JPH1022791A - 発振回路とそれを利用したpll回路 - Google Patents

発振回路とそれを利用したpll回路

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JPH1022791A
JPH1022791A JP8169272A JP16927296A JPH1022791A JP H1022791 A JPH1022791 A JP H1022791A JP 8169272 A JP8169272 A JP 8169272A JP 16927296 A JP16927296 A JP 16927296A JP H1022791 A JPH1022791 A JP H1022791A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】IC上の抵抗の製造上のバラツキに原因するク
ロック周波数のバラツキの問題を改善する。 【解決手段】オペレーションアンプAMP1の出力N1
がスイッチS4とS5のオン、オフに応じて、定電圧V
RHとVRLとの間を上昇または下降し、定電圧と比較
され、HまたはLのクロック信号Vout(CLK)が
生成される。そして、ノードN1の上昇と下降のスピー
ド(傾き)が入力電圧Vinの大きさに依存し、入力電
圧に従う周波数を持つ出力が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力電圧に比例し
た周波数を有するクロック出力を生成する電圧制御の発
振回路とそれを利用したPLL(Phase Locked Loop)回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】PLL回路は、受信信号に同期した出力
を生成する回路として、例えばデジタル表示装置や無線
装置等で広く使用されている。このPLL回路は、通
常、入力信号と出力信号をN分の1に分周した比較信号
との位相を比較し、その位相差に応じた電圧値に比例す
る周波数を出力する電圧制御発振回路を備えている。
【0003】従来の電圧制御発振回路は、例えば入力電
圧の値に応じた電流を生成し、その電流で所定の容量を
所定の定電圧間で充放電し、その充放電に同期したクロ
ック信号を出力する。入力電圧に応じて生成される電流
の値は、入力電圧と所定の抵抗とから決定し、充放電の
スピードがその電流値と容量値から決定される。従っ
て、クロック信号の周波数は電流値と容量値から決定さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LSI
内部に形成される抵抗の値は、その不純物濃度、面積、
深さ等で決定し、製造プロセス上のバラツキを含んでし
まう。また、容量はその面積、誘電体層の厚み、誘電率
等で決定し、同様に製造プロセス上のバラツキを含む。
従って、電圧制御発振回路の出力周波数も、製造バラツ
キの影響を受け、入力電圧値に正確に制御された周波数
のクロック信号を生成することができない。
【0005】そこで、本発明の目的は、製造バラツキの
影響を受けない周波数のクロック信号を発生することが
できる電圧制御の発振回路を提供することにある。
【0006】更に、本発明の目的は、スイッチドキャパ
シタフィルタを利用して製造バラツキの影響を受けない
周波数のクロック信号を発生することができる電圧制御
の発振回路を提供することにある。
【0007】更に、本発明の目的は上記の電圧制御の発
振回路を利用したPLL回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、入力電圧の値に応じた周波数の出力クロック信
号を発生する電圧制御の発振回路において、前記入力電
圧に接続され、制御クロックによりスイッチング動作
し、該入力電圧に応じた正電流を供給する第一のスイッ
チドキャパシタフィルタと、前記入力電圧に接続され、
制御クロックによりスイッチング動作し、該入力電圧に
応じた負電流を供給する第二のスイッチドキャパシタフ
ィルタと、前記出力クロック信号に同期して導通制御さ
れる第一のスイッチを介して前記第一と第二のスイッチ
ドキャパシタフィルタが、交互にその一方の入力端子に
接続され、他方の入力端子に定電圧が供給され、該一方
の入力端子と出力端子の間に設けられたフィードバック
回路を介して、前記正電流が供給される時に該出力端子
の電位が下降し、前記負電流が供給される時に該出力端
子の電位が上昇するオペレーションアンプと、該オペレ
ーションアンプの出力端子の電位と、前記出力クロック
信号に同期して切り換えられる第一の定電圧及びそれよ
り低い第二の定電圧とを交互に比較して前記出力クロッ
ク信号を出力する比較回路とを有することを特徴とする
発振回路を提供することにより達成される。
【0009】スイッチドキャパシタフィルタの等価的な
抵抗値が、それを構成する容量と制御のクロックの周波
数の積の逆数となるので、製造バラツキの影響をなくす
ことができる。
【0010】この第一のスイッチドキャパシタフィルタ
は、一例として、一方の電極が定電圧端に接続され、他
方の電極が前記制御クロックにより制御される第二のス
イッチを介して交互に前記入力電圧と前記第一のスイッ
チに接続される容量を有し、該容量の値と該制御クロッ
クの周波数の積の逆数に応じた等価抵抗を有することを
