JP4237221B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4237221B2
JP4237221B2 JP2006313078A JP2006313078A JP4237221B2 JP 4237221 B2 JP4237221 B2 JP 4237221B2 JP 2006313078 A JP2006313078 A JP 2006313078A JP 2006313078 A JP2006313078 A JP 2006313078A JP 4237221 B2 JP4237221 B2 JP 4237221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
power supply
supply line
source
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006313078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008131266A (ja
Inventor
一浩 寺本
陽治 出井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2006313078A priority Critical patent/JP4237221B2/ja
Priority to US11/984,464 priority patent/US7675347B2/en
Publication of JP2008131266A publication Critical patent/JP2008131266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4237221B2 publication Critical patent/JP4237221B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0016Arrangements for reducing power consumption by using a control or a clock signal, e.g. in order to apply power supply
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0018Special modifications or use of the back gate voltage of a FET

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置に関し、更に詳しくは、動作状態を、通常動作状態と待機状態とで切り替える機能を有する半導体装置に関する。
半導体装置では、待機時の消費電力を削減し、かつ、動作時のトランジスタの能力を向上させるために、基板電位Vbを制御する手法が採用されることが多い。しかしながら、この手法では、微細化が進むにつれて、基板電位Vbのみを大きくすると、GIDL(Gate-Induced-Drain-Leakage)によるリーク電流が発生し、待機時の消費電力が増加するという問題が発生する。この問題を回避する技術としては、特許文献1に記載の技術がある。
図9は、特許文献1に記載の半導体装置の構成を示している。半導体装置200は、被制御トランジスタP201、P202、N201、N202と、基板電位生成回路211、214と、ソース電位生成回路212、213とを有する。基板電位生成回路211、214は、それぞれ電源線221、224に供給する電位を生成する。ソース電位生成回路212、213は、それぞれ電源線222、223に供給する電位を生成する。
被制御トランジスタP201、P202、N201、N202のソースは、電源線222、223に接続されている。また、被制御トランジスタP201、P202、N201、N202のウェル(基板)は、電源線221、224に接続されている。被制御トランジスタP201及びN201と、被制御トランジスタP202及びN202とは、インバータを構成し、ゲートに入力された信号に基づいて信号を出力する。
半導体装置200は、通常動作状態では、電源線221及び222に供給される内部電源VPERIと、電源線223及び224に供給されるVSS電位の内部電源(GND側)とを用いて、インバータ等の回路を動作させている。内部電源VPERIは、外部電源VDDを降圧して生成したものである。半導体装置200では、回路を構成するトランジスタのしきい値(Vt)が、例えば0.2vと低く設定されているため、スタンドバイ時(待機状態)で、インバータ列への入力信号Vgが例えばVSSレベルに固定されている場合でも、トランジスタにはサブスレショルドリーク電流が流れる。また、電源電位(VSS電位)やゲート電位の浮き、ノイズの発生、製造工程におけるトランジスタのしきい値のばらつきなどの影響を受けて、オフ側のトランジスタにわずかなリーク電流が流れる。特に、回路規模が大きい半導体装置では、これらリーク電流による動作電流の増加が問題となる。
上記リーク電流を低減するため、待機状態では、基板電位生成回路211により、被制御トランジスタP201、P202の基板電位を動作時の電位VPERIよりも高くし、ソース電位生成回路212により、被制御トランジスタP201、P202のソース電位を、動作時の電位VPERIよりも低くする。また、基板電位生成回路214により、被制御トランジスタN201、N202の基板電位を動作時の電位VSSよりも低くし、ソース電位生成回路213により、被制御トランジスタN201、N202のソース電位を、動作時の電位VSSよりも高くする。このようにすることで、各トランジスタのソース電位に対するゲート電位は、よりオフになる方向に働き、かつ、基板効果によりトランジスタのしきい値が大きくなるので、トランジスタのゲートがわずかにしきい値を超えて流れるリーク電流や、サブスレショルドリーク電流がなくなり、消費電流の低減が可能である。
図10は、電源線221〜224の電位変化を示している。通常動作状態では、Pch側の基板電位生成回路211及びソース電位生成回路212は、それぞれ外部電源を降圧して生成した内部電源電位VPERIを出力し、電源線221及び222の電位Vbp、Vspは、VPERIである。また、Nch側のソース電位生成回路213及び基板電位生成回路214は、低電位側の内部電源電位VSSを出力し、電源線223及び224の電位Vsn、Vbnは、VSSである。通常動作状態では、被制御トランジスタP201、P202、N201、N202は、ソース電位生成回路212、213が生成した電源(VPERI、VSS)を用いて動作する。
通常状態から待機状態への移行では、Pch基板電位生成回路211は、電源線221に供給する電位を、VPERIからΔVbpだけ上昇させる。また、Nch基板電位生成回路214は、電源線224に供給する電位を、VSSからΔVbnだけ低下させる。同時に、Pchソース電位生成回路212は、電源線222に供給する電位を、VPERIからΔVspだけ低下させ、Nchソース電位生成回路213は、電源線223に供給する電位を、VSSからΔVsnだけ上昇させる。このようにすることで、各被制御トランジスタのソース電位に対するゲート電位は、よりオフになる方向に働くことになり、基板効果と併せて、トランジスタのリーク電流を低減できる。
待機状態から動作状態への復帰では、Pch側の基板電位生成回路211及びソース電位生成回路212は、電源線221及び222の電位Vbp、VspをVPERIに戻し、Nch側のソース電位生成回路213及び基板電位生成回路214は、電源線223及び224の電位Vsn、VbnをVSSに戻す。基板電位生成回路211及びソース電位生成回路212が出力する電位がVPERIとなることで、電源線221の電位Vbpは徐々に下降してVPERIに近づき、電源線222の電位Vspは徐々に上昇してVPERIに近づく。また、ソース電位生成回路213及び基板電位生成回路214が出力する電位がそれぞれVSSとなることで、電源線223の電位Vsnは徐々に下降してVSSに近づき、電源線224の電位Vbnは徐々に上昇してVSSに近づく。電源線221、222の電位Vbp、VspがVPERIとなり、電源線223、224の電位Vsn、VbnがVSSとなると、通常動作が再開される。
特開2000−357962号公報
