JPH10225995A - マイクロレンズアレイ、その製造方法、及び光導波路型イメージセンサ - Google Patents
マイクロレンズアレイ、その製造方法、及び光導波路型イメージセンサInfo
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- JPH10225995A JPH10225995A JP9029942A JP2994297A JPH10225995A JP H10225995 A JPH10225995 A JP H10225995A JP 9029942 A JP9029942 A JP 9029942A JP 2994297 A JP2994297 A JP 2994297A JP H10225995 A JPH10225995 A JP H10225995A
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Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、透明基板に複数のマイクロレンズ
が一次元又は二次元に配置されたマイクロレンズアレイ
において、レンズ面を保護し、遮光部の形成が容易なマ
イクロレンズアレイ及びマイクロレンズアレイの製造方
法、さらにはノイズの原因となる迷光を防止できる光導
波路型イメージセンサを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 透明基板2に一次元又は二次元にマイク
ロレンズ1が複数配列されて成るマイクロレンズアレイ
において、マイクロレンズアレイが透明基板2に設けれ
た凹部3の内部に配置され、透明基板2の凹部3周辺の
高さがその内部に配置されたマイクロレンズ1より高く
なるように構成する。
が一次元又は二次元に配置されたマイクロレンズアレイ
において、レンズ面を保護し、遮光部の形成が容易なマ
イクロレンズアレイ及びマイクロレンズアレイの製造方
法、さらにはノイズの原因となる迷光を防止できる光導
波路型イメージセンサを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 透明基板2に一次元又は二次元にマイク
ロレンズ1が複数配列されて成るマイクロレンズアレイ
において、マイクロレンズアレイが透明基板2に設けれ
た凹部3の内部に配置され、透明基板2の凹部3周辺の
高さがその内部に配置されたマイクロレンズ1より高く
なるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力装置等に
応用されるマイクロレンズアレイ、その製造方法、及び
光導波路型イメージセンサに関するものである。
応用されるマイクロレンズアレイ、その製造方法、及び
光導波路型イメージセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の透明基板に一次元にマイクロレン
ズが複数配置されて成るマイクロレンズアレイとして
は、図9に示すようなものがあった。図9に示すよう
に、このマイクロレンズアレイは、透明基板102の表
面にマイクロレンズ101が一次元アレイ状に形成され
ているものである。このようなマイクロレンズアレイで
は、本来光が入射すべきマイクロレンズ面以外にも光線
が入射される面を備えるため、そこからの入射光がレン
ズ結像状態に悪影響を及ぼす不要な漏れ光として発生し
ていた。
ズが複数配置されて成るマイクロレンズアレイとして
は、図9に示すようなものがあった。図9に示すよう
に、このマイクロレンズアレイは、透明基板102の表
面にマイクロレンズ101が一次元アレイ状に形成され
ているものである。このようなマイクロレンズアレイで
は、本来光が入射すべきマイクロレンズ面以外にも光線
が入射される面を備えるため、そこからの入射光がレン
ズ結像状態に悪影響を及ぼす不要な漏れ光として発生し
ていた。
【0003】ここで、上記の従来のマイクロレンズアレ
イを用いた光導波路型イメージセンサについて説明す
る。その光導波路型イメージセンサの概略構造は、図1
0の斜視図に示すように、マイクロレンズアレイのマイ
クロレンズ101により読み取られた像が光導波路基板
113の光導波路110を通して縮小されCCD114
に導かれる構成となっており、従来のレンズによる縮小
光学系を用いた縮小型イメージセンサよりも装置の小型
化及び薄型化が可能なものである。
イを用いた光導波路型イメージセンサについて説明す
る。その光導波路型イメージセンサの概略構造は、図1
0の斜視図に示すように、マイクロレンズアレイのマイ
クロレンズ101により読み取られた像が光導波路基板
113の光導波路110を通して縮小されCCD114
に導かれる構成となっており、従来のレンズによる縮小
光学系を用いた縮小型イメージセンサよりも装置の小型
化及び薄型化が可能なものである。
【0004】この光導波路型イメージセンサにおいて、
原稿からの反射光をマイクロレンズアレイを介して光導
波路に入射させたときの要部断面図を図11(a)に、
そのときの光量レベルを図11(b)に示す。図11
(a)に示すように、原稿の白色部105及び黒色部1
06からの反射光をマイクロレンズ101で集光させ、
その光108を光導波路110に取り込んだとき、光導
波路入射口での光量レベル及びCCD114での光量レ
ベルは図11(b)に示すようになる。なお、ここで図
11(b)の横軸は、図11(a)の図面左右方向と対
応させたものであり、即ち光導波路入射口での光量レベ
ルである実線111では図11(a)と同寸法である
が、CCD114での光量レベルである点線112は実
際には光導波路110により縮小されるのでそれを図1
1(a)に対応させるように拡大したものである。
原稿からの反射光をマイクロレンズアレイを介して光導
波路に入射させたときの要部断面図を図11(a)に、
そのときの光量レベルを図11(b)に示す。図11
(a)に示すように、原稿の白色部105及び黒色部1
06からの反射光をマイクロレンズ101で集光させ、
その光108を光導波路110に取り込んだとき、光導
波路入射口での光量レベル及びCCD114での光量レ
ベルは図11(b)に示すようになる。なお、ここで図
11(b)の横軸は、図11(a)の図面左右方向と対
応させたものであり、即ち光導波路入射口での光量レベ