特徴とする。
【0011】別の例としては、一方の電極が前記制御ク
ロックにより制御される第三のスイッチを介して交互に
前記入力電圧と定電圧端に接続され、他方の電極が前記
制御クロックにより該第三のスイッチと同相で制御され
る第四のスイッチを介して交互に前記第一のスイッチと
定電圧端に接続される容量を有し、該容量の値と該制御
クロックの周波数の積の逆数に応じた等価抵抗を有する
ことを特徴とする。
【0012】また、第二のスイッチドキャパシタフィル
タは、一例として、一方の電極が前記制御クロックによ
り制御される第五のスイッチを介して交互に前記入力電
圧と定電圧端に接続され、他方の電極が前記制御クロッ
クにより該第五のスイッチと逆相で制御される第六のス
イッチを介して交互に前記第一のスイッチと定電圧端に
接続される容量を有し、該容量の値と該制御クロックの
周波数の積の逆数に応じた等価抵抗を有することを特徴
とする。
【0013】更に、上記の目的は、入力電圧の値に応じ
た周波数の出力クロック信号を発生する電圧制御の発振
回路において、該入力電圧に応じた電流を生成する電圧
電流変換回路と、該電圧電流変換回路により生成される
電流により、前記出力クロック信号に同期して充電と放
電がされる充放電用キャパシタと、該充放電用キャパシ
タの充放電電圧と前記出力クロック信号に同期して切り
換えられる第一の定電圧及びそれより低い第二の定電圧
とを交互に比較して前記出力クロック信号を出力する比
較回路と、入力抵抗が入力端子に接続され、該入力端子
と出力端子との間に設けたとフィードバック抵抗とを有
するオペレーションアンプとを有し、前記フィードバッ
ク抵抗が、制御クロックによりスイッチング制御される
第三のスイッチドキャパシタフィルタで構成されている
ことを特徴とする発振回路を提供することにより達成さ
れる。
【0014】更に、上記の電圧制御の発振回路を利用し
て、入力信号の位相に同期し入力信号の所定倍の周波数
の出力信号を発生するフェイズ・ロックド・ループ回路
を提供することにより、上記の目的を達成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲がその実施の形態に限定されるものではない。
【0016】図1は、一般的なPLL回路のブロック図
である。例えば、デジタル表示装置等の例として入力に
水平同期信号Hsyncが供給され、それに同期したN
倍の周波数をもつクロック信号CLKを生成する。10
は出力のクロックCLKをN分の1に分周した比較信号
と入力Hsyncとの位相差を検出する位相比較回路で
あり、11はその位相差に応じた電圧Vinにより制御
される電圧制御発振回路VCOであり、12は分周回路
である。発振回路11は、電圧Vinの値に応じた周波
数のクロック信号CLKを発生する。その結果、入力信
号Hsyncと比較信号(分周器の出力)との間に位相
差がないようにロックインされ、入力信号Hsyncに
同期したN倍の周波数のクロック信号CLKが出力され
る。
【0017】図2は、製造プロセスの影響を受けない電
圧制御の発振回路(VCO)の回路例である。この例で
は、等価的に正の抵抗値を持つ第一のスイッチドキャパ
シタフィルタSCF1と、等価的に負の抵抗値をもつ第
二のスイッチドキャパシタフィルタSCF2を利用して
いる。スイッチドキャパシタフィルタSCF1、SCF
2は、スイッチS4、S5を介してオペレーションアン
プAMP1の負入力に接続される。両スイッチS4,S
5は出力Voutによって相補にスイッチングする様制
御される。また、オペレーションアンプAMP1の出力
N1は、比較回路COMP1の正入力に接続される。比
較回路COMP1の負入力は、出力Voutによって相
補にスイッチング制御されるスイッチS6、S7を介し
て定電圧VRL,VRHに接続される。
【0018】また、第一のスイッチドキャパシタフィル
タSCF1は、この例ではスイッチS1と容量C1から
構成され、制御クロックfCLK によってスイッチS1が
図示されるように制御される。また、第二のスイッチド
キャパシタフィルタSCF2は、この例ではスイッチS
2,S3と容量C1で構成され、スイッチS2,S3は
制御クロックfCLK の相補信号により制御される。
【0019】図3は、図2の電圧制御発振回路VCOの
信号波形図を各スイッチS4〜7のオンとオフの関係を
示す図である。基本的には、各スイッチS4〜7は、制
御信号がHレベルの時にオン、Lレベルの時にオフにな
る様に示した。しかし、そのHレベルとLレベルの関係
は、適宜選択される。
【0020】図2の発振回路の動作は、オペレーション
アンプAMP1の出力N1がスイッチS4とS5のオ
ン、オフに応じて定電圧VRHとVRLとの間を上昇ま
たは下降し、そのN1の電圧と定電圧VRHまたはVR
Lとが比較されHまたはLのクロック信号Vout(C
LK)が生成されることを基本とする。そして、ノード
N1の上昇と下降のスピード(傾き)が入力電圧Vin
の大きさに依存し、入力電圧Vinに従う周波数を持つ
出力Voutが生成される。
【0021】[図2の発振回路の全体動作]図2に示し
たスイッチドキャパシタフィルタSCF1とSFC2と
は、等価的に正の抵抗値と負の抵抗値をそれぞれ有す
る。その点については後でその動作に説明のところで詳
細に説明する。ここでは、発振回路VCOの全体の動作
