JP4221274B2 - 半導体集積回路および電源電圧・基板バイアス制御回路 - Google Patents

半導体集積回路および電源電圧・基板バイアス制御回路 Download PDF

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    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/205Substrate bias-voltage generators

Description

本発明は半導体集積回路および電源電圧・基板バイアス制御回路に関する。
近年、半導体集積回路は益々微小化されている。これに伴い半導体集積回の製造工程におけるばらつきが半導体集積回路の性能、特に閾値に大きな影響を与える。半導体集積回路内のトランジスタの閾値のばらつきを制御する公知技術が、以下に示す文献に記載されている。
図12に示す非特許文献1は、動作時のトランジスタの閾値を調節する技術を開示している。この技術では、リーク電流モニタLCMがトランジスタTmonの基板電流Imonによって、トランジスタTchipの基板電流Ichipをモニタする。基板電流Imonが目標値となるように基板バイアス発生回路SSBを動作させることによって、基板電流Ichipが制御される。その結果、チップ内のトランジスタTchipのしきい値が制御され得る。
図13に示す非特許文献2は、トランジスタの閾値と電源電圧とを同時に制御する技術を開示している。制御回路は、半導体集積回路が最大動作周波数を得ることができるようにVPPおよびVNNを制御する。
図14に示す非特許文献3は、トランジスタのしきい値を制御する技術を開示している。半導体集積回路が最大動作周波数を得ることができるように、トランジスタTの基板電位を制御している。
特許文献1は、動作電源電圧が相違していても論理閾値電圧が揃えられ、その論理閾値電圧を中心に信号を入出力することができるように構成されている。動作電源電圧の異なる回路ブロック間の信号伝達のために、回路ブロック間にレベル変換回路などの付加回路を利用する必要がなくなる。
また、一般に、半導体集積回路に用いられる電源電圧および基板バイアスは、それらの間の電位差を維持するように制御される。よって、動作状態によって電源電圧が変化した場合には、基板バイアスは電源電圧と或る電位差を維持しながら変化する。電源電圧および基板バイアスはデジタル値によって制御される。従来においては、電源電圧および基板バイアスをデジタル値によって制御するために、汎用のDAC(Digital-Analogue Converter)が用いられていた。
特開2002−111470号公報 Kuroda等によるIEEE J. "Solid-State Circuits", vol.31, 1996 (pp1770-1779) Mizuno等によるISSCC Digest of Tech. Papers, 1996(pp300-301) Tschanz等によるISSCC Digest of Tech. Papers, 2002(pp422-423)
非特許文献1に開示された基板バイアス発生回路SSBはフィードバック制御されている。よって、基板電流Ichipが大電流になった場合に、基板バイアス発生回路SSBが追従することができず、基板電流Ichipが安定するまでに時間がかかる。さらに、基板バイアス発生回路SSBはチャージポンプ回路CPを有し、基板電流Ichipはこのチャージポンプ回路CPを電流源として駆動される。基板電流Ichipが大電流になった場合に基板電流Ichipの安定化に時間がかかると、トランジスタTchipはラッチアップする可能性がある。
非特許文献2に開示された技術では、VPPおよびVNNがともに変化することで、トランジスタの電源電圧と閾値とが同時に変化し、それぞれを独立に変化させることができないという問題点がある。
非特許文献3に開示された技術では、NMOSトランジスタTの基板電位がグランド電位GND付近であるので、NMOSトランジスタTの閾値を調整するために必要な基板電位が負である場合が生じる。しかし、通常、半導体集積回路内には、グランド電位GND以下の負の電源を有しない。従って、PMOSトランジスタTの基板電位は半導体集積回路内で発生させることができるのに対し、NMOSトランジスタTの基板電位は外部(VBNext)から供給しなければならないという問題がある。
特許文献1に開示された技術は、単に閾値電圧をある閾値電圧に揃えるものであり、非特許文献3に関して上述した問題と同様の問題を含む。
また、半導体集積回路に用いられる電源電圧および基板バイアスを制御するためにDACを用いた場合には、電源電圧の制御と基板バイアスの制御とにそれぞれ独立のDACが必要であった。さらに、電源電圧が異なる回路ブロックが半導体集積回路内に存在する場合には、電源電圧の制御および基板バイアスの制御のそれぞれについて回路ブロックごとに独立のDACが必要であった。
そこで、本発明の目的は、スイッチング素子の閾値電圧のばらつきを補償するために、フィードバック回路および基板バイアス専用の外部電源を必要としない半導体集積回路を提供することである。
また、本発明の目的は、半導体集積回路に供給される電源電圧および基板バイアスを制御することができる電源電圧・基板バイアス制御回路を提供することである。
本発明に従った実施の形態による半導体集積回路は、半導体基板と、前記半導体基板の表面に形成され、電気的に分離された複数のウェル領域と、前記複数のウェル領域に製造された複数のMOSトランジスタと、実測された前記複数のMOSトランジスタの閾値電圧における製造ばらつきに基づいて前記複数のウェル領域のそれぞれに基板バイアスを与え、前記複数のMOSトランジスタの各閾値電圧を規定の閾値電圧へ適合させる基板バイアス発生回路と、前記複数のMOSトランジスタに電圧を供給する電圧源とを備え、前記基板バイアス発生回路は、前記電圧源が変化しても、前記複数のMOSトランジスタのソースと前記半導体基板との間に与えられる電圧を一定に維持することを特徴とする
本発明に従った他の実施の形態による半導体集積回路は、半導体基板と、前記半導体基板の表面に形成され、電気的に分離された複数のウェル領域と、前記複数のウェル領域に製造された複数のMOSトランジスタと、前記複数のMOSトランジスタと同一の条件で製造された複数の閾値電圧測定用素子と、実測された前記複数の閾値電圧測定用素子の閾値電圧における製造ばらつきに基づいて前記複数のウェル領域のそれぞれに基板バイアスを与え、前記複数のMOSトランジスタの各閾値電圧を規定の閾値電圧へ適合させる基板バイアス発生回路と、前記複数のMOSトランジスタに電圧を供給する電圧源とを備え、前記基板バイアス発生回路は、前記電圧源が変化しても、前記複数のMOSトランジスタのソースと前記半導体基板との間に与えられる電圧を一定に維持することを特徴とする