ルである実線111では図11(a)と同寸法である
が、CCD114での光量レベルである点線112は実
際には光導波路110により縮小されるのでそれを図1
1(a)に対応させるように拡大したものである。
【0005】図11(a)に示すように、マイクロレン
ズアレイに入射された漏れ光109は、光導波路基板の
クラッド部に入り込み、これが迷光となる。このため、
図11(b)に示すように、光導波路入射口での光量レ
ベルは実線111のようになるが、CCD114での光
量レベルは前述のような迷光により点線112のように
なってしまう。すなわち、光導波路入射口での白黒信号
のコントラストは高いが、漏れ光により光導波路基板の
クラッド部の光量レベルが非常に高く、その結果CCD
114で読み取る範囲が光導波路のコア部よりクラッド
部の方が広いため、クラッド部の漏れ光もCCD114
で読み取ってしまい、実際にCCD114で読み取る白
黒コントラストが大幅に低下してしまう。
ズアレイに入射された漏れ光109は、光導波路基板の
クラッド部に入り込み、これが迷光となる。このため、
図11(b)に示すように、光導波路入射口での光量レ
ベルは実線111のようになるが、CCD114での光
量レベルは前述のような迷光により点線112のように
なってしまう。すなわち、光導波路入射口での白黒信号
のコントラストは高いが、漏れ光により光導波路基板の
クラッド部の光量レベルが非常に高く、その結果CCD
114で読み取る範囲が光導波路のコア部よりクラッド
部の方が広いため、クラッド部の漏れ光もCCD114
で読み取ってしまい、実際にCCD114で読み取る白
黒コントラストが大幅に低下してしまう。
【0006】このような問題点を解決するため、マイク
ロレンズアレイのレンズ面以外に遮光部を設ける構成が
提案されている。その遮光部としては、特開平4−55
871号公報に記載されたようなマイクロレンズの周辺
部に粗面加工等により乱反射面を形成するものがある。
また、特開平2−39103号公報に記載されたよう
な、透明基板上に形成するマイクロレンズの位置、大き
さ、数に応じて開口を設けた遮光膜を、蒸着、リフトオ
フ法により予め透明基板に形成しておき、適当な型を用
いてこの透明基板上に射出成型法等により遮光マスクの
開口部分にマイクロレンズを形成するものがある。
ロレンズアレイのレンズ面以外に遮光部を設ける構成が
提案されている。その遮光部としては、特開平4−55
871号公報に記載されたようなマイクロレンズの周辺
部に粗面加工等により乱反射面を形成するものがある。
また、特開平2−39103号公報に記載されたよう
な、透明基板上に形成するマイクロレンズの位置、大き
さ、数に応じて開口を設けた遮光膜を、蒸着、リフトオ
フ法により予め透明基板に形成しておき、適当な型を用
いてこの透明基板上に射出成型法等により遮光マスクの
開口部分にマイクロレンズを形成するものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−55871号公報や特開平2−39103号公
報に記載された従来のマイクロレンズアレイでは、それ
を用いた光導波路型イメージせにおいて、ノイズの原因
となる迷光を十分に防止できなかった。
開平4−55871号公報や特開平2−39103号公
報に記載された従来のマイクロレンズアレイでは、それ
を用いた光導波路型イメージせにおいて、ノイズの原因
となる迷光を十分に防止できなかった。
【0008】このことについて、遮光部を設けたマイク
ロレンズアレイを用いた光導波路型イメージセンサにお
いて、原稿からの反射光をそのマイクロレンズアレイを
介して光導波路に入射させたときの要部断面図である図
12を用いて説明する。図12では、原稿の黒色部11
5からの反射光をその周囲に遮光部107が設けられた
マイクロレンズ101により集光し、その光108を光
導波路110に取り込んだときの様子を示している。と
ころが、このとき、原稿の黒色部115に隣接する白色
部116,116’から反射光も光117,117’の
ようにマイクロレンズ101に入射されてしまう。すな
わち、このような光導波路型イメージセンサでは、原稿
の読む取るべき黒色部115以外の情報も拾ってしま
い、その像が光導波路基板のクラッド部に入り迷光が発
生し、ノイズの原因となっていた。
ロレンズアレイを用いた光導波路型イメージセンサにお
いて、原稿からの反射光をそのマイクロレンズアレイを
介して光導波路に入射させたときの要部断面図である図
12を用いて説明する。図12では、原稿の黒色部11
5からの反射光をその周囲に遮光部107が設けられた
マイクロレンズ101により集光し、その光108を光
導波路110に取り込んだときの様子を示している。と
ころが、このとき、原稿の黒色部115に隣接する白色
部116,116’から反射光も光117,117’の
ようにマイクロレンズ101に入射されてしまう。すな
わち、このような光導波路型イメージセンサでは、原稿
の読む取るべき黒色部115以外の情報も拾ってしま
い、その像が光導波路基板のクラッド部に入り迷光が発
生し、ノイズの原因となっていた。
【0009】さらに、特開平4−55871号公報に記
載されたマイクロレンズアレイでは、乱反射面により漏
れ光は低減させるが、それでも20%以上の光が透過し
てしまうという問題点があった。
載されたマイクロレンズアレイでは、乱反射面により漏
れ光は低減させるが、それでも20%以上の光が透過し
てしまうという問題点があった。
【0010】また、特開平2−39103号公報に記載
されたマイクロレンズアレイでは、漏れ光は特開平4−
55871号公報に記載されたマイクロレンズアレイよ
りも低減される。しかし、マイクロレンズのレンズ径が
100μm以下となるような非常に微細な構造の場合
(上記光導波路型イメージセンサにおいて200dpi
以上に相当)、マイクロレンズもそれらの間隔(ピッ
チ)も非常に微小であるため、遮光マスクの開口部分と
マイクロレンズの金型の位置合わせが非常に困難なもの
となっていた。
されたマイクロレンズアレイでは、漏れ光は特開平4−
55871号公報に記載されたマイクロレンズアレイよ
りも低減される。しかし、マイクロレンズのレンズ径が
100μm以下となるような非常に微細な構造の場合
(上記光導波路型イメージセンサにおいて200dpi