上記従来の半導体装置200では、待機状態から動作状態への復帰の際に、電源線221及び222の電位、つまりは被制御トランジスタ(Pch)の基板電位及びソース電位がVPERIに戻る速度が遅いという問題がある。VSS側についても、同様に、電源線223及び224の電位、つまりは被制御トランジスタ(Nch)のソース電位及び基板電位がVSSに戻る速度が遅いという問題がある。また、基板電位生成回路211、214と、ソース電位生成回路212、213とが、別電源として構成されているため、電位を変化させる際に、トランジスタのソース電位が基板電位よりも高くなり、PN接合に順方向電流が流れてラッチアップの原因となるという問題もある。更に、ソース電位線である電源線222、223にウェル容量が付加しないため、電源強化のためには、ソース電位電源線222、223に大きな補償容量を必要とする問題もある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、待機状態ではソース電位及び基板電位を通常の動作状態の電位とは異なる電位に制御する半導体装置において、待機状態から通常の動作状態への復帰を高速化できる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体装置は、内部回路を構成する被制御トランジスタに、それぞれ基板電位及びソース電位を与える基板電位電源線及びソース電位電源線と、前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線との間の接続を制御する電源線イコライズ用トランジスタとを備え、待機状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタをオフして前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線とに異なる電位を与え、待機状態から通常動作状態への復帰に際して、前記電源線イコライズ用トランジスタをオンし、通常動作状態では、前記基板電位電源線及びソース電位電源線に同じ電位を与えることを特徴とする。
本発明の半導体装置では、基板電位電源線とソース電位電源線との間の接続を制御する電源線イコライズ用トランジスタを用い、待機状態から通常の動作状態への復帰に際して、電源線イコライズ用トランジスタをオンにする。電源線イコライズ用トランジスタをオンにすることで、基板電位電源線とソース電位電源線との間で電荷の移動が起こり、これによって、基板電位電源線及びソース電位電源線のうちの電位が高い方の電位が低下し、他方の電位が上昇する。このため、電源線に電圧を与える電位生成回路のみを用いて基板電位電源線及びソース電位電源線の電位を変化させる場合に比して、基板電位電源線及びソース電位電源線の電位が、待機状態における電位から、通常動作状態での電位に復帰するまでの時間を短縮することができる。また、電源線イコライズ用トランジスタをオンにして基板電位電源線及びソース電位電源線の電位を通常動作状態での電位に復帰させているので、被制御トランジスタの基板電位及びソース電位が逆転することを防ぐことができ、被制御トランジスタのラッチアップの発生を防止できる。
本発明の半導体装置は、前記ソース電位電源線に、通常動作状態における電位と、待機状態における電位とを与えるソース電位生成回路を備えている構成を採用できる。ソース電位生成回路には、例えば、カレントミラー型アンプを用いて出力電位を一定に保つ電源回路を用いることができる。
本発明の半導体装置では、前記ソース電位生成回路は、前記通常動作状態における電位に対応した第1の基準電位を入力し、前記ソース電位電源線の電位を、該第1の基準電位に基づく電位に保つ通常動作時電位生成回路と、前記待機状態における電位に対応した第2の基準電位を入力し、前記ソース電位電源線の電位を、該第2の基準電位に基づく電位に保つ待機時電位生成回路とを含み、通常動作状態では、前記通常動作時電位生成回路を活性化させて前記ソース電位電源線に第1の基準電位に基づく電位を与え、待機状態では、前記待機時電位生成回路を活性化させて前記ソース電位電源線に前記第2の基準電位に基づく電位を与える構成を採用できる。
本発明の半導体装置は、待機状態では、前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線との間の電位差が所定の電位差となるように、前記基板電位電源線に所定の電位を与える基板電位生成回路を備えている構成を採用できる。
本発明の半導体装置では、前記ソース電位電源線及び基板電位電源線が、高電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線を含み、前記ソース電位生成回路及び基板電位生成回路が、前記高電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線に対応した高電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を含む構成を採用できる。
本発明の半導体装置では、前記高電位側のソース電位生成回路は、待機状態では、前記高電位側のソース電位電源線に、通常動作状態における電位よりも低い電位を与える構成を採用できる。また、前記高電位側の基板電位生成回路は、待機状態では、前記高電位側の基板電位電源線に、前記高電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位よりも高い電位を与える構成を採用することができる。この場合、Pchの被制御トランジスタのソース電位及び基板電位を、高電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を用いて制御することで、待機状態では、被制御トランジスタのソース電位に対するゲート電位がよりオフになる方向に働き、かつ、被制御トランジスタのしきい値が大きくなる。これにより、待機状態での被制御トランジスタのリーク電流を低減できる。
本発明の半導体装置では、前記高電位側の基板電位生成回路は、待機状態では、前記高電位側の基板電位電源線に、高電位側の外部電源電位又は該外部電源を所定電位まで降圧した電位を与える構成を採用できる。通常動作状態における高電位側の基板電位電源線及びソース電位電源線の電位と、待機状態での高電位側の基板電位電源線及びソース電位電源線の電位とを比較すると、待機状態での高電位側の基板電位電源線の電位が最も高い電位となる。この電位を、外部電源電位又は外部電源を降圧した電位とすることで、ポンプ回路を用いて外部電源電位よりも高い電位を生成する必要がなくなり、ポンプ回路を動作させることによる電流の消費を回避できる。
本発明の半導体装置では、前記高電位側のソース電位生成回路は、通常動作状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタを介して、前記高電位側の基板電位電源線に前記通常動作状態における電位を与える構成を採用できる。或いは、本発明の半導体装置では、前記高電位側の基板電位生成回路は、通常動作状態では、前記高電位側の基板電位電源線に、前記高電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位と同じ電位を与える構成を採用できる。高電位側の通常動作状態での基板電位電源線の電位は、電源線イコライズ用トランジスタを介して、高電位側のソース電位生成回路によって与えてもよく、或いは、高電位側の基板電位生成回路を用い、基板電位生成回路によって与えてもよい。
本発明の半導体装置では、前記高電位側の基板電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との電位差をΔVbpとし、前記高電位側のソース電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との差をΔVspとし、前記高電位側の基板電位電源線の負荷容量をCbp、前記高電位側のソース電位電源線の負荷容量をCspとしたとき、ΔVbp×Cbp=ΔVsp×Cspが成立する構成を採用できる。この場合、高電位側の基板電位電源線からソース電位電源線への電荷の移動によって、高電位側の基板電位電源線及びソース電位電源線の電位が、通常動作状態における電位となる。このため、待機状態から通常動作状態へ復帰する際の、ソース電位生成回路/基板電位生成回路の動作電流を削減できる。
本発明の半導体装置は、前記ソース電位電源線及び基板電位電源線が、低電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線を含み、前記ソース電位生成回路及び基板電位生成回路が、前記低電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線に対応した低電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を含む構成を採用できる。
