JP2999683B2 - 形鋼加工機 - Google Patents
形鋼加工機Info
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Description
に例えば穴明けや切断などの加工を行う形鋼加工機に関
する。
明けや切断などの加工を行う形鋼加工機101として
は、例えば図8に示されているように、ワークWに切断
加工を行ったり、あるいは穴明け加工を行うなどの加工
機本体103が配設されている。この加工機本体103
の後方には前後方向(図8において上下方向)へ延伸し
たローラテーブル105が立設されている。このローラ
テーブル105には前後方向へ適宜な間隔で複数のロー
ラ107が回転可能に支承されている。
8において右側には前後方向へ延伸した複数の平行なガ
イドレール109が敷設されている。このガイドレール
109にガイドされて前後方向(送材方向)へ移動自在
な送材装置111が前記ガイドレール109上に乗っか
っている。
パ113が設けられており、この送材グリッパ113に
はワークWの尾端を検出する尾端検出センサ115が備
えられている。また、前記ローラテーブル105におけ
る加工機本体103近傍にはワークWの先端を検出する
先端検出センサ117が設けられている。
ローラ107上に加工すべきワークWを載置し、このワ
ークWの尾端を尾端検出センサ115で検出した後、グ
リッパ113でワークWをクランプせしめる。この状態
で送材装置111が図示省略の駆動手段でガイドレール
109にガイドされて加工本体103側へ矢印で示した
如く移動せしめると、ワークWの先端が先端検出センサ
117で検出される。
置からワークWを加工機本体103へ所望の長さだけ送
材することにより、加工機本体103でワークWに穴明
け加工あるいは切断加工が行われる。
来の送材グリッパ113は、例えば図9(A)に示され
ているような構造となっている。すなわち、図9(A)
において、送材グリッパ113は、固定された下グリッ
パ113Dに対して上グリッパ113Uがピン119で
揺動可能に構成されている。しかも、尾端検出センサ1
15は例えば上グリッパ113Uに設けられた発光装置
115Uと下グリッパ113Dに設けられた受光装置1
15Dで構成されている。
115Uから受光装置115Dへ向け光(光軸)を照射
せしめることにより検出される。その際に、ワークWが
ずれる可能性があると共に、ワークWとグリッパ113
の相対位置は、ワークWと上、下グリッパ113U,1
13Dの爪113Tの摩擦のみで維持されるため信頼性
が低いという問題がある。
ば図9(B)に示されているような構造のものも知られ
ている。すなわち、図9(B)において、グリッパ11
3は図9(A)に示したものと同様で、下グリッパ11
3Dに対して上グリッパ113Uがピン119で揺動可
能となっている。しかも、下グリッパ113Dにはワー
クWの尾端が突き当る突き当て面113Sを備えてお
り、この突き当て面113Sに接続した尾端検出センサ
115としてリミットスイッチ115Lが前記下グリッ
パ113Dに設けられている。
113Sに突き当てられることにより、リミットスイッ
チ115LがONしてワークWの尾端が検出される。こ
のときに、ワークWはローラテーブル105のローラ1
07上に載置されたままで固定されていないから、ワー
クWの尾端が簡単かつ正確に突き当て面113Sに当ら
ない。また、リミットスイッチ115Lの調整が非常に
大変であるという問題があった。
置の送材グリッパにおける突き当て面に正確に突き当
て、ワークと送材グリッパの相対位置を安定させ、しか
も、ワークの長さ、位置を検出できるようにした形鋼加
工機を提供することにある。
問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、
加工機本体の後方に設けた前後方向に長い送材テーブル
に、先端部にワークの尾端をクランプ自在の送材グリッ
パを設けた送材装置本体を、前後方向へ移動自在に設け
てなる形鋼加工機において、前記ワークの先端を所定位
置において突き当て可能な部品と、前記送材装置本体の
位置を検出するための位置センサとを備えてなり、前記
ワークの先端が突き当て部品に当接しかつ上記ワークの
尾端が送材グリッパの突き当て面に当った状態で前記ワ
ークの尾端を前記送材グリッパによってクランプする構
成としてなるものである。
に設けた前後方向に長い送材テーブルに、先端部にワー
クの尾端をクランプ自在の送材グリッパを設けた送材装
置本体を、前後方向へ移動自在に設けてなる形鋼加工機
において、前記ワークの先端を所定位置において突き当
て可能な部品と、前記送材装置本体の位置を検出するた
めの位置センサとを備えてなり、前記突き当て可能部品
の位置と、送材グリッパの元の位置と、位置センサによ
って検出された送材グリッパの移動量とによって前記ワ
ークの長さ及び位置を検出する構成としてなるものであ
る。
に説明する。
鋼などのワークWに加工を行う形鋼加工機1は、配設さ
れた加工機本体3を備えている。この加工機本体3とし
ては立設されたベース5上にカッティングユニット7、
複数のパンチングユニット9、突き当て可能な部品11
が設けられている。