以上に相当)、マイクロレンズもそれらの間隔(ピッ
チ)も非常に微小であるため、遮光マスクの開口部分と
マイクロレンズの金型の位置合わせが非常に困難なもの
となっていた。
【0011】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであって、透明基板に複数のマイクロ
レンズが一次元又は二次元に配置されたマイクロレンズ
アレイにおいて、レンズ面を保護し、遮光部の形成が容
易なマイクロレンズアレイ及びマイクロレンズアレイの
製造方法、さらにはノイズの原因となる迷光を防止でき
る光導波路型イメージセンサを提供することを目的とし
ている。
めになされたものであって、透明基板に複数のマイクロ
レンズが一次元又は二次元に配置されたマイクロレンズ
アレイにおいて、レンズ面を保護し、遮光部の形成が容
易なマイクロレンズアレイ及びマイクロレンズアレイの
製造方法、さらにはノイズの原因となる迷光を防止でき
る光導波路型イメージセンサを提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、透明基板に一次元又は二次元
にマイクロレンズが複数配列されて成るマイクロレンズ
アレイにおいて、マイクロレンズアレイが透明基板に設
けれた凹部の内部に配置され、透明基板の凹部周辺の高
さがその内部に配置されたマイクロレンズより高くなる
ように構成している。
め、請求項1の発明では、透明基板に一次元又は二次元
にマイクロレンズが複数配列されて成るマイクロレンズ
アレイにおいて、マイクロレンズアレイが透明基板に設
けれた凹部の内部に配置され、透明基板の凹部周辺の高
さがその内部に配置されたマイクロレンズより高くなる
ように構成している。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、マイクロ
レンズアレイのレンズ面を保護することが可能となると
共に、不要なノイズ光の入射を防止するための遮光部を
容易に形成することができる。
レンズアレイのレンズ面を保護することが可能となると
共に、不要なノイズ光の入射を防止するための遮光部を
容易に形成することができる。
【0014】さらに、請求項2の発明では、上記のマイ
クロレンズアレイにおいて、凹部内部に複数のマイクロ
レンズを配置して構成している。
クロレンズアレイにおいて、凹部内部に複数のマイクロ
レンズを配置して構成している。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、微細な構
造のマイクロレンズアレイでも、容易に製造することが
可能となる。
造のマイクロレンズアレイでも、容易に製造することが
可能となる。
【0016】さらに、請求項3に記載の発明では、上記
のマイクロレンズアレイにおいて、透明基板の凹部周辺
に遮光部を設けて構成している。
のマイクロレンズアレイにおいて、透明基板の凹部周辺
に遮光部を設けて構成している。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、マイクロ
レンズアレへの不要なノイズ光の入射を防止することが
できる。
レンズアレへの不要なノイズ光の入射を防止することが
できる。
【0018】さらに、請求項4に記載の発明では、上記
のマイクロレンズアレイにおいて、遮光部として遮光膜
を設けて構成している。
のマイクロレンズアレイにおいて、遮光部として遮光膜
を設けて構成している。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、マイクロ
レンズアレへの不要なノイズ光の入射をより効率的に防
止することができる。
レンズアレへの不要なノイズ光の入射をより効率的に防
止することができる。
【0020】さらに、請求項5に記載の発明では、上記
のマイクロレンズアレイにおいて、凹部内部の側壁にも
遮光膜を設けて構成している。
のマイクロレンズアレイにおいて、凹部内部の側壁にも
遮光膜を設けて構成している。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、マイクロ
レンズアレへの不要なノイズ光の入射を更に効率的に防
止することができる。
レンズアレへの不要なノイズ光の入射を更に効率的に防
止することができる。
【0022】また、請求項6に記載の発明では、上記の
マイクロレンズアレイにおいて、遮光部として透明基板
の凹部周辺を粗面加工による乱反射面としている。
マイクロレンズアレイにおいて、遮光部として透明基板
の凹部周辺を粗面加工による乱反射面としている。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、不要なノ
イズ光の入射が防止可能なマイクロレンズアレイを容易
に製造できる。
イズ光の入射が防止可能なマイクロレンズアレイを容易
に製造できる。
【0024】また、請求項7に記載の発明では、請求項
4に記載のマイクロレンズアレイの製造方法であって、
透明基板の凹部が設けられた面に硬化性充填物を塗布し
て凹部をその硬化性充填物により充填し、スキージ法に
より余分な硬化性充填物を除去し、凹部内の硬化性充填
物を硬化させた後、透明基板の凹部が設けられた面に遮
光膜を形成し、その後に凹部内の硬化性充填物を除去す
ることとしている。
4に記載のマイクロレンズアレイの製造方法であって、
透明基板の凹部が設けられた面に硬化性充填物を塗布し
て凹部をその硬化性充填物により充填し、スキージ法に
より余分な硬化性充填物を除去し、凹部内の硬化性充填
物を硬化させた後、透明基板の凹部が設けられた面に遮
光膜を形成し、その後に凹部内の硬化性充填物を除去す
ることとしている。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、不要なノ
イズ光の入射が防止可能なマイクロレンズアレイを容易
に製造できる。
イズ光の入射が防止可能なマイクロレンズアレイを容易
に製造できる。
【0026】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項4に記載のマイクロレンズアレイの製造方法であっ
て、透明基板の凹部が設けられた面から斜め蒸着法によ
り遮光膜を形成することとしている。
求項4に記載のマイクロレンズアレイの製造方法であっ
て、透明基板の凹部が設けられた面から斜め蒸着法によ
