JPH1133651A - 板材加工機におけるワーククランプ方法及びその装置 - Google Patents

板材加工機におけるワーククランプ方法及びその装置

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JPH1133651A
JPH1133651A JP9185394A JP18539497A JPH1133651A JP H1133651 A JPH1133651 A JP H1133651A JP 9185394 A JP9185394 A JP 9185394A JP 18539497 A JP18539497 A JP 18539497A JP H1133651 A JPH1133651 A JP H1133651A
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JP
Japan
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clamp
work
sensor
movable
clamping
Prior art date
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JP9185394A
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English (en)
Inventor
Eiji Matsuno
英司 松野
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを幅方向の両側からクランプするワー
ククランプ装置でワークの正常及び異常なクランプ位置
状態を検出してこれに伴う不具合を防止する。 【解決手段】 ワーククランプ装置19は固定クランプ
と進退移動自在な移動クランプ35とからなる。移動ク
ランプ35にはワークの正常クランプ範囲内の前方端位
置で2つのジョー69、73の間のワークを検出する第
1センサ75と、正常クランプ範囲の後方端位置でワー
クの一側端縁を検出する第2センサ93が設けられてい
る。第1センサ75でワークを検出し、且つ第2センサ
93でワークを検出しないときはワークが正常クランプ
範囲内に位置していることを判断する。ワーク幅が設定
距離より狭い場合は、第1及び第2センサ75、93の
どちらもワークを検出せず、ワーク幅が設定距離より広
い場合は、第1及び第2センサ75、93のどちらもワ
ークを検出するので、クランプ位置状態の異常を判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチプレスやレ
ーザ加工機等の板材加工機におけるワーククランプ方法
及びその装置に関し、特にワークを幅方向の両側からク
ランプするワーククランプ装置で前記ワークを正常なク
ランプ位置状態を検出する板材加工機におけるワークク
ランプ方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機におけるワーククラン
プ装置201は、板材加工機としての例えばパンチプレ
ス203では図7に示されているように、パンチプレス
203の前方側(図7中右側)と後方側(図7中左側)
にX軸方向に延伸されているワークテーブル205に沿
ってクランプしたワークWをX軸方向に移動・位置決め
自在に設けられている。
【0003】より詳しくは、ワーククランプ装置201
はキャレッジ207に備えられており、このキャレッジ
207の門型形状をなすキャレッジ本体209が前記ワ
ークテーブル205の左右(図7中上下)両側に設けら
れている2本のX軸ガイドレール211に沿ってX軸方
向へ移動するよう構成されている。
【0004】キャレッジ本体209の下方には、図7に
示されているようにキャレッジ用駆動モータ213によ
り正逆回転するキャレッジ用ボールねじ215がX軸方
向に延伸されており、キャレッジ本体209は前記キャ
レッジ用ボールねじ215に螺合するナット部材(図示
省略)を介してX軸方向に移動される。
【0005】前記キャレッジ本体209の上部フレーム
217の下面には、ワークテーブル205上のワークW
の一側端縁を把持する固定クランプ219が図7におい
て下側に固定されており、前記ワークテーブル205上
のワークWの他側端縁を把持する移動クランプ221が
図7において上側に設けられている。
【0006】なお、前記移動クランプ221は図6に示
されているようにY軸方向に延伸して設けられている移
動クランプ用ボールねじ223にナット部材を介して螺
合され、前記移動クランプ用ボールねじ223が移動ク
ランプ用駆動モータ225で回転駆動されることにより
Y軸方向に移動自在に設けられている。
【0007】換言すれば、前記移動クランプ221はワ
ークテーブル205上のワークWをクランプして前記固
定クランプ219の方向へ幅寄せする方向に移動自在に
設けられている。また、前記移動クランプ221の先端
部には突当てられたワークWを検出する突当てセンサ2
27が設けられている。
【0008】以上のようなワーククランプ装置201で
クランプされたワークWはパンチプレス203の加工位
置へ移動・位置決めされる。
【0009】パンチプレス203は立設された門型形状
の本体フレーム229を備えており、この本体フレーム
229は下部フレーム231を上部フレーム233とが
サイドフレーム(図示省略)でもって一体化されてい
る。前記下部フレーム231、上部フレーム233には
それぞれ基盤目状に複数のダイD、パンチPを装着した
