JP3268914B2 - プレスブレーキにおける金型交換方法および装置 - Google Patents
プレスブレーキにおける金型交換方法および装置Info
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- JP3268914B2 JP3268914B2 JP26521593A JP26521593A JP3268914B2 JP 3268914 B2 JP3268914 B2 JP 3268914B2 JP 26521593 A JP26521593 A JP 26521593A JP 26521593 A JP26521593 A JP 26521593A JP 3268914 B2 JP3268914 B2 JP 3268914B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/02—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
- B21D5/0209—Tools therefor
- B21D5/0254—Tool exchanging
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレスブレーキにおける
金型交換方法および装置に係り、さらに詳細には、上金
型としてのパンチと下金型としてのダイとの芯出しを行
った状態を保持して同時に交換する方法および装置に関
する。
金型交換方法および装置に係り、さらに詳細には、上金
型としてのパンチと下金型としてのダイとの芯出しを行
った状態を保持して同時に交換する方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る先行例として、例えば特公
昭55−45288号公報(以下先行例1と称す)、特
公平1−53130号公報(先行例2)および実公平2
−30087号公報(先行例3)等がある。
昭55−45288号公報(以下先行例1と称す)、特
公平1−53130号公報(先行例2)および実公平2
−30087号公報(先行例3)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行例1,2は、
プレスブレーキにおける上下のテーブルに対するパンチ
(上金型)およびダイ(下金型)の交換をそれぞれ別個
の交換装置によって別個に行う構成である。したがって
パンチとダイとの組合せを変更してワークの加工を行う
場合には便利であるが、パンチとダイを交換する毎にパ
ンチとダイとの芯出し作用を行う必要があり、段取り作
業に時間を要すという問題がある。
プレスブレーキにおける上下のテーブルに対するパンチ
(上金型)およびダイ(下金型)の交換をそれぞれ別個
の交換装置によって別個に行う構成である。したがって
パンチとダイとの組合せを変更してワークの加工を行う
場合には便利であるが、パンチとダイを交換する毎にパ
ンチとダイとの芯出し作用を行う必要があり、段取り作
業に時間を要すという問題がある。
【0004】また、先行例3においては、プレスブレー
キにおける上下のテーブルに対してパンチとダイの交換
を同時に又は個別に行うことができ、より便利ではある
が、やはりパンチとダイとの芯出しを行う必要があると
いう問題がある。
キにおける上下のテーブルに対してパンチとダイの交換
を同時に又は個別に行うことができ、より便利ではある
が、やはりパンチとダイとの芯出しを行う必要があると
いう問題がある。
【0005】さらに、従来においては、交換すべきパン
チ,ダイを収納した金型収納部は上下に回転する構成で
あって、パンチ、ダイの収納状態が上下反転される構成
であるから、上下反転時においても何等の問題の無いよ
うにパンチ,ダイを金型収納部に収納しなければなら
ず、金型収納部の構造が複雑であると共に剛性を有する
などの問題もある。
チ,ダイを収納した金型収納部は上下に回転する構成で
あって、パンチ、ダイの収納状態が上下反転される構成
であるから、上下反転時においても何等の問題の無いよ
うにパンチ,ダイを金型収納部に収納しなければなら
ず、金型収納部の構造が複雑であると共に剛性を有する
などの問題もある。
【0006】いずれにしても、従来の技術においては、
プレスブレーキにおける上下のテーブルに対してパン
チ,ダイの着脱交換を行った場合には、その都度パンチ
とダイとの芯出し作業が必要であるので、例えばプログ
ラムによる連続加工が不可能であるという問題があっ
た。
プレスブレーキにおける上下のテーブルに対してパン
チ,ダイの着脱交換を行った場合には、その都度パンチ
とダイとの芯出し作業が必要であるので、例えばプログ
ラムによる連続加工が不可能であるという問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明の方法は、プレスブレーキにおける金
型交換方法にして、(a)プレスブレーキにおける上部
テーブルに長手方向へ移動可能かつ所定位置に固定自在
に装着したパンチホルダにパンチを装着する工程と;
(b)プレスブレーキにおける下部テーブルに長手方向
へ移動可能かつ所定位置に固定自在に装着したダイホル
ダに前記パンチと対応するダイを装着する工程と;
(c)プレスブレーキにおける一方のテーブルを上下動
して前記パンチとダイとを係合して対をなすパンチとダ
イとの芯出しを行う工程と;(d)芯出しを行った後の
パンチ,ダイを保持したパンチホルダ,ダイホルダを対
として、プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置
における可動ラックの適宜の同一の金型収納部へ同時に
直接収納する工程と;(e)前記a,b,c,dの各工
程に従って、金型収納装置における可動ラックの各金型
収納部に予め芯出しを行ったパンチ,ダイを保持した複
数対のパンチホルダ,ダイホルダを収納する工程と;
(f)金型収納装置における可動ラックの所望の金型収
納部をプレスブレーキにおける上下のテーブルの側方位
置の金型交換位置に位置決めし、予め芯しを行ったパン
チ,ダイを保持したパンチホルダ,ダイホルダを対とし
て前記上下のテーブルへ同時に送り出す工程と;よりな
る金型交換方法である。
に鑑みて、本発明の方法は、プレスブレーキにおける金
型交換方法にして、(a)プレスブレーキにおける上部
テーブルに長手方向へ移動可能かつ所定位置に固定自在
に装着したパンチホルダにパンチを装着する工程と;
(b)プレスブレーキにおける下部テーブルに長手方向
へ移動可能かつ所定位置に固定自在に装着したダイホル
