JP2566903Y2 - エアーユニットの安全装置 - Google Patents

エアーユニットの安全装置

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JP2566903Y2
JP2566903Y2 JP9512191U JP9512191U JP2566903Y2 JP 2566903 Y2 JP2566903 Y2 JP 2566903Y2 JP 9512191 U JP9512191 U JP 9512191U JP 9512191 U JP9512191 U JP 9512191U JP 2566903 Y2 JP2566903 Y2 JP 2566903Y2
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紀章 安生
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はエアーユニットの安全
装置に係り、さらに詳しくは、エアーが断状態から復帰
した際の安全性を確保するためのエアーユニットの安全
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、タレットパンチプレス等の工
作機械においては、作業者又はサービスマン等が作業中
に、エアー断等のアクシデントがあった場合、機械の動
作復帰に対して特に安全対策ガ施されていない。つま
り、例えばワークシュータのエアーシリンダのエアーが
止まって(エアー断)、ワークシュータが所定量開かな
かったような場合には、加工された製品が下に落ちない
で引っ掛かった状態となることがある。このような場合
には、作業者が自らの手でワークシュータを押し広げ
て、製品を落とすのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、断状態のエアーが不意に復
活すると、ワークシュータが突然閉じて作業者の手が挟
まれるおそれがある。
【0004】この考案の目的は、このような従来の技術
に着目してなされたものであり、エアー断状態からの自
然復帰を防ぐことにより安全を確保するエアーユニット
の安全装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係るエアーユ
ニットの安全装置は、上記の目的を達成するために、種
々のエアーユニットを駆動するエアーシリンダとエアー
シリンダにエアーを供給するエアー源との間にエアーの
供給状態を監視するエアー圧監視装置とエアーの供給を
支配するエアー断続装置を設けると共に、前記エアー圧
監視装置がエアー断状態を検出した後にエアー復帰状態
を検出した場合には前記エアー断続装置によりエアーの
供給を停止させる制御部を設けたものである。
【0006】
【作用】この考案に係るエアーユニットの安全装置によ
れば、エアーユニットのエアーシリンダとエアー源との
間にエアー圧監視装置を設けてエアー圧を計測するの
で、作動していたエアーユニットのエアー圧が所定圧以
下になるとエアー断状態となったことを検出することが
できる。そして、エアー圧が前記所定圧から上昇したの
をエアー圧監視装置が検出するとエアーが復帰したこと
を検知することができる。従って、この場合には制御部
がエアー断続装置を制御して強制的にエアー断状態を保
ち、エアーシリンダが作動しないようにするので、作業
者が手をエアーユニット内に入れて作業していても突然
エアーシリンダが作動して事故を起こすことがなく、安
全を確保することができる。
【0007】
【実施例】以下この考案の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0008】図4及び図5にはこの考案に係るエアーユ
ニットの安全装置を用いたタレットパンチプレス1を示
している。このタレットパンチプレス1は、ベース3の
両側にサイドフレーム5、7を立設し、さらにこれらサ
イドフレーム5、7の上側に上部フレーム9を備えてな
るものである。
【0009】そして、上部フレーム9の下面には、複数
の打抜き用の上金型11を着脱自在に装着した円盤状の
上部タレット13が、上部回転軸13aによって回転自
在に支持されている。この上部タレット13に対向して
ベース3の上面には、前記上金型11と対をなす複数の
打抜き用の下金型15を着脱自在に装着した下部タレッ
