JP5041474B2 - 板材曲げ加工機 - Google Patents

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本発明は、押え金型と下金型とで板材をクランプしつつ、ベンドビームに取り付けた曲げ金型を板材に押し当てしごき曲げする板材曲げ加工機に関し、特に押え金型の下側に特殊曲げ形状用の交換金型を自動装着できるとともに複数種類の交換金型をストックできる曲げ加工機に係る。
板材の曲げ加工機では、押えラムに通常取り付けてある押え金型では曲げ加工出来ない、例えば滑らかな曲面を形成する等の特殊な曲げ形状の場合にこの押え金型を交換する作業が大変なので、特殊な曲げ形状に合わせた交換金型を押え金型の下に装着することで対応することは公知である。
しかし、この交換金型の装脱着は機械を停止して手作業で行われているため機械稼働率を下げる上に危険な作業であった。
特許第3795625号公報には自動的に交換金型を装着する技術を開示するが、一種類の交換金型しか用いることが出来ず、多種の特殊な曲げ加工に対応するには、やはり交換金型を手作業で交換する必要があった。
また、交換金型を押え金型の下にセットする場合に、交換金型の旋回装置も上下方向に移動しなければならないので構造が複雑になるのみならずセットに時間がかかった。
特許第3795625号公報
本発明は上記技術的課題に鑑みて、交換金型を機敏に且つ位置精度高く押え金型の下側に装着することができ、複数の異なる交換金型を自動交換できることで自動運転可能な板材の曲げ加工機を提供することを目的とする。
本発明に係る板材曲げ加工機は、相対的に開閉する押え金型と下金型との間に板材をクランプしつつ、側部から曲げ金型を板材に押し当てて曲げ加工する板材曲げ加工機であって、押え金型の下側にセットするための交換金型を装着してあるホルダと、当該ホルダを曲げ加工機本体にセット及び退避する装着装置と、当該ホルダを装着装置に供給及び装着装置から引き取る金型ストッカ装置とを備え、装着装置は、ホルダの装着位置を位置決めするための位置決め装置を有し、位置決め装置は、押え金型と平行に複数のローラーを配置したローラーベースと、押え金型に対して出入方向の位置を決める基準面及び押圧駆動具と、左右方向の位置を決めるロック具とを有し、ホルダをローラーベースに沿ってスライドし、ホルダを基準面に向けて押圧駆動具で押圧することで出入方向を位置決めし、ロック具で左右方向を位置決めするものであり、金型ストッカ装置は、複数のホルダ収納装置を有し、ホルダ収納装置は、ホルダを収納するホルダガイド手段と、ホルダを装着装置に供給及び装着装置から引き取るホルダ駆動手段とを有し、複数有するホルダ収納装置のうち、ホルダを相互移動する所定のホルダ収納装置と装着装置との位置決めを押え金型を取り付けてある押えラム上下動によりできるようにしてあることを特徴とする。
ホルダを曲げ加工機本体にセット及び退避する装着装置とは、交換金型を曲げ加工に使用するときには交換金型をホルダを用いてそのまま押え金型の下側にセットし、交換金型を曲げ加工に使用しない時にはホルダごと退避位置に移動させる趣旨である。
発明において、装着装置は、ホルダの装着位置を位置決めするための位置決め装置を有している。
ここでホルダの装着位置を位置決めするための位置決め装置とは、金型ストッカからホルダの供給及び引き取りの移動のためには所定のクリアランスが必要であり、このクリアランスを確保しつつ押え金型の下に精度よくセットできるためにホルダを所定の位置に位置決めする装置である。
装着装置は、ホルダを押え金型の下側にセット及び退避できればその構造は限定されないが、例えば、位置決め装置をスプライン軸の端部にスプライン軸の軸回動により平行クランク機構で平行移動するように連結して、曲げ加工機本体側に取付けた駆動源によりスプライン軸を上下移動及び軸回動することで、位置決め装置を移動させる構造等が考えられる。
発明において、位置決め装置は、押え金型と平行に複数のローラーを配置したローラーベースと、押え金型に対して出入方向の位置を決める基準面及び押圧駆動具と、左右方向の位置を決めるロック具とを有し、ホルダをローラーベースに沿ってスライドし、ホルダを基準面に向けて押圧駆動具で押圧することで出入方向を位置決めし、ロック具で左右方向を位置決めするものである。