ダに前記パンチと対応するダイを装着する工程と;
(c)プレスブレーキにおける一方のテーブルを上下動
して前記パンチとダイとを係合して対をなすパンチとダ
イとの芯出しを行う工程と;(d)芯出しを行った後の
パンチ,ダイを保持したパンチホルダ,ダイホルダを対
として、プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置
における可動ラックの適宜の同一の金型収納部へ同時に
直接収納する工程と;(e)前記a,b,c,dの各工
程に従って、金型収納装置における可動ラックの各金型
収納部に予め芯出しを行ったパンチ,ダイを保持した複
数対のパンチホルダ,ダイホルダを収納する工程と;
(f)金型収納装置における可動ラックの所望の金型収
納部をプレスブレーキにおける上下のテーブルの側方位
置の金型交換位置に位置決めし、予め芯しを行ったパン
チ,ダイを保持したパンチホルダ,ダイホルダを対とし
て前記上下のテーブルへ同時に送り出す工程と;よりな
る金型交換方法である。
【0008】そして、金型収納装置における可動ラック
の各金型収納部は前後方向に並列してあり、可動ラック
の移動方向は前後方向である金型交換方法である。
の各金型収納部は前後方向に並列してあり、可動ラック
の移動方向は前後方向である金型交換方法である。
【0009】金型交換装置は、プレスブレーキの側方位
置に配置した金型収納装置に、複数の金型収納部を前後
方向に並列して備えた可動ラックを前後方向へ移動自在
に設け、予め芯出しを行ったパンチ,ダイを保持したパ
ンチホルダ,ダイホルダを対として支持自在の上部ホル
ダ支持部および下部ホルダ支持部を前記各金型収納部に
上下に離隔して設け、前記プレスブレーキにおける上下
のテーブルに支持されたパンチホルダ,ダイホルダを任
意の金型収納部へ同時に引込み自在、かつ前記上下のテ
ーブルに対応して位置決めされた金型収納部内に収納さ
れている対をなすパンチホルダ,ダイホルダを前記上下
のテーブルへ同時に押出し自在のホルダ搬出入装置を金
型収納装置に設けてなるものである。
置に配置した金型収納装置に、複数の金型収納部を前後
方向に並列して備えた可動ラックを前後方向へ移動自在
に設け、予め芯出しを行ったパンチ,ダイを保持したパ
ンチホルダ,ダイホルダを対として支持自在の上部ホル
ダ支持部および下部ホルダ支持部を前記各金型収納部に
上下に離隔して設け、前記プレスブレーキにおける上下
のテーブルに支持されたパンチホルダ,ダイホルダを任
意の金型収納部へ同時に引込み自在、かつ前記上下のテ
ーブルに対応して位置決めされた金型収納部内に収納さ
れている対をなすパンチホルダ,ダイホルダを前記上下
のテーブルへ同時に押出し自在のホルダ搬出入装置を金
型収納装置に設けてなるものである。
【0010】また、可動ラックに備えた各金型収納部は
下側を開口しており、ホルダ搬出入装置は前記可動ラッ
クの下方位置にガイド部を備え、かつ対をなすパンチホ
ルダ,ダイホルダの一端側を把持自在のホルダクラプを
備えてなるものである。
下側を開口しており、ホルダ搬出入装置は前記可動ラッ
クの下方位置にガイド部を備え、かつ対をなすパンチホ
ルダ,ダイホルダの一端側を把持自在のホルダクラプを
備えてなるものである。
【0011】
【作用】前記構成において、プレスブレーキにおける上
下のテーブルの所定位置に装着したパンチホルダ,ダイ
ホルダにそれぞれ対応するパンチ,ダイを装着して、上
記パンチ,ダイの芯出しを行った後、ホルダ搬出入装置
によってパンチホルダ,ダイホルダを金型収納装置にお
ける可動ラックの金型収納部へ同時に引込むことによ
り、上記金型収納部には、予め芯出しを行った状態のパ
ンチ,ダイを保持したパンチホルダ,ダイホルダが対を
なして収納される。
下のテーブルの所定位置に装着したパンチホルダ,ダイ
ホルダにそれぞれ対応するパンチ,ダイを装着して、上
記パンチ,ダイの芯出しを行った後、ホルダ搬出入装置
によってパンチホルダ,ダイホルダを金型収納装置にお
ける可動ラックの金型収納部へ同時に引込むことによ
り、上記金型収納部には、予め芯出しを行った状態のパ
ンチ,ダイを保持したパンチホルダ,ダイホルダが対を
なして収納される。
【0012】前記可動ラックにおける任意の金型収納部
を、プレスブレーキにおける上下のテーブルに対応した
金型交換位置に位置せしめた後、当該金型収納部に収納
されている対をなすパンチホルダ,ダイホルダを搬出入
装置によって同時に押し出し、前記上下のテーブルの所
定位置に装着することにより、予め芯出しを行って当該
パンチホルダ,ダイホルダに装着されているパンチ,ダ
イの芯が必然的に合うこととなり、改めてパンチ,ダイ
の芯出しを行う必要がないものである。
を、プレスブレーキにおける上下のテーブルに対応した
金型交換位置に位置せしめた後、当該金型収納部に収納
されている対をなすパンチホルダ,ダイホルダを搬出入
装置によって同時に押し出し、前記上下のテーブルの所
定位置に装着することにより、予め芯出しを行って当該
パンチホルダ,ダイホルダに装着されているパンチ,ダ
イの芯が必然的に合うこととなり、改めてパンチ,ダイ
の芯出しを行う必要がないものである。
【0013】したがって、パンチ,ダイの交換後に、芯
出しを行うことなく加工を行うことができるものであ
り、プログラムによる連続加工を行うことができること
となるものである。
出しを行うことなく加工を行うことができるものであ
り、プログラムによる連続加工を行うことができること
となるものである。
【0014】
【実施例】さて、本発明の実施例を説明するに、理解を
容易にするために、先ず全体的構成として、プレスブレ
ーキと金型交換装置との概略的構成およびその配置的関
係について説明する。
容易にするために、先ず全体的構成として、プレスブレ
ーキと金型交換装置との概略的構成およびその配置的関
係について説明する。
【0015】図1を参照するに、プレスブレーキ1に対
してパンチ(上金型)3及びダイ(下金型)5の着脱交
換を行う金型交換装置7は、上記プレスブレーキ1の側
方位置に配置してある。
してパンチ(上金型)3及びダイ(下金型)5の着脱交
換を行う金型交換装置7は、上記プレスブレーキ1の側
方位置に配置してある。
【0016】上記プレスブレーキ1は、一般的なプレス
ブレーキと同様に、C型のサイドフレーム9の上部側に
上部テーブル11を備え、下部側に下部テーブル13を
備えてなるものである。上下のテーブル11,13の適
宜一方は可動テーブルとして、油圧シリンダあるいはサ
ーボモータによって回転されるボールネジ機構などの駆
