JPH10230330A - プレス用板金供給調整台 - Google Patents

プレス用板金供給調整台

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Publication number
JPH10230330A
JPH10230330A JP5253297A JP5253297A JPH10230330A JP H10230330 A JPH10230330 A JP H10230330A JP 5253297 A JP5253297 A JP 5253297A JP 5253297 A JP5253297 A JP 5253297A JP H10230330 A JPH10230330 A JP H10230330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
press
sheet metal
working
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5253297A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hibino
昭一 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP5253297A priority Critical patent/JPH10230330A/ja
Publication of JPH10230330A publication Critical patent/JPH10230330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】予め裁断しない長物板金(ワーク)をプレス装
置に供給する場合に、パンチとダイスの高さや位置に応
じてワークを位置決め固定することができ、作業者がワ
ークを手で保持する必要がなく、両手でスイッチ操作を
可能とする。 【解決手段】基盤F上に載置固定される架台1に、高さ
位置調整可能に取り付けられるワーク台2を設ける。ワ
ーク台2のワーク面2aにスプリング力により付勢され
るローラ3を設けてワークWを押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス加工にお
いてワークを供給する際にパンチとダイスの高さや位置
に応じてワークを位置決めすることができるプレス用板
金供給調整台に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプレス加工、カッタ等の作業は、
安全上から両手でスイッチを投入しなければ機械が作動
しないようになっている。ところが長物板金(ワーク)
を自動供給しないで手作業により行うものでは、両手で
スイッチを投入できるようにした安全装置を解除し、板
金(ワーク)を手で支持しながら、例えばフットスイッ
チによりプレス作業を行っていた。この作業法は、安全
上問題であるばかりでなく、作業者の熟練度によっては
製品の歩留まりや素材の消費にも影響が出るおそれがあ
る。ワークをプレス装置に供給する従来技術として、例
えば実開平5−28529号公報にみられるものがあ
る。これは、傾動可能なテーブル上にワークを載置し、
傾斜したアームの先端にワーク吸着用のカップを持つ吸
着ユニットを設けて、吸着ユニットの動作を水平移動の
みに簡略化したものである。そのほか、自動機として実
開平5−13622号公報にみられるものがある。これ
は、プレスラインと直交する方向に移動自在の台車を設
け、この台車上にシートローダとロールフィーダを設置
しシート材とロール材を選択的に供給できるようにした
ものである。また、実開平5−53745号公報に示さ
れるものは、フィード機構、リフト機構、クランプ機構
を具備した大がかりなワーク搬送である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記、実開平5
−28529号公報の先行技術のシートローディング装
置は、予め裁断したシートを吸着ユニットによってプレ
ス装置に供給するものであるため、本願発明が対象とす
る裁断しない長物板金のワーク供給装置への適用はむず
かしい。また実開平5−13622号公報や実開平5−
53745号公報に記載の方法は大量生産向きの自動機
で、多種少量生産を対象とする加工には不向きである。
この発明は、予め裁断しない長物板金(ワーク)をプレ
ス装置に供給する場合に、作業者が手で保持する必要が
なく、パンチとダイスの高さや位置に応じてワークを位
置決め固定することができ、両手でスイッチの操作が可
能なプレス用板金供給調整台を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プレ
ス加工装置へ長物板金を供給するプレス用板金供給調整
台において、基盤に載置固定する架台と、この架台に高
さ位置調整可能に固定されると共に前記長物板金をガイ
ドするワーク面を持つワーク台と、前記ワーク面に長物
板金を押圧するローラと、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記架台にマグネットホルダを具備
し、マグネットホルダにより架台を基盤に取付けられる
ようにした。請求項3の発明は、前記ローラはスプリン
グの付勢力によりワークを前記ワークク面に押圧するよ
うに構成し、過大な力によりワークが損傷しないように
した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はこの発明を示す斜視図、
図2は図1のA矢視図(側面図)、図3は図1のB矢視
図(正面図)、図4は図1のC矢視図(平面図)、図5
はローラ部分の詳細図である。先ず、この発明のプレス
用板金供給調整台の全体図を示す図1で説明すると、長
物板金(ワーク)Wをプレス加工装置に供給する手前
で、高さ、位置に応じてワークWの送り位置を固定でき
るようにし、作業者はほとんどワークWを支持すること
なく、単にワークWを進行方向に進めるのみで良く、プ
レス加工時には両手でスイッチ操作を可能としている。
【0006】具体的に説明すると、基盤F(プレステー
ブル)上に載置する架台1は、基台部1a、ワーク台支
持部1b、側面部1cから構成された略L字形の形状を
なす。基台部1aは適宜な基盤F上に固定されれば、そ
の形状は任意のもので良く、図4の例ではワーク台支持
部1bおよび側面部1cの底面部分のみで、平面部(図
4参照)はほとんどカットした形となっている。架台1
を基盤F上に載置固定する手段として、この発明は側面
部1cを形成し、マグネットホルダ7を取付けているの
で、簡単に位置の変更が可能である。この架台1のワー
ク台支持部1bに高さ方向調整可能にワーク台2が蝶ボ