押え金型と平行に複数のローラーを配置したローラーベースとは、ホルダを押え金型と平行方向にローラーによる転がり案内可能とする趣旨である。
ローラーベースは、ホルダを滑動によりスライド案内するものであればよく、必ずしもホルダをローラーで転がり案内するものに限定せず、例えば滑り案内するものでも良い。
押え金型と平行方向とは、押え金型及び下金型の長手方向を意味し、また、出入方向とは押え金型の刃の出入方向の意味である。
ホルダを基準面に向けて押圧駆動具で押圧することで出入方向を位置決めしとは、押圧駆動具によりホルダを出入方向にずらし、基準面にホルダを押しつけることにより、ローラーベースがホルダをスライドさせるために設けてあるクリアランスのガタツキを無くして、ローラーベースに対してホルダの出入方向位置を位置決めする趣旨である。
左右方向の位置を決めるロック具とは、例えばロックピン係合等によりローラーベースに対するホルダの押え金型長手方向位置を位置決めする趣旨である。
発明において、金型ストッカ装置は、複数のホルダ収納装置を有し、ホルダ収納装置は、ホルダを収納するホルダガイド手段と、ホルダを装着装置に供給及び装着装置から引き取るホルダ駆動手段とを有している。
ここで、金型ストッカ装置に複数のホルダ収納装置を設けるのは曲げ形状等に合せた交換金型を事前に準備しておく趣旨である。
従って、ホルダ収納装置は二つ以上であれば数に限定はない。
ホルダを収納するホルダガイド手段とは、ホルダを収納するのに十分な長さを有するホルダの案内機構を設けて、位置決め装置と互いのホルダの案内軌道を位置合わせすることで位置決め装置との間でホルダを互いに移動出来るようにする趣旨である。
このように金型ストッカと位置決め装置との間を相互移載できれば金型ストッカは回転ドラム構造であってもよい。
発明は、複数有するホルダ収納装置のうち、ホルダを相互移動する所定のホルダ収納装置と装着装置との位置決めを押え金型を取り付けてある押えラム上下動によりできるようにしてある。
ホルダを相互移動する所定のホルダ収納装置と装着装置との位置決めとは、ホルダを相互移動出来る位置にホルダ収納装置と装着装置とを相対移動させる意味である。
従って、装着装置の上下動を押えラムにて行う構造は安価であるがスペースや金型ストッカの構造によっては、押えラム以外の他の位置合せ装置を設けてもよい。
発明は、交換金型を装着してあるホルダの装着装置と、ホルダの供給及び引き取りをする金型ストッカ装置を備えてあり、交換金型の装脱着作業を従来のように曲げ加工機本体に入り込まずに行えるので、交換金型の装脱着に伴う危険作業を無くすことが出来る。
また、使用する交換金型を、別の交換金型にホルダ毎簡単に交換出来る。
発明は、装着装置がホルダの位置決め装置を有していることから、外段取りで位置決めしてあるホルダを押え金型の下側に装着することでホルダ装着時間を短縮出来る。
発明は、ホルダの出入方向の位置を決める基準面及び押圧駆動具を有して、ホルダを出入方向に基準面に押し付けて、ホルダをスライドさせるために設けてあるクリアランスのガタツキを無くして出入方向の位置決めをし、ロック具で押え金型長手方向の位置決めをする。
これにより、押え金型長手方向に渡って、出入方向位置と押え金型長手方向位置とを精度良く位置決め出来ながら、交換金型をスライド移動させることで機敏に交換することが出来る。
発明において、金型ストッカ装置は、それぞれホルダガイド手段とホルダ駆動手段とを有するホルダ収納装置を複数有することで、交換金型を未使用時にはホルダ収納装置に収納しつつ、複数の交換金型の中から使用する交換金型を装着装置に送出して押え金型の下に装着出来る。
これにより、異なる交換金型を用いた多種の曲げ加工を自動連続して行うことが出来る。
発明は、所定のホルダ収納装置と装着装置との位置決めを、押え金型を取り付けてある押えラムの移動で行うため、交換金型を切り替えるために装着装置とホルダ収納装置とを相対移動させる機構を別途設ける場合に比較して、シンプルで安価に出来る。
図1(a)に本発明に係る板材曲げ加工機10を正面から見た要部説明図を示す。
曲げ加工機10は、本体11と金型ストッカ装置50とを並べて備えてある。