ト17が、下部回転軸17aによって回転自在に支持さ
れている。そして、上部フレーム9の下側には、上金型
11を打撃する打撃子19を装備したラム21が設けら
れている。
【0010】従って、上部タレット13と下部タレット
17は、フレーム内に装備した図示しないタレット用サ
ーボモータにより同期して回転制御され、所望の上金型
11と下金型15の対が打撃子19の真下である加工領
域に選択的に位置決め制御されるようになっている。
【0011】また、下部タレット17の下側のベース3
上面には、撃ち抜いた製品を順次収容していくためのエ
アーユニットのうちの一つとしてのワークシュータ23
がエアーシリンダ25により開閉自在に設けられてい
る。
【0012】さらに、ベース3の上面中央には固定テー
ブル27が設けられ、この固定テーブル27を挟んで左
右両側には図中Y方向に沿って位置決め制御される一対
の可動テーブル29が移動自在に支承されている。そし
て、この可動テーブル29には、固定テーブル27を跨
いだ状態で前後方向に伸ばしたキャレッジベース31が
一体的に装備されている。また、このキャレッジベース
31上には、前後方向(X方向)に移動自在のキャレッ
ジ33が装備されている。このキャレッジ33には、板
状のワークWの一端を把持するクランプ装置35がX方
向に移動自在に装備されている。
【0013】従って、上部タレット13と下部タレット
17の間へのワークWの位置決めは、ワークWを把持す
るクランプ装置35が装備されたキャレッジ33がキャ
レッジベース31上をX方向に移動制御され、且つキャ
レッジベース31がY方向に移動制御されることにより
行われることになる。
【0014】このようにして位置決めされたワークW
は、上部タレット13と下部タレット17を回転位置決
めして選択した所定の上,下金型11、15により撃ち
抜かれる。そして、撃ち抜かれた製品はワークシュータ
23上に落下し、エアーシリンダ25により開閉される
ワークシュータ23が開かれて収容される。
【0015】一方、図1を参照するに、前記エアーシリ
ンダ25は管37によりエアー源39と連結されてお
り、エアー源39からのエアーの圧力によりピストンロ
ッド41を往復駆動するものである。また、管37の途
中には、エアー源39寄りにエアー圧監視装置としての
圧力計43が設けられ、ワークシュータ23等のエアー
ユニット寄りにエアー断続装置としてのエアーロック用
バルブ45が設けられている。
【0016】前記圧力計43及びエアーロック用バルブ
45は制御部47に接続されており、圧力計43からの
エアー圧に従ってエアーロック用バルブ45を制御する
ようになっている。
【0017】図2に、制御部47を構成する制御回路の
一例を示す。この制御回路では、圧力計43の圧力によ
ってオン・オフする圧力計b接点49と、エアーロック
用バルブ45を駆動するソレノイド51と、リセットボ
タン53と、自己保持回路を備えている。この自己保持
回路は、リレー接点A55、リレー接点B57とコイル
59からなり、コイル59に電流が流れるとリレー接点
A55をオンとし、リレー接点B57をオフとしてこの
状態を保持するようになっている。ここで、リセットボ
タン53は押した時のみオフ状態となり、その他の時は
常にオン状態となっている。そして、前記保持状態を解
除するのがリセットボタン53である。また、前記圧力
計b接点49は、圧力計43がハイ状態のときは開いて
おり、圧力計43がロー状態のときは閉じるようになっ
ている。
【0018】上記制御部47の動作を、図3を合わせて
参照しながら説明する。正常時(図中T1時点)には、
所定圧以上のエアーがエアー源39から管37に供給さ
れているので、圧力計43はハイ状態である。このため
圧力計b接点49は開いてオフ状態となっており、リレ
ー接点A55もオフ状態となっている。このとき、ソレ
ノイド51側のリレー接点B57はオン状態となってい
るので、ソレノイド51は作動可能状態にあり、エアー
ロック用バルブ45を開いてエアーをエアーシリンダ2
5に供給することになる。
【0019】一方、何らかの理由によりエアーが一旦断
状態となると(図中T2時点)、圧力が低下してロー状
態となるので圧力計43はロー状態となる。従って、圧
力計b接点49は閉じてオン状態となるので、コイル5
9に電流が流れてリレー接点A55がオン状態となり、