動装置(図示省略)の駆動によって上下駆動される構成
である。
ブレーキと同様に、C型のサイドフレーム9の上部側に
上部テーブル11を備え、下部側に下部テーブル13を
備えてなるものである。上下のテーブル11,13の適
宜一方は可動テーブルとして、油圧シリンダあるいはサ
ーボモータによって回転されるボールネジ機構などの駆
動装置(図示省略)の駆動によって上下駆動される構成
である。
【0017】プレスブレーキ1における前記上部テーブ
ル11の下部には前記パンチ3を装着した長尺のパンチ
ホルダ15が着脱交換可能に装着してあり、下部テーブ
ル13の上部には前記ダイ5を装着した長尺のダイホル
ダ17が着脱交換可能に装着してある。
ル11の下部には前記パンチ3を装着した長尺のパンチ
ホルダ15が着脱交換可能に装着してあり、下部テーブ
ル13の上部には前記ダイ5を装着した長尺のダイホル
ダ17が着脱交換可能に装着してある。
【0018】前記パンチホルダ15は、図3〜図5に示
すように、断面形状が矩形状の板材よりなるものであっ
て、左右方向(長手方向)の寸法は、前記上部テーブル
11の左右方向の寸法より僅かに短くし形成してある。
上記パンチホルダ15の前面および後面には、図3〜図
5に示すように、傾斜面15Fを上側に形成した溝15
Gが左右方向の全長に亘って形成してあり、下面の前後
方向(図3〜図5においては左右方向)の中央部には左
右方向の全長に亘って突出部15Pが設けてある。
すように、断面形状が矩形状の板材よりなるものであっ
て、左右方向(長手方向)の寸法は、前記上部テーブル
11の左右方向の寸法より僅かに短くし形成してある。
上記パンチホルダ15の前面および後面には、図3〜図
5に示すように、傾斜面15Fを上側に形成した溝15
Gが左右方向の全長に亘って形成してあり、下面の前後
方向(図3〜図5においては左右方向)の中央部には左
右方向の全長に亘って突出部15Pが設けてある。
【0019】上記パンチホルダ15の下部には複数の中
間板21を介して前記パンチ3が着脱交換可能に取付け
てある。上記中間板21は前後を反転してパンチホルダ
15の下部に取付け自在なものであって、パンチホルダ
15の前後面にボルトによって取付けた複数のクランプ
片19と前記突出部15Pとの間に挾持固定されてい
る。
間板21を介して前記パンチ3が着脱交換可能に取付け
てある。上記中間板21は前後を反転してパンチホルダ
15の下部に取付け自在なものであって、パンチホルダ
15の前後面にボルトによって取付けた複数のクランプ
片19と前記突出部15Pとの間に挾持固定されてい
る。
【0020】上記中間板21は前記パンチ3の長手方向
の中央部を下方向へ突出した態様の弯曲を調整するため
のものであって、断面形状がほぼZ形状の上部プレート
23と、上部プレート23の傾斜した下面(傾斜状態は
図示省略)に傾斜した上面を接触せしめて左右方向へ調
整自在の楔部材25より成るものである。
の中央部を下方向へ突出した態様の弯曲を調整するため
のものであって、断面形状がほぼZ形状の上部プレート
23と、上部プレート23の傾斜した下面(傾斜状態は
図示省略)に傾斜した上面を接触せしめて左右方向へ調
整自在の楔部材25より成るものである。
【0021】そして、前記パンチ3は、前記楔部材25
を調整することにより下方向への弯曲が調整可能である
ように、上部プレート23にボルトを介して取付けたク
ランプ片27を介して中間板21に支持されている。
を調整することにより下方向への弯曲が調整可能である
ように、上部プレート23にボルトを介して取付けたク
ランプ片27を介して中間板21に支持されている。
【0022】なお、複数の中間板21における各楔部材
25を調整してパンチ3の中央部が下方向へ突出するよ
うに弯曲調整することは周知であるので、パンチ3の弯
曲調節の作用については説明を省略する。
25を調整してパンチ3の中央部が下方向へ突出するよ
うに弯曲調整することは周知であるので、パンチ3の弯
曲調節の作用については説明を省略する。
【0023】前記パンチ3と協働して板状のワークの折
曲げ加工を行う前記ダイ5を支持した前記ダイホルダ1
7は前記パンチホルダ15と等しい長さに設けてある。
上記ダイホルダ17の断面形状は、図3に示すように矩
形状をなしており、下部の前後面には左右方向(図3に
おいては紙面に直交する方向)の全長に亘ってフランジ
部17Fが形成してある。
曲げ加工を行う前記ダイ5を支持した前記ダイホルダ1
7は前記パンチホルダ15と等しい長さに設けてある。
上記ダイホルダ17の断面形状は、図3に示すように矩
形状をなしており、下部の前後面には左右方向(図3に
おいては紙面に直交する方向)の全長に亘ってフランジ
部17Fが形成してある。
【0024】上記ダイホルダ17の前後面には複数の前
後規制部材29が一体的にかつダイホルダ17の長手方
向へ適宜間隔に取付けてある。上記ダイホルダ17の上
面でかつ前後の規制部材29の間にダイベース31が取
付けてり、このダイベース31の上面に前記ダイ5が取
付けてある。
後規制部材29が一体的にかつダイホルダ17の長手方
向へ適宜間隔に取付けてある。上記ダイホルダ17の上
面でかつ前後の規制部材29の間にダイベース31が取
付けてり、このダイベース31の上面に前記ダイ5が取
付けてある。
【0025】上記ダイベース31は、前後の規制部材2
9を貫通した複数のボルト33によって前後方向(図に
おいて左右方向)へ僅かに調節可能に螺着固定されてい
る。すなわち、例えば前後の規制部材29とダイベース
31との間にスペーサを介在することにより僅かに調節
可能である。なお、ダイホルダ17に対するダイベース
31の前後方向への僅かな調整は、規制部材29に押し
ボルトと引きボルトを装着して、この押しボルト,引き
ボルトを調節する構成とすることも可能であり、種々の
構成を採用することができる。
9を貫通した複数のボルト33によって前後方向(図に
おいて左右方向)へ僅かに調節可能に螺着固定されてい
る。すなわち、例えば前後の規制部材29とダイベース
31との間にスペーサを介在することにより僅かに調節
可能である。なお、ダイホルダ17に対するダイベース
31の前後方向への僅かな調整は、規制部材29に押し
ボルトと引きボルトを装着して、この押しボルト,引き
ボルトを調節する構成とすることも可能であり、種々の
構成を採用することができる。
【0026】しかし、プレスブレーキ1における上下の
テーブル11,13にパンチホルダ15,ダイホルダ1
7を装着してパンチ3とダイ5を係合したときに、高精
度に装着してあってパンチ3とダイ5の前後方向の芯が
