JPH10227865A - 放射性表面汚染モニタ装置 - Google Patents

放射性表面汚染モニタ装置

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JPH10227865A
JPH10227865A JP2894997A JP2894997A JPH10227865A JP H10227865 A JPH10227865 A JP H10227865A JP 2894997 A JP2894997 A JP 2894997A JP 2894997 A JP2894997 A JP 2894997A JP H10227865 A JPH10227865 A JP H10227865A
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JP
Japan
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conveyor
measurement
surface contamination
monitor
radioactive surface
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JP2894997A
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Mitsuo Ishibashi
三男 石橋
Tatsuo Tone
龍夫 刀禰
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定対象物の形状等に左右されずに多種類の測
定対象物について放射性汚染測定を行なうこと。 【解決手段】測定対象物からの単位時間に受ける放射線
のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出器
に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、放射線
検出器からの計数率に基づいて測定演算を行ない、測定
対象物の放射性表面汚染をモニタする放射性表面汚染モ
ニタ装置において、コンベアを、放射線検出器と共にモ
ニタ部に配置されるモニタコンベア2と、モニタコンベ
ア2の入口側に配置されて測定対象物をモニタ部に搬入
する入口コンベア1と、モニタコンベア2の出口側に配
置されて測定対象物をモニタ部から搬出する出口コンベ
ア3とから構成し、入口コンベア1および出口コンベア
3をそれぞれ強度的に強固な構成とすると共に、少なく
ともモニタコンベア2を網状(メッシュ状)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば原子力発電
所等の原子力施設に設置して使用され、物品等の測定対
象物の放射性表面汚染をモニタする放射性表面汚染モニ
タ装置に係り、特に測定対象物の形状等に左右されずに
多種類の測定対象物について放射性汚染測定を行なえる
ようにした放射性表面汚染モニタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば原子力発電所等の原子
力施設においては、人体(作業者)の放射性表面汚染
や、物品等の測定対象物の放射性表面汚染をモニタし
て、汚染有無の判定を行なう放射性表面汚染モニタ装置
が多く使用されてきている。
【0003】この場合、一般的には、測定対象が人体の
場合は、放射線を検出する放射線検出器を、電話ボック
ス形状のモニタ本体の内側に複数台配置して測定する構
成(通常、体表面モニタと称される)となっている。
【0004】また、測定対象が物品等の場合は、測定搬
送装置の途中に放射線検出器を配置して測定する構成
(通常、物品搬出モニタ、ランドリモニタ等と称され
る)となっている。
【0005】そして、いずれの構成の放射性表面汚染モ
ニタ装置も、測定時に測定対象物あるいは人体に放射線
検出器を接近させて測定するようになっている。ところ
で、物品等の測定対象物の放射性表面汚染のモニタを行
なう装置としては、測定対象物の形状に合わせて、大物
物品モニタ装置、小物物品搬出モニタ装置、ランドリモ
ニタ装置等があり、これらのモニタ装置で測定困難な場
合には、サーベイメータで測定を行なうようにしてい
る。
【0006】この場合、測定対象物としては、多種類の
物品を測定対象としており、例えば足場板、パイプ、ボ
ンベ、ケーブル、クランプ、ヘルメット、靴、衣類等が
ある。
【0007】図15は、この種の物品等の測定対象物を
測定対象とした従来の放射性表面汚染モニタ装置の一例
を示す構成図である。なお、図15(a)はその平面
図、図15(b)はその正面図、図15(c)はモニタ
部本体のブロック図をそれぞれ示している。
【0008】また、本方式の放射性表面汚染モニタ装置
は、足場板やパイプ等の大物を測定対象としている。図
15において、物品等の測定対象物130を搬送するた
めのコンベアは、モニタ部に配置されるモニタコンベア
132と、モニタコンベア132の入口側に配置されて
測定対象物130をモニタ部に搬入する入口コンベア1
31と、モニタコンベア132の出口側に配置されて測
定対象物130をモニタ部から搬出する出口コンベア1
33とから構成されている。そして、これらの各コンベ
ア131,132,133は、図示のようにローラ13
4が一定間隔に配置されたローラ方式のコンベアとなっ
ている。
【0009】また、モニタ部には、測定対象物130と
モニタコンベア132とを間に挟むように、上側および
下側に放射線検出器4aおよび4bがそれぞれ配置され
ている。
【0010】放射線検出器4a,4bは、測定対象物1
30からの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し計
数率として出力する。そして、この放射線検出器4a,
4bとしては、通常、大面積とすることが可能なシンチ
レ―ション検出器が多く使用されている。
【0011】一方、モニタ部本体は、データ処理装置1
35と表示器136とから構成されており、放射線検出
器4からの計数率とあらかじめ設定された検出効率とに
基づいて測定演算を行ない、演算結果である表面汚染密
度を表示器136に表示することにより、測定対象物1
30の放射性表面汚染をモニタするようになっている。
【0012】すなわち、この場合、放射線検出器4a,
4bからの計数率に検出効率を乗じて表面汚染密度を算
出することにより、測定対象物130の放射性表面汚染
をモニタするようになっている。
【0013】しかしながら、上記のような放射性表面汚
染モニタ装置においては、次のような問題点がある。す
なわち、本方式は、ローラ134のピッチ間隔よりも小
さい形状の測定対象物130は搬送できないことから、
小さな形状の測定対象物130について、放射性表面汚
染を測定することができない。
【0014】また、放射線検出器4と測定対象物130
との間にローラ134が配置される位置関係となること
から、放射線検出器4と測定対象物130との間の距離
hが大きくなり、検出効率も低下してしまう。
【0015】さらに、ローラ134自体も放射線の遮蔽
効果があることから、検出効率への影響を最小限とする
ために、放射線検出器4を配置するモニタ部分では、モ
ニタコンベア132のローラ134の配置ピッチを粗く
しているが、逆に、モニタ部で測定対象物130の引っ
掛かり等が生じて、測定対象物130の搬送に支障が出
ることがある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
放射性表面汚染モニタ装置においては、測定対象物の形
状等に左右されて、多種類の測定対象物について放射性
汚染測定を行なうことができず、また測定精度に影響を
与えるという問題があった。
【0017】本発明の目的は、測定対象物の形状等に左
右されずに多種類の測定対象物について放射性汚染測定
を行なうことが可能な放射性表面汚染モニタ装置を提供