本発明に従った他の実施の形態による電源電圧・基板バイアス制御回路は、半導体集積回路へ印加する電源電圧および前記電源電圧に対する基板バイアスを制御する電源電圧・基板バイアス制御回路であって、前記電源電圧・基板バイアス制御回路へ定電圧を供給する定電圧源と、前記定電圧源に接続され、該定電圧源の電圧から複数の基準電圧を生成するラダー抵抗と、前記ラダー抵抗に接続されており、前記電源電圧および前記基板バイアスの関係を表す第1のデジタル値を入力し、前記第1のデジタル値に基づいて前記複数の基準電圧のいずれかを前記基板バイアスの候補として選択する複数の第1の選択回路と、前記ラダー抵抗に接続されており、前記電源電圧を表す第2のデジタル値を入力し、前記第2のデジタル値に基づいて前記複数の基準電圧のうち第1の基準電圧を前記電源電圧として前記半導体集積回路へ出力し、尚且つ、前記半導体集積回路へ前記基板バイアスを出力する基板バイアス回路を、前記第2のデジタル値に基づいて前記複数の第1の選択回路の中から選択する第2の選択回路とを備えている。
本発明による半導体集積回路は、フィードバック回路および基板バイアス専用の外部電源を導入することなく、スイッチング素子の閾値電圧の製造時のばらつきを補償することができる。
本発明による電源電圧・基板バイアス制御回路は、半導体集積回路に供給される電源電圧および基板バイアスを制御することができる。
以下、図面を参照し、本発明による実施の形態を説明する。これらの実施の形態は本発明を限定するものではない。
まず、本発明に係る半導体集積回路の実施形態を説明する。本発明の実施の形態による半導体集積回路は、MOSトランジスタの製造時に実測された閾値電圧に基づいた基板バイアスを与える基板バイアス発生回路を備えている。それにより、半導体集積回路は、フィードバック回路および基板バイアス専用の外部電源を用いることなくMOSトランジスタの閾値電圧を所望の値に合わせ込むことができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施の形態に従ったLSI100のブロック図である。LSI100は、P型MOSトランジスタMP(以下、トランジスタMPともいう)、N型MOSトランジスタMN(以下、トランジスタMNともいう)、基板バイアス発生回路BP(以下、バイアス発生回路BPともいう)および基板バイアス発生回路BN(以下、バイアス発生回路BNともいう)を備えている。
図2は、トランジスタMPおよびトランジスタMNの概略的な断面図である。トランジスタMPおよびMNはともに半導体基板5の表面に形成される。トランジスタMPは、N型のウェル領域10内に形成されている。トランジスタMNは、P型のウェル領域20内に形成されている。Nウェル領域10とPウェル領域20との間には素子分離領域(図示せず)が設けられており、Nウェル領域10とPウェル領域20とは互いに絶縁されている。
図2においては、ウェル領域10および20は1つずつ示されているが、実際には、ウェル領域10および20はともに複数形成されている。複数のNウェル領域10は互いに絶縁されており、複数のPウェル領域20も互いに絶縁されている。尚、図2において、トランジスタMPおよびMNはそれぞれウェル領域10および20に1つずつ示されているが、トランジスタMPおよびMNは、Nウェル領域10およびPウェル領域20に複数形成されていてもよい。
バイアス発生回路BNはPウェル領域20のそれぞれに対して設けられている。バイアス発生回路BNはNウェル領域10のそれぞれに対して設けられている。これにより、バイアス発生回路BPおよびバイアス発生回路BNは、トランジスタMPおよびトランジスタMNのそれぞれに基板バイアスを与えることができる。
LSI100の外部から導入している電源電圧はVDDCである。グランドGNDは接地電位である。グランドGNDは、トランジスタMNのソースに接続されている。外部電源VDDCは、トランジスタMPのソースに接続されており、グランドGNDよりも高い電圧を供給する。
バイアス発生回路BPは、演算増幅器OPP、DAコンバータDACPおよび制御回路CTLPを備えている。バイアス発生回路BNは、演算増幅器OPN、DAコンバータDACNおよび制御回路CTLNを備えている。演算増幅器OPNの基準となる入力電圧Vrは、グランドGNDの電圧よりも大きな電圧である。制御回路CTLNおよびCTLPは記憶部STNおよびSTPを有する。
ところで、トランジスタMNおよびMPの閾値電圧は、製造時にばらつきが起こる。これら製造ばらつきのあるトランジスタの閾値電圧は、製造時(ウェハーテスト)において実測され、本実施形態では、この実測されたデータに基づいて、ウェル領域10および20のそれぞれに印加すべき基板バイアスの値を決定する。
一般に、狭い範囲の同一ウェル内に形成されたトランジスタはほぼ等しい特性を有する。ウェルの距離が離れるに従って、トランジスタMNおよびMPの閾値電圧は、ウェル領域ごとにばらつく。本実施の形態では、バイアス発生回路BNは、Pウェル領域20ごとに設け、Pウェル領域20ごとに所定の基板バイアスを印加する。バイアス発生回路BPは、Nウェル領域10ごとに設け、Nウェル領域10ごとに所定の基板バイアスを印加する。
記憶部STNおよびSTPは、トランジスタMNおよびMPの製造時に実測された閾値電圧の製造ばらつきに基づいて決定した基板バイアスの値を予め格納している。記憶部STNおよびSTPは、例えば、ヒューズまたは不揮発性メモリ等でよい。制御回路CTLNおよびCTLPは、記憶部STNおよびSTPに格納された基板バイアスの情報を、それぞれDAコンバータDACNおよびDACPへデジタル信号として送信する。DAコンバータDACNおよびDACPはこのデジタル信号に従って基板バイアスを発生する。演算増幅器OPNはこの基板バイアスを低い出力インピーダンスで供給するために設けられている。このように、バイアス発生回路BPおよびBNは基板バイアスを基板領域10および20に印加する。
本実施形態によれば、LSI100の内部に記憶部STNおよびSTPが設けられている。しかし、記憶部STNおよびSTPはLSI100の外部に設けられてもよい。これにより、LSI100のサイズを小さくすることができる。
図3は、トランジスタMNの閾値電圧の統計的な分布を示すグラフである。図3を参照して、トランジスタMNの製造時における閾値電圧のターゲットについて説明する。
従来においては、トランジスタMNを動作させるときの規定の閾値電圧(以下、規定の閾値電圧という)VthN_aがトランジスタMNの製造時における閾値電圧(以下、製造時の閾値電圧という)のターゲットであった。しかし、実際に製造されたトランジスタの閾値電圧は製造ばらつきを有する。このばらつき幅の1/2の電圧幅をVdとする。規定の閾値電圧VthN_aから±Vdだけばらつくことによって、製造時の閾値電圧が接地電圧を下回る場合が生じる。これは上述した非特許文献3の問題を引き起こす。