本体11には押えラム12の駆動により上下駆動する押え金型13と、下金型14と、ベンドビーム(図示省略)に取り付けた曲げ金型15とを設けてあり、押え金型13と下金型14との間に板材をクランプして、この板材を曲げ金型15のブレードにて押え金型13に押し当てるようにしごき曲げすることで折曲げ加工する。
金型ストッカ装置50には板材に特殊な曲げ加工するための第1、第2交換金型17a、17bをホルダ20に装着した状態で収納してある。
本実施例においては交換金型が2つの例を示したが3つ以上であってもい。
図1(b)に交換金型17aを装着したホルダ20を正面から見た説明図を示す。
金型ストッカ装置50のストッカフレーム51には、ホルダ20毎、交換金型を収納するホルダ収納装置60を押え金型長手方向向きで、それぞれ本体11に端部をのぞませて上下に並設してある。
本体11には、各ホルダ収納装置60から交換金型17a、17bのいずれかを位置決め装置30により受け取って、受け取った交換金型を予め位置決めして、押え金型13の下に取り付ける装着装置40が設けてある。
装着装置40は押え金型13を取り付けてある押えラム12に取り付けてある。
そして、装着装置40に設けた位置決め装置30は、押えラム12が駆動することで上下移動する。
なお、位置決め装置は押えラム以外の装置を設けることで実施してもよいが押えラムを併用すると構造がシンプルになる。
装着装置40は本体11の左右に駆動機構40a、40bを設けて、駆動機構40a、40b同士は上フレーム45とラック46とで連結して互いの動きを同期化している。
駆動機構40a、40bはそれぞれ、押えラム12に取り付けてあるベース部42の両側に上下方向のボールスプライン軸43を並設して、スプライン軸43の下端にはクランク部44を設け、クランク部44の旋回側の端部には位置決め装置30のローラーベース31a、31bをそれぞれ押え金型長手方向の同一直線上になるように取り付けてある。
ベース部42には、上下駆動シリンダー41を取り付けてあり、そのロッド41a上部をスプライン軸43の上部及び上フレーム45に連結してある。
上下駆動シリンダ41のロッド41aの上下駆動により位置決め装置30を上下いずれかに移動できるようにしてある。
そして駆動機構40aのベース部40には、位置決め装置30を水平移動させるための旋回シリンダー47が取り付けてある。
旋回シリンダー47は、駆動することでラック46を左右動作させるように取り付けてあり、ラック46は左右動作することでギア機構を介してスプライン軸43を軸周りに回動させるようにベース部に取り付けてある。
回動したスプライン軸43は、クランク部44の旋回側端部を水平方向に旋回させる。
位置決め装置30は、それぞれのクランク部44の旋回側の端部にローラーベース31a、31bを、クランク部44と合わせて平行クランク機構を形成するように取り付けてあり、クランク部が旋回することでローラーベース31a、31b同士の相対位置を変えずに押え金型と平行な状態を保って水平方向に移動する。
これにより、位置決め装置30は押え金型長手方向に渡って押え金型13と平行な状態を保ちつつ上下駆動シリンダ41及び押えラム12の駆動で上下移動し、旋回シリンダ47の駆動で紙面に向かった前後左右に旋回移動する。
装着装置40は、位置決め装置30をスプライン軸43の上下移動や回動により移動するようにしてあり、スプライン軸43の駆動源を本体11側のベース部42に設けることで、駆動源を位置決め装置30側に設ける場合に比較して、位置決め装置30を上下移動させるための負荷を低減でき、機敏に動く。
金型ストッカ装置50に収納してある交換金型17aを使用する場合には、押えラム12を駆動して位置決め装置30の位置と、交換金型17aを収納してあるホルダ収納装置60の位置とを合わせ、ホルダ収納装置60から位置決め装置30に交換金型17aを装着してあるホルダ20毎送出する。
そして、位置決め装置30で交換金型17aの位置決めを行い、装着装置40で押え金型13の下に押え金型長手方向に渡って取り付けて、交換金型17aを用いた特殊曲げ加工を行う。
図2(a)に金型ストッカ装置50を正面から見た部分説明図を示し、図2(b)に側面から見た説明図を示す。
また、図3(a)にホルダ20を正面から見た部分説明図を示し、図3(b)にホルダ20を側面から見た説明図を示し、図3(c)にホルダ20を取り外したホルダ収納装置60の部分説明図を示し、図3(d)にホルダ収納装置60を側面から見た説明図を示す。