することにある。
【0018】また、本発明の他の目的は、測定対象物の
搬送に支障を生じることなく、測定対象物の放射性汚染
測定を高精度で行なうことが可能な放射性表面汚染モニ
タ装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、測定対象物からの単位時間
に受ける放射線のレベルを検出し計数率として出力する
放射線検出器に、コンベアで測定対象物を搬送して接近
させ、放射線検出器からの計数率に基づいて測定演算を
行ない、測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射
性表面汚染モニタ装置において、上記コンベアを、放射
線検出器と共にモニタ部に配置されるモニタコンベア
と、モニタコンベアの入口側に配置されて測定対象物を
モニタ部に搬入する入口コンベアと、モニタコンベアの
出口側に配置されて測定対象物をモニタ部から搬出する
出口コンベアとから構成し、入口コンベアおよび出口コ
ンベアをそれぞれ強度的に強固な構成とすると共に、少
なくともモニタコンベアを網状(メッシュ状)としてい
る。
【0020】従って、請求項1の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、コンベアを、入口コンベアと出
口コンベアとモニタコンベアとに分離して、入口および
出口コンベアを強度的に強固な構成とすることにより、
測定対象物をコンベアに載せたり降ろしたりする時にか
かる荷重に耐える強度を必要とする場所と、検出効率を
必要とする場所(モニタ部)とにコンベアを分離するこ
とが可能となるため、強度的に問題の少ない装置とする
ことができる。
【0021】さらに、モニタコンベアを、放射線の遮蔽
が少なく薄い網状(メッシュ状)とすることにより、測
定対象物と放射線検出器との間の距離を接近させること
が可能となるため、高い検出効率を維持することがで
き、測定的にも問題の少ない装置とすることができる。
【0022】また、請求項2の発明では、測定対象物か
らの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し計数率と
して出力する放射線検出器に、コンベアで測定対象物を
搬送して接近させ、放射線検出器からの計数率とあらか
じめ設定された検出効率とに基づいて測定演算を行な
い、測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射性表
面汚染モニタ装置において、測定対象物をトレイに直接
収容して搬送可能な構成とすると共に、トレイにマーカ
を付し、モニタ部の入口側に、マーカを検知することに
よってコンベア上におけるトレイの有無を検知するトレ
イ有無検知手段を備え、トレイ有無検知手段により検知
されたトレイの有無に応じて、それぞれ異なる検出効率
を使用して測定演算を行なうようにしている。
【0023】従って、請求項2の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、測定対象物をトレイに直接収容
して搬送可能な構成とすることにより、大物測定対象物
から小物測定対象物まで、多種類の測定対象物の測定を
行なうことができる。
【0024】さらに、トレイの有無に応じて異なる検出
効率を使用して測定演算を行なうことにより、トレイの
使用によっても検出精度を落とすことなく精度の高い測
定が可能となるため、トレイの有無によって発生する測
定誤差を少なくすることができる。
【0025】一方、請求項3の発明では、測定対象物か
らの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し計数率と
して出力する固定形の放射線検出器に、コンベアで測定
対象物を搬送して接近させ、放射線検出器からの計数率
とあらかじめ設定された検出効率とに基づいて測定演算
を行ない、測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放
射性表面汚染モニタ装置において、測定者によって測定
対象物に移動接近され、測定対象物からの単位時間に受
ける放射線のレベルを検出し計数率として出力する可動
形の放射線検出器を兼ね備えている。
【0026】従って、請求項3の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、測定者が手動操作可能な可動形
の放射線検出器を兼ね備えることにより、固定形の放射
線検出器による自動測定で影となる部分にも、可動形の
放射線検出器を接近させてくまなく測定することが可能
となるため、高さの高い測定対象物や形状が複雑な測定
対象物を自動で測定した場合にも、手動測定で補なって
高精度に測定を行なうことができる。
【0027】また、請求項4の発明では、上記請求項3
の発明の放射性表面汚染モニタ装置において、固定形の
放射線検出器による放射線測定、または可動形の放射線
検出器による放射線測定への測定系の切換選択を行なう
測定系切換手段を付加し、測定系切換手段による測定系
の切換選択に応じて、それぞれ異なる検出効率を使用し
て上記測定演算を行なうようにしている。
【0028】従って、請求項4の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、固定形の放射線検出器による放
射線測定か可動形の放射線検出器による放射線測定かに
応じて、異なる検出効率を使用して測定演算を行なうこ
とにより、測定演算処理を放射線検出器に合わせたもの
とすることが可能となるため、高精度の測定を行なうこ
とができる。
【0029】さらに、請求項5の発明では、上記請求項
4の発明の放射性表面汚染モニタ装置において、測定系
切換手段による測定系の切換選択に応じて、コンベアの
搬送速度を測定系に応じた速度に自動的に切り換えるよ
うにしている。
【0030】従って、請求項5の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、コンベアの搬送速度を測定系に
応じた速度に切り換えることにより、コンベアも測定系
に合った速度とすることが可能となるため、手動による
測定時に移動速度を意識しなくても測定を行なうことが
できる。
【0031】さらにまた、請求項6の発明では、上記請
求項5の発明の放射性表面汚染モニタ装置において、コ
ンベアの搬送速度、または可動形の放射線検出器の測定
時に移動すべき速度を表示手段に表示するようにしてい
る。
【0032】従って、請求項6の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、コンベアの搬送速度、または可
動形の放射線検出器の測定時に移動すべき速度を表示す
ることにより、測定者がコンベアの搬送速度、または可
動形の放射線検出器の移動速度を認識することが可能と
なるため、間違いが少なくなる。
【0033】一方、請求項7の発明では、上記請求項1
の発明の放射性表面汚染モニタ装置において、入口コン
ベアまたは出口コンベアの少なくとも一方を、昇降自在
に構成している。
【0034】従って、請求項7の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、入口または出口コンベアの少な
くとも一方を昇降自在とすることにより、測定対象物の
コンベアへの載せ降ろし作業を簡素化させることができ
る。
【0035】また、請求項8の発明では、上記請求項1
の発明の放射性表面汚染モニタ装置において、入口コン
ベアまたは出口コンベアの少なくとも一方を、傾斜自在
に構成している。
【0036】従って、請求項8の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、入口または出口コンベアの少な
くとも一方を傾斜自在とすることにより、測定対象物の
コンベアへの載せ降ろし作業を簡素化させることができ
る。
【0037】一方、請求項9の発明では、測定対象物か
