JPH10229332A - トランジスタのスレッシュホールド電圧を積極的にバイアスする集積回路及び関連方法 - Google Patents

トランジスタのスレッシュホールド電圧を積極的にバイアスする集積回路及び関連方法

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JPH10229332A
JPH10229332A JP9332550A JP33255097A JPH10229332A JP H10229332 A JPH10229332 A JP H10229332A JP 9332550 A JP9332550 A JP 9332550A JP 33255097 A JP33255097 A JP 33255097A JP H10229332 A JPH10229332 A JP H10229332A
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JP9332550A
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So Jason Siucheong
シウチョン ソ ジェイソン
Tsiu Chiu Chan
チュウ チャン ツィウ
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
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    • G05F3/242Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低い電源電圧での動作を容易とさせる
ために正確に補償した実効的スレッシュホールド電圧を
具備するMOSFETを有する集積回路を提供する。 【解決手段】 集積回路が、第一導電型のチャンネルを
具備する複数個のMOSFETを有すると共に、該MO
SFETの実効的スレッシュホールド電圧を初期的スレ
ッシュホールド電圧の絶対値より低いものであるように
積極的制御を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体技術分野に
関するものであって、更に詳細には、複数個の金属・酸
化物・半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)を
有する集積回路及びそれの関連する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】集積回路は多くの電子装置において広く
使用されている。典型的な比較的複雑な集積回路は、基
板上に数十万個又は数億個のトランジスタを有する場合
がある。集積回路において一般的に使用される1つのタ
イプのトランジスタは金属・酸化物・半導体電界効果ト
ランジスタ(MOSFET)がある。MOSFETはチ
ャンネルによって接続されているソース領域とドレイン
領域とを有している。ゲートがチャンネルの上側に存在
しており且つ、例えば典型的には二酸化シリコン(Si
2 )等の絶縁層によってそれから分離されている。ゲ
ートへ印加される制御電圧が、ソースとドレインとの間
のチャンネルを介しての電荷キャリアの流れを制御す
る。
【0003】デプリションモードMOSFETは、ゲー
トの下側がドープされており即ち導通状態のチャンネル
を有しており、ゲートには電圧は印加されていない。そ
れと対照的に、エンハンスメントモードMOSFET
は、導通用チャンネルとして作用するために反転層を形
成させるためにゲート対ソースバイアス電圧を印加する
ことを必要とする。この電圧はスレッシュホールド電圧
Vtである。NチャンネルエンハンスメントモードMO
SFETの場合には、ゲートとソースとの間の正の電圧
がチャンネルを誘起させる。従って、電流は、ゲート対
ソース電圧がスレッシュホールド電圧Vtを超える場合
にのみ流れる。同様に、Pチャンネルエンハンスメント
モードMOSFETの場合には、ゲート対ソース電圧が
負のスレッシュホールド電圧よりも負である場合に電流
が流れる。
【0004】エンハンスメントモードMOSFETのス
レッシュホールド電圧は、多数の要因、例えばチャンネ
ル長、チャンネル幅、ドーピング、ゲート酸化膜厚さ等
によって決定される。外因的要因、例えば環境温度等も
スレッシュホールド電圧に影響を与える。Vt値が所望
の供給電圧に対して低すぎる場合には、トランジスタ
は、該供給電圧が所望の供給電圧よりも大きい場合に
は、許容不可能なリーク電流を有する場合がある。逆
に、Vtが比較的高く選択されている場合には、トラン
ジスタが完全にスイッチオンする可能性が減少される。
最近の半導体製造技術は制御可能なものであるが、生産
運転において集積回路ダイ毎にVt値のバラツキがいま
だに存在している。
【0005】例えば再充電可能なバッテリによって駆動
されるセリュラーホーン即ち移動電話のような場合に
は、電力消費を減少させるためにMOSFET集積回路
に対してより低い供給電圧を使用することが望ましい場
合もある。処理変動に基づくスレッシュホールド電圧の
バラツキは供給電圧とは無関係にほぼ同一のものである
から、供給電圧が減少されるとVtはより大きなパーセ
ントを占めることとなる。供給電圧が減少されると、V
tに関しての制御及びトランジスタに対するそのバラツ
キはより臨界的なものとなる。供給電圧が約1V又はそ
れ以下へ減少されると、Vtの正確な制御なしでは、許
容可能な集積回路は段々と少なくなり、歩留まりが低下
