剤と光安定剤を併
用した方法では、帯電防止剤と光安定剤との拮抗作用を
抑える目的で、光安定剤として特定のヘテロサイクリッ
ク3級アミン型ヒンダードアミン系光安定剤を用い、成
形品の帯電防止性を改善しているが、まだ実用的に十分
でなく、耐候性も、ヘテロサイクリック2級アミン型ヒ
ンダードアミン系光安定剤を用いた場合に比べて劣って
いる。一方、ヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダー
ドアミン系光安定剤と帯電防止剤を併用した場合は、耐
候性は良好であるが、帯電防止剤と光安定剤との拮抗作
用で帯電防止剤の効果が発揮されず、成形品の帯電防止
性能が劣る欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来技術
の欠点である帯電防止性能と耐候性能の改善が望まれて
いる。即ち、帯電防止性能と耐候性能のいずれもが高度
に優れるポリプロピレン組成物を提供する課題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題に鑑み、鋭意研究を続けてきた。その結果、ポリプロ
ピレンに、特定の含窒素化合物、脂肪酸モノグリセライ
ド又は脂肪族アルコール、及び特定の分子量のヘテロサ
イクリック2級アミン型ヒンダードアミン系光安定剤を
併用することで、上記の課題が解決できることを見出
し、本発明を提案するに至った。
【0007】 即ち、本発明は、(a)ポリプロピレン 100重量部、 (b)下記式
【0008】
【化4】
【0009】 (但し、R1はアルキル基を示し、Xは
【0010】
【化5】
【0011】 を示し、R2は水素原子、又は
【0012】
【化6】
【0013】 を示し、R3はアルキル基を示し、またnは1〜10の数を表す。) で示される含窒素化合物 0.01〜1重量部、 (c)脂肪酸モノグリセライド、又は脂肪族アルコール 0.01〜1重量部、 (d)分子量が600〜4000であるヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダ ードアミン系光安定剤 0.01〜1重量部 からなるポリプロピレン組成物である。
【0014】本発明においてポリプロピレンは、公知の
ものが特に制限されることなく使用される。具体的に
は、チーグラー型触媒重合によって得られるプロピレン
単独重合体、または、プロピレンと他のα−オレフィン
例えば、エチレン、1−ブテンなどとの共重合体が用い
られる。ここで、α−オレフィンの量は、本発明の効果
を損なわない範囲であり、50重量%以下であることが
好ましい。またプロピレンと他のα−オレフィンの共重
合体は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、及びグ
ラフト重合体のいずれでもよい。さらに、他のα−オレ
フィン重合体、例えばエチレン、1−ブテンなどの他の
α−オレフィン単独重合体、あるいはこれらの他のα−
オレフィン同士の共重合体とポリプロピレンとのブレン
ド物を用いても良い。混合量は、本発明の効果を損なわ
ない範囲であり、一般にポリプロピレン100重量部に
対し、ブレンドする他のα−オレフィン重合体が20重
量部以下であるのが好ましい。なお、これらのポリプロ
ピレンは、重合タイプ或いは有機過酸化物を用いる解重
合タイプのいずれでも良い。また、この組成物を得る際
に、該添加剤成分と有機過酸化物を配合して、所望のメ
ルトフローレートとなすこともできる。
【0015】次に、本発明において使用する含窒素化合
物は、一般には非イオン系帯電防止剤として公知の化合
物であり、下記式
【0016】
【化7】
【0017】(但し、R1はアルキル基を示し、Xは
【0018】
【化8】
【0019】を示し、R2は水素原子、又は
【0020】
【化9】
【0021】を示し、R3はアルキル基を示し、またn
は1〜10の数を表す。)で示される化合物である。こ
うした含窒素化合物を配合させた場合、得られるポリプ
ロピレン組成物は、汎用されているアニオン系帯電防止
剤、カチオン系帯電防止剤、両性系帯電防止剤を配合さ
せた場合に比べて、ポリプロピレンとの相溶性、帯電防
止剤の耐熱性、及び帯電防止性能のバランスが最適とな
る。
【0022】ここで、R1及びR3のアルキル基は、オク
タノイル、ラウロイル、ステアロイル等の炭素数6〜2
4のものが好ましく、特に8〜20のものが好ましい。
また、nは1〜4が特に好ましい。好適に使用できる含
窒素化合物を具体的に例示すると、オクタノイルジエタ
ノールアミン、ラウロイルジエタノールアミン、ステア
ロイルジエタノールアミン、オクタノイルジエタノール
アミンモノ脂肪酸エステル、ラウロイルジエタノールア
ミンモノ脂肪酸エステル、ステアロイルジエタノールア
ミンモノ脂肪酸エステル、オクタノイルジエタノールア
ミド、ラウロイルジエタノールアミド、ステアロイルジ
エタノールアミド等が挙げられる。
【0023】これらの添加量は、ポリプロピレン100
重量部に対し0.01〜1重量部であり、好ましくは、
0.05〜0.8重量部である。この添加量が0.01
重量部未満では、帯電防止効果が十分に発揮されず、逆
に、1重量部を越えると表面にブリードするなどして、
外観不良、ベタツキが発生するため好ましくない。
【0024】本発明では、脂肪酸モノグリセライド、又
は脂肪族アルコールを配合させることにより、上記含窒
素化合物の帯電防止効果がより発揮されるようになる。
前記の脂肪酸モノグリセライド、又は脂肪族アルコール
は、従来より公知のものが制限なく用いることができ
る。この脂肪酸モノグリセライドのアルキル基の炭素数
としては一般に6〜22、より好ましくは10〜20が
好適である。具体例として、ラウリン酸モノグリセライ
ド、パルチミン酸モノグリセライド、ステアリン酸モノ
グリセライド等が挙げられる。また、脂肪族アルコール
のアルキル基の炭素数としては一般的に10〜22、よ
り好ましくは10〜20が好適である。具体例として、