らの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し計数率と
して出力する放射線検出器に、コンベアで測定対象物を
搬送して接近させ、放射線検出器からの計数率に基づい
て測定演算を行ない、測定対象物の放射性表面汚染をモ
ニタする放射性表面汚染モニタ装置において、上記コン
ベアを、放射線検出器と共にモニタ部に配置されるモニ
タコンベアと、モニタコンベアの入口側に配置されて測
定対象物をモニタ部に搬入する入口コンベアと、モニタ
コンベアの出口側に配置されて測定対象物をモニタ部か
ら搬出する出口コンベアとから構成し、モニタ部の出口
側に、モニタコンベア上における測定対象物の有無を検
知する測定対象物有無検知手段を備え、測定対象物有無
検知手段により検出された測定対象物の有無に応じて、
出口コンベア上の測定対象物間の間隔がほぼ等しい寸法
となるように出口コンベアの駆動/停止を制御するよう
にしている。
【0038】従って、請求項9の発明の放射性表面汚染
モニタ装置においては、測定対象物の有無に応じて出口
コンベアの駆動/停止を制御することにより、測定対象
物間のすき間が等しい寸法となるようにして、複数の測
定対象物を載せることが可能となるため、出口コンベア
にストック機能を持たせることができる。
【0039】また、請求項10の発明では、測定対象物
からの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し計数率
として出力する放射線検出器に、コンベアで測定対象物
を搬送して接近させ、放射線検出器からの計数率に基づ
いて測定演算を行ない、測定対象物の放射性表面汚染を
モニタする放射性表面汚染モニタ装置において、モニタ
部の入口側に、手前側が広くかつ奥にかけて除々に狭く
なるように構成されたガイド部材を配置し、測定対象物
をモニタ部の測定エリア内へガイドするようにしてい
る。
【0040】従って、請求項10の発明の放射性表面汚
染モニタ装置においては、測定対象物をモニタ部の測定
エリア内へガイドするガイド部材を配置することによ
り、モニタ部の測定エリアを外れて測定対象物が置かれ
ても、搬送した時にガイド部材の範囲内であればモニタ
への干渉もなく、かつコンベアを停止することなく測定
を行なうことができる。
【0041】さらに、請求項11の発明では、測定対象
物からの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し計数
率として出力する放射線検出器に、コンベアで測定対象
物を搬送して接近させ、放射線検出器からの計数率に基
づいて測定演算を行ない、測定対象物の放射性表面汚染
をモニタする放射性表面汚染モニタ装置において、モニ
タ部の入口側に、測定対象物の高さが規定高さを超えた
ことを検知する高さ検知手段、または測定対象物の幅が
規定幅を超えたことを検知する幅検知手段の少なくとも
一方を備え、高さ検知手段、幅検知手段により測定対象
物が規定範囲を超えたことが検知された場合に、コンベ
アを停止させるようにしている。
【0042】従って、請求項11の発明の放射性表面汚
染モニタ装置においては、測定対象物が高さ方向または
び幅方向の少なくとも一方の規定範囲を超えた場合にコ
ンベアを停止させることにより、測定対象物とモニタと
の干渉を防止することができる。
【0043】さらにまた、請求項12の発明では、測定
対象物からの単位時間に受ける放射線のレベルを検出し
計数率として出力する放射線検出器に、コンベアで測定
対象物を搬送して接近させ、放射線検出器からの計数率
に基づいて測定演算を行ない、測定対象物の放射性表面
汚染をモニタする放射性表面汚染モニタ装置において、
モニタ部を、コンベア側ブロックと当該コンベア側ブロ
ックを覆うように配置されるカバー側ブロックとから分
割自在に構成すると共に、コンベア側ブロックおよびカ
バー側ブロックのそれぞれに車輪を設け、コンベアの搬
送と平行する方向に移動することで各ブロックが分離す
るようにしている。
【0044】従って、請求項12の発明の放射性表面汚
染モニタ装置においては、モニタ部を、コンベア側ブロ
ックとカバー側ブロックとから分割自在に構成し、各ブ
ロックに車輪を設けて、コンベアの搬送方向に移動する
ことで各ブロックが分離することにより、モニタ部を自
由自在に移動させて複数の場所で使用することが可能と
なるため、モニタの利用率を向上させることができると
共に、各ブロックの分割・組立を容易に行なうことが可
能となるため、ブロック当たりの重量を軽減することが
でき、移動作業が容易となる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態:請求項1に対応)図1は、本実施
の形態による放射性表面汚染モニタ装置の一例を示す構
成図であり、図15と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0046】なお、図1(a)はその平面図、図1
(b)はその正面図をそれぞれ示しており、またモニタ
部本体の構成は前記図15(c)の場合と同様であるの
で、ここではその図示を省略する。
【0047】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図1に示すように、コンベアを、放射線
検出器4a,4bと共にモニタ部に配置されるモニタコ
ンベア2と、モニタコンベア2の入口側に配置されて測
定対象物130をモニタ部に搬入する入口コンベア1
と、モニタコンベア2の出口側に配置されて測定対象物
130をモニタ部から搬出する出口コンベア3とから構
成し、さらに入口コンベア1および出口コンベア3をそ
れぞれ強度的に強固な構成とすると共に、少なくともモ
ニタコンベア2を網状(メッシュ状:例えば金網)とし
ている。
【0048】ここで、入口コンベア1および出口コンベ
ア3は、強度的に強固なローラ方式のコンベアとしてお
り、またモニタコンベア2は、ベルト方式のコンベアと
している。
【0049】なお、入口コンベア1および出口コンベア
3は、強度的に強固な構成であれば、ベルト方式のコン
ベアとしてもよい。次に、以上のように構成した本実施
の形態の放射性表面汚染モニタ装置においては、入口で
測定対象物130が入口コンベア1に載せられて搬送さ
れ、モニタ部のモニタコンベア2に乗り移って、モニタ
部の放射線検出器4a,4b、およびデータ処理装置1
35により、測定対象物130からの放射線が測定さ
れ、そのまま出口コンベア3に乗り移って取り出され
る。
【0050】この場合、入口では、測定対象物130を
載せる時に、上から測定対象物130以上の荷重が直接
入口コンベア1にかかることから、強度的に強い構造の
コンベアを必要とする。
【0051】この点、本実施の形態では、入口コンベア
1および出口コンベア3を、モニタコンベア2と分離し
ているので、強度的に強い構造のローラ方式のコンベア
やベルト方式のコンベアを使用することができるため、
測定対象物130をコンベアに載せたり降ろしたりする
時にかかる荷重に耐える強度を必要とする場所と、検出
効率を必要とする場所(モニタ部)とにコンベアを分離
することが可能となり、強度的に問題の少ない装置とす
ることができる。
【0052】さらに、モニタコンベア2は、放射線の遮
蔽が少なく薄い構造の網状(メッシュ状)しているの
で、測定対象物130と放射線検出器4a,4bとの間
の距離を接近させることができるため、高い検出効率を
維持することができ、測定的にも問題の少ない装置とす
ることができる。
【0053】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、コンベアを、放射線検出器4
a,4bと共にモニタ部に配置されるモニタコンベア2
と、モニタコンベア2の入口側に配置されて測定対象物
130をモニタ部に搬入する入口コンベア1と、モニタ
コンベア2の出口側に配置されて測定対象物130をモ
ニタ部から搬出する出口コンベア3とから構成し、さら