する。アナログ回路は特にVtにおける変動に影響を受
け易い場合がある。
【0006】米国特許第4,142,114号(Gre
en)は、例えば、指定したエンハンスメントモードF
ETのVtが基準電圧以下に降下する場合に選択的に動
作されるチャージポンプを使用して基板上におけるバッ
クバイアスを調節することによって共通の基板上の複数
個のMOSFETに対するVtを調整することを開示し
ている。分圧器は指定したエンハンスメントモードMO
SFETのゲートへ印加される基準電圧を与え、それが
ターンオンされるとチャージポンプをイネーブル即ち動
作可能状態とさせる。指定したエンハンスメントモード
MOSFETのVtは基準電圧をそのゲートへ印加する
ことによって検知される。チャージポンプは該基板上の
MOSFETのVtを基準電圧の所定の範囲内に上昇さ
せる。換言すると、上記特許は、所謂負のバックゲート
バイアスの一例を開示しており、その場合に、トランジ
スタのVtを上昇させる。然しながら、Vtを上昇させ
ることは使用可能な電圧余裕を減少させ且つより低い供
給電圧で動作させることを阻止する。更に、検知及びチ
ャージポンプ回路部品は、Vt、即ち制御すべき変数を
有するMOSFETを包含している。更に、高い実効的
スレッシュホールド電圧は、MOSFETの比較的薄い
ゲート酸化物層に対して損傷を発生させる場合がある。
【0007】米国特許第5,397,934号(Mer
rill et al.)は、集積回路ダイ上の複数個
のMOSFETのスレッシュホールド電圧に対する補償
回路を開示している。特に、該回路の一部は基準電圧を
発生する。スレッシュホールド電圧モニタ回路は、第二
電圧信号を発生するためにMOSFETトランジスタと
それに直列接続されている抵抗とを有している。フィー
ドバック回路は、基準電圧を第二電圧信号と比較し且つ
該基準電圧が実質的に第二電圧信号と等しいように該M
OSトランジスタの実効的スレッシュホールド電圧を調
節する。上述したように、該補償回路は、それ自身がス
レッシュホールド電圧における変動に影響を受ける装置
を包含している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、比較的低い電源電圧においての動作を簡単
化させるために正確に補償した実効的スレッシュホール
ド電圧を具備するMOSFETを有する集積回路を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上述した目的及
びその他の目的、特徴及び利点は、第一導電型のチャン
ネルを具備する複数個のMOSFETを有する集積回
路、及び該MOSFETの実効的スレッシュホールド電
圧を初期的スレッシュホールド電圧の絶対値よりも低い
ものであるように積極的な制御を与える回路によって与
えられる。1実施例においては、第一MOSFETが第
一導電型のチャンネルを具備しており、且つ第一MOS
FETへ接続されている第二MOSFETが第二導電型
のチャンネルを具備している。第二MOSFETは、好
適には、ピンチオフ領域へバイアスされており、且つ、
第一MOSFETの実効的スレッシュホールド電圧に関
連した制御信号を発生するために第一MOSFETと共
働する。更に、該回路は、好適には、該複数個のMOS
FETの実効的スレッシュホールド電圧が初期的スレッ
シュホールド電圧の絶対値よりも低い絶対値を有するよ
うに設定するために制御信号に基づいて該複数個のMO
SFET及び該第一MOSFETへのバイアス電圧を発
生する実効的スレッシュホールドバイアス手段を有して
いる。従って、より低い供給電圧を容易に受付けること
を可能としている。
【0010】第二MOSFETは、好適には、ピンチオ
フ領域にある場合に、約1μAより小さな電流を供給す
るために所定の比較的長く且つ幅狭のチャンネルを有し
ている。より好適には、第二MOSFETは、その電流
が数十nAの程度であり、その際に精度を増加させ且つ
電力消費を低下させることを可能とする程度のものであ
るように構成することが可能である。
【0011】実効的スレッシュホールドバイアス手段
は、制御信号と基準電圧との間の差を決定する差手段、
及び前記差に応答して、基準電圧に実質的に等しい実効
スレッシュホールド電圧へ集束するように第一MOSF
ET及び該複数個のMOSFETをバイアスさせるため
のバイアス電圧を発生する集束バイアス手段によって構
成することが可能である。該集束バイアス手段は、好適
には、第三MOSFET及びそれに接続されているコン
デンサを有しており、その場合に、第三MOSFETは
バイアス電圧を制御するために該コンデンサを充電する
ために制御される。
【0012】実効的スレッシュホールドバイアス手段
は、更に、基準電圧を発生するための該基板上の基準電
圧発生手段を有することが可能である。例えば、抵抗分
割器が該基準電圧を設計することが可能である。一方、
該基準電圧は、外部信号によって制御することも可能で
ある。
【0013】本発明のその他の実施例においては、両方
の導電型のMOSFETを設けることが可能である。こ
の場合には、検知及びバイアス回路部分は、第一複数個
のMOSFETのものとは反対の導電型のチャンネルを
具備する第二複数個のMOSFETに対して複製させる
ことが可能である。
【0014】本発明の別の側面は、検知及び実効的スレ
ッシュホールドバイアス構成の電力消費に対処するもの
である。この実施例においては、本回路は、各々が夫々
複数個のMOSFETを有しており且つ各MOSFET
が初期的スレッシュホールド電圧を有している複数個の