ダイブロック235、パンチブロック237が相対向し
てY軸方向(図7において上下方向)へ移動自在に設け
られている。
【0010】前記ダイブロック235、パンチブロック
237にはナット部材239、241が一体化されてお
り、このナット部材239、241にはY軸方向へ延伸
したY軸用ボールねじ243、245が螺合されてい
る。このY軸用ボールねじ243、245の図7におい
て下端は軸受247、249で回転自在に支承されてい
ると共に、前記Y軸用ボールねじ243、245の図7
において上端はY軸用駆動モータ251、253に連結
されている。
【0011】Y軸用駆動モータ251、253が駆動さ
れると、Y軸用ボールねじ243、245が回転される
ので、ナット部材239、241を介してダイブロック
235、パンチブロック237がY軸方向へ移動される
ことなる。Y軸用駆動モータ251、253がそれぞれ
同期して駆動され、ダイブロック235とパンチブロッ
ク237とが同期して移動される。
【0012】前記パンチブロック237の上方にはラム
(図示省略)を介してパンチPを打圧するためのラムシ
リンダ(図示省略)が設けられており、このラムシリン
ダがU軸(X軸方向と同方向),V軸方向(Y軸方向と
同方向)へ移動されて所望のパンチPの上方へ位置決め
され、ラムシリンダの作動でラムを介してパンチPが打
撃されることによりパンチPとダイDとの協働でワーク
Wにパンチング加工が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のワー
ククランプ装置201においてはワークWの両端をクラ
ンプするには移動クランプ用駆動モータ225により移
動クランプ用ボールねじ223が回転駆動されて移動ク
ランプ221がY軸方向へ移動される。このとき既知の
ワーク幅は予め制御装置に入力されており、この入力デ
ータに基づいて演算された数値により移動クランプ22
1の移動位置が制御され、移動クランプ221が設定さ
れた位置に位置決めされワークWがクランプされてい
る。
【0014】なお、移動クランプ221の移動に伴って
突当てセンサ227がワークWの一側端縁に当接した場
合はこの突当てセンサ227によりワークWが検出さ
れ、この検出された検出信号により制御装置から指示が
発生されて前記移動クランプ用駆動モータ225の回転
が停止されるものであった。
【0015】以上のことから、ワーク幅が固定クランプ
219と移動クランプ221との間の設定距離より広い
場合は、前記突当てセンサ227がワークWに当接して
検出することより移動クランプ221の移動を停止でき
るが、ワーク幅が固定クランプ219と移動クランプ2
21との間の設定距離より狭い場合は、前記突当てセン
サ227がワークWの一側端縁に当接しないのでワーク
Wを検出することができなかった。
【0016】そのために上記のワーククランプ装置20
1においては移動クランプ221がワークWをクランプ
していない状態で固定クランプ219のみのクランプで
ワークWを移動することになる。したがって、固定クラ
ンプ219のみのクランプではワークWをしっかり保持
できないので不具合が発生するという問題点があった。
【0017】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、特にワークを幅方向の両側か
らクランプするワーククランプ装置で前記ワークを正常
なクランプ位置状態を検出すると共に異常なクランプ位
置状態を検出してこれに伴う不具合を防止できる板材加
工機におけるワーククランプ方法及びその装置ことにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のワーククランプ方法は、板
材加工機に対するワーク搬送方向に直交するワーク幅方
向でワークの一側縁をクランプする固定クランプと、こ
の固定クランプと反対側の前記ワークの他側縁を上クラ
ンプジョーと下クランプジョーとでクランプすると共に
このクランプしたワークを前記固定クランプの方向に進
退移動自在に設けた移動クランプとを一体的に備えたキ
ャレッジをワーク搬送方向に移動自在に設けたワークク
ランプ装置において、前記移動クランプの進退方向にお
いて前記移動クランプでワークをクランプ可能な正常ク
ランプ範囲の前後で2つの第1,第2センサによりワー
クの有無を検出し、前記正常クランプ範囲の前方の第1
センサでワークを検出すると共に前記後方の第2センサ
でワークを検出しないときにワークが正常クランプ範囲
内に位置していることを判断してなることを特徴とする
ものである。
【0019】したがって、ワーク幅が固定クランプと移
動クランプとの間の設定距離より狭い場合は、前記正常
クランプ範囲の前後の2つの第1,第2センサのどちら
もワークを検出しないので、クランプ位置状態の異常が
判断される。また、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離より広い場合は、前記正常クラン
プ範囲の前後の第1,第2センサのどちらもワークを検
出するので、クランプ位置状態の異常が判断される。
【0020】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、前記前方の第1センサでワークを検出すると共
に前記後方の第2センサでワークを検出しないので、ワ
ークの正常なクランプ位置状態が自動的に的確に判断さ
れる。
【0021】請求項2によるこの発明のワーククランプ
方法は、板材加工機に対するワーク搬送方向に直交する
ワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固定クラ
