JPH10231274A - アシルオキシ安息香酸又はその塩の精製法 - Google Patents

アシルオキシ安息香酸又はその塩の精製法

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JPH10231274A
JPH10231274A JP3610397A JP3610397A JPH10231274A JP H10231274 A JPH10231274 A JP H10231274A JP 3610397 A JP3610397 A JP 3610397A JP 3610397 A JP3610397 A JP 3610397A JP H10231274 A JPH10231274 A JP H10231274A
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JP
Japan
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acid
represented
salt
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acyloxybenzoic
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Pending
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JP3610397A
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English (en)
Inventor
Akira Sakaguchi
明 坂口
Katsuhisa Inoue
勝久 井上
Yoshio Hatayama
善生 畑山
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高純度のアシルオキシ安息香酸又はその塩を
得るための、工業的に実施可能な精製方法の提供。 【解決手段】 一般式(V) 【化1】 (式中、R1は炭素数5〜17の直鎖又は分岐のアルキル基
あるいはアルケニル基を示し、M1は水素原子又は陽イオ
ン基を示す。)で表されるアシルオキシ安息香酸又はそ
の塩を含む反応混合物を、水と、溶解度パラメータが8
〜16である有機溶媒から選ばれる1種又は2種以上の有
機溶媒とを用いて処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素系漂白剤にお
ける漂白活性化剤として有用なアシルオキシ安息香酸又
はその塩の精製方法に関する。更に詳細には、特定の溶
媒を組み合わせて使用する、高純度のアシルオキシ安息
香酸又はその塩を得るための精製方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アシル
オキシ安息香酸又はその塩は、PC(過炭酸ナトリウ
ム)、PB(過ほう酸ナトリウム)等に代表される過酸
化水素発生基質や過酸化水素と、水中で接触することに
より低温でも容易に有機過酸を生成し、衣類等の汚れ、
シミ汚れに対し有効に漂白性能を発揮するため、漂白活
性化剤として特に有用な化合物である。
【0003】このアシルオキシ安息香酸又はその塩の製
造法としては、ヒドロキシ安息香酸又はその塩と、カル
ボン酸ハライドやカルボン酸無水物等のアシル化剤を反
応させる方法、ヒドロキシ安息香酸又はその塩と所望す
るアルキル鎖を持った脂肪酸とを直接エステル化する方
法、あるいはヒドロキシ安息香酸又はその塩と無水酢酸
を作用させアセチルオキシ安息香酸又はその塩を形成さ
せ、次いで所望するアルキル鎖を持った脂肪酸を添加し
エステル交換反応を起こさせる方法等が知られている。
【0004】これらの方法で合成した反応物には、いず
れの方法をとっても、種々の不純物が含まれており、工
業的に高純度のアシルオキシ安息香酸又はその塩を得る
ことが困難である。従って、本発明の目的は、高純度の
アシルオキシ安息香酸又はその塩を得るための、工業的
に実施可能な精製方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究の結果、特定の溶媒を組み合わ
せて使用することにより高純度のアシルオキシ安息香酸
又はその塩を得ることができることを見いだし本発明を
完成するに到った。即ち、本発明は、一般式(I)
【0006】
【化6】
【0007】(式中、M1及びM2は同一又は異なって水素
原子又は陽イオン基を示す。)で表されるヒドロキシ安
息香酸又はその塩と、一般式(II)
【0008】
【化7】
【0009】(式中、R1は炭素数5〜17の直鎖又は分岐
のアルキル基あるいはアルケニル基を示し、X はハロゲ
ン原子を示す。)で表されるカルボン酸ハライド又は一
般式(III)
【0010】
【化8】
【0011】(式中、Rは前記の意味を示す。)で表
されるカルボン酸無水物とを反応させる方法、上記一般
式(I)で表されるヒドロキシ安息香酸又はその塩と、