回路部分、前記複数個の回路部分の夫々を選択的に活性
化させ且つ脱活性化させるプロセサ手段、且つ実効的ス
レッシュホールド電圧を初期的スレッシュホールド電圧
とは別異に設定するために活性化された回路部分の夫々
のMOSFETのみをバイアスさせるための活性化済回
路実効的スレッシュホールドバイアス手段、を有してい
る。換言すると、このバイアス動作は、1つ又はそれ以
上の回路部分が活性化された場合にのみ使用され、且つ
脱活性化された回路部分の夫々のMOSFETをバイア
スさせないで、その際に電力を節約している。例えば上
述したようなスレッシュホールド検知及びバイアス動作
は、活性化された回路部分をバイアスさせるために使用
することが可能である。
【0015】本発明の方法の側面は集積回路を製造し且
つ動作させるためのものである。本方法は、好適には、
各々が初期的スレッシュホールド電圧を具備すると共に
第一導電型のチャンネルを具備する複数個のMOSFE
Tを基板上に形成し、前記初期的スレッシュホールド電
圧を具備すると共に第一導電型のチャンネルを具備する
第一MOSFETを前記基板上に形成し、前記第一MO
SFETの実効的スレッシュホールド電圧に関連する制
御信号を発生し、且つ前記初期的スレッシュホールド電
圧の絶対値よりも低い絶対値を有するように該第一複数
個のMOSFETの実効的スレッシュホールド電圧を設
定するために、制御信号に基づいて、該複数個のMOS
FET及び第一MOSFETへバイアス電圧を印加させ
る、上記各ステップを有している。
【0016】本発明に基づく別の方法は、電力消費を更
に減少させるために回路を製造し且つ動作させるための
ものである。本方法は、好適には、各々が夫々複数個の
MOSFETを有しており、且つ各MOSFETが初期
的スレッシュホールド電圧を具備している複数個の回路
部分を形成し、前記複数個の回路部分の夫々を選択的に
活性化させ且つ脱活性化させ、且つ初期的なスレッシュ
ホールド電圧とは異なる実効的スレッシュホールド電圧
を設定するために活性化された回路部分の夫々のMOS
FETのみをバイアスさせる、上記各ステップを有して
いる。脱活性化された回路部分はバイアスされず、その
際に電力を節約している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例が示さ
れている添付の図面を参照して、本発明をより詳細に説
明する。然しながら、本発明は、多数の異なる形態で具
体化することが可能であって、且つ以下に説明する実施
例に限定されるべきものでないことを理解すべきであ
る。むしろ、これらの実施例は、本明細書の開示が完全
なものであって、当業者が本発明を容易に実施すること
が可能なものとするために提供されるものである。尚、
ダッシュの付けられた同様の数字は同様の要素を参照す
るものである。
【0018】最初に、図1を参照すると、本発明に基づ
く集積回路10が示されている。この集積回路は、基板
11を有しており、その上に、複数個のエンハンスメン
ト型MOSFETが形成されている。図示した集積回路
10は、CMOS回路においてPチャンネルMOSFE
T13とNチャンネルMOSFET12の両方を包含し
ている。
【0019】各Nチャンネル及びPチャンネルMOSF
ET12,13は少なくとも部分的には設計パラメータ
及び処理変動に依存する初期的スレッシュホールド電圧
VtINI を有している。該初期的スレッシュホールド電
圧よりも低い各MOSFETの実効的スレッシュホール
ド電圧VtEFF を発生させるためにNチャンネルMOS
FET12のPタブ即ちウエルを電圧VBIASで積極的に
検知し且つバイアスするアクティブ(活性)回路が設け
られている。
【0020】図1の下側部分は、PチャンネルMOSF
ET13に対してのアクティブな即ち積極的な検知及び
バイアス動作を与える回路10bを示している。特に、
この第二検知及びバイアス回路は、負の初期的スレッシ
ュホールド電圧VtINI の絶対値よりも低い絶対値を有
する実効的スレッシュホールド電圧VtEFF を発生させ
るためにPチャンネルMOSFET13のNタブをバイ
アスさせるためにVBIAS′を供給する。
【0021】従って、実効的スレッシュホールド電圧は
所定値の下側に設定することが可能であり、且つより低
い供給電圧(VDD)を容易に受入れることが可能であ
る。更に、より低い実効的スレッシュホールド電圧Vt
EFF は、ゲート酸化膜を損傷する可能性を減少すると共
に、より薄いゲート酸化物層とすることを可能としてい
る。
【0022】当業者によって容易に理解されるように、
本発明のアクティブな即ち積極的な検知及びバイアス構
成は、Nチャンネルのみ又はPチャンネルのみのMOS
FETを有する集積回路に対して設けることが可能であ
る。更に、このアクティブな検知及びバイアス構成は、
両方のタイプのトランジスタが集積回路に設けられてい
る場合に、Nチャンネル又はPチャンネルのMOSFE
Tの一方又は他方にのみ必要とされる場合がある。例え
ば、このアクティブな検知及びバイアス動作は、Pチャ
ンネル装置も設けられている場合であっても、Nチャン
ネルトランジスタについてのみ低下させたVtEFF を発
生させるために使用することが可能である。
【0023】図1の上側の回路部分10aについてより
詳細に説明する。PチャンネルMOSFET PCH1
は、そのソースをVDDへ接続させ且つそのゲートをVSS
へ接続させることによって、常にオン又はピンチオフ領
域にあるようにバイアスされる。PCH1の寸法の選択