予め出ている場合には、ダイベース31の前後方向の調
整は必ずしも必要とするものではないものである。
テーブル11,13にパンチホルダ15,ダイホルダ1
7を装着してパンチ3とダイ5を係合したときに、高精
度に装着してあってパンチ3とダイ5の前後方向の芯が
予め出ている場合には、ダイベース31の前後方向の調
整は必ずしも必要とするものではないものである。
【0027】前述のごとくパンチ3を装着した前記パン
チホルダ15を前記上部テーブル11を着脱交換自在で
あるように、上部テーブル11の下面には左右方向に延
伸したガイド部材35が取付けてある。また、上部テー
ブル11の前後面には複数のガイドブラケット37が左
右方向へ適宜間隔に取付けてある。そして、上記ガイド
ブラケット37の下部には、前記パンチホルダ15の前
記傾斜面15Fを案内する複数のガイドローラ39が回
転自在に取付けてある。
チホルダ15を前記上部テーブル11を着脱交換自在で
あるように、上部テーブル11の下面には左右方向に延
伸したガイド部材35が取付けてある。また、上部テー
ブル11の前後面には複数のガイドブラケット37が左
右方向へ適宜間隔に取付けてある。そして、上記ガイド
ブラケット37の下部には、前記パンチホルダ15の前
記傾斜面15Fを案内する複数のガイドローラ39が回
転自在に取付けてある。
【0028】さらに、前記上部テーブル11の後面の複
数箇所には、図3に示すように、位置決め装置41が装
着してある。この位置決め装置41は、本実施例におい
てはピストン43Pを動自在に内装したシリンダブロッ
ク43よりなるものであり、上記シリンダブロック43
には、上記ピストン43Pにより押されることにより、
前記パンチホルダ15の傾斜面15Fを上方向へ押圧自
在の押圧レバー45がピン47を介して枢着してある。
数箇所には、図3に示すように、位置決め装置41が装
着してある。この位置決め装置41は、本実施例におい
てはピストン43Pを動自在に内装したシリンダブロッ
ク43よりなるものであり、上記シリンダブロック43
には、上記ピストン43Pにより押されることにより、
前記パンチホルダ15の傾斜面15Fを上方向へ押圧自
在の押圧レバー45がピン47を介して枢着してある。
【0029】上記構成により、上記位置決め装置41の
シリンダブロック43へ作動流体を供給し、ピストン4
3Pによって押圧レバー45を押圧作動すると、この押
圧レバー45の先端部によってパンチホルダ15は前記
ガイド部材35の下面及び前記ガイドブラケット37の
内側面に密着するよに押圧され位置決めされる。
シリンダブロック43へ作動流体を供給し、ピストン4
3Pによって押圧レバー45を押圧作動すると、この押
圧レバー45の先端部によってパンチホルダ15は前記
ガイド部材35の下面及び前記ガイドブラケット37の
内側面に密着するよに押圧され位置決めされる。
【0030】上述のごとく位置決めされたパンチホルダ
15を固定するために、前記上部テーブル11の後面の
複数箇所には、図4に示すように、上部固定装置49が
装着してある。この上部固定装置49は、前記パンチホ
ルダ15を前記ガイドブラケット37側へ押圧固定自在
のピストン51Pを移動自在に内装したシリンダブロッ
ク51よりなるものである。
15を固定するために、前記上部テーブル11の後面の
複数箇所には、図4に示すように、上部固定装置49が
装着してある。この上部固定装置49は、前記パンチホ
ルダ15を前記ガイドブラケット37側へ押圧固定自在
のピストン51Pを移動自在に内装したシリンダブロッ
ク51よりなるものである。
【0031】上記構成により、シリンダブロック51内
へ作動流体を供給することにより、パンチホルダ15は
ピストン51Pによってガイドブラケット37側へ押圧
固定されることとなる。
へ作動流体を供給することにより、パンチホルダ15は
ピストン51Pによってガイドブラケット37側へ押圧
固定されることとなる。
【0032】なお、前記位置決め装置41における押圧
レバー45による押圧が強力である場合には、前記上部
固定装置49を省略することも可能である。
レバー45による押圧が強力である場合には、前記上部
固定装置49を省略することも可能である。
【0033】前記ダイ5を支持した前記ダイホルダ17
を下部テーブル13に対して着脱交換自在であるよう
に、図3に示すように、下部テーブル13の上面にはガ
イド部材53が取付けてある。この下部のガイド部材5
3は上部のガイド部材35とほぼ等しい長さに設けてあ
り、このガイド部材53の上面には、ダイホルダ17を
左右方向に案内自在のガイド溝53Gが左右方向に形成
してある。
を下部テーブル13に対して着脱交換自在であるよう
に、図3に示すように、下部テーブル13の上面にはガ
イド部材53が取付けてある。この下部のガイド部材5
3は上部のガイド部材35とほぼ等しい長さに設けてあ
り、このガイド部材53の上面には、ダイホルダ17を
左右方向に案内自在のガイド溝53Gが左右方向に形成
してある。
【0034】上記ガイド部材53におけるガイド溝53
Gの底部の複数箇所には、左右方向に適宜に離隔してピ
ストン55Pが設けられてあり、各ピストン55Pに上
下動自在に嵌合したシリンダブロック55には、前記ダ
イホルダ17の下面を僅かに押上げて支持する支持ロー
ラ57が回転自在に取付けてある。
Gの底部の複数箇所には、左右方向に適宜に離隔してピ
ストン55Pが設けられてあり、各ピストン55Pに上
下動自在に嵌合したシリンダブロック55には、前記ダ
イホルダ17の下面を僅かに押上げて支持する支持ロー
ラ57が回転自在に取付けてある。
【0035】また、前記下部テーブル13の前面には、
前記ダイホルダ17を固定自在の下部固定装置59が取
付けてある。この下部固定装置59は、ピストン61P
を移動自在に内装したシリンダブロック61よりなるも
のである。このシリンダブロック61には、上記ピスト
ン61Pにより押圧されることにより、前記ダイホルダ
17を前記ガイド部材53におけるガイド溝53Gの一
側へ押圧固定する押圧レバー63がピン65を介して枢
着してある。
前記ダイホルダ17を固定自在の下部固定装置59が取
付けてある。この下部固定装置59は、ピストン61P
を移動自在に内装したシリンダブロック61よりなるも
のである。このシリンダブロック61には、上記ピスト
ン61Pにより押圧されることにより、前記ダイホルダ
17を前記ガイド部材53におけるガイド溝53Gの一
側へ押圧固定する押圧レバー63がピン65を介して枢
着してある。
【0036】上記構成により、下部固定装置59におけ