本実施形態におけるトランジスタMNの製造時の閾値電圧のターゲットは、規定の閾値電圧VthN_aよりも補正電圧だけ高い補正閾値電圧VthN_bである。本実施形態において、補正電圧は、電圧幅Vd以上の電圧であるとする。これにより、補正閾値電圧VthN_bから電圧幅Vdだけばらついたとしても、トランジスタMNの製造時の閾値電圧は総て規定の閾値電圧VthN_a以上となる。トランジスタMNの製造時の閾値電圧が総て閾値電圧VthN_a以上であるので、バイアス発生回路BNは、接地電圧よりも高い基板バイアスを基板領域20へ与えることによって、総てのトランジスタMNの製造時の閾値電圧を規定の閾値電圧VthN_aへ合わせ込むことができる。
尚、閾値電圧のばらつきは、トランジスタの製造工程に伴う製造誤差であり、各製造ラインに固有のものである。この製造ばらつきは、過去に製造されたトランジスタの閾値電圧の測定結果により統計的に算出されているので、既知のものである。
例えば、あるトランジスタMNの製造時の閾値電圧がVthN_a+ΔV(0≦ΔV≦2*Vd)であるときには、基板バイアスは電圧ΔVに基づいた正電圧にすればよい。バイアス発生回路BNは、トランジスタMNのNソースと該複数のトランジスタのPウェル領域との間のPN接合に対してビルトイン・ポテンシャル電圧を超えない程度に順方向に基板バイアスを印加する。ここで、電圧ΔVが0以上であるので、基板バイアスは接地電圧以上になる。基板バイアスが正電圧であることによって、接地電圧より低い電圧源が不要となる。
図1に示すバイアス発生回路BNは、基板バイアスを与えるために、次のように動作する。まず、補正閾値電圧VthN_bをターゲットとして製造された各トランジスタMNの製造時の閾値電圧が予め測定されている。本実施形態において、トランジスタMNの製造時の閾値電圧と規定の閾値電圧との差から基板バイアスを算出し、この基板バイアスの値がデジタル値で記憶部STNに格納される。制御回路CTLNからデジタル信号を受信したDAコンバータDACNは、トランジスタMNの製造時の閾値電圧がトランジスタMNの動作時における規定の閾値電圧にほぼ等しくなるように、演算増幅器OPNを介して基板バイアスを基板領域20へ与える。これにより、トランジスタMNの閾値電圧を規定の閾値電圧へ合せ込むことができる。
本実施の形態において、演算増幅器OPNは、DAコンバータDACNの出力を適切な基板バイアスに変更するために、増幅器またはバッファのいずれかに構成されてもよい。
閾値電圧を測定する回路を制御回路CTLNに設けてもよい。閾値電圧を測定する回路は、例えば、基板領域20内に製造されたモニタトランジスタ(図示せず)である。モニタトランジスタのサイズは、特に限定しない。しかし、モニタトランジスタは、その閾値電圧がトランジスタMNの製造時の閾値電圧と等しくなるように、トランジスタMNと同一のプロセス条件で製造される必要がある。モニタトランジスタを測定することによって、トランジスタMN自体の閾値電圧を測定する必要がなくなる。
確実に製造時の閾値電圧を閾値電圧VthN_a以上にするために、補正電圧は電圧幅Vdよりも大きくしてもよい。勿論、電圧幅Vdは、半導体製造ライン固有の製造ばらつきに依存して変化する。
本実施の形態によれば、トランジスタMNおよびMPの両方の閾値電圧を動作時における規定の閾値電圧へ合せ込むために、DAコンバータDACNおよびDACPで発生した電圧を基板バイアスとして用いることができる。即ち、本実施の形態は、図14に示した従来例とは異なり、外部から接地電圧よりも低い電圧源を導入する必要がない。
本実施の形態によれば、トランジスタMNのソースとトランジスタMPのソースとの間の電位差が大きい。これによって、トランジスタMNが動作するときのゲート電圧とトランジスタMPが動作するときのゲート電圧との電位差が図13に示す従来例と比較して大きくなる。即ち、トランジスタMNおよびMPの動作範囲が広がる。これによって、トランジスタMNおよびMPの誤動作が防止される。
また、本実施の形態によれば、トランジスタMNのソースとトランジスタMPのソースとの間の電位差が大きいので、電源VDDCまたはグランドGNDがトランジスタMNとトランジスタMPとの間に接続された負荷容量(図示せず)をより速く充放電することができる。
本実施の形態によれば、トランジスタMNの閾値電圧およびトランジスタMPの閾値電圧のばらつきを抑える制御することによって、トランジスタMNおよびMPのスタンバイ時のリーク電流が低減される。
(第2の実施形態)
図4は、本発明に係る第2の実施の形態に従ったLSI200のブロック図である。本実施の形態において、トランジスタMNは、規定の閾値電圧VthN_aをターゲットとして製造されている。また、本実施の形態は、抵抗成分RNおよびRPと、これらを制御する制御回路CNおよびCPを備えている。本実施の形態は、これらの点で第1の実施形態と異なる。バイアス発生回路BNおよびBPの構成は、第1の実施形態と同様である。
抵抗成分RNは、グランドGNDとトランジスタMNのソースとの間に直列に接続されている。抵抗成分RPは、電源VDDIOとトランジスタMPのソースとの間に直列に接続されている。抵抗成分RNおよびRPは、可変抵抗であり、例えば、MOSトランジスタで構成することができる。図4において抵抗成分RN、RPは1つだけ示されているが、複数の基板領域20、10のそれぞれに設けられている。各抵抗成分RNは、ほぼ等しい抵抗値を有する。各抵抗成分RPの抵抗値は、ほぼ等しい抵抗値を有してもよく、互いに異なっていてもよい。
各抵抗成分RNはほぼ等しい抵抗値を有するので、制御回路CNが抵抗成分RNに流れる電流を制御することで、総てのトランジスタMNのソースにおける電圧VNNがグランドGNDよりも補正電圧だけ高い補正ソース電圧に維持される。制御回路CNは電圧VNNを補正ソース電圧に維持するように抵抗成分RNを制御する。本実施形態において、補正電圧は電圧幅Vd(図3参照)以上の電圧である。これにより、複数のトランジスタMNの補正ソース電圧は電圧Vd以上となる。従って、バイアス発生回路BNは、グランドGNDよりも高い基板バイアスを基板領域20へ与えることによって、複数のトランジスタMNを規定の閾値電圧VthN_aへ合せ込むことができる。即ち、本実施の形態は、グランドGND以下の負電圧を供給する電源が不要となる。
尚、回路構成を簡単化するために、1つの抵抗成分RNを複数の基板領域20に共通に用いてもよい。基板バイアスをグランドGNDよりも高くするために、補正電圧は電圧幅Vdよりも大きくしてもよい。
一方、抵抗成分RPに電流が流れることによって、トランジスタMPのソースにおける電圧VPPが電源VDDIOよりも補正電圧だけ低い電圧に維持される。各抵抗成分RPの抵抗値は互いに相違してもよいので、電圧VPPは任意に設定可能である。これにより、本実施の形態は、トランジスタMNのソースとトランジスタMPのソースとの間の電位差を大きくすることが可能である。従って、本実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態は、抵抗成分RPの大きさによって、トランジスタMNのソースとトランジスタMPのソースとの間の電位差を小さくすることが可能である。これによって、消費電力を低減することができる。