は、検知用MOSFET NCH1に対して比較的低い
電流Idsを供給するためにゲートに対し長く且つ幅狭の
チャンネルを与えるようなものとすべきである。好適に
は、供給される電流Idsは約1μA未満であり、且つ、
より好適には、10nA以下の範囲内である。図示した
如く、トランジスタNCH1のゲート及びドレインは共
通接続されており且つトランジスタPCH1のドレイン
へ接続されている。従って、トランジスタNCH1及び
PCH1はスレッシュホールド電圧検知機能を与え且つ
トランジスタNCH1の検知されたスレッシュホールド
電圧に応答して制御信号VD を発生させるものとして考
えることが可能である。
【0024】初期的に電力が供給されると、制御信号V
D は基準電圧VR よりも低い。トランジスタNCH2は
オフにバイアスされており且つ電圧VO はVDDに等し
く、VDDは図示した如くMOSFET PCH2のゲー
トへ結合される。PCH2はオフ状態にバイアスされる
ので、コンデンサCを充電する電流は存在せず、且つV
BIASは0Vである。時間が経過するに従い、電流Ids
トランジスタNCH1のゲート及びドレインを充電す
る。トランジスタNCH2は、制御電圧VD が基準電圧
R よりも小さい限り、オフ状態を維持する。トランジ
スタNCH2は、そのドレインを抵抗R1を介してVDD
へ接続している。
【0025】VD がVR 及びそれを多少超えた点に到達
すると、トランジスタNCH2はターンオンを開始し、
従ってトランジスタPCH2はターンオンされ、コンデ
ンサCを充電する。従って、VBIASは上昇を開始する。
その結果、トランジスタNCH1のウエルバイアスは上
昇を開始し且つ制御電圧VD は下降する。換言すると、
該ループは、基準電圧VR へ集束し且つVR において安
定化するようにVD を調節する。集束の後、制御電圧V
D は基準電圧VR と等しくなり、且つこれは検知用トラ
ンジスタNCH1の実効的スレッシュホールド電圧とな
る。NチャンネルMOSFET12の全てのウエルは、
当業者によって容易に理解されるように、基準電圧VR
に等しい同一の実効的スレッシュホールド電圧VtEFF
を有する。
【0026】該実効的スレッシュホールド電圧は、製造
プロセスから発生する実際的な即ち初期的スレッシュホ
ールド電圧とは独立的に、基準電圧と等しいものであ
る。温度変化があった場合であっても、且つトランジス
タのスレッシュホールド電圧が変化する場合であって
も、本発明に基づく回路は実効的スレッシュホールド電
圧を基準電圧に維持する。
【0027】本発明の別の側面は、初期的スレッシュホ
ールド電圧は、所望により、製造プロセスにおいて高く
設定することが可能である。アクティブな検知及びバイ
アス回路10aがスレッシュホールド電圧を所望のレベ
ルへ低下させる。更に、図示例に示されているように、
基準電圧VR は抵抗R2及びR3から構成されるオンチ
ップの抵抗分圧器によって供給することが可能である。
基準電圧VR はトランジスタNCH3のゲートへ印加さ
れ、該トランジスタのドレインはVDDへ接続され且つそ
のソースはトランジスタNCH4のドレイン及びNCH
2のソースへ接続される。一方、基準電圧は、図示した
ピン16を介してオフチップから供給することが可能で
ある。
【0028】図1の下側回路部分は、複数個のPチャン
ネルMOSFET13に対する検知及びバイアス回路1
0bを示している。トランジスタのチャンネルタイプ及
び種々の電圧は当業者にとって容易に理解されるように
上側の回路部分10aのものとは反転されている。ダッ
シュは下側の回路部分10bにおける同様の部品及び量
を表わすために使用されており、従って、この回路は、
更なる説明なしに当業者によって容易に理解することが
可能なものである。
【0029】次に、図2を参照して、本発明の別の側面
について説明する。図示した集積回路20は、基板21
を有しており、その上に種々の部品が形成されている。
より詳細に説明すると、該回路は例示したプロセサ23
及びそれに接続されている複数個の回路部分25a−2
5nを包含している。回路部分25a−25nは、図示
例におけるプロセサ23の活性化/脱活性化回路部分2
4によって選択的にターンオンさせることが可能であ
る。これらの回路部分の各々は当業者によって容易に理
解されるようにその中に複数個のMOSFETを包含し
ている。図示した回路20は、スレッシュホールド電圧
検知回路25を有しており、それは、好適には、詳細に
上述したように第一及び第二MOSFET NCH1,
PCH1(図1)を包含することが可能である。
【0030】図示した回路20は、更に、活性回路実効
的スレッシュホールドバイアス手段27を有しており、
それは、オン状態であり即ち活性化されている回路部分
のみをバイアスし、その際に電力を節約している。この
ような電力節約は、例えばセリュラーホーン即ち移動電
話等のバッテリ駆動型の可搬性装置にとっては特に重要
な場合がある。このような装置においては、回路部分の
全てが同時に動作状態にあることが必要とされるもので
はない場合があり、且つバッテリ電力も制限されている
場合がある。
【0031】バイアス動作の制御は、活性化された回路
部分25a−25nへ印加されるパワー即ち電力を検知
することに基づくものとすることが可能である。一方、
このバイアス動作は、当業者にとって容易に理解される
ように、プロセサ23から受取られる信号に応答して制
御することも可能である。
【0032】図示した回路20は集積回路であるが、本
発明は、一体的に接続された複数個の集積回路に関して