を説明する為に、両スイッチドキャパシタフィルタSC
F1、2を等価的に抵抗R1,R2とする。
【0022】図4、5は、その全体の動作を説明する為
の等価回路図である。図4は、出力VoutがHレベル
の時の期間TH中の等価回路図であり、図5は、出力V
outがLレベルの時の期間TL中の等価回路図であ
る。期間THの間はスイッチS4がオン状態でスイッチ
S5はオフ状態である。逆に、期間TLの間はスイッチ
S4がオフ状態でスイッチS5はオン状態である。
【0023】期間THの間は、図4中に矢印で示される
通り、スイッチS4がオン状態であるので入力Vinか
らスイッチドキャパシタフィルタSCF1の等価抵抗R
1を介して容量C0に電荷の充電が行われノードN2の
電位を上昇させる様に動作する。但し、オペレーション
アンプAMP1の正側入力が接地電位であるので、オペ
レーションアンプAMP1が負側入力N2を接地電位に
維持する様に動作する。その結果、オペレーションアン
プAMP1の出力N1の電位は下降し、容量C0のノー
ドN1側の対向電極の電位を引き下げ容量C0への充電
を可能にする。
【0024】ノードN1の下降は、比較回路の負側の入
力になっている低い側の定電圧VRLに達するまで行わ
れる。ノードN1が定電圧VRLに達すると、比較回路
CONP1の出力VoutがLレベルに切り替わり、ス
イッチS4がオフにスイッチS5がオンになる。同時
に、比較回路COMP1の負側入力は高い方の定電圧V
RHに切り替わる。
【0025】期間TLの間は、図5中に矢印で示される
通り、スイッチS5がオン状態であるので入力Vinの
方向にスイッチドキャパシタフィルタSCF2の等価抵
抗R2を介して容量C0から電荷の放電が行われノード
N2の電位を下降させる様に動作する。但し、オペレー
ションアンプAMP1の正側入力が接地電位であるの
で、オペレーションアンプAMP1が負側入力N2を接
地電位に維持する様に動作する。その結果、オペレーシ
ョンアンプAMP1の出力N1の電位は上昇し、容量C
0のノードN1側の対向電極の電位を引き上げ容量C0
からの放電を可能にする。
【0026】ノードN1の上昇は、比較回路の負側の入
力になっている高い側の定電圧VRHに達するまで行わ
れる。ノードN1が定電圧VRHに達すると、比較回路
CONP1の出力VoutがHレベルに切り替わり、ス
イッチS5がオフにスイッチS4がオンになる。同時
に、比較回路COMP1の負側入力は低い方の定電圧V
RLに切り替わる。
【0027】以上の様に出力VoutによりスイッチS
4,S5,S6,S7を切り換えることで、ノードN1
を入力電圧VinとスイッチドキャパシタフィルタSC
F1、2の等価抵抗R1とR2に依存したスピードで下
降又は上昇させることができる。今仮に、等価抵抗R1
とR2を使ってノードN1の上昇と下降の傾きを計算す
ると次の通りとなる。
【0028】期間THの時は、図4に示される通り、容
量C0には電流I1により充電される様に動作する。充
電される電荷がΔQとすると、 ΔQ=C0×ΔV1=I1×Δt I1=Vin/R1 の二つの式から、 ΔV1/Δt=Vin/(C0×R1) (1) となる。
【0029】同様にして、期間TLの時は、図5に示さ
れる通り、容量C0は電流I2により放電される様に動
作する。放電される電荷がΔQとすると、 ΔQ=C0×ΔV2=I2×Δt I2=Vin/R2 の二つの式から、 ΔV2/Δt=Vin/(C0×R2) (2) となる。
【0030】[スイッチドキャパシタフィルタSCFの
動作]図6は、スイッチS4,S5の具体的な回路図例
である。また、スイッチS6,S7も同様の回路図で構
成される。この回路例は、スイッチS4は、Pチャネル
トランジスタP21とNチャネルトランジスタQ21か
らなるCMOS回路であり、スイッチS5は、Pチャネ
ルトランジスタP22とNチャネルトランジスタQ22
からなるCMOS回路である。それぞれのトランジスタ
は、出力VoutによってインバータINV10,1
1,12を介して制御される。この例では、スイッチに
与えられる制御信号がHレベルの時にオンし、Lレベル
の時にオフする。
【0031】図7は、第一のスイッチドキャパシタフィ
ルタSCF1の具体的な回路図例である。スイッチS1
は、PチャネルトランジスタP23とNチャネルトラン
ジスタQ23からなるCMOSスイッチと、同様にトラ
ンジスタP24,Q24からなるCMOSスイッチとか
ら構成される。各CMOSスイッチは制御クロックf
CLK により制御されて、交互にオン、オフする。
【0032】図8は、図7のスイッチドキャパシタフィ
ルタSCF1の動作を示す等価回路であり、(A)は制
御クロックfCLK がLレベルの時、(B)は制御クロッ
クf CLK がHレベルの時を示す。図8(A)の時は、入
力電圧Vinがそのまま容量C1に印加され、容量C1
は制御クロックfCLK がLレベルの期間Δtで電流I1
により充電され、例えばΔVまで充電される。一方、図
8(B)の時は、充電した電荷ΔQがノードN3側に放
電される。その時の関係を示すと次の通りである。
【0033】ΔQ=C1×ΔV=I1×Δt fCLK =1/Δt これらの式から、 ΔV/I1=1/(fCLK ×C1) 従って、等価的にR1=ΔV/I1であることから、図
7に示した通り、第1のスイッチドキャパシタフィルタ