金型ストッカ装置50に設けてあるホルダ収納装置60はそれぞれ、別の交換金型17a、17bを収納してあるが同じ構造である。
それぞれのホルダ収納装置60に収納してある交換金型17a、17bは、ホルダ20のホルダベース21の下面に装着してある。
交換金型17a、17bを装着してあるホルダ20は同じ構造である。
ホルダベース21のホルダ収納装置60及び位置決め装置30への装着側には、押え金型長手方向に通して凹ませて断面コ字形としたガイド部21aを設けてある。
ガイド部21aの内壁上面と内壁下面には、押え金型長手方向に通して上下に対向して突出する、一対のホルダレール22を設けてある。
また、ガイド部21aの装着側の上下の両側面にはホルダレール22に平行で、交換金型の刃17cの出入方向に直角な位置決め面23を設けてある。
ホルダ収納装置60は、ホルダ20を収納して案内するためのホルダガイド手段61と、ホルダガイド手段61に沿ってホルダ20を駆動させるホルダ駆動手段64とを設けてある。
ホルダガイド手段61は、押え金型長手方向でホルダ20と略同じ長さを有するローラーベース62にホルダ20を案内するための送受ローラー体63を長手方向に渡って設けてあり、送受ローラー体63により押え金型長手方向にホルダ20を転がり案内可能にしつつ、ホルダ20を送受ローラー体63に沿って収納可能にしてある。
送受ローラー体63は、周方向の凹溝63bを設けた複数のガイドローラー63aを、ローラーベース62の長手方向に渡って千鳥状に上下に交互にずらして配設してある。
ホルダ20は、上下のホルダレール22をガイドローラー63aの凹溝63bの上下にそれぞれそわせることで、送受ローラー体63により押え金型長手方向に転がり案内される。
ホルダ駆動手段64は、ホルダガイド手段61の長手方向に渡る駆動ベース64aを設けて、駆動ベース64aの両端に設けたスプロケット64bにチェーン64cを張設して、一方のスプロケット64bをモーター64dで駆動することで、チェーン64cに取り付けてあるスライドアーム64eをホルダガイド手段61に沿って駆動制御可能にしてある。
そして、駆動ベース64aにはホルダガイド手段61に沿うようにLMガイド65のガイドレール65aが設けてあり、LMガイド65のガイドブロック65bは係合ピン66を設けてスライドアーム64eに連結してある。
これにより、ホルダ20は係合ピン66をホルダ20に設けてある係合ピン受け25に係合することで、ホルダ駆動手段64の駆動により送受ローラー体63に転がり案内されてスライド移動する。
図1(a)に示すように金型ストッカ装置50は上下に配設したホルダ収納装置60をそれぞれの送り出し端部61a位置を上下に揃えて並設してあり、押えラム12の駆動によって位置決め装置30の受け入れ端部30aの位置をホルダ収納装置60の送り出し端部61aの位置に合わせることで、位置決め装置30のホルダ20の案内軌道の延長線と、各ホルダ収納装置60のホルダ20の案内軌道とを合わせるようにしてある。
これにより、互いに位置を合わせた位置決め装置30とホルダ収納装置60との間で、それぞれのホルダ駆動手段64の駆動制御により、ホルダ20を相互に移動出来るようにしてある。
図4(a)に金型ストッカ装置50側の位置決め装置30のローラーベース31b部分を正面から見た要部説明図を示し、図4(b)に側面から見た説明図を示す。
図1(a)に示すように、位置決め装置30の左側のローラーベース31a部分と、右側のローラーベース31b部分とはローラーベース31b側にロック具37を設けてある以外は同構造であるため、説明はローラーベース31b部分で行う。
また、図5(a)に位置決め装置30にホルダ20を嵌めた状態のローラーベース31b部分を正面から見た要部説明図を示し、図5(b)に側面から見た説明図を示す。
位置決め装置30は、押え金型長手方向にホルダ20を転がり案内するためのガイドローラー体32と、ホルダ20を押し付けにより位置決めするための押圧駆動具34と、位置決めしたホルダ20をロック固定するためのロック具37とが設けてある。
押圧駆動具34は、ローラーベース31bの長手方向に渡ってほぼ満遍なく複数個を配設してある。
