JP4697353B2 - 物品搬出モニタ - Google Patents
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Description
特許文献1の物品搬出モニタは、上面検出器および下面検出器を備える。上面検出器は、マトリクス状に配置された上面分割センサを有する。また、下面検出器は、マトリクス状に配置された下面分割センサを有する。そして、上面分割センサおよび下面分割センサを組合せて物品の六面の放射能汚染の有無を検査する。
そこで、本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、検査対象空間内であれば、どこの位置に測定物品が置かれても、汚染を確実に検出できる物品搬出モニタを提供することにある。
そして、汚染の有無の判断に際し、前面検出信号、上面前側左方検出信号および下面前側左方検出信号の合算信号、上面前側右方検出信号および下面前側右方検出信号の合算信号、後面検出信号、上面後側左方検出信号および下面後側左方検出信号の合算信号、上面後側右方検出信号および下面後側右方検出信号の合算信号、左面検出信号、上面左側前方検出信号および下面左側前方検出信号の合算信号、上面左側後方検出信号および下面左側後方検出信号の合算信号、右面検出信号、上面右側前方検出信号および下面右側前方検出信号の合算信号、上面右側後方検出信号および下面右側後方検出信号の合算信号、上面検出信号、および、下面検出信号を比較して、計数率が最大となる値を使用して汚染判定を行う。また、これら検出器から適宜検出信号を選択・合算して汚染判定をする為、汚染箇所の特定も可能である。
前面検出器は、検査対象物品の搬送経路の前側に配置され、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個(nは2以上の自然数)の前面分割センサ(1)〜前面分割センサ(2n−1)が一行に上下に移動可能に配置されており、
後面検出器は、検査対象物品の搬送経路の後側に配置され、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個の後面分割センサ(1)〜後面分割センサ(2n−1)が一行に上下に移動可能に配置されており、
左面検出器は、検査対象物品の搬送経路の左側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個(mは2以上の自然数である)の左面分割センサ(1)〜左面分割センサ(2m−1)が一列に固定配置されており、
右面検出器は、検査対象物品の搬送経路の右側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個の右面分割センサ(1)〜右面分割センサ(2m−1)が一列に固定配置されており、
上面検出器は、検査対象物品の搬送経路の上側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個、また、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個の上面分割センサ(1,1)〜上面分割センサ(2m−1,2n−1)がマトリクス状に上下に移動可能に配置されており、
下面検出器は、検査対象物品の搬送経路の下側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個、また、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個の下面分割センサ(1,1)〜下面分割センサ(2m−1,2n−1)がマトリクス状に固定配置されており、
さらに、
前面検出器は、全ての前面分割センサ(2n−1)により構成され、
後面検出器は、全ての後面分割センサ(2n−1)により構成され、
左面検出器は、全ての左面分割センサ(2m−1)により構成され、
右面検出器は、全ての右面分割センサ(2m−1)により構成され、
上面検出器は、全ての上面分割センサ(2m−1,2n−1)により構成され、
下面検出器は、全ての下面分割センサ(2m−1,2n−1)により構成され、
上面前側左方検出器は、前側左方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、1列からn列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
上面前側右方検出器は、前側右方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
上面後側左方検出器は、後側左方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、1列からn列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
上面後側右方検出器は、後側右方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