SCF1の等価抵抗R1は、 R1=1/(fCLK ×C1) (3) となる。このスイッチドキャパシタフィルタSCF1
は、あたかも容量C1を介して電荷をノードN3側に汲
みだしている様に動作する。
【0034】そこで、上記の式1に式3を代入すると、 ΔV1/Δt=Vin/(C0×R1)=(Vin×f
CLK ×C1)/CO となる。
【0035】従って、図3に戻って、出力VoutがH
レベル期間の時間THは、 TH=(VRH−VRL)×Δt/ΔV1 となり、その周波数は周期THの逆数に比例することか
ら、
【0036】
【数1】
【0037】となる。
【0038】図9は、第二のスイッチドキャパシタフィ
ルタSCF2の具体的な回路図例である。スイッチS2
は、PチャネルトランジスタP25とNチャネルトラン
ジスタQ25からなるCMOSスイッチと、同様にトラ
ンジスタP26とQ26からなるCMOSスイッチ、及
びトランジスタP27とQ27からなるCMOSスイッ
チとトランジスタP28とQ28からなるCMOSスイ
ッチから構成される。そして、それぞれのゲート電極は
制御クロックfCLK で制御される。
【0039】図10は、図9のスイッチドキャパシタフ
ィルタSCF2の動作を説明する等価回路図である。制
御クロックfCLK がLレベルの時、図10(A)の様に
容量C1には入力電圧Vinが印加され電流I1でΔV
まで充電される。そして、制御クロックfCLK がHレベ
ルになると、図10(B)の様に容量C1の一方の電極
が接地されるので他方の電極が−ΔVとなり、ノードN
4から電流I2により充電される様に動作する。従っ
て、等価的にスイッチドキャパシタフィルタSCF2で
はノードN4から入力Vin側に電荷を汲みだしている
ような動作となる。
【0040】その時の関係を示すと次の通りである。
【0041】ΔQ=C1×ΔV=I2×Δt fCLK =1/Δt これらの式から、 ΔV/I2=1/(fCLK ×C1) 従って、等価的にR2=−ΔV/I2であることから、
図9に示した通り、第2のスイッチドキャパシタフィル
タSCF2の等価抵抗R2は、 R2=−1/(fCLK ×C1) (5) となる。
【0042】そこで、上記の式(2)に式(5)を代入
すると、 ΔV2/Δt=Vin/(C0×R2)=−(Vin×
CLK ×C1)/CO となる。
【0043】従って、図3に戻って、出力VoutがL
レベル期間の時間TLは、 TL=(VRH−VRL)×Δt/ΔV2 となり、その周波数は周期TLの逆数に比例することか
ら、
【0044】
【数2】
【0045】となる。この式は、上記の式(4)と同じ
である。両方のスイッチドキャパシタフィルタSCF
1、2の容量を同じC1にした為である。
【0046】これらの式(4)(6)から理解されると
おり、出力Voutの周波数fは、入力電圧Vinの値
に比例し、制御クロックfCLK 、定電圧VRH,VRL
及び容量C1とC0の比(C1/C0)によって決定さ
れる。制御クロックfCLK 、定電圧VRH,VRLは、
回路構成により製造バラツキの影響をなくすことができ
る。また、容量C1,C0はそれぞれ C=εS/d (ε誘電率、S面積、d膜厚) の関係から製造バラツキに依存するが、それらの比(C
1/C0)は、それぞれの製造バラツキを相殺するの
で、この点でも製造バラツキの影響をなくすことが可能
となる。
【0047】図11は、図2の発振回路VCOの出力V
outがHレベルの期間THの時の等価回路であり、図
12は図2の発振回路VCOの出力VoutがLレベル
の期間TLの時の等価回路である。
【0048】図11の期間THの時の動作は、図4と同
じ様にスイッチS4,S6がオンする。第一のスイッチ
ドキャパシタフィルタSCF1の動作説明から明らかな
通り、スイッチドキャパシタフィルタSCF1は制御ク
ロックfCLK に同期して入力電圧Vinに応じた電荷を
ノードN3側に汲みだす様に動作する。その結果、電流
I1が容量C0を充電する様に流れることになる。但
し、オペレーションアンプAMP1の他方の入力端子が
接地されているので、入力端子N2はその他方の入力端
子の接地電位を維持する様にオペレーションアンプ自体
が動作する。その結果、オペレーションアンプの出力N
1の電位は低下する。
【0049】図3の信号波形図に示される通り、期間T
Hでは制御信号fCLK に同期してノードN1は階段状に
低下し、比較回路COMP1の負側入力端子の低い定電
圧VRLに達するまで低下する。そして、定電圧VRL
に達すると出力VoutがLレベルに切り替わる(時刻
t2,t4)。
【0050】図12の期間TLの時の動作は、図5と同
じ様にスイッチS5,S7がオンする。第二のスイッチ
ドキャパシタフィルタSCF2の動作説明から明らかな
通り、スイッチドキャパシタフィルタSCF2は制御ク
ロックfCLK に同期して入力電圧Vinに応じた電荷を
ノードN4側から汲みだす様に動作する。その結果、電
流I2が容量C0を放電する様に流れることになる。但
し、オペレーションアンプAMP1の他方の入力端子が
接地されているので、入力端子N2はその他方の入力端
子の接地電位を維持する様にオペレーションアンプ自体
が動作する。その結果、オペレーションアンプの出力N
1の電位は上昇する。
【0051】図3の信号波形図に示される通り、期間T