るシリンダブロック61に作動流体を供給することによ
り、ダイホルダ17はガイド部材53に固定されるもの
である。
るシリンダブロック61に作動流体を供給することによ
り、ダイホルダ17はガイド部材53に固定されるもの
である。
【0037】以上のごとき構成により、プレスブレーキ
1における上下のテーブル11,13に対してパンチホ
ルダ15,ダイホルダ17を左右方向へ移動可能、かつ
上下のテーブル11,13の所定位置にパンチホルダ1
5,ダイホルダ17を固定支持自在であることが理解さ
れよう。
1における上下のテーブル11,13に対してパンチホ
ルダ15,ダイホルダ17を左右方向へ移動可能、かつ
上下のテーブル11,13の所定位置にパンチホルダ1
5,ダイホルダ17を固定支持自在であることが理解さ
れよう。
【0038】前記プレスブレーキ1における上下のテー
ブル11,13に装着したパンチホルダ15,ダイホル
ダ17を着脱交換するための前記金型交換装置7は、パ
ンチホルダ15とダイホルダ17とを対として収納自在
の金型収納装置をなすものであって、本実施例において
は次のように構成してある。
ブル11,13に装着したパンチホルダ15,ダイホル
ダ17を着脱交換するための前記金型交換装置7は、パ
ンチホルダ15とダイホルダ17とを対として収納自在
の金型収納装置をなすものであって、本実施例において
は次のように構成してある。
【0039】すなわち、金型交換装置7は、図1,図2
に示すように、型鋼等を四角形状に組立てたフレーム6
7を備えている。このフレーム67の上部には前後方向
(図2において左右方向)に延伸したガイドビーム69
が設けてあり、このガイドビーム69の下面には前後方
向のガイドレール71が設けてある。
に示すように、型鋼等を四角形状に組立てたフレーム6
7を備えている。このフレーム67の上部には前後方向
(図2において左右方向)に延伸したガイドビーム69
が設けてあり、このガイドビーム69の下面には前後方
向のガイドレール71が設けてある。
【0040】上記ガイドレール71には、スライダ73
を介して可動ラック75が前後方向へ移動自在に支承さ
れている。また、上記可動ラック75をガイドレール7
1に沿って前後方向へ移動し位置決めするために、サー
ボモータ(図示省略)によって回転されるボールネジ機
構を備えた移動位置決め装置76がフレーム67に設け
てある。
を介して可動ラック75が前後方向へ移動自在に支承さ
れている。また、上記可動ラック75をガイドレール7
1に沿って前後方向へ移動し位置決めするために、サー
ボモータ(図示省略)によって回転されるボールネジ機
構を備えた移動位置決め装置76がフレーム67に設け
てある。
【0041】前記可動ラック75は、複数の金型収納部
77を前後方向に並列に備えている。より詳細には、図
6に示すように、可動ラック75は型鋼を格子状に組合
せた上部フレーム79を備えており、この上部フレーム
79の下面には、複数の支持フレーム81が前後方向
(図6においては左右方向)に適宜間隔に垂設してあ
り、上記各支持フレーム81の間に前記金型収納部77
が形成されている。
77を前後方向に並列に備えている。より詳細には、図
6に示すように、可動ラック75は型鋼を格子状に組合
せた上部フレーム79を備えており、この上部フレーム
79の下面には、複数の支持フレーム81が前後方向
(図6においては左右方向)に適宜間隔に垂設してあ
り、上記各支持フレーム81の間に前記金型収納部77
が形成されている。
【0042】上記各金型収納部77は下側を開口してお
り、この金型収納部77の上部には、前記パンチホルダ
15の前記傾斜面15Fを移動自在に支持する複数の支
持ローラ83を備えた上部ホルダ支持部85が設けてあ
る。また、前記金型収納部77の下部には、ダイホルダ
17を支持する複数の支持ローラ87を前記各支持フレ
ーム81の前後両面に設けることによって、前記ダイホ
ルダ17を支持する下部ホルダ支持部89が設けられて
いる。
り、この金型収納部77の上部には、前記パンチホルダ
15の前記傾斜面15Fを移動自在に支持する複数の支
持ローラ83を備えた上部ホルダ支持部85が設けてあ
る。また、前記金型収納部77の下部には、ダイホルダ
17を支持する複数の支持ローラ87を前記各支持フレ
ーム81の前後両面に設けることによって、前記ダイホ
ルダ17を支持する下部ホルダ支持部89が設けられて
いる。
【0043】前記金型収納部77内において前記上部ホ
ルダ支持部85に支持されたパンチホルダ15を固定す
るために、可動ラック75における前記上部フレーム7
9の上部には前後方向に延伸したブラケット91が取付
けてあり、このブラケット91には、各金型収納部77
に対応して複数の固定シリンダ93が装着してある。
ルダ支持部85に支持されたパンチホルダ15を固定す
るために、可動ラック75における前記上部フレーム7
9の上部には前後方向に延伸したブラケット91が取付
けてあり、このブラケット91には、各金型収納部77
に対応して複数の固定シリンダ93が装着してある。
【0044】上記固定シリンダ93に上下動自在に備え
たピストンロッド93Rの下部には、図7に示すよう
に、パンチホルダ15の移動を規制する溝形の規制部材
95およびパンチホルダ15の上面に形成した係合孔1
5Hに係脱自在の係止ピン97が取付けてある。
たピストンロッド93Rの下部には、図7に示すよう
に、パンチホルダ15の移動を規制する溝形の規制部材
95およびパンチホルダ15の上面に形成した係合孔1
5Hに係脱自在の係止ピン97が取付けてある。
【0045】したがって、前記シリンダ93を作動し
て、規制部材95によってパンチホルダ15を規制し、
かつ係止ピン97を係合孔15Hに係合することによ
り、上部ホルダ支持部85に支持されているパンチホル
ダ15を不動状態に固定することができるものである。
て、規制部材95によってパンチホルダ15を規制し、
かつ係止ピン97を係合孔15Hに係合することによ
り、上部ホルダ支持部85に支持されているパンチホル
ダ15を不動状態に固定することができるものである。
【0046】前記下部ホルダ支持部89に支持されてい
るダイホルダ17を固定するために、前記各支持フレー
ム81の端部にはショットピンシリンダ99がそれぞれ
装着してあり、このショットピンシリンダ99に備えた
ショットピン(図示省略)は、前記ダイホルダ17に設
けた係合孔(図示省略)に係合離脱自在に設けられてい
る。
るダイホルダ17を固定するために、前記各支持フレー
ム81の端部にはショットピンシリンダ99がそれぞれ