ンプと、この固定クランプと反対側の前記ワークの他側
縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでクランプ
すると共にこのクランプしたワークを前記固定クランプ
の方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを一体的
に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在に設け
たワーククランプ装置において、前記移動クランプの進
退方向において前記移動クランプで前記ワークをクラン
プ可能な正常クランプ範囲内で、ワークの一側端縁に突
当てられて移動する突当て部材の検出部をセンサにより
検出し、このセンサで前記検出部を検出するときにワー
クが正常クランプ範囲内に位置していることを判断して
なることを特徴とするものである。
【0022】したがって、ワーク幅が固定クランプと移
動クランプとの間の設定距離より狭い場合は、突当て部
材が移動しないので前記センサは突当て部材の検出部を
検出しないので、クランプ位置状態の異常が判断され
る。また、ワーク幅が固定クランプと移動クランプとの
間の設定距離より広い場合は、突当て部材が前記センサ
の位置を通過して外れるので前記センサは突当て部材の
検出部を検出しないので、クランプ位置状態の異常が判
断される。
【0023】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、前記センサは突当て部材の検出部を検出するの
で、ワークの正常なクランプ位置状態が自動的に的確に
判断される。
【0024】請求項3によるこの発明のワーククランプ
装置は、板材加工機に対するワーク搬送方向に直交する
ワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固定クラ
ンプと、この固定クランプと反対側の前記ワークの他側
縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでクランプ
すると共にこのクランプしたワークを前記固定クランプ
の方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを一体的
に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在に設け
たワーククランプ装置において、前記移動クランプでワ
ークをクランプ可能な正常クランプ範囲内の移動クラン
プの進退方向の前方端位置で上クランプジョーと下クラ
ンプジョーの先端部間のワークの有無を検出する第1セ
ンサと、前記正常クランプ範囲の後方端位置で前記ワー
クの一側端縁を検出する第2センサと、前記第1センサ
でワークを検出すると共に前記第2センサでワークを検
出しないときにワークが正常クランプ範囲内に位置して
いることを判断する制御装置と、からなることを特徴と
するものである。
【0025】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、ワーク幅が固定クランプと移動クランプとの間の
設定距離より狭い場合は、前記第1及び第2センサのど
ちらもワークを検出しないので、クランプ位置状態の異
常が判断される。また、ワーク幅が固定クランプと移動
クランプとの間の設定距離より広い場合は、前記第1及
び第2センサのどちらもワークを検出するので、クラン
プ位置状態の異常が判断される。
【0026】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、第1センサでワークを検出するが第2センサで
ワークを検出しないので、ワークの正常なクランプ位置
状態が制御装置により自動的に的確に判断される。
【0027】請求項4によるこの発明のワーククランプ
装置は、請求項3記載のワーククランプ装置において、
前記第1センサの位置から移動クランプの進退方向の後
方側に移動自在であると共にワークの一側端縁を突当て
可能な突当て部材を設け、この突当て部材を移動クラン
プの進退方向の前方へ常時付勢する付勢手段を設け、前
記突当て部材に前記第2センサにより検出可能な検出部
を備えてなることを特徴とするものである。
【0028】したがって、突当て部材は移動クランプの
進退方向の前方へ常時付勢されているので、通常は突当
て部材の検出部が第2センサから離れているので第2セ
ンサは前記検出部を介してワークの一側端縁を検出しな
いが、ワーク幅が正常クランプ範囲を外れるほど広い場
合はワークの一側端縁が突当て部材の付勢力に抗して押
圧し、第2センサは前記検出部を検出するので、クラン
プ位置状態の異常が判断される。
【0029】請求項5によるこの発明のワーククランプ
装置は、板材加工機に対するワーク搬送方向に直交する
ワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固定クラ
ンプと、この固定クランプと反対側の前記ワークの他側
縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでクランプ
すると共にこのクランプしたワークを前記固定クランプ
の方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを一体的
に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在に設け
たワーククランプ装置において、前記移動クランプでワ