一般式 (IV)
【0012】
【化9】
【0013】(式中、R1は前記の意味を示す。)で表さ
れるカルボン酸を直接エステル化する方法、あるいは上
記一般式(I)で表されるヒドロキシ安息香酸又はその
塩と、無水酢酸とを反応させ、次いで上記一般式 (IV)
で表されるカルボン酸を添加してエステル交換反応を行
う方法により得られる、一般式(V)
【0014】
【化10】
【0015】(式中、R1及びM1は前記の意味を示す。)
で表されるアシルオキシ安息香酸又はその塩を含む反応
混合物を、水と、溶解度パラメータ(以下SP値と略
記)が8〜16である有機溶媒から選ばれる1種又は2種
以上の有機溶媒とを用いて処理することを特徴とするア
シルオキシ安息香酸又はその塩の精製法を提供するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0017】本発明の上記一般式において、R1として
は、炭素数5〜17の直鎖又は分岐のアルキル基又はアル
ケニル基であればいずれでもよいが、漂白活性化剤とし
ての性能、水溶性、耐硬水性、さらには環境に対する負
荷等を考慮した場合、炭素数7〜13の直鎖又は分岐のア
ルキル基が好ましい。
【0018】また、M1及びM2は同一又は異なって、水素
原子又は陽イオン基を示すが、陽イオン基としては、N
a, K 等のアルカリ金属イオン;Mg, Ca等のアルカリ土
類金属イオン;アンモニウムイオン;ジエタノールアン
モニウムイオン、トリエタノールアンモニウムイオン等
の置換アンモニウムイオン;テトラメチルアンモニウム
イオン、ジデシルジメチルアンモニウイオン等の4級ア
ンモニウムイオン等が挙げられる。これらのM1及びM2
中では水素原子又はアルカリ金属イオンが好ましく、水
素原子が特に好ましい。
【0019】一般式(I)で表されるヒドロキシ安息香
酸又はその塩の具体例としては、4−ヒドロキシ安息香
酸又はそのアルカリ金属塩等が挙げられる。
【0020】一般式(II)で表されるカルボン酸ハライ
ドにおいて、X で示されるハロゲンとしては、F, Cl, B
r, I等が挙げられ、Clが好ましい。また、一般式(II)
で表されるカルボン酸ハライドの具体例としては、カプ
リル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、n−ウンデカン
酸、ラウリン酸、3,5,5 −トリメチルカプロン酸、2−
メチルカプリル酸、2−メチルカプリン酸、3,7 −ジメ
チルカプロン酸、2−エチルヘキサン酸、イソステアリ
ン酸等のカルボン酸のクロライド、ブロマイド等が挙げ
られる。
【0021】一般式(III) で表されるカルボン酸無水
物、あるいは一般式 (IV) で表されるカルボン酸の具体
例としては、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、
n−ウンデカン酸、ラウリン酸、3,5,5 −トリメチルカ
プロン酸、2−メチルカプリル酸、2−メチルカプリン
酸、3,7 −ジメチルカプロン酸、2−エチルヘキサン
酸、イソステアリン酸等のカルボン酸、あるいはこれら
の無水物が挙げられる。
【0022】上記のように、一般式(I)で表されるヒ
ドロキシ安息香酸又はその塩と、一般式(II)で表され
るカルボン酸ハライド又は一般式(III) で表されるカル
ボン酸無水物とを反応させる方法、一般式(I)で表さ
れるヒドロキシ安息香酸又はその塩と、一般式 (IV) で
表されるカルボン酸を直接エステル化する方法、あるい
は一般式(I)で表されるヒドロキシ安息香酸又はその
塩と、無水酢酸とを反応させ、次いで一般式 (IV) で表
されるカルボン酸を添加してエステル交換反応を行う方
法により得られる、一般式(V)で表されるアシルオキ
シ安息香酸又はその塩を含む反応混合物中には、目的と
する一般式(V)で表されるアシルオキシ安息香酸又は
その塩以外に、例えば安息香酸や一般式 (VI)
【0023】
【化11】
【0024】(式中、R1及びM1は前記の意味を示し、n
は2〜10の数を示す。)で表されるヒドロキシ安息香酸
のオリゴエステルのアシル化物等が不純物として含まれ
ている。
【0025】本発明においては、このような不純物を、
水とSP値が8〜16である有機溶媒から選ばれる1種又
は2種以上の有機溶媒とを用いて処理することにより取
り除き、高純度のアシルオキシ安息香酸又はその塩を得
るのである。尚、本発明において、溶解度パラメータ
(SP値)は、C.M.Hansen, J.PaintTech., 39, 104(1
967) で示されているもの(単位〔cal/cm31/2 )を使
用した。
【0026】本発明に用いられるSP値が8〜16の有機
溶媒としては、テトラヒドロフラン(SP=9.1)、アセ
トン(SP=10.0) 、酢酸(SP=10.1) 、ジメチルス
ルホキシド(SP=12.0) 、アセトニトリル(SP=1
1.9) 、メタノール(SP=14.5) 、エタノール(SP
=12.7) 、N,N −ジメチルホルムアミド(SP=12.