り遮光膜を形成することとしている。
【0027】請求項8に記載の発明によれば、不要なノ
イズ光の入射が更に効率的に防止可能なマイクロレンズ
アレイを容易に製造できる。
イズ光の入射が更に効率的に防止可能なマイクロレンズ
アレイを容易に製造できる。
【0028】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項1から5のいずれか1項に記載のマイクロレンズア
レイと、そのマイクロレンズアレイにより集光された光
を導波する複数の光導波路が配置された光導波路基板
と、その光導波路により導波された光が入射されるCC
Dとから光導波路型イメージセンサを構成している。
求項1から5のいずれか1項に記載のマイクロレンズア
レイと、そのマイクロレンズアレイにより集光された光
を導波する複数の光導波路が配置された光導波路基板
と、その光導波路により導波された光が入射されるCC
Dとから光導波路型イメージセンサを構成している。
【0029】請求項9に記載の発明によれば、マイクロ
レンズアレイのレンズ面が保護されているマイクロレン
ズアレイを採用しているので、製造及び取り扱いが容易
な光導波路型イメージセンサを構成できる。また、請求
項3から5のいずれか1項に記載のマイクロレンズアレ
イを用いたものでは、原稿読み取り時のノイズの原因と
なる迷光を大幅に低減することが可能となるので、高性
能な光導波路型イメージセンサを実現できる。
レンズアレイのレンズ面が保護されているマイクロレン
ズアレイを採用しているので、製造及び取り扱いが容易
な光導波路型イメージセンサを構成できる。また、請求
項3から5のいずれか1項に記載のマイクロレンズアレ
イを用いたものでは、原稿読み取り時のノイズの原因と
なる迷光を大幅に低減することが可能となるので、高性
能な光導波路型イメージセンサを実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0031】〔第1の実施形態〕第1の実施形態のマイ
クロレンズアレイの概略構造について、その斜視図を示
す図1を用いて説明する。図1に示すように、このマイ
クロレンズアレイは、透明基板2に凹部3が設けられ、
その凹部3内部にマイクロレンズ1が配置され、透明基
板2の凹部3周辺の高さがその内部に配置されたマイク
ロレンズ1より高くなるように構成されている。本実施
形態では、材質としてポリメチルアクリレート(PMM
A)を用い、射出成型法により、長さ110mm、幅3
mmの透明基板2の片面に口径120μm深さ30μm
の凹部3が設けれ、その内部にレンズ径120μmのマ
イクロレンズ1が形成され、マイクロレンズ1及び凹部
3が865個一次元に配列された形状のものを作製し
た。これは、後述の光導波路型イメージセンサに用いた
場合、200dpi仕様に相当するものである。
クロレンズアレイの概略構造について、その斜視図を示
す図1を用いて説明する。図1に示すように、このマイ
クロレンズアレイは、透明基板2に凹部3が設けられ、
その凹部3内部にマイクロレンズ1が配置され、透明基
板2の凹部3周辺の高さがその内部に配置されたマイク
ロレンズ1より高くなるように構成されている。本実施
形態では、材質としてポリメチルアクリレート(PMM
A)を用い、射出成型法により、長さ110mm、幅3
mmの透明基板2の片面に口径120μm深さ30μm
の凹部3が設けれ、その内部にレンズ径120μmのマ
イクロレンズ1が形成され、マイクロレンズ1及び凹部
3が865個一次元に配列された形状のものを作製し
た。これは、後述の光導波路型イメージセンサに用いた
場合、200dpi仕様に相当するものである。
【0032】このマイクロレンズアレイは、図1に示す
ように、マイクロレンズ1が凹部3の内部に収納された
ような構成となっているので、マイクロレンズ1のレン
ズ面が保護され、非常に取り扱いが容易となる。
ように、マイクロレンズ1が凹部3の内部に収納された
ような構成となっているので、マイクロレンズ1のレン
ズ面が保護され、非常に取り扱いが容易となる。
【0033】次に、上記のマイクロレンズアレイへの遮
光膜の形成について、図2を用いて説明する。
光膜の形成について、図2を用いて説明する。
【0034】まず、図2(a)に示すようなマイクロレ
ンズ1が内部に配置された凹部3を充填するように、硬
化性充填物であるロウ(パラフィン)18を塗布する
(図2(b))。そして、図2(c)に示すように、図
中の矢印方向にスキージ材19で掃くことにより、凹部
3以外の部分の余分なロウ18を除去する。それから、
ロウ18を硬化させた後、マイクロレンズアレイのマイ
クロレンズ配置面の全面に、真空蒸着法によりAl薄膜
20を1000Å〜2000Å堆積させる(図2
(d))。その後、熱湯中で超音波洗浄を行うことによ
り、凹部3内にロウ18を取り除くと、図2(e)に示
すように、マイクロレンズアレイのマイクロレンズ配置
面の凹部3以外の部分、即ち凹部3周辺に遮光膜7が形
成されたものとなる。なお、熱湯による超音波洗浄でも
ロウが完全に除去できないことがあり、このような場合
には、テンペルを多く含んだ洗剤を用いれば、ロウを完
全に除去できることを確認している。
ンズ1が内部に配置された凹部3を充填するように、硬
化性充填物であるロウ(パラフィン)18を塗布する
(図2(b))。そして、図2(c)に示すように、図
中の矢印方向にスキージ材19で掃くことにより、凹部
3以外の部分の余分なロウ18を除去する。それから、
ロウ18を硬化させた後、マイクロレンズアレイのマイ
クロレンズ配置面の全面に、真空蒸着法によりAl薄膜
20を1000Å〜2000Å堆積させる(図2
(d))。その後、熱湯中で超音波洗浄を行うことによ
り、凹部3内にロウ18を取り除くと、図2(e)に示
すように、マイクロレンズアレイのマイクロレンズ配置
面の凹部3以外の部分、即ち凹部3周辺に遮光膜7が形
成されたものとなる。なお、熱湯による超音波洗浄でも
ロウが完全に除去できないことがあり、このような場合
には、テンペルを多く含んだ洗剤を用いれば、ロウを完
全に除去できることを確認している。
【0035】この方法によれば、マイクロレンズアレイ
が図1に示したような凹部3の底面にマイクロレンズ1
が配置された構造なので、容易に遮光膜を形成すること
ができる。
が図1に示したような凹部3の底面にマイクロレンズ1
