JP5027471B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トランジスタへ供給される電源電圧及び基板電圧の制御に関し、また複数の電源電圧の連係制御に関するものである。
近年、半導体集積回路装置において、より低消費電力化、高速化に向け、電源電圧と基板電圧との制御が実施されている。しかし、電源制御、基板制御を実施する際、各々の電圧に関係なく制御しようとすると、ラッチアップの発生や、トランジスタ耐圧を超えてしまうことによる耐圧劣化が発生する可能性がある。そこで、従来は、電源遷移時に基板制御は実施せずに電源遷移後に基板制御を実施する方式をとってきた(特許文献1参照)。
特開2000−138348号公報
電源制御後に電源に対する所望の基板電圧へ制御しようとする際、所望の基板電圧に移行するまでの移行時間が長くなると、システムのモード遷移時間へ影響を及ぼす課題があった。また電源制御、基板制御を各々の電圧に関係なく実施しようとすると、ラッチアップの発生や、トランジスタの耐圧を越えてしまうことによる耐圧劣化が発生する課題があった。
本発明の半導体集積回路装置は、トランジスタで構成される回路に対し供給する電源電圧を制御する電源制御回路と、トランジスタの基板を制御する基板制御回路と、電源遷移中の基板を別系統から制御する特殊基板制御回路とを備え、電源遷移中に特殊基板制御回路により積極的に基板制御を実施し、早めに所望の基板電圧へ制御することにより、所望の基板電圧に移行するまでの時間を短縮することを特徴とする。
また、電源電圧と基板電圧との間の電位差条件によって発生するラッチアップ、耐圧劣化の課題に対しては、電位差条件を規定し、この条件に対応した特殊基板制御回路による電圧供給、電流供給を実施する。
本発明によれば、電源遷移後に対応した所望の基板電圧への移行を速くし、かつその際に懸念されるラッチアップ、信頼性劣化を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、説明の煩雑さを避けるために、各実施形態に共通する構成要素は、同一符号で示す。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示している。図1に示すように、本実施形態の半導体集積回路装置は、基板制御回路1と、電源制御回路2と、特殊基板制御回路3と、被制御回路4と、システム制御回路23とを備えている。被制御回路4は、Pチャネル型トランジスタ5と、Nチャネル型トランジスタ6とで構成される。電源制御回路2は、電源制御信号17を入力し、内部電源電圧VDDを出力する。システム制御回路23は、VDDを入力し、特殊基板制御信号11及び基板制御信号16を出力する。基板制御回路1は、基板制御信号16を入力し、Pチャネル型トランジスタ用基板制御出力8及びNチャネル型トランジスタ用基板制御出力7を出力する。特殊基板制御回路3は、特殊基板制御信号11を入力し、Pチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力12及びNチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力13を出力する。被制御回路4は、内部電源電圧VDD、Pチャネル型トランジスタ用基板電圧VP及びNチャネル型トランジスタ用基板電圧VNを入力する。VPは、Pチャネル型トランジスタ用基板制御出力8とPチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力12とから構成される。VNは、Nチャネル型トランジスタ用基板制御出力7とNチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力13とから構成される。
図2及び図3は、図1中の特殊基板制御回路3の詳細構成例を示している。図2及び図3に示すように、特殊基板制御回路3は、Nチャネル型トランジスタ側構成36と、Pチャネル型トランジスタ側構成39とからなる。
図2に示すとおり、Nチャネル型トランジスタ側構成36は、電圧値可変構成38と、電流能力可変構成37とから構成されて、電源電圧31を受ける。電圧値可変構成38は、電源電圧31が複数のPチャネル型トランジスタ33aのソースへ供給され、これらPチャネル型トランジスタ33aのドレインがそれぞれ抵抗34へ直列に接続され、これらの抵抗34を介した出力が共通接続出力され、更にPチャネル型トランジスタ33aのゲートはそれぞれ信号3RNA,3RNB,3RNC等が入力される構成となっている。電流能力可変構成37は、電圧値可変構成38から出力された信号が複数のPチャネル型トランジスタ33bのソースへ供給され、これらPチャネル型トランジスタ33bのドレインがそれぞれダイオード35のアノードへ直列に入力され、それぞれのダイオード35のカソードが共通接続出力されてNチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力13を出力する、更に、Pチャネル型トランジスタ33bのゲートへは、それぞれ信号3DNA,3DNB,3DNC等が入力される構成となっている。信号3RNA,3RNB,3RNC等は複数の抵抗34を選択可能とし、電源電圧31の供給に対し出力電圧値を可変とする。また、信号3DNA,3DNB,3DNC等は複数のダイオード35を選択可能とすることで、電圧値可変構成38から出力された電圧に対し、電流能力を可変とする。