実現することも可能である。換言すると、プロセサ及び
/又は検知及びバイアス回路、及び回路部分は異なる集
積回路上に設けることが可能である。勿論、検知及びバ
イアス構成は、好適には、少なくとも集積回路に対して
個別的なものであって、その際に当業者にとって容易に
理解されるように、処理によって導入されるスレッシュ
ホールド電圧における変動を考慮することが可能とな
る。
【0033】次に、図3を参照して、本発明に基づく電
力節約構成を有する回路30について説明する。この実
施例においては、プロセサ33及びそれと関連する活性
化/脱活性化回路34が組み込まれている。然しなが
ら、この実施例において、検知及びバイアス回路は、例
示的に、各回路部分35a−35nと共に組み込まれて
いる。
【0034】本発明の1つの方法の側面は、集積回路を
製造し且つ動作させるためのものであり且つ例えば図1
を参照して良好に理解することが可能である。本方法
は、好適には、各々が初期的スレッシュホールド電圧を
有しており且つ第一導電型のチャンネルを有している複
数個のMOSFET12を基板11上に形成し、初期的
スレッシュホールド電圧を有しており且つ第一導電型の
チャンネルを有している第一MOSFET NCH1を
該基板上に形成し、前記第一MOSFETの実効的スレ
ッシュホールド電圧に関連した制御信号VD を発生し、
且つ前記初期的スレッシュホールド電圧の絶対値よりも
低い絶対値を有するように前記第一複数個のMOSFE
Tの実効的スレッシュホールド電圧を設定するために前
記制御信号に基づいて前記複数個のMOSFET及び前
記第一MOSFETへバイアス電圧を印加させる、上記
各ステップを有している。
【0035】本発明に基づく別の方法は、電力節約を向
上させるための回路を製造し且つ動作させるためのもの
であって、且つ例えば、図2を参照することによりより
良く理解することが可能である。本方法は、好適には、
各回路部分が夫々複数個のエンハンスメントモード金属
・酸化物・半導体電界効果トランジスタ(MOSFE
T)を有しており且つ各MOSFETが初期的スレッシ
ュホールド電圧を有している複数個の回路部分25a−
25nを基板21上に形成し、前記複数個の回路部分の
夫々を選択的に活性化及び脱活性化させ、且つ夫々のM
OSFETの実効的スレッシュホールド電圧を初期的ス
レッシュホールド電圧とは異なるように設定させるため
に活性化した回路部分の夫々のMOSFETのみをバイ
アスさせ且つ脱活性化された回路部分の夫々のMOSF
ETをバイアスさせることなしにその際に電力を節約す
る、上記各ステップを有している。
【0036】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく集積回路の1実施例を示した
概略回路図。
【図2】 本発明に基づく集積回路の別の実施例を示し
た概略ブロック図。
【図3】 本発明に基づく集積回路の更に別の実施例を
示した概略ブロック図。
【符号の説明】
10 集積回路 11 基板 12 NチャンネルMOSFET 13 PチャンネルMOSFET 20 集積回路 21 基板 23 プロセサ 24 活性化/脱活性化回路部分 25a−25n 回路部分 27 活性回路実効的スレッシュホールドバイアス手段 30 回路 33 プロセサ 34 活性化/脱活性化回路 35a−35n 回路部分
フロントページの続き (72)発明者 ジェイソン シウチョン ソ アメリカ合衆国, テキサス 75007, カーロルトン, ケンブリッジショア 2900 (72)発明者 ツィウ チュウ チャン アメリカ合衆国, テキサス 75006, カーロルトン, カメロ ドライブ 1633

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路において、 基板、 各々が初期的スレッシュホールド電圧を具備すると共に
    第一導電型のチャンネルを具備している前記基板上の複
    数個のエンハンスメントモード金属・酸化物・半導体電
    界効果トランジスタ(MOSFET)、 前記初期的スレッシュホールド電圧を具備すると共に前
    記第一導電型のチャンネルを具備する前記基板上の第一
    MOSFET、 第二導電型のチャンネルを具備している前記基板上の第
    二MOSFETであって、ピンチオフ領域へバイアスさ
    れており且つ前記第一MOSFETの実効スレッシュホ
    ールド電圧に関係している制御信号を発生するために前
    記第一MOSFETへ接続している第二MOSFET、 前記第一複数個のMOSFETの実効スレッシュホール
    ド電圧が前記初期的スレッシュホールド電圧の絶対値よ
    りも低い絶対値を有するように設定するために制御信号
    に基づいて前記複数個のMOSFETに対して及び前記
    第一MOSFETに対してバイアス電圧を発生する実効
    スレッシュホールドバイアス手段、を有することを特徴
    とする集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一MOSFE
    Tが共通接続されているドレインとゲートとを有してお
    り、且つ前記第二MOSFETが前記第一MOSFET
    のドレイン及びゲートへ接続しているドレインを有して
    いることを特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第二MOSFE
    Tが約1μAより小さな電流を供給するために前記第二