ークをクランプ可能な正常クランプ範囲以上の距離を前
記移動クランプの進退方向と同方向に移動自在であると
共にワークの一側端縁を突当て可能な突当て部材と、こ
の突当て部材を移動クランプの進退方向の前方へ常時付
勢する付勢手段と、前記突当て部材に備えた検出部を正
常クランプ範囲で検出するセンサと、このセンサで前記
検出部を検出するときにワークが正常クランプ範囲内に
位置していることを判断する制御装置と、からなること
を特徴とするものである。
【0030】したがって、請求項2記載の作用と同様で
あり、ワーク幅が固定クランプと移動クランプとの間の
設定距離より狭い場合は、突当て部材が移動しないので
前記センサは突当て部材の検出部を検出しないので、ク
ランプ位置状態の異常が判断される。また、ワーク幅が
固定クランプと移動クランプとの間の設定距離より広い
場合は、突当て部材が前記センサの位置を通過して外れ
るので前記センサは突当て部材の検出部を検出しないの
で、クランプ位置状態の異常が判断される。
【0031】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、前記センサは突当て部材の検出部を検出するの
で、ワークの正常なクランプ位置状態が自動的に的確に
判断される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の板材加工機におけ
るワーククランプ方法及びその装置の実施の形態につい
て、パンチプレスを例にとって図面を参照して説明す
る。
【0033】図4及び図5には、本実施の形態に係わる
パンチプレス1の全体が示されている。図4において、
土台3には中央部にキャップGを有する全体略門形形状
の本体フレーム5が立設されている。この本体フレーム
5における前記ギャップGの下端である下部フレーム7
の上面にはY軸方向に一対の下ガイドレール9が設けら
れている。また、本体フレーム5における前記ギャップ
Gの上端である上部フレーム11の下面にも同様にY軸
方向に一対の上ガイドレール13が設けられている。
【0034】図5を参照するに、前記本体フレーム5の
前方側(図5中右側)にはX軸方向にフロントテーブル
15が延伸されており、前記本体フレーム5の後方側
(図5中左側)にも前記フロントテーブル15と同様の
構造をなすリアテーブル17がX軸方向に延伸されてい
る。
【0035】フロントテーブル15,リアテーブル17
には、ワークWをクランプするワーククランプ装置19
を備えたキャレッジ21が設けられており、前記フロン
トテーブル15の左右(図5中上下)両側に設けられて
いるX軸ガイドレール23に沿ってX軸方向へ移動・位
置決め自在となっている。
【0036】前記キャレッジ21についてより詳しく説
明すると、図5を参照するに、キャレッジ21はフロン
トテーブル15,リアテーブル17の左右方向に門型形
状をなすキャレッジ本体25がフロントテーブル15,
リアテーブル17の幅方向の両側に設けられた2本のX
軸ガイドレール23上をX軸方向に走行自在に設けられ
ている。ただし、図5において下側のX軸ガイドレール
23は後述するボールネジ29の下方に位置しているの
で図示されていない。
【0037】キャレッジ本体25の下方には、キャレッ
ジ用駆動モータ27により正逆回転するキャレッジ用ボ
ールねじ29がX軸方向に延伸されており、キャレッジ
本体25の下部フレーム(図示省略)には前記キャレッ
ジ用ボールねじ29に螺合するナット部材(図示省略)
が設けられている。
【0038】前記キャレッジ本体25の上部フレーム3
1の下面には、フロントテーブル15,リアテーブル1
7上のワークWの一側端縁を把持する固定クランプ33
が図4において左側(図5において下側)に固定されて
おり、前記フロントテーブル15,リアテーブル17上
のワークWの他側端縁を把持する移動クランプ35が図
4において右側(図5において上側)に設けられてお
り、Y軸方向に延伸するガイドレール37に沿って移動
自在に設けられている。
【0039】換言すれば、前記移動クランプ35は、図
5に示されているようにY軸方向に延伸して設けられて
いる移動クランプ用ボールねじ37aにナット部材(図
示省略)を介して螺合され、前記移動クランプ用ボール
ねじ37aが移動クランプ用駆動モータ37bで回転駆
動されることによりY軸方向に移動自在に設けられてお
り、フロントテーブル15,リアテーブル17上のワー
クWを予め設定した所定のワーク幅の位置まで前記固定
クランプ33の方向へ移動自在に設けられている。な
お、前記移動クランプ35の構造の詳細については後述
する。
【0040】再び図4を参照するに、前記下ガイドレー
ル9には、下ガイド部材39によりダイブロックフレー
ム41がY軸方向へ移動自在に支持されている。このダ
イブロックフレーム41には、多数のダイDを有するダ
イブロック43が着脱自在に設けられている。
【0041】また、前記上ガイドレール13には、上ガ
イド部材45によりパンチブロックフレーム47がY軸
方向へ移動自在に支持されている。このパンチブロック
フレーム47には、多数のパンチPを有するパンチブロ
ック49が着脱自在に設けられている。
【0042】前記ダイブロックフレーム41及びパンチ
ブロックフレーム47は、連結フレームであるC型フレ
ーム51により一体的に連結されている。したがって、
ダイブロックフレーム41とパンチブロックフレーム4
7は常に一体でY軸方向へ移動・位置決めされることに
なる。
【0043】本体フレーム5には,Y軸方向に貫通する
状態でY軸ボールねじ53が回転自在に設けられてお