が配置された構造なので、容易に遮光膜を形成すること
ができる。
【0036】この遮光膜7が形成されたマイクロレンズ
アレイを用いた光導波路型イメージセンサの概略構造
を、その斜視図である図3に示す。この光導波路型イメ
ージセンサは、マイクロレンズアレイのマイクロレンズ
1により読み取られた像が光導波路基板13の光導波路
10を通して縮小されCCD14に導かれる構成となっ
ており、従来のレンズによる縮小光学系を用いた縮小型
イメージセンサよりも装置の小型化及び薄型化が可能な
ものである。
アレイを用いた光導波路型イメージセンサの概略構造
を、その斜視図である図3に示す。この光導波路型イメ
ージセンサは、マイクロレンズアレイのマイクロレンズ
1により読み取られた像が光導波路基板13の光導波路
10を通して縮小されCCD14に導かれる構成となっ
ており、従来のレンズによる縮小光学系を用いた縮小型
イメージセンサよりも装置の小型化及び薄型化が可能な
ものである。
【0037】この光導波路型イメージセンサにおいて、
原稿からの反射光をマイクロレンズアレイを介して光導
波路に入射させたときの要部断面図を図4(a)に、そ
のときの光量レベルを図4(b)に示す。図4(a)に
示すように、原稿の白色部5及び黒色部6からの反射光
をマイクロレンズ1で集光させ、その光8を光導波路1
0に取り込んだとき、光導波路入射口での光量レベル及
びCCD14での光量レベルは図4(b)に示すように
なる。なお、ここで図4(b)の横軸は、図4(a)の
図面左右方向と対応させたものであり、即ち光導波路入
射口での光量レベルである実線11では図4(a)と同
寸法であるが、CCD14での光量レベルである点線1
2は実際には光導波路10により縮小されるのでそれを
図4(a)に対応させるように拡大したものである。
原稿からの反射光をマイクロレンズアレイを介して光導
波路に入射させたときの要部断面図を図4(a)に、そ
のときの光量レベルを図4(b)に示す。図4(a)に
示すように、原稿の白色部5及び黒色部6からの反射光
をマイクロレンズ1で集光させ、その光8を光導波路1
0に取り込んだとき、光導波路入射口での光量レベル及
びCCD14での光量レベルは図4(b)に示すように
なる。なお、ここで図4(b)の横軸は、図4(a)の
図面左右方向と対応させたものであり、即ち光導波路入
射口での光量レベルである実線11では図4(a)と同
寸法であるが、CCD14での光量レベルである点線1
2は実際には光導波路10により縮小されるのでそれを
図4(a)に対応させるように拡大したものである。
【0038】図4(a)に示すように、本実施形態のマ
イクロレンズアレイには遮光膜7が設けられているの
で、漏れ光9はほとんど発生しない。したがって、従来
の光導波路型イメージセンサの光導波路基板のクラッド
部で発生していた迷光を大幅に低減できる。これによ
り、図4(b)に示すように、光導波路入射口での光量
レベルが実線11のようになるのに対して、CCD14
での光量レベルは迷光がほとんど発生しないので点線1
2のようになる。すなわち、前述の図11(b)の従来
のものと比較して、光導波路基板のクラッド部の通る光
がほぼ遮断されているので、光導波路基板のコア/クラ
ッドのコントラストが大きく向上し、その結果CCD1
4で読み取る際の白黒コントラストも非常に高いものと
なった。
イクロレンズアレイには遮光膜7が設けられているの
で、漏れ光9はほとんど発生しない。したがって、従来
の光導波路型イメージセンサの光導波路基板のクラッド
部で発生していた迷光を大幅に低減できる。これによ
り、図4(b)に示すように、光導波路入射口での光量
レベルが実線11のようになるのに対して、CCD14
での光量レベルは迷光がほとんど発生しないので点線1
2のようになる。すなわち、前述の図11(b)の従来
のものと比較して、光導波路基板のクラッド部の通る光
がほぼ遮断されているので、光導波路基板のコア/クラ
ッドのコントラストが大きく向上し、その結果CCD1
4で読み取る際の白黒コントラストも非常に高いものと
なった。
【0039】〔第2の実施形態〕第2の実施形態とし
て、上記第1の実施形態の図1に示したようなマイクロ
レンズアレイに、透明基板2の凹部3周辺部及び凹部3
内部の側壁に遮光膜を設けた構成のものについて説明す
る。
て、上記第1の実施形態の図1に示したようなマイクロ
レンズアレイに、透明基板2の凹部3周辺部及び凹部3
内部の側壁に遮光膜を設けた構成のものについて説明す
る。
【0040】本実施形態で用いたマイクロレンズアレイ
は、凹部3の深さを60μmとしただけで、その他は上
記第1の実施形態のものと同様のものである。
は、凹部3の深さを60μmとしただけで、その他は上
記第1の実施形態のものと同様のものである。
【0041】まず、本実施形態での遮光膜の斜め蒸着法
を用いた形成について、図5を用いて説明する。図5
(a)に示すように、凹部3の深さが60μmのマイク
ロレンズアレイを、蒸着物22の蒸着方向に対して45
度傾けて、斜め蒸着法により、Al薄膜23を1000
〜2000Å堆積する。そして、図5(b)に示すよう
に、凹部3内部の側壁全面にAl薄膜が形成されるよう
に、マイクロレンズアレイの方向を変化させて、同様に
斜め蒸着法によりAl薄膜を形成する。本実施形態で
は、凹部3内部の側壁全面にAl薄膜が形成されるよう
に、マイクロレンズアレイを4方向からAl薄膜の蒸着
を行い、図5(c)に示すような凹部3の内壁21にも
遮光膜7が形成されたマイクロレンズアレイを作製し
た。
を用いた形成について、図5を用いて説明する。図5
(a)に示すように、凹部3の深さが60μmのマイク
ロレンズアレイを、蒸着物22の蒸着方向に対して45
度傾けて、斜め蒸着法により、Al薄膜23を1000
〜2000Å堆積する。そして、図5(b)に示すよう
に、凹部3内部の側壁全面にAl薄膜が形成されるよう
に、マイクロレンズアレイの方向を変化させて、同様に
斜め蒸着法によりAl薄膜を形成する。本実施形態で
は、凹部3内部の側壁全面にAl薄膜が形成されるよう
に、マイクロレンズアレイを4方向からAl薄膜の蒸着
を行い、図5(c)に示すような凹部3の内壁21にも
遮光膜7が形成されたマイクロレンズアレイを作製し
た。
【0042】次に、上記第1の実施形態と同様に本実施
形態のマイクロレンズアレイを用いた光導波路型イメー