上面左側前方検出器は、左側前方の1行からm行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の上面分割センサから構成され、
上面左側後方検出器は、左面後側のm行から2m−1行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の上面分割センサから構成され、
上面右側前方検出器は、右面前側の1行からm行まで、および、2n−j列から2n−1列(j=1〜n)までのm×j個の上面分割センサから構成され、
上面右側後方検出器は、右面後側のm行から2m−1行まで、および、2n−j列(j=1〜n)から2n−1列までのm×j個の上面分割センサから構成され、
下面前側左方検出器は、前側左方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、1列からn列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
下面前側右方検出器は、前側右方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
下面後側左方検出器は、後側左方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、1列からn列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
下面後側右方検出器は、後側右方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
下面左側前方検出器は、左側前方の1行からm行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の下面分割センサから構成され、
下面左側後方検出器は、左面後側のm行から2m−1行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の下面分割センサから構成され、
下面右側前方検出器は、右面前側の1行からm行まで、および、2n−j列から2n−1列(j=1〜n)までのm×j個の下面分割センサから構成され、
下面右側後方検出器は、右面後側のm行から2m−1行まで、および、2n−j列(j=1〜n)から2n−1列までのm×j個の下面分割センサから構成され、
このようなモニタ部を用いて汚染測定がなされる。
そして、下面検出器と検査対象物品との間の垂直距離、および、検査対象物品と上面検出器との間の垂直距離がともに所定距離となるように位置決めする位置決め手段を備えるようにしたため、上下面については最適位置で検査することが可能となる。
検査対象物品300は、先に説明したように工具、測定器具、書類、ノート、筆記具などの小物物品であり、大きさや形状が一定ではない。検査対象物品300は、物品搬出モニタ100を通過しないと放射線管理区域から非管理区域へ持ち出されないようになっている。
本体部1は、モニタ本体部1a、ストッカ収納部1bを備える。図1,図2からも明らかなように、搬送方向に対して後側(搬入口側)にモニタ本体部1aが配置され、また、搬送方向に対して前側にストッカ収納部1bが配置される。図3に示すように、モニタ本体部1aの搬入口4が放射線管理区域側に配置され、他は非管理区域に設置されている。これらモニタ本体部1a、ストッカ収納部1bについては後述する。
入口側テーブル部2は、モニタ本体部1aの入口側正面に設けられたテーブルである。この入口側テーブル部2は、搬送方向に対して後側であって放射線管理区域側に配置される。この入口側テーブル部2にはトレイ18が載置されている。
搬入口4は、モニタ本体部1aの入口側正面に設けられ、機構系・制御駆動回路系を備える搬入口駆動部20(図6参照)により昇降可能に構成されている。搬入口4が開くとトレイ18に載せられた検査対象物品300がトレイ18とともにモニタ本体部1a内へ搬入される。
入口側操作パネル部6は、モニタ本体部1aの入口側正面に配置されており、操作手順を画面と音声で説明をするカラー液晶ディスプレイとスピーカや、検査対象物品300の種類や個数などを設定入力するキー、搬入のための起動(測定開始)スイッチなどが設けられる。例えば、操作ガイドとともに、検査結果や異常内容を表示する。
入口側プリンタ7は、モニタ本体部1aの入口側正面に配置されており、検査対象物品300への汚染測定により得られた検査結果を印字する。
搬送コンベヤ9は、図1で示すようにモニタ本体部1a内に左右方向にトレイ18の左右側部を載置可能に所定距離保って一対設けられている。搬送コンベヤ9は、図4や図7で示すようにタイミングプーリ9aやタイミングベルト9bからなり、タイミングベルト9b上に載せられたトレイ18を移動させる機能を有している。搬送コンベヤ9は、搬送コンベヤ駆動部21(図6参照)により駆動される。
なお、本装置は移動可能な、搬入口4および図示されていない搬出口に、検出器と遮蔽体が取り付けられており、搬入口4が上昇した後、検査対象物品300を載せたトレイ18を内部に導入し、搬入口4が閉じた後に測定を開始する。搬入口4等に取付けられた遮蔽体は、測定時においてバックグラウンド(BG)の影響を受けにくくするように配置している。