(第3の実施形態)
図4を参照して、本発明に係る第3の実施形態を説明する。本実施の形態において、トランジスタMNは、規定の閾値電圧VthN_aよりも第1の補正電圧だけ減じた補正閾値電圧をターゲットとして製造されている。本実施形態はこのような点で第2の実施形態と異なる。本実施形態において、第1の補正電圧は、電圧幅Vd(図3参照)以上である。これにより、トランジスタMNの製造時の閾値電圧は、接地電圧以下となる。
制御回路CNは電圧VNNをグランドGNDよりも第2の補正電圧だけ高く維持するように抵抗成分RNを制御する。本実施形態において、第2の補正電圧は、2*Vd以上である。これにより、トランジスタMNの閾値電圧は、接地電圧以上かつVNN以下となる。
したがって、本実施形態によれば、バイアス発生回路BNは、グランドGND以上かつVNN以下の範囲の基板バイアスを発生させることによって、トランジスタMNの閾値電圧を規定の閾値電圧へ合わせ込むことができ、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
第2から第3の実施形態において、抵抗成分RNおよびRPに代えて、電圧を制御することができるシリーズレギュレータを接続しても、上述の効果を得ることができる。
また、これら第1乃至第3の実施形態においては、トランジスタMNについて説明したが、トランジスタMPについても同様のことが言える。この場合、上述の“閾値電圧”を“閾値電圧の絶対値”と、“グランドGND”および“接地電圧”を“電源電圧VDD”と読み替えればよい。
図5および図6は、第1から第3の実施形態を用いた場合におけるLSI内部の信号レベルを示した図である。図5は、LSIが動作状態であるときの信号レベルを示し、図6は、LSIがスタンバイ状態であるときの信号レベルを示す。これらの図は、LSIに内蔵されたロジック回路Logic1、Logic2、Logic3およびメモリSRAMの信号レベルを示している。ロジック回路Logic1、Logic2、Logic3およびメモリSRAMは、それぞれトランジスタMNおよびMPから構成されている。また、I/Oは、グランドGNDおよび電源電圧VDDの電圧レベルを示している。
例えば、図5に示すロジック回路Logic3は、LSIの内部で他の回路とは異なる電位差の電源を必要とする。このような場合に、第1から第3の実施形態によれば、それぞれの回路のグランドGND側の信号レベルを一定にして、電源VDD側の信号レベルのみを変更すれば足りる。図6に示すようにLSI100がスタンバイ状態である場合にも、図5と同様のことが言える。
次に、本発明に係る電源電圧・基板バイアス制御回路の実施形態を説明する。本発明の実施の形態による電源電圧・基板バイアス制御回路は、制御用のデジタル値の上位ビットに基づいて複数の基準電圧から電源電圧VDDを選択し、その下位ビットに基づいて電源電圧と基板バイアスVBBの電位差を決定する。これにより、電源電圧・基板バイアス制御回路は、電源電圧と基板バイアスとの関係を保持したまま電源電圧の制御を行なうことができる。
例えば、本実施形態において、選択された電圧は第1から第3の実施形態によるLSIに供給される。また、基板バイアスVBBは第1から第3の実施形態によるLSIに設けられたトランジスタの閾値電圧を調節するために用いられる。
(第4の実施形態)
図7は、本発明に係る第4の実施形態に従った電源電圧・基板バイアス制御回路400(以下、制御回路400という)の回路図である。制御回路400は、定電圧回路401、デコーダ回路402、デコーダ回路403、ラダー抵抗404、電源電圧選択回路430および基板バイアス選択回路471〜474を備えている。
定電圧回路401は電源から電力供給を受けて定電圧Vを出力する。ラダー抵抗404は、定電圧回路401とグランドGNDとの間に直列に接続された抵抗器R1〜R17を含む。ラダー抵抗404は、定電圧Vを抵抗器R1〜R17によって分圧し、基準電圧S1〜S16を生成する。これらの抵抗器の数により複数の基準電圧を生成することができる。
デコーダ回路402および403は、4ビットのデジタル制御信号のうち、それぞれ上位2ビットの制御信号AUおよび下位2ビットの制御信号ADを復号化する。制御信号AUは、制御回路400が電力供給するLSI100の動作状態に応じて、電源電圧VDDを制御する信号である。制御信号ADは、電源電圧VDDに対する基板バイアスVBBを制御する制御信号である。例えば、制御信号ADは、LSI100内のトランジスタの閾値電圧を調整する基板バイアスVBBと電源電圧VDDとの電位差を示す。
電源電圧選択回路430はスイッチングトランジスタT31〜T34(以下、単にトランジスタT31〜T34)を含む。電源電圧選択回路430はラダー抵抗404およびデコーダ回路402に接続されている。トランジスタT31〜T34は、それぞれ異なる基準電圧に接続されている。本実施形態では、トランジスタT31が基準電圧S2に接続され、トランジスタT32が基準電圧S6に接続され、トランジスタT33が基準電圧S10に接続され、並びに、トランジスタT34が基準電圧S14に接続されている。トランジスタT31〜T34のゲートにはデコーダ回路402から出力されたデジタル信号が印加される。このデジタル信号に依存して、トランジスタT31〜T34のいずれかがオンになる。それによって、電源電圧選択回路430は、制御信号AUに従った基準電圧を電源電圧VDDとして出力することができる。本実施形態では、電源電圧選択回路430は、基準電圧S2、S6、S10またはS14のいずれかを選択し、出力している。
基板バイアス選択回路471は、AND回路51〜54およびスイッチングトランジスタT71〜T74(以下、単にトランジスタT71〜T74)を含む。基板バイアス選択回路472は、AND回路55〜58およびスイッチングトランジスタT75〜T78(以下、単にトランジスタT75〜T78)を含む。基板バイアス選択回路473は、AND回路59〜62およびスイッチングトランジスタT79〜T82(以下、単にトランジスタT79〜T82)を含む。基板バイアス選択回路474は、AND回路63〜66およびスイッチングトランジスタT83〜T86(以下、単にトランジスタT83〜T86)を含む。
本実施形態では、トランジスタT71〜T86は、互いに異なる基準電圧S1〜S16に接続されている。トランジスタT71〜T86のゲートはそれぞれ、AND回路51〜66の出力に接続されている。
AND回路51〜66の2つの入力のうち一方の入力には、制御信号AUに基づいたデジタル信号がデコーダ回路402から供給される。他方の入力には、制御信号AUに基づくデジタル信号がデコーダ回路403から供給される。