ジセンサについて、原稿からの反射光をそのマイクロレ
ンズアレイを介して光導波路に入射させたときの要部断
面図である図6を用いて説明する。図6は、原稿の黒色
部15からの反射光を凹部の周囲面及び凹部内部の側壁
21に遮光膜7が設けられたマイクロレンズアレイのマ
イクロレンズ1により集光し、その光8を光導波路10
に取り込んだときの様子を示している。本実施形態のマ
イクロレンズアレイでは、凹部内部の側壁21にも遮光
膜7が形成されているので、前述の図12の従来のもの
と比較して、原稿の黒色部15に隣接する白色部16,
16’から反射光による光17,17’を大幅に低減で
きる。これにより、本実施形態のものでは、上記第1の
実施形態のものよりも、更に遮光性が向上し、マイクロ
レンズアレイでの漏れ光による迷光の発生を抑制でき、
ノイズが少ない高性能の光導波路型イメージセンサを構
成することができる。
形態のマイクロレンズアレイを用いた光導波路型イメー
ジセンサについて、原稿からの反射光をそのマイクロレ
ンズアレイを介して光導波路に入射させたときの要部断
面図である図6を用いて説明する。図6は、原稿の黒色
部15からの反射光を凹部の周囲面及び凹部内部の側壁
21に遮光膜7が設けられたマイクロレンズアレイのマ
イクロレンズ1により集光し、その光8を光導波路10
に取り込んだときの様子を示している。本実施形態のマ
イクロレンズアレイでは、凹部内部の側壁21にも遮光
膜7が形成されているので、前述の図12の従来のもの
と比較して、原稿の黒色部15に隣接する白色部16,
16’から反射光による光17,17’を大幅に低減で
きる。これにより、本実施形態のものでは、上記第1の
実施形態のものよりも、更に遮光性が向上し、マイクロ
レンズアレイでの漏れ光による迷光の発生を抑制でき、
ノイズが少ない高性能の光導波路型イメージセンサを構
成することができる。
【0043】〔第3の実施形態〕第3の実施形態は、上
記第1の実施形態の図1に示したようなマイクロレンズ
アレイにおいて、凹部3が形成された面の凹部3周辺の
凸部の面に粗面加工を施され、遮光部としての乱反射部
が形成されたものである。
記第1の実施形態の図1に示したようなマイクロレンズ
アレイにおいて、凹部3が形成された面の凹部3周辺の
凸部の面に粗面加工を施され、遮光部としての乱反射部
が形成されたものである。
【0044】本実施形態のマイクロレンズアレイは、射
出成型の金型作製時に、マスタの凹部周辺の凸部の面に
容易に粗面加工を施すことができ、このマスタを用いて
金型を作製すれば、容易に射出成型による形成の段階
で、凹部3の周囲の面に乱反射部を形成することができ
る。
出成型の金型作製時に、マスタの凹部周辺の凸部の面に
容易に粗面加工を施すことができ、このマスタを用いて
金型を作製すれば、容易に射出成型による形成の段階
で、凹部3の周囲の面に乱反射部を形成することができ
る。
【0045】本実施形態の遮光部である乱反射部は、上
記第1及び第2の実施形態の遮光部である遮光膜と比較
して、遮光性に関しては劣るものの、射出成型の1工程
で遮光部を備えたマイクロレンズアレイを作製すること
ができるので、量産性に優れている。
記第1及び第2の実施形態の遮光部である遮光膜と比較
して、遮光性に関しては劣るものの、射出成型の1工程
で遮光部を備えたマイクロレンズアレイを作製すること
ができるので、量産性に優れている。
【0046】なお、遮光部である乱反射部の形成は、射
出成型のよるマイクロレンズアレイの成型後、乱反射部
となるように、粗面加工を施しても良い。
出成型のよるマイクロレンズアレイの成型後、乱反射部
となるように、粗面加工を施しても良い。
【0047】〔第4の実施形態〕第4の実施形態とし
て、マイクロレンズアレイの単一の凹部内部に、複数の
マイクロレンズを配置したものについて説明する。本実
施形態の概略構造は、その斜視図を示す図7のように、
透明基板2’に凹部4が設けられ、その凹部4内部に複
数のマイクロレンズ1が配置され、透明基板2’の凹部
4周辺の高さがその内部に配置されたマイクロレンズ1
より高くなるように構成されている。本実施形態では、
材質としてポリメチルアクリレート(PMMA)を用
い、射出成型法により、長さ110mm、幅3mmの透
明基板2’の片面に、縦40μ、横103.8mm(4
0μm×2595)、深さ40μmの凹部4が設けれ、
その内部にレンズ径40μmのマイクロレンズ1が25
95個一次元に配列された形状のものを作製した。これ
は、後述の光導波路型イメージセンサに用いた場合、6
00dpi仕様に相当するものである。
て、マイクロレンズアレイの単一の凹部内部に、複数の
マイクロレンズを配置したものについて説明する。本実
施形態の概略構造は、その斜視図を示す図7のように、
透明基板2’に凹部4が設けられ、その凹部4内部に複
数のマイクロレンズ1が配置され、透明基板2’の凹部
4周辺の高さがその内部に配置されたマイクロレンズ1
より高くなるように構成されている。本実施形態では、
材質としてポリメチルアクリレート(PMMA)を用
い、射出成型法により、長さ110mm、幅3mmの透
明基板2’の片面に、縦40μ、横103.8mm(4
0μm×2595)、深さ40μmの凹部4が設けれ、
その内部にレンズ径40μmのマイクロレンズ1が25
95個一次元に配列された形状のものを作製した。これ
は、後述の光導波路型イメージセンサに用いた場合、6
00dpi仕様に相当するものである。
【0048】このマイクロレンズアレイは、図1に示す
ように、複数のマイクロレンズ1が凹部4の内部に収納
されたような構成となっているので、マイクロレンズ1
のレンズ面が保護され、非常に取り扱いが容易となる。
ように、複数のマイクロレンズ1が凹部4の内部に収納
されたような構成となっているので、マイクロレンズ1
のレンズ面が保護され、非常に取り扱いが容易となる。
【0049】次に、上記のマイクロレンズアレイへの遮
光膜の形成は、透明基板2’のマイクロレンズが形成さ
れた側の凹部4周辺の凸部分面に、スクリーン印刷法に
よりカーボンブラックを混入した紫外線硬化樹脂を塗布
した後、紫外線照射により硬化させた。紫外線硬化樹脂
の塗布の際、紫外線硬化樹脂が凹部4に入り込まないよ
うにするため、多少遮光膜が形成されない部分も残る
が、スケールが十分小さいので、実際には、十分に高い