材装置により供給、位置決めされたワークWに切断加工
を行うものである。パンチングユニット9は後述する送
材装置により供給、位置決めされたワークWに穴加工を
行うものである。
に示されているように、加工機本体3の下部の所定位置
に固定された基準ブロック13と、この基準ブロック1
3の上方に設けられた固定グリッパ15とで構成されて
いる。前記基準ブロック13には基準用溝17が形成さ
れている。また、前記固定グリッパ15はシリンダ19
とこのシリンダ19に装着されたピストン21とで構成
されている。
めてピストンロッド21を下降せしめると、ピストンロ
ッド21が基準用溝17に係合されることにより、図4
においてワークWが右側から送材されると、ワークWの
先端が下降されたピストンロッド21に突き当てられて
停止されることになる。
に、前記加工機本体3の後方(図1,図2において左
方)には前後方向(送材方向)へ延伸した送材テーブル
としてのローラテーブル23が配設されている。このロ
ーラテーブル23上には前後方向へ適宜な間隔で複数の
ローラ25が回転可能に支承されている。
いて上側)には複数の平行なガイドレール27が前後方
向へ延伸して一体化されている。このガイドレール27
上には前後方向へ移動可能な送材装置29が設けられて
いる。この送材装置29は図5も併せて参照するに、送
材装置本体31を備えており、この送材装置本体31に
はローラテーブル23の一側に取付けられて前後方向に
延伸されたラック33に噛合するピニオン35が回転自
在に支承されている。このピニオン35の上方には駆動
モータ37が連結されて設けられており、この駆動モー
タ37にはトルクリミッタが備えられていると共に位置
センサとしてのエンコーダ39が備えられている。
ッパ41が設けられている。この送材グリッパ41は図
6に示されているように、固定された下グリッパ43
と、この下グリッパ41に対して上グリッパ45がピン
47を支点にして図示省略の例えばシリンダなどによっ
て揺動可能に設けられている。前記下グリッパ43には
ワークWの尾端が突き当る突き当て面49を備えている
と共に、下グリッパ43の上面、上グリッパ45の下面
にはそれぞれ爪51が設けられている。
いて右方)には搬送テーブル53が立設されている。こ
の搬送テーブル53の先端にはストッパ55が設けられ
ている。また、前記ローラテーブル23の他方側(図1
において下側)には複数のワークWをストックせしめて
おく給材ストック57が配設されている。さらに前記加
工機本体3の左側(図1において下側、図3において左
側)には形鋼加工機1を制御せしめる制御装置59が配
置されている。
ーラテーブル23のローラ25上に給材した後、ワーク
Wの加工機本体3へ供給、位置決めして加工するまでの
動作を説明する。
がローラテーブル23のローラ25上に載置されてい
る。この状態において固定グリッパ15におけるシリン
ダ19を作動せしめてピストンロッド21を図7(B)
に示されているように、下降せしめることにより、ピス
トンロッド21が基準ブロック13の基準用溝15に係
合される。
モータ37に備えられたトルクリミッタにより駆動モー
タ37の出力トルクを制限した状態で駆動せしめてピニ
オン35を回転せしめると、ピニオン35がラック33
に噛合されているから送材装置29の送材装置本体31
が、図7(B)において矢印で示した如く左側へ前進す
ると共に、ローラテーブル23のローラ25が回転し
て、図7(C)に示されているように、ワークWの先端
がピストンロッド21の側面に当り、次いで、ワークW
の尾端が送材グリッパ41における下グリッパ43の突
き当て面49に当った状態で送材装置29が停止する。
に備えられたエンコーダ39の出力信号が出なくなるこ
とにより検出される。この送材装置29の停止を検出し
た後、図7(D)に示されているように、送材グリッパ
41の上グリッパ45がピン47を支点として矢印で示
した如く回動されることによりグリッパ締めが行われ
て、ワークWの尾端を送材グリッパ41により正確かつ
確実にクランプさせることができると共にワークWと送
材グリッパ41の相対位置を安定させることができる。
を上昇せしめた後、ワークWを所定量送材せしめた状態
でカッティングユニット7またはパンチングユニット9
を作動せしめることにより、ワークWに切断加工または
穴加工を行うことができる。
Wの先端が固定グリッパ15のピストンロッド21の側
面に当り、ワークWの尾端が送材グリッパ41における
下グリッパ43の突き当て面49に突き当ることによ
り、元の位置からの送材グリッパ41の移動量はエンコ
ーダ39に検出される。しかも、送材グリッパ41の元
の位置とピストンロッド21の側面の位置との間の距離
は予め設定されて分っているので、ワークWの長さおよ
び位置を自動的に検出することができる。
を1回の検出動作で検出することが可能となり、タクト
タイムを短縮させることができる。しかも、センサ、ア
クチュエータなどを増設せずに達成させることができ
る。
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では突き当て
可能な部品11を基準ブロック13と固定グリッパ15
で構成し、ワークWの先端を固定グリッパ15のピスト