    MOSFETが所定の比較的長く且つ幅狭のチャンネル
    を有していることを特徴とする集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記実効スレッシュ
    ホールドバイアス手段が、 前記制御信号と基準電圧との間の差を決定する差手段、 前記差手段に応答して前記基準電圧に実質的に等しい実
    効スレッシュホールド電圧へ集束させるために前記第一
    MOSFET及び前記複数個のMOSFETをバイアス
    するために前記バイアス電圧を発生する集束バイアス手
    段、を有することを特徴とする集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記集束バイアス手
    段が、更に、第三MOSFET及びそれに接続されてい
    るコンデンサを有することを特徴とする集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記実効スレッシュ
    ホールドバイアス手段が、更に、前記基準電圧を発生す
    るための前記基板上の基準電圧発生手段を有することを
    特徴とする集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記基準電圧発生手
    段が、分圧器として構成されている複数個の抵抗を有し
    ていることを特徴とする集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1において、更に、 各々が第二初期的スレッシュホールド電圧を具備すると
    共に前記第二導電型のチャンネルを具備している前記基
    板上の第二複数個のMOSFET、 前記第二初期的スレッシュホールド電圧を具備すると共
    に前記第二導電型のチャンネルを具備している前記基板
    上の第四MOSFET、 前記第一導電型のチャンネルを具備している前記基板上
    の第五MOSFETであって、ピンチオフ領域へバイア
    スされており且つ前記第四MOSFETの実効スレッシ
    ュホールド電圧に関連している第二制御信号を発生する
    ために前記第四MOSFETへ接続されている第五MO
    SFET、 前記第二複数個のMOSFETの実効スレッシュホール
    ド電圧を前記第二初期的スレッシュホールド電圧の絶対
    値より低い絶対値を有するように設定するために前記第
    二制御信号に基づいて前記第二複数個のMOSFETへ
    及び前記第四MOSFETへの第二バイアス電圧を発生
    する第二実効スレッシュホールドバイアス手段、を有す
    ることを特徴とする集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第四MOSFE
    Tが共通接続されているドレインとゲートとを有してお
    り、且つ前記第五MOSFETが前記第四MOSFET
    のドレイン及びゲートへ接続しているドレインを有して
    いることを特徴とする集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記第五MOSF
    ETが約1μAより小さな電流を供給するために所定の
    比較的長く且つ幅狭のチャンネルを有していることを特
    徴とする集積回路。
  11. 【請求項11】 請求項8において、前記第二実効スレ
    ッシュホールドバイアス手段が、 前記第二制御信号と第二基準電圧との間の差を決定する
    第二差手段、 前記差手段に応答して、前記第二基準電圧に実質的に等
    しい実効スレッシュホールド電圧へ集束させるために前
    記第四MOSFET及び前記第二複数個のMOSFET
    をバイアスさせるための第二バイアス電圧を発生する第
    二集束バイアス手段、を有することを特徴とする集積回
    路。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第二集束バ
    イアス手段が、更に、第六MOSFET及びそれに接続
    されている第二コンデンサを有することを特徴とする集
    積回路。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記第二実効ス
    レッシュホールドバイアス手段が、更に、前記第二基準
    電圧を発生するための前記基板上の第二基準電圧発生手
    段を有することを特徴とする集積回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記第二基準電
    圧発生手段が、分圧器として構成されている複数個の抵
    抗を有することを特徴とする集積回路。
  15. 【請求項15】 集積回路において、 基板、 各々が初期的スレッシュホールド電圧を具備すると共に
    第一導電型のチャンネルを具備している前記基板上の複
    数個のエンハンスメントモード金属・酸化物・半導体電
    界効果トランジスタ(MOSFET)、 前記初期的スレッシュホールド電圧を具備しており且つ
    第一MOSFETの実効スレッシュホールド電圧に関連
    した制御信号を発生するために第一導電型のチャンネル
    を具備している前記基板上の第一MOSFETを有する
    スレッシュホールド電圧検知手段、 前記複数個のMOSFETの実効スレッシュホールド電
    圧を前記初期的スレッシュホールド電圧の絶対値よりも