ルト6により固定される。ワーク台2の取付部2bには
正面中央に長穴2e、左右に長孔2f、長孔2fを形成
し、架台1のワーク台支持部1bに設けたガイドピン1
d、1dが前記長孔2f、長孔2fをスライドして、任
意の高さで蝶ボルト6により固定される。図2において
Hは最大高さを、hは最小高さをそれぞれ表している。
【0007】ワーク台2もL字形の形状をなし、ワーク
面2aのワークW進行方向のほぼ中央左右端にブロック
2cを設け、このブロック2c部に設けたボルト4によ
りローラ3を下向きに付勢する。つまりローラ3を支持
するアダプタ3a、3bには、ワーク面2aの裏面とワ
ッシャ4aとの間に挟持されたスプリング5の弾発力が
ボルト4を介して下向きに作用する。なお、ワーク面2
aの適宜位置には、ワークWを位置決めする位置決めピ
ン2dを2箇所設けている。
【0008】ローラ3の支持構造について図5を参照し
ながら説明する。ローラ3は、両端に圧入した軸受3e
を介してアダプタ3a、3bにより支持される(図5
(a))。アダプタ3aのローラ3突出部分は、ボルト
挿通孔3c、鍔3fを持つ断面半円形をなす軸であり
(図5(b)、(c))、アダプタ3bはボルト挿通孔
3cの代わりにボルト挿通溝3dを形成して(図5
(d))、取外し交換の容易性を考慮している。
【0009】以下、この発明の作用を述べる。長物板金
(ワーク)Wをプレス加工装置に供給する手前のプレス
テーブル上に、ワークWの送り位置、高さに合わせて、
架台1の位置およびワーク台2の高さを調整固定する。
ワークWをワーク面2aとローラ3との間に通し、プレ
ス加工を行う。このときはワークWの位置、高さは調整
されているので、作業者はほとんどワークWを支持する
ことなく、単にワークWを進行方向に進めるのみで良
い。ローラ3のスプリング5による下向き付勢力によ
り、ワークWの損傷を防ぐとともにスムーズな移動が図
れる。ワークWの端面は位置決めピン2dによりガイド
されるので、精度の向上が期待できる。したがって、プ
レス加工時には両手でスイッチ操作が可能であり、作業
の安全が確保される。
【0010】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、プ
レス加工装置へ長物板金を供給するプレス用板金供給調
整台において、基盤に載置固定する架台と、この架台に
高さ位置調整可能に固定されると共に前記長物板金をガ
イドするワーク面を持つワーク台と、前記ワーク面に長
物板金を押圧するローラと、を備えた構成としたので、
ワークWの送り位置を高さ、位置に応じて調整でき、作
業者は単にワークWを進行方向に進めるのみで良いため
ワークWを支持することなく、プレス加工時には両手で
スイッチ操作が可能である。また架台をマグネットホル
ダで基盤に取付けているので、簡単に設置位置の変更が
可能である。またスプリングにより下向きの付勢力をロ
ーラに付与したので、ワークWの損傷を防ぐと共にワー
クWのスムーズな移動が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示すプレス用板金供給調整台の斜視
図である。
【図2】図1のA矢視図(側面図)である。
【図3】図1のB矢視図(正面図)である。
【図4】図1のC矢視図(平面図)である。
【図5】ローラ部分の詳細図である。
【符号の説明】
1 架台 2 ワーク台 2a ワーク面 2b 取付部 2d 位置決めピン 3 ローラ 3a アダプタ 3b アダプタ 4 ボルト 5 スプリング 6 蝶ボルト 7 マグネットホルダ W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス加工装置へ長物板金を供給するプ
    レス用板金供給調整台において、基盤に載置固定する架
    台と、この架台に高さ位置調整可能に固定されると共に
    前記長物板金をガイドするワーク面を持つワーク台と、
    前記ワーク面に長物板金を押圧するローラと、を備えた
    ことを特徴とするプレス用板金供給調整台。
  2. 【請求項2】 前記架台にマグネットホルダを具備した
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス用板金供給調整
    台。
  3. 【請求項3】 前記ローラはスプリングの付勢力により
    ワークを前記ワークク面に押圧するように構成したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のプレス用板金供給調
    整台。
JP5253297A 1997-02-21 1997-02-21 プレス用板金供給調整台 Pending JPH10230330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5253297A JPH10230330A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 プレス用板金供給調整台

Applications Claiming Priority (1)

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JP5253297A JPH10230330A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 プレス用板金供給調整台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10230330A true JPH10230330A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12917383

Family Applications (1)

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JP5253297A Pending JPH10230330A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 プレス用板金供給調整台

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JP (1) JPH10230330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106694725A (zh) * 2016-12-30 2017-05-24 上汽通用五菱汽车股份有限公司 可调定位装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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