り、図4において本体フレーム5の右部分に設けられて
いるY軸駆動モータ55により回転駆動されるようにな
っている。また、パンチブロックフレーム47には、前
述のY軸ボールねじ53に螺合するY軸ボールナット5
7が取り付けられている。
【0044】従って、Y軸駆動モータ55によりY軸ボ
ールねじ53を回転させると、Y軸ボールナット57の
作用によりパンチブロックフレーム47は上ガイドレー
ル13に沿ってY軸方向へ移動・位置決めされる。同時
に、C型フレーム51で連結されているダイブロックフ
レーム41もY軸方向へ移動・位置決めされることにな
る。
【0045】一方、パンチブロックフレーム47には、
U軸方向(X軸方向と同じ方向)及びV軸方向(Y軸方
向と同じ方向)へ移動・位置決め自在のパンチシリンダ
59が設けられており、このパンチシリンダ59には、
パンチPを打撃するストライカ61が装着されている。
【0046】以上のように構成されているので、ワーク
Wにパンチング加工が行われる場合には、ワークWがX
軸方向へ移動されてX軸方向の加工位置に位置決めされ
ると共に、Y軸駆動モータ55によりY軸ボールねじ5
3が回転してパンチブロックフレーム47及びダイブロ
ックフレーム41が一体でY軸方向へ移動されて所望の
金型がY軸方向の加工位置に位置決めされる。
【0047】同時に、パンチシリンダ59が所望のパン
チPの上方へ移動・位置決めされた後に、パンチPがパ
ンチシリンダ59によりストライカ61を介して打撃さ
れてワークWのパンチング加工が行われる。
【0048】より詳しくは、前記パンチブロック49の
上方にはラム(図示省略)を介してパンチPを打圧する
ためのパンチシリンダ59が設けられており、このパン
チシリンダ59はパンチブロック49内のパンチPを選
択するためにパンチブロックフレーム47にU軸方向及
びV軸方向へ移動、位置決め自在に設けられている。例
えば、パンチシリンダ59はU軸用駆動モータ(図示省
略)により回転駆動されるU軸用ボールねじ(図示省
略)と、V軸用駆動モータ63により回転駆動されるV
軸用ボールねじ65により移動、位置決めされるよう構
成されている。
【0049】上記構成により、所望のパンチPが位置決
めされた上方位置にパンチシリンダ59がU軸、V軸方
向へ移動されて位置決めされるので、パンチシリンダ5
9のストライカ61を上下動せしめることによって、ラ
ムを介して所望のパンチPが打撃されることによりパン
チPとダイDとの協働でワークWにパンチング加工が行
われる。
【0050】次に、本発明の実施の形態の主要部にかか
わる移動クランプ35の構造について図面を参照して説
明する。
【0051】図1を参照するに、移動クランプ35は移
動クランプ本体67の下部に下クランプジョー69が固
定されている。この下クランプジョー69の上方にクラ
ンプシリンダ71が前記移動クランプ本体67の上部に
固定されており、このクランプシリンダ71のピストン
ロッド(図示省略)の下端にリンク機構を介して上クラ
ンプジョー73が設けられている。前記クランプシリン
ダ71の作動により上クランプジョー73を下降して前
記下クランプジョー69にワークWを上面から押さえて
クランプする。
【0052】前記下クランプジョー69の先端部の上方
には下クランプジョー69と上クランプジョー73の間
に挿入されたワークWの有無を検出する第1センサ75
が設けられている。この第1センサ75の位置は図2に
も示されているように前記移動クランプ35でワークW
をクランプ可能な正常クランプ範囲L内において前記移
動クランプ35の進退方向と同方向の前方端位置であ
る。
【0053】前記第1センサ75の位置から移動クラン
プ35の進退方向の後方側(図1において左側)には、
ワークWの一側端縁を突当て可能な位置に突当て部材7
7が移動クランプ35の進退方向と同方向に移動自在に
設けられている。
【0054】この突当て部材77は突当て部材本体79
にワークWの一側端縁を突当てるためのカムフォロー等
でなる突当てローラ81が水平回転自在に軸承されてお
り、前記突当て部材本体79の後部には後方に延伸され
るスライドシャフト83が一体的に固定されており、こ
のスライドシャフト83は移動クランプ本体67の支持
ブロック85に設けられたシャフトスライド穴87内を
移動クランプ35の進退方向と同方向に摺動自在に設け
られている。
【0055】前記スライドシャフト83の後端面にはス
ライドシャフト83の前方端位置を調整するためのガイ
ドボルト89が突設されており、前記シャフトスライド
穴87内には前記スライドシャフト83を移動クランプ
35の進退方向の前方へ常時付勢するスプリング91
(付勢手段)が設けられている。
【0056】さらに、前記支持ブロック85の上面には
前記正常クランプ範囲Lの後方端位置で前記ワークWの
一側端縁を検出するための第2センサ93が移動調整可
能に固定されている。この第2センサ93に当接可能な
高さに位置する突当てドグ95(検出部)が前記突当て
部材本体79の上面に設けられている。
【0057】したがって、突当て部材本体79はスプリ
ング91により移動クランプ35の進退方向の前方へ常
時付勢されているので、通常は突当て部材77の突当て
ドグ95が第2センサ93から離れている状態であり、
第2センサ93は突当てドグ95を検出しないが、突当
てローラ81がワークWの一側端縁によりスプリング9
1の付勢力に抗して押圧されると、第2センサ93は図
2に示されているように正常クランプ範囲Lの後方端位
置で突当てドグ95を検出することになる。
【0058】なお、第1センサ75と第2センサ93は