ガイドローラー体32は、ローラーベース31bに周方向の凹溝32bを設けた複数のガイドローラー32aを、押え金型長手方向に渡って千鳥状に上下に交互にずらして配設してある。
ホルダ20は、受け入れ端部30aから挿入することで、上下のホルダレール22をガイドローラー32aの凹溝32bの上下にそれぞれそわせて押え金型長手方向に転がり案内される。
ローラーベース62のガイドローラー体32側には、ホルダ20の位置決め面23に対向するように、押え金型の刃の出入方向に直角な基準面33が設けてある。
図6(a)、図6(b)に、B−B線断面に対応する位置決め装置30のロック具37の動作説明図を示す。
図6(a)に示すように、ロック具37はローラーベース31bのホルダ20とは反対側に駆動シリンダー38aを設けて、駆動シリンダー38aからホルダ20側にロックピン38bを突出させるようにしてある。
また、ホルダ20には位置決め位置でのロックピン38bの突出位置に対応するロックピン受け24が設けてある。
ロック具37を駆動させてロックピン38bを突出させると、図6(b)に示すようにロックピン38bがロックピン受け24に係合して、ホルダ20の位置決め装置30に対する押え金型長手方向位置を位置決めしてロック固定する。
図6(c)、図6(d)にA−A線断面に対応する位置決め装置30の押圧駆動具34の動作説明図を示す。
押圧駆動具34は、基準面33と垂直にローラーベース31bのホルダ20とは反対側からシリンダー軸36aをホルダ20側に突出させた駆動シリンダー36と、シリンダー軸36aに取り付けてある当接作用子35とを有している。
当接作用子35にはつば部35aを設けてあり、つば部35aはホルダ20の上下それぞれのホルダレール22の、基準面33とは反対側の側面にそれぞれ掛かるように形成してある。
押圧駆動具34は駆動シリンダー36がシリンダー軸36aを引き込むように、押え金型の出入方向に駆動することで、当接作用子35のつば部がホルダレール22を基準面22方向に押圧し、図6(d)に示すようにホルダ20の位置決め面23を基準面33に押し付ける。
位置決め面23を基準面33に押し付けて合わせることで、ホルダ20を転がり案内するクリアランスを形成するためにホルダ位置決め面23と基準面33との間に設けてある隙間39を無くし、ホルダ20及び交換金型17aの押え金型出入方向位置を位置決め装置30に位置決めする。
この隙間39はわかりやすくするために図では極端に大きく描いてある。
図7に交換金型17aを金型ストッカ装置50から取り出して、押え金型13の下に取り付けるまでの動作説明図を示す。
交換金型17aを金型ストッカ装置50から本体11の側に移動させるには、まず、装着装置40を駆動して位置決め装置30を上昇させた状態で、押えラム12を上に移動して、図1(a)に示すように位置決め装置30の受け入れ端部30aとホルダ収納装置60の送り出し端部61aとを合わせる。
そして、ホルダ駆動手段64を駆動して図7(a)に示すようにホルダ20をホルダ収納装置60から位置決め装置30に送出させる。
位置決め装置30に移動した交換金型17aは、位置決めしてロック固定する。
図8(a)に、ホルダ駆動手段64がホルダ20を位置決め装置30に送出した時の係合ピン66付近の拡大説明図を示す。
ホルダ20とホルダ駆動手段64とは、図8(a)の状態から押えラム12を下金型14の側に移動させることで、図8(b)に示すように、係合ピン66をホルダ20の係合ピン受け25から抜いて係合を解除する。
そして、装着装置40の上下駆動シリンダー41を駆動して、交換金型17aを図7(c)、図9(a)に示すように押え金型13の下位置になるまで下降させる。
そして、旋回シリンダ47の駆動によりスプライン軸43を回動させ、クランク部44の旋回により交換金型17aを押え金型13の下へ回り込ませてホルダ20に設けてある位置決めキー26を押え金型13のキー溝13bに合わせた後に、上下駆動シリンダー41を駆動して図6(d)、図9(b)に示すように押え金型13の下に交換金型17aを取付け固定する。
そして押えラム12を下降させて、図9(c)に示すように交換金型17aと下金型14の間に板材1をクランプし、ベンドビーム16を駆動して曲げ金型15を側部から板材1に押し当てて板材1をしごき曲げし、例えばより滑らかな曲面を形成する等の特殊曲げ加工する。