装着してあり、このショットピンシリンダ99に備えた
ショットピン(図示省略)は、前記ダイホルダ17に設
けた係合孔(図示省略)に係合離脱自在に設けられてい
る。
【0047】したがって、上記各ショットピンシリンダ
99のショットピンをダイホルダ17の各係合孔に係合
することにより、各ダイホルダ17は各下部ホルダ支持
部89に固定されるものである。
99のショットピンをダイホルダ17の各係合孔に係合
することにより、各ダイホルダ17は各下部ホルダ支持
部89に固定されるものである。
【0048】既に理解されるように、前記可動ラック7
5における各金型収納部77には上下に離隔して上部ホ
ルダ支持部85と下部ホルダ支持部89とが設けてある
ので、上下に対応しかつ予め芯出しを行った状態のパン
チ3,ダイ5を支持したパンチホルダ15とダイホルダ
17とを対として同一の金型収納部77に対して同時に
収納することができ、また同時に搬出することができる
ものである。
5における各金型収納部77には上下に離隔して上部ホ
ルダ支持部85と下部ホルダ支持部89とが設けてある
ので、上下に対応しかつ予め芯出しを行った状態のパン
チ3,ダイ5を支持したパンチホルダ15とダイホルダ
17とを対として同一の金型収納部77に対して同時に
収納することができ、また同時に搬出することができる
ものである。
【0049】また、複数の金型収納部77は前後方向に
並設してあり、可動ラック75が前後方向に移動する構
成であって、上下反転する構成でないので、各金型収納
部77内に収納されている対としてのパンチ3,ダイ5
の支持構造が簡単になるものである。
並設してあり、可動ラック75が前後方向に移動する構
成であって、上下反転する構成でないので、各金型収納
部77内に収納されている対としてのパンチ3,ダイ5
の支持構造が簡単になるものである。
【0050】前記プレスブレーキ1における上下のテー
ブル11,13と前記可動ラック75の各金型収納部7
7との間において金型の交換(パンチホルダ15とダイ
ホルダ17の交換)を行うために、前記金型交換装置7
には、プレスブレーキ1の上下のテーブル11,13か
らパンチホルダ15,ダイホルダ17を可動ラック75
の金型収納部77へ同時に引込み自在、かつ金型収納部
77内のパンチホルダ15,ダイホルダ17を前記上下
のテーブル11,13へ同時に押出し自在のホルダ搬出
入装置101が設けられている。
ブル11,13と前記可動ラック75の各金型収納部7
7との間において金型の交換(パンチホルダ15とダイ
ホルダ17の交換)を行うために、前記金型交換装置7
には、プレスブレーキ1の上下のテーブル11,13か
らパンチホルダ15,ダイホルダ17を可動ラック75
の金型収納部77へ同時に引込み自在、かつ金型収納部
77内のパンチホルダ15,ダイホルダ17を前記上下
のテーブル11,13へ同時に押出し自在のホルダ搬出
入装置101が設けられている。
【0051】より詳細には、図1,図2に示すように、
金型交換装置7のフレーム67には左右方向に延伸した
支持ビーム103が設けてあり、この支持ビーム103
の左右両端部に設けた軸受105には左右方向に延伸し
たボールネジ107の左右両端部が回転自在に支承され
ている。
金型交換装置7のフレーム67には左右方向に延伸した
支持ビーム103が設けてあり、この支持ビーム103
の左右両端部に設けた軸受105には左右方向に延伸し
たボールネジ107の左右両端部が回転自在に支承され
ている。
【0052】上記ボールネジ107はサーボモータ(図
示省略)によって回転されるものであり、このボールネ
ジ107に移動自在に螺合したナット部材109には、
先端部がプレスブレーキ1の方向へ延伸した逆L字形状
のアーム111が立設してある。そして、このアーム1
11の先端部の上下には、前記パンチホルダ15および
ダイホルダ17の端部に取付けたブラケット113,1
15を把持自在のパンチホルダクランプ117およびダ
イホルダクランプ119が装着してある。
示省略)によって回転されるものであり、このボールネ
ジ107に移動自在に螺合したナット部材109には、
先端部がプレスブレーキ1の方向へ延伸した逆L字形状
のアーム111が立設してある。そして、このアーム1
11の先端部の上下には、前記パンチホルダ15および
ダイホルダ17の端部に取付けたブラケット113,1
15を把持自在のパンチホルダクランプ117およびダ
イホルダクランプ119が装着してある。
【0053】上記パンチホルダクランプ117及びダイ
ホルダクランプ119は、前記ブラケット113,11
5を把持,解放できれば良いものであり、例えば通常の
ロボットハンドの構成を採用しても良いものであるか
ら、上記両クランプ117,119の詳細については説
明を省略する。
ホルダクランプ119は、前記ブラケット113,11
5を把持,解放できれば良いものであり、例えば通常の
ロボットハンドの構成を採用しても良いものであるか
ら、上記両クランプ117,119の詳細については説
明を省略する。
【0054】以上のごとき構成において、プレスブレー
キ1における上下のテーブル11,13に対してパンチ
3,ダイ5の着脱交換を行うには、先ず、パンチホルダ
15及びダイホルダ17を上部テーブル11,下部テー
ブル13の所定位置に位置決めし、上下の固定装置4
9,59によってそれぞれ固定する。
キ1における上下のテーブル11,13に対してパンチ
3,ダイ5の着脱交換を行うには、先ず、パンチホルダ
15及びダイホルダ17を上部テーブル11,下部テー
ブル13の所定位置に位置決めし、上下の固定装置4
9,59によってそれぞれ固定する。
【0055】そして、パンチホルダ15とダイホルダ1
7とに対応するパンチ3,ダイ5を装着し、かつ可動側
のテーブルを上下動して上記パンチ3とダイ5とを係合
し、パンチ3とダイ5の芯出しを行ってパンチ3,ダイ
5をパンチホルダ15,ダイホルダ17に固定する。
7とに対応するパンチ3,ダイ5を装着し、かつ可動側
のテーブルを上下動して上記パンチ3とダイ5とを係合
し、パンチ3とダイ5の芯出しを行ってパンチ3,ダイ
5をパンチホルダ15,ダイホルダ17に固定する。
【0056】上述のようにパンチ3とダイ5の芯出しを
行った後、ホルダ搬出入装置101におけるパンチホル
ダクランプ117,ダイホルダクランプ119によって
パンチホルダ15に備えたブラケット113およびダイ
ホルダ17に備えたブラケット115を把持する。
行った後、ホルダ搬出入装置101におけるパンチホル
ダクランプ117,ダイホルダクランプ119によって
パンチホルダ15に備えたブラケット113およびダイ