本発明の半導体装置では、前記低電位側のソース電位生成回路は、待機状態では、前記低電位側のソース電位電源線に、通常動作状態における電位よりも高い電位を与える構成を採用できる。また、前記低電位側の基板電位生成回路は、待機状態では、前記低電位側の基板電位電源線に、前記低電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位よりも低い電位を与える構成を採用できる。この場合、Nchの被制御トランジスタのソース電位及び基板電位を、低電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を用いて制御することで、待機状態では、被制御トランジスタのソース電位に対するゲート電位がよりオフになる方向に働き、かつ、被制御トランジスタのしきい値が大きくなる。これにより、待機状態での被制御トランジスタのリーク電流を低減できる。
本発明の半導体装置では、前記低電位側の基板電位生成回路は、待機状態では、前記低電位側の基板電位電源線に、低電位側の外部電源電位を与える構成を採用できる。通常動作状態における低電位側の基板電位電源線及びソース電位電源線の電位と、待機状態での低電位側の基板電位電源線及びソース電位電源線の電位とを比較すると、待機状態での低電位側の基板電位電源線の電位が最も低い電位となる。この電位を、外部電源電位とすることで、ポンプ回路を用いて外部電源電位よりも低い電位を生成する必要がなくなり、ポンプ回路を動作させることによる電流の消費を回避できる。
本発明の半導体装置では、前記低電位側のソース電位生成回路は、通常動作状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタを介して、前記低電位側の基板電位電源線に前記通常動作状態における電位を与える構成を採用できる。或いは、本発明の半導体装置では、前記低電位側の基板電位生成回路は、通常動作状態では、前記低電位側の基板電位電源線に、前記低電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位と同じ電位を与える構成を採用できる。通常動作状態での低電位側の基板電位電源線の電位は、電源線イコライズ用トランジスタを介して、低電位側のソース電位生成回路によって与えてもよく、或いは、低電位側の基板電位生成回路を用い、基板電位生成回路によって与えてもよい。
本発明の半導体装置では、前記低電位側の基板電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との電位差をΔVbnとし、前記低電位側のソース電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との差をΔVsnとし、前記低電位側の基板電位電源線の負荷容量をCbn、前記低電位側のソース電位電源線の負荷容量をCsnとしたとき、ΔVsn×Csn=ΔVbn×Cbnが成立する構成を採用できる。この場合、低電位側の基板電位電源線からソース電位電源線への電荷の移動によって、低電位側の基板電位電源線及びソース電位電源線の電位が、通常動作状態における電位となる。このため、待機状態から通常動作状態へ復帰する際の、ソース電位生成回路/基板電位生成回路の動作電流を削減できる。
本発明の半導体装置では、待機状態から通常の動作状態への復帰に際して、基板電位電源線とソース電位電源線との間の接続を制御する電源線イコライズ用トランジスタをオンにする。電源線イコライズ用トランジスタをオンすることで、基板電位電源線とソース電位電源線との間で電荷の移動が発生し、この電荷の移動によっても、基板電位電源線及びソース電位電源線の電位が変化する。このため、基板電位電源線及びソース電位電源線の電位を、電位生成回路のみを用いて通常動作時の電位に復帰させる場合に比して、基板電位電源線及びソース電位電源線の電位が通常動作状態での電位に復帰するまでに要する時間を短縮できる。また、電源線イコライズ用トランジスタをオンにして基板電位電源線及びソース電位電源線の電位を通常動作状態での電位に復帰させているので、被制御トランジスタの基板電位及びソース電位が逆転することを防ぐことができ、被制御トランジスタのラッチアップの発生を防止できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態の半導体装置の回路構成を示している。半導体装置10は、内部回路を構成する被制御トランジスタP11、P12、N11、N12と、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21と、基板電位生成回路31、34と、ソース電位生成回路32、33とを有する。基板電位生成回路31、34は、それぞれ電源線41、44に供給する電位を生成する。ソース電位生成回路32、33は、それぞれ、電源線42、43に供給する電位を生成する。図1では、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21は、それぞれ1つのみを図示しているが、例えば回路ブロックごとに、複数の電源線イコライズ用トランジスタを配置してもよい。
被制御トランジスタP11及びP12のソースは、それぞれ電源線42に接続される。また、被制御トランジスタN11及びN12のソースは、それぞれ電源線43に接続される。被制御トランジスタP11及びP12のドレインは、それぞれ被制御トランジスタN11及びN12のドレインに接続される。被制御トランジスタP11及びN11と、P12及びN12とは、それぞれインバータを構成している。被制御トランジスタP11及びN11のゲートは、信号入力端子に接続されており、被制御トランジスタP12、N12のゲートは、被制御トランジスタP11、N11のドレインに接続されている。被制御トランジスタP11及びP12の基板は、電源線41に接続されており、被制御トランジスタN11、N12の基板は、電源線44に接続されている。
基板電位生成回路31、34、及び、ソース電位生成回路32、33は、半導体装置10が動作状態にあるときには、それぞれ所定の電位、例えばVPERI及びVSSを出力する。半導体装置10が待機状態にあるときには、高電位側の基板電位生成回路31は、通常動作時の電位VPERIよりもΔVbpだけ高い電位を出力する。また、ソース電位生成回路32は、通常動作時の電位VPERIよりもΔVspだけ低い電位を出力する。低電位側では、半導体装置10が待機状態にあるときには、ソース電位生成回路33は、電位VSSよりもΔVsnだけ高い電位を出力し、基板電位生成回路34は、通常動作時の電位VSSよりもΔVbnだけ低い電位を出力する。
電源線イコライズ用トランジスタP21、N21は、それぞれ電源線41と電源線42との接続、及び、電源線43と電源線44との接続を制御する。電源線イコライズ用トランジスタP21、N21は、制御信号φ、又は、信号φの反転信号/φに基づいて動作する。信号φ、/φは、通常動作状態から待機状態へ、又は、待機状態から通常動作状態へと状態を変化させる際に、信号レベルがHレベルからLレベル、又は、LレベルからHレベルに反転するように制御される。
図2は、半導体装置10の各部の電位変化の様子を示している。半導体装置10が通常動作状態にあるときには、電源線41及び電源線42には、基板電位生成回路31及びソース電位生成回路32によって電位VPERIが供給される。また、電源線43及び電源線44には、ソース電位生成回路33及び基板電位生成回路34によって電位VSSが供給されている。このとき、信号φはLレベルに制御され、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21は、オンしており、VPERI電位の電源線41と電源線42、及び、VSS電位の電源線43と電源線44は、それぞれ接続されている。
信号φは、半導体装置10を待機状態へ移行させる際に、LレベルからHレベルに変化するように制御される。これにより、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21がオフして、電源線41と電源線42、及び、電源線43と電源線44がそれぞれ分離される。このとき、基板電位生成回路31は、電源線41の電位Vbpを、VPERIからΔVbpだけ上昇させ、ソース電位生成回路32は、電源線42に電位Vspを、VPERIからΔVspだけ低下させる。これにより、被制御トランジスタP11、P12のソース電位はVPERI−ΔVspになり、基板電位はVPERI+ΔVbpになる。また、基板電位生成回路34は、電源線44の電位VbnをVSSからΔVbnだけ低下させ、ソース電位生成回路33は、電源線43の電位VsnをVSSからΔVsnだけ上昇させる。これにより、被制御トランジスタN11、N12のソース電位はVSS+ΔVsnになり、基板電位はVSS−ΔVbnになる。