に入口コンベア1および出口コンベア3を強度的に強固
な構成とすると共に、少なくともモニタコンベア2を網
状(メッシュ状)としたので、測定対象物130のコン
ベアに載せたり降ろしたりする時にかかる荷重に耐える
強度を必要とする場所と、検出効率を必要とする場所
(モニタ部)とにコンベアを分離し、強度的にも測定的
にも問題の少ない装置を得ることが可能となる。
【0054】(第2の実施の形態:請求項2に対応)図
2乃至図4は、本実施の形態による放射性表面汚染モニ
タ装置の一例を示す構成図であり、図1と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。
【0055】なお、図2は本実施の形態に適用するトレ
イの一例を示す斜視図、図3は同トレイの使用状態を示
す正面図、図4(a)はモニタ部本体の構成例を示すブ
ロック図である。
【0056】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図2乃至図4に示すように、トレイ枠2
3に金網22を取り付けたトレイ20に、測定対象物1
30を直接収容して搬送可能な構成とすると共に、トレ
イ20にマーカ21を付し、さらにモニタ部の入口側
に、マーカ21を検知することによってコンベア1また
は2上におけるトレイ20の有無を検知するトレイ有無
検知手段であるマーカセンサ31を備え、マーカセンサ
31により検知されたトレイ20の有無に応じて、デー
タ処理装置135によりそれぞれ異なる検出効率を使用
して測定演算を行なうようにしている。
【0057】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、測定対象物1
30をトレイ20に直接収容して搬送しているので、大
物測定対象物から小物測定対象物まで、多種類の測定対
象物130の測定を行なうことができる。
【0058】すなわち、大きな測定対象物130の測定
ができると同時に、モニタコンベア2の金網でも対応で
きない小さな測定対象物130を、細かな金網22を有
するトレイ20をコンベア1または2にて搬送させるこ
とで測定が可能となる。
【0059】さらに、トレイ20の有無に応じて異なる
検出効率を使用して測定演算を行なっているので、トレ
イ20の使用によっても、検出精度を落とすことなく精
度の高い測定ができるため、トレイ20の有無によって
発生する測定誤差を少なくすることができる。
【0060】すなわち、トレイ20を使用する時は、直
接測定する時と検出効率が異なることから、トレイ20
の有無を自動的に検知して、測定状態と一致した正しい
検出効率を使用することで、精度の高い測定を行なうこ
とができる。
【0061】なお、図4(b)は以上のような処理手順
を示すフロー図である。図4(b)中、検出効率Aは、
トレイ20の無い状態で校正した時の検出効率値であ
り、検出効率Bは、トレイ20の有る状態で校正した時
の検出効率値である。
【0062】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、測定対象物130をトレイ20
に直接収容して搬送可能な構成とすると共に、トレイ2
0にマーカ21を付し、モニタ部の入口側に、マーカ2
1を検知することによってコンベア1または2上におけ
るトレイ20の有無を検知するマーカセンサ31を備
え、マーカセンサ31により検知されたトレイ20の有
無に応じて、それぞれ異なる検出効率を使用して測定演
算を行なうようにしたので、大物測定対象物から小物測
定対象物までをカバーすることができ、しかもトレイ2
0の使用によっても、検出精度を落とすことなく測定を
行なうことが可能となる。
【0063】(第3の実施の形態:請求項3に対応)図
5は、本実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置の
一例を示す構成図であり、図1および図15(c)と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる部分についてのみ述べる。
【0064】なお、図5(a)はその斜視図、図5
(b)はモニタ部本体の構成例を示すブロック図であ
る。すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染モニタ装
置は、図5に示すように、測定者によって測定対象物1
30に移動接近され、測定対象物130からの単位時間
に受ける放射線のレベルを検出し計数率として出力する
可動形の放射線検出器51を兼ね備え、さらにこの放射
線検出器51からの計数率を、接続ケーブル52を介し
てデータ処理装置135へ入力するようにしている。
【0065】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、測定者が手動
操作可能な可動形の放射線検出器51を兼ね備えている
ので、固定形の放射線検出器4a,4bによる自動測定
で影となる部分にも、可動形の放射線検出器51を接近
させてくまなく測定することができるため、測定が困難
な高さの高い測定対象物(例えばボンペのような物品)
130や、形状が複雑な測定対象物130を自動で測定
した場合にも、手動測定で補なって高精度に測定を行な
うことができる。
【0066】この場合、測定者が手動で可動形の放射線
検出器51を移動するため、自動測定で影となる部分に
も検出器を接近させて、くまなく測定をすることができ
る。上述したように、本実施の形態の放射性表面汚染モ
ニタ装置では、固定形の放射線検出器4a,4bの他
に、測定者によって測定対象物130に移動接近され、
測定対象物130からの単位時間に受ける放射線のレベ
ルを検出し計数率として出力する可動形の放射線検出器
51をも備えるようにしたので、高さの高い測定対象物
や形状が複雑な測定対象物を自動で測定した場合にも、
手動測定で補なって高精度に測定を行なうことが可能と
なる。
【0067】(第4の実施の形態:請求項4に対応)図
6は、本実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置に
おけるモニタ部本体の構成例を示すブロック図であり、
図5と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0068】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図6に示すように、固定形の放射線検出
器4a,4bによる放射線測定、または可動形の放射線
検出器51による放射線測定への測定系の切換選択を行
なう測定系切換スイッチ61を図15に付加し、測定系
切換スイッチ61による測定系の切換選択に応じて、デ
ータ処理装置135によりそれぞれ異なる検出効率を使
用して上記測定演算を行なうようにしている。
【0069】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、固定形の放射
線検出器4a,4bによる放射線測定か可動形の放射線
検出器51による放射線測定かに応じて、異なる検出効
率を使用して測定演算を行なっているので、測定演算処
理を放射線検出器に合わせたものとすることができるた
め、高精度の測定を行なうことができる。
【0070】すなわち、放射線検出器が異なると、検出
効率が異なって測定処理が異なることから、測定系切換
スイッチ61による選択で、その処理を放射線検出器に
合わせたものとすることができる。
【0071】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、固定形の放射線検出器4a,4
bによる放射線測定、または可動形の放射線検出器51
による放射線測定への測定系の切換選択を行なう測定系
切換スイッチ61を付加し、測定系切換スイッチ61に
よる測定系の切換選択に応じて、異なる検出効率を使用
して測定演算を行なうようにしたので、複数の測定系を
切り換えることができ、高精度の測定を行なうことが可
能となる。