本実施形態においては、AND回路51〜54の一方の入力には、デコーダ回路402からデジタル信号[11]が供給される。AND回路55〜58の一方の入力にはデジタル信号[10]が、AND回路59〜62の一方の入力にはデジタル信号[01]が、AND回路63〜66の一方の入力にはデジタル信号[00]がそれぞれ供給される。これにより、制御信号AUに基づいて基板バイアス選択回路471〜474のいずれかの回路が選択される。
また、AND回路51〜66のそれぞれの他方の入力には、デコーダ回路403からのデジタル信号[11]、[10]、[01]、[00]が供給される。これにより、各基板バイアス選択回路内のいずれかのスイッチングトランジスタが制御信号ADに基づいて選択される。
このように本実施形態において、制御信号AUによって電源電圧VDDおよび基板バイアス選択回路が選択され、尚且つ、制御信号ADによってこの基板バイアス選択回路内のいずれかのスイッチングトランジスタが選択される。これにより、制御回路400は、制御信号AUに基づいた電源電圧VDDを出力し、尚且つ、制御信号AU、ADに基づいて基板バイアスVBBを出力することができる。
例えば、制御信号AUが[10]である場合、電源電圧選択回路430において、トランジスタT32がオンする。よって、電源電圧選択回路430は、基準電圧S6を電源電圧VDDとして出力する。また、制御信号AUが[10]であるので、バイアス選択回路472が選択され、AND回路55〜58の一方の入力にハイレベルの信号が入力される。
制御信号ADが[01]である場合、バイアス選択回路472において、トランジスタT77がオンする。従って、バイアス選択回路472は、基準電圧S7を基板バイアスVBBとして出力する。
例えば、制御信号ADを[01]に固定し、制御信号AUを変化させた場合、電源電圧VDDは、基準電圧S2、S6、S10、S14のいずれかに変化する。制御信号AUが[11]に変化したときは、電源電圧VDDとして基準電圧S2を出力しかつ基板バイアスVBBとして電圧S3を出力する。制御信号AUが[01]に変化したときは、電源電圧VDDは基準電圧S10を出力しかつ基板バイアスVBBはS11を出力する。制御信号AUが[00]に変化したときは、電源電圧VDDは基準電圧S14を出力しかつ基板バイアスVBBはS15を出力する。このように、基板バイアスVBBは、電源電圧VDDよりも1レベルだけ低い電圧を維持しつつ変化する。本実施形態によれば、電源電圧VDDと基板バイアスVBBとの電位差を保持しながらこれらの電圧を変化させることができる。
電源電圧VDDが出力し得る基準電圧を変更するためには、トランジスタT31〜T34と基準電圧との接続関係を変更すればよい。例えば、トランジスタT31〜T34とラダー抵抗404との間のノードN31〜N34をラダー抵抗404の他の箇所へ接続することによって、電源電圧VDDは所望の基準電圧を出力することができる。
また、基板バイアスVBBが出力し得る基準電圧を変更するためには、トランジスタT71〜T86と基準電圧との接続関係を変更すればよい。
(第5の実施形態)
図8は、本発明に係る第5の実施形態に従った電源電圧・基板バイアス制御回路500(以下、制御回路500という)の回路図である。制御回路500は、定電圧回路401、デコーダ回路402、デコーダ回路403、ラダー抵抗404、電源電圧選択回路431および基板バイアス選択回路475〜479を備えている。
電源電圧選択回路431は、第4の実施形態における電源電圧選択回路430と同様に、トランジスタT31〜T34を有する。電源電圧選択回路431は、さらに、基板バイアス選択回路475〜479を選択するために用いられるスイッチングトランジスタT35〜T38(以下、トランジスタT35〜T38という)を有する。
基板バイアス選択回路475〜479は、第4の実施形態における基板バイアス選択回路471〜474と同様に、トランジスタT71〜T86を有する。しかし、基板バイアス選択回路475〜479は、AND回路を有しない点で基板バイアス選択回路471〜474と異なる。基板バイアス選択回路475〜479は、トランジスタT35〜T38によって選択されるため、AND回路を必要としない。
カスタマイズ領域405は、トランジスタT31〜T38、T71〜T86とラダー抵抗404との接続関係を決定する配線領域である。カスタマイズ領域405における配線によって、電源電圧VDDおよび基板バイアスVBBとして選択され得る基準電圧がS1〜S16の中から決定される。
電源電圧VDDとして選択され得る基準電圧は、ノードN31〜N34の接続位置によって決定される。本実施形態では、基準電圧S2、S6、S8またはS10のいずれかが、電源電圧VDDとして選択され得る。基板バイアスVBBとして選択され得る基準電圧は、ノードN1〜N16の接続位置によって決定される。本実施形態では、基準電圧S1〜S12のいずれかが、電源電圧VBBとして選択され得る。
電源電圧選択回路431は、制御信号AUに基づいてトランジスタT31〜T34およびトランジスタT35〜T38のいずれかを選択する。制御信号AUが[11]の場合、電源電圧選択回路431は、トランジスタT31およびトランジスタT35を選択する。電源電圧選択回路431は、制御信号AUが[10]の場合、トランジスタT32およびトランジスタT36を、制御信号AUが[01]の場合、トランジスタT33およびトランジスタT37を、制御信号AUが[00]の場合、トランジスタT34およびトランジスタT38を選択する。
これにより、電源電圧選択回路431は、電源電圧VDDとして基準電圧S2、S6、S8またはS10のいずれかを出力することができる。また、電源電圧選択回路431は、基板バイアス選択回路475〜479の中から基板バイアス選択回路を選択することができる。例えば、図8において、制御信号AUが[11]の場合、電源電圧VDDとして基準電圧S2が選択されかつ基板バイアス選択回路475が選択される。よって、基板バイアスVBBとしては基準電圧S1〜S4のいずれかが選択され得る。制御信号AUが[10]の場合、電源電圧VDDとして基準電圧S6かつ基板バイアス選択回路476が選択され、制御信号AUが[01]の場合、基準電圧S8かつ基板バイアス選択回路477が選択され、制御信号AUが[00]の場合、基準電圧S10かつ基板バイアス選択回路478が選択される。
基板バイアス選択回路475〜479は、制御信号ADに基づいて基板バイアス選択回路475〜479のそれぞれの中からトランジスタを選択する。制御信号ADが[11]の場合、基板バイアス選択回路475〜479は、それぞれトランジスタT71、T75、T79およびT83を選択する。基準バイアス選択回路475〜479はそれぞれ、制御信号ADが[10]の場合、トランジスタT72、T76、T80およびT84を、制御信号ADが[01]の場合、トランジスタT73、T77、T81およびT85を、制御信号ADが[00]の場合、トランジスタT74、T78、T82およびT86を選択する。