    低い絶対値を有するように設定するために前記制御信号
    に基づいて前記複数個のMOSFETへ及び前記第一M
    OSFETへのバイアス電圧を発生する実効スレッシュ
    ホールドバイアス手段、を有することを特徴とする集積
    回路。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記スレッシュ
    ホールド電圧検知手段が、更に、第二導電型のチャンネ
    ルを具備している前記基板上の第二MOSFETを有し
    ており、且つ前記第二MOSFETがピンチオフ領域へ
    バイアスされており且つ前記第一MOSFETへ接続さ
    れていることを特徴とする集積回路。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記第一MOS
    FETが共通接続されているドレインとゲートとを有し
    ており、且つ前記第二MOSFETが前記第一MOSF
    ETのドレイン及びゲートへ接続しているドレインを有
    していることを特徴とする集積回路。
  18. 【請求項18】 請求項16において、前記第二MOS
    FETが、約1μAより低い電流を供給するために所定
    の比較的長く幅狭のチャンネルを有していることを特徴
    とする集積回路。
  19. 【請求項19】 請求項15において、前記実効スレッ
    シュホールドバイアス手段が、 前記制御信号と基準電圧との間の差を決定する差手段、 前記差手段に応答して、前記基準電圧に実質的に等しい
    実効スレッシュホールド電圧へ集束させるために前記第
    一MOSFET及び前記複数個のMOSFETをバイア
    スするためのバイアス電圧を発生する集束バイアス手
    段、を有することを特徴とする集積回路。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記集束バイア
    ス手段が、更に、第三MOSFET及びそれに接続され
    ているコンデンサを有していることを特徴とする集積回
    路。
  21. 【請求項21】 請求項19において、前記実効スレッ
    シュホールドバイアス手段が、更に、前記基準電圧を発
    生するための前記基板上の基準電圧発生手段を有してい
    ることを特徴とする集積回路。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記基準電圧発
    生手段が分圧器として構成されている複数個の抵抗を有
    していることを特徴とする集積回路。
  23. 【請求項23】 回路において、 各回路部分が夫々複数個のエンハンスメントモード金属
    ・酸化物・半導体電界効果トランジスタ(MOSFE
    T)を有しており、且つ各MOSFETが初期的スレッ
    シュホールド電圧を有している複数個の回路部分、 前記複数個の回路部分の夫々を選択的に活性化させ且つ
    脱活性化させるプロセサ手段、 活性化済回路部分の夫々のMOSFETのみを初期的ス
    レッシュホールド電圧とは異なる実効スレッシュホール
    ド電圧へバイアスさせ且つ脱活性化済回路部分の夫々の
    MOSFETはバイアスさせずにその際にパワーを節約
    するための活性化済回路実効スレッシュホールドバイア
    ス手段、を有することを特徴とする回路。
  24. 【請求項24】 請求項23において、更に、 共通接続されているドレインとゲートとを有する第一M
    OSFET、 ピンチオフ領域へバイアスされており且つ前記第一MO
    SFETの実効スレッシュホールド電圧に関連している
    前記活性化済回路実効スレッシュホールドバイアス手段
    へ制御信号を発生するために前記第一MOSFETのド
    レイン及びゲートへ接続しているドレインを有している
    第二MOSFET、を有することを特徴とする回路。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記活性化済回
    路実効スレッシュホールドバイアス手段が、更に、前記
    初期的スレッシュホールド電圧の絶対値よりも低い絶対
    値を有する実効スレッシュホールド電圧への制御信号に
    基づいて前記複数個のMOSFETへ及び前記第一MO
    SFETへのバイアス電圧を発生する手段を有すること
    を特徴とする回路。
  26. 【請求項26】 請求項24において、前記第二MOS
    FETが、約1μAより低い範囲内の電流を供給するた
    めに所定の比較的長く且つ幅狭のチャンネルを有してい
    ることを特徴としている回路。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記活性化済回
    路実効スレッシュホールドバイアス手段が、 前記制御信号と基準電圧との間の差を決定する差手段、 前記基準電圧に実質的に等しい実効スレッシュホールド
    電圧へ集束させるために前記第一MOSFET及び前記
    複数個のMOSFETをバイアスさせるために前記差手
    段に応答して前記バイアス電圧を発生する集束バイアス
    手段、を有することを特徴とする回路。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記集束バイア
    ス手段が、更に、第三MOSFET及びそれに接続され
    ているコンデンサを有していることを特徴とする回路。