【0072】(第5の実施の形態:請求項5に対応)図
7は、本実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置に
おけるモニタ部本体の構成例を示すブロック図であり、
図6と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0073】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図7に示すように、前記測定系切換スイ
ッチ61による測定系の切換選択に応じて、コンベア6
5(コンベア1または2)の搬送速度を、コンベア速度
制御装置64により測定系に応じた速度に自動的に切り
換えるようにしている。
【0074】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、コンベア1ま
たは2の搬送速度を、測定系に応じた速度に切り換えて
いるので、コンベア1または2も測定系に合った速度と
することができるため、手動による測定時に移動速度を
意識しなくても測定を行なうことができる。
【0075】すなわち、放射線検出器4a,4b,51
は、測定対象物130からの単位時間に受ける放射線の
レベルによって、強度を計るものとなっているが、放射
線検出器周囲や宇宙線の影響で汚染と異なる計数(BG
計数)があり、この計数との違いを判別するために放射
線検出器と測定対象物130とを一定の速度以下としな
ければならないことから、この値を判断してコンベア1
または2の速度を自動的に切り換えることができる。
【0076】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、測定系切換スイッチ61による
測定系の切換選択に応じて、コンベア65(コンベア1
または2)の搬送速度を、測定系に応じた速度に自動的
に切り換えるようにしたので、複数の測定系を切り換え
ることができ、しかもコンベアも測定系に合った速度と
することができ、手動測定時に、移動速度を意識しなく
ても容易に測定を行なうことが可能となる。
【0077】(第6の実施の形態:請求項6に対応)本
実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置におけるモ
ニタ部本体の構成は、前記図7の場合と同様であるの
で、ここではその図示を省略する。
【0078】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、コンベア65(コンベア1または2)の
搬送速度、または可動形の放射線検出器51の測定時に
移動すべき速度を、データ処理装置135による演算結
果とは別に、表示器136に表示するようにしている。
【0079】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、コンベア65
(コンベア1または2)の搬送速度、または可動形の放
射線検出器51の測定時に移動すべき速度を表示器63
に表示しているので、測定者がコンベア65(コンベア
1または2)の搬送速度、または可動形の放射線検出器
51の移動速度を認識することができるため、間違いが
少なくなる。
【0080】図8は、各モードにおけるコンベア65
(コンベア1または2)の搬送速度の表示例を示す図で
ある。なお、図8中、固定モードは完全自動測定、可動
モードAは半自動測定、可動モードBは完全手動測定を
それぞれ示している。
【0081】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、コンベア65(コンベア1また
は2)の搬送速度、または可動形の放射線検出器51の
測定時に移動すべき速度を表示するようにしたので、測
定者がコンベア速度を認識することができ、間違いを少
なくすることが可能となる。
【0082】(第7の実施の形態:請求項7に対応)図
9は、本実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置の
構成例を示す正面図であり、図1と同一部分には同一符
号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につ
いてのみ述べる。
【0083】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図9に示すように、入口コンベア1また
は出口コンベア3の少なくとも一方(本例では、入口コ
ンベア1)を、図示しない昇降機構により昇降自在に構
成している。
【0084】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、入口コンベア
1または出口コンベア3の少なくとも一方を昇降自在と
しているので、測定対象物130のコンベアへの載せ降
ろし作業を簡素化させることができる。
【0085】すなわち、測定対象物130の設定や取り
出しのためには、コンベアの高さが低い方が作業性がよ
いが、測定時の搬送面の高さは、モニタ部の高さに合わ
せる必要があることから、上記コンベアの昇降構成によ
って両者を満足させることができる。
【0086】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、入口コンベア1または出口コン
ベア3の少なくとも一方を昇降自在にしたので、測定対
象物130のコンベアへの載せ降ろし作業を簡素化させ
ることが可能となる。
【0087】(第8の実施の形態:請求項8に対応)図
10は、本実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置
の構成例を示す正面図であり、図1と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0088】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図10に示すように、入口コンベア1ま
たは出口コンベア3の少なくとも一方(本例では、出口
コンベア3)を、図示しない昇降機構により傾斜自在に
構成している。
【0089】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、入口コンベア
1または出口コンベア3の少なくとも一方を傾斜自在と
しているので、測定対象物130のコンベアへの載せ降
ろし作業を簡素化させることができる。
【0090】すなわち、測定対象物130の設定や取り
出しのためには、コンベアの高さが低い方が作業性がよ
いが、測定時の搬送面の高さは、モニタ部の高さに合わ
せる必要があることから、上記コンベアの傾斜構成によ
って両者を満足させることができる。
【0091】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、入口コンベア1または出口コン
ベア3の少なくとも一方を傾斜自在にしたので、測定対
象物130のコンベアへの載せ降ろし作業を簡素化させ
ることが可能となる。
【0092】(第9の実施の形態:請求項9に対応)図
11は、本実施の形態による放射性表面汚染モニタ装置
の一例を示す構成図であり、図1および図15(c)と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ述べる。
【0093】なお、図11(a)はその正面図、図11
(b)はモニタ部本体の構成例を示すブロック図であ
る。すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染モニタ装
置は、図11に示すように、モニタ部の出口側に、モニ
タコンベア2上における測定対象物130の有無を検知
する測定対象物有無検知スイッチ91を備え、測定対象
物有無検知スイッチ91により検出された測定対象物1
30の有無に応じて、出口コンベア3上の測定対象物1
30間の間隔lがほぼ等しい寸法となるように、前記図
6の場合と同様にして、コンベア速度制御装置64によ