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、ステアリ
ルアルコール等が挙げられる。
【0025】これら脂肪酸モノグリセライド、又は脂肪
族アルコールの添加量は、ポリプロピレン100重量部
に対し0.01〜1重量部、好ましくは、0.05〜
0.8重量部である。この添加量が、0.01重量部未
満では、帯電防止効果が十分に発揮されない。逆に、1
重量部を越えると表面にブリードするなどして、外観不
良、ベタツキが発生するため好ましくない。
【0026】さらに、本発明は、特定の光安定剤とし
て、ヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダードアミン
系光安定剤を配合させる。即ち、このものは、ヘテロサ
イクリック3級アミン型ヒンダードアミン系光安定剤に
比べて、耐候性能が良好であり、前記含窒素化合物と脂
肪酸モノグリセライド又は脂肪族アルコールとを併用す
ることで、かかるヘテロサイクリック2級アミン型ヒン
ダードアミン系光安定剤との相乗効果が発揮され、耐候
性能が向上する。
【0027】また、分子量が600〜4000、好まし
くは700〜3500のものが、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミンモノ
脂肪酸エステル、又はポリオキシエチレンアルキルアミ
ドの帯電防止性能を発揮させる上で最適である。この分
子量が600未満のものはポリマー内を移動しやすいた
め表面にブリードしてきて、帯電防止性を損なう。ま
た、逆に4000を越えるものは、ポリマー内を移動し
にくくポリマーとの相溶性も悪いため、耐候性効果が劣
るので好ましくない。
【0028】好適に使用されるヘテロサイクリック2級
アミン型ヒンダードアミン系光安定剤は、ヘテロ環の窒
素の結合の一つが水素と結合したものであり、具体例と
して、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチ
ル)イミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル}
{(2,2,6,6,テトラメチル-4-ピペリジル)イ
ミノ}ヘキサメチレン(2,2,6,6-テトラメチル-
4-ピペリジル)イミノ}]、テトラキス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,
3,4-ブタンテトラカルボキシレート、ポリ[(6-モ
ルフォリノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル){2,
2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル}イミノ]ヘキ
サメチレン[(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジ
ル)イミノ]等が挙げられる。
【0029】これらの光安定剤の添加量は、0.01〜
1重量部、好ましくは0.04〜0.8重量部、より好
ましくは0.05〜0.5重量部である。この添加量が
0.01重量部未満では耐候性効果が発揮されず、逆
に、1重量部を越えるものは着色の問題及び耐候性能の
頭打ちなど光安定剤の効果が期待できないため好ましく
ない。
【0030】また、本発明では、分子量が600未満の
ヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダードアミン系光
安定剤を実質的に含まないことが好ましい。この「実質
的」とは、帯電防止剤の性能発揮を阻害しない程度の量
であれば含まれていても支障がないことを表す。具体的
配合量は、ポリプロピレン100重量部に対して0.0
3重量部未満、より好ましくは0.01重量部未満であ
れば、含まれていても帯電防止性能を著しく阻害しな
い。
【0031】本発明の組成物には、その他、必要に応じ
て他の添加剤、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑
剤、中和剤、分散剤、結晶化促進剤、難燃剤、金属不活
性化剤、充填剤、顔料、その他耐熱安定剤が配合されて
もよい。
【0032】本発明において、上記各成分の配合は、樹
脂の混合で行われている通常の方法を何等制限なく採用
することができる。例えば、パウダーまたはペレット状
のポリプロピレン成分に、前記含窒素化合物、脂肪酸モ
ノグリセライド又は脂肪族アルコール、及び特定の分子
量のヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダードアミン
系光安定剤成分を添加し、タンブラーやヘンシェルミキ
サー等にて混合した後、押出機にて溶融混練しペレット
等にする方法が好適である。また、各成分の添加順序
は、特に制限はなく、上記方法と異なる順序で各成分を
混合してもよい。さらに、各成分を高濃度に濃縮配合し
た、マスターバッチをつくり、混合使用することもでき
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ポリプロピレンに、前
記含窒素化合物;脂肪酸モノグリセライド又は脂肪族ア
ルコール;及び特定の分子量のヘテロサイクリック2級
アミン型ヒンダードアミン系光安定剤を配合することに
より、帯電防止性能と耐候性能がいずれも高度に良好で
あるポリプロピレン組成物を得ることができる。
【0034】このポリプロピレン組成物は、日用雑貨、
自動車部品、電気部品、家庭電化部品などの用途に有用
に使用される。
【0035】
【実施例】以下、本発明をさらに明確に説明するため、
以下に実施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明は
これら実施例に限定されるものではない。なお、実施例
中に用いたポリプロピレン、添加剤及びそれらの記号は
下記の通りである。