半導体装置10では、被制御トランジスタP11、P12のソース電位を、通常動作時の電位VPERIよりもΔVspだけ低下させ、基板電位をVPERIよりもΔVbpだけ上昇させることで、被制御トランジスタP11、P12のソース電位に対するゲート電位がよりオフになる方向に働き、かつ、基板効果によりトランジスタのしきい値が大きくなるので、被制御トランジスタP11、P12のリーク電流を低減できる。また、被制御トランジスタN11、N12のソース電位を、通常動作時の電位VSSよりもΔVsnだけ上昇させ、基板電位をVSSよりもΔVbnだけ低下させることで、被制御トランジスタN11、N12のソース電位に対するゲート電位がよりオフになる方向に働き、かつ、基板効果によりトランジスタのしきい値が大きくなるので、被制御トランジスタN11、N12のリーク電流を低減できる。
待機状態の終了、つまりは、待機状態から通常動作状態への移行に際して、基板電位生成回路31、34は、それぞれ出力電位を、VPERI及びVSSに戻す。また、ソース電位生成回路32、33は、それぞれ出力電位を、VPERI及びVSSに戻す。このとき、信号φは、HレベルからLレベルに変化するように制御され、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21は、それぞれオンする。電源線イコライズ用トランジスタP21がオンすることで、(VPERI+ΔVbp)電位の電源線41側から、(VPERI−ΔVsp)電位の電源線42側へと電流が流れ、電源線41及び電源線42の電位は、VPERIに復帰する。また、電源線イコライズ用トランジスタN21がオンすることで、(VSS+ΔVsn)電位の電源線43側から、(VSS−ΔVbn)電位の電源線44側へと電流が流れ、電源線43及び電源線44の電位は、VSSに復帰する。
ここで、電源線41の調整可能な負荷容量を含めた総負荷容量をCbpとし、電源線42の総負荷容量をCspとする。このとき、総負荷容量CbpとCspとを、下記式、
ΔVbp×Cbp=ΔVsp×Csp (1)
を満たすように設定する。このようにすることで、電源線イコライズ用トランジスタP21をオンしたときの、電源線41と電源線42との間での電荷移動が、ちょうど元の電位であるVPERIに向けて行われるようになる。また、電源線43の総負荷容量をCsnとし、電源線44の総負荷容量をCbnとする。このとき、総負荷容量CbnとCsnとを、下記式、
ΔVsn×Csn=ΔVbn×Cbn (2)
を満たすように設定する。このようにすることで、電源線イコライズ用トランジスタN21をオンにしたときの、電源線43と電源線44との間での電荷移動が、ちょうど元の電位であるVSSに向けて行われるようになる。
本実施形態では、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21を設け、待機状態から通常動作状態に復帰する際に、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21をオンして、電源線41と電源線42、及び、電源線43と電源線44とを、それぞれ接続させる。このようにすることで、電源線41と電源線42との間、及び、電源線43と電源線44との間での電荷の移動によっても各電源線の電位が変動するため、基板電位生成回路31、34、及び、ソース電位生成回路32、33のみで各電源線の電位を通常動作時の電位に復帰させる場合に比して、電位の復帰を高速に行うことができる。すなわち、通常動作状態への復帰に際して、電源線41及び電源線42の電位が待機状態の電位からVPERIに戻すまでに要する時間を短縮することができ、電源線43及び電源線44の電位を待機状態の電位からVSSに戻すまでに要する時間を短縮することができる。従って、待機状態から通常動作状態への復帰を、高速化することができる。
本実施形態では、電源線41、42の電位及び電源線43、44の電位をVPERI及びVSSに復帰させる際に、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21をオンにするため、電源線42、44の電位が電源線41、43の電位よりも高くなることがない。このため、通常動作状態への復帰に際して、トランジスタのソース電位と基板電位とが逆転することはなく、ソース電位と基板電位とが逆転することで生じるラッチアップ等の問題は発生しない。また、電源線41、42及び電源線43、44の総負荷容量を、上記式1及び式2を満たすようにすることで、電源線41から電源線42への電荷稼動、及び、電源線43から電源線44への電荷移動が、復帰すべき電位である電位VPERI、VSSに向けて行われる。このようにする場合には、通常動作状態への復帰に際して、基板電位生成回路31、34及びソース電位生成回路32、33と、電源線41、44及び電源線42、43との間で電流を流す必要がなく、電位生成回路31〜34の動作電流を低減できる。
図3は、本発明の第2実施形態の半導体装置10aの構成を示している。高電位側のソース電位生成回路50は、半導体装置10aが通常動作状態にあるときに電源線42に供給すべき電位を生成する通常動作時ソース電位生成回路51と、待機時に電源線42に供給すべき電位を生成する待機時ソース電位生成回路52とを有する。低電位側のソース電位生成回路53は、半導体装置10aが通常動作状態にあるときに電源線43に供給すべき電位を生成する通常動作時ソース電位生成回路54と、待機時に電源線43に供給すべき電位を生成する待機時ソース電位生成回路55とを有する。
電源線41は、トランジスタP56を介して、外部電源VDDに接続される。トランジスタP56は、図1におけるPch基板電位生成回路31に相当する。トランジスタP56は、信号/φによって制御され、半導体装置10aが待機状態にあるときに、電源線41に、外部電源電位VDDを供給する。電源線44は、トランジスタN56を介して外部電源VSSに接続される。このトランジスタN56は、図1におけるNch基板電位生成回路34に相当する。トランジスタN56は、信号φによって制御され、半導体装置10aが待機状態にあるときに、電源線44に、外部電源電位VSSを供給する。半導体装置10aが通常動作状態にあるときには、電源線イコライズ用トランジスタP21及びN21がそれぞれオンとなることで、電源線41及び44は、電源線42及び43と同電位となる。
高電位側のソース電位生成回路50について説明する。図4は、通常動作時ソース電位生成回路51の回路構成を示している。通常動作時ソース電位生成回路51は、カレントミラー部61と、出力トランジスタ62と、スイッチトランジスタ63と、放電素子64とを有する。カレントミラー部61は、基準電位Vref1と、出力電位Vとを比較し、その結果を、電位Voとして出力する。カレントミラー部61を構成するNchトランジスタN71を流れる電流iは、基準電位Vref1で決定される定電流である。PchトランジスタP71のゲート(接点a)は、トランジスタP72、N72の電流が釣り合う電位となり、PchトランジスタP71を流れる電流i’は、PchトランジスタP72を流れる電流i’’に比例する電流となる。カレントミラー部61の出力電位Voは、この電流iとi’との量的関係で決定される。出力電位VがVref1よりも低いとき、i>i’となり、カレントミラー部61の出力電位Voが低くなる。出力電位VがVref1よりも高いときには、i<i’となり、カレントミラー部61の出力電位Voが高くなる。
出力トランジスタ62は、ソースが外部電源VDDに接続され、ドレインが出力電位Vに接続される。出力トランジスタ62は、ゲートに、カレントミラー部61の出力電位Voを入力し、その電位Voに基づいて、出力電位Vを調整する。放電素子64は、ソースが外部電源VSSに接続され、ドレイン及びゲートが出力電位Vに接続される。放電素子64は、出力電位Vが基準電位Vref1よりも上昇したときに、電位V側から外部電源VSS側に電流を流し、出力電位Vを、基準電位Vref1相当に戻す。スイッチトランジスタ63は、カレントミラー部61と外部電源VSSとの間の接続を制御する。スイッチトランジスタ63は、通常動作時ソース電位生成回路51を使用しないときには、カレントミラー部61の電流を遮断する。通常動作時ソース電位生成回路51が生成する電位Vは、電源線42を介して、Pchトランジスタである被制御トランジスタP11、P12のソースに接続されている。被制御トランジスタP11、P12により、電位Vから電流が消費されるため、この通常動作時ソース電位生成回路51は、電流を供給する回路となる。