り出口コンベア3の駆動/停止を制御するようにしてい
る。
【0094】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、測定対象物1
30の有無に応じて出口コンベア3の駆動/停止を制御
しているので、測定対象物130間のすき間lが等しい
寸法となるようにして、複数の測定対象物130を載せ
ることができるため、出口コンベア3にストック機能を
持たせることができる。
【0095】すなわち、小物測定対象物は、長さか小さ
いことから、測定対象物130がモニタ部から出る時に
合わせて、出口コンベア3の駆動/停止制御を行なうこ
とで、複数の測定対象物130を出口コンベア3上に載
せることができる。
【0096】これにより、測定対象物130をモニタ部
で測定を行なう場合に、1回毎に測定対象物130を出
口コンベア3上から取り出す必要がなくなり、小物測定
対象物の連続的な測定を可能として、作業性を改善する
ことができる。
【0097】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、モニタ部の出口側に、モニタコ
ンベア2上における測定対象物130の有無を検知する
測定対象物有無検知スイッチ91を備え、測定対象物1
30の有無に応じて、出口コンベア3上の測定対象物1
30間の間隔lがほぼ等しい寸法となるように出口コン
ベア3の駆動/停止を制御するようにしたので、出口コ
ンベア3を測定終了後の測定対象物130の自動ストッ
カとして使用することが可能となり、小物測定対象物の
測定時における作業性を改善することが可能となる。
【0098】(第10の実施の形態:請求項10に対
応)図12は、本実施の形態による放射性表面汚染モニ
タ装置の構成例を示す斜視図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0099】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図12に示すように、モニタコンベア2
上のモニタ部の入口側に、手前側が広くかつ奥にかけて
除々に狭くなるように構成された一対のガイド部材10
1a,101bを、モニタコンベア2の搬送と交差する
方向に配置し、測定対象物130をモニタ部の測定エリ
ア内へガイドするようにしている。
【0100】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、測定対象物1
30をモニタ部の測定エリア内へガイドするガイド部材
101a,101bを配置しているので、モニタ部の測
定エリアを外れて測定対象物130が置かれても、搬送
した時にガイド部材101a,101bの範囲内であれ
ばモニタへの干渉もなく、かつモニタコンベア2を停止
することなく測定を行なうことができる。
【0101】すなわち、モニタ部の測定エリアを外れて
測定対象物130が置かれ、測定のために搬送した時
に、ガイド部材101a,101bの範囲内であれば、
モニタへの干渉もなく、かつモニタコンベア2を停止さ
せることなく測定を行なうことができる。
【0102】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、モニタコンベア2上のモニタ部
の入口側に、手前側が広くかつ奥にかけて除々に狭くな
るように構成された一対のガイド部材101a,101
bを配置して、測定対象物130をモニタ部の測定エリ
ア内へガイドするようにしたので、はみ出した物品があ
っても、モニタコンベア2を停止することなく、モニタ
との干渉を防止することが可能となる。
【0103】(第11の実施の形態:請求項11に対
応)図13は、本実施の形態による放射性表面汚染モニ
タ装置の一例を示す構成図であり、図1および図15
(c)と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0104】なお、図13(a)はその斜視図、図13
(b)はモニタ部本体の構成例を示すブロック図であ
る。すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染モニタ装
置は、図13に示すように、入口コンベア1またはモニ
タコンベア2上のモニタ部の入口側に、測定対象物13
0の高さが規定高さを超えたことを検知する高さ検知光
線スイッチ111、および測定対象物130の幅が規定
幅を超えたことを検知する幅検知光線スイッチ112
a,112bを図15に付加し、高さ検知光線スイッチ
111または幅検知光線スイッチ112a,112bの
少なくとも一方により、測定対象物130が規定範囲を
超えたことが検知された場合に、コンベア速度制御装置
64により入口コンベア1またはモニタコンベア2を停
止させるようにしている。
【0105】なお、測定対象物130の種類によって
は、高さ検知光線スイッチ111、または幅検知光線ス
イッチ112a,112bの一方のみを備えるようにし
てもよい。
【0106】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、測定対象物1
30が高さ方向またはび幅方向の少なくとも一方の規定
範囲を超えた場合に、コンベア速度制御装置64によっ
て入口コンベア1またはモニタコンベア2を停止させる
ので、測定対象物130とモニタとの干渉を防止するこ
とができる。
【0107】すなわち、測定対象物130が監視エリア
をはみ出して設定されて、入口コンベア1、モニタコン
ベア2で搬送され、高さ検知光線スイッチ111または
幅検知光線スイッチ112a,112bを通過すると、
測定対象物130のはみ出しを検知することができる。
そして、この検知によって入口コンベア1またはモニタ
コンベア2を停止することができ、測定対象物130と
モニタとの干渉を防止することができる。
【0108】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、モニタ部の入口側に、高さ検知
光線スイッチ111および幅検知光線スイッチ112
a,112bを設け、高さ検知光線スイッチ111また
は幅検知光線スイッチ112a,112bの少なくとも
一方により、測定対象物130が規定範囲を超えたこと
が検知された場合に、入口コンベア1またはモニタコン
ベア2を停止させるようにしたので、はみ出した測定対
象物130を確実に検知して、コンベアを停止すること
ができ、測定対象物130とモニタとの干渉を防止する
ことが可能となる。
【0109】(第12の実施の形態:請求項12に対
応)図14は、本実施の形態による放射性表面汚染モニ
タ装置の構成例を示す斜視図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0110】すなわち、本実施の形態の放射性表面汚染
モニタ装置は、図14に示すように、モニタ部を、コン
ベア側ブロック120aとこのコンベア側ブロック12
0aを覆うように配置されるカバー側ブロック120b
とから分割自在に構成すると共に、コンベア側ブロック
120aおよびカバー側ブロック120bのそれぞれに
車輪121および122を設け、モニタコンベア2の搬
送と平行する方向に移動することで各ブロック120
a,120bが分離するようにしている。
【0111】次に、以上のように構成した本実施の形態
の放射性表面汚染モニタ装置においては、モニタ部を、
コンベア側ブロック120aとカバー側ブロック120
bとから分割自在に構成し、各ブロック120a,12
0bに車輪121,122を設けて、モニタコンベア2
の搬送方向に移動することで各ブロック120a,12
0bを分離させるので、モニタ部を自由自在に移動させ
て複数の場所で使用することができる。
【0112】すなわち、モニタは、周囲からの放射線や
宇宙線の影響を下げる(BG計数率低減)ために、鉛等
の遮蔽体を放射線検出器の周囲に設置することが、一般
的構造となっている。また、モニタの利用率を向上させ