(a)は本発明に係る板材曲げ加工機を正面から見た要部説明図を示し、(b)は交換金型を取り付けたホルダを正面から見た説明図を示す。 金型ストッカ装置の説明図で、(a)は正面から見た部分図を示し、(b)は側面図を示す。 ホルダの説明図で、(a)は正面から見た部分図を示し、(b)は側面図を示す。 位置決め装置の説明図で、(a)は金型ストッカ装置側部分を正面から見た部分図を示し、図4(b)は側面図を示す。 位置決め装置にホルダを装着した状態の説明図で、(a)は金型ストッカ装置側部分を正面から見た部分図を示し、図5(b)は側面図を示す。 (a)、(b)はB−B線断面に対応する位置決め装置のロック具動作の説明図を示し、(c)、(d)はA−A線断面に対応する位置決め装置の押圧駆動具動作の説明図を示し、 交換金型を金型ストッカ装置から取り出して、押え金型の下に取り付けるまでの動作説明図を示す。 ホルダ駆動手段がホルダを位置決め装置に送出した時の係合ピン付近の拡大説明図を示す。 位置決め装置で位置決めした交換金型を押え金型の下に装着する動作説明図を示す。
符号の説明
1 板材(板材)
10 板材曲げ加工機
11 本体
12 押えラム
13 押え金型
13a 押え金型の刃
13b キー溝
14 下金型
15 曲げ金型
16 ベンドビーム
17a、17b 交換金型
17c 交換金型の刃
20 ホルダ
21 ホルダベース
21a ガイド部
22 ホルダレール
23 位置決め面
24 ロックピン受け
25 係合ピン受け
26 位置決めキー
30 位置決め装置
30a 受け入れ端部
31a、31b ローラーベース
32 ガイドローラー体
32a ガイドローラー
32b 凹溝
33 基準面
34 押圧駆動具
35 当接作用子
35a つば部
36 駆動シリンダー
36a シリンダー軸
37 ロック具
38a 駆動シリンダー
38b ロックピン
39 隙間
40 装着装置
40a、40b 駆動機構
41 上下駆動シリンダー
41a ロッド
42 ベース部
43 ボールスプライン軸
44 クランク部
45 上フレーム
46 ラック
47 旋回シリンダー
50 金型ストッカ装置
51 ストッカフレーム
60 ホルダ収納装置
61 ホルダガイド手段
61a 送り出し端部
62 ローラーベース
63 送受ローラー体
63a 送受ローラー
63b 凹溝
64 ホルダ駆動手段
64a 駆動ベース
64b スプロケット
64c チェーン
64d モーター
64e スライドアーム
65 LMガイド
65a ガイドレール
65b ガイドブロック
66 係合ピン

Claims (1)

  1. 相対的に開閉する押え金型と下金型との間に板材をクランプしつつ、側部から曲げ金型を板材に押し当てて曲げ加工する板材曲げ加工機であって、
    押え金型の下側にセットするための交換金型を装着してあるホルダと、当該ホルダを曲げ加工機本体にセット及び退避する装着装置と、当該ホルダを装着装置に供給及び装着装置から引き取る金型ストッカ装置とを備え、
    装着装置は、ホルダの装着位置を位置決めするための位置決め装置を有し、
    位置決め装置は、押え金型と平行に複数のローラーを配置したローラーベースと、
    押え金型に対して出入方向の位置を決める基準面及び押圧駆動具と、
    左右方向の位置を決めるロック具とを有し、
    ホルダをローラーベースに沿ってスライドし、ホルダを基準面に向けて押圧駆動具で押圧することで出入方向を位置決めし、ロック具で左右方向を位置決めするものであり、
    金型ストッカ装置は、複数のホルダ収納装置を有し、ホルダ収納装置は、ホルダを収納するホルダガイド手段と、ホルダを装着装置に供給及び装着装置から引き取るホルダ駆動手段とを有し、
    複数有するホルダ収納装置のうち、ホルダを相互移動する所定のホルダ収納装置と装着装置との位置決めを押え金型を取り付けてある押えラム上下動によりできるようにしてあることを特徴とする板材曲げ加工機。
JP2007107795A 2007-04-17 2007-04-17 板材曲げ加工機 Active JP5041474B2 (ja)

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