Lでは制御信号fCLK に同期してノードN1は階段状に
上昇し、比較回路COMP1の負側入力端子の高い定電
圧VRHに達するまで上昇する。そして、定電圧VRH
に達すると出力VoutがHレベルに切り替わる(時刻
t1,t3)。
【0052】[変形例]図13は、図2に示した電圧制
御の発振回路の第一のスイッチドキャパシタフィルタS
CF1を他のスイッチドキャパシタフィルタSCF3に
置き換えた例である。このスイッチドキャパシタフィル
タSCF3は、制御クロックfCLK によってオン、オフ
制御されるスイッチS8,9と容量C1とから構成され
る。これは、第二のスイッチドキャパシタフィルタSC
F2と構成上は類似するが、スイッチS8,9の動作が
異なる。
【0053】図13では、発振回路の出力VoutがH
レベルの時のスイッチS4,S5,S6,S7の状態を
示す。出力VoutがLレベルの時は図2の場合と同様
であり、ここでは省略する。
【0054】図14、図15は、上記のスイッチドキャ
パシタフィルタSCF3のスイッチS8,S9を含む具
体的な動作を説明するための図である。制御クロックf
CLKがHレベルの時は、例えば図14に示される様に、
スイッチS8が入力Vin側に、スイッチS9がノード
N3側に導通する。この結果、容量C1の入力Vin側
の電極は、電圧Vinの印加により例えばΔQに充電さ
れる。一方、反対側の電極も、電荷保存の法則によりΔ
Qになる。その結果、ノードN2側の容量C0の電極
も、ΔQの電圧になろうとするが、オペレーションアン
プAMP1の反対側の入力が接地されているため、容量
C0のノードN2側の電極は接地電位を保つ様にオペレ
ーションアンプAMP1が動作し、ノードN1の電位は
引き下げられる。
【0055】次に、制御クロックfCLK がLレベルにな
った時は、図15に示される通り、スイッチS8,S9
は共に接地され、容量C1の両電極は0vにリセットさ
れる。その後、再度制御クロックfCLK がHレベルにな
ると、図14の様にΔQの応じてノードN1の電位が低
下する。
【0056】この時のΔQは、図7、8で説明した充電
される電荷量と同じであり、従って、スイッチドキャパ
シタフィルタSCF3の等価回路の抵抗値は、同様に R3=1/(fCLK ×C1) となる。従って、図13の回路例の場合も同様にして、
発振周波数fは式(4)と同じになる。
【0057】[他の変形例]図16は,更に電圧制御の
発振回路の他の変形例である。図2または図13では、
何れも入力電圧Vinをそのまま周波数(Vout)に
変換するタイプのものであるが、図16の例では、入力
電圧Vinに応じた電流I10を生成し、その電流I1
0により容量C10を充放電させ、そのノードN10の
上下する電位と定電圧VRH,VRLとを比較回路CO
MP2で比較して周波数(Vout)に変換するもので
ある。
【0058】電圧電流変換回路30には、オペレーショ
ンアンプAMP2、PチャネルトランジスタP1,P
2,P3、NチャネルトランジスタQ1,Q2、抵抗R
10及びスイッチS10,S12から構成される。Pチ
ャネルトランジスタP1,P2,P3のゲートはオペレ
ーションアンプAMP2の出力に接続され、トランジス
タP1のドレインがオペレーションアンプAMP1の負
側の入力端子に接続されている。トランジスタP1によ
って生成される電流I10と抵抗R10の積からなる電
圧が、オペレーションアンプにより入力電圧Vinと一
致するよう制御される。即ち、入力電圧Vinが高いと
電流I10を増加させてトランジスタP1のドレインの
レベルを上げる様にオペレーションアンプの出力が制御
される。一方、入力電圧Vinが低いと電流I10を減
少させてトランジスタP1のドレインのレベルを下げる
様にオペレーションアンプの出力が制御される。従っ
て、オペレーションアンプの出力は入力電圧Vinの大
きさに応じた電流I10が生成される様に制御される。
【0059】オペレーションアンプの出力は、他のトラ
ンジスタP2,P3にも接続されているので、同様に電
流I11と電流I12も入力電圧Vinに比例した大き
さに制御される。トランジスタP1,P2,P3のディ
メンジョンが等しい場合は、電流I10,I11,I1
2は全て等しくなる。
【0060】また、トランジスタQ1とQ2とはカレン
トミラー回路を形成するので、電流I13は電流I11
に比例する。両トランジスタQ1,Q2のディメンジョ
ンが等しい場合は、両電流I11,I13は等しくな
る。
【0061】かくして、電圧電流変換回路30では、入
力電圧Vinの大きさに応じた(比例した)電流I1
2,I13が生成される。
【0062】図17は、図16の回路動作を説明する為
の信号波形図である。スイッチS10,S12及びS1
4,S16は出力Voutによって制御される。出力V
outがLレベルの時は、スイッチS10がオンとなり
容量C10が充電されてノードN10が上昇する。そし
て、定電圧VRHに達すると、比較回路COMP2の出
力VoutがHレベルに変化し、スイッチS12とS1
4がオンする。次に、容量C10の電荷が電流I13に
より放電され、ノードN10の電位が低下する。やがて
定電圧VRLに達すると、比較回路COMP2の出力V
outがLレベルに切り替わる。
【0063】上記した充電用の電流I12と放電用の電
流I13は共に入力電圧Vinに比例した値であるの