図3に示すとおり、Pチャネル型トランジスタ側構成39もまた、電圧値可変構成38と、電流能力可変構成37とから構成されて、電源電圧32を受ける。ただし、電圧値可変構成38内のPチャネル型トランジスタ33aへの制御信号として、Nチャネル型トランジスタ側構成36とは別の信号3RPA,3RPB,3RPC等が供給される。また、電流能力可変構成37内のPチャネル型トランジスタ33bへの制御信号として、Nチャネル型トランジスタ側構成36とは別の信号3DPA,3DPB,3DPC等が供給される。信号3RPA,3RPB,3RPC等の選択によって出力電圧値を可変とし、更に信号3DPA,3DPB,3DPC等の選択によって電流能力を可変とする。
なお、図2及び図3中のダイオード35は、ダイオードの機能を有するものであれば、どのような構成でもよい。また、抵抗34は、抵抗の機能を有するものであればどのような構成でもよい。
次に、本実施形態の半導体集積回路装置の動作を、電源制御ステップと、基板制御ステップと、特殊基板制御ステップとに分けて説明する。
まず、電源制御ステップでは、電源制御信号17の入力に応じて電源制御回路2が動作し、所望のVDDを被制御回路4のトランジスタ5,6へ供給する。
基板制御ステップでは、基板制御信号16の入力に応じて基板制御回路1が動作し、所望の基板電圧をPチャネル型トランジスタ用基板制御出力8及びNチャネル型トランジスタ用基板制御出力9から出力し、被制御回路4のトランジスタ5,6の基板へ供給する。
特殊基板制御ステップでは、特殊基板制御信号11の入力に応じて特殊基板制御回路3が動作し、所望の基板電圧、電流をPチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力12及びNチャネル型トランジスタ用特殊基板制御出力13から出力し、被制御回路4のトランジスタ5,6の基板へ供給する。
本発明によれば、電源制御ステップにおいてVDDを第1の電源電圧値から第2の電源電圧値へ遷移させる際に、基板制御ステップにより基板制御回路1からの基板制御出力も第1の基板電圧から第2の基板電圧へ遷移させる。また、更に特殊基板制御ステップにより特殊基板制御回路3から基板への電圧供給も実施されることで、電源遷移後に必要な所望の基板電圧への移行を高速に実施し、所望の基板電圧へ移行するまでの時間を短縮させる効果がある。また、電源遷移時にのみ特殊基板制御ステップを実行させ、安定電源供給、安定基板電圧供給時には動作しないことにより、消費電力を削減する効果がある。
しかも、図1の構成によれば、VDDが遷移を始めると、電源遷移中であることをシステム制御回路23が感知して特殊基板制御信号11及び基板制御信号16を出力する。これにより、VDDの遷移に対して動的に基板制御することが可能である。ただし、システム制御回路23をなくして、特殊基板制御信号11及び基板制御信号16を外部から与えてもよい。
《第2の実施形態》
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示している。図4の半導体集積回路装置は、図1の構成に加えて情報記憶装置61を備えている。この情報記憶装置61には、後述するラッチアップ抑制条件表のデータや、耐圧劣化抑制条件表のデータが格納される。そして、情報記憶装置61から出力される情報62がシステム制御回路23へ入力され、この情報62をもとにシステム制御回路23が動作する構成となっている。情報記憶装置61は、データを保持可能な回路、例えば揮発性又は不揮発性のメモリで構成される。
図5は、図4中の情報記憶装置61に格納されるラッチアップ抑制条件表の例を示している。ここでは、VDDとVPとの間及びVDDとVNとの間の電位差条件によって発生するラッチアップの抑制について、図5を用いて説明する。
図5には、ラッチアップが発生するVDDとVP及びVNとの関係が示されている。例えば、VDDが1.2Vの場合、VNは0.4V、VPは0.8Vまで印加してもラッチアップは発生しない、ただし、VPへは0.8V未満、VNへは0.4Vを超える電圧を印加するとラッチアップが発生してしまうことを表している。図5のラッチアップ抑制条件表の電位差を守ることで、ラッチアップの発生を抑制することが可能である。
なお、ラッチアップ発生を抑制し、かつ電源遷移後の所望の基板電圧に最も近い電圧を供給することで、ラッチアップの発生を抑制し、かつ電源遷移後に必要な所望の基板電圧への移行時間を短縮させることが可能となる。
図6は、図4の半導体集積回路装置におけるラッチアップ発生の抑制シーケンス例を示している。これは、電源遷移中の特殊基板制御に際し、ラッチアップを発生させず、かつ電源遷移後に必要な所望の基板電圧への移行時間を短縮させる具体的手法の一例である。
図6に示すように、VDDが例えば1.2Vから0.7Vへ遷移する場合(A→Dステップ)において、電源遷移後に必要な基板電圧はそれぞれVP=0.5V、VN=0.55Vであるものとする。図5のラッチアップ抑制条件表から、まずVDDが1.2Vから1.15Vへ遷移する際(A→Bステップ)に、ラッチアップが発生しない最大の基板電圧、つまりVP=0.7V(VDD=1.15V時)、VN=0.45V(VDD=1.15V時)を印加する。次に、VDDが1.15Vから1.05Vへ遷移する際(B→Cステップ)には、VP=0.5V、VN=0.55Vを印加する。次いでVDDが1.05Vから0.7Vへ遷移する際(C→Dステップ)には、VP=0.5V、VN=0.55Vを印加する。
VP及びVNを、A→Bステップ時には特殊基板制御回路3ないしは特殊基板制御回路3及び基板制御回路1を用いて制御し、B→Cステップ時には基板制御回路1を用いて制御し、ステップC→D時には基板制御回路1を用いて制御することで、図6のようなラッチアップ発生の抑制シーケンスを実現可能とするものである。
上記A→B、B→C、C→Dステップを実施することで、電源遷移中の基板制御時のラッチアップを抑制し、かつ電源遷移後に必要な所望の基板電圧への移行時間を短縮することが可能になる。また、電源遷移中のみに特殊基板制御回路3を動作させることで、特殊基板制御回路3を常に動作させる場合よりも消費電力を削減することが可能である。なお、図6にはVDDが電圧降下した場合の例を示しているが、VDDが電圧上昇した場合も同様である。
図7は、図4の半導体集積回路装置におけるテスト用回路の例を示している。図7の回路は、図5の表を作成する際のラッチアップテスト用回路として使用できるものである。
図7の構成は、Pチャネル型トランジスタ85のドレインとNチャネル型トランジスタ86のドレインとが接続され、Pチャネル型トランジスタ85のソースへはVDDが供給され、Nチャネル型トランジスタ86のソースにはVSSが接続され、Pチャネル型トランジスタ85の基板へはVPが、Nチャネル型トランジスタ86の基板へはVNがそれぞれ接続されている構成となっている。
図8は、図7のテスト用回路におけるウェル周りの寄生バイポーラ構成を示している。図8に示すとおり、PNPバイポーラトランジスタ88とNPNバイポーラトランジスタ89とが寄生素子として生じており、ある条件のVDDとVP及びVNとの電圧条件においてVDDからPNPバイポーラトランジスタ88又はNPNバイポーラトランジスタ89を介してVSSへ流れる電流をラッチアップ電流とする。
図7及び図8の構成を用いて、VDDの電圧条件と、VP及びVNの電圧条件とを仕様条件範囲で変更した場合のラッチアップ抑制条件を算出する。その際、VDDからPNPバイポーラトランジスタ88又はNPNバイポーラトランジスタ89を介してVSSへ流れるラッチアップ電流が予め設定した規定電流値以上流れた場合に、ラッチアップが発生していると判断する。このテストによって得られたラッチアップ抑制条件の各電圧状態を情報記憶装置61に設定することで、チップ特性に応じた制御をすることが可能となる。そのために、図7のテスト用回路を図4の半導体集積回路装置と同一のチップ上に設けておくことが望ましい。
図9は、図4中の情報記憶装置61に格納される耐圧劣化抑制条件表の例を示している。ここでは、VDDとVPとの間及びVDDとVNとの間の電位差条件によって発生する耐圧劣化の抑制について、図9を用いて説明する。
図9は、VDDに対し、被制御回路4のPチャネル型トランジスタ5及びNチャネル型トランジスタ6が耐圧劣化を起こさない条件として、VP及びVNの値を示している。例えば、VDD=1.2Vの場合、VP=2.7V未満、VN=−0.3V未満であれば、耐圧劣化が抑制される。
図10及び図11は、図4の半導体集積回路装置における耐圧劣化の抑制シーケンス例を示している。これは、耐圧劣化を抑制し、かつ電源遷移後に必要な所望の基板電圧への移行時間を短縮させる具体的手法の一例である。
図10は、VDDとVPとの関係を表している。VDDが例えば0.7Vから1.2Vへ遷移する際(A→Dステップ)に、電源遷移後の必要なVPを2.5Vとする。VDDが0.7Vから0.8Vへ遷移する際(A→Bステップ)には、図9の耐圧劣化抑制条件表に応じ、VDDが0.8V時にVPが2.3Vとなるように制御する。次に、VDDが0.8Vから1.0Vへ遷移する際(B→Cステップ)には、VDDが1.0V時にVPが2.5Vとなるように制御する。次いでVDDが1.0Vから1.2Vへ遷移する際(C→Dステップ)には、VDDが1.2V時にVPが2.5Vとなるように制御する。
図11は、VDDとVNとの関係を示している。VDDが例えば1.2Vから0.8Vへ遷移する際(A→Dステップ)に、電源遷移後に必要なVNを−0.5Vとする。VDDが1.2Vから1.1Vへ遷移する際(A→Bステップ)には、図9の耐圧劣化抑制条件表に応じ、VDDが1.1V時にVNが−0.4Vとなるように制御する。次に、VDDが1.1Vから1.0Vへ遷移する際(B→Cステップ)には、VDDが1.0V時にVNが−0.5Vとなるように制御する。次いでVDDが1.0Vから0.8Vへ遷移する際(C→Dステップ)には、VDDが0.8V時にVNが−0.5Vとなるように制御する。
図9、図10及び図11で示した内容により、VDD遷移時の耐圧劣化を抑制し、かつ電源遷移後に必要なVP及びVNへの移行時間を短縮することを可能とする。
VP及びVNを、A→Bステップ時には特殊基板制御回路3ないしは特殊基板制御回路3及び基板制御回路1を用いて制御し、B→Cステップ時には基板制御回路1を用いて制御し、C→Dステップ時には基板制御回路1を用いて制御することで、図10及び図11のような耐圧劣化の抑制シーケンスを実現可能とするものである。しかも、特殊基板制御回路3を局所的に使用することで、消費電力を削減することを可能とする。なお、VDDが上昇する場合、下降する場合の両方に対して同様なことが言える。
図7の回路は、図9の表を作成する際の耐圧テスト用回路として使用できる。つまり、図7の構成を用いて、VDDの電圧条件と、VP及びVNの電圧条件とを仕様条件範囲で変更した場合の耐圧劣化抑制条件を確認する。その際、同一条件で一定時間電圧印加した場合にVDDの電流値について、初期電流値と一定時間経過後の電流値との差異が、ある電流閾値を超えた場合に、耐圧劣化が発生していると判断する。このテストによって得られた耐圧劣化抑制条件の各電圧状態を情報記憶装置61に設定することで、チップ特性に応じた制御をすることが可能となる。そのために、図7のテスト用回路を図4の半導体集積回路装置と同一のチップ上に設けておくことが望ましい。
《第3の実施形態》
図12は、本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示している。図12の半導体集積回路装置は、Nを2以上の整数とするとき、N個の電源ブロック間の電位差を一定に保つように、第1電源電圧VDD1、第2電源電圧VDD2、…、第N電源電圧VDDNの連係制御を電位差制御回路131にて実現するものである。
図13は、図12中の電位差制御回路131の詳細構成例を示している。図13に示すように、オペアンプ回路158の非反転入力V+がそれぞれスイッチを介してVDD1、VDD2、…、VDDNへ接続され、各スイッチは入力スイッチ制御信号151によって任意にオンオフ制御可能となっている。また、オペアンプ回路158の反転入力V−は当該オペアンプ回路158の出力とショートしており、その出力はスイッチを介してVDD1、VDD2、…、VDDNへ接続され、各スイッチは出力スイッチ制御信号152によって任意にオンオフ制御可能となっている。VDD1、VDD2、…、VDDNのうち電位差を一定に保つべき電源電圧の対と同数だけ、図13の回路構成を用意する。
図13の構成によれば、例えばVDD1に対してVDD2を1.0Vだけ低い電圧に保つ場合には、V−に対してV+が1.0Vだけ高くなるようにオペアンプ回路158を設定し、入力スイッチ制御信号151にてVDD1を、出力スイッチ制御信号152にてVDD2をそれぞれ選択すればよい。また、V−に対してV+が0.5Vだけ高くなるようにオペアンプ回路158を設定し、入力スイッチ制御信号151にてVDD2を、出力スイッチ制御信号152にてVDDNをそれぞれ選択すれば、VDDNに対してVDD2を0.5Vだけ高い電圧に保つことができる。
図14は、図12の半導体集積回路装置における複数の電源電圧間の電位差制御シーケンス例を示している。図14に示すように、例えば、VDD1が2.5Vから遷移する場合、VDD2はVDD1に対し1.0Vの電位差を保ちながら電圧が制御される。また、VDD2が1.5Vから遷移する場合に、VDD2はVDDNに対し0.5Vの電位差を保ちながら電圧が制御される。
図15は、図12の半導体集積回路装置において複数の電源電圧を受け取る回路ブロックの例として、レベルシフタ回路を示している。図15のレベルシフタ回路では、入力171は、2.5V系インバータ172のゲートに入力され、かつ後段のPチャネル型トランジスタ174のゲートに接続されている。2.5V系インバータ172の出力は、前段のPチャネル型トランジスタ173のゲートに入力されている、このPチャネル型トランジスタ173のソースには1.2V電源が接続されており、ドレインにはNチャネル型トランジスタ175のドレインが接続され、このNチャネル型トランジスタ175を介してVSSへと接続されている。また、後段のPチャネル型トランジスタ174のソースには1.2V電源が接続され、ドレインには出力177とNチャネル型トランジスタ176のドレインとが接続され、このNチャネル型トランジスタ176のソースにはVSSが接続される。前段のPチャネル型トランジスタ173のドレインは後段のNチャネル型トランジスタ176のゲートに接続され、後段の出力177は前段のNチャネル型トランジスタ175のゲートに接続されている。前段、後段の4つのトランジスタ173〜176は、1.2V系トランジスタで構成される。
このような回路構成において、従来Pチャネル型トランジスタ173にはゲートに2.5V、ソースに1.2Vの電圧が供給され、1.2V系電源の電圧が0.7Vへ遷移した場合に2.5V系電源の電圧が不変であると、当該Pチャネル型トランジスタ173のゲート・ソース間電圧が1.3Vから1.8Vへと増大し、耐圧劣化が発生する可能性がある。
ところが、本発明によれば、入力電位差を1.0Vに保つように図13中のオペアンプ回路158を設定すれば、1.2V系電源の電圧が0.7Vへ遷移した場合でも、2.5V系電源の電圧が1.7Vとなるように制御されるので、Pチャネル型トランジスタ173のゲート・ソース間電圧が1.0Vに低減される結果、耐圧劣化を緩和することが可能となる。なお、図13中のオペアンプ回路158に代えてレギュレータを用いてもよい。
以上、第1〜第3の実施形態を説明してきた。次に、以上の本発明に係る半導体集積回路装置を備えたシステムの例を説明する。
図16は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた通信装置の概観を示す。携帯電話1801は、ベースバンドLSI1802及びアプリケーションLSI1803を備えている。ベースバンドLSI1802及びアプリケーションLSI1803は、本発明に係る半導体集積回路装置を有するLSIである。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりもすばやく所望の基板電圧を供給することが可能、すなわち各モード遷移がすばやく実施可能なことより、少ない消費電力で動作可能であるため、ベースバンドLSI1802及びアプリケーションLSI1803並びにこれらを備えた携帯電話1801についてもまた低電力動作が可能となる。更に、携帯電話1801が備えているLSIであってベースバンドLSI1802及びアプリケーションLSI1803以外のものについても、当該LSIが備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた通信装置は、携帯電話に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、通信システムにおける送信機・受信機やデータ伝送を行うモデム装置等を含むものである。すなわち、本発明によって、有線・無線や光通信・電気通信の別を問わず、また、デジタル方式・アナログ方式の別を問わず、あらゆる通信装置について消費電力低減の効果を得ることができる。
図17は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた情報再生装置の概観を示す。光ディスク装置1901は、光ディスクから読み取った信号を処理するメディア信号処理LSI1902と、その信号の誤り訂正や光ピックアップのサーボ制御を行う誤り訂正・サーボ処理LSI1903とを備えている。そして、メディア信号処理LSI1902及び誤り訂正・サーボ処理LSI1903は、本発明に係る半導体集積回路装置を有するLSIである。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、メディア信号処理LSI1902及び誤り訂正・サーボ処理LSI1903並びにこれらを備えた光ディスク装置1901もまた低電力動作が可能となる。更に、光ディスク装置1901が備えているLSIであってメディア信号処理LSI1902及び誤り訂正・サーボ処理LSI1903以外のものについても、当該LSIが備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた情報再生装置は、光ディスク装置に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、磁気ディスクを内蔵した画像録画再生装置や半導体メモリを媒体とした情報記録再生装置等を含むものである。すなわち、本発明によって、情報が記録されたメディアの別を問わず、あらゆる情報再生装置(情報記録機能を含んでいてもよい)について消費電力低減の効果を得ることができる。
図18は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた画像表示装置の概観を示す。テレビジョン受像機2001は、画像信号や音声信号を処理する画像・音声処理LSI2002と、表示画面やスピーカ等のデバイスを制御するディスプレイ・音源制御LSI2003とを備えている。そして、画像・音声処理LSI2002及びディスプレイ・音源制御LSI2003は、本発明に係る半導体集積回路装置を有するLSIである。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、画像・音声処理LSI2002及びディスプレイ・音源制御LSI2003並びにこれらを備えたテレビジョン受像機2001もまた低電力動作が可能となる。更に、テレビジョン受像機2001が備えているLSIであって画像・音声処理LSI2002及びディスプレイ・音源制御LSI2003以外のものについても、当該LSIが備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた画像表示装置は、テレビジョン受像機に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、電気通信回線を通じて配信されるストリーミングデータを表示する装置をも含むものである。すなわち、本発明によって、情報の伝送方法の別を問わず、あらゆる画像表示装置について消費電力低減の効果を得ることができる。
図19は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子装置の概観を示す。デジタルカメラ2101は、本発明に係る半導体集積回路装置を有するLSIである信号処理LSI2102を備えている。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、信号処理LSI2102及びこれを備えたデジタルカメラ2101もまた低電力動作が可能となる。更に、デジタルカメラ2101が備えているLSIであって信号処理LSI2102以外のものについても、当該LSIが備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子装置は、デジタルカメラに限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、各種センサ機器や電子計算機等、およそLSIを備えた装置全般を含むものである。そして、本発明によって、電子装置全般について消費電力低減の効果を得ることができる。
図20は、本発明の半導体集積回路装置を備えた電子制御装置及びその電子制御装置を備えた移動体の概観を示す。自動車2201は、電子制御装置2202を備えている。電子制御装置2202は、本発明に係る半導体集積回路装置を有するLSIであって、自動車2201のエンジンやトランスミッション等を制御するエンジン・トランスミッション制御LSI2203を備えている。また、自動車2201は、ナビゲーション装置2204を備えている。ナビゲーション装置2204もまた電子制御装置2202と同様に、本発明に係る半導体集積回路装置を有するLSIであるナビゲーション用LSI2204を備えている。
本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、エンジン・トランスミッション制御LSI2203及びこれを備えた電子制御装置2202もまた低電力動作が可能となる。同様に、ナビゲーションLSI2205及びこれを備えたナビゲーション装置2204もまた低電力動作が可能となる。更に、電子制御装置2202が備えているLSIであってエンジン・トランスミッション制御LSI2203以外のものについても、当該LSIが備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。ナビゲーション装置2204についても同様のことが言える。そして、電子制御装置2202の低消費電力化によって、自動車2201における消費電力も低減することができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子制御装置は、上記のエンジンやトランスミッションを制御するものに限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、モータ制御装置等、およそLSIを備え、動力源を制御する装置全般を含むものである。そして、本発明によって、そのような電子制御装置について消費電力低減の効果を得ることができる。
また、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた移動体は、自動車に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、列車や飛行機等、およそ動力源であるエンジンやモータ等を制御する電子制御装置を備えたもの全般を含むものである。そして、本発明によって、そのような移動体について消費電力低減の効果を得ることができる。
本発明に係る半導体集積回路装置は、基本構成として電源制御回路と、基板制御回路と、特殊基板制御回路とを有し、電源電圧と基板電圧との制御等に有用である。
また、通信装置、情報再生装置、画像表示装置、電子装置、電子制御装置、移動体等の用途にも応用できる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 図1中の特殊基板制御回路のうちNチャネル型トランジスタ側の詳細構成例を示す回路図である。 図1中の特殊基板制御回路のうちPチャネル型トランジスタ側の詳細構成例を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 図4中の情報記憶装置に格納されるラッチアップ抑制条件表の例を示す図である。 図4の半導体集積回路装置におけるラッチアップ発生の抑制シーケンス例を示すタイミング図である。 図4の半導体集積回路装置におけるテスト用回路の例を示す図である。 図7のテスト用回路における寄生バイポーラ構成を説明するための回路図である。 図4中の情報記憶装置に格納される耐圧劣化抑制条件表の例を示す図である。 図4の半導体集積回路装置のPチャネル型トランジスタ側における耐圧劣化の抑制シーケンス例を示すタイミング図である。 図4の半導体集積回路装置のNチャネル型トランジスタ側における耐圧劣化の抑制シーケンス例を示すタイミング図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 図12中の電位差制御回路の詳細構成例を示す回路図である。 図12の半導体集積回路装置における複数の電源電圧間の電位差制御シーケンス例を示すタイミング図である。 図12の半導体集積回路装置において複数の電源電圧を受け取る回路ブロックの例を示す回路図である。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた通信装置を示す斜視図である。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた情報再生装置を示す斜視図である。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた画像表示装置を示す斜視図である。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子装置を示す斜視図である。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子制御装置及びその電子制御装置を有する移動体を示す斜視図である。
符号の説明
1 基板制御回路
2 電源制御回路
3 特殊基板制御回路
4 被制御回路
23 システム制御回路
34 抵抗
35 ダイオード
37 電流能力可変構成
38 電圧値可変構成
61 情報記憶装置
131 電位差制御回路
1801 携帯電話
1901 光ディスク装置
2001 テレビジョン受像機
2101 デジタルカメラ
2201 自動車

Claims (23)

  1. 被制御回路を構成するトランジスタのソースへ供給される電源電圧を制御する電源制御回路と、
    前記トランジスタの基板へ供給される基板電圧を制御する基板制御回路と、
    前記基板へ供給される基板電圧を別系統から制御する特殊基板制御回路とを備え
    前記電源電圧が所定の電圧値から異なる電圧値へ遷移する電源遷移中に、前記基板電圧を、前記基板制御回路からに加え、前記特殊基板制御回路から制御する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記特殊基板制御回路は、
    複数のダイオード機能回路と、
    前記複数のダイオード機能回路のいずれかを選択するダイオード選択スイッチと、
    供給電圧を決定する複数の電圧決定用抵抗と、
    前記複数の電圧決定用抵抗のいずれかを選択する抵抗選択スイッチとを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記電源制御回路から出力される内部電源電圧に応じて、前記基板制御回路及び前記特殊基板制御回路の動作を制御するシステム制御回路を更に備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    電源遷移中の前記トランジスタにおけるラッチアップの発生が抑制されるように、前記電源電圧と前記基板電圧との間のラッチアップ抑制条件に応じて前記基板電圧の供給方法を変更することを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    前記ラッチアップ抑制条件を予め設定するテーブルを備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項5記載の半導体集積回路装置において、
    前記テーブルを格納するための情報記憶装置を更に備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    予め実施するラッチアップテストによって前記ラッチアップ抑制条件を決定することを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項7記載の半導体集積回路装置において、
    ラッチアップが発生する基板電圧を算出するにあたり、ラッチアップテスト対象回路の電源電流が所定のしきい値を超えたことでラッチアップが発生したと判定することを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項7記載の半導体集積回路装置において、
    ラッチアップテスト用の回路構成を更に備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記トランジスタがPチャネル型トランジスタであり、前記電源電圧を下げ、かつ前記トランジスタの基板をフォワードバイアス(ソース電圧以下)に制御する際に、
    前記電源遷移直前の電源電圧に対してラッチアップが発生しない最大のフォワードバイアスを少なくとも前記特殊基板制御回路により供給し、前記トランジスタの基板電圧が所望の値になったことを確認したときに前記特殊基板制御回路の動作をオフさせることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    電源遷移中の前記トランジスタの耐圧劣化が抑制されるように、前記電源電圧と前記基板電圧との間の耐圧劣化抑制条件に応じて前記基板電圧の供給方法を変更することを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 請求項11記載の半導体集積回路装置において、
    前記耐圧劣化抑制条件を予め設定するテーブルを備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 請求項12記載の半導体集積回路装置において、
    前記テーブルを格納するための情報記憶装置を更に備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 請求項11記載の半導体集積回路装置において、
    予め実施する耐圧テストによって前記耐圧劣化抑制条件を決定することを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 請求項14記載の半導体集積回路装置において、
    耐圧劣化が発生する基板電圧を算出するにあたり、耐圧テスト対象回路の電源電流が所定のしきい値を超えたことで耐圧劣化が発生したと判定することを特徴とする半導体集積回路装置。
  16. 請求項14記載の半導体集積回路装置において、
    耐圧テスト用の回路構成を更に備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  17. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記トランジスタがPチャネル型トランジスタであり、前記電源電圧を上げ、かつ前記トランジスタの基板をバックバイアス(ソース電圧以上)に制御する際に、
    前記電源遷移直前の電源電圧に対して耐圧劣化が発生しない最大のバックバイアスを少なくとも前記特殊基板制御回路により供給し、前記トランジスタの基板電圧が所望の値になったことを確認したときに前記特殊基板制御回路の動作をオフさせることを特徴とする半導体集積回路装置。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする通信装置。
  19. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  20. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  21. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする電子装置。
  22. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  23. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする移動体。
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