JP2763567B2 - 形鋼加工機における定寸装置 - Google Patents

形鋼加工機における定寸装置

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JP2763567B2 JP2659289A JP2659289A JP2763567B2 JP 2763567 B2 JP2763567 B2 JP 2763567B2 JP 2659289 A JP2659289 A JP 2659289A JP 2659289 A JP2659289 A JP 2659289A JP 2763567 B2 JP2763567 B2 JP 2763567B2
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徳章 渡部
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、例えば山形鋼、I形鋼、帯鋼などのごと
き長尺の形鋼の切断、パンチング、ノッチングなどのご
とき種々の加工を行なう形鋼加工機における定寸装置に
関する。
(従来の技術) 従来、形鋼加工機における本体フレームの一側には定
寸フレームが設けられている。この定寸フレームには突
当て部材を備えた左右方向(形鋼の長手方向)へ移動自
在な定寸装置が設けられている。また、形鋼の端部を突
当て部材に当接して形鋼を位置決めする方法が知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した形鋼の定寸を決める定寸装置には
単に形鋼の端部を突当てて位置決めする突当て部材など
しか備えられていないため、この突当て部材に過度の力
が加わると、突当て部材や定寸装置を自走するためのサ
ーボモータなどが破損してしまう恐れがあった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、突当
て部材に過度の力が加わっても、突当て部材やサーボモ
ータなどを破損させないようにした形鋼加工機における
定寸装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明においては、形
鋼に対して加工を行う形鋼加工機における、この形鋼を
長手方向へ位置決めするための定寸装置において、定寸
フレームにストッパアームをサーボモータの駆動により
上記長手方向へ移動可能に設け、このストッパアームの
先端部に形鋼の端部が突当て可能な突当て部材を進退可
能に設け、この突当て部材を進出方向へ付勢する付勢部
材を設け、この突当て部材にドグを設け、突当て部材に
過度の力が加わることによりドグが突当て部材と共に退
避方向へ所定距離以上移動したことを検出するセンサを
設けてなることを特徴とする。
(作用) 前記の構成によると、突当て部材に過度の力が加わる
と、この力によって突当て部材と共にドグが退避方向へ
移動する。そして、センサによりドグが突当て部材と共
に退避方向へ所定距離以上移動したことが検出される
と、例えば非常停止の信号を出力する。
突当て部材の先端部から過度の力を解除されると、付
勢部材の付勢力で突当て部材はドグと共に進出方向へ移
動して元の位置に戻される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第4図、第5図および第6図を参照するに、形鋼加工
機1は、C型の左右のサイドフレーム3R,3Lを一体的に
組立ててなる総括的な本体フレーム5よりなるものであ
る。この本体フレーム5には例えば山形鋼などのごとき
長尺の形鋼Wを支持すべき固定したテーブル7が設けら
れている。
このテーブル7の右側には形鋼Wを支持し送材する送
材台9が配設されている。この送材台9における左右方
向へ延伸したチャンネル状の支持フレーム11の左端は前
記テーブル7に固定されており、支持フレーム11の右端
は立設された支柱13に支承されている。送材台9のさら
に右側には離隔してローラスタンド15が立設されてい
る。
前記テーブル7の左側には定寸台17が配設されてお
り、この定寸台17は左右方向へ延伸したチャンネル状の
定寸フレーム19とこの定寸フレーム19を支承する立設さ
れた複数の支柱21などから構成されている。
前記テーブル7、支持フレーム11、ローラスタンド15
および定寸フレーム19における左右方向の適宜な間隔に
は形鋼Wを支持する複数の片持式の支持ローラ23が回転