るため、複数の場所で使用できるように移動できること
が望ましい。このため、モニタコンベア2の移動と平行
方向に移動することで、簡単に分割、組立てを行なうこ
とができる。
【0113】これにより、モニタの利用率を向上させる
ことができると共に、各ブロック120a,120bの
分割・組立を容易に行なうことができるため、ブロック
当たりの重量を軽減することができ、移動作業が容易と
なる。
【0114】上述したように、本実施の形態の放射性表
面汚染モニタ装置では、モニタ部を、コンベア側ブロッ
ク120aとこのコンベア側ブロック120aを覆うよ
うに配置されるカバー側ブロック120bとから分割自
在に構成すると共に、コンベア側ブロック120aおよ
びカバー側ブロック120bに車輪121および122
を設け、モニタコンベア2の搬送と平行する方向に移動
することで各ブロック120a,120bが分離するよ
うにしたので、分割、組立を容易に行なうことができる
と共に、ブロック当たりの重量を軽減することができ、
移動作業を容易に行なうことが可能となる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、強度的にも測定的にも問題の少ない放射性表面
汚染モニタ装置が提供できる。また、請求項2の発明に
よれば、大物測定対象物から小物測定対象物まで多種類
の測定対象物の測定を行なうことができ、しかもトレイ
の有無によって発生する測定誤差を少なくすることが可
能な放射性表面汚染モニタ装置が提供できる。
【0116】一方、請求項3の発明によれば、高さの高
い測定対象物や形状が複雑な測定対象物を自動で測定し
た場合にも、手動測定で補なって高精度に測定を行なう
ことが可能な放射性表面汚染モニタ装置が提供できる。
【0117】また、請求項4の発明によれば、測定演算
処理を放射線検出器に合わせて、高精度の測定を行なう
ことが可能な放射性表面汚染モニタ装置が提供できる。
さらに、請求項5の発明によれば、手動による測定時に
移動速度を意識しなくても測定を行なうことが可能な放
射性表面汚染モニタ装置が提供できる。
【0118】さらにまた、請求項6の発明によれば、測
定者がコンベアの搬送速度、または可動形の放射線検出
器の移動速度を認識することができ、間違いを少なくす
ることが可能な放射性表面汚染モニタ装置が提供でき
る。
【0119】一方、請求項7の発明によれば、測定対象
物のコンベアへの載せ降ろし作業を簡素化させることが
可能な放射性表面汚染モニタ装置が提供できる。また、
請求項8の発明によれば、測定対象物のコンベアへの載
せ降ろし作業を簡素化させることが可能な放射性表面汚
染モニタ装置が提供できる。
【0120】一方、請求項9の発明によれば、複数の測
定対象物を載せて出口コンベアにストック機能を持たせ
ることが可能な放射性表面汚染モニタ装置が提供でき
る。また、請求項10の発明によれば、モニタ部の測定
エリアを外れて測定対象物が置かれても、搬送した時に
ガイド部材の範囲内であればモニタへの干渉もなく、か
つコンベアを停止することなく測定を行なうことが可能
な放射性表面汚染モニタ装置が提供できる。
【0121】さらに、請求項11の発明によれば、測定
対象物とモニタとの干渉を防止することが可能な放射性
表面汚染モニタ装置が提供できる。さらにまた、請求項
12の発明によれば、モニタの利用率を向上させること
ができると共に、ブロック当たりの重量を軽減すること
ができ、移動作業が容易な放射性表面汚染モニタ装置が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第1
の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第2
の実施の形態に適用するトレイの一例を示す斜視図。
【図3】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第2
の実施の形態におけるトレイの使用状態を示す正面図。
【図4】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第2
の実施の形態の構成例を示すブロック図およびフロー
図。
【図5】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第3
の実施の形態を示す構成図。
【図6】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第4
の実施の形態を示す構成図。
【図7】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第5
の実施の形態を示す構成図。
【図8】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第6
の実施の形態を説明するための図。
【図9】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第7
の実施の形態を示す構成図。
【図10】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第
8の実施の形態を示す構成図。
【図11】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第
9の実施の形態を示す構成図。
【図12】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第
10の実施の形態を示す構成図。
【図13】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第
11の実施の形態を示す構成図。
【図14】本発明による放射性表面汚染モニタ装置の第
12の実施の形態を示す構成図。
【図15】従来の放射性表面汚染モニタ装置の一例を示
す構成図。
【符号の説明】
1…入口コンベア、 2…モニタコンベア、 3…出口コンベア3、 4a,4b…固定形の放射線検出器、 20…トレイ、 21…マーカ、 22…金網、 23…トレイ枠、 31…マーカセンサ、 51…可動形の放射線検出器、 52…接続ケーブル、 61…測定系切換スイッチ、 64…コンベア速度制御装置、 65…コンベア、 91…測定対象物有無検知スイッチ、 101a,101b…ガイド部材、 111…高さ検知光線スイッチ、 112a,112b…幅検知光線スイッチ、 120a…コンベア側ブロック、 120b…カバー側ブロック、 121,122…車輪、 130…測定対象物、 131…入口コンベア、 132…モニタコンベア、 133…出口コンベア、 134…ローラ、 135…データ処理装置、 136…表示器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物からの単位時間に受ける放射
    線のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出器
    に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、前記放
    射線検出器からの計数率に基づいて測定演算を行ない、
    前記測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射性表
    面汚染モニタ装置において、 前記コンベアを、 前記放射線検出器と共にモニタ部に配置されるモニタコ
    ンベアと、当該モニタコンベアの入口側に配置されて前
    記測定対象物をモニタ部に搬入する入口コンベアと、前
    記モニタコンベアの出口側に配置されて前記測定対象物
    をモニタ部から搬出する出口コンベアとから構成し、 前記入口コンベアおよび出口コンベアをそれぞれ強度的
    に強固な構成とすると共に、少なくとも前記モニタコン
    ベアを網状(メッシュ状)としたことを特徴とする放射
    性表面汚染モニタ装置。
  2. 【請求項2】 測定対象物からの単位時間に受ける放射