それぞれ制御装置97に電気的に接続されており、この
制御装置97にはCPU98を備えており、このCPU
98には予めデータを入力する入力装置99や表示装置
101、データを記憶するメモリ103、各センサによ
る検出データに基づいて比較判断する比較判断装置10
5が設けられている。
【0059】この比較判断装置105では第1センサ7
5でワークWを検出するが第2センサ93で突当てドグ
95(言い換えれば間接的にワークWの一側端縁)を検
出しないときには、ワーク幅が固定クランプ33と移動
クランプ35との間の最小と最大距離内にあるので前記
ワークWの一側端縁が移動クランプ35の正常クランプ
範囲L内に位置していることを自動的に的確に判断する
ものである。
【0060】移動クランプ35は移動クランプ用駆動モ
ータ37bによる移動クランプ用ボールねじ37aの回
転で、図5においてY軸方向の下方向へ予め設定した所
定の位置まで移動する。図5において実線で示した正常
なワーク幅のワークWをクランブする場合は、上述した
ようにワークWの一側端線が正常クランプ範囲L内に位
置していることを判断する。
【0061】しかも、前記制御装置97では図5におい
て点線で示したワークWのようにワーク幅が固定クラン
プ33と移動クランプ35との間の設定距離より狭い場
合のように、前記第1及び第2センサ75、93のどち
らもワークWを検出しないときは、移動クランプ35で
ワークWをクランプできないという異常クランプ位置状
態を判断して作業者に警告を発生するものである。
【0062】また、図5において二点鎖線で示したワー
クWのようにワーク幅が固定クランプ33と移動クラン
プ35との間の最大距離より広い場合のように、前記第
1及び第2センサ75、93のどちらもワークWを検出
するときは、ワークWが大きすぎてクランプできないと
いう異常クランプ位置状態を判断して作業者に警告を発
生するものである。
【0063】次に、本発明の実施の形態の他の例とし
て、図3を参照して説明する。前述した図1における例
と同様の部分の説明は省略する。
【0064】突当て部材77aは、前述した突当て部材
77と同様の支持ブロック85の上面に所定の長さの検
出部107を備えた検出ドグ109が形成されている。
この検出ドグ109の上方には正常クランプ範囲の距離
△Xを検出するセンサ111が設けられており、このセ
ンサ111は制御装置97aに電気的に接続されてい
る。
【0065】なお、前記検出ドグ109はセンサ111
の下方に正常クランプ範囲の距離△X以上の距離を前記
移動クランプ35の進退方向と同方向に移動自在であ
る。
【0066】この場合の制御装置97aは、前述した図
1における制御装置97の場合と同様に、入力装置99
や表示装置101、メモリ103、比較判断装置105
aが設けられている。
【0067】この比較判断装置105aではセンサ11
1が検出ドグ109の検出部107を検出するときには
ワーク幅が固定クランプ33と移動クランプ35との間
の設定距離内にあるので前記ワークWの一側端縁が移動
クランプ35の正常クランプ範囲の距離△X内に位置し
ていることを判断し、ワークWの正常なクランプ位置状
態を自動的に的確に判断するものである。
【0068】しかも、前記制御装置97aではワーク幅
が固定クランプ33と移動クランプ35との間の設定距
離より狭い場合のように、突当て部材77aが移動しな
いので前記センサ111が検出ドグ109の検出部10
7を検出しないときに、移動クランプ35でワークWを
クランプできないという異常クランプ位置状態を判断し
て作業者に警告を発生するものである。
【0069】また、前記制御装置97aではワーク幅が
固定クランプ33と移動クランプ35との間の設定距離
より広い場合のように、突当て部材77aが前記センサ
111の位置を通過して外れるので前記センサ111が
突当て部材77aの検出部107を検出しないときに、
ワークWが大きすぎてクランプできないという異常クラ
ンプ位置状態を判断して作業者に警告を発生するもので
ある。
【0070】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。本実施の形態では板材
加工機としてパンチプレスを例にとって説明したがシャ
ーリングやレーザ加工機およびその他の板材加工機であ
っても構わない。
【0071】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、ワーク幅が固定
クランプと移動クランプとの間の設定距離より狭い場合
は、前記正常クランプ範囲の前後の2つの第1,第2セ
ンサのどちらもワークを検出しないので、クランプ位置
状態の異常を判断できる。また、ワーク幅が固定クラン
プと移動クランプとの間の設定距離より広い場合は、前
記正常クランプ範囲の前後の第1,第2センサのどちら
もワークを検出するので、クランプ位置状態の異常を判
断できる。
【0072】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、前記前方の第1センサでワークを検出すると共
に前記後方の第2センサでワークを検出しないので、ワ
ークの正常なクランプ位置状態を自動的に的確に判断で
きる。
【0073】請求項2の発明によれば、ワーク幅が固定
クランプと移動クランプとの間の設定距離より狭い場合
は、突当て部材が移動しないので前記センサは突当て部
材の検出部を検出しないので、クランプ位置状態の異常
を判断できる。また、ワーク幅が固定クランプと移動ク
ランプとの間の設定距離より広い場合は、突当て部材が
