JPH02103409A - 帯状加工品の連続不良検出修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はリードフレーム等を連続してプレスに依り打ち
抜き加工を行う場合、加工中に発生する製品の横歪によ
る不良設備の、運転を停止せずに検出し、警報の発信及
び自動修正を行うことの出来る帯状加工品の連続不良検
出及び修正法に関する。

「従来の技術」 従来この種の帯状材料の、成型加工装置において、製品
の横歪による不良検出は、抜取りサンプル法か、運転を
中止しての目視に依ることが多く、そのため、リール等
に依る製品保有の場合等は、不良の見落しがあれば大皿
の不良製品発生で大３゜ きな損失を受けるばかりりでなく、品質保証の信頼上で
問題が多かった。

又これの修正には、人手に依りパンチのストローク又は
、ダイスホールダーの位置調整を必要とし、稼働率の低
下と共に余分な労力を費やしていた。

「発明が解決しようとする課題」 本発明は連続成型加工中にＭ転を停止することなく不良
の検出を行い、警報発信数に修正装置を作動せしめて、
自動的に横歪の修正を行う方法を提供することを目的と
するものである。

「課題を解決するための手段」 本発明は、帯状加工品１の流れ方向で、加工品のバ・ｒ
ロット穴１ａ又は１ｂの中心線上に、２組の横移動防止
用のビンローラーユニット３ａ３ｂを設けて、直線進行
を規制し、その上で、ビンローラーユニットの２点間に
現れる横歪量をイメージセンサ−４ａ及びコントローラ
４ｂを用いて検測し、規定値を越えた場合はＷ報器５又
は修正装置６へ信号を送り、各機能を稼働せしめて」２
記課題を解決するものである。

「作用」 本発明は、上記の如くビンローラーユニット３ａ及び３
ｂを設備するものであるから、若し加工品１に横歪が発
生すれば、この２つのピンローラユニット３ａ３ｂ間で
湾曲状の軌跡として現れるので、直線との変位置をイメ
ージセンサ−４ａ及びコントローラ４ｂにより検測し、
連続積算のうえ規定値を越える場合は、一方ではｔ報器
５、又一方では加工機付属の歪修正装置６のサーボモー
ター１０へ信号を送る。

又、この加工品の横歪は、その殆どが材料自体又は加工
作業中に生ずる加工品端部１ｃ又は１ｄの片伸びによる
ものであるので、加工品の反湾曲側端部１ｃ又は１ｄの
表面に、点線又は、面等の部分的打撃圧を連続して加へ
延伸せしめることで修正を行うことが出来る。

よって、コントローラー４ｂの信号に依り、変位即ち歪
の程度に応じた打撃圧を加えるように作動せしめるもの
である。

尚、この打撃圧の調整は、ポンチ７のストローク調整と
修正、ポンチ７ａと加工品１との間隔調整の２方法があ
り、本発明では、間隔調整方式をとり、テーパーブロッ
クユニット８と、移動量調整ネジ９及び、回転角度調整
機構を有するサーボモーター１０との構成に依り、自動
的に打抜き金型のダイスブロック６ａの高さを加減して
打撃圧の調整を行うものである。

「実施例」 以下、添付図面に基き本発明の一実施例について説明す
る。

先ず、第１図は本実施例のプレス加工から製品巻取工程
途中に於ける、不良検出及び修正方法の機器配置を示す
略図的系統図。

第３図は、２組のビンローラーユニット間に於ける加工
品の変形と、検出用イメージセンサ−との関連を示す検
測部平面図。

第２図は、プレス加工機金型に取付けて打撃圧の調整を
行う修正装置。

図中３ａ３ｂは、加工品パイロット穴１ａ又は１ｂをと
らえるビンローラーと、加工品１の押へローラーから成
るビンローラーユニットで、プレス加工終了後、製品巻
取工程迄の間に於て、加工品１を水平に移行するように
設置されたテーブル２上に、一定の必要距離をとって設
置されているこの場合、ビンローラーユニット３ａには
、駆動機構が付属されており、製品の巻取り側にとりつ
けられて、加工品パイロット六をとらえながら加工品を
定速に索引する目的を果す一方、３ｂは加工機側１２に
あり、加工品を押えながら、加工品バイロタ１−穴１ａ
又は１ｂの中心線を、直接的に誘導する役割りを有する
。