待機時ソース電位生成回路52は、回路構成自体は、図4に示す通常動作時ソース電位生成回路51と同様である。待機時ソース電位生成回路52のカレントミラー部61には、基準電位Vref2が入力される。基準電位Vref2は、基準電位Vref1よりも低い電位である。半導体装置10aが通常動作状態にあるときには、通常動作時ソース電位生成回路51が活性化され、電源線42の電位Vspは、基準電位Vref1に基づく電位に保たれる。待機状態にあるときには、待機時ソース電位生成回路52が活性化され、電源線42の電位Vspは、基準電位Vref2に基づく電位に保たれる。
低電位側のソース電位生成回路53について説明する。図5は、通常動作時ソース電位生成回路54の回路構成を示している。通常動作時ソース電位生成回路54は、カレントミラー部81と、出力トランジスタ82と、スイッチトランジスタ83と、充電素子84とを有する。カレントミラー部81は、基準電位Vref3と、出力電位Vとを比較し、その結果を、電位Voとして出力する。カレントミラー部81では、基準電位Vref3が低い電圧に設定されるため、基準電位Vref3は、PchトランジスタP91のゲートに入力される。カレントミラー部81は、図4に示すカレントミラー部61と同様に、トランジスタP91及びN91側と、トランジスタP92及びN92側とで、電流が比例関係となるように設計されており、出力電位VがVref3よりも低いとき、i’>iとなり、カレントミラー部81の出力電位Voが低くなる。また、出力電位VがVref3よりも高いときには、i’<iとなり、カレントミラー部81の出力電位Voが高くなる。
出力トランジスタ82は、ソースが外部電源VSSに接続され、ドレインが出力電位Vに接続される。出力トランジスタ82は、カレントミラー部81の出力電位Voをゲートに入力し、電位Voに基づいて、出力電位Vを調整する。充電素子84は、ソースが外部電源VDDに接続され、ドレイン及びゲートが出力電位Vに接続される。充電素子84は、出力電位Vが基準電位Vref3よりも下降したときに、外部電源VDD側から電位V側に電流を流し、出力電位Vを、基準電位Vref3相当に戻す。スイッチトランジスタ83は、カレントミラー部81と外部電源VDDとの間の接続を制御する。スイッチトランジスタ83は、通常動作時ソース電位生成回路54を使用しないときには、カレントミラー部81の電流を遮断する。通常動作時ソース電位生成回路54の出力は、電源線43を介して、Nchの被制御トランジスタN11、N12のソースに接続されている。被制御トランジスタN11、N12は、回路内の接点から電源線43に向けて電流を流し込むため、この通常動作時ソース電位生成回路54は、電流を放電する回路となる。
待機時ソース電位生成回路55は、回路構成自体は、図5に示す通常動作時ソース電位生成回路54と同様である。待機時ソース電位生成回路55のカレントミラー部81には、基準電位Vref4が入力される。基準電位Vref4は、基準電位Vref3よりも高い電位である。半導体装置10aが通常動作状態にあるときには、通常動作時ソース電位生成回路54が活性化され、電源線43の電位Vsnは、基準電位Vref3に基づく電位に保たれる。待機状態にあるときには、待機時ソース電位生成回路55が活性化され、電源線43の電位Vsnは、基準電位Vref4に基づく電位に保たれる。
図6は、半導体装置10aの各部の電位変化の様子を示している。通常動作状態では、信号φは、Lレベルに制御される。電源線イコライズ用トランジスタP21、N21がオンに制御され、トランジスタP56及びN56はオフに制御される。ソース電位生成回路50では、通常動作時ソース電位生成回路51が活性化され、電源線42の電位Vspは、基準電位Vref1に基づく電位(<VDD)に保たれる。また、ソース電位生成回路53では、通常動作時ソース電位生成回路54が活性化され、電源線43の電位Vsnは、基準電位Vref3に基づく電位(>VSS)に保たれる。このとき、待機時ソース電位生成回路52及び55では、スイッチトランジスタ63、83(図4、図5)がオフしており、待機時ソース電位生成回路52及び55は、非活性化されている。
通常動作状態では、電源線イコライズ用トランジスタP21はオンに制御されており、電源線41と電源線42とは、短絡状態にある。このため、電源線41の電位Vbpは、電源線42の電位Vspと同じ電位、すなわち、基準電位Vref1になる。また、電源線イコライズ用トランジスタN21はオンに制御されており、電源線44の電位Vbnは、電源線43と同じ電位、すなわち、基準電位Vref3に基づく電位になる。従って、通常動作状態では、被制御トランジスタP11、P12のソース電位及び基板電位は、基準電位Vref1に基づく電位となり、被制御トランジスタN11、N12のソース電位及び基板電位は、基準電位Vref3に基づく電位となる。
通常動作状態から待機状態への移行に際して、信号φは、LレベルからHレベルに変化する。信号φがHレベルとなると、電源線イコライズ用トランジスタP21、N21はオフし、トランジスタP56、N56はオンする。トランジスタP56がオンすることで、電源線41の電位Vbpは、外部電源電位VDDとなる。また、トランジスタN56がオンすることで、電源線44の電位Vbnは、外部電源電位VSSとなる。ソース電位生成回路50及び53では、通常動作時ソース電位生成回路51及び54が非活性化され、待機時ソース電位生成回路52及び55が活性化される。電源線42の電位Vspは、被制御トランジスタP11、P12を通じて電流が流れることによって低下し、待機時ソース電位生成回路52が生成する基準電位Vref2に基づく電位に維持される。また、電源線43の電位Vsnは、被制御トランジスタN11、N12を通じて電流が流れ込むことによって上昇し、待機時ソース電位生成回路55が生成する基準電位Vref4に基づく電位に維持される。
待機状態から通常動作状態への移行に際して、信号φは、HレベルからLレベルに変化するように制御される。信号φがLレベルとなることで、トランジスタP56及びN56はオフし、電源線41と外部電源VDDとの間、及び、電源線44と外部電源VSSとの間が切断される。また、電源線イコライズ用トランジスタP21及びN21はそれぞれオンし、電源線41と電源線42、及び、電源線43と電源線44とが、それぞれ接続される。
電源線イコライズ用トランジスタP21がオンすることで、電源線イコライズ用トランジスタP21を介して、VDD電位の電源線41から基準電位Vref2に基づく電位の電源線42に電流が流れ、電源線41の電位は低下し、電源線42の電位は上昇する。その後、電源線42の電位は、通常動作時ソース電位生成回路51が生成する基準電位Vref1に基づく電位に維持される。このとき、電源線41と電源線42とは短絡状態にあるので、電源線41の電位は、電源線42の電位と同電位、すなわち、基準電位Vref1に基づく電位となる。
また、電源線イコライズ用トランジスタN21がオンすることで、電源線イコライズ用トランジスタN21を介して、基準電位Vref4に基づく電位の電源線43からVSS電位の電源線44に電流が流れ、電源線43の電位は低下し、電源線44の電位は上昇する。その後、電源線43の電位は、通常動作時ソース電位生成回路54が生成する基準電位Vref3に基づく電位に維持される。このとき、電源線43と電源線44とは短絡状態にあるので、電源線44の電位は、電源線43の電位と同電位、すなわち、基準電位Vref3に基づく電位となる。
通常動作時の電源線41の電位と、待機状態の電源線41の電位との差、つまりは、外部電源電位VDDと、基準電位Vref1に基づく電位との差をΔVbpとする。また、通常動作時の電源線42の電位と、待機状態の電源線42の電位との差、つまりは、基準電位Vref1に基づく電位と、基準電位Vref2に基づく電位との差をΔVspとする。このとき、電源線41の調整可能な負荷容量を含めた総負荷容量をCbp、電源線42の総負荷容量をCspとして、これらが、上記式1を満たすようにする。このようにする場合には、電源線41から電源線42への電荷の移動によって、電源線41の電位Vbpと電源線42の電位Vspとは、通常動作状態での電位である基準電位Vref1に基づく電位に向けて変化する。電源線41及び42の電位が基準電位Vref1に基づく電位となった後は、通常動作時ソース電位生成回路51にて、電位を、基準電位Vref1に基づく電位に維持すればよく、待機状態から通常動作状態への移行に際して、通常動作時ソース電位生成回路51の動作電流を削減できる。