前記センサの位置を通過して外れるので前記センサは突
当て部材の検出部を検出しないので、クランプ位置状態
の異常を判断できる。
【0074】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、前記センサは突当て部材の検出部を検出するの
で、ワークの正常なクランプ位置状態を自動的に的確に
判断できる。
【0075】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離より狭い場合は、前記第1及び第
2センサのどちらもワークを検出しないので、クランプ
位置状態の異常を判断できる。また、ワーク幅が固定ク
ランプと移動クランプとの間の設定距離より広い場合
は、前記第1及び第2センサのどちらもワークを検出す
るので、クランプ位置状態の異常を判断できる。
【0076】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、第1センサでワークを検出するが第2センサで
ワークを検出しないので、ワークの正常なクランプ位置
状態を制御装置により自動的に的確に判断できる。
【0077】請求項4の発明によれば、突当て部材は移
動クランプの進退方向の前方へ常時付勢されているの
で、通常は突当て部材の検出部が第2センサから離れて
いるため第2センサは前記検出部を介してワークの一側
端縁を検出しないが、ワーク幅が正常クランプ範囲を外
れるほど広い場合はワークの一側端縁が突当て部材の付
勢力に抗して押圧するので第2センサにより前記検出部
を検出でき、クランプ位置状態の異常を判断できる。
【0078】請求項5の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様であり、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離より狭い場合は、突当て部材が移
動しないので前記センサは突当て部材の検出部を検出し
ないので、クランプ位置状態の異常を判断できる。ま
た、ワーク幅が固定クランプと移動クランプとの間の設
定距離より広い場合は、突当て部材が前記センサの位置
を通過して外れるので前記センサは突当て部材の検出部
を検出しないので、クランプ位置状態の異常を判断でき
る。
【0079】一方、ワーク幅が固定クランプと移動クラ
ンプとの間の設定距離内にあるので前記ワークの一側端
縁が移動クランプの正常クランプ範囲内に位置している
ならば、前記センサは突当て部材の検出部を検出するの
で、ワークの正常なクランプ位置状態を自動的に的確に
判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、移動クラン
プの側面図である。
【図2】図1の第1センサ及び第2センサの動作を説明
するための概略図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すもので、移動ク
ランプの側面図である。
【図4】パンチプレスの全体を示す正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来例に用いられるワーククランプ装置の詳細
を説明するための拡大平面図で、特に図7のワーククラ
ンプ装置の部分拡大平面図ある。
【図7】従来例に用いられるパンチプレスの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 パンチプレス 15 フロントテーブル 19 ワーククランプ装置 21 キャレッジ 23 X軸ガイドレール 25 キャレッジ本体 27 キャレッジ用駆動モータ 29 キャレッジ用ボールねじ 31 上部フレーム 33 固定クランプ 35 移動クランプ 49 パンチブロック 59 パンチシリンダ 67 移動クランプ本体 69 下クランプジョー 71 クランプシリンダ 73 上クランプジョー 75 第1センサ 77,77a 突当て部材 81 突当てローラ 83 スライドシャフト 91 スプリング(付勢手段) 93 第2センサ 95 突当てドグ(検出部) 97,97a 制御装置 105,105a 比較判断装置 107 検出部(検出ドグ109の) 109 検出ドグ 111 センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機に対するワーク搬送方向に直
    交するワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固
    定クランプと、この固定クランプと反対側の前記ワーク
    の他側縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでク
    ランプすると共にこのクランプしたワークを前記固定ク
    ランプの方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを
    一体的に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在
    に設けたワーククランプ装置において、 前記移動クランプの進退方向において前記移動クランプ
    でワークをクランプ可能な正常クランプ範囲の前後で2
    つの第1,第2センサによりワークの有無を検出し、前
    記正常クランプ範囲の前方の第1センサでワークを検出
    すると共に前記後方の第2センサでワークを検出しない
    ときにワークが正常クランプ範囲内に位置していること
    を判断してなることを特徴とするワーククランプ方法。