ホルダ17に備えたブラケット115を把持する。
【0057】その後、パンチホルダ15及びダイホルダ
17の固定を解除した後、ボールネジ107を駆動し
て、可動ラック75において上下のテーブル11,13
の側方位置の金型交換位置に位置決めしてある金型収納
部77の上下のホルダ支持部85,89へパンチホルダ
15,ダイホルダ17を引込み、固定シリンダ93及び
ショットピンシリンダ99を作動して、パンチホルダ1
5及びダイホルダ17をそれぞれ固定する。
17の固定を解除した後、ボールネジ107を駆動し
て、可動ラック75において上下のテーブル11,13
の側方位置の金型交換位置に位置決めしてある金型収納
部77の上下のホルダ支持部85,89へパンチホルダ
15,ダイホルダ17を引込み、固定シリンダ93及び
ショットピンシリンダ99を作動して、パンチホルダ1
5及びダイホルダ17をそれぞれ固定する。
【0058】上述のごとき動作を行って、芯出しを行っ
た状態でパンチ3,ダイ5を保持した対のパンチホルダ
15,ダイホルダ17を、前記可動ラック75における
各金型収納部77に収納する。したがって、上記金型収
納部77には、予め芯出しを行ったパンチ3,ダイ5を
保持したパンチホルダ15,ダイホルダ17が対として
準備され収納されているものである。
た状態でパンチ3,ダイ5を保持した対のパンチホルダ
15,ダイホルダ17を、前記可動ラック75における
各金型収納部77に収納する。したがって、上記金型収
納部77には、予め芯出しを行ったパンチ3,ダイ5を
保持したパンチホルダ15,ダイホルダ17が対として
準備され収納されているものである。
【0059】上述のごとく、可動ラック75の各金型収
納部77にパンチホルダ15,ダイホルダ17を収納し
た状態にあるときと、可動ラック75を前後方向に移動
して所望の金型収納部77をプレスブレーキ1における
上下のテーブル11,13に対応した金型交換位置に位
置決めする。
納部77にパンチホルダ15,ダイホルダ17を収納し
た状態にあるときと、可動ラック75を前後方向に移動
して所望の金型収納部77をプレスブレーキ1における
上下のテーブル11,13に対応した金型交換位置に位
置決めする。
【0060】そして、ホルダ搬出入装置101における
パンチホルダクランプ117,ダイホルダクランプ11
9で各ブラケット113,115をクランプし、対をな
すパンチホルダ15とダイホルダ17とをプレスブレー
キ1における上下のテーブル11,13の所定位置まで
同時に押出し、上下の固定装置49,59によって固定
することにより、上下のテーブル11,13に対するパ
ンチホルダ15,ダイホルダ17の装着が行われる。
パンチホルダクランプ117,ダイホルダクランプ11
9で各ブラケット113,115をクランプし、対をな
すパンチホルダ15とダイホルダ17とをプレスブレー
キ1における上下のテーブル11,13の所定位置まで
同時に押出し、上下の固定装置49,59によって固定
することにより、上下のテーブル11,13に対するパ
ンチホルダ15,ダイホルダ17の装着が行われる。
【0061】上述のごとく、パンチホルダ15とダイホ
ルダ17とをプレスブレーキ1における上下のテーブル
11,13の所定位置に固定したとき、上記パンチホル
ダ15に支持されたパンチ3とダイホルダ17に支持さ
れたダイ5は予め芯出しが行われているので、改めて芯
出しを行う必要がなく、直ちにワークの折曲げ加工が可
能なものである。
ルダ17とをプレスブレーキ1における上下のテーブル
11,13の所定位置に固定したとき、上記パンチホル
ダ15に支持されたパンチ3とダイホルダ17に支持さ
れたダイ5は予め芯出しが行われているので、改めて芯
出しを行う必要がなく、直ちにワークの折曲げ加工が可
能なものである。
【0062】したがって、プレスブレーキ1に対してパ
ンチ3,ダイ5の着脱交換をプログラムに従って順次行
って加工を連続的に行うことが可能なものである。
ンチ3,ダイ5の着脱交換をプログラムに従って順次行
って加工を連続的に行うことが可能なものである。
【0063】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、金型交換装置における可動
ラックにおける各金型収納部には、予め芯出しを行った
パンチ,ダイを支持したパンチホルダ,ダイホルダが対
として収納されており、この対をなすパンチホルダとダ
イホルダとを、プレスブレーキにおける上下のテーブル
に対にして同時に着脱交換するものであるから、パンチ
とダイの着脱交換を行う毎にパンチとダイの芯出しを改
めて行う必要がないものである。
るように、本発明によれば、金型交換装置における可動
ラックにおける各金型収納部には、予め芯出しを行った
パンチ,ダイを支持したパンチホルダ,ダイホルダが対
として収納されており、この対をなすパンチホルダとダ
イホルダとを、プレスブレーキにおける上下のテーブル
に対にして同時に着脱交換するものであるから、パンチ
とダイの着脱交換を行う毎にパンチとダイの芯出しを改
めて行う必要がないものである。
【0064】したがって本発明によれば、プレスブレー
キにおける上下のテーブルに対するパンチ,ダイの着脱
交換をプログラムに従って順次行なって、ワークの加工
をプログラムによって連続的に順次行うことができるも
のであり、例えばロボット等との組合せによる省力化、
無人化を容易に図ることができるものである。
キにおける上下のテーブルに対するパンチ,ダイの着脱
交換をプログラムに従って順次行なって、ワークの加工
をプログラムによって連続的に順次行うことができるも
のであり、例えばロボット等との組合せによる省力化、
無人化を容易に図ることができるものである。
【図1】本発明に係る装置とプレスブレーキとを示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】プレスブレーキの主要部分の1部の側断面図で
ある。
ある。
【図4】プレスブレーキの主要部分の1部の側断面図で
ある。
ある。
【図5】プレスブレーキの主要部分の1部の側断面図で
ある。
ある。
【図6】可動ラック部の側面図である。
【図7】図6の主要部分の1部を拡大し断面した側面図
である。
である。
1 プレスブレーキ 3 パンチ 5 ダイ 7 金型交換装置 11 上部テーブル 13 下部テーブル 15 パンチホルダ 17 ダイホルダ 75 可動ラック 77 金型収納部 85 上部ホルダ支持部 89 下部ホルダ支持部 101 ホルダ搬出入装置
Claims (4)