また、通常動作時の電源線43の電位と、待機状態の電源線43の電位との差、つまりは、基準電位Vref3に基づく電位と、基準電位Vref4に基づく電位との差をΔVsnとし、通常動作時の電源線44の電位と、待機状態の電源線44の電位との差、つまりは、基準電位Vref3に基づく電位と、外部電源電位VSSとの差をΔVbnとする。このとき、電源線44の調整可能な負荷容量を含めた総負荷容量をCbn、電源線43の総負荷容量をCsnとして、これらが、上記式2を満たすようにする。このようにする場合には、電源線43から電源線44への電荷の移動によって、電源線43の電位Vsnと電源線44の電位Vbnとは、通常動作状態での電位である基準電位Vref3に基づく電位に向けて変化する。電源線43及び44の電位が基準電位Vref3に基づく電位となった後は、通常動作時ソース電位生成回路54にて、電位を、基準電位Vref3に基づく電位に維持すればよく、待機状態から通常動作状態への移行に際して、通常動作時ソース電位生成回路54の動作電流を削減できる。
第1実施形態では、待機状態では、電源線44に外部電源電位VSSよりも低い電位を与えている。この電位は、BBG(バックバイアスジェネレータ)などのポンプ回路で生成する必要があるため、通常動作状態から待機状態への移行を繰り返し行うと、ポンプ回路の動作電流によって、消費電力が増加することが考えられる。本実施形態では、半導体装置10aで用いる電位を、外部電源電位VDDとVSSの範囲に抑えている。このようにすることで、ポンプ回路を使用する必要がなくなり、通常動作状態と待機状態との状態変化を繰り返し行った場合の消費電力の増加を抑えることができる。その他の効果は、第1実施形態と同様である。
図7は、本発明の第3実施形態の半導体装置の構成を示している。本実施形態の半導体装置10bは、トランジスタP56に代えて、基板電位生成回路57を用いる点で、第2実施形態と相違する。基板電位生成回路57は、ソース電位生成回路50の通常動作時ソース電位生成回路51と同様な回路構成(図4)を有し、待機時に、電源線41の電位を、外部電源電位VDDを降圧した、基準電位Vref5に基づく電位に維持する。基準電位Vref5は、基準電位Vref1よりも高く設定されており、待機時の電源線41の電位は、通常動作時の電源線41の電位よりも高くなる。
図8に、半導体装置10bの各部の電位変化の様子を示す。通常動作時には、電源線イコライズ用トランジスタP21及びN21はオンしており、電源線41及び42の電位と、電源線43及び44の電位とは、それぞれ基準電位Vref1に基づく電位及び基準電位Vref3に基づく電位とに維持される。待機状態へ移行すると、電源線イコライズ用トランジスタP21はオフし、電源線41の電位Vbpは、基板電位生成回路57によって基準電位Vref5に基づく電位に維持され、電源線42の電位Vspの電位は、基準電位Vref2に基づく電位に維持される。また、電源線イコライズ用トランジスタN21はオフし、電源線43の電位Vsnは、基準電位Vref4に基づく電位に維持され、電源線44の電位Vbnは、外部電源電位VSSに維持される。
待機状態から通常動作状態への移行に際して、信号φがHレベルからLレベルに変化すると、電源線イコライズ用トランジスタP21及びN21がオンして、電源線41と電源線42、及び、電源線43と電源線44とがそれぞれ接続される。これにより、電源線41から電源線42へ、電源線43から電源線44へそれぞれ電流が流れて、電源線41及び43の電位は待機状態での電位から低下し、電源線42及び44の電位は待機状態での電位から上昇する。ソース電位生成回路50及び53では、通常動作時ソース電位生成回路51及び54がそれぞれ活性化され、電源線41及び42の電位と、電源線43及び電源線44の電位とが、基準電位Vref1に基づく電位及び基準電位Vref3に基づく電位に維持される。
本実施形態では、待機状態での電源線41の電位として、外部電源電位VDDを降圧した、基板電位生成回路57で生成した電位を用いる。この場合にも、第2実施形態と同様に、半導体装置10bで用いる電圧の範囲を、高電位側の外部電源電位VDDから低電位側の外部電源電位VSSの範囲に収めることができ、ポンプ回路等を用いることによる消費電力の増加を回避することができる。その他の効果は、第1及び第2実施形態と同様である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の半導体装置は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1実施形態の半導体装置の構成を示す回路ブロック図。 第1実施形態の半導体装置の各部の電位変化の様子を示すタイミングチャート。 本発明の第2実施形態の半導体装置の構成を示す回路ブロック図。 高電位側のソース電位生成回路の構成を示す回路図。 低電位側のソース電位生成回路の構成を示す回路図。 第2実施形態の半導体装置の各部の電位変化の様子を示すタイミングチャート。 本発明の第3実施形態の半導体装置の構成を示す回路ブロック図。 第3実施形態の半導体装置の各部の電位変化の様子を示すタイミングチャート。 特許文献1に記載の半導体装置の構成を示す回路ブロック図。 図9に示す半導体装置における各電源線の電位変化を示すタイミングチャート。
符号の説明
P11、P12、N11、N12:被制御トランジスタ
P21、N21:電源線イコライズ用トランジスタ
31、34、57:基板電位生成回路
32、33、50、53:ソース電位生成回路
41〜44:電源線
51、54:通常動作時ソース電位生成回路
52、55:待機時ソース電位生成回路
61、81:カレントミラー部
62、82:出力トランジスタ
63、83:スイッチトランジスタ
64:放電素子
84:充電素子

Claims (17)

  1. 内部回路を構成する被制御トランジスタに、それぞれ基板電位及びソース電位を与える基板電位電源線及びソース電位電源線と、
    前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線との間の接続を制御する電源線イコライズ用トランジスタと
    通常動作状態には所定の電位を前記ソース電位電源線に供給し、待機状態では前記所定の電位とは異なる待機ソース電位であって、前記通常動作状態よりも前記被制御トランジスタのリーク電流が小さくなるような待機ソース電位を前記ソース電位電源線に供給するソース電位生成回路と、
    前記通常動作状態には前記所定の電位を前記基板電位電源線に供給し、前記待機状態では前記所定の電位とは異なる待機基板電位であって、前記通常動作状態よりも前記被制御トランジスタのリーク電流が小さくなるように前記待機ソース電位とは前記所定の電位を挟んで逆方向に変化させた待機基板電位を前記基板電位電源線に供給する基板電位生成回路とを備え、
    前記待機状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタをオフして前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線とに異なる電位を与え、待機状態から通常動作状態への復帰に際して、前記電源線イコライズ用トランジスタをオンし、前記基板電位電源線及びソース電位電源線に前記所定の電位を与えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ソース電位電源線及び基板電位電源線が、高電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線を含み、前記ソース電位生成回路及び基板電位生成回路が、前記高電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線に対応した高電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を含む、請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記高電位側のソース電位生成回路は、待機状態では、前記高電位側のソース電位電源線に、通常動作状態における電位よりも低い電位を与える、請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記高電位側の基板電位生成回路は、待機状態では、前記高電位側の基板電位電源線に、前記高電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位よりも高い電位を与える、請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記高電位側の基板電位生成回路は、待機状態では、前記高電位側の基板電位電源線に、高電位側の外部電源電位又は該外部電源を所定電位まで降圧した電位を与える、請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記高電位側のソース電位生成回路は、通常動作状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタを介して、前記高電位側の基板電位電源線に前記通常動作状態における電位を与える、請求項又はに記載の半導体装置。