  2. 【請求項2】 板材加工機に対するワーク搬送方向に直
    交するワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固
    定クランプと、この固定クランプと反対側の前記ワーク
    の他側縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでク
    ランプすると共にこのクランプしたワークを前記固定ク
    ランプの方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを
    一体的に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在
    に設けたワーククランプ装置において、 前記移動クランプの進退方向において前記移動クランプ
    で前記ワークをクランプ可能な正常クランプ範囲内で、
    ワークの一側端縁に突当てられて移動する突当て部材の
    検出部をセンサにより検出し、このセンサで前記検出部
    を検出するときにワークが正常クランプ範囲内に位置し
    ていることを判断してなることを特徴とするワーククラ
    ンプ方法。
  3. 【請求項3】 板材加工機に対するワーク搬送方向に直
    交するワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固
    定クランプと、この固定クランプと反対側の前記ワーク
    の他側縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでク
    ランプすると共にこのクランプしたワークを前記固定ク
    ランプの方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを
    一体的に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在
    に設けたワーククランプ装置において、 前記移動クランプでワークをクランプ可能な正常クラン
    プ範囲内の移動クランプの進退方向の前方端位置で上ク
    ランプジョーと下クランプジョーの先端部間のワークの
    有無を検出する第1センサと、 前記正常クランプ範囲の後方端位置で前記ワークの一側
    端縁を検出する第2センサと、 前記第1センサでワークを検出すると共に前記第2セン
    サでワークを検出しないときにワークが正常クランプ範
    囲内に位置していることを判断する制御装置と、からな
    ることを特徴とするワーククランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1センサの位置から移動クランプ
    の進退方向の後方側に移動自在であると共にワークの一
    側端縁を突当て可能な突当て部材を設け、この突当て部
    材を移動クランプの進退方向の前方へ常時付勢する付勢
    手段を設け、前記突当て部材に前記第2センサにより検
    出可能な検出部を備えてなることを特徴とする請求項3
    記載のワーククランプ装置。
  5. 【請求項5】 板材加工機に対するワーク搬送方向に直
    交するワーク幅方向でワークの一側縁をクランプする固
    定クランプと、この固定クランプと反対側の前記ワーク
    の他側縁を上クランプジョーと下クランプジョーとでク
    ランプすると共にこのクランプしたワークを前記固定ク
    ランプの方向に進退移動自在に設けた移動クランプとを
    一体的に備えたキャレッジをワーク搬送方向に移動自在
    に設けたワーククランプ装置において、 前記移動クランプでワークをクランプ可能な正常クラン
    プ範囲以上の距離を前記移動クランプの進退方向と同方
    向に移動自在であると共にワークの一側端縁を突当て可
    能な突当て部材と、 この突当て部材を移動クランプの進退方向の前方へ常時
    付勢する付勢手段と、 前記突当て部材に備えた検出部を正常クランプ範囲で検
    出するセンサと、 このセンサで前記検出部を検出するときにワークが正常
    クランプ範囲内に位置していることを判断する制御装置
    と、からなることを特徴とするワーククランプ装置。
JP9185394A 1997-07-10 1997-07-10 板材加工機におけるワーククランプ方法及びその装置 Pending JPH1133651A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1042704C (zh) * 1995-03-27 1999-03-31 冶金工业部钢铁研究总院 一种薄带连铸机
CN102513465A (zh) * 2011-11-24 2012-06-27 中达电通股份有限公司 一种物料输送控制系统
CN117760849A (zh) * 2023-12-25 2024-03-26 无锡海颂科技有限公司 一种焊接检测装置及焊接检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1042704C (zh) * 1995-03-27 1999-03-31 冶金工业部钢铁研究总院 一种薄带连铸机
CN102513465A (zh) * 2011-11-24 2012-06-27 中达电通股份有限公司 一种物料输送控制系统
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