1)、N,N −ジメチルアセトアミド(SP=10.8) 、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン(SP=〜12) 等が
挙げられる。
【0027】水と上記のようなSP値が8〜16の有機溶
媒とを組み合わせて用いる本発明の精製方法の具体例と
しては、上記のような反応で得られた一般式(V)で表
されるアシルオキシ安息香酸又はその塩を含む反応混合
物から反応溶媒を実質乾固して得られた反応粗生成物
を、水とSP値が8〜16である有機溶媒から選ばれる1
種又は2種以上の有機溶媒とを用いて晶析あるいは洗浄
する方法が挙げられ、晶析する方法が好ましい。
【0028】尚、上記反応溶媒として、SP値が8〜16
である有機溶媒を用いた場合には、一般式(V)で表さ
れるアシルオキシ安息香酸又はその塩を含む反応混合物
を乾固せずにそのまま、本発明による精製処理を行って
もよい。
【0029】本発明の方法において、晶析に用いる溶媒
の量は、一般式(V)で表されるアシルオキシ安息香酸
又はその塩に対して、0.5 〜30重量倍が好ましく、1〜
20重量倍が更に好ましい。晶析の好ましい方法として
は、まず一般式(V)で表されるアシルオキシ安息香酸
又はその塩を含む反応粗生成物にSP値が8〜16である
有機溶媒から選ばれる1種又は2種以上の有機溶媒を加
えた後、30〜160 ℃、更に好ましくは40℃〜使用する溶
媒がリフラックスする温度に昇温する。その際、一般式
(V)で表されるアシルオキシ安息香酸又はその塩を含
む反応混合物の一部を溶解させたスラリー状態でも良い
が、完全溶解させた方がより好ましい。その後、溶解温
度とほぼ同程度あるいはそれ以上の温度まで加温した水
を加え、好ましくは0.05〜10℃/分、より好ましくは
0.1〜5℃/分の速度で冷却し結晶を析出させる。また
室温程度の水を加え、一気に温度を下げ、その後上記の
速度で放冷してもよい。この時用いられるSP値が8〜
16である有機溶媒と水との割合は特に限定されないが、
重量比で20/1〜1/20の範囲が好ましく、10/1〜1
/20がより好ましく、5/1〜1/10が特に好ましい。
また結晶の分離方法としては、濾過や遠心分離等が用い
られる。
【0030】このような本発明の精製方法により、上記
のような不純物を除去でき、高純度のアシルオキシ安息
香酸又はその塩を得ることができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、例中、%は、特記しないかぎり重量基準であ
る。
【0032】参考例1 4−ヒドロキシ安息香酸とカプリル酸(モル比;4−ヒ
ドロキシ安息香酸/カプリル酸=1/4)を酸化スズを
用いてエステル化(250 ℃)し、冷却したのち生成した
結晶を濾過し、その後ヘキサンで洗浄した。さらにこの
反応物を乾燥させ、4−オクタノイルオキシ安息香酸7
6.8%、4−ヒドロキシ安息香酸のオリゴエステルの O
−オクタノイル化物22.5%、安息香酸 0.7%を含む粗4
−オクタノイルオキシ安息香酸を得た。
【0033】参考例2 4−ヒドロキシ安息香酸をカプリン酸に懸濁(モル比;
4−ヒドロキシ安息香酸/カプリン酸=1/1.1 )さ
せ、 110℃に加熱した。ついでカプリン酸クロリド(モ
ル比;4−ヒドロキシ安息香酸/カプリン酸クロリド=
1/1.2 )を滴下した。そのままの温度で4時間加熱攪
拌した。冷却後、析出した沈澱を濾取し、ヘキサンで洗
浄した。さらにこの反応物を乾燥させ、4−デカノイル
オキシ安息香酸82.5%、4−ヒドロキシ安息香酸のオリ
ゴエステルの O−デカノイル化物15.6%、安息香酸 1.9
%を含む粗4−デカノイルオキシ安息香酸を得た。
【0034】実施例1 参考例1で得られた粗4−オクタノイルオキシ安息香酸
100gを3リットルの4つ口フラスコにとり、エタノー
ル1500gを加え、70℃にて加温溶解した。溶解後水 300
gを加え、放冷して結晶を析出させ、結晶を濾取し、乾
燥させて精製4−オクタノイルオキシ安息香酸を得、そ
の組成を表1に示した。なお、組成は、絶対検量線法に
よりHPLCを用いて決定した。
【0035】実施例2〜6 参考例1又は参考例2で得られた粗4−アシルオキシ安
息香酸を用い、表1に示す有機溶媒を表1に示す量用い
て、表1に示す溶解温度で溶解した後、表1に示す量の
水を加えて結晶を析出させた以外は実施例1と同様の操
作方法で精製した。精製後の組成を表1に示す。
【0036】比較例1 参考例1で得られた粗4−オクタノイルオキシ安息香酸