  7. 前記高電位側の基板電位生成回路は、通常動作状態では、前記高電位側の基板電位電源線に、前記高電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位と同じ電位を与える、請求項又はに記載の半導体装置。
  8. 前記高電位側の基板電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との電位差をΔVbpとし、前記高電位側のソース電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との差をΔVspとし、前記高電位側の基板電位電源線の負荷容量をCbp、前記高電位側のソース電位電源線の負荷容量をCspとしたとき、
    ΔVbp×Cbp=ΔVsp×Csp
    が成立する、請求項の何れか一に記載の半導体装置。
  9. 前記ソース電位電源線及び基板電位電源線が、低電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線を含み、前記ソース電位生成回路及び基板電位生成回路が、前記低電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線に対応した低電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を含む、請求項又はに記載の半導体装置。
  10. 前記低電位側のソース電位生成回路は、前記待機状態では、前記低電位側のソース電位電源線に、通常動作状態における電位よりも高い電位を与える、請求項に記載の半導体装置。
  11. 前記低電位側の基板電位生成回路は、前記待機状態では、前記低電位側の基板電位電源線に、前記低電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位よりも低い電位を与える、請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記低電位側の基板電位生成回路は、前記待機状態では、前記低電位側の基板電位電源線に、低電位側の外部電源電位を与える、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記低電位側のソース電位生成回路は、前記通常動作状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタを介して、前記低電位側の基板電位電源線に前記通常動作状態における電位を与える、請求項11又は12に記載の半導体装置。
  14. 前記低電位側の基板電位生成回路は、通常動作状態では、前記低電位側の基板電位電源線に、前記低電位側のソース電位電源線に与えられる通常動作状態における電位と同じ電位を与える、請求項11又は12に記載の半導体装置。
  15. 前記低電位側の基板電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との電位差をΔVbnとし、前記低電位側のソース電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との差をΔVsnとし、前記低電位側の基板電位電源線の負荷容量をCbn、前記低電位側のソース電位電源線の負荷容量をCsnとしたとき、
    ΔVsn×Csn=ΔVbn×Cbn
    が成立する、請求項14の何れか一に記載の半導体装置。
  16. 内部回路を構成する被制御トランジスタに、それぞれ基板電位及びソース電位を与える基板電位電源線及びソース電位電源線と、
    前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線との間の接続を制御する電源線イコライズ用トランジスタと、
    前記ソース電位電源線に、通常動作状態における電位と、待機状態における電位とを与えるソース電位生成回路と、
    待機状態では、前記基板電位電源線の電位と前記ソース電位電源線の電位との間の電位差が所定の電位差となるように、前記基板電位電源線に所定の電位を与える基板電位生成回路と、を備え、
    前記ソース電位電源線及び基板電位電源線が、高電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線を含み、前記ソース電位生成回路及び基板電位生成回路が、前記高電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線に対応した高電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を含んでおり、
    待機状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタをオフして前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線とに異なる電位を与え、待機状態から通常動作状態への復帰に際して、前記電源線イコライズ用トランジスタをオンし、通常動作状態では、前記基板電位電源線及びソース電位電源線に同じ電位を与えると共に、
    前記高電位側の基板電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との電位差をΔVbpとし、前記高電位側のソース電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との差をΔVspとし、前記高電位側の基板電位電源線の負荷容量をCbp、前記高電位側のソース電位電源線の負荷容量をCspとしたとき、
    ΔVbp×Cbp=ΔVsp×Csp
    が成立することを特徴とする半導体装置。
  17. 内部回路を構成する被制御トランジスタに、それぞれ基板電位及びソース電位を与える基板電位電源線及びソース電位電源線と、
    前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線との間の接続を制御する電源線イコライズ用トランジスタと、
    前記ソース電位電源線に、通常動作状態における電位と、待機状態における電位とを与えるソース電位生成回路と、
    待機状態では、前記基板電位電源線の電位と前記ソース電位電源線の電位との間の電位差が所定の電位差となるように、前記基板電位電源線に所定の電位を与える基板電位生成回路と、を備え、
    前記ソース電位電源線及び基板電位電源線が、低電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線を含み、前記ソース電位生成回路及び基板電位生成回路が、前記低電位側のソース電位電源線及び基板電位電源線に対応した低電位側のソース電位生成回路及び基板電位生成回路を含んでおり、
    待機状態では、前記電源線イコライズ用トランジスタをオフして前記基板電位電源線と前記ソース電位電源線とに異なる電位を与え、待機状態から通常動作状態への復帰に際して、前記電源線イコライズ用トランジスタをオンし、通常動作状態では、前記基板電位電源線及びソース電位電源線に同じ電位を与えると共に、
    前記低電位側の基板電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との電位差をΔVbnとし、前記低電位側のソース電位電源線の通常動作状態における電位と待機状態における電位との差をΔVsnとし、前記低電位側の基板電位電源線の負荷容量をCbn、前記低電位側のソース電位電源線の負荷容量をCsnとしたとき、
    ΔVsn×Csn=ΔVbn×Cbn
    が成立することを特徴とする半導体装置。
JP2006313078A 2006-11-20 2006-11-20 半導体装置 Expired - Fee Related JP4237221B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006313078A JP4237221B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 半導体装置