遮光性を得ることができる。
光膜の形成は、透明基板2’のマイクロレンズが形成さ
れた側の凹部4周辺の凸部分面に、スクリーン印刷法に
よりカーボンブラックを混入した紫外線硬化樹脂を塗布
した後、紫外線照射により硬化させた。紫外線硬化樹脂
の塗布の際、紫外線硬化樹脂が凹部4に入り込まないよ
うにするため、多少遮光膜が形成されない部分も残る
が、スケールが十分小さいので、実際には、十分に高い
遮光性を得ることができる。
【0050】この遮光膜が形成されたマイクロレンズア
レイを用いた光導波路型イメージセンサの概略構造を、
その斜視図である図8に示す。この光導波路型イメージ
センサは、マイクロレンズアレイのマイクロレンズ1に
より読み取られた像が光導波路基板13の光導波路10
を通して縮小されCCD14に導かれる構成となってお
り、従来のレンズによる縮小光学系を用いた縮小型イメ
ージセンサよりも装置の小型化及び薄型化が可能なもの
である。
レイを用いた光導波路型イメージセンサの概略構造を、
その斜視図である図8に示す。この光導波路型イメージ
センサは、マイクロレンズアレイのマイクロレンズ1に
より読み取られた像が光導波路基板13の光導波路10
を通して縮小されCCD14に導かれる構成となってお
り、従来のレンズによる縮小光学系を用いた縮小型イメ
ージセンサよりも装置の小型化及び薄型化が可能なもの
である。
【0051】この光導波路型イメージセンサにおいて、
前述のように、遮光膜7’が形成されない部分も残る
が、スケールが十分小さいので、十分に遮光性は高く、
解像度の高い画像を得ることができた。本実施形態のマ
イクロレンズは、上記第1〜第3の実施形態のものよ
り、凹部の構造が単純であるので、レンズ径が非常に小
さいマイクロレンズアレイでも容易に作製可能なもので
ある。
前述のように、遮光膜7’が形成されない部分も残る
が、スケールが十分小さいので、十分に遮光性は高く、
解像度の高い画像を得ることができた。本実施形態のマ
イクロレンズは、上記第1〜第3の実施形態のものよ
り、凹部の構造が単純であるので、レンズ径が非常に小
さいマイクロレンズアレイでも容易に作製可能なもので
ある。
【0052】なお、図1〜図8は概念的に図示したもの
であり、凹部やマイクロレンズの数については実際には
多数アレイ化されるものである。
であり、凹部やマイクロレンズの数については実際には
多数アレイ化されるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
透明基板に一次元又は二次元にマイクロレンズが複数配
列されて成るマイクロレンズアレイにおいて、マイクロ
レンズアレイが透明基板に設けれた凹部の内部に配置さ
れ、透明基板の凹部周辺の高さがその内部に配置された
マイクロレンズより高くなるように構成しているので、
マイクロレンズ以外の部分への遮光膜等の遮光部形成が
容易に可能となる。さらに、レンズ部が直接他のものと
接触し難くなり、レンズ面に傷が付くことを防止でき、
取り扱いが容易になる。
透明基板に一次元又は二次元にマイクロレンズが複数配
列されて成るマイクロレンズアレイにおいて、マイクロ
レンズアレイが透明基板に設けれた凹部の内部に配置さ
れ、透明基板の凹部周辺の高さがその内部に配置された
マイクロレンズより高くなるように構成しているので、
マイクロレンズ以外の部分への遮光膜等の遮光部形成が
容易に可能となる。さらに、レンズ部が直接他のものと
接触し難くなり、レンズ面に傷が付くことを防止でき、
取り扱いが容易になる。
【0054】また、本発明のマイクロレンズアレイは、
射出成型等により、非常に低コストでの作製が可能なも
のであり、光導波路型イメージセンサを構成する高分子
光導波路基板との一体射出形成が可能である。
射出成型等により、非常に低コストでの作製が可能なも
のであり、光導波路型イメージセンサを構成する高分子
光導波路基板との一体射出形成が可能である。
【0055】また、本発明の遮光膜を設けたマイクロレ
ンズアレイによれば、マイクロレンズアレイのレンズ側
に入射される余分な光を遮光できるので、ノイズの原因
となる漏れ光や迷光等のノイズ光の発生を防止すること
ができる。
ンズアレイによれば、マイクロレンズアレイのレンズ側
に入射される余分な光を遮光できるので、ノイズの原因
となる漏れ光や迷光等のノイズ光の発生を防止すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施形態のマイクロレンズアレ
イの概略構造を示す斜視図である。
イの概略構造を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態のマイクロレンズアレイへの遮
光膜の形成工程を説明するための概略断面図である。
光膜の形成工程を説明するための概略断面図である。
【図3】第1の実施形態のマイクロレンズアレイを用い
た光導波路型イメージセンサの概略構造を示す斜視図で
ある。
た光導波路型イメージセンサの概略構造を示す斜視図で
ある。
【図4】(a)は第1の実施形態のマイクロレンズアレ
イを用いた光導波路型イメージセンサにおいて原稿から
の反射光をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入
射させたときの要部断面図であり、(b)はそのときの
光量レベルを示す図である。
イを用いた光導波路型イメージセンサにおいて原稿から
の反射光をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入
射させたときの要部断面図であり、(b)はそのときの
光量レベルを示す図である。
【図5】第2の実施形態のマイクロレンズアレイへの遮
光膜の形成工程を説明するための概略断面図である。
光膜の形成工程を説明するための概略断面図である。
【図6】第2の実施形態のマイクロレンズアレイを用い
た光導波路型イメージセンサにおいて原稿からの反射光
をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入射させた
ときの要部断面図である。
た光導波路型イメージセンサにおいて原稿からの反射光
をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入射させた
ときの要部断面図である。
【図7】第4の実施形態のマイクロレンズアレイの概略