  29. 【請求項29】 請求項27において、前記活性化済回
    路実効スレッシュホールドバイアス手段が、更に、前記
    基準電圧を発生するための基準電圧発生手段を有してい
    ることを特徴とする回路。
  30. 【請求項30】 請求項27において、前記複数個のM
    OSFETが、第一導電型のチャンネルを具備するMO
    SFETを有しており、且つ第一MOSFETが第一導
    電型のチャンネルを有していることを特徴とする回路。
  31. 【請求項31】 請求項30において、前記第二MOS
    FETが第二導電型のチャンネルを有していることを特
    徴とする回路。
  32. 【請求項32】 集積回路を製造し且つ動作させる方法
    において、 基板上に複数個のエンハンスメントモード金属・酸化物
    ・半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)を形成
    し、且つ各MOSFETは初期的スレッシュホールド電
    圧を具備すると共に第一導電型のチャンネルを具備して
    おり、 前記初期的スレッシュホールド電圧を具備すると共に且
    つ第一導電型のチャンネルを具備する第一MOSFET
    を前記基板上に形成し、 前記第一MOSFETの実効スレッシュホールド電圧に
    関係する制御信号を発生し、 前記第一複数個のMOSFETの実効スレッシュホール
    ド電圧を前記初期的スレッシュホールド電圧の絶対値よ
    り低い絶対値を有するように設定するために前記制御信
    号に基づいて前記複数個のMOSFETへ及び前記第一
    MOSFETへバイアス電圧を印加する、上記各ステッ
    プを有することを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記第一MOS
    FET及び前記複数個のMOSFETを形成するステッ
    プが、それらが所望の実効スレッシュホールド電圧より
    高い初期的スレッシュホールド電圧を具備するように形
    成することを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 請求項32において、前記制御信号を
    発生するステップが、更に、 第二導電型のチャンネルを具備しており且つ第一MOS
    FETへ接続している第二MOSFETを前記基板上に
    形成し、 前記第二MOSFETをピンチオフ領域へバイアスさせ
    る、上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34において、前記第二MOS
    FETを形成するステップが、それが約1μAより低い
    電流を供給するように所定の比較的長く且つ幅狭のチャ
    ンネルを有するように形成することを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 請求項34において、前記バイアス電
    圧を印加するステップが、 前記制御信号と基準電圧との間の差を決定し、 前記基準電圧に実質的に等しい実効スレッシュホールド
    電圧へ集束させるために前記第一MOSFET及び複数
    個のMOSFETをバイアスするために前記制御信号と
    基準電圧との間の差に応答してバイアス電圧を発生す
    る、上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 回路を製造し且つ動作させる方法にお
    いて、 複数個の回路部分を形成し、前記回路部分の各々は、夫
    々複数個のエンハンスメントモード金属・酸化物・半導
    体電界効果トランジスタ(MOSFET)を有してお
    り、且つ各MOSFETは初期的スレッシュホールド電
    圧を有しており、 前記複数個の回路部分の夫々を選択的に活性化させ且つ
    脱活性化させ、 活性化済の回路部分の夫々のMOSFETのみをバイア
    スさせて前記初期的スレッシュホールド電圧と異なる夫
    々のMOSFETの実効スレッシュホールド電圧を設定
    し、且つ脱活性化済の回路部分の夫々のMOSFETを
    バイアスさせることがなくその際にパワーを節約する、
    上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 請求項37において、更に、 共通接続されているドレインとゲートとを有する第一M
    OSFETを形成し、 前記第一MOSFETのドレイン及びゲートへ接続して
    いるドレインを有する第二MOSFETを形成し、 前記第一及び第二MOSFETを動作させて前記第一M
    OSFETの実効スレッシュホールド電圧に関係してい
    る制御信号を発生させる、上記各ステップを有すること
    を特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 請求項38において、前記夫々のMO
    SFETのステップが、前記制御信号に基づいて前記複
    数個のMOSFET及び前記第一MOSFETをバイア
    スさせて、前記複数個のMOSFETの実効スレッシュ
    ホールド電圧が前記初期的スレッシュホールド電圧の絶
    対値より低い絶対値を有するように設定させることを特
    徴とする方法。
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