で、容量C10の充電と放電のスピードは入力電圧値に
比例し、その周波数の入力電圧に制御された値になる。
【0064】図17に示した期間THでは、電流I13
により容量C10が放電されるので、 ΔV/Δd=I13/C10 となり、期間THは、
【0065】
【数3】
【0066】従って、その周波数f10=1/THであ
り、且つI13∝I10=Vin/R10であるから、
周波数f10は、
【0067】
【数4】
【0068】一方、容量C10が充電される場合も同様
にして上記の式(7)の関係が成り立つ。
【0069】この式(7)から明らかな通り、周波数f
10は容量C10と抵抗R10の製造ばらつきの影響を
受けることになる。
【0070】そこで、図16の発振回路VCOの例で
は、定電圧VRHとVRLを生成する定電圧発生回路4
0に、スイッチドキャパシタフィルタSCF4を使用し
た回路を採用して、式(7)に示される容量C10と抵
抗R10の製造ばらつきを相殺できるようにしている。
【0071】定電圧発生回路40は、オペレーションア
ンプAMP3、入力抵抗R3とフェードバック抵抗R4
としてのスイッチドキャパシタフィルタSCF4から構
成される。VRは、別途生成した定電圧であり、オペレ
ーションアンプの他方の入力端子には0v又は所定の定
電圧V10が印加される。そして、オペレーションアン
プの出力N14から、高い方の定電圧VRHが供給さ
れ、その電圧を抵抗R5とR6で分割した電位が低い定
電圧VRLとして供給される。
【0072】抵抗R3、R4及びオペレーションアンプ
AMP3は通常反転アンプとも呼ばれ、その増幅率がR
4/R3になることが知られている。即ち、入力端子N
12は、例えば他方の入力の電位0vに維持する様に制
御される。従って、抵抗R3を流れる電流I20は、 I20=VR/R3 となる。従って、フィードバック抵抗R4にも同じ電流
I20が例えば矢印の方向に流れるとすると、 VRH=−I20×R4 となる。そして、スイッチドキャパシタフィルタSCF
4の等価抵抗値は、前述の例と同様に、 R4=1/(fCLK ×C30) であり、低い定電圧は、VRL=K×VRHであるか
ら、VRH−VRLは、
【0073】
【数5】
【0074】になる。上記の式(7)と式(8)から、
周波数f10は、
【0075】
【数6】
【0076】となり、分母と分子に容量Cと抵抗Rの積
がそれぞれ存在し、製造バラツキによる容量値と抵抗値
のずれをキャンセルし合うことになる。
【0077】以上の様に、定電圧発生回路40に、入力
抵抗とフィードバック抵抗の比を増幅率に持つ反転アン
プを利用し、そのフィードバック抵抗R4をスイッチド
キャパシタフィルタSCF4で構成し、R4を容量C3
0の逆数とすることで、上記式(7)のCR成分をキャ
ンセルすることが可能になる。
【0078】図16における電圧発生回路のスイッチド
キャパシタフィルタSCF4を、図13、14、15で
示したスイッチドキャパシタフィルタSCF3に置き換
えても同様のに製造バラツキの影響を受けない周波数ク
ロックを生成することができる。このスイッチドキャパ
シタフィルタSCF3は等価的にスイッチドキャパシタ
フィルタSCF4と同じ等価抵抗を有することから、上
記と同じ動作になることが理解される。
【0079】図18は、オペレーションアンプAMP
1,2,3の回路例である。オペレーションアンプは、
入力Vinとその逆相入力/Vinが比較される比較部
15aとその出力を増幅する増幅部15bから構成され
る。比較部15aには、カレントミラー回路を構成する
負荷トランジスタP10,P11と、定電圧V1がゲー
トに印加されて定電流源となるトランジスタQ12と、
差動入力Vin,/Vinがそれぞれのゲートに入力さ
れるトランジスタQ10,Q11から構成される。そし
て、トランジスタQ11のドレイン端子がPチャネル型
トランジスタP12のゲートに接続され、そのドレイン
端子が出力端子Voに接続される。トランジスタQ13
は、定電圧V2が入力される定電流源である。
【0080】例えば、入力側Vinが低くなると、トラ
ンジスタQ10のコンダクタンスが高くなり、トランジ
スタQ11のコンダクタンスが低くなる。従ってトラン
ジスタQ11のドレイン端子の電位が下降し、Pチャネ
ル型トランジスタP12により反転増幅されて出力Vo
は上昇する。
【0081】その結果、図16に示したオペアンプAM
P2の場合には、出力Voの上昇により、Pチャネル型
トランジスタP1のゲートが上昇し、電流I10は低下
する。その結果、抵抗R10の電圧降下値が供給される
逆相の入力である/Vin側の電位も低下し、やがて、
2つの入力端子Vinと/Vinの差がゼロになるとこ
ろでオペアンプの動作は安定状態となる。入力側Vin
が高くなる場合は、上記と全く逆の動作により、電流I
10も上昇する。
【0082】図19は、コンパレータCOMP1,CO
MP2の詳細回路例である。コンパレータは、入力比較
部18a、その出力を増幅する増幅部18b及び増幅部
18bの出力Voに従ってHまたはLレベルのデジタル
信号に変換する出力変換部18cから構成される。入力
比較部18aと増幅部18bとは、図18で示したオペ
レーションアンプの比較部15aと増幅部15bと同じ
である。コンパレータの場合には、その増幅部18bの