- 【請求項1】 プレスブレーキにおける金型交換方法に
して、次の各工程よりなることを特徴とする金型交換方
法。 (a)プレスブレーキにおける上部テーブルに長手方向
へ移動可能かつ所定位置に固定自在に装着したパンチホ
ルダにパンチを装着する工程、(b)プレスブレーキに
おける下部テーブルに長手方向へ移動可能かつ所定位置
に固定自在に装着したダイホルダに前記パンチと対応す
るダイを装着する工程、(c)プレスブレーキにおける
一方のテーブルを上下動して前記パンチとダイとを係合
して対をなすパンチとダイとの芯出しを行う工程、
(d)芯出しを行った後のパンチ,ダイを保持したパン
チホルダ,ダイホルダを対として、プレスブレーキの側
方に配置した金型収納装置における可動ラックの適宜の
同一の金型収納部へ同時に直接収納する工程、(e)前
記a,b,c,dの各工程に従って、金型収納装置にお
ける可動ラックの各金型収納部に予め芯出しを行ったパ
ンチ,ダイを保持した複数対のパンチホルダ,ダイホル
ダを収納する工程、(f)金型収納装置における可動ラ
ックの所望の金型収納部をプレスブレーキにおける上下
のテーブルの側方位置の金型交換位置に位置決めし、予
め芯出しを行ったパンチ,ダイを保持したパンチホル
ダ,ダイホルダを対として前記上下のテーブルへ同時に
送り出す工程。 - 【請求項2】 金型収納装置における可動ラックの各金
型収納部は前後方向に並列してあり、可動ラックの移動
方向は前後方向であることを特徴とする請求項1に記載
のプレスブレーキにおける金型交換方法。 - 【請求項3】 プレスブレーキの側方位置に配置した金
型収納装置に、複数の金型収納部を前後方向に並列して
備えた可動ラックを前後方向へ移動自在に設け、予め芯
出しを行ったパンチ,ダイを対として保持したパンチホ
ルダ,ダイホルダを対として支持自在の上部ホルダ支持
部および下部ホルダ支持部を前記各金型収納部に上下に
離隔して設け、前記プレスブレーキにおける上下のテー
ブルに支持されたパンチホルダ,ダイホルダを任意の金
型収納部へ同時に引込み自在、かつ前記上下のテーブル
に対応して位置決めされた金型収納部内に収納されてい
る対をなすパンチホルダ,ダイホルダを前記上下のテー
ブルへ同時に押出し自在のホルダ搬出入装置を金型収納
装置に設けてなることを特徴とするプレスブレーキにお
ける金型交換装置。 - 【請求項4】 可動ラックに備えた各金型収納部は下側
を開口しており、ホルダ搬出入装置は前記可動ラックの
下方位置にガイド部を備え、かつ対をなすパンチホル
ダ,ダイホルダの一端側を把持自在のホルダクラプを備
えてなることを特徴とする請求項3に記載のプレスブレ
ーキにおける金型交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26521593A JP3268914B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | プレスブレーキにおける金型交換方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26521593A JP3268914B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | プレスブレーキにおける金型交換方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116734A JPH07116734A (ja) | 1995-05-09 |
JP3268914B2 true JP3268914B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=17414129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26521593A Expired - Fee Related JP3268914B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | プレスブレーキにおける金型交換方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268914B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09295076A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Amada Co Ltd | 折曲げ加工方法およびその装置 |
JP5041474B2 (ja) * | 2007-04-17 | 2012-10-03 | 協和マシン株式会社 | 板材曲げ加工機 |
AT509980B1 (de) * | 2010-12-20 | 2012-01-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Fertigungsanlage mit werkzeugspeicher |
DE102014116386A1 (de) * | 2014-11-10 | 2016-05-12 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co.Kg. | Biegepresse und Beschickungsvorrichtung für eine Biegepresse |
AT516043B1 (de) | 2014-11-12 | 2016-02-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Biegepresse und Beschickungsvorrichtung für eine Biegepresse |
AT518520B1 (de) * | 2016-05-25 | 2017-11-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co Kg | Werkzeug-Speichersystem, Fertigungsanlage sowie Verfahren zum Manipulieren mit einem derartigen Werkzeug-Speichersystem |
CN108480474B (zh) * | 2018-06-15 | 2023-04-11 | 金凯达(佛山)智能装备有限公司 | 一种方管折边机芯模的换模装置 |
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