自在に支承されている。したがって、複数の支持ローラ
23に亘って支持された形鋼Wは送材台9側から定寸台17
側へあるいはその逆方向へ円滑に移動されるものであ
る。
前記定寸台17上には形鋼Wの位置決めを行なう突当て
部材25を備えた定寸装置27が左右方向へ移動自在に設け
られている。この定寸装置27はこの定寸装置27の後部に
取付けられてNC制御されるDCサーボモータ29によって移
動自在である。したがって、DCサーボモータ29によって
定寸装置27がNC制御により自動的に左右方向へ移動し突
当て部材25に形鋼Wの先端部を当接せしめて正確な位置
決めがなされるものである。
前記本体フレーム5には複数の支持ローラ23上に支持
された形鋼Wに適宜な加工を行なうための複数の金型31
を放射状に備えたタレットテーブル33が回動自在かつ前
後動自在に装着されている。このタレットテーブル33を
前後動させるために、前記テーブル7の前部に取付けら
れて操作盤35の一部にはハンドル装置37が設けられてい
る。したがってハンドル装置37を時計方向廻りあるいは
反時計方向回りに回転させることによってタレットテー
ブル33が前後動されることになる。
さらに、本体フレーム5の上部には上部フレーム39が
サイドフレーム3R,3Lに支承されて設けられている。こ
の上部フレーム39には、形鋼Wを加工すべく所定の位置
に割出し位置決めされた金型31を打圧するラム41が昇降
自在に装着されている。このラム41は油圧シリンダある
いはクランク機構によって上下動されるものであって一
般的な構成でよいものであるから、ラム41の詳細につい
ての説明は省略する。このラム41のラム速度、ラム加圧
力を操作する遠隔操作用のラム速度ツマミ43、ラム加圧
力ツマミ45が前記操作盤35の右側に並んで配置されてい
る。したがって、このラム速度ツマミ43、ラム加圧力ツ
マミ45を作業者が操作することにより、ラム41のラム速
度、ラム加圧力が調整されるものである。
前記本体フレーム5における例えばサイドフレーム3R
に見掛上一体化されているごとく、サイドフレーム3Rに
近接した位置には、ケーブルダクト47が立設されてい
る。このケーブルダクト47の上部には前記定寸装置27な
どを自動的に制御するためのNC制御装置49が設けられて
いる。また、このNC制御装置49に近接した上部フレーム
39には形鋼加工機用操作銘板51が取付けられている。
前記定寸台17上には形鋼Wの位置決めを行なう突当て
部材25を備えた定寸装置27が左右方向(以下、X軸方と
いう。)へ移動自在に設けられている。より詳細には、
第1図、第2図および第3図に示されているように、定
寸フレーム19の後部(第3図において左部)にはガイド
レール53が複数のボルト55でX軸方向へ延伸して設けら
れている。このガイドレール53にはガイド部材57A,57B
が設けられており、ガイド部材57A,57Bはガイドレール5
3に案内されてX軸方向へ案内される。
ガイド部材57A,57B上にはX軸キャレッジ59が複数の
ボルト61で取付けられている。このX軸キャレッジ59の
左右両側上には支持ブロック63R,63Lが複数のボルトで
固定されている。しかもこの支持ブロック63R,63Lの間
にはストッパーアーム65の枢支部65Aが支持ブロック63
R,63Lに挿入されたピン67R,67Lで枢支されている。この
ピン67R,67Lは上方よりセットスクリュ69で固定されて
いる。
前記X軸キャレッジ59の中央部よりやゝ後部側(第2
図において下部側)にはストッパゴムバッファ71が設け
られている。
上記構成により、ストッパアーム65は枢支部65Aを支
点として第3図において反時計方廻りに回動されて第3
図に示したごとく2点鎖線の位置に待機されるようにな
っており、ストッパゴムバッファ71にて回動を抑制して
いて、ストッパゴムバッファ71はストッパーアーム65の
回動を止める役割を果している。
前記定寸フレーム19の後部(第3図において左部)に
は伝達部材73が設けられており、この伝達部材73には減
速機75を介してDCサーボモータ29が取付けられている。
上記構成により、DCサーボモータ29を駆動すると、減
速機75で回転が減速されると共に伝達部材73に伝達され
て、定寸フレーム19に取付けられたガイドレール53にガ
イド部材57A,57Bが案内されながら、X軸キャレッジ59
がX軸方向へ移動されることになる。