100gを3リットルの4つ口フラスコに取り、水1500g
を加え、加熱攪拌した(ほとんど溶解せず)。析出して
いる結晶を濾取し、乾燥させた。得られた生成物の組成
を表1に示す。
【0037】比較例2 参考例1で得られた粗4−オクタノイルオキシ安息香酸
100gを3リットルの4つ口フラスコに取り、エタノー
ル1500gを加え、70℃に加熱攪拌して溶解させた。その
後、30℃に冷却し、析出している結晶を濾取し、乾燥さ
せた。得られた生成物の組成を表1に示す。
【0038】比較例3 参考例2で得られた粗4−デカノイルオキシ安息香酸 1
00gを2リットルの4つ口フラスコに取り、N,N −ジメ
チルホルムアミド 500gを添加し、60℃で加熱攪拌して
溶解させた。その後、20℃まで冷却しても沈澱は生成し
なかった。
【0039】比較例4 参考例1で得られた粗4−オクタノイルオキシ安息香酸
100gを2リットルの4つ口フラスコにとり、アセトン
500gを添加し、50℃で加熱攪拌して溶解させた。その
後、20℃まで冷却しても沈澱は生成しなかった。
【0040】比較例5 参考例1で得られた粗4−オクタノイルオキシ安息香酸
100gを3リットルの4つ口フラスコに取り、ヘキサン
1500gを加え、60℃に加熱攪拌して溶解させた。その
後、20℃に冷却し、析出している結晶を濾取し、乾燥さ
せた。得られた生成物の組成を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】注) *1:DMFはN,N −ジメチルホルムアミド、THFはテ
トラヒドロフラン、DMIは1,3 −ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンを示す。
【0043】*2:粗アシルオキシ安息香酸に対する重量
割合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 7/26 C11D 7/26 7/54 7/54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、M1及びM2は同一又は異なって水素原子又は陽イ
    オン基を示す。)で表されるヒドロキシ安息香酸又はそ
    の塩と、一般式(II) 【化2】 (式中、R1は炭素数5〜17の直鎖又は分岐のアルキル基
    あるいはアルケニル基を示し、X はハロゲン原子を示
    す。)で表されるカルボン酸ハライド又は一般式(III) 【化3】 (式中、R1は前記の意味を示す。)で表されるカルボン
    酸無水物とを反応させる方法、上記一般式(I)で表さ
    れるヒドロキシ安息香酸又はその塩と、一般式 (I
    V) 【化4】 (式中、Rは前記の意味を示す。)で表されるカルボ
    ン酸を直接エステル化する方法、あるいは上記一般式
    (I)で表されるヒドロキシ安息香酸又はその塩と、無
    水酢酸とを反応させ、次いで上記一般式 (IV) で表され
    るカルボン酸を添加してエステル交換反応を行う方法に
    より得られる、一般式(V) 【化5】 (式中、R1及びM1は前記の意味を示す。)で表されるア
    シルオキシ安息香酸又はその塩を含む反応混合物を、水
    と、溶解度パラメータ(以下SP値と略記)が8〜16で
    ある有機溶媒から選ばれる1種又は2種以上の有機溶媒
    とを用いて処理することを特徴とするアシルオキシ安息
    香酸又はその塩の精製法。
  2. 【請求項2】 一般式(V)で表されるアシルオキシ安
    息香酸又はその塩を含む反応混合物を、水とSP値が8
    〜16である有機溶媒から選ばれる1種又は2種以上の有
    機溶媒とを用いて晶析することを特徴とする請求項1記
    載の精製法。
  3. 【請求項3】 SP値が8〜16である有機溶媒が、テト
    ラヒドロフラン、アセトン、酢酸、ジメチルスルホキシ
    ド、アセトニトリル、メタノール、エタノール、N,N −
    ジメチルホルムアミド、N,N −ジメチルアセトアミド及
    び1,3 −ジメチル−2−イミダゾリジノンから選ばれる
    1種又は2種以上である請求項1又は2記載の精製法。
  4. 【請求項4】 R1が炭素数7〜13の直鎖又は分岐のアル
    キル基である請求項1〜3のいずれか一項に記載の精製
    法。
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