US11/984,464 US7675347B2 (en) 2006-11-20 2007-11-19 Semiconductor device operating in an active mode and a standby mode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006313078A JP4237221B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008131266A JP2008131266A (ja) 2008-06-05
JP4237221B2 true JP4237221B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=39416333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006313078A Expired - Fee Related JP4237221B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7675347B2 (ja)
JP (1) JP4237221B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7812662B2 (en) * 2008-10-07 2010-10-12 Via Technologies, Inc. System and method for adjusting supply voltage levels to reduce sub-threshold leakage
JP5374120B2 (ja) 2008-11-14 2013-12-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
JP5575405B2 (ja) * 2009-01-22 2014-08-20 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 半導体装置
JP2011147038A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Elpida Memory Inc 半導体装置及びこれを備えるデータ処理システム
US8456223B2 (en) * 2011-06-24 2013-06-04 Arm Limited Integrated circuit with power gating
DE102012107028B3 (de) * 2012-08-01 2013-11-07 Infineon Technologies Ag Schaltungsanordnung
KR102144871B1 (ko) * 2013-12-30 2020-08-14 에스케이하이닉스 주식회사 백 바이어스를 제어하는 반도체 장치
JP2016092536A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3253389B2 (ja) * 1992-03-31 2002-02-04 株式会社東芝 半導体集積回路装置
JP3157649B2 (ja) * 1993-05-25 2001-04-16 日本電信電話株式会社 論理回路
TW328641B (en) * 1995-12-04 1998-03-21 Hitachi Ltd Semiconductor integrated circuit device and process for producing the same
JP4023850B2 (ja) * 1996-05-30 2007-12-19 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
JP3814385B2 (ja) * 1997-10-14 2006-08-30 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
JP4105833B2 (ja) * 1998-09-09 2008-06-25 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
TW453032B (en) 1998-09-09 2001-09-01 Hitachi Ltd Semiconductor integrated circuit apparatus
JP3187019B2 (ja) * 1998-12-10 2001-07-11 沖電気工業株式会社 半導体集積回路及びその試験方法
JP2001230664A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JP2001274265A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2001339045A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JP4321678B2 (ja) * 2003-08-20 2009-08-26 パナソニック株式会社 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008131266A (ja) 2008-06-05
US7675347B2 (en) 2010-03-09
US20080116956A1 (en) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4237221B2 (ja) 半導体装置
US6191615B1 (en) Logic circuit having reduced power consumption
US7595533B2 (en) Thin film semiconductor device and manufacturing method
US8014224B2 (en) Semiconductor device
JP4221274B2 (ja) 半導体集積回路および電源電圧・基板バイアス制御回路
US7492215B2 (en) Power managing apparatus
KR20070055948A (ko) 반도체 집적회로 및 리크전류 저감방법
US8363046B2 (en) Reference voltage generator including circuits for switch, current source and control
US8269547B2 (en) Bootstrap circuit
JP2004103941A (ja) 電圧発生装置
US8742829B2 (en) Low leakage digital buffer using bootstrap inter-stage
US20230213955A1 (en) Low voltage drop output regulator for preventing inrush current and method for controlling thereof
JP2018041519A (ja) 半導体記憶装置
JP4912037B2 (ja) 半導体集積回路装置
KR20070101474A (ko) 연산 증폭기
US20090002061A1 (en) Bias supply, start-up circuit, and start-up method for bias circuit
US6847253B2 (en) Half voltage generator having low power consumption
KR100850276B1 (ko) 반도체 장치에 적합한 내부전원전압 발생회로
KR20080092085A (ko) 반도체 메모리 장치의 내부 전압 발생회로
KR100659624B1 (ko) 역극성 전압 발생 회로
JP3373179B2 (ja) 半導体集積回路
JP2008245115A (ja) オペアンプ及びそれが用いられる液晶表示装置の駆動回路
JPH0621376A (ja) 半導体記憶装置
KR20090114991A (ko) 반도체 소자의 내부전압 발생기
KR20070030557A (ko) 반도체 메모리 장치의 기판 바이어스 전압 발생 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees