JPH10229121A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10229121A JPH10229121A JP3195397A JP3195397A JPH10229121A JP H10229121 A JPH10229121 A JP H10229121A JP 3195397 A JP3195397 A JP 3195397A JP 3195397 A JP3195397 A JP 3195397A JP H10229121 A JPH10229121 A JP H10229121A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電気信号伝搬速度を遅延させる配線間容量を
低減するのに効果的な空隙を配線間に設ける半導体装置
の構造において、アスペクト比に起因するマイクロロー
ディングやチャージアップダメージ、形状不良等の諸問
題を回避しつつ、配線下面よりも下から上に延びる空隙
を形成するための効果的な製造方法を提供する。 【解決手段】 第1の層間絶縁膜1上に金属配線となる
配線材料を成膜し、この成膜上に第2のエッチングパタ
ーンを形成し、このパターンをマスクとして配線材料の
不要部分をエッチング除去して配線5を形成し、不要の
パターンを剥離し、配線間に配線下面よりも低い位置か
ら上方に延びる空隙を設けた第2の層間絶縁膜6を形成
する。すなわち、第1の層間絶縁膜1上に配線5を形成
する前に予め溝3を形成する。
低減するのに効果的な空隙を配線間に設ける半導体装置
の構造において、アスペクト比に起因するマイクロロー
ディングやチャージアップダメージ、形状不良等の諸問
題を回避しつつ、配線下面よりも下から上に延びる空隙
を形成するための効果的な製造方法を提供する。 【解決手段】 第1の層間絶縁膜1上に金属配線となる
配線材料を成膜し、この成膜上に第2のエッチングパタ
ーンを形成し、このパターンをマスクとして配線材料の
不要部分をエッチング除去して配線5を形成し、不要の
パターンを剥離し、配線間に配線下面よりも低い位置か
ら上方に延びる空隙を設けた第2の層間絶縁膜6を形成
する。すなわち、第1の層間絶縁膜1上に配線5を形成
する前に予め溝3を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線間に空隙を設
けた半導体装置の製造方法に関する。
けた半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体装置の実施形態例
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【0003】半導体装置の超微細化が進むにつれ、配線
間に生じる配線間容量の増加が問題となっている。この
配線間容量を抑制する手段として、通常用いられるSi
O2層間絶縁膜から、さらに比誘電率の低いフッ素原子
を結合させたSiOF膜を用いる方法等がある。しかし
ながら、サブミクロン領域においては、これも十分では
なく、さらにクォーターミクロン領域になると限界と考
えられている。
間に生じる配線間容量の増加が問題となっている。この
配線間容量を抑制する手段として、通常用いられるSi
O2層間絶縁膜から、さらに比誘電率の低いフッ素原子
を結合させたSiOF膜を用いる方法等がある。しかし
ながら、サブミクロン領域においては、これも十分では
なく、さらにクォーターミクロン領域になると限界と考
えられている。
【0004】そこで、比誘電率が1に近い空隙を配線間
に設けることにより配線間容量を抑制する方法あるいは
装置に関する特許が開示されている。特公平7−114
236、特開平7−326670においては、CVD法
やスパッタリング法により、配線間に空隙を形成してい
る。
に設けることにより配線間容量を抑制する方法あるいは
装置に関する特許が開示されている。特公平7−114
236、特開平7−326670においては、CVD法
やスパッタリング法により、配線間に空隙を形成してい
る。
【0005】図5においては、第1の層間絶縁膜11上
に形成された配線12間の空間が第2の層間絶縁膜13
で充填される前に配線12上部の膜同士を接触させ、空
隙14を形成した状態を示す。この空隙14は比誘電率
が約1に近いものとなり、隣接配線間容量を低減する手
段を提供することができる。しかしながら、この方法で
は、配線12の下面よりも上にしか空隙14が形成され
ず、隣接配線間容量としては空隙14の下の第2の層間
絶縁膜13の容量が加味されるので十分な低下が望めな
いことがわかる。
に形成された配線12間の空間が第2の層間絶縁膜13
で充填される前に配線12上部の膜同士を接触させ、空
隙14を形成した状態を示す。この空隙14は比誘電率
が約1に近いものとなり、隣接配線間容量を低減する手
段を提供することができる。しかしながら、この方法で
は、配線12の下面よりも上にしか空隙14が形成され
ず、隣接配線間容量としては空隙14の下の第2の層間
絶縁膜13の容量が加味されるので十分な低下が望めな
いことがわかる。
【0006】そこで、配線下部よりもさらに下の位置か
ら空隙を形成すれば良い。配線下部より下の位置から空
隙を形成する手段として、配線加工時に、配線下の絶縁
膜を積極的に所望の深さだけエッチング除去してやれ
ば、自己整合的に溝を形成することができ、引き続くC
VD法やスパッタリング法による層間絶縁膜の成膜を行
うことで配線下部より下の位置から配線上部まで伸びた
空隙を形成することができる。
ら空隙を形成すれば良い。配線下部より下の位置から空
隙を形成する手段として、配線加工時に、配線下の絶縁
膜を積極的に所望の深さだけエッチング除去してやれ
ば、自己整合的に溝を形成することができ、引き続くC
VD法やスパッタリング法による層間絶縁膜の成膜を行
うことで配線下部より下の位置から配線上部まで伸びた
空隙を形成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で示した、
配線下部よりも下の位置から配線上部まで延びる空隙を
形成するために、配線加工時に配線下の層間絶縁膜を同
時にエッチング除去して溝を形成する手法は、自己整合
性の点で優れている。一般的に配線加工に用いられるド
ライエッチングガスはCl2 とBCl3 の混合ガスであ
る。しかしながら、上記ガスを用いて自己整合的に溝を
形成する手法は事実上不可能である。なぜならば、配線
の加工に用いるフォトレジストマスクの膜厚は半導体装
置の超微細化の進行により薄膜化の一途をたどる一方、
フォトレジストマスクとSiO2からなる層間絶縁膜と
のドライエッチングレート比または選択比は、多少の違
いはあるものの0.5倍以下と極めて低いからである。
配線下部よりも下の位置から配線上部まで延びる空隙を
形成するために、配線加工時に配線下の層間絶縁膜を同
時にエッチング除去して溝を形成する手法は、自己整合
性の点で優れている。一般的に配線加工に用いられるド
ライエッチングガスはCl2 とBCl3 の混合ガスであ
る。しかしながら、上記ガスを用いて自己整合的に溝を
形成する手法は事実上不可能である。なぜならば、配線
の加工に用いるフォトレジストマスクの膜厚は半導体装
置の超微細化の進行により薄膜化の一途をたどる一方、
フォトレジストマスクとSiO2からなる層間絶縁膜と
のドライエッチングレート比または選択比は、多少の違
いはあるものの0.5倍以下と極めて低いからである。
【0008】自己整合性を生かす他の手法として、CF
4 やCHF3 等のフルオロカーボン系のガスを用いる方
法がある。このガス系を用いれば前記選択比は少なくと
も5倍以上となることが期待できる。しかしながら、同
ガスを用いて自己整合的に溝形成を行うと、多量のフッ
化アルミニウムが半導体装置上で発生する恐れがある。
フッ化アルミニウムは飽和蒸気圧が極端に低く通常用い
られる数mTorr以上の圧力下では揮発しないため、
塵埃の源となり半導体装置の生産歩留まり低下を引き起
こしかねない。したがって、フォトレジストマスクを用
いた自己整合的な溝の形成方法に優位性はないと結論付
けられる。
4 やCHF3 等のフルオロカーボン系のガスを用いる方
法がある。このガス系を用いれば前記選択比は少なくと
も5倍以上となることが期待できる。しかしながら、同
ガスを用いて自己整合的に溝形成を行うと、多量のフッ
化アルミニウムが半導体装置上で発生する恐れがある。
フッ化アルミニウムは飽和蒸気圧が極端に低く通常用い
られる数mTorr以上の圧力下では揮発しないため、
塵埃の源となり半導体装置の生産歩留まり低下を引き起
こしかねない。したがって、フォトレジストマスクを用
いた自己整合的な溝の形成方法に優位性はないと結論付
けられる。
【0009】フォトレジストに変わるエッチングマスク
材料として、SiO2膜やシリコン窒化膜等無機材料が
ある。これらの材料と配線材料のエッチングレート比は
5〜10倍程度あり、自己整合的に配線下の絶縁膜に所
望の深さの溝を形成するには大変都合が良い。しかしな
がら、本発明者の実験結果では、サブミクロンサイズの
配線をエッチングした際、SiO2膜マスクとSiO2層
間絶縁膜の工ッチングレート比は2倍弱となり、同一材
料でありながらマスクのほうが2倍近く速くエッチング
された。その結果、マスクの膜厚は層間絶縁膜の溝深さ
の2倍以上でないと自己整合的な溝形成は不可能であ
る。この現象は、マイクロローディンク効果で説明され
る。マイクロローディンク効果とは、アスペクト比(こ
こでは、エッチングマスク高さと配線高さの合計を配線
間幅で割った値とする)が増大するにつれてエッチング
レートが急激に減少する現象である。
材料として、SiO2膜やシリコン窒化膜等無機材料が
ある。これらの材料と配線材料のエッチングレート比は
5〜10倍程度あり、自己整合的に配線下の絶縁膜に所
望の深さの溝を形成するには大変都合が良い。しかしな
がら、本発明者の実験結果では、サブミクロンサイズの
配線をエッチングした際、SiO2膜マスクとSiO2層
間絶縁膜の工ッチングレート比は2倍弱となり、同一材
料でありながらマスクのほうが2倍近く速くエッチング
された。その結果、マスクの膜厚は層間絶縁膜の溝深さ
の2倍以上でないと自己整合的な溝形成は不可能であ
る。この現象は、マイクロローディンク効果で説明され
る。マイクロローディンク効果とは、アスペクト比(こ
こでは、エッチングマスク高さと配線高さの合計を配線
間幅で割った値とする)が増大するにつれてエッチング
レートが急激に減少する現象である。
【0010】上記実験結果は、マスク材料上部のアスペ
クト比は近似的に0に近いものの配線下の層間絶縁膜上
では極めて大きいため、前述したマスクと絶縁膜のエッ
チレートに大きな差が生じたと考えられる。しかしなが
ら、溝加工時のプロセスマージンを考慮してマスク膜厚
をさらに厚くしても、単にアスペクト比を増大させマイ
クロローディンク効果をさらに強めるだけである。した
がって、マイクロローディンク効果そのものを抑制しな
い限り余り効果がないことが示唆される。マイクロロー
ディンク効果はエッチング装置及び工ッチングプロセス
条件に大きく左右され、ある程度の改善を図ることは可
能であるが、この効果を完全に抑制したとの報告はなさ
れていない。さらに、アスペクト比増大の他の弊害とし
て、電子シェーディング効果に起因するチャージアップ
ダメージとノッチ(局所的な配線の喰われ)問題が挙げ
られる。
クト比は近似的に0に近いものの配線下の層間絶縁膜上
では極めて大きいため、前述したマスクと絶縁膜のエッ
チレートに大きな差が生じたと考えられる。しかしなが
ら、溝加工時のプロセスマージンを考慮してマスク膜厚
をさらに厚くしても、単にアスペクト比を増大させマイ
クロローディンク効果をさらに強めるだけである。した
がって、マイクロローディンク効果そのものを抑制しな
い限り余り効果がないことが示唆される。マイクロロー
ディンク効果はエッチング装置及び工ッチングプロセス
条件に大きく左右され、ある程度の改善を図ることは可
能であるが、この効果を完全に抑制したとの報告はなさ
れていない。さらに、アスペクト比増大の他の弊害とし
て、電子シェーディング効果に起因するチャージアップ
ダメージとノッチ(局所的な配線の喰われ)問題が挙げ
られる。
【0011】上記チャージアップダメージとノッチの問
題はジャパニーズジャーナルオブアプライドフィジック
ス(Jpn.J.Appl.Phys.33,6013
(1994)及びJpn.J.Appl.Phys.3
3,2184(1994))で詳しく論ぜられている。
仮にアスペクト比が低くくても、自己整合的に溝を形成
する以上、配線形成に必要な時間よりも長時間にわたり
プラズマ照射されるため、チャージアップダメージの危
険性をかなり含んでいる。これは、例えばジャーナル
オブ アプライド フィジックス(J.Appl.Ph
ys“B11,1819(1993))に詳しく論ぜら
れている。以上に長くいずれの問題も配線及び半導体装
置の信頼性に大きな悪影響を与える。以上、列挙した課
題は、溝形成を配線加工時に自己整合的に行うことから
派生するものである。
題はジャパニーズジャーナルオブアプライドフィジック
ス(Jpn.J.Appl.Phys.33,6013
(1994)及びJpn.J.Appl.Phys.3
3,2184(1994))で詳しく論ぜられている。
仮にアスペクト比が低くくても、自己整合的に溝を形成
する以上、配線形成に必要な時間よりも長時間にわたり
プラズマ照射されるため、チャージアップダメージの危
険性をかなり含んでいる。これは、例えばジャーナル
オブ アプライド フィジックス(J.Appl.Ph
ys“B11,1819(1993))に詳しく論ぜら
れている。以上に長くいずれの問題も配線及び半導体装
置の信頼性に大きな悪影響を与える。以上、列挙した課
題は、溝形成を配線加工時に自己整合的に行うことから
派生するものである。
【0012】本発明の目的は、超微細な半導体装置にお
いて、配線間容量を低減させ電気信号の伝搬速度遅延を
低減させると共に、高い信頼性及び生産性のもとで、か
つ容易に製造することができる方法を提供することであ
る。
いて、配線間容量を低減させ電気信号の伝搬速度遅延を
低減させると共に、高い信頼性及び生産性のもとで、か
つ容易に製造することができる方法を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成する
工程と、第1の層間絶縁膜上に第1のエッチングパター
ンを形成する工程と、第1のエッチングパターンをマス
クとして第1の層間絶縁膜を異方的にドライエッチング
する工程と、不要となった第1のエッチングパターンを
剥離する工程と、ドライエッチングにより加工された第
1の層間絶縁膜上に金属配線となる配線材料を成膜する
工程と、金属配線材料膜上に第2のエッチングパターン
を形成する工程と、第2のエッチングパターンをマスク
として配線材料の不要部分を工ッチング除去して配線を
形成する工程と、不要となった第2のエッチングパター
ンを剥離する工程と、形成された配線間に配線下面より
も低い位置から上方に延びる空隙を設けた第2の層間絶
縁膜を形成する工程と、を含むことを特徴としている。
造方法は、半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成する
工程と、第1の層間絶縁膜上に第1のエッチングパター
ンを形成する工程と、第1のエッチングパターンをマス
クとして第1の層間絶縁膜を異方的にドライエッチング
する工程と、不要となった第1のエッチングパターンを
剥離する工程と、ドライエッチングにより加工された第
1の層間絶縁膜上に金属配線となる配線材料を成膜する
工程と、金属配線材料膜上に第2のエッチングパターン
を形成する工程と、第2のエッチングパターンをマスク
として配線材料の不要部分を工ッチング除去して配線を
形成する工程と、不要となった第2のエッチングパター
ンを剥離する工程と、形成された配線間に配線下面より
も低い位置から上方に延びる空隙を設けた第2の層間絶
縁膜を形成する工程と、を含むことを特徴としている。
【0014】なお、配線材料を加工する際に用いられる
エッチングマスク用の膜は、窒化膜または酸化膜である
ことが好ましい。
エッチングマスク用の膜は、窒化膜または酸化膜である
ことが好ましい。
【0015】本発明は、その製造方法において、配線形
成前に配線下の層間絶縁膜を異方的にドライエッチする
ことにより、予め配線間の空隙形成のための溝を形成
し、その後配線材料の成膜及びパターニングをして、配
線よりも下部の層間絶縁膜から十分な高さを有する空隙
をアスペクト比に併せて一律に配線間に形成することを
特徴としている。
成前に配線下の層間絶縁膜を異方的にドライエッチする
ことにより、予め配線間の空隙形成のための溝を形成
し、その後配線材料の成膜及びパターニングをして、配
線よりも下部の層間絶縁膜から十分な高さを有する空隙
をアスペクト比に併せて一律に配線間に形成することを
特徴としている。
【0016】本発明の製造方法により、配線形成前に配
線間の空隙形成のための溝を予め形成するために、アス
ペクト比に起因するマイクロローディング効果やチャー
ジアップ、ノッチ等の問題を回避することができる。ま
た、配線の加工はフォトレジストマスクで容易に可能で
ある。さらに、フォトレジストの代わりに無機マスクを
選択しても良く、そのマスク膜厚は溝深さやマイグロロ
ーディング効果の程度には関係なくマスク選択比のみで
決定される。
線間の空隙形成のための溝を予め形成するために、アス
ペクト比に起因するマイクロローディング効果やチャー
ジアップ、ノッチ等の問題を回避することができる。ま
た、配線の加工はフォトレジストマスクで容易に可能で
ある。さらに、フォトレジストの代わりに無機マスクを
選択しても良く、そのマスク膜厚は溝深さやマイグロロ
ーディング効果の程度には関係なくマスク選択比のみで
決定される。
【0017】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0018】図1(A)は、本発明の半導体装置の製造
方法の一実施形態例の、光リソグラフィー法により第1
のフォトレジストマスタパターン群2aを形成した時の
断面図、(B)は、(A)の第1の層間絶縁膜に溝を形
成した時の断面図、(C)は、(B)に配線材料を成膜
し、その後第2のフォトレジストマスグパターン群2b
を光リソグラフィー法により形成した時の断面図、図2
(D)は、図1(C)に次いで配線を形成した時の断面
図、(E)は、最後に第2の層間絶縁膜を成膜し配線間
に配線下部から十分な高さを有する空隙を形成した時の
断面図、図3は、本発明の第1の実施形態例の、第2の
レジストマスクパターン群2bと予め形成した溝との間
に仮に目ずれが生じた際に配線を加工した時の、図2
(D)に対比される断面図である。
方法の一実施形態例の、光リソグラフィー法により第1
のフォトレジストマスタパターン群2aを形成した時の
断面図、(B)は、(A)の第1の層間絶縁膜に溝を形
成した時の断面図、(C)は、(B)に配線材料を成膜
し、その後第2のフォトレジストマスグパターン群2b
を光リソグラフィー法により形成した時の断面図、図2
(D)は、図1(C)に次いで配線を形成した時の断面
図、(E)は、最後に第2の層間絶縁膜を成膜し配線間
に配線下部から十分な高さを有する空隙を形成した時の
断面図、図3は、本発明の第1の実施形態例の、第2の
レジストマスクパターン群2bと予め形成した溝との間
に仮に目ずれが生じた際に配線を加工した時の、図2
(D)に対比される断面図である。
【0019】半導体装置上にCVD法によりSiO2か
らなる第1の層間絶縁膜1を1μmの膜厚に成膜した。
次に、第1の層間絶縁膜1上にフォトレジストを1μm
の厚さに塗布し光リソグラフィー法により、配線パター
ンレチクルを用いて0.4μmのラインとスペースを有
する第1のレジストマスクパターン群2aを形成する
(図1(A)参照)。
らなる第1の層間絶縁膜1を1μmの膜厚に成膜した。
次に、第1の層間絶縁膜1上にフォトレジストを1μm
の厚さに塗布し光リソグラフィー法により、配線パター
ンレチクルを用いて0.4μmのラインとスペースを有
する第1のレジストマスクパターン群2aを形成する
(図1(A)参照)。
【0020】そして、引き続きマグネトロンRIE(Re
action Ion Etching)を用いて第1の層間絶縁膜1をエ
ッチングする。用いたエッチング条件は、C4 F8 を6
sccm、COを60sccm、Arを180sccm
それぞれ流し、圧力を40mTorrに保った。RFパ
ワーは650Wとした。その時のエッチングレートは3
00nm/minとなる。本実施形態例では、エッチン
グ深さが300nmになるようにした。不要となった第
1のレジストマスクパターン群2aを酸素プラズマアッ
シング法により完全に剥離することで、深さ300nm
の垂直に加工された溝3が形成される(図1(B)参
照)。
action Ion Etching)を用いて第1の層間絶縁膜1をエ
ッチングする。用いたエッチング条件は、C4 F8 を6
sccm、COを60sccm、Arを180sccm
それぞれ流し、圧力を40mTorrに保った。RFパ
ワーは650Wとした。その時のエッチングレートは3
00nm/minとなる。本実施形態例では、エッチン
グ深さが300nmになるようにした。不要となった第
1のレジストマスクパターン群2aを酸素プラズマアッ
シング法により完全に剥離することで、深さ300nm
の垂直に加工された溝3が形成される(図1(B)参
照)。
【0021】次に直流マグネトロン放電を利用したスパ
ッタリング法により、Ti30nm、TiN100n
m、AlCu450nm、Ti25nm、TiN50n
mの順に配線材料4のスパッタ成膜を行った。なお、ス
パッタ時の圧力は数mTorr、成膜温度は300℃で
ある。この時、配線材料は溝に完全に充填されることは
なく、ボイド8が発生する。次に溝形成時に用いた配線
パターンレチクルを用いて、光リソグラフィー法により
レジスト膜厚1μm、0.4μmのラインとスペースを
有するレジスト第2のマスクパターン群2bを形成す
る。その際、溝3と第2のレジストマスクパターン群2
bの間に目ずれが生じない、又は最小限に抑えるよう重
ね合わせに留意する(図1(C)参照)。
ッタリング法により、Ti30nm、TiN100n
m、AlCu450nm、Ti25nm、TiN50n
mの順に配線材料4のスパッタ成膜を行った。なお、ス
パッタ時の圧力は数mTorr、成膜温度は300℃で
ある。この時、配線材料は溝に完全に充填されることは
なく、ボイド8が発生する。次に溝形成時に用いた配線
パターンレチクルを用いて、光リソグラフィー法により
レジスト膜厚1μm、0.4μmのラインとスペースを
有するレジスト第2のマスクパターン群2bを形成す
る。その際、溝3と第2のレジストマスクパターン群2
bの間に目ずれが生じない、又は最小限に抑えるよう重
ね合わせに留意する(図1(C)参照)。
【0022】引き続き、誘導結合放電プラズマ源を搭載
したエッチング装置を用いて配線材料4をエッチングし
た。用いたエッチング条件は、Cl2 を110scc
m、BCl3 を45sccm、CHF3 を10scc
m、圧力を8mTorr、13.56MHzのRFバイ
アスパワーを100W、2MHzのRFソースパワーを
1KWとした。その時のAlCuエッチレートは1μm
/min、レジストマスクとの選択比は3倍である。エ
ッチング時間の決定は、溝3の深さ300nmを考慮す
るのでAlCu膜厚750nmをエッチングするのに要
する時間に30%のオーバエッチング時間を加えたもの
とした。その結果、配線材料4は異方的に加工され、か
つ構内の不要な配線材料も完全にエッチング除去される
ことで配線5が形成された(図2(D)参照)。
したエッチング装置を用いて配線材料4をエッチングし
た。用いたエッチング条件は、Cl2 を110scc
m、BCl3 を45sccm、CHF3 を10scc
m、圧力を8mTorr、13.56MHzのRFバイ
アスパワーを100W、2MHzのRFソースパワーを
1KWとした。その時のAlCuエッチレートは1μm
/min、レジストマスクとの選択比は3倍である。エ
ッチング時間の決定は、溝3の深さ300nmを考慮す
るのでAlCu膜厚750nmをエッチングするのに要
する時間に30%のオーバエッチング時間を加えたもの
とした。その結果、配線材料4は異方的に加工され、か
つ構内の不要な配線材料も完全にエッチング除去される
ことで配線5が形成された(図2(D)参照)。
【0023】なお、第2のレジストマスクパターン群2
bとあらかじめ形成した溝3との間に仮に目ずれが生し
たとしても配線材料4のドライ工ッチング加工自体に影
響はほとんどない。それは、単に、配線5が図3に示す
ように形成されるだけである。
bとあらかじめ形成した溝3との間に仮に目ずれが生し
たとしても配線材料4のドライ工ッチング加工自体に影
響はほとんどない。それは、単に、配線5が図3に示す
ように形成されるだけである。
【0024】次に第2の層間絶縁膜6をSiH4 を40
sccm、O2 を60sccm、Arを70sccmの
混合ガスでバイアスECR酸化膜を成膜させると配線5
間に配線下部から十分な高さを有する空隙7が形成され
た(図2(E)参照)。
sccm、O2 を60sccm、Arを70sccmの
混合ガスでバイアスECR酸化膜を成膜させると配線5
間に配線下部から十分な高さを有する空隙7が形成され
た(図2(E)参照)。
【0025】次ぎに、第2の実施形態例について説明す
る。
る。
【0026】図4は、本発明の第1の実施形態例の変形
例である第2の実施形態例を示す図であって、(C)
は、配線材料の工ッチングマスク9となるプラズマ酸化
膜を加工し不要となったレジストマスクを剥離した時の
断面図、(D)は、プラズマ酸化膜マスクで配線を形成
した時の断面図、(E)は、第2の層間絶縁膜を成膜し
配線間に配線下部から十分な高さを有する空隙を形成し
た時の断面図である。
例である第2の実施形態例を示す図であって、(C)
は、配線材料の工ッチングマスク9となるプラズマ酸化
膜を加工し不要となったレジストマスクを剥離した時の
断面図、(D)は、プラズマ酸化膜マスクで配線を形成
した時の断面図、(E)は、第2の層間絶縁膜を成膜し
配線間に配線下部から十分な高さを有する空隙を形成し
た時の断面図である。
【0027】図4に示すように、本実施形態例の場合、
工ッチングマスク材料にSiO2膜やシリコン窒化膜を
用いることもできる。溝3の形成から配線材料4の成膜
までは第1の実施形態例と同等である。次にプラズマ酸
化膜を配線材料4上に250nmの膜厚で成膜した。そ
して配線パターンレチクルを用いて、光リソグラフィー
法によりレジスト膜厚1μm、0.4μmのラインとス
ペースを有する第2のフォトレジストマスタパターン群
2bを形成する。引き続き、マグネトロンRIE(Reac
tion Ion Etching)を用いてプラズマ酸化膜をエッチン
グする。エッチング条件は第1の実施形態例と同等であ
る。不要となった第2のレジストマスクパターン群2b
を酸素プラズマアッシング法により完全に剥離すること
により、プラズマ酸化膜からなる工ッチングマスク9が
形成される(図4(C)参照)。
工ッチングマスク材料にSiO2膜やシリコン窒化膜を
用いることもできる。溝3の形成から配線材料4の成膜
までは第1の実施形態例と同等である。次にプラズマ酸
化膜を配線材料4上に250nmの膜厚で成膜した。そ
して配線パターンレチクルを用いて、光リソグラフィー
法によりレジスト膜厚1μm、0.4μmのラインとス
ペースを有する第2のフォトレジストマスタパターン群
2bを形成する。引き続き、マグネトロンRIE(Reac
tion Ion Etching)を用いてプラズマ酸化膜をエッチン
グする。エッチング条件は第1の実施形態例と同等であ
る。不要となった第2のレジストマスクパターン群2b
を酸素プラズマアッシング法により完全に剥離すること
により、プラズマ酸化膜からなる工ッチングマスク9が
形成される(図4(C)参照)。
【0028】誘導結合放電プラズマ源を搭載したエッチ
ング装置を用いて配線材料をエッチングした。用いたエ
ッチング条件は、Cl2 を60sccm、BCl3 を1
5sccm、N2を10sccm、圧力を5mTor
r、13.56MHzのRFバイアスパワーを160
W、2MHzのRFソースパワーを1KWとした。その
時のAlCuエッチングレートは0.9μm/min、
エッチングマスク9との選択比は10倍である。エッチ
ング時間の決定は、溝3の深さ300nmを考慮するの
で、AlCu膜厚750nmをエッチングするのに要す
る時間に30%のオーバエッチング時間を加えたものと
した。その結果、配線材料4は異方的に加工されて配線
5になり、かつ溝3内の配線材料4も完全にエッチング
除去された(図4(D)参照)。
ング装置を用いて配線材料をエッチングした。用いたエ
ッチング条件は、Cl2 を60sccm、BCl3 を1
5sccm、N2を10sccm、圧力を5mTor
r、13.56MHzのRFバイアスパワーを160
W、2MHzのRFソースパワーを1KWとした。その
時のAlCuエッチングレートは0.9μm/min、
エッチングマスク9との選択比は10倍である。エッチ
ング時間の決定は、溝3の深さ300nmを考慮するの
で、AlCu膜厚750nmをエッチングするのに要す
る時間に30%のオーバエッチング時間を加えたものと
した。その結果、配線材料4は異方的に加工されて配線
5になり、かつ溝3内の配線材料4も完全にエッチング
除去された(図4(D)参照)。
【0029】その後、第1の実施形態例で示した方法を
用いて第2の層間絶縁膜6を成膜することにより配線5
間に空隙7が形成された(図4(E)参照)。
用いて第2の層間絶縁膜6を成膜することにより配線5
間に空隙7が形成された(図4(E)参照)。
【0030】以上のように、上述した実施形態例の構成
は単なる例示であり、本発明のその製造方法は、上述の
実施形態例の構成から様々の修正及び変更を加えた半導
体装置の製造方法を含むことは当然である。
は単なる例示であり、本発明のその製造方法は、上述の
実施形態例の構成から様々の修正及び変更を加えた半導
体装置の製造方法を含むことは当然である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置の製造方法の、第一の効果は、電気信号の伝搬速度を
遅延させる配線間容量を大きく抑制するための配線間空
隙形成が従来に比べ信頼性が高く、かつ容易に形成でき
ることである。これにより、半導体装置の歩留まりが向
上し、生産性を高めることができる。それは、アスペク
ト比に起因するマイクロローディンク効果やチャージア
ップダメージ、形状不良(ノッチ)、アルミフッ化物か
らなる発塵等の潜在的問題を事前に回避する方法とし
て、配線間空隙形成のための溝形成を配線加工時に自己
整合的に行なわず、予め溝を形成する方法を選択したか
らである。
置の製造方法の、第一の効果は、電気信号の伝搬速度を
遅延させる配線間容量を大きく抑制するための配線間空
隙形成が従来に比べ信頼性が高く、かつ容易に形成でき
ることである。これにより、半導体装置の歩留まりが向
上し、生産性を高めることができる。それは、アスペク
ト比に起因するマイクロローディンク効果やチャージア
ップダメージ、形状不良(ノッチ)、アルミフッ化物か
らなる発塵等の潜在的問題を事前に回避する方法とし
て、配線間空隙形成のための溝形成を配線加工時に自己
整合的に行なわず、予め溝を形成する方法を選択したか
らである。
【0032】そして、第二の効果は、配線加工時のマス
ク材料の選択肢が広がるためフォトレジストマスクを用
いても容易に配線加工ができることである。これによ
り、量産性が向上する。それは、自己整合的な溝形成を
避けたからである。
ク材料の選択肢が広がるためフォトレジストマスクを用
いても容易に配線加工ができることである。これによ
り、量産性が向上する。それは、自己整合的な溝形成を
避けたからである。
【図1】(A)は、本発明の半導体装置の製造方法の一
実施形態例の、光リソグラフィー法により第1のフォト
レジストマスタパターン群2aを形成した時の断面図、
(B)は、(A)の第1の層間絶縁膜に溝を形成した時
の断面図、(C)は、(B)に配線材料を成膜し、その
後第2のフォトレジストマスグパターン群2bを光リソ
グラフィー法により形成した時の断面図である。
実施形態例の、光リソグラフィー法により第1のフォト
レジストマスタパターン群2aを形成した時の断面図、
(B)は、(A)の第1の層間絶縁膜に溝を形成した時
の断面図、(C)は、(B)に配線材料を成膜し、その
後第2のフォトレジストマスグパターン群2bを光リソ
グラフィー法により形成した時の断面図である。
【図2】(D)は、図1(C)に次いで配線を形成した
時の断面図、(E)は、最後に第2の層間絶縁膜を成膜
し配線間に配線下部から十分な高さを有する空隙を形成
した時の断面図である。
時の断面図、(E)は、最後に第2の層間絶縁膜を成膜
し配線間に配線下部から十分な高さを有する空隙を形成
した時の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態例の、第2のレジスト
マスクパターン群2bと予め形成した溝との間に仮に目
ずれが生じた際に配線を加工した時の、図2(D)に対
比される断面図である。
マスクパターン群2bと予め形成した溝との間に仮に目
ずれが生じた際に配線を加工した時の、図2(D)に対
比される断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態例の変形例である第2
の実施形態例を示す図であって、(C)は、配線材料の
工ッチングマスクとなるプラズマ酸化膜を加工し不要と
なったレジストマスクを剥離した時の断面図、(D)
は、プラズマ酸化膜マスクで配線を形成した時の断面
図、(E)は、第2の層間絶縁膜を成膜し配線間に配線
下部から十分な高さを有する空隙を形成した時の断面図
である。
の実施形態例を示す図であって、(C)は、配線材料の
工ッチングマスクとなるプラズマ酸化膜を加工し不要と
なったレジストマスクを剥離した時の断面図、(D)
は、プラズマ酸化膜マスクで配線を形成した時の断面
図、(E)は、第2の層間絶縁膜を成膜し配線間に配線
下部から十分な高さを有する空隙を形成した時の断面図
である。
【図5】従来の半導体装置の実施形態例を説明するため
の断面図である。
の断面図である。
1,11 第1の層間絶縁膜 2a 第1のレジストマスクパターン群 2b 第2のレジストマスクパターン群 3 溝 4 配線材料 5,12 配線 6,13 第2の層間絶縁膜 7,14 空隙 8 ボイド 9 エッチングマスク
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に第1のエッチングパターンを
形成する工程と、 前記第1のエッチングパターンをマスクとして前記第1
の層間絶縁膜を異方的にドライエッチングする工程と、 不要となった第1のエッチングパターンを剥離する工程
と、 前記ドライエッチングにより加工された第1の層間絶縁
膜上に金属配線となる配線材料を成膜する工程と、 前記金属配線材料膜上に第2のエッチングパターンを形
成する工程と、 前記第2のエッチングパターンをマスクとして配線材料
の不要部分を工ッチング除去して配線を形成する工程
と、 不要となった第2のエッチングパターンを剥離する工程
と、 形成された配線間に配線下面よりも低い位置から上方に
延びる空隙を設けた第2の層間絶縁膜を形成する工程
と、 を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 配線材料を加工する際に用いられる前記
エッチングマスク用の膜は、窒化膜または酸化膜であ
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195397A JP2998678B2 (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195397A JP2998678B2 (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10229121A true JPH10229121A (ja) | 1998-08-25 |
JP2998678B2 JP2998678B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12345330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3195397A Expired - Lifetime JP2998678B2 (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2998678B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6303487B1 (en) | 1998-12-03 | 2001-10-16 | Nec Corporation | Method for forming an air gap in an insulating film between adjacent interconnection conductors in a semiconductor device |
US6469339B1 (en) | 2000-08-23 | 2002-10-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory with voids for suppressing crystal defects |
US7358613B2 (en) | 2005-03-25 | 2008-04-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160067349A (ko) | 2014-12-04 | 2016-06-14 | 삼성전자주식회사 | 도전 구조물 형성 방법, 반도체 장치 및 반도체 장치의 제조 방법 |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP3195397A patent/JP2998678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6303487B1 (en) | 1998-12-03 | 2001-10-16 | Nec Corporation | Method for forming an air gap in an insulating film between adjacent interconnection conductors in a semiconductor device |
US6469339B1 (en) | 2000-08-23 | 2002-10-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory with voids for suppressing crystal defects |
KR100383780B1 (ko) * | 2000-08-23 | 2003-05-12 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 장치 |
US7358613B2 (en) | 2005-03-25 | 2008-04-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
US7790614B2 (en) | 2005-03-25 | 2010-09-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2998678B2 (ja) | 2000-01-11 |
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