なお、伝達部材73の具体的な説明を省略するが、ボー
ルねじとナット部材などの組合せによってX軸キャレッ
ジ59がX軸方向へ走行されるものである。
前記定寸フレーム19の後端部および前端部(第1図に
おいて右端部および左端部)にはストッパブロック77,7
9が複数のボルトで取付けられており、このストッパブ
ロック77,79にはウレタンゴム81,83が取付けられてい
て、X軸キャレッジ59が停止する際の衝撃力を緩和する
役目を果している。
前記ストッパアーム65は第1図において左方へ延伸し
ており、ストッパアーム65の先端部(第1図において左
端部)には前記突当て部材25がボルト85で連結されてい
る。なお、ストッパアーム65と突当て部材25との間には
スプリング87が第1図において左方へ常時付勢されてい
る。
前記突当て部材25の上面にはX軸方向へ延伸したドグ
プレート89が複数のボルト91で取付けられており、ドグ
プレート89の第1図において中央部より右側寄りには長
孔93が形成されており、この長孔93にはボルト95が取付
けられている。
前記ストッパアーム65におけるドグプレート89より第
1図においてやゝ右寄りには近接スイッチ用取付け部材
97が取付けられており、この近接スイッチ用取付部材97
にはセンサとしての近接スイッチ99が第1図において紙
面に対して直交する方向へ設けられている。
上記構成により、第1図において突当て部材25の先端
に過度の力が加わると、突当て部材25がストッパアーム
65に対して右方向(退避方向、第1図において右方向)
へ移動する。突当て部材25と共にドグプレート89も右方
へ移動する。
その結果、ドグプレート89の右端部が近接スイッチ99
を通過して近接スイッチ99でドグプレート89の通過を検
出して、例えば非常停止の出力をNC制御装置49へ送って
形鋼加工機1の動作を停止させる。
突当て部材25の先端から過度の力を解除すると、スプ
リング87の付勢力で突当て部材25およびドグプレート89
は左方向(進出方向、第1図において左方向)元の位置
へ戻されることになる。
以上のごとき、本実施例の発明によれば、突当て部材
25に過度の力が加わることによりドグプレート89が突当
て部材25と共に退避方向へ所定距離以上移動したことが
近接スイッチ99により検出すると、例えば非常停止の出
力をNC制御装置49へ送って形鋼加工機1の動作を停止さ
せることができるため、突当て部材25及びGCサーボモー
タ29等の破損を防止することができる。
〔発明の効果〕
以上のごとき、本発明によれば、突当て部材に過度の
力が加わることによりドグが突当て部材と共に退避方向
へ所定距離以上移動したことをセンサにより検出する
と、例えば非常停止の信号を出力して形鋼加工機の動作
を停止させることができるため、突当て部材及びサーボ
モータ等の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る主要部を示し、定寸装置の後部
から見た拡大断面図、第2図は第1図における平面図、
第3図は第2図におけるIII-III線に沿った断面図、第
4図はこの発明を実施する一実施例の形鋼加工機の正面
図、第5図は第4図における平面図、第6図は第4図に
おける右側面図である。 1……形鋼加工機 17……定寸台 19……定寸フレーム 25……突当て部材 27……定寸装置 29……DCサーボモータ 59……X軸キャレッジ 65……ストッパアーム 89……ドグプレート 99……近接スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形鋼に対して加工を行う形鋼加工機におけ
    る、この形鋼を長手方向へ位置決めするための定寸装置
    において、 定寸フレームにストッパアームをサーボモータの駆動に
    より上記長手方向へ移動可能に設け、このストッパアー
    ムの先端部に形鋼の端部が突当て可能な突当て部材を進
    退可能に設け、この突当て部材を進出方向へ付勢する付
    勢部材を設け、この突当て部材にドグを設け、突当て部
    材に過度の力が加わることによりドグが突当て部材と共
    に退避方向へ所定距離以上移動したことを検出するセン
    サを設けてなることを特徴とする形鋼加工機における定
    寸装置。
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