【0036】1.ポリマー成分 A1:エチレン−プロピレンブロックコポリマー(エチ
レン含有量:3重量%、メルトフローレート:20g/
10min) A2:ポリエチレン (メルトフローレート:2
0g/10min) 2.添加剤成分 B1:ラウロイルジエタノールアミド B2:ステアロイルジエタノールアミド B3:ステアロイルジエタノールアミン B4:ステアロイルジブタノールアミド B5:ステアロイルジブタノールアミン B6:ステアロイルジエタノールアミドステアリン酸モ
ノエステル B7:ステアロイルジエタノールアミンステアリン酸モ
ノエステル B8:パルメチルスルホン酸ナトリウム C1:ラウリン酸モノグリセライド C2:ステアリン酸モノグリセライド(エレクトロスト
リッパー TS−5 花王製) C3:ステアリルアルコール (カルコール
80 花王製) 3.光安定剤成分 3−1 ヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダードア
ミン系光安定剤 D1:ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチ
ル)イミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル}
{(2,2,6,6,テトラメチル-4-ピペリジル)イ
ミノ}ヘキサメチレン(2,2,6,6-テトラメチル-
4-ピペリジル)イミノ}] 分子量 2000〜3300 (CHIMASSORB 944FD チバガイギー
製) D2:テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)−1,2,3,4-ブタンテトラカルボ
キシレート 分子量 791 (アデカスタブ LA−57 旭電化工業製) D3:ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジン)セバケート 分子量 480 (サノール LS−770 三共 製) 3−2 ヘテロサイクリック3級アミン型ヒンダードア
ミン系光安定剤D4:コハク酸ジメチル−1−(2−ヒ
ドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジル重縮合物 分子量 3000以上 (TINUVIN 622LD チバガイギー製) D5:テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ピペリジル)−1,2,3,4-ブタンテトラカ
ルボキシレート 分子量 847 (アデカスタブ LA−52 旭電化工業製) 実施例1〜16、比較例1〜14 実施例及び比較例用ポリプロピレン組成物の調製、試験
用試料の作成並びに該試験用試料を用いた効果の試験方
法は以下のようにして行った。得られた帯電防止性、耐
候性の測定結果を第1〜2表に示した。
【0037】(1)予備混合 ポリプロピレン100重量部に対して、トリス(2,4
−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト:0.08重
量部、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メ
タン:0.03重量部、ステアリン酸カルシウム:0.
05重量部、及び第1〜2表に示した各種成分を配合
し、ヘンシェルミキサーで予備混合した。
【0038】(2)ペレット化 上記混合物を50mmφ押出機(フルフライトタイプス
クリュウ、シリンダー:L/D=28、ベント付き)を
用い、樹脂温度230℃でペレット化した。
【0039】(3)効果試験 (イ)帯電防止性 得られたペレットを用いて、射出成形(シリンダー温
度:230℃、金型温度:40℃)した試験用試料(厚
み1mmt)を23℃、50%RHの恒温室に保管しな
がら、スタチック・オネストメーターにかけて帯電防止
性を評価した。
【0040】(ロ)耐候性 射出成形(上記条件)した試験用試料(厚み1mmt)
を、キセノンウェザーメーター(ブラックパネル温度:
63℃、スプレー:18分/120分)にかけて、表面
クラック発生時間を測定した。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ポリプロピレン 100重量部、 (b)下記式 【化1】 (但し、R1はアルキル基を示し、Xは 【化2】 を示し、R2は水素原子、又は 【化3】 を示し、R3はアルキル基を示し、またnは1〜10の数を表す。) で示される含窒素化合物 0.01〜1重量部、 (c)脂肪酸モノグリセライド、又は脂肪族アルコール 0.01〜1重量部、 (d)分子量が600〜4000であるヘテロサイクリック2級アミン型ヒンダ ードアミン系光安定剤 0.01〜1重量部 からなるポリプロピレン組成物。
JP3608297A 1997-02-20 1997-02-20 ポリプロピレン組成物 Pending JPH10231396A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003293219A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Daiwabo Co Ltd 難燃性ポリオレフィン繊維およびこれを用いた繊維組成物と繊維積層体
JP2008031220A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Kao Corp 帯電防止剤
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US11124628B2 (en) 2016-08-30 2021-09-21 Dow Global Technologies Llc Method of attenuating concerntration of acrolein

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