出力がPチャネル型トランジスタP13とNチャネル型
トランジスタQ14からなるCMOSインバータの入力
端子に接続される。従って、出力Voutは、入力V+
とV−の電位関係が代わる度に、HレベルまたはLレベ
ルに切り換わるデジタル値となる。
【0083】動作は、例えば、入力端子V+が他方の入
力端子V−より大きい場合は、トランジスタQ10のコ
ンダクタンスが低く、Q11のコンダクタンスが高くな
る。その為、トランジスタQ11のドレイン端子は上昇
し、Pチャネル型トランジスタP12により反転増幅さ
れ、そのドレイン端子は低下し、出力VoutにはHレ
ベルが出力される。即ち、V+>V−の状態では、出力
VoutはHレベルになる。逆に、入力端子の関係がV
+<V−の状態では、出力VoutはLレベルになる。
【0084】以上説明したスイッチドキャパシタフィル
タは、当業者の通常の知識に従えば他の回路例も考えら
れる。その場合でもスイッチドキャパシタフィルタは、
制御クロックにより制御され、等価抵抗が容量と制御ク
ロックの周波数の積の逆数となる。その様な手段を使用
することにより、電圧制御の発振回路の周波数は容量C
と抵抗Rの製造バラツキの影響をなくすことができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、製
造バラツキに起因する容量値と抵抗値のバラツキの影響
が出力周波数にでない電圧制御の発振回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なPLL回路のブロック図である。
【図2】製造プロセスの影響を受けない電圧制御の発振
回路(VCO)の回路例である。
【図3】図2の電圧制御発振回路VCOの信号波形図を
各スイッチS4〜7のオンとオフの関係を示す図であ
る。
【図4】図2の全体の動作を説明する為の等価回路図で
ある。
【図5】図2の全体の動作を説明する為の等価回路図で
ある。
【図6】スイッチS4,S5の具体的な回路図例であ
る。
【図7】第一のスイッチドキャパシタフィルタSCF1
の具体的な回路図例である。
【図8】図7のスイッチドキャパシタフィルタSCF1
の動作を示す等価回路である。
【図9】第二のスイッチドキャパシタフィルタSCF2
の具体的な回路図例である。
【図10】図9のスイッチドキャパシタフィルタSCF
2の動作を説明する等価回路図である。
【図11】図2の発振回路VCOの出力VoutがHレ
ベルの期間THの時の等価回路である。
【図12】図2の発振回路VCOの出力VoutがLレ
ベルの期間TLの時の等価回路である。
【図13】図2に示した電圧制御の発振回路の第一のス
イッチドキャパシタフィルタSCF1を他のスイッチド
キャパシタフィルタSCF3に置き換えた例である。
【図14】図13のスイッチドキャパシタフィルタSC
F3のスイッチS8,S9を含む具体的な動作を説明す
るための図である。
【図15】図13のスイッチドキャパシタフィルタSC
F3のスイッチS8,S9を含む具体的な動作を説明す
るための図である。
【図16】電圧制御の発振回路の他の変形例である。
【図17】図16の回路動作を説明する為の信号波形図
である。
【図18】オペアンプAMP1,2,3の詳細回路例で
ある。
【図19】コンパレータCOMP1,COMP2の詳細
回路例である。
【符号の説明】
SFC1〜4 スイッチドキャパシタフィルタ AMP1〜3 オペレーションアンプ COMP1、2 比較回路 10 位相比較回路 11、VCO 電圧制御の発振回路 12 分周器 S1〜S18 スイッチ fCLK 制御クロック Vin 入力電圧 Vout 出力クロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電圧の値に応じた周波数の出力クロッ
    ク信号を発生する電圧制御の発振回路において、 前記入力電圧に接続され、制御クロックによりスイッチ
    ング動作し、該入力電圧に応じた正電流を供給する第一
    のスイッチドキャパシタフィルタと、 前記入力電圧に接続され、制御クロックによりスイッチ
    ング動作し、該入力電圧に応じた負電流を供給する第二
    のスイッチドキャパシタフィルタと、 前記出力クロック信号に同期して導通制御される第一の
    スイッチを介して前記第一と第二のスイッチドキャパシ
    タフィルタが、交互にその一方の入力端子に接続され、
    他方の入力端子に定電圧が供給され、該一方の入力端子
    と出力端子の間に設けられたフィードバック回路を介し
    て、前記正電流が供給される時に該出力端子の電位が下
    降し、前記負電流が供給される時に該出力端子の電位が
    上昇するオペレーションアンプと、 該オペレーションアンプの出力端子の電位と、前記出力
    クロック信号に同期して切り換えられる第一の定電圧及
    びそれより低い第二の定電圧とを交互に比較して前記出
    力クロック信号を出力する比較回路とを有することを特
    徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発振回路において、 前記第一のスイッチドキャパシタフィルタが、 一方の電極が定電圧端に接続され、他方の電極が前記制
    御クロックにより制御される第二のスイッチを介して交