自己保持状態となる。このときリレー接点B57がオフ
状態となるので、ソレノイド51はオフ状態となり、エ
アーロック用バルブ45が閉じた状態となるのでエアー
はエアーシリンダ25に供給されなくなる。
【0020】この状態でエアーが復帰した時(図中T3
時点)には、圧力が上昇するので圧力計43がハイ状態
となる。これに伴い圧力計b接点49が開くが、リレー
接点A55がオン状態であるのでコイル59はオン状態
であり、自己保持状態である。従って、リレー接点B5
7は以前オフ状態であるのでソレノイド51はエアーロ
ック用バルブ45を開くことができず、エアーはエアー
シリンダ25に供給されない。
【0021】そして、補修作業等が完了して再びエアー
シリンダ25を駆動させる時(図中T4時点)には、作
業者が自分でリセットボタン53を押して一旦オフ状態
とする。これにより、コイル59に流れる電流が遮断さ
れるため、リレー接点A55はオフ状態となり、代わり
にリレー接点B57がオン状態となる。従って、ソレノ
イド51がオン状態に復帰してエアーロック用バルブ4
5を開くので、エアーはエアーシリンダ25に供給され
てこれを駆動する。
【0022】このように、エアーシリンダ25とエアー
源39との間に圧力計43を設けてエアー圧を計測する
ので、作動時にエアー圧が所定圧以下になるとエアー断
状態となったことを検出することができる。そして、エ
アー圧が前記所定圧から上昇したのを圧力計43が検出
するとエアーが復帰したことを検知することができる。
従って、この場合には制御部47の制御回路がソレノイ
ド51をオフ状態に保ちエアーロック用バルブ45を閉
じるので、復帰してもエアーはエアーシリンダ25に供
給されないことになる。さらに、リセットボタン53を
押さないかぎりこの状態が保たれるので、不意にエアー
シリンダ25が復帰して作動することにより作業者等を
傷つけることはない。
【0023】尚、上記実施例において示した制御回路は
一例であり、同等の機能を有する回路に置き換えても良
いことはいうまでもない。また、エアーユニットとして
ワークシュータ23を例示したが、本考案はこれに限ら
ず、エアーを用いて駆動する駆動装置に広く適用するこ
とができる。
【0024】
【考案の効果】この考案に係るエアーユニットの安全装
置は以上説明したような構成のものであり、エアーユニ
ットのシリンダとエアー源との間にエアー圧監視装置を
設けてエアー圧を計測するので、作動していたエアーユ
ニットのエアー圧が所定圧以下になるとエアー断状態と
なったことを検出することができる。そして、エアー圧
が前記所定圧から上昇したのをエアー圧監視装置が検出
するとエアーが復帰したことを検知することができる。
従って、この場合には制御部がエアー断続装置を制御し
て強制的にエアー断状態としてエアーシリンダが作動し
ないようにするので、作業者が手をエアーユニット内に
入れて作業していても突然エアーシリンダが作動するこ
とがないので安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るエアーユニットの安全装置の一
実施例を示す説明図である。
【図2】制御部の制御回路の一例を示す回路図である。
【図3】図2に示した制御回路の動きを示したタイムチ
ャートである。
【図4】この考案に係るエアーユニットの安全装置を使
用したタレットパンチプレスを示す正面図である。
【図5】図4中V−V線に沿った平面図である。
【符号の説明】
23 ワークシュータ(エアーユニット) 25 エアーシリンダ 39 エアー源 43 圧力計(エアー圧監視装置) 45 エアーロックバルブ(エアー断続装置) 47 制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々のエアーユニットを駆動するエアー
    シリンダとエアーシリンダにエアーを供給するエアー源
    との間に、エアーの供給状態を監視するエアー圧監視装
    置とエアーの供給を支配するエアー断続装置を設けると
    共に、前記エアー圧監視装置がエアー断状態を検出した
    後にエアー復帰状態を検出した場合には前記エアー断続
    装置によりエアーの供給を停止させる制御部を設けたこ
    とを特徴とするエアーユニットの安全装置。
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