これら検出器のうち、β線用前面検出器10aおよびβ線用後面検出器10bと、β線用上面検出器10eとは、モニタ部昇降部22により個別に昇降されるように構成されている。β線用上面検出器10eに取り付けられた検査対象物品検知機構により、β線用上面検出器10eと検査対象物品300との距離を常に一定に保って停止するようにモニタ部昇降部22を制御する。尚、この距離は放射線の検出ができるように充分近い距離を確保している。このようにβ線用上面検出器10eおよびβ線用下面検出器10fから検査対象物品300までの距離はそれぞれ一定に保たれる。これら検査対象物品検知機構、制御駆動部19、モニタ部昇降部22が本発明の位置決め手段となる。
β線用後面検出器10bは、検査対象物品300の後面汚染を測定するものであり、たとえばβ線用プラスチックシンチレーション式の検出器である。後述するが、多数の後面分割センサ(1)〜後面分割センサ(2n−1)を並べて配置したものである。
β線用右面検出器10dは、検査対象物品300の右面汚染を測定するものであり、たとえばβ線用プラスチックシンチレーション式の検出器である。後述するが、多数の右面分割センサ(1)〜右面分割センサ(2m−1)を並べて配置したものである。
β線用下面検出器10fは、検査対象物品300の下面汚染を測定するものであり、たとえばβ線用プラスチックシンチレーション式の検出器である。後述するが、多数の下面分割センサ(1,1)〜下面分割センサ(2m−1,2n−1)をマトリクス状に配置したものである。
γ線用下面検出器10gは、検査対象物品300から放射されるγ線を測定するものであり、たとえばγ線用検出器である。
リフター11は、図1で示すように、ストッカ収納部1b内に配置されており、汚染測定終了後にモニタ部10から搬送されたトレイ18を載せて上下方向へ移動させる。このリフター11も先に説明した搬送コンベヤ9と同様の機能を有し、トレイ18を前後方向に移動させる機能も有している。リフター11はリフター駆動部23(図6参照)により上下方向へ移動するように駆動制御される。
出口側操作パネル部13は、図2(a)に示すように、ストッカ収納部1bの出口側正面に配置されており、入口側操作パネル部6と同様に、操作手順を画面と音声で説明をするカラー液晶ディスプレイとスピーカや、検査対象物品300の種類や個数などを設定入力するキー、搬入のための起動(測定開始)スイッチなどが設けられる。例えば、操作ガイドとともに、検査結果や異常内容を表示する。
トレイ戻し機構15は、図2及び図3に示すように、ストッカ部12が装置外の非管理区域に取り出され、検査対象物品300が取り出されたときに不要となったトレイ18を放射線管理区域内に戻す機構である。トレイ戻し機構15は、例えば、図2,図3で示すように、斜行するスライダで構成され、トレイ18がその自重によりこのスライダを滑って下降して放射線管理区域内に戻される。なお、トレイ戻し機構15は、放射線管理区域と非管理区域とが連通しないように配慮された機構となっている。
ストッカ扉17は、図3に示すように、機械的に開閉可能になされており、リフター11が動作中は開かないようにロックされる。
トレイ18は、皿状容器であって、図4で示すように、少なくとも下面が金網状に形成されており、検査対象物品300と下側にあるβ線用下面検出器10fとの間に遮蔽物がほとんどなく対向するようになされている。
まず、退域者は、放射線管理区域で使用した工具や、測定器具、書類、ノートなどの検査対象物品300を、正面の入口側テーブル部2上であって搬入口4の手前に位置するトレイ18に置く。この物品投入時、モニタ本体部1a内のモニタ部10は、モニタ部昇降部22によってβ線用後面検出器10bおよびβ線用上面検出器10eをトレイ18に載った検査対象物品300の搬入を妨げないように上方に退避させている。そして、退域者の操作によって、搬入口4が上昇し、トレイ18に載った検査対象物品300が搬入口4を通過する。トレイ18が搬送コンベヤ9によりモニタ部10内に載置された後、搬入口4が閉まる。そして、モニタ部10のβ線用後面検出器10bおよびβ線用上面検出器10eがモニタ部昇降部22によって下降し、モニタ部10内で前後上下左右の検出器が最適位置となり、六面での検出を可能とする。このようにモニタ部10では検査の正確度を向上させている。
検査の結果、その検査対象物品300に汚染が無かったら、図示されていない搬出口が上昇した後、検査対象物品300は、搬送コンベヤ9からリフター11へトレイ18ごと移動され、リフター11がストッカ部12へトレイ18とともに検査対象物品300を搬送する。なお、検査対象物品300に汚染があった場合は、トレイ18が搬入口4側へ戻される。退域者は、自身の体表面汚染の検査を別のモニタによって済ませた後、ストッカ扉17を開けてから、ストッカ部12内へ搬送されている検査対象物品300をトレイ18とともに取り出す。これにより検査対象物品300は背面側の非管理区域に搬出される。検査対象物品300が受け取られて空になったトレイ18はトレイ戻し機構15によって放射線管理区域側へ戻される。また、トレイ18を取り出した後に、ストッカ扉17を閉める。