ンロッド21の側面に突き当てる例で説明したが、突き
当て可能な部品11を、パンチングユニット9の部品
や、カッティングユニット7のカッティングブレードな
どの別の本体構成部品としても構わないし、先端用プレ
ートを設けても構わない。さらに突き当て面の近傍にセ
ンサを設けて突き当ての確認を行うのが望ましいもので
ある。
ークWの先端を上方から押さえるようにしてもよい。ま
た、送材グリッパ41を停止させておき、ワークWを動
かして突き当て面49に突き当てるようにしてもよい。
さらに、送材グリッパ41とワークWを互いに接近する
ように動かしてワークWの先端、尾端を突き当てるよう
にしてもよい。
るように、請求項1に係る発明においては、ワークWの
先端が突き当て可能な部品に当接し、かつワークWの尾
端が送材グリッパ41の突き当て面49に当った状態で
ワークWの尾端をグリッパ41によってクランプするも
のであるから、ワークWの尾端を送材グリッパ41によ
って正確かつ確実にクランプすることができると共に、
ワークWと送材グリッパ41の相対位置が安定するもの
である。
可能部品の位置と、送材グリッパ41の元の位置と、位
置センサ39によって検出された送材グリッパ41の移
動量とによってワークWの長さ及び位置を検出する構成
であるから、ワークWの長さは勿論のこと先端、尾端の
位置を検出することができるものである。
面図である。
ある。
クの尾端をクランプせしめる説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 加工機本体(3)の後方に設けた前後方
向に長い送材テーブル(23)に、先端部にワーク
(W)の尾端をクランプ自在の送材グリッパ(41)を
設けた送材装置本体(31)を、前後方向へ移動自在に
設けてなる形鋼加工機において、前記ワーク(W)の先
端を所定位置において突き当て可能な部品と、前記送材
装置本体(31)の位置を検出するための位置センサ
(39)とを備えてなり、前記ワーク(W)の先端が突
き当て部品に当接しかつ上記ワーク(W)の尾端が送材
グリッパ(41)の突き当て面(49)に当った状態で
前記ワーク(W)の尾端を前記送材グリッパ(41)に
よってクランプする構成としてなることを特徴とする形
鋼加工機。 - 【請求項2】 加工機本体(3)の後方に設けた前後方
向に長い送材テーブル(23)に、先端部にワーク
(W)の尾端をクランプ自在の送材グリッパ(41)を
設けた送材装置本体(31)を、前後方向へ移動自在に
設けてなる形鋼加工機において、前記ワーク(W)の先
端を所定位置において突き当て可能な部品と、前記送材
装置本体(31)の位置を検出するための位置センサ
(39)とを備えてなり、前記突き当て可能部品の位置
と、送材グリッパ(41)の元の位置と、位置センサ
(39)によって検出された送材グリッパ(41)の移
動量とによって前記ワーク(W)の長さ及び位置を検出
する構成としてなることを特徴とする形鋼加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4945795A JP2999683B2 (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 形鋼加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4945795A JP2999683B2 (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 形鋼加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08243817A JPH08243817A (ja) | 1996-09-24 |
JP2999683B2 true JP2999683B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=12831675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4945795A Expired - Fee Related JP2999683B2 (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 形鋼加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2999683B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103639472B (zh) * | 2013-12-13 | 2015-12-16 | 山东法因数控机械股份有限公司 | 一种数控钻床 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4945795A patent/JP2999683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08243817A (ja) | 1996-09-24 |
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