構造を示す斜視図である。
構造を示す斜視図である。
【図8】第4の実施形態のマイクロレンズアレイを用い
た光導波路型イメージセンサの概略構造を示す斜視図で
ある。
た光導波路型イメージセンサの概略構造を示す斜視図で
ある。
【図9】従来のマイクロレンズアレイの概略構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】第1の実施形態のマイクロレンズアレイを用
いた光導波路型イメージセンサの概略構造を示す斜視図
である。
いた光導波路型イメージセンサの概略構造を示す斜視図
である。
【図11】(a)は従来のマイクロレンズアレイを用い
た光導波路型イメージセンサにおいて原稿からの反射光
をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入射させた
ときの要部断面図であり、(b)はそのときの光量レベ
ルを示す図である。
た光導波路型イメージセンサにおいて原稿からの反射光
をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入射させた
ときの要部断面図であり、(b)はそのときの光量レベ
ルを示す図である。
【図12】従来の遮光膜を備えたマイクロレンズアレイ
を用いた光導波路型イメージセンサにおいて原稿からの
反射光をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入射
させたときの要部断面図である。
を用いた光導波路型イメージセンサにおいて原稿からの
反射光をマイクロレンズアレイを介して光導波路に入射
させたときの要部断面図である。
1 マイクロレンズ 2 透明基板 3,4 凹部 7,7’ 遮光膜 10 光導波路(コア部) 13 光導波路基板 14 CCD 18 硬化性充填物(ロウ) 19 スキージ材 20,23 Al薄膜 21 凹部内部側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 6/42 H04N 5/335 V H01L 27/14 G02B 6/12 Z H04N 5/335 H01L 27/14 D // B29K 105:32 (72)発明者 片岡 照幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 透明基板に一次元又は二次元にマイクロ
レンズが複数配列されて成るマイクロレンズアレイにお
いて、 前記マイクロレンズアレイが前記透明基板に設けれた凹
部の内部に配置され、前記透明基板の凹部周辺の高さが
その内部に配置されたマイクロレンズより高くなるよう
に構成されたことを特徴とするマイクロレンズアレイ。 - 【請求項2】 前記凹部内部に複数のマイクロレンズが
配置されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ
レンズアレイ。 - 【請求項3】 前記透明基板の凹部周辺に遮光部が設け
られたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマイク
ロレンズアレイ。 - 【請求項4】 前記遮光部として遮光膜が設けられたこ
とを特徴とする請求項3に記載のマイクロレンズアレ
イ。 - 【請求項5】 前記凹部内部の側壁にも遮光膜が設けら
れたことを特徴とする請求項4に記載のマイクロレンズ
アレイ。 - 【請求項6】 前記遮光部として前記透明基板の凹部周
辺が粗面加工による乱反射面となっていることを特徴と
する請求項3に記載のマイクロレンズアレイ。 - 【請求項7】 請求項4に記載のマイクロレンズアレイ
の製造方法であって、 透明基板の凹部が設けられた面に硬化性充填物を塗布し
て凹部を該硬化性充填物により充填し、スキージ法によ
り余分な硬化性充填物を除去し、前記凹部内の硬化性充
填物を硬化させた後、前記透明基板の凹部が設けられた
面に遮光膜を形成し、その後に前記凹部内の硬化性充填
物を除去することを特徴とするマイクロレンズアレイの
製造方法。 - 【請求項8】 請求項4に記載のマイクロレンズアレイ
の製造方法であって、 透明基板の凹部が設けられた面から斜め蒸着法により遮
光膜を形成することを特徴とするマイクロレンズアレイ
の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
マイクロレンズアレイと、該マイクロレンズアレイによ
り集光された光を導波する複数の光導波路が配置された
光導波路基板と、該光導波路により導波された光が入射
されるCCDとから構成される光導波路型イメージセン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9029942A JPH10225995A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | マイクロレンズアレイ、その製造方法、及び光導波路型イメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9029942A JPH10225995A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | マイクロレンズアレイ、その製造方法、及び光導波路型イメージセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10225995A true JPH10225995A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12290047
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP9029942A Pending JPH10225995A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | マイクロレンズアレイ、その製造方法、及び光導波路型イメージセンサ |
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Country | Link |
---|---|
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