物品搬出モニタ100の動作はこのようなものである。
モニタ部10は、図5に示すように、β線用前面検出器10a、β線用後面検出器10b、β線用左面検出器10c、β線用右面検出器10d、β線用上面検出器10e、β線用下面検出器10f、γ線用下面検出器10gを備える。このように検査対象物品300の表面の測定部位は、β線を上面、下面、前面、後面、右側面、左側面の六部位とし、γ線を下面の一部位とする。検出器配置をこのようにすることで、測定対象物300の大きさによらず、測定対象物300の各面での検出感度を担保する。
これらのような各検出器の分割センサ単体の有効面積を以下の表1に示す。
続いて本発明の特徴であるモニタ部10の詳細な構成および測定原理について図を参照しつつ説明する。先に説明したように、鉛筆やノート、ケースというように大きさが異なる小物物品を検査対象物品300として汚染測定するため、検査対象物品300の汚染部位から検出器までの距離が離れるにしたがって感度が悪くなり、所定の距離を越えると、検出感度を満足できない。
そこで、検査対象物品300の汚染部位に近い分割センサを組み合せて選択し、汚染部位からの放射線についての感度を向上させるようにした。
例えば、図8(a)や図10(a)で示すように、検査対象物品300が大きい場合、前面および後面に近く、汚染部位から前面検出器10aまでの距離aが所定距離よりも短い場合には前面検出器10aが用いられ、また、汚染部位から後面検出器10bまでの距離aが所定距離よりも短い場合には後面検出器10bが用いられる。
前面について考察すると、これは前面検出器の計数効率に比べ上面+下面の検出器の計数効率が小さいときに前面が選択され、前面検出器の計数効率に比べ上面+下面検出器の計数効率が大きいときに上面+下面の検出器が選択される。後面についても同様にして選択される。
この検出原理は前後面と同様である。つまり、図9(a)や図10(a)で示すように、物品が大きい場合、左面および右面に近く、汚染部位から左面検出器10cまでの距離aが所定距離よりも短い場合には、左面検出器10cが用いられ、また、汚染部位から右面検出器10dまでの距離aが所定距離よりも短い場合には右面検出器10dが用いられる。
左面について考察すると、これは左面検出器の計数効率に比べ上面+下面の検出器の計数効率が小さいときに左面検出器が選択され、左面検出器の計数効率に比べ上面+下面の検出器の計数効率が大きいときに上面+下面の検出器が選択される。右面についても同様に選択される。
上下方向に関し、前提として、図7,図8,図9で示すように、上面から検査対象物品300までの距離は昇降手段により所定距離となるように機械的に決定される。また、下面から検査対象物品300までの距離はトレイにより所定距離となるように機械的に決定される。このため、検査対象物品300の大きさによらず常に距離が一定に保たれるため、上下面については感度の良い検出がなされる。
図11(a)で示すような上面分割センサ(1,1)と上面分割センサ(2,1)との間の境界位置に前面があって前面よりも上下面の計数効率が高く、かつ汚染部位が前面左側であって上面分割センサ(1,1),上面分割センサ(1,2)を跨ぐ位置にある場合には、前面として上面分割センサ(1,1),上面分割センサ(1,2)、下面分割センサ(1,1)、下面分割センサ(1,2)という前面左側一列の合算した検出信号が用いられる。上面分割センサ(1,3)、下面分割センサ(1,3)の計数率が小さい検出信号は検出感度以下と考え、その部分には汚染がないと判定する。
なお、本形態では説明の具体化のためβ線用上面検出器10eおよびβ線用下面検出器10fの例として3×3の下面分割センサおよび上面分割センサを持つものとして説明したが、一般化すると2m−1×2n−1個である。
β線用上面検出器10eは、詳しくは図15に示すように、検査対象物品300の搬送経路の上側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)行、また、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)列の上面分割センサ(2m−1,2n−1)がマトリクス状に配置されている。
このうち前面左側で1行からi行までを検出するとき、上面検出器は、1行からi行まで、および、1列からn列までのi×n個の上面分割センサから構成されてi×nの上面検出信号を出力する。そして、下面検出器は、1行からi行まで、および、1列からn列までのi×n個の下面分割センサから構成されてi×nの下面検出信号を出力する。
i=2として1,2行目で検出するなら、上面分割センサ(1,1),上面分割センサ(1,2),・・・,上面分割センサ(1,n),上面分割センサ(2,1),上面分割センサ(2,2),・・・,上面分割センサ(2,n),下面分割センサ(1,1),下面分割センサ(1,2),・・・,下面分割センサ(1,n),下面分割センサ(2,1),下面分割センサ(2,2),・・・,下面分割センサ(2,n)となる。