このように本実施形態において、制御信号ADによって基板バイアス選択回路内のいずれかのスイッチングトランジスタが選択され、尚且つ、制御信号AUによって電源電圧VDDおよび基板バイアス選択回路が選択される。これにより、制御回路500は、制御信号AD、AUに基づいて電源電圧VDDに対してある電位差を有する基板バイアスVBBを出力し、尚且つ、制御信号AUに基づいた電源電圧VDDを出力することができる。
例えば、制御信号ADが[01]である場合、トランジスタT73、T77、T81、T85がオンする。さらに、制御信号AUが[10]である場合、電源電圧選択回路431において、トランジスタT32、T36がオンする。よって、電源電圧選択回路431は、基準電圧S6を電源電圧VDDとして出力する。また、トランジスタT36がオンであるので、バイアス選択回路476が選択される。従って、バイアス選択回路476は、基準電圧S7を基板バイアスVBBとして出力する。
制御信号ADを[01]に固定し、制御信号AUを変化させた場合、電源電圧VDDは、基準電圧S2、S8、S10のいずれかへ変化する。制御信号AUが[11]に変化したとき、電源電圧VDDは基準電圧S2を出力する。このとき、トランジスタT35がオンになるのでバイアス選択回路475内のトランジスタT73が選択され、それによって、基板バイアスVBBとしてS3が出力される。制御信号AUが[01]に変化したとき、電源電圧VDDは基準電圧S8を出力する。このとき、トランジスタT37がオンになるのでバイアス選択回路478内のトランジスタT81が選択され、それによって、基板バイアスVBBとしてS9が出力される。制御信号AUが[00]に変化したとき、電源電圧VDDは基準電圧S10を出力する。このとき、トランジスタT38がオンになるのでバイアス選択回路479内のトランジスタT85が選択され、それによって、基板バイアスVBBとしてS11が出力される。
このように、基板バイアスVBBは、電源電圧VDDよりも1レベルだけ低い電圧を維持しつつ変化する。本実施形態によれば、電源電圧VDDと基板バイアスVBBとの電位差を保持しながらこれらの電圧を変化させることができる。
本実施形態は、第4の実施形態と同様の効果を有する。さらに、本実施形態は、図9から図11に示すように、電源電圧選択回路431を複数設けることによって、LSI内の複数のブロックのそれぞれに対して電源電圧VDDおよび基板バイアスVBBを供給することができる。
第4および第5の実施形態は、4ビットの制御信号に基づいて動作するが、4ビットに限らず、これ以上またはこれ以下のビット数の制御信号に基づいて動作してもよい。この場合、トランジスタ、AND回路および配線等の数を変更する必要がある。
図9は、複数のブロックを有するLSI100に制御回路500を接続した状態を示すブロック図である。ブロック8Aおよび8Bはそれぞれ異なる電源電圧を必要とする。制御回路500は、LSI100のブロック8Aおよび8Bのそれぞれに接続された電源電圧選択回路431Aおよび431Bを備えている。ラダー抵抗404および基板バイアス選択回路470は電源電圧選択回路431Aおよび431Bに対して共通である。
また、LSI100は、1チップであるので、ブロック8Aおよび8Bはトランジスタの閾値電圧において同様の製造ばらつきを有する。従って、ブロック8Aおよび8Bはそれぞれ異なる電源電圧VDDを必要とし、尚且つ、それぞれの電源電圧からほぼ一定の電位差の基板バイアスVBBを必要とする。
電源電圧選択回路431Aは、制御信号AU1、ADに基づいて、ブロック8Aへ電源電圧VDDAおよび基板バイアスVBBAを与える。電源電圧選択回路431Bは、制御信号AU2、ADに基づいて、ブロック8Bへ電源電圧VDDBおよび基板バイアスVBBBを与える。電源電圧VDDA、VDDBおよび基板バイアスVBBA、VBBBは、それぞれバッファ回路9によりバッファされブロック8Aまたは8Bへ供給される。
本実施形態は、LSI100内のブロックごとに所望の電源電圧を供給することができる。さらに、本実施形態は、それぞれのブロックに供給する電源電圧に対してほぼ一定の電位差を有する基板バイアスを、それぞれのブロックへ供給することができる。このように、本実施形態は、LSIチップ全体のトランジスタの特性とブロックごとの回路の性能とを独立に制御できる。
図10は、図9に示す電源電圧VDDAおよび基板バイアスVBBAの電圧レベルを示すグラフである。図11は、図9に示す電源電圧VDDBおよび基板バイアスVBBBの電圧レベルを示すグラフである。これらのグラフの縦軸は、電源電圧および基板バイアスのそれぞれの電圧レベルを基準電圧で示している。横軸は時間である。
例えば、制御信号AU1は、時間の経過とともに、[11]、[01]、[00]、[11]の順に変化し、制御信号AU2は、時間の経過とともに、[11]、[10]、[11]の順に変化している。
制御信号ADが[01]である場合、基板バイアスVBBAおよびVBBBはそれぞれ電源電圧VDDAおよびVDDBに対して電圧レベルが1つだけ小さい。このように、本実施形態は、電源電圧より1レベル小さな基板バイアスを絶えず発生させることができる。
図9に示したLSI100内のブロック数は2つであったが、ブロック数は2つ以上であってよい。この場合、制御回路500は、ブロックと同数の電源電圧選択回路431を備える。これに伴い、制御信号AUの数は、電源電圧選択回路431を制御するブロックと同数である。
第4および第5の実施形態において、制御信号AUの変更にともなって電源電圧VDDが変化した時に、基板バイアスVBBの電圧レベルと電源電圧VDDの電圧レベルとが過渡的に逆転する場合がある。このような場合に、LSI100内のトランジスタのソースとそのトランジスタのチャネル領域との間のPN接合に対して、ビルトイン・ポテンシャル電圧を超えるほどの順バイアスが印加されるという問題が生じ得る。このような問題を回避するためには、電源電圧VDDが変化した時に、電源電圧VDDと基板バイアスVBBを一時的にショートさせればよい。あるいは、電源電圧VDDと基板バイアスVBBとを異なるタイミングで変化させてもよい。
本発明に係る第1の実施の形態に従ったLSI100のブロック図。 トランジスタMPおよびトランジスタMNの概略的な断面図。 従来技術および本実施形態におけるN型トランジスタの閾値電圧のばらつきを示すグラフ。 本発明に係る第2の実施の形態に従ったLSI200のブロック図。 LSI100が動作状態であるときの信号レベルを示した図。 LSI100がスタンバイ状態であるときの信号レベルを示した図。 本発明に係る第4の実施形態に従った制御回路400の回路図。 本発明に係る第5の実施形態に従った制御回路500の回路図。 複数のブロックを有するLSI100に制御回路500を接続した状態を示すブロック図。 図9に示す電源電圧VDDAおよび基板バイアスVBBAの電圧レベルを示すグラフ。 図9に示す電源電圧VDDBおよび基板バイアスVBBBの電圧レベルを示すグラフ。 非特許文献1に関する図。 非特許文献2に関する図。 非特許文献3に関する図。