    線のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出器
    に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、前記放
    射線検出器からの計数率とあらかじめ設定された検出効
    率とに基づいて測定演算を行ない、前記測定対象物の放
    射性表面汚染をモニタする放射性表面汚染モニタ装置に
    おいて、 前記測定対象物をトレイに直接収容して搬送可能な構成
    とすると共に、前記トレイにマーカを付し、 モニタ部の入口側に、前記マーカを検知することによっ
    て前記コンベア上におけるトレイの有無を検知するトレ
    イ有無検知手段を備え、 前記トレイ有無検知手段により検知されたトレイの有無
    に応じて、それぞれ異なる検出効率を使用して前記測定
    演算を行なうようにしたことを特徴とする放射性表面汚
    染モニタ装置。
  3. 【請求項3】 測定対象物からの単位時間に受ける放射
    線のレベルを検出し計数率として出力する固定形の放射
    線検出器に、コンベアで測定対象物を搬送して接近さ
    せ、前記放射線検出器からの計数率とあらかじめ設定さ
    れた検出効率とに基づいて測定演算を行ない、前記測定
    対象物の放射性表面汚染をモニタする放射性表面汚染モ
    ニタ装置において、 測定者の手動操作によって前記測定対象物に移動接近さ
    れ、当該測定対象物からの単位時間に受ける放射線のレ
    ベルを検出し計数率として出力する可動形の放射線検出
    器を兼ね備えたことを特徴とする放射性表面汚染モニタ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の放射性表面汚染モ
    ニタ装置において、 前記固定形の放射線検出器による放射線測定、または前
    記可動形の放射線検出器による放射線測定への測定系の
    切換選択を行なう測定系切換手段を付加し、 前記測定系切換手段による測定系の切換選択に応じて、
    それぞれ異なる検出効率を使用して前記測定演算を行な
    うようにしたことを特徴とする放射性表面汚染モニタ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の放射性表面汚染モ
    ニタ装置において、 前記測定系切換手段による測定系の切換選択に応じて、
    前記コンベアの搬送速度を測定系に応じた速度に自動的
    に切り換えるようにしたことを特徴とする放射性表面汚
    染モニタ装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載の放射性表面汚染モ
    ニタ装置において、 前記コンベアの搬送速度、または前記可動形の放射線検
    出器の測定時に移動すべき速度を表示手段に表示するよ
    うにしたことを特徴とする放射性表面汚染モニタ装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1に記載の放射性表面汚染モ
    ニタ装置において、 前記入口コンベアまたは出口コンベアの少なくとも一方
    を、昇降自在に構成したことを特徴とする放射性表面汚
    染モニタ装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1に記載の放射性表面汚染モ
    ニタ装置において、 前記入口コンベアまたは出口コンベアの少なくとも一方
    を、傾斜自在に構成したことを特徴とする放射性表面汚
    染モニタ装置。
  9. 【請求項9】 測定対象物からの単位時間に受ける放射
    線のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出器
    に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、前記放
    射線検出器からの計数率に基づいて測定演算を行ない、
    前記測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射性表
    面汚染モニタ装置において、 前記コンベアを、 前記放射線検出器と共にモニタ部に配置されるモニタコ
    ンベアと、当該モニタコンベアの入口側に配置されて前
    記測定対象物をモニタ部に搬入する入口コンベアと、前
    記モニタコンベアの出口側に配置されて前記測定対象物
    をモニタ部から搬出する出口コンベアとから構成し、 モニタ部の出口側に、前記モニタコンベア上における測
    定対象物の有無を検知する測定対象物有無検知手段を備
    え、 前記測定対象物有無検知手段により検出された測定対象
    物の有無に応じて、前記出口コンベア上の測定対象物間
    の間隔がほぼ等しい寸法となるように前記出口コンベア
    の駆動/停止を制御するようにしたことを特徴とする放
    射性表面汚染モニタ装置。
  10. 【請求項10】 測定対象物からの単位時間に受ける放
    射線のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出
    器に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、前記
    放射線検出器からの計数率に基づいて測定演算を行な
    い、前記測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射
    性表面汚染モニタ装置において、 モニタ部の入口側に、手前側が広くかつ奥にかけて除々
    に狭くなるように構成されたガイド部材を配置し、前記
    測定対象物を前記モニタ部の測定エリア内へガイドする
    ようにしたことを特徴とする放射性表面汚染モニタ装
    置。
  11. 【請求項11】 測定対象物からの単位時間に受ける放
    射線のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出
    器に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、前記
    放射線検出器からの計数率に基づいて測定演算を行な
    い、前記測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射
    性表面汚染モニタ装置において、 モニタ部の入口側に、前記測定対象物の高さが規定高さ
    を超えたことを検知する高さ検知手段、または前記測定
    対象物の幅が規定幅を超えたことを検知する幅検知手段
    の少なくとも一方を備え、 前記高さ検知手段、幅検知手段により前記測定対象物が
    規定範囲を超えたことが検知された場合に、前記コンベ
    アを停止させるようにしたことを特徴とする放射性表面
    汚染モニタ装置。
  12. 【請求項12】 測定対象物からの単位時間に受ける放
    射線のレベルを検出し計数率として出力する放射線検出
    器に、コンベアで測定対象物を搬送して接近させ、前記
    放射線検出器からの計数率に基づいて測定演算を行な
    い、前記測定対象物の放射性表面汚染をモニタする放射
    性表面汚染モニタ装置において、 モニタ部を、コンベア側ブロックと当該コンベア側ブロ
    ックを覆うように配置されるカバー側ブロックとから分
    割自在に構成すると共に、前記コンベア側ブロックおよ
    びカバー側ブロックのそれぞれに車輪を設け、 前記コンベアの搬送と平行する方向に移動することで前
    記各ブロックが分離するようにしたことを特徴とする放
    射性表面汚染モニタ装置。
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