i=1として1行目で検出するなら、上面分割センサ(1,n),・・・,上面分割センサ(1,2n−2),上面分割センサ(1,2n−1),下面分割センサ(1,n),・・・,下面分割センサ(1,2n−2),下面分割センサ(1,2n−1)となる。
i=1として2m−1行目で検出するなら、上面分割センサ(2m−1,1),上面分割センサ(2m−1,2),・・・,上面分割センサ(2m−1,n),下面分割センサ(2m−1,1),下面分割センサ(2m−1,2),・・・,下面分割センサ(2m−1,n)となる。
i=1として2m−1行目で検出するなら、上面分割センサ(2m−1,n),・・・,上面分割センサ(2m−1,2n−2),上面分割センサ(2m−1,2n−1)、下面分割センサ(2m−1,n),・・・,下面分割センサ(2m−1,2n−2),下面分割センサ(2m−1,2n−1)となる。
j=1として1列目で検出するなら、上面分割センサ(1,1),上面分割センサ(2,1),・・・,上面分割センサ(m,1),下面分割センサ(1,1),下面分割センサ(2,1),・・・,下面分割センサ(m,1)となる。
j=1として1列目で検出するなら、上面分割センサ(m,1),・・・,上面分割センサ(2m−2,1),上面分割センサ(2m−1,1),下面分割センサ(m,1),・・・,下面分割センサ(2m−2,1),下面分割センサ(2m−1,1)となる。
j=1として2n−1列目で検出するなら、上面分割センサ(1,2n−1),上面分割センサ(2,2n−1),・・・,上面分割センサ(m,2n−1),下面分割センサ(1,2n−1),下面分割センサ(2,2n−1),・・・,下面分割センサ(m,2n−1)となる。
j=1として2n−1列目で検出するなら、上面分割センサ(m,2n−1),・・・,上面分割センサ(2m−2,2n−1),上面分割センサ(2m−1,2n−1),下面分割センサ(m,2n−1),・・・,下面分割センサ(2m−2,2n−1),下面分割センサ(2m−1,2n−1)となる。
一般化したモニタ部10の汚染測定はこのようなものである。
このように本発明の物品搬出モニタ100では分割センサを上下・前後・左右に多く並べ、分割センサからの信号を組み合わせるなど信号処理の工夫をすることで検査対象物品300の大きさによらずに効率良く測定する方式としたものであり、
(a)検査対象物品300の前後左右上下に複数の分割センサからなる検出器を配置し、特に検査対象物品300が小さく物品から前後左右方向の検出器までの距離が長い場合には上側検出器と下側検出器とから検出するようにしたため、大きさによらずに検査対象物品300の表面汚染を検出可能とした。
(c)分割センサのうち計数率の高い検出信号を出力する分割センサを選択して汚染レベルを判定し、更に、分割センサの検出面積を小さくしてバックグラウンドによる影響を低減して検出感度を向上させている。加えて、分割センサの検出面積を小さくすることにより、天然核種が広く薄く付着しただけで汚染されていない小物物品が「汚染」と判定されにくくし、検出感度を低くすることができる。
さらに、上記実施形態においては、β線用上面検出器10eおよびβ線用下面検出器10fのマトリクス上の分割センサの一辺の数が奇数である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、偶数とすることもできる。
1:本体部
1a:モニタ設置部
1b:ストッカ収納部
2:入口側テーブル部
3:重量計
4:搬入口
5:物品寸法検知センサ
6:入口側操作パネル部
7:入口側プリンタ
8:状態表示灯
9:搬送コンベアコンベヤ
10:モニタ部
10a:β線用前面検出器
10b:β線用後面検出器
10c:β線用左面検出器
10d:β線用右面検出器
10e:β線用上面検出器
10f:β線用下面検出器
10g:γ線用下面検出器
11:リフター
12:ストッカ部
13:出口側操作パネル部
14:出口側プリンタ
15:トレイ戻し機構
16:搬入口側扉
17:ストッカ扉
18:トレイ
19:駆動制御部
20:搬入口駆動部
21:搬送コンベア駆動部
22:モニタ部昇降部
23:リフター駆動部
200:仕切
300:検査対象物品
Claims (6)
- 放射性物質取扱施設の放射線管理区域から搬出される検査対象物品の放射性物質による汚染の有無を検査するために、少なくとも、放射線の検出器を内蔵して検査対象物品の汚染測定を行うモニタ部と、検査対象物品を載せたトレイをモニタ部へ搬送する搬送コンベヤと、を有する物品搬出モニタにおいて、
モニタ部の検出器は、