符号の説明
100、200 LSI
MP P型MISトランジスタ
MN N型MISトランジスタ
BP、BN 基板バイアス発生回路
10 N型の基板領域
20 P型の基板領域
VDDC 電源
GND グランド
OPP、OPN 演算増幅器
DACP、DACN DAコンバータ
CTLP、CTLN 制御回路
STN、STP 記憶部
VthN_a 規定の閾値電圧
Vd 製造によるばらつきの電圧幅
ΔV 基板バイアス
RN、RP 抵抗成分
CN、CP 制御回路
400 電源電圧・基板バイアス制御回路
401 定電圧回路
402 デコーダ回路
403 デコーダ回路
404 ラダー抵抗
430 電源電圧選択回路
471〜474 基板バイアス選択回路

Claims (19)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の表面に形成され、電気的に分離された複数のウェル領域と、
    前記複数のウェル領域に製造された複数のMOSトランジスタと、
    実測された前記複数のMOSトランジスタの閾値電圧における製造ばらつきに基づいて前記複数のウェル領域のそれぞれに基板バイアスを与え、前記複数のMOSトランジスタの各閾値電圧を規定の閾値電圧へ適合させる基板バイアス発生回路と、
    前記複数のMOSトランジスタに電圧を供給する電圧源とを備え、
    前記基板バイアス発生回路は、前記電圧源の電圧が変化しても、前記複数のMOSトランジスタのソースと前記半導体基板との間に与えられる電圧を一定に維持することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 半導体基板と、
    前記半導体基板の表面に形成され、電気的に分離された複数のウェル領域と、
    前記複数のウェル領域に製造された複数のMOSトランジスタと、
    前記複数のMOSトランジスタと同一の条件で製造された複数の閾値電圧測定用素子と、
    実測された前記複数の閾値電圧測定用素子の閾値電圧における製造ばらつきに基づいて前記複数のウェル領域のそれぞれに基板バイアスを与え、前記複数のMOSトランジスタの各閾値電圧を規定の閾値電圧へ適合させる基板バイアス発生回路と、
    前記複数のMOSトランジスタに電圧を供給する電圧源とを備え、
    前記基板バイアス発生回路は、前記電圧源の電圧が変化しても、前記複数のMOSトランジスタのソースと前記半導体基板との間に与えられる電圧を一定に維持することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 前記複数のウェル領域のそれぞれに前記基板バイアスを印加することによって、前記複数のウェル領域に形成された前記複数のMOSトランジスタの閾値電圧を所定値に合せ込むことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 実測された前記複数のMOSトランジスタの閾値電圧または前記複数の閾値電圧測定用素子の閾値電圧に基づいて決定された前記基板バイアスの情報を予め格納する記憶部をさらに備え、
    前記基板バイアス発生回路は、前記記憶部に格納された前記基板バイアスの情報に従って基板バイアスを前記複数のウェル領域へ印加することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路。
  5. 前記複数のMOSトランジスタは、前記複数のMOSトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた製造ばらつきに基づいて前記複数のMOSトランジスタのチャネル領域のイオン注入不純物濃度を制御することによって、前記規定の閾値電圧から第1の補正電圧だけ異なる補正閾値電圧を、前記複数のMOSトランジスタの各閾値電圧のターゲットとして製造されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路。
  6. 前記補正閾値電圧は、前記複数のMOSトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた閾値電圧の製造ばらつき幅の絶対値の1/2以上の電圧を前記規定の閾値電圧の絶対値に加えた電圧であり、
    前記基板バイアス発生回路は、前記複数のMOSトランジスタのソースと該複数のMOSトランジスタが形成されているウェル領域との間のPN接合に対してビルトイン・ポテンシャル電圧を超えない程度に順方向に基板バイアスを印加することを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記複数のMOSトランジスタのうちN型チャネルMOSトランジスタの前記補正閾値電圧は、前記複数のMOSトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた閾値電圧の製造ばらつき幅の絶対値の1/2以上の電圧を前記規定の閾値電圧に加えた電圧であり、
    前記複数のMOSトランジスタのうちP型チャネルMOSトランジスタの前記補正閾値電圧は、前記複数のトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた閾値電圧の製造ばらつき幅の絶対値の1/2以上の電圧を前記規定の閾値電圧の絶対値から減じた電圧であり、
    前記基板バイアス発生回路は、前記N型チャネルMOSトランジスタのN型ソースと該N型チャネルMOSトランジスタが形成されているP型ウェル領域との間のPN接合に対して該PN接合のビルトイン・ポテンシャル電圧を超えない程度に順方向に基板バイアスを印加し、前記P型チャネルMOSトランジスタのP型ソースと該PチャネルMOSトランジスタが形成されているN型ウェル領域との間のPN接合に対して逆方向に基板バイアスを印加することを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  8. 前記複数のMOSトランジスタのうちN型チャネルMOSトランジスタの前記補正閾値電圧は、前記複数のMOSトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた閾値電圧の製造ばらつき幅の1/2以上の電圧を前記規定の閾値電圧から減じた電圧であり、
    前記複数のMOSトランジスタのうちP型チャネルMOSトランジスタの前記補正閾値電圧は、前記複数のトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた閾値電圧の製造ばらつき幅の絶対値の1/2以上の電圧を前記規定の閾値電圧の絶対値に加えた電圧であり、