依って、加工品１が正常な成品状態にあれば、加工品端
１ｃ又は１ｄ側面も直線状態を保つように構成されてお
り、このピンローラーユニッ１−３ａ３ｂの取付位置の
中央部に、コントローラー４ｂと連携するイメージセン
サ−４ａが設備され。

この出力に依り作動する警報機５を必要な場所に設置す
る。

一方、プレス用金型には、歪修正装置６が組込まれてい
る。

今若し、加工品１に横歪が発生し、イメージセンサ−４
ａにより規定を越える変位量の検測がなされた場合、そ
の検測に基く信号を、１つは警報器５で受信し人手に依
る修正、又はその他適切な処置を講するものであるが、
同時に、前記信号を歪修正機６で受信せしめ、修正ポン
チ７ａの打撃圧を調整して加工品の歪修正を行うもので
ある。

尚、本修正機は、ｎ；Ｉ述の如くテーパーブロックユニ
ット８と、移動量調整ネジ９及び１回転角度調整機能を
有するサーボモーター１０とで構成されているが、更に
、振動に依るゆるみを防止し、確実な位置設定を実現す
る目的で電磁石１１が組込まれており、サーボモーター
１０の駆動中即ち、テーパーブロックユニット８の移動
中吸着せず、停止と同時に吸引力を発生ダイホールダ−
６ａとテーパーブロックユニットツト８を固定するよう
電気的制御を行う方式がとられている。

尚、加工品１の横歪量と、この修正に要する打撃圧を調
整するためのダイスブロック６ａの上下量、並にサーボ
モーター１０の回転数、又は角度と、イメージセンサ−
４ａからの受ｍ間の数値的相関は、予め設計並に実験値
に基き確立せしめておくものである。

更に、加工品の横歪は、材料又は加工成形の状態によっ
て、左右何れの方向に発生するかは不定であり、その為
、歪修正装置は材料の移動方向前後に左右１組設置を要
する。

「発明の効果」 本発明は、以上の方法であるため下記の利点を有する。

イ）加工品の不良は運転を継続し乍ら加工作業直後に発
見され、警報の発信がなされ適切な処置が講ぜられるの
で、品質が保証され、且つ休転に依る稼働率の減少が防
止できる。

口）検査は、光学的に連続して行えるため、目視に依る
検査に比べ能率的であり且つ信頼がおける。

ハ）歪修正機を自動的に作動せしめることが出来るため
、加工機の運転を停止しての修正作業が不要となり、能
率が向上し且つ人件費が節約される。

二）従来の設備も容易に改造出来るため、初期投資も少
なくて済む。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の略図的系統図、第３図は、検測部平
面図、第２図は、修正装置である。 （図面の主な符号の説明） １・・・・・・・・・加工品　　　７ａ・・・・・・・
・・修正ポンチ１ａｌｂ・・・・・・・・・パイロット
穴３ａ３ｂ・・・・・・・・・ピンローラーユニット・
・・・・・・・・テーパーブロックユニットａ・・・・
・・・・・イメージセンサ−０・・・・・・・・・サー
ボモーター

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、固定されたテーブル２上を連続して移動する帯状加
   工品１のパイロット穴の中心線上で、２個所に、加工品
   １の横移動を防止するピンローラユニット３ａ及び３ｂ
   を設け、このピンローラユニット３ａ３ｂ間に、加工品
   の横歪量の検測をするイメージセンサー４ａと、数値の
   演算を行ない信号を発信するコントローラ４ｂで構成さ
   れ、規定値を越えた場合は、一方では警報器５へ、又一
   方では加工機付属の歪修正装置６へ送信し、自動的に加
   工品１の横歪調整を行うことを特徴とする、帯状加工品
   の連続不良検出及び修正法。 ２、センサーからの信号により作動するサーボモーター
   １０と、この回転を利用しダイスブロック６ａの高さを
   調節する機能を有テーパーブロッユニット８と、振動に
   よる緩み防止用の電磁石１１に依り構成された、歪修正
   機構を有することを特徴とする特許請求範囲第１項記載
   の、帯状加工品の連続不良検出及び修正法。