    互に前記入力電圧と前記第一のスイッチに接続される容
    量を有し、該容量の値と該制御クロックの周波数の積の
    逆数に応じた等価抵抗を有することを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発振回路において、 前記第一のスイッチドキャパシタフィルタが、 一方の電極が前記制御クロックにより制御される第三の
    スイッチを介して交互に前記入力電圧と定電圧端に接続
    され、他方の電極が前記制御クロックにより該第三のス
    イッチと同相で制御される第四のスイッチを介して交互
    に前記第一のスイッチと定電圧端に接続される容量を有
    し、該容量の値と該制御クロックの周波数の積の逆数に
    応じた等価抵抗を有することを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1記載の発振回路において、 前記第二のスイッチドキャパシタフィルタが、 一方の電極が前記制御クロックにより制御される第五の
    スイッチを介して交互に前記入力電圧と定電圧端に接続
    され、他方の電極が前記制御クロックにより該第五のス
    イッチと逆相で制御される第六のスイッチを介して交互
    に前記第一のスイッチと定電圧端に接続される容量を有
    し、該容量の値と該制御クロックの周波数の積の逆数に
    応じた等価抵抗を有することを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかの請求項に記載
    の発振回路において、 前記比較回路の一方の入力端子が、該オペレーションア
    ンプの出力端子に接続され、 前記比較回路の他方の入力端子が、該オペレーションア
    ンプの出力端子の電位が上昇している時は前記第一の定
    電圧を供給され、該オペレーションアンプの出力端子の
    電位が下降している時は前記第二の定電圧を供給される
    ことを特徴とする。
  6. 【請求項6】入力電圧の値に応じた周波数の出力クロッ
    ク信号を発生する電圧制御の発振回路において、 該入力電圧に応じた電流を生成する電圧電流変換回路
    と、 該電圧電流変換回路により生成される電流により、前記
    出力クロック信号に同期して充電と放電がされる充放電
    用キャパシタと、 該充放電用キャパシタの充放電電圧と前記出力クロック
    信号に同期して切り換えられる第一の定電圧及びそれよ
    り低い第二の定電圧とを交互に比較して前記出力クロッ
    ク信号を出力する比較回路と、 入力抵抗が入力端子に接続され、該入力端子と出力端子
    との間に設けたとフィードバック抵抗とを有するオペレ
    ーションアンプとを有し、 前記フィードバック抵抗が、制御クロックによりスイッ
    チング制御される第三のスイッチドキャパシタフィルタ
    で構成されていることを特徴とする発振回路。
  7. 【請求項7】請求項6記載の発振回路において、 前記第三のスイッチドキャパシタフィルタが、 一方の電極が定電圧端に接続され、他方の電極が前記制
    御クロックにより制御される第二のスイッチを介して交
    互に前記入力電圧と前記第一のスイッチに接続される容
    量を有し、該容量の値と該制御クロックの周波数の積の
    逆数に応じた等価抵抗を有することを特徴とする。
  8. 【請求項8】請求項6記載の発振回路において、 前記第三のスイッチドキャパシタフィルタが、 一方の電極が前記制御クロックにより制御される第三の
    スイッチを介して交互に前記入力電圧と定電圧端に接続
    され、他方の電極が前記制御クロックにより該第三のス
    イッチと同相で制御される第四のスイッチを介して交互
    に前記第一のスイッチと定電圧端に接続される容量を有
    し、該容量の値と該制御クロックの周波数の積の逆数に
    応じた等価抵抗を有することを特徴とする。
  9. 【請求項9】請求項6記載の発振回路において、 前記電圧電流変換回路は、前記入力電圧に応じた第一の
    定電流源と第二の定電流源とを生成し、該第一の定電流
    源と該充放電用キャパシタの端子との間に設けられ、該
    比較回路の出力によりオン・オフ制御される第七のスイ
    ッチと、前記第二の定電流源と該充放電用キャパシタの
    端子との間に設けられ、該比較回路の出力によりオフ・
    オン制御される第八のスイッチとを有し、該第7のスイ
    ッチと第8のスイッチとは交互にオン・オフすることを
    特徴とする。
  10. 【請求項10】入力信号の位相に同期し入力信号の所定
    倍の周波数の出力信号を発生するフェイズ・ロックド・
    ループ回路において、 該入力信号と該出力信号を所定倍分の1に分周した比較
    信号との位相差を検出し、該位相差に応じた出力電圧を
    出力する位相比較回路と、 該位相比較回路の出力電圧を入力電圧とし、上記出力信
    号をその出力に生成する請求項1乃至9のうち何れかの
    請求項記載の発振回路と、 該出力信号を所定倍分の1に分周する分周器とを有する
    ことを特徴とするフェイズ・ロックド・ループ回路。
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