    前記基板バイアス発生回路は、前記N型チャネルMOSトランジスタのN型ソースと該N型チャネルMOSトランジスタが形成されているP型ウェル領域との間のPN接合に対して逆方向に基板バイアスを印加し、前記P型チャネルMOSトランジスタが形成されているP型ソースと該P型チャネルMOSトランジスタのN型ウェル領域との間のPN接合に対して該PN接合のビルトイン・ポテンシャル電圧を超えない程度に順方向に基板バイアスを印加することを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  9. 前記複数のMOSトランジスタは、前記規定の閾値電圧をターゲットとして製造され、
    前記複数のMOSトランジスタの製造時に実測された前記複数のMOSトランジスタの閾値電圧の製造ばらつき、または、前記複数のMOSトランジスタの製造時に実測された前記閾値電圧測定用素子の閾値電圧の製造ばらつきに基づいて、前記半導体集積回路を動作させるために用いられる電源電圧から第2の補正電圧だけ異なる補正ソース電圧を、前記複数のMOSトランジスタの各ソースに印加する電圧供給回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路。
  10. 前記補正ソース電圧は、前記複数のMOSトランジスタの製造時に実測された閾値電圧の製造ばらつき幅の1/2以上に相当する閾値電圧の変動に要する基板バイアスの電圧の絶対値を前記電源電圧に加えた電圧であることを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路。
  11. 前記基板バイアス発生回路は、前記複数のMOSトランジスタの製造時に実測された閾値電圧の絶対値が前記規定の閾値電圧よりも高めにばらついている場合には、前記複数のMOSトランジスタのソースと前記半導体基板との間のPN接合に対してビルトイン・ポテンシャル電圧を超えない程度に順方向に基板バイアスを印加し、前記複数のMOSトランジスタの製造時に実測された閾値電圧の絶対値が前記規定の閾値電圧よりも低めにばらついている場合には、前記複数のMOSトランジスタのソースと前記半導体基板との間のPN接合に対して逆方向に基板バイアスを印加することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の半導体集積回路。
  12. 前記複数のMOSトランジスタは、前記複数のMOSトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた製造ばらつきに基づいて前記複数のMOSトランジスタのチャネル領域のイオン注入不純物濃度を制御することによって、前記規定の閾値電圧から第1の補正電圧だけ異なる補正閾値電圧を前記複数のMOSトランジスタの各閾値電圧のターゲットとして製造され、
    前記補正閾値電圧は、前記複数のMOSトランジスタの製造ラインにおいて統計的に得られた閾値電圧の製造ばらつき幅の絶対値の1/2以上の電圧を前記規定の閾値電圧の絶対値から減じた電圧であり、
    前記基板バイアス発生回路は、前記複数のMOSトランジスタのソースと該複数のMOSトランジスタのチャネル領域との間のPN接合に対して逆方向に基板バイアスを印加することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路。
  13. 前記基板バイアス発生回路は、DAコンバータおよび演算増幅器を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  14. 前記電圧供給回路は、シリーズレギュレータまたはDC−DCコンバータであることを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路。
  15. 半導体集積回路へ印加する電源電圧および前記電源電圧に対する基板バイアスを制御する電源電圧・基板バイアス制御回路において、
    前記電源電圧・基板バイアス制御回路へ定電圧を供給する定電圧源と、
    前記定電圧源に接続され、該定電圧源の電圧から複数の基準電圧を生成するラダー抵抗と、
    前記ラダー抵抗に接続されており、前記電源電圧および前記基板バイアスの関係を表す第1のデジタル値を入力し、前記第1のデジタル値に基づいて前記複数の基準電圧のいずれかを前記基板バイアスの候補として選択する複数の第1の選択回路と、
    前記ラダー抵抗に接続されており、前記電源電圧を表す第2のデジタル値を入力し、前記第2のデジタル値に基づいて前記複数の基準電圧のうち第1の基準電圧を前記電源電圧として前記半導体集積回路へ出力し、尚且つ、前記半導体集積回路へ前記基板バイアスを出力する基板バイアス回路を、前記第2のデジタル値に基づいて前記複数の第1の選択回路の中から選択する第2の選択回路とを備えた電源電圧・基板バイアス制御回路。
  16. 前記複数の第1の選択回路のそれぞれは、
    前記ラダー回路に接続されており、互いに異なる前記基準電圧を前記基板バイアスとして出力する複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子の各ゲートに接続された出力端子を有し、前記第1のデジタル値に基づく電圧および前記第2のデジタル値に基づく電圧を入力して前記複数のスイッチング素子のそれぞれをスイッチングする複数のAND回路とを含むことを特徴とする請求項15に記載の電源電圧・基板バイアス制御回路。
  17. 前記第2の選択回路は、
    前記ラダー回路に接続されており、前記第2のデジタル値に基づく電圧がゲートに印加されることによって、互いに異なる前記基準電圧を前記電源電圧として出力する複数のスイッチング素子を含むことを特徴とする請求項15に記載の電源電圧・基板バイアス制御回路。
  18. 前記複数の第1の選択回路のそれぞれは、
    前記ラダー回路に接続されており、前記第1のデジタル値に基づく電圧がゲートに印加されることによって、互いに異なる前記基準電圧を前記基板バイアスの候補として出力する複数のスイッチング素子を含むことを特徴とする請求項15に記載の電源電圧・基板バイアス制御回路。
  19. 前記第2の選択回路は、
    前記ラダー回路に接続されており、前記第2のデジタル値に基づく電圧がゲートに印加されることによって、互いに異なる前記基準電圧を前記電源電圧として出力する複数の電源電圧スイッチング素子と、
    前記複数の第1の選択回路に接続されており、前記第2のデジタル値に基づく電圧がゲートに印加されることによって、前記複数の第1の選択回路の中から前記基板バイアス回路を選択する複数の基板バイアススイッチング素子とを含むことを特徴とする請求項15に記載の電源電圧・基板バイアス制御回路。
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