検査対象物品の搬送経路に対して前側に配置される上下移動可能な前面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して後側に配置される上下移動可能な後面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して左側に固定配置された左面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して右側に固定配置された右面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して上側に上下移動可能に配置され、マトリクス状に配置された複数の上面分割センサを有する上面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して下側に固定配置され、マトリクス状に配置された複数の下面分割センサを有する下面検出器と、
を有し、
このモニタ部は、
前記前面検出器、前記後面検出器、前記左面検出器および前記右面検出器の少なくとも1つが、検査対象物品の端面から検出器までの距離が所定距離内にある場合に当該検出器からの検出信号により検査対象物品の対向面の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の端面から検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が当該検出器側にある場合に当該汚染部位に近い前記上面検出器の上面分割センサおよび前記下面検出器の下面分割センサの検出信号により検査対象物品の汚染の有無を検出し、
汚染測定を行うことを特徴とする物品搬出モニタ。 - 請求項1に記載の物品搬出モニタにおいて、
前記モニタ部は、前記前面検出器および前記後面検出器の一方と前記左面検出器および前記右面検出器の一方との2つの検出器が、検査対象物品の端面から検出器までの距離が所定距離内にある場合に当該検出器からの検出信号により検査対象物品の前面の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の端面から検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が当該検出器側にある場合に当該汚染部位に近い前記上面検出器の上面分割センサおよび前記下面検出器の下面分割センサの検出信号により検査対象物品の汚染の有無を検出する
ことを特徴とする物品搬出モニタ。 - 放射性物質取扱施設の放射線管理区域から搬出される検査対象物品の放射性物質による汚染の有無を検査するために、少なくとも、放射線の検出器を内蔵して検査対象物品の汚染測定を行うモニタ部と、検査対象物品を載せたトレイをモニタ部へ搬送する搬送コンベヤと、を有する物品搬出モニタにおいて、
モニタ部の検出器は、
検査対象物品の搬送経路に対して前側に配置された上下移動可能な前面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して後側に配置された上下移動可能な後面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して左側に固定配置された左面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して右側に固定配置された右面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して上側に上下移動可能に配置され、上面前側左方検出器、上面前側右方検出器、上面後側左方検出器、上面後側右方検出器、上面左側前方検出器、上面左側後方検出器、上面右側前方検出器、および、上面右側後方検出器を含む上面検出器と、
検査対象物品の搬送経路に対して下側に固定配置され、下面前側左方検出器、下面前側右方検出器、下面後側左方検出器、下面後側右方検出器、下面左側前方検出器、下面左側後方検出器、下面右側前方検出器、および、下面右側後方検出器を含む下面検出器と、
を有し、このモニタ部は、
検査対象物品の前面から前面検出器までの距離が所定距離内にある場合に前面検出器からの前面検出信号により検査対象物品の前面の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の前面から前面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が前面左側にある場合に上面前側左方検出器からの上面前側左方検出信号および下面前側左方検出器からの下面前側左方検出信号により検査対象物品の前面左側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の前面から前面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が前面右側にある場合に上面前側右方検出器からの上面前側右方検出信号および下面前側右方検出器からの下面前側右方検出信号により検査対象物品の前面右側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の後面から後面検出器までの距離が所定距離内にある場合に後面検出器からの後面検出信号により検査対象物品の後面の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の後面から後面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が後面左側にある場合に上面後側左方検出器からの上面後側左方検出信号および下面後側左方検出器からの下面後側左方検出信号により検査対象物品の後面左側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の後面から後面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が後面右側にある場合に上面後側右方検出器からの上面後側右方検出信号および下面後側右方検出器からの下面後側右方検出信号により検査対象物品の後面右側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の左面から左面検出器までの距離が所定距離内にある場合に左面検出器からの左面検出信号により検査対象物品の左面の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の左面から左面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が左面前側にある場合に上面左側前方検出器からの上面左側前方検出信号および下面左側前方検出器からの下面左側前方検出信号により検査対象物品の左面前側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の左面から左面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が左面後側にある場合に上面左側後方検出器からの上面左側後方検出信号および下面左側後方検出器からの下面左側後方検出信号により検査対象物品の左面後側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の右面から右面検出器までの距離が所定距離内にある場合に右面検出器からの右面検出信号により検査対象物品の右面の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の右面から右面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が右面前側にある場合に上面右側前方検出器からの上面右側前方検出信号および下面右側前方検出器からの下面右側前方検出信号により検査対象物品の右面前側の汚染の有無を検出し、
検査対象物品の右面から右面検出器までの距離が所定距離を超え、かつ汚染部位が右面後側にある場合に上面右側後方検出器からの上面右側後方検出信号および下面右側後方検出器からの下面右側後方検出信号により検査対象物品の右面後側の汚染の有無を検出し、
上面検出器からの上面検出信号により検査対象物品の上面の汚染の有無を検出し、
下面検出器からの下面検出信号により検査対象物品の下面の汚染の有無を検出し、
汚染測定を行うことを特徴とする物品搬出モニタ。 - 請求項3に記載の物品搬出モニタにおいて、
前面検出信号、上面前側左方検出信号および下面前側左方検出信号の合算信号、上面前側右方検出信号および下面前側右方検出信号の合算信号、後面検出信号、上面後側左方検出信号および下面後側左方検出信号の合算信号、上面後側右方検出信号および下面後側右方検出信号の合算信号、左面検出信号、上面左側前方検出信号および下面左側前方検出信号の合算信号、上面左側後方検出信号および下面左側後方検出信号の合算信号、右面検出信号、上面右側前方検出信号および下面右側前方検出信号の合算信号、上面右側後方検出信号および下面右側後方検出信号の合算信号、上面検出信号、および、下面検出信号を比較して、計数率が大きい信号を選択するとともに汚染部位の位置を特定する判定手段を、
備えることを特徴とする物品搬出モニタ。 - 請求項3または請求項4に記載の物品搬出モニタにおいて、
前記前面検出器は、検査対象物品の搬送経路の前側に上下移動可能に配置され、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個(nは2以上の自然数)の前面分割センサ(1)〜前面分割センサ(2n−1)が一行に上下移動可能に配置されており、
前記後面検出器は、検査対象物品の搬送経路の後側に配置され、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個の後面分割センサ(1)〜後面分割センサ(2n−1)が一行に上下移動可能に配置されており、
前記左面検出器は、検査対象物品の搬送経路の左側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個(mは2以上の自然数である)の左面分割センサ(1)〜左面分割センサ(2m−1)が一列に固定配置されており、
前記右面検出器は、検査対象物品の搬送経路の右側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個の右面分割センサ(1)〜右面分割センサ(2m−1)が一列に固定配置されており、
前記上面検出器は、検査対象物品の搬送経路の上側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個、また、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個の上面分割センサ(1,1)〜上面分割センサ(2m−1,2n−1)がマトリクス状に上下移動可能に配置されており、
前記下面検出器は、検査対象物品の搬送経路の下側に配置され、搬送経路に対して略平行方向に(2m−1)個、また、搬送経路に対して略垂直方向に(2n−1)個の下面分割センサ(1,1)〜下面分割センサ(2m−1,2n−1)がマトリクス状に固定配置されており、
さらに、
前記前面検出器は、全ての前面分割センサ(2n−1)により構成され、
前記後面検出器は、全ての後面分割センサ(2n−1)により構成され、
前記左面検出器は、全ての左面分割センサ(2m−1)により構成され、
前記右面検出器は、全ての右面分割センサ(2m−1)により構成され、
前記上面検出器は、全ての上面分割センサ(2m−1,2n−1)により構成され、
前記下面検出器は、全ての下面分割センサ(2m−1,2n−1)により構成され、
前記上面前側左方検出器は、前側左方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、1列からn列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
前記上面前側右方検出器は、前側右方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
前記上面後側左方検出器は、後側左方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、1列からn列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
前記上面後側右方検出器は、後側右方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の上面分割センサから構成され、
前記上面左側前方検出器は、左側前方の1行からm行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の上面分割センサから構成され、
前記上面左側後方検出器は、左面後側のm行から2m−1行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の上面分割センサから構成され、
前記上面右側前方検出器は、右面前側の1行からm行まで、および、2n−j列から2n−1列(j=1〜n)までのm×j個の上面分割センサから構成され、
前記上面右側後方検出器は、右面後側のm行から2m−1行まで、および、2n−j列(j=1〜n)から2n−1列までのm×j個の上面分割センサから構成され、
前記下面前側左方検出器は、前側左方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、1列からn列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
前記下面前側右方検出器は、前側右方の1行からi行(i=1〜m)まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
前記下面後側左方検出器は、後側左方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、1列からn列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
前記下面後側右方検出器は、後側右方の2m−i行(i=1〜m)から2m−1行まで、および、n列から2n−1列までのi×n個の下面分割センサから構成され、
前記下面左側前方検出器は、左側前方の1行からm行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の下面分割センサから構成され、
前記下面左側後方検出器は、左面後側のm行から2m−1行まで、および、1列からj列(j=1〜n)までのm×j個の下面分割センサから構成され、
前記下面右側前方検出器は、右面前側の1行からm行まで、および、2n−j列から2n−1列(j=1〜n)までのm×j個の下面分割センサから構成され、
前記下面右側後方検出器は、右面後側のm行から2m−1行まで、および、2n−j列(j=1〜n)から2n−1列までのm×j個の下面分割センサから構成され、
汚染測定がなされることを特徴とする物品搬出モニタ。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の物品搬出モニタにおいて、
前記下面検出器と検査対象物品との間の垂直距離、および、検査対象物品と前記上面検出器との間の垂直距離がともに所定距離となるように位置決めする位置決め手段
を備えることを特